JP4933814B2 - 作業装置におけるワーク受け渡し装置 - Google Patents

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本発明は、電子回路基板等の精密測定機、欠陥補修装置、溶液塗布装置等の作業装置におけるワーク受け渡し装置に関するものである。
従来、この種の作業装置において、そのテーブルに対してワークをロボット等のローディング装置によって搬入、搬出する際に、前記テーブルの下側に配置した昇降ピンを、シリンダによって昇降させてテーブルに設けたピン孔からその上面に出没させることにより、前記ローディング装置からワークを受け取ってテーブル上に載置させ、また、テーブル上のワークを突き上げてローディング装置へ引き渡すようにしたワーク受け渡し装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平6−339830号公報 特開平9−192567号公報 特開2004−172318号公報
しかし、前記作業装置におけるワーク受け渡し装置においては、前記テーブル上に突き出してローディング装置から受け取ったワークを、昇降ピンが下降してテーブル上面に載置した際に、テーブルとワークの間に空気が残ってテーブル上をワークが滑り動くおそれがある。これを防止するために、テーブル上面に設けた吸引孔や吸引溝から残留空気を負圧吸引により抜き、ワークをテーブル上面に吸着させることを行っている。しかし、この場合には、前記テーブルが高精度に仕上げられていないと、テーブルの形状にワークが変形し、その変形の態様によってはワークの長さが寸法が変化するために、その変化が誤差要因となってワークの精密な測定等ができなくなる問題がある。特に、ワークの厚さが厚くなるほど寸法変化量が大きくなるため、ワークをテーブルに吸着した状態では測定等が行えない問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ワークをテーブル上に載置する際に、ワークの位置ずれや変形を防止してテーブル上面にワークを正確に載置させることができる構造が簡単な作業装置におけるワーク受け渡し装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置は、上面にワークを載置するワーク載置面を有し該ワーク載置面に開口する複数のピン孔が設けられたテーブルと、昇降手段によって昇降されて上端部が前記各ピン孔を通して、前記テーブルの上面に出没される複数の昇降ピンとを備え、前記テーブルとローディング装置との間でワークを受け渡しする作業装置におけるワーク受け渡し装置であって、前記各昇降ピンの上端部に、昇降ピンに対して上下動可能なワーク当接部材が、バネによって常時上方へ付勢された状態で取り付けられており、前記ワーク当接部材は、軸方向の中間部にフランジを有するピン部材からなり、前記昇降ピンの上端に着脱可能に取り付けられた基部ケースに筒状のピンケースを螺着してなる保持筒内に、上端部を該保持筒から上方へ突き出して上下動可能に挿入されると共に、前記保持筒内に挿入された前記バネによって、前記フランジがピンケースの係止部に当接するまで上方へ付勢されており、前記ワーク当接部材はワークの重量を受けると前記バネが縮小して前記ワーク当接部材の下端部が前記基部ケースの底部に当接されるようにしたことを特徴としている。
請求項2に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置は、請求項1に記載のワーク受け渡し装置において、前記テーブルは、上面に負圧吸引源に連絡された吸引孔または吸引溝が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置によれば、昇降ピンの上端のワーク当接部材が、それにワークが載置されたとき、バネが圧縮されて縮んだ状態となるので、昇降ピンを下降させてワークが作業装置のテーブル上に載置されたところで昇降ピンの下降動作を停止させると、昇降ピンが停止してワーク当接部材の上端とワークの裏面とが接触した状態が維持されている間に、ワークとテーブルとの間の空気を抜くことができる。したがって、ワークをテーブル上に載置する際に、ワークを吸引孔等を通して強く吸着する必要がなく、ワークの位置ずれや変形を防止してテーブル上面にワークを正確に載置させることができる。しかも、昇降ピンはその先端のワーク当接部材をバネの弾力により昇降させる構成であるから、構造が簡単であり、実施が容易である。
