JP4932918B2 - 接続設定装置、接続設定方法及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、外部ネットワークとの接続設定を行う接続設定技術に関する。
近年、インターネットにアクセス可能な移動体通信網がキャリア(移動体通信事業者)によって提供されており、パーソナルコンピュータなどの電子機器にデータ通信カードを接続すれば、どこででも、インターネットなどの外部ネットワークに接続が可能となっている。こうしたデータ通信カードを初めて使用する場合には、キャリアに応じたネットワーク接続設定が必要となる。ネットワーク接続設定は、初回の使用時に限らず、固定回線とデータ通信カードとを切り替えて利用する際や、複数種類のデータ通信カードを切り替えて利用する際にも必要である。
こうしたネットワーク接続設定を行う作業は、ユーザにとって煩雑であり、初心者にとっては、困難な場合もある。そこで、ユーザのネットワーク接続設定を補助する技術が開発されている。例えば、下記特許文献1では、以下の技術が開示されている。まず、電子機器に、携帯電話の機種と、移動体通信網の種類と、ネットワーク設定情報とを関連付けたテーブルを記憶しておく。そして、接続された携帯電話の機種を仮定して、仮定した機種に対応するATコマンドを発行する。これに対して応答があれば、その応答に含まれる情報を利用して機種を特定し、テーブルを用いて移動体通信網の種類を特定し、それに応じたネットワーク設定を行う。一方、応答がなければ、機種が特定されるまで、仮定する機種を変更しながら、同様の処理を繰り返し行う。しかしながら、特許文献1の技術では、ネットワーク接続設定のための処理工程が複雑であり、処理の簡素化が望まれていた。
特開2007−60590号公報
上述の問題の少なくとも一部を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、簡単なアルゴリズムで、ネットワーク接続設定を容易にすることである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[形態1]外部ネットワークとの接続設定を行う接続設定装置であって、
前記外部ネットワークとの通信を行うデータ通信カードが備えるUSBコネクタと接続可能な接続手段と、
前記データ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、該キャリア及び移動体通信網に対応する前記接続設定の内容とを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記接続手段に接続された前記データ通信カードから、該データ通信カードの前記特定情報を取得する取得手段と、
前記取得した特定情報と関連付けられた接続設定の内容を特定し、該内容で接続設定を行う設定手段と、
前記外部ネットワークに接続されたサーバであって、前記接続手段に接続されるデータ通信カードの動作保証の可否に関する情報を記憶するサーバから、前記データ通信カードによる通信によって取得する情報に基づいて、前記データ通信カードの動作保証の可否を確認する確認手段と
を備えた接続設定装置。
[適用例1]外部ネットワークとの接続設定を行う接続設定装置であって、
前記外部ネットワークとの通信を行うデータ通信カードが備えるUSBコネクタと接続可能な接続手段と、
前記データ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、該キャリア及び移動体通信網に対応する前記接続設定の内容とを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記接続手段に接続された前記データ通信カードから、該データ通信カードの前記特定情報を取得する取得手段と、
前記取得した特定情報と関連付けられた接続設定の内容を特定し、該内容で接続設定を行う設定手段と
を備えた接続設定装置。
かかる構成の接続設定装置は、USBコネクタを備えたデータ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、キャリア及び移動体通信網に対応する接続設定の内容とを関連付けて記憶しておき、接続手段に接続されたデータ通信カードから特定情報を取得して、これと関連付けられた接続設定の内容で接続設定を行うことができる。したがって、接続設定を容易に行うことができる。しかも、接続手段には、データ通信カードがUSBコネクタにより接続されるので、接続設定装置は、接続されたデータ通信カードをUSBとして認識し、特定情報を読み込むだけで特定情報を取得することができ、簡単なアルゴリズムで接続設定を行うことができる。
