JP4934592B2 - 転動体ねじ装置及びその組立方法 - Google Patents

転動体ねじ装置及びその組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、ねじ軸とナットとの間に転がり運動可能に転動体を介在させた転動体ねじ装置及びその組立方法に関する。
ねじ軸とナットとの間に転がり運動可能にボールを介在させたボールねじは、すべり接触するねじに比べて、ナットに対してねじ軸を回転させる際の摩擦係数を低減できるので、工作機械の位置決め機構、自動車のステアリング、案内装置、運動用ねじ等の様々な分野で実用化されている。このボールねじは、ねじ軸の螺旋状のボール転走溝とナットの負荷ボール転走溝とを同一位置に合わせ、それで生じた溝の中に複数のボールを入れ、ナットにボールを循環させるための循環部材を設けたものである。ナットの負荷ボール転走溝の一端まで転がったボールは、循環部材内に掬い上げられ、循環部材を通過した後、数巻き手前の負荷ボール転走溝の他端に戻される。
ボールねじのボールの循環方式には、リターンパイプ式とエンドキャップ式とがある。リターンパイプ式のボールねじは、図12に示されるように、ボールの循環にリターンパイプ1を使用する。ボール4はリターンパイプ1によりねじ軸3の外周から掬い上げられ、リターンパイプ1の中を通り元の位置に戻る。リターンパイプ1はナット本体の側面側からナット本体に取り付けられる。その際、リターンパイプ1の一対の脚部はナット本体2の側面に開けた穴2aに差し込まれる。
図13に示されるように、ボール4を円滑に循環させるために、ねじ軸の外周を転がるボール4を、ボール4の螺旋状の循環軌道の接線方向に且つリード角方向に掬い上げることがある。そうすると、リターンパイプ1の一対の脚部1aが図中(B)に示される側面からみて逆ハの字になる。この場合、リターンパイプ1の脚部1aとナット本体2の穴2aとの干渉を避けるためには、ナット本体2の側面に長穴2aを開ける必要があり、脚部1aの周囲に遊びが生じ易い。この現象はねじ軸3のリードが大きくなると顕著に現れる。リターンパイプの脚部をねじ軸のリードに合せて傾けた例については、この他にも例えば特許文献1に記載されている。
他方、エンドキャップ式のボールねじは、図14に示されるように、ねじ軸5の外周を転がるボール6を、ナット本体7の端面に取り付けたエンドキャップ8で掬い上げ、ナット本体7の内部を通過させた後、反対側の端面に取り付けたエンドキャップ8からねじ軸の外周に戻す(例えば特許文献2参照)。エンドキャップ式のボールねじでは、ナット本体7の両端に取り付けたエンドキャップ8に、ボールを掬い上げる掬上げ部及び方向転換路9が形成される。したがって、大リードのボールねじであっても、リターンパイプを使用した場合のように、リターンパイプの脚部の周囲に遊びが生じることがない。
特開平3−121341号公報 国際公開第WO03/21133A1号パンフレット
しかし、エンドキャップ式のボールねじにあっては、循環部材が、ナット本体とその両端に設けたエンドキャップからなる三部材から構成されるので、リターンパイプ式のボールねじと比較して、部品点数が多くなる、三部材の繋ぎ部分でボールの乗り継ぎが二箇所生じて段差ができる確率が増える、という短所がある。しかも、ナット本体にボールが移動する通路を設ける必要があるので、ナット本体の外形が大きくなり易い。
そこで、本発明は、エンドキャップ式のボールねじとリターンパイプ式のボールねじの長所を併せ持ち、これらの方式のボールねじの中間の新たなカテゴリーに属する転動体ねじ装置を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでない。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外周面に螺旋状の転動体転走溝(18a)が形成されるねじ軸(18)と、内周面に前記ねじ軸(18)の前記転動体転走溝(18a)に対向する螺旋状の負荷転動体転走溝(14b)が形成されるナット本体(14)と、前記ねじ軸(18)の前記転動体転走溝(18a)と前記ナット本体(14)の前記負荷転動体転走溝(14b)との間に介在される複数の転動体(19)と、前記ナット本体(14)の前記負荷転動体転走溝(14b)の一端まで転がった転動体(19)を掬い上げ、前記負荷転動体転走溝(14b)の他端に戻す循環部材(13)と、を備える転動体ねじ装置において、前記循環部材(13)は、その一端に前記転動体(19)を掬い上げる掬上げ部(20)が