しかも、長期間使用している間に、ワーク当接部材の上端が摩耗した場合には、ピンケースを基部ケースから外してワーク当接部材を取り外して容易に交換することができる。また、基部ケースごとワーク当接部材を昇降ピンから取り外し、ワークの大きさ、種類等に適合したワーク当接部材に交換することができる。
請求項2に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置によれば、テーブルに設けた吸引孔または吸引溝を通してテーブルに載置されたワークを軽く吸着することにより、ワークをテーブル上に安定に支持した状態で測定等の作業を行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置について、添付図面を参照して説明する。
図1において、1は本発明の一実施の形態に係るワーク受け渡し装置2を備えた作業装置を示す。この作業装置1は、支持脚3aによって床面に設置された基台3と、該基台3に固定されX軸方向xに向けられて立設された正面視で門型の支持部材4と、該支持部材4の上端のX軸ビーム4aに設けた図示しないX軸レール(案内レール)に支持されてX軸方向xに往復移動するサドル6と、該サドル6に取り付けられた作業ヘッド7と、前記基台3の上面にY軸方向yに向けて設けられた一対のY軸レール(案内レール)8,8に沿ってY軸方向yに往復移動するテーブル9と、前記テーブル9に対してワークWを搬入、搬出するローディング装置10とを備えている。
前記作業ヘッド7は、CCDカメラと顕微鏡を有し電子回路基板等(以下「ワーク」という)に生じた種々の欠陥部の形状、寸法等を測定する精密測定ヘッド、前記欠陥部の補修をするために該欠陥部に精密な加工を施すレーザ加工ヘッド等の加工ヘッド、該加工ヘッドによって加工された箇所に補修溶液等を塗布する溶液塗布装置等のうちの1つまたは複数を備えており、前記サドル6のリニアモータ、サーボモータ等のいずれかを含むX軸駆動手段(図示せず)によるX軸方向xへの移動と、前記テーブル9のリニアモータ、サーボモータ等のいずれかを含むY軸駆動手段(図示せず)によるY軸方向yへの移動とによって、ワークWの所定位置に高精度に移動、位置決めされるようになっている。
前記ローディング装置10は、図2に示すように、複数のアーム部材を水平旋回自在に連結されたアーム10aを支柱10bの上端部に昇降自在に設けて、先端のアーム10aに前記ワークWを把持、解放可能なハンド10cを有する産業用ロボット等からなり、前記作業装置1の前側(図1で左側)に設置されている。
前記テーブル9は、上方が開放された扁平な矩形箱状のテーブル本体9aと、該テーブル本体9aの上面にその開放部を閉鎖するように取り付けたガラス板等からなるワーク載置板9bとにより構成され、そのX軸方向xとY軸方向yの両端部の下面に設けられた被ガイド部9c,9cが前記Y軸レール8,8に案内されることにより、Y軸方向yへ往復移動されるようになっている。
前記ワーク載置板9bには、上下に貫通する多数の吸引孔9cが縦横に所定間隔をあけて配置されており、それらの吸引孔9cのうちの、X軸方向xの中央から対称に離れた2つの位置、およびY軸方向yの中央の位置とその両側に対称に離れた2つの位置、合わせて6個の位置にあるものは、前記吸引孔9cより大径に形成されたピン孔9dとされている。該ピン孔9dは6個に限らず、4個、その他の個数であってもよい。前記テーブル本体9aとワーク載置板9bとで囲まれた空間9eには、図示しないが、真空ポンプ等の負圧吸引源が空気ホース等を介して連絡されている。また、前記テーブル本体9aには、前記空間9eから気密に隔離され前記ピン孔9dに連通するピン孔9dと同径のピン孔9fが上下に貫通して設けられている。