[適用例2]前記特定情報は、前記データ通信カードのベンダID及びプロダクトIDである適用例1記載の接続設定装置。
かかる構成の接続設定装置において、特定情報は、データ通信カードのベンダID及びプロダクトIDである。ベンダID及びプロダクトIDと、データ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網との対応関係は一意に定まるので、好適にキャリア及び移動体通信網を特定することができる。
[適用例3]適用例1または適用例2記載の接続設定装置であって、更に、前記特定した接続設定の内容を表示させ、該表示された接続設定の内容の許否をユーザから受け付ける受付手段を備え、前記設定手段は、前記受付手段が、前記接続設定の内容を許可する旨の指示を受け付けた場合に、該内容での接続設定を行う接続設定装置。
かかる構成の接続設定装置は、特定した接続設定の内容を表示させ、ユーザからの許可を受け付けた場合に、その内容で接続設定を行う。したがって、ユーザの意図を好適に反映して、接続設定を行うことができる。また、ユーザは、表示された接続設定の内容の許否を入力すればよく、接続設定の個々の内容をいちいち入力する必要がないので、容易に接続設定を行うことができる。
[適用例4]前記設定手段は、前記接続手段への前記データ通信カードの新たな接続を検出するたびに前記接続設定を行う適用例1ないし適用例3のいずれか記載の接続設定装置。
かかる構成の接続設定装置は、データ通信カードの新たな接続を検出するたびに接続設定を行うので、ユーザがデータ通信カードを用いて通信を行いたいタイミングで確実に接続設定を行うことができる。しかも、ユーザが、接続設定を行う処理を開始させるための操作を行う必要がないので、利便性が向上する。
[適用例5]適用例1ないし適用例4のいずれか記載の接続設定装置であって、更に、固定回線によって前記外部ネットワークと通信を行う通信手段を備え、前記設定手段は、前記通信手段よりも前記データ通信カードを優先して通信を行うように、前記接続設定を行う接続設定装置。
かかる構成の接続設定装置は、固定回線よりもデータ通信カードを優先して、接続設定を行う。データ通信カードが接続された場合には、ユーザに、データ通信カードを利用して通信を行う意図があることが多いと考えられることから、この構成によれば、ユーザの意図を好適に反映させて、利便性を向上させることができる。
[適用例6]適用例1ないし適用例5のいずれか記載の接続設定装置であって、更に、前記外部ネットワークに接続されたサーバであって、前記接続手段に接続されるデータ通信カードの動作保証の可否に関する情報を記憶するサーバから、前記データ通信カードによる通信によって取得する情報に基づいて、前記データ通信カードの動作保証の可否を確認する確認手段を備えた接続設定装置。
かかる構成の接続設定装置は、データ通信カードの動作保証の可否に関する情報を記憶するサーバから、データ通信カードによる通信によって取得する情報に基づいて、データ通信カードの動作保証の可否を確認することができる。したがって、データ通信カードによって一応の通信が行える場合に、その動作が保証されるものか否かをユーザが知ることができ、利便性が向上する。
[適用例7]適用例6記載の接続設定装置であって、前記確認手段は、前記確認の結果が、前記動作保証がされないものであった場合に、前記接続設定装置のファームウェアの更新を行ったときの前記動作保証の可否を確認し、更に、前記更新を行うことにより前記動作保証がされるものであったときに、前記サーバから新たなファームウェアを取得して前記更新を行う更新手段を備えた接続設定装置。
かかる構成の接続設定装置は、ファームウェアの更新を行えば、動作保証がされる場合に、サーバから新たなファームウェアを取得して更新するので、動作保証内でデータ通信カードを利用することができるようになり、利便性が向上する。
また、本発明は、上述した接続設定装置のほか、適用例8の接続設定方法、適用例9のプログラム、当該プログラムを記録した記憶媒体、接続設定装置とサーバとを備えた接続設定システム等としても実現することができる。