形成されると共に曲線状に伸びる方向転換路を有する第一及び第二のパイプ(11,12)からなる二部材で構成され、前記第一のパイプ(11)は、前記ナット本体(14)の軸線方向の一方の端面(14a)に取り付けられ、前記第二のパイプ(12)は、前記ナット本体(14)の軸線方向の残りの端面(14a)に取り付けられ、前記第一のパイプ(11)は、前記ナット本体(14)の軸線方向の一方の端面(14a)に形成された切欠き(15)に嵌められ、前記第二のパイプ(12)は、前記ナット本体(14)の軸線方向の残りの端面(14a)に形成された切欠き(15)に嵌められ、前記ナット本体(14)の側面には、前記ナット本体(14)の両端面に形成された前記切欠き(15)に繋がる側面溝(16)が形成され、前記側面溝(16)に嵌められた前記第一及び前記第二のパイプ(11,12)が前記ナット本体(14)から露出することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の転動体ねじ装置において、前記転動体ねじ装置はさらに、前記ナット本体(14)の軸線方向の端面(14a)に取り付けられる本体部(21a)と、前記第一又は前記第二のパイプ(11,12)の形状に合わせた突出部(21b)と、を有して、前記第一又は前記第二のパイプ(11,12)を前記ナット本体(14)の端面側から押さえる一対の第一の押え部材(21)と、前記ナット本体(14)の側面に取り付けられ、前記第一及び前記第二のパイプ(11,12)を前記ナット本体(14)の側面側から前記第一及び第二のパイプ(11,12)の合せ面の位置にて押さえる第二の押え部材(22)と、を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の転動体ねじ装置において、前記第一及び前記第二のパイプ(11,12)との合せ面は、前記第一及び前記第二のパイプ(11,12)の中心線を含む平面内の第一の合せ面(11c、12c)と、前記中心線の方向に互いに位置がずれると共に前記平面に対して互いに反対側に設けられる第二及び第三の合せ面(11e,11d,12d,12e)と、からなることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ねじ軸(18)の外周面の螺旋状の転動体転走溝(18a)と、ナット本体(14)の内周の螺旋状の負荷転動体転走溝(14b)との間に転動体(19)を介在させ、循環部材(13)により前記ナット本体(14)の前記負荷転動体転走溝(14b)の一端まで転がった転動体(19)を掬い上げ、前記負荷転動体転走溝(14b)の他端に戻す転動体ねじ装置を組み立てる転動体ねじ装置の組立方法において、前記循環部材(13)を、その一端に前記転動体(19)を掬い上げる掬上げ部(20)が形成されると共に曲線状に曲げられた方向転換路を有する第一及び第二のパイプ(11,12)からなる二部材で構成し、前記第一のパイプ(11)を、前記ナット本体(14)の軸線方向の一方の端面(14a)に向かって移動させて、前記ナット本体(14)の軸線方向の一方の端面(14a)に形成された切欠き(15)に嵌めると共に、前記ナット本体(14)の側面に形成され、前記ナット本体(14)の軸線方向の一方の端面(14a)に繋がる側面溝(16)に嵌める工程と、前記第二のパイプ(12)を、前記ナット本体(14)の軸線方向の残りの端面(14a)に向かって移動させて、前記残りの端面(14a)に形成された切欠き(15)に嵌めると共に、前記ナット本体(14)の軸線方向の残りの端面(14a)に形成された切欠き(15)に繋がる前記側面溝(16)に嵌める工程と、押え部材(21,22)により前記第一及び前記第二のパイプ(11,12)を前記ナット本体(14)に押さえる工程と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第一及び第二のパイプをナット本体の端面に取り付けるので、ナット本体の側面側からリターンパイプを嵌めるリターンパイプ式のボールねじに比べて第一及び第二のパイプの周囲に遊びが生じ難い。しかも、循環部材が第一及び第二のパイプの二部材から構成されているので、従来のエンドキャップ方式のボールねじよりも部品点数を少なくし、最小の乗り継ぎで転動体を移動させることができる。さらに、ナット本体の外形を小さくすることができる。
請求項に記載の発明によれば、第一及び第二のパイプの合せ面で両者を位置決めすることができる。
