JP4935729B2 - ボール型等速ジョイント - Google Patents
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Description
軸方向一方に開口部を備える筒状からなり、内周面に外輪ボール溝が複数形成された外輪と、
前記外輪の内側に配置され、外周面に内輪ボール溝が複数形成された内輪と、
それぞれの前記外輪ボール溝および前記内輪ボール溝を転動し、前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達する複数のボールと、
環状からなり、前記外輪と前記内輪との間に配置され、周方向に前記ボールをそれぞれ収容する複数の窓部が形成された保持器と、
を備えるボール型等速ジョイントにおいて、
前記外輪ボール溝を転動する際の前記ボールの中心軌跡は、前記外輪の軸心から径方向外側に向かって前記外輪ボール溝を見た場合に、前記外輪ボール溝の一端から他端に亘って周方向に湾曲するU字状に形成され、
前記内輪ボール溝を転動する際の前記ボールの中心軌跡は、前記内輪の径方向外側から軸心に向かって前記内輪ボール溝を見た場合に、前記内輪ボール溝の一端から他端に亘って周方向に湾曲するU字状に形成され、
前記外輪ボール溝の前記U字状の開口側と、前記内輪を前記外輪の内側に配置した状態における前記内輪ボール溝の前記U字状の前記開口側とが、周方向の同方向に向いていることを特徴とする。
前記ボールが前記外輪の前記開口部側に位置する場合に、当該ボールが位置する部位における前記外輪ボール溝のピッチ円半径と前記内輪ボール溝のピッチ円半径との差は、ジョイント角が0degの場合に前記ボールが位置する部位における前記差より大きく設定されている。
20:外輪、 21:連結軸、 22:最内周面、 23:外輪ボール溝
30:内輪、 31:最外周面、 32:内輪ボール溝、 33:内周スプライン
40:ボール、 50:保持器、 53:窓部
Claims (10)
- 軸方向一方に開口部を備える筒状からなり、内周面に外輪ボール溝が複数形成された外輪と、
前記外輪の内側に配置され、外周面に内輪ボール溝が複数形成された内輪と、
それぞれの前記外輪ボール溝および前記内輪ボール溝を転動し、前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達する複数のボールと、
環状からなり、前記外輪と前記内輪との間に配置され、周方向に前記ボールをそれぞれ収容する複数の窓部が形成された保持器と、
を備えるボール型等速ジョイントにおいて、
前記外輪ボール溝を転動する際の前記ボールの中心軌跡は、前記外輪の軸心から径方向外側に向かって前記外輪ボール溝を見た場合に、前記外輪ボール溝の一端から他端に亘って周方向に湾曲するU字状に形成され、
前記内輪ボール溝を転動する際の前記ボールの中心軌跡は、前記内輪の径方向外側から軸心に向かって前記内輪ボール溝を見た場合に、前記内輪ボール溝の一端から他端に亘って周方向に湾曲するU字状に形成され、
前記外輪ボール溝の前記U字状の開口側と、前記内輪を前記外輪の内側に配置した状態における前記内輪ボール溝の前記U字状の前記開口側とが、周方向の同方向に向いていることを特徴とするボール型等速ジョイント。 - 前記外輪ボール溝および前記内輪ボール溝の前記U字状は、ジョイント角0degの場合に、前記ボールの中心がそれぞれの前記U字状の開口側から周方向に最も離間した底部に位置するように設定される請求項1に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記ボールが前記外輪の前記開口部側に位置する場合に、当該ボールが位置する部位における前記外輪ボール溝のピッチ円半径と前記内輪ボール溝のピッチ円半径との差は、ジョイント角が0degの場合に前記ボールが位置する部位における前記差より大きく設定されている請求項1または2に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記ボールが前記外輪の前記開口部とは反対側に位置する状態からジョイント角が0degの状態までの間、前記差は一定に設定されている請求項3に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記U字状の開口側は、前記内輪から前記外輪にトルクが伝達される場合における主たる回転方向に向いている請求項1〜4の何れか一項に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記内輪から前記外輪にトルクが伝達される場合における前記主たる回転方向と反対側の前記外輪ボール溝と前記ボールとの第二の接触角は、前記主たる回転方向側における前記外輪ボール溝と前記ボールとの第一の接触角より小さく設定されている請求項5に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記内輪から前記外輪にトルクが伝達される場合における前記主たる回転方向側の前記内輪ボール溝と前記ボールとの第四の接触角は、前記主たる回転方向と反対側における前記内輪ボール溝と前記ボールとの第三の接触角より小さく設定されている請求項5または6に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記U字状の開口側は、前記外輪から前記内輪にトルクが伝達される場合における主たる回転方向の逆側に向いている請求項1〜4の何れか一項に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記外輪から前記内輪にトルクが伝達される場合における前記主たる回転方向側の前記外輪ボール溝と前記ボールとの第二の接触角は、前記主たる回転方向の反対側における前記外輪ボール溝と前記ボールとの第一の接触角より小さく設定されている請求項8に記載のボール型等速ジョイント。
- 前記外輪から前記内輪にトルクが伝達される場合における前記主たる回転方向と反対側の前記内輪ボール溝と前記ボールとの第四の接触角は、前記主たる回転方向側における前記内輪ボール溝と前記ボールとの第三の接触角より小さく設定されている請求項8または9に記載のボール型等速ジョイント。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008069748A JP4935729B2 (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | ボール型等速ジョイント |
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