[適用例8]外部ネットワークとの接続を行う接続装置の接続設定を行う接続設定方法であって、USBコネクタによって前記接続装置と接続可能であり、外部ネットワークとの通信を行うデータ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、該キャリア及び移動体通信網に対応する前記接続設定の内容とを関連付けて記憶しておき、前記接続装置に接続されたデータ通信カードから、該データ通信カードの前記特定情報を取得し、前記取得した特定情報と関連付けられた接続設定の内容を特定し、該内容で接続設定を行う接続設定方法。
[適用例9]外部ネットワークとの接続設定を行うためのプログラムであって、USBコネクタによって前記接続装置と接続可能であり、外部ネットワークとの通信を行うデータ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、該キャリア及び移動体通信網に対応する前記接続設定の内容とを関連付けて記憶する記憶機能と、前記接続装置に接続されたデータ通信カードから、該データ通信カードの前記特定情報を取得する取得機能と、前記取得した特定情報と関連付けられた接続設定の内容を特定し、該内容で接続設定を行う設定機能とをコンピュータに実現させるプログラム。
本発明の接続設定装置の実施例としてのルータ20の使用例を示している。 ルータ20の概略構成を示す説明図である。 モデム特定処理の流れを示すフローチャートである。 接続設定処理の流れを示すフローチャートである。 動作確認処理の流れを示すフローチャートである。 対応リストCLの具体例を示す説明図である。
本発明の実施例について説明する。
A.実施例:
A−1.ルータ20の概略構成:
図1は、本発明の接続設定装置の実施例としてのルータ20の使用例を示している。ルータ20は、無線LANのアクセスポイントとしても機能するルータ装置である。本実施例では、図1に示すように、ルータ20は、端末STAとともにIEEE802.11規格に準拠した無線LANを構築する。なお、ルータ20と端末STAとは、有線で接続されていてもよい。また、端末STAは複数であってもよい。かかるルータ20は、固定回線FLによって、インターネットサービスプロバイダISPを介して、インターネットINTに接続可能に構成されている。さらに、ルータ20にはデータ通信カード80が接続されており、このデータ通信カード80が実現する無線回線WLLによって、基地局BSを介して、インターネットINTに接続可能に構成されている。これにより、端末STAは、ルータ20を介して、インターネットINTにアクセス可能となっている。また、インターネットINTには、サーバSVが接続されている。このサーバSVの役割については、後述する。なお、ルータ20やサーバSVは、外部ネットワークに接続されていければよく、例えば、インターネットINTに代えて、WAN(Wide Area Network)に接続されていてもよい。
ルータ20の概略構成を図2に示す。図示するように、ルータ20は、CPU30、フラッシュROM40、ROM51、RAM52、有線LANインタフェース53、WANインタフェース54、USBインタフェース55、無線通信インタフェース56を備え、それぞれがバスにより相互に接続されている。
CPU30は、フラッシュROM40やROM51に記憶されたファームウェア等のプログラムをRAM52に展開して実行することで、ルータ20の動作全般を制御する。また、CPU30は、当該プログラムを実行することで、取得部31、設定部32、受付部33、確認部34、更新部35としても機能する。これらの各機能部の詳細については、後述する。
フラッシュROM40には、接続設定プロファイル41、保証確認済リスト42が記憶されている。これらの内容については、後述する。WANインタフェース54は、固定回線FLによってインターネットINTなどの外部ネットワークに接続するためのインタフェースである。USBインタフェース55は、ホスト側のUSBコネクタであり、種々のUSBデバイスを接続可能である。USBインタフェース55は、複数であってもよい。無線通信インタフェース56には、電波を送信する送信機57、電波を受信する受信機58が接続されている。この送信機57及び受信機58は、外部への電波の送信や外部からの電波の受信が可能な状態で、ルータ20に内蔵されている。
ルータ20のUSBインタフェース55には、図2に示すように、USBコネクタを備えたデータ通信カード80を接続することができる。データ通信カード80は、モデムを内蔵しており、キャリアによって提供される移動体通信網を介して、インターネットINTと接続し、上述の無線回線WLLを実現することが可能である。