請求項に記載の発明によれば、第一及び第二の押え部材により第一及び第二のパイプをナット本体に取り付けることができる。そして、第一の押え部材に第一及び第二のパイプの形状に合わせた突出部を設けているので、第一及び第二のパイプの周囲に遊びを生じさせない。
請求項に記載の発明によれば、第一及び第二のパイプをナット本体の端面に取り付けた後、押え部材で第一及び第二のパイプを押さえるだけで、第一及び第二のパイプをナット本体に装着することができるので、組み立て性が向上する。また、第一及び第二のパイプをナット本体の端面に取り付けるので、ナット本体の側面側からリターンパイプを嵌めるリターンパイプ式のボールねじに比べて第一及び第二のパイプの周囲に遊びが生じ難い。しかも、循環部材が第一及び第二のパイプの二部材から構成されているので、従来のエンドキャップ方式のボールねじよりも部品点数を少なくし、最小の乗り継ぎで転動体を移動させることができる。さらに、ナット本体の外形を小さくすることができる。
本発明の一実施形態におけるボールねじの斜視図。 上記ボールねじの分解斜視図。 第一及び第二のパイプの斜視図。 第一及び第二のパイプの平面図。 ボールねじの正面図。 ボールねじの側面図。 ナット本体の内径側からみた第一のパイプの脚部を示す斜視図。 ねじ軸の軸線方向からみた脚部の傾きを示す図。 ねじ軸の側面方向からみた脚部の傾きを示す図。 第一の押え部材の詳細図。 第二の押え部材の詳細図。 従来のリターンパイプ式のボールねじを示す斜視図。 従来のリターンパイプ式のボールねじのボールの循環を示す図(図中(A)はねじ軸の軸線方向からみた状態を示し、図中(B)はねじ軸の側方からみた状態を示す)。 従来のエンドキャップ式のボールねじを示す断面図。
符号の説明
11…第一のパイプ(循環部材)
12…第二のパイプ(循環部材)
11a…第一のパイプの脚部
12a…第二のパイプの脚部
11c,12c…第一の合せ面
11d,12d…第二の合せ面
11e,12e…第三の合せ面
13…循環部材
14…ナット本体
14a…端面
14b…負荷ボール転走溝(負荷転動体転走溝)
15…切欠き
16…側面溝
18a…ボール転走溝
18…ねじ軸
19…ボール(転動体)
20…掬上げ部
21…第一の押え部材
21a…本体部
21b…突出部
22…第二の押え部材
以下に添付図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態における転動体ねじ装置としてのボールねじの斜視図を示し、図2はボールねじの分解斜視図を示す。本実施形態のボールねじは、リターンパイプ式のボールねじとエンドキャップ式のボールねじの中間の新たなカテゴリーに属する。それゆえ、まず本実施形態のボールねじの概略を、リターンパイプ式のボールねじ、エンドキャップ式のボールねじと比較して説明する。
本実施形態のボールねじは、外見上はパイプが露出して見えるので、リターンパイプ式のボールねじに近い。リターンパイプ式のボールねじでは、リターンパイプの脚部をナット本体の側面に空けた長穴に挿入するので、脚部の周囲に遊びが生じてしまう。これに対して、本実施形態のボールねじは、循環部材13を長さ方向に二分割された第一のパイプ11及び第二のパイプ12で構成し、第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aをナット本体14の両端面14aに形成された切欠き15に嵌め込んでいる。切欠き15は、ナット本体14の端面14aからエンドミルなどにより、リード角に合わせて傾けた第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aが隙間なく嵌まる形状に形成される。第一及び第二のパイプ11,12は、ナット本体14の側面側からではなく、ナット本体14の両端面14a側から切欠き15に嵌められる。さらに、ナット本体14の側面にはエンドミルなどで軸線方向に伸びる側面溝16が形成される。この側面溝16は、ナット本体14の端面14aの切欠きに繋がる。側面溝16には、第一及び第二のパイプ11,12の直線部11b,12bが嵌まる。
他方、エンドキャップ式のボールねじは、ナット本体の両端に一対のエンドキャップを取り付けたボールねじである。循環部材は、一方のエンドキャップに設けられた方向転換させる部分と、ナット本体に設けられた直線部分と、反対側のエンドキャップに設けられた方向転換させる部分との合計三部材で構成される。これに対して、本実施形態のボールねじは、循環部材を第一及び第二のパイプ11,12の二部材から構成し、これら第一及び第二のパイプ11,12をナット本体14から露出させている点にその特徴がある。