前記テーブル9の下方には、シリンダ装置11によって昇降駆動される支持板12が水平に設けられており、該支持板12の上面には、前記ワーク載置板9bに設けたピン孔9d,9fの位置に対応させて複数(図示の例では6本)の昇降ピン13が、その下端をねじ等によって支持板12に固定され、上下方向に向けて立設されている。前記昇降ピン13は、上端にワーク当接部材14を備え、該ワーク当接部材14が前記ピン孔9d,9fを通して前記テーブル9のワーク載置板9bの上面(ワーク載置面9g)に出没されるようになっている。前記シリンダ装置11と支持板12とによって前記昇降ピン13を昇降させる昇降手段11Aが構成されている。
前記ワーク当接部材14は、図3に示すように、軸部14aの軸方向の中間部にフランジ14bを設けてなり、前記昇降ピン13の上端に取り付けられた基部ケース15に筒状のピンケース16が螺着されてなる保持筒17内に上下動可能に挿入され、前記保持筒内に挿入されたバネ18によって常時上方へ付勢されている。
前記基部ケース15は、内周に雌ねじ15aが形成された有底の円筒状部材15bの下面に雄ねじ部15cを設けてなり、該雄ねじ部15cが前記昇降ピン13の上端部に形成された雌ねじ13aに着脱自在に螺着されている。前記ピンケース16は、上端部に内周フランジ(係止部)16aを有し、下部外周に雄ねじ16bが形成された円筒状部材からなり、前記雄ねじ16bが基部ケース15の雌ねじ15aに着脱可能に螺着されている。
そして、前記ワーク当接部材14は、前記軸部14aの上側部分が前記ピンケース16の内周フランジ16aの挿通孔16cを上方へ挿通され、フランジ14bの外周部が前記ピンケース16の内周部に嵌合され、前記軸部14aのフランジ14bより下方の部分が小径軸部14cとされ、該小径軸14cの下端面が基部ケース15の底部15dに当接する位置と、前記フランジ14bの上面が前記ピンケース16の内周フランジ16aの下面に当接する位置との間で、上下方向(軸方向)に摺動可能とされている。また、前記バネ18は、前記ピンケース16内において前記小径軸部14cの外側に挿入されて、下端部が前記基部ケース15の底部15dに当接され、上端部が前記フランジ14bの下面に当接された圧縮ばねからなっており、常時は、前記ワーク当接部材14をそのフランジ14bの上面が前記内周フランジ16aの下面に当接するまで上方へ付勢している。
前記テーブル9、シリンダ装置11、支持板12、昇降ピン13、ワーク当接部材14、バネ17等によって、ローディング装置10からワークWを受け取ってテーブル9のワーク載置面9gに載置し、該ワーク載置面9gのワークWを前記ローディング装置10に引き渡すための前記ワーク受け渡し装置2が構成されている。
なお、前記テーブル9のワーク載置板9bに載置されたワークWをワーク載置面9gへ吸着するための吸引孔9cに代えて、前記ワーク載置面9gに縦横に格子状に吸引溝を設け、該吸引溝に負圧吸引源を連絡させるようにしてもよい。
次に、上記のように構成された作業装置におけるワーク受け渡し装置2の作用について図4を参照しながら説明する。
先ず、前記作業装置1のテーブル9が前端側(図1で左端側)へ移動している状態で、ローディング装置10がそのハンド10cによってワークWを支持して、前記テーブル9上に搬入する。このとき、前記シリンダ装置11が作動して支持板12を介して前記昇降ピン13を上端位置まで上昇されるが、昇降ピン13のワーク当接部材14の上端面とワークWの下面との間には、所定の隙間があけられている(図4(a)参照)。昇降ピン13が上昇端位置まで上昇したところで、前記ハンド10cが下降されてワークWが前記昇降ピン13のワーク当接部材14の上端面に載置される(図4(b)参照)。
このときに、前記ワーク当接部材14は、ワークWの重量により前記バネ18が縮小して数ミリの所定寸法e(例えば3ミリ、このときは、ワーク当接部材14の小径軸部14cの下端面が基部ケース15の底部15dに当接される)だけ、バネ18の反発力をワークWに対して上方へ作用させながら下降するので、ワーク当接部材14の上面がワークWの下面に吸着したと同様な状態が形成され、このため、前記ワーク当接部材14は、ワークWを位置ずれを起こすことなくテーブル9のワーク載置面9gに載置させることができる。