上述の接続設定プロファイル41は、データ通信カード80によって実現される無線回線WLLのキャリア及び移動体通信網ごとに用意され、当該キャリアの移動体通信網に接続するための接続情報が記録されている。接続情報は、キャリア及び移動体通信網ごとに一意に定まる内容であり、例えば、キャリア名、電話番号、APN(Access Point Name)、ユーザ名、パスワードなどを含んでいる。各々の接続設定プロファイル41は、データ通信カード80のベンダID(以下、VIDともいう)と、プロダクトID(以下、PIDともいう)とに関連付けられて管理されている。VIDは、データ通信カード80を製造するベンダごとに一意に定められた識別番号である。PIDは、データ通信カード80の型番を表す識別番号である。データ通信カード80のVID及びPIDと、対応するキャリアや移動体通信網との対応関係は一意に定まるので、予め、VID及びPIDの組み合わせと、キャリア及び移動体通信網の組み合わせとを把握しておけば、VIDとPIDとからキャリア及び移動体通信網を特定することができ、その結果、接続情報を特定することができる。
保証確認済リスト42は、データ通信カード80をルータ20に接続して利用する際に、ルータ20の製造メーカーがデータ通信カード80を用いた通信の動作保証をできるものであるか否かを、データ通信カード80の種類ごとに記録したデータである。本実施例においては、保証確認済リスト42には、動作保証範囲内にあるデータ通信カード80のVIDとPIDとの組み合わせが記録されている。この保証確認済リスト42の利用方法、更新方法については、後述する。
A−2.モデム特定処理:
ルータ20におけるモデム特定処理について図3を用いて説明する。モデム特定処理とは、ルータ20のUSBインタフェース55に接続されたデータ通信カード80を、利用可能なモデムとして特定する処理である。この処理が開始されると、CPU30は、図3に示すように、USBインタフェース55にUSBデバイスが接続されることを待機している(ステップS110)。そして、USBデバイスの接続を検知すると(ステップS110:YES)、CPU30は、取得部31の処理として、検出したUSBデバイスのVIDとPIDとを取得する(ステップS120)。この段階では、CPU30は、通常、接続されたUSBデバイスを認識する。したがって、CPU30は、認識されたUSBデバイスの所定の記憶領域を読み込んで、VIDとPIDとを取得することができる。
VID及びPIDを取得すると、CPU30は、接続されたUSBデバイスが、ルータ20に対応可能であるか否かを判断する(ステップS130)。本実施例においては、この判断は、ステップS120で取得したVID及びPIDと、接続設定プロファイル41に記憶されているVID及びPIDとが一致するか否かで判断する。CPU30は、両者が一致すれば、対応可能であると、一致しなければ対応可能でないと判断する。
その結果、対応可能でなければ(ステップS130:NO)、CPU30は、モデム特定処理を終了する。一方、対応可能であれば(ステップS130:YES)、CPU30は、USBモードの変更が必要であるか否かを判断する(ステップS140)。この判断は、USBインタフェース55に接続されたUSBデバイスがモデムとして認識されているか否かによって行う。
その結果、USBモードの変更が必要であれば(ステップS140:YES)、つまり、接続されたUSBデバイスがモデムとして認識されていなければ、モデムとして利用するためには、モデムとして認識できるようにUSBモードを変更する必要がある。そこで、CPU30は、USBモードを初期の状態、例えば、「マスストレージ」から「モデム」に変更する(ステップS150)。これにより、CPU30は、接続されたデータ通信カード80をCDC(Comunication Device Class)デバイス、つまり、モデムとして認識することができるようになる。
一方、USBモードの変更が必要でなければ(ステップS140:NO)、つまり、接続されたUSBデバイスがモデムとして認識されていれば、あるいは、USBモードの変更を行うと(ステップS150)、CPU30は、ATコマンドを発行して、シリアルデバイスを特定する(ステップS160)。このようにATコマンドを発行することにより、接続されたモデムの動作確認を行えると共に、複数のUSBシリアルデバイスが認識される場合にも、シリアルデバイスを特定することができる。そして、CPU30は、データ通信カード80から応答コードを受け取ったか否かを判断し(ステップS170)、応答コードを受け取っていれば(ステップS170:YES)、データ通信カード80を使用可能なモデムとして特定し(ステップS180)、モデム特定処理を終了する。一方、応答コードを受け取れなければ(ステップS170:NO)、モデム特定処理を終了する。