次に、ボールねじの各部の構造を詳細に説明する。図1及び図2に示されるように、ボールねじは、外周面に螺旋状のボール転走溝18aが形成されたねじ軸18と、内周面にボール転走溝18aに対向する螺旋状の負荷ボール転走溝14bが形成されるナット本体14とを備える。ねじ軸18のボール転走溝18aとナット本体14の負荷ボール転走溝14bとの間の負荷転走路Aには、複数のボール19が転がり運動可能に配列される。ボール19間にはボール19同士の接触を防止する間座24が介在される(図8,9参照)。
ねじ軸の外周には所定のリードを有する螺旋状のボール転走溝18aが形成される。ねじ軸18の断面形状は、例えば二つの円弧を組み合わせたゴシックアーチ溝形状等に形成される。ボール転走溝18aの条数は一条、二条、三条等様々に設定することができる。勿論、ボール転走溝を複数条にしたときは、循環部材もボール転走溝の条数と等しい複数個必要になる。
ナット本体14の内周面には、ねじ軸18のボール転走溝18aに対向する螺旋状の負荷ボール転走溝14bが形成される(図7参照)。負荷ボール転走溝14bの断面形状も、ねじ軸18のボール転走溝18aの断面形状と同様に、例えば2つの円弧を組み合わせたゴシックアーチ溝形状等に形成される。
ナット本体14の負荷ボール転走溝14bの一端まで転がった複数のボール19を循環させるために、ナット本体14には循環部材13が取り付けられる。循環部材13は、負荷ボール転走溝14bの一端と他端を接続する戻し通路を有し、負荷ボール転走溝14bの一端まで転がった複数のボール19(図8参照)を掬い上げ、戻し通路を経由させた後、数巻き手前の負荷ボール転走溝14bの他端に戻す。この循環部材13は、長さ方向に二分割された第一及び第二のパイプ11,12から構成される。
図3及び図4は、第一及び第二のパイプ11,12を示す。第一及び第二のパイプ11,12の各々は、L字状に折り曲げられていて、直線部11b,12bと脚部11a,12aとを有する。直線部11b,12b内には直線通路が形成される。そして、直線部の先端には、第一及び第二のパイプ11,12を接合するための合せ面がある。この合せ面は、第一及び第二のパイプ11,12の中心線を含む平面内の第一の合せ面11c,12cと、中心線の方向に互いに位置がずれると共に当該平面に対して互いに反対側に設けられる第二の合せ面11d,12d、第三の合せ面11e,12eと、からなる。合せ面には段差が付けられている。一方、脚部11a,12aには、直線通路に連続して曲線状に伸びる方向転換路が形成される。脚部11a,12aの先端には、ボール19を掬い上げる掬上げ部20が設けられる。これら第一及び第二のパイプ11,12は、金属製のパイプを折り曲げることで製造されてもよいし、樹脂を射出成形することで製造されてもよい。射出成形で製造する場合、第一及び第二のパイプ11,12の各々はその中心線を含んだ分割面で分割される。
図5及び図6は、ナット本体14に取り付けられた第一及び第二のパイプ11,12を示す。第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aは、ナット本体14の端面14aの切欠き15に嵌められる。そして、第一及び第二のパイプ11,12の直線部11b,12bは、ナット本体14の側面の側面溝16に嵌められる。図5に示されるように、ねじ軸18の軸線方向からみて、第一のパイプ11の脚部11aの中心線C1はボールねじの上下方向の中心線C2に対して所定角度傾けられる。一方、裏側の第二のパイプ12の脚部12aの中心線は第一のパイプ11と反対方向に同じ角度傾けられる。
図6の二点鎖線は、従来のエンドキャップ式のボールねじで必要とされるナット本体の外径を示す。エンドキャップ方式のボールねじでは、ナット本体の内周の負荷ボール転走溝とナット本体の外径との間にボールが通る貫通穴が設けられるので、ナット本体に負荷ボール転走溝やナット本体の外径が破れない肉厚を確保する必要がある。よって、最低でもボールの直径の肉厚がなければならず、エンドキャップ式のボールねじの外径の小型化には限界がある。これに対し、本実施形態のボールねじでは、ナット本体14の側面溝16内に第一及び第二のパイプ11,12を嵌め、これら第一及び第二のパイプ11,12をナット本体14から露出させているので、第一及び第二のパイプ11,12がナット本体14の外径から飛び出ている分、ナット本体14の外径を小さくすることができる。