この後に、前記ローディング装置10はアーム10aが旋回されて前記ハンド10cがテーブル9上から作業装置1の外側(前側)に待避されると共に、前記シリンダ装置11が作動されて支持板12を介して昇降ピン13が緩やかに下降され、前記ワーク当接部材14上に載置されたワークWの下面がテーブル9のワーク載置板9b上に接触した状態を所定時間だけ維持される(図4(c)参照)。その間に、前記負圧供給源が作動されてテーブル9の空間9eを通して前記吸引孔9cからワークWが吸引されて、ワークWの下面が前記ワーク載置板9bのワーク載置面9gに吸着されてしっかりとワークWがテーブル9上に支持された状態となる。そこで、前記昇降ピン13がシリンダ装置11の作動により更に下降し、ワーク当接部材14の上端がテーブル9の下方に後退される(図4(d)参照)。
これにより、ローディング装置10のハンド10cから作業装置1のテーブル9上にワークWを受け取るワーク搬入操作が完了する。前記テーブル9上からワークWをローディング装置10のハンド10cに引き渡すワーク搬出操作は、上記ワーク搬入操作の略逆の動作によって行われるが、その具体的な動作については説明を省略する。
以上説明したように、実施の形態に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置2は、上面にワークWを載置するワーク載置面9gを有し該ワーク載置面9gに開口する複数のピン孔9dが設けられたテーブル9と、前記シリンダ装置11と支持板12とからなる昇降手段11Aによって昇降されて、上端部が前記各ピン孔9cを通して前記テーブル9の上面に出没される複数の昇降ピン13とを備え、前記テーブル9とローディング装置10との間でワークWを受け渡しする作業装置1におけるワーク受け渡し装置2であって、前記各昇降ピン13の上端部に、昇降ピンに対して上下動可能なワーク当接部材14が、バネ18によって常時上方へ付勢された状態で取り付けられた構成とされている。
したがって、前記実施の形態に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置2によれば、昇降ピン13の上端のワーク当接部材14が、それにワークWが載置されたとき、バネ18が圧縮されて縮んだ状態となるので、昇降ピン13を下降させてワークWが作業装置1のテーブル9のワーク載置面9gに載置されたところで昇降ピン13の下降動作を停止させると、昇降ピン13が停止して前記ワーク当接部材14とワークWの下面とが接触した状態が維持されている間に、ワークWの下面とテーブル9のワーク載置面9gとの間の空気を抜くことができる。そのため、ワークWをテーブル9の載置面9gに載置する際に、前記ワーク当接部材14に負圧吸引する吸着パッドを設けたり、ワークWを吸引孔9c等を通してテーブル9のワーク載置面9gに強く吸着する必要がなく、ワークWの位置ずれや変形を防止してテーブル9のワーク載置面9gにワークWを正確に載置させることができる。しかも、昇降ピン13はその上端のワーク当接部材14をバネ18の弾力により昇降させる構成であるから、構造が簡単であり、実施が容易である。
また、前記ワーク受け渡し装置2は、前記ワーク当接部材14が、軸部14aの軸方向の中間部にフランジ14bを有するピン部材からなり、前記昇降ピン13の上端に着脱可能に取り付けられた基部ケース15に筒状のピンケース16を螺着してなる保持筒17内に、上端部を該保持筒17から上方へ突き出して上下動可能に挿入されると共に、前記保持筒17内に挿入されて下端を基部ケース15の底部15dに当接され、上端を前記フランジ14の下面に当接された前記バネ18によって、前記フランジ14bがピンケース16の内周フランジ16aに当接するまで上方へ付勢されている構成とされている。
したがって、前記ワーク受け渡し装置2によれば、長期間使用している間に、ワーク当接部材14の上端が摩耗した場合には、前記ピンケース16を基部ケース15から外してワーク当接部材14を取り外して容易に交換することができできる。また、基部ケース15ごとワーク当接部材14を昇降ピン13から取り外し、ワークWの大きさ、種類等に適合したバネ18、ワーク当接部材14に交換することができる。
さらに、前記ワーク受け渡し装置2によれば、前記テーブル9が、そのワーク載置板9bのワーク載置面9gに負圧吸引源に連絡された吸引孔9cまたは吸引溝が設けられた構成とされているので、テーブル9に設けた吸引孔9cまたは吸引溝を通してテーブル9の前記ワーク載置面9gに載置された前記ワークWを軽く吸着することにより、該ワークWをテーブル9のワーク載置面9g上に安定に支持した状態で測定等の作業を行うことができる。
なお、前記実施の形態に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置2においては、前記基部ケース15を、昇降ピン13の上端に着脱可能に取り付けたが、これに限らず、前記昇降ピン13に一体に形成してもよい。また、前記昇降ピン13を昇降させる昇降手段11Aとして、昇降ピン13を取り付けた支持板12をシリンダ装置11で昇降させる構成としたが、これに限らず、モータの回転をねじ軸にナットを螺合してなる直線運動変換機構を介して昇降ピン13を昇降させるようにしてもよい。
また、前記昇降手段11Aを前記テーブル9と分離して床面に設置し、テーブル9が昇降手段11Aの位置に来たときに、前記シリンダ装置11により昇降ピン13を作動させるをたが、これに限らず、シリンダ装置11をテーブル9の下面に設置してテーブル9と一緒に移動するようにしてもよい。さらに、支持板12に固定した昇降ピン13をテーブル9に支持させ、テーブル9が床面に設置されたシリンダ装置11の位置に来たときに該シリンダ装置11により昇降ピン13を作動させるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係るワーク受け渡し装置を備えた作業装置を示す斜視図である。 図1のイ−イ断面図である。 本発明に一実施の形態に係る作業装置におけるワーク受け渡し装置の要部を示す縦断面図である。 同じくワーク受け渡し装置の作用を示す説明図である。
符号の説明
1 作業装置
2 ワーク受け渡し装置
7 作業ヘッド
9 テーブル
9c 吸引孔
9d,9f ピン孔
9g ワーク載置面
10 ローディング装置
10c ハンド
11 シリンダ装置
12 支持板
13 昇降ピン
14 ワーク当接部材
15 基部ケース
16 ピンケース
17 保持筒
18 バネ
W ワーク

Claims (2)

  1. 上面にワークを載置するワーク載置面を有し該ワーク載置面に開口する複数のピン孔が設けられたテーブルと、昇降手段によって昇降されて上端部が前記各ピン孔を通して、前記テーブルの上面に出没される複数の昇降ピンとを備え、前記テーブルとローディング装置との間でワークを受け渡しする作業装置におけるワーク受け渡し装置であって、
    前記各昇降ピンの上端部には、昇降ピンに対して上下動可能なワーク当接部材が、バネによって常時上方へ付勢された状態で取り付けられており、
    前記ワーク当接部材は、軸方向の中間部にフランジを有するピン部材からなり、前記昇降ピンの上端に着脱可能に取り付けられた基部ケースに筒状のピンケースを螺着してなる保持筒内に、上端部を該保持筒から上方へ突き出して上下動可能に挿入されると共に、前記保持筒内に挿入された前記バネによって、前記フランジがピンケースの係止部に当接するまで上方へ付勢されており、
    前記ワーク当接部材はワークの重量を受けると前記バネが縮小して前記ワーク当接部材の下端部が前記基部ケースの底部に当接されるようにしたことを特徴とする作業装置におけるワーク受け渡し装置。
  2. 前記テーブルは、上面に負圧吸引源に連絡された吸引孔または吸引溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置におけるワーク受け渡し装置。
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