図7は、ナット本体14の内径側からみた第一のパイプ11の脚部11aを示す。脚部11aには、ねじ軸18のボール転走溝18a内に突出する掬上げ部20が設けられる。この掬上げ部20がねじ軸18のボール転走溝18aを転がるボール19を掬い上げ、脚部11a内へと導く。なお、掬上げ部20は、ねじ軸18のボール転走溝18a内へ突出しないタイプの所謂舟底掬いタイプでもよい。舟底掬いタイプは、溝の両側の縁でボール19を徐々に抱え込みながら掬い上げる。
図8はねじ軸の軸線方向からみた脚部11aの傾きを示し、図9ねじ軸の側面方向からみた脚部11aの傾きを示す。脚部11aは、図8に示されるように、ねじ軸18の周囲を転がるボール循環軌道の接線方向に配置され、且つ図9に示されるように、リード角方向に配置される。この配置によりボール19をその進行方向に掬い上げることができ、ボール19から脚部11aに無理な力がかかることがない。また、図9に示されるように、切欠きの底面15aは、第1及び第2のパイプ11,12の脚部11a,12aがボール循環軌道の接線方向に且つリード角方向に配置されるように、リード角と合致した角度だけねじ軸18に垂直な断面から傾斜して形成される。
図1及び図2に示されるように、第一及び第二のパイプ11,12は、ナット本体14の端面14aに取り付けられる一対の第一の押え部材21と、ナット本体14の側面に取り付けられる第二の押え部材22によりナット本体に固定される。第一の押え部材21は、第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aを押さえ、第二の押え部材22は、第一及び第二のパイプ11,12の直線部11b,12bの合わせ部分を押さえる。
図10は、第一の押え部材21の詳細図を示す。第一の押え部材21は、ナット本体14の端面14aに取り付けられるリング状の本体部21aと、本体部21aから突出する突出部21bとを有する。突出部21bは、切欠き15に嵌められた第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aの周囲に隙間がでないように、脚部11a,12aの外形形状に一致する。すなわち、第一の押え部材21は、例えば樹脂成形により、その突出部21bが第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aの形状に合わせて肉を逃がして製造される。このため、第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aは、周囲に遊びがない状態でナット本体14に固定される。第一の押え部材21は、ボルト等の締結手段によりナット本体14に固定される。図11は、第二の押え部材22の詳細図を示す。第二の押え部材22は、中央がU字状に曲げられた止めバンドからなる。第二の押え部材22は、ナット本体14の側面の平坦な切欠き面14cに取り付けられる。
ナット本体14の端面14aには、必要に応じて第一の押え部材を覆うカバーが取り付けられてもよい。そして、このカバーに、ねじ軸18に付着する異物を除去し、またナット本体14の内部から潤滑剤が漏れるのを防止するためのシールを組み込んでもよい。
次に、本実施形態のボールねじの組立方法を説明する。まず、ボール転走溝18aが形成されたねじ軸18と、負荷ボール転走溝14b及び切欠き15が形成されたナット本体14、二分割された第一及び第二のパイプ11,12を用意する。次に、第一のパイプ11をナット本体14の一方の端面14aに向かって移動させて、一方の端面14aに形成された切欠き15に第一のパイプ11の脚部11aを嵌める。このとき、第一のパイプ11の直線部11bはナット本体14の側面溝16に嵌まる。次に、第一の押え部材21をナット本体14の端面14aに取り付けて、第一の押え部材21の突出部21bで第一のパイプ11を押さえる。
次に、第二のパイプ12をナット本体14の残りの端面14aに向かって移動させて、残りの端面14aに形成された切欠き15に第二のパイプ12の脚部12aを嵌める。このとき、第二のパイプ12の直線部12bはナット本体14の側面溝16に嵌まり、第一のパイプ11の直線部11bの合せ面11c〜11dと、第二のパイプ12の直線部12bの合せ面12c〜12dとが合わさる。次に、第一の押え部材21をナット本体14の端面14aに取り付けて、第一の押え部材21の突出部21bで第二のパイプ12を押さえる。次に、第二の押え部材22をナット本体14の側面に取り付けて、第一及び第二のパイプ11,12の接合部分を合せ面位置にて押さえる。以上により、ナット本体14への第一及び第二のパイプ11,12の固定が完了する。この後、ねじ軸18とナット本体14の間のボール転走路、第一及び第二のパイプ11,12へ複数のボール19及び間座24が充填される。
なお、第一の押え部材21により第一及び第二のパイプ11,12の脚部11a,12aを押さえる前に、第二の押え部材22により第一及び第二のパイプ11,12の直線部11b,12bの合せ面11c〜11d,12c〜12dを押さえてもよい。
本発明は上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。例えば、第一及び第二のパイプの直線部はねじ軸の軸線と平行でなくても傾いていてもよい。また、ボールの替わりに転動体としてローラを使用してもよいし、ボール間に間座を介在させなくてもよい。
本明細書は、2005年8月25日出願の特願2005−243773に基づく。この内容はすべてここに含めておく。

Claims (4)

  1. 外周面に螺旋状の転動体転走溝が形成されるねじ軸と、
    内周面に前記ねじ軸の前記転動体転走溝に対向する螺旋状の負荷転動体転走溝が形成されるナット本体と、
    前記ねじ軸の前記転動体転走溝と前記ナット本体の前記負荷転動体転走溝との間に介在される複数の転動体と、
    前記ナット本体の前記負荷転動体転走溝の一端まで転がった転動体を掬い上げ、前記負荷転動体転走溝の他端に戻す循環部材と、を備える転動体ねじ装置において、
    前記循環部材は、その一端に前記転動体を掬い上げる掬上げ部が形成されると共に曲線状に伸びる方向転換路を有する第一及び第二のパイプからなる二部材で構成され、
    前記第一のパイプは、前記ナット本体の軸線方向の一方の端面に取り付けられ、
    前記第二のパイプは、前記ナット本体の軸線方向の残りの端面に取り付けられ
    前記第一のパイプは、前記ナット本体の軸線方向の一方の端面に形成された切欠きに嵌められ、
    前記第二のパイプは、前記ナット本体の軸線方向の残りの端面に形成された切欠きに嵌められ、
    前記ナット本体の側面には、前記ナット本体の両端面に形成された前記切欠きに繋がる側面溝が形成され、前記側面溝に嵌められた前記第一及び前記第二のパイプが前記ナット本体から露出する転動体ねじ装置。
  2. 前記転動体ねじ装置はさらに、
    前記ナット本体の軸線方向の端面に取り付けられる本体部と、前記第一又は前記第二のパイプの形状に合わせた突出部と、を有して、前記第一又は前記第二のパイプを前記ナット本体の端面側から押さえる一対の第一の押え部材と、
    前記ナット本体の側面に取り付けられ、前記第一のパイプ及び前記第二のパイプを前記ナット本体の側面側から前記第一及び第二のパイプの合せ面の位置にて押さえる第二の押え部材と、を備えることを特徴とする請求項に記載の転動体ねじ装置。
  3. 前記第一及び前記第二のパイプの合せ面は、前記第一及び前記第二のパイプの中心線を含む平面内の第一の合せ面と、前記中心線の方向に互いに位置がずれると共に前記平面に対して互いに反対側に設けられる第二及び第三の合せ面と、からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の転動体ねじ装置。
  4. ねじ軸の外周面の螺旋状の転動体転走溝と、ナット本体の内周の螺旋状の負荷転動体転走溝との間に転動体を介在させ、循環部材により前記ナット本体の前記負荷転動体転走溝の一端まで転がった転動体を掬い上げ、前記負荷転動体転走溝の他端に戻す転動体ねじ装置を組み立てる転動体ねじ装置の組立方法において、
    前記循環部材を、その一端に前記転動体を掬い上げる掬上げ部が形成されると共に曲線状に曲げられた方向転換路を有する第一及び第二のパイプからなる二部材で構成し、
    前記第一のパイプを、前記ナット本体の軸線方向の一方の端面に向かって移動させて、前記ナット本体の軸線方向の一方の端面に形成された切欠きに嵌めると共に、前記ナット本体の側面に形成され、前記ナット本体の軸線方向の一方の端面に繋がる側面溝に嵌める工程と、
    前記第二のパイプを、前記ナット本体の軸線方向の残りの端面に向かって移動させて、前記残りの端面に形成された切欠きに嵌めると共に、前記ナット本体の軸線方向の残りの端面に形成された切欠きに繋がる前記側面溝に嵌める工程と、
    押え部材により前記第一及び前記第二のパイプを前記ナット本体に押さえる工程と、を備えることを特徴とする転動体ねじ装置の組立方法。
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