A−3.接続設定処理:
ルータ20における接続設定処理について図4を用いて説明する。接続設定処理とは、上述したモデム特定処理を行った後に、データ通信カード80を利用して無線回線WLLを構築するための接続設定を行う処理である。本実施例においては、この処理は、モデム特定処理が実行され、さらに、ルータ20と端末STAとの間で無線LANが構築された後に、端末STAでWEBブラウザプログラムが起動された際に、デフォルトの接続先のIPアドレスにHTTP要求を送信し、ルータ20がこれを受信することで開始される。ただし、接続設定処理の開始契機は、データ通信カード80のUSBインタフェース55への接続時や、データ通信カード80が接続された状態でルータ20が起動した時などとしてもよい。接続設定処理が開始されると、CPU30は、図4に示すように、上記ステップS120で取得したVID及びPIDと関連付けられた接続設定プロファイル41を特定する(ステップS210)。
接続設定プロファイル41を特定すると、CPU30は、WEBブラウザを介して、端末STAのモニタに接続設定画面を表示させる(ステップS220)。この処理は、端末STAからHTTP要求を受けたCPU30が、DNS偽装により、所定の設定画面データを応答することで実現される。この設定画面には、ステップS210で特定された接続設定プロファイル41に記録された接続設定の内容が推奨設定として表示される。
接続設定画面を表示させると、CPU30は、受付部33の処理として、端末STAのブラウザを介してユーザが入力する、表示された推奨設定の許否を受け付けて、推奨設定の確定指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS230)。その結果、確定指示を受け付ければ(ステップS230:YES)、CPU30は、設定部32の処理として、確定した推奨設定を保存し、当該内容で接続設定を行う(ステップS240)。なお、既に、WANインタフェース54を介した固定回線FLにより通信可能に接続設定が行われている場合であっても、ステップS240においては、固定回線FLよりも無線回線WLLを優先して、接続設定を行うこととした。ユーザは、固定回線FLと無線回線WLLとを同時に使用するケースは希であると考えられるので、データ通信カード80が接続されれば、ユーザがデータ通信カード80を使用する意図を有している蓋然性が高い。そこで、かかる構成とすることで、操作を必要とせずに、ユーザの意図を好適に反映させることができ、利便性が向上する。
一方、確定指示を受け付けなければ(ステップS230:NO)、CPU30は、推奨設定をキャンセルする(ステップS250)。なお、WEBブラウザを用いて表示された推奨設定と異なる内容でユーザが接続設定の内容を入力した場合には、当該内容で接続設定を行ってもよい。こうして、接続設定処理は終了となる。
A−4.動作確認処理:
ルータ20における動作確認処理について図5を用いて説明する。動作確認処理とは、上述した接続設定処理を行った後に、ルータ20に対してデータ通信カード80を利用することが、ルータ20の製造メーカーにとって動作保証し得るものであるか否かを確認する処理である。このような処理を行うのは、データ通信カード80をルータ20に接続した際にインターネットINTに接続できたとしても、データ通信カード80の種類によっては、動作不良を生じることがあるためである。本実施例では、動作確認処理は、接続設定処理によって接続設定が行われ、無線回線WLLによる通信が可能となった際に開始される。動作確認処理が開始されると、CPU30は、確認部34の処理として、図5に示すように、上記ステップS120で取得した、データ通信カードの80のVID及びPIDが、保証確認済リスト42に記録されているか否かを判断する(ステップS310)。この判断は、データ通信カード80がルータ20の製造メーカーの動作保証範囲内に属しているか否かを判断するものである。CPU30は、データ通信カード80のVID及びPIDが、保証確認済リスト42に記録されていれば、動作保証内と判断し、記録されていなければ、動作保証外と判断する。なお、保証確認済リスト42は、ルータ20の製造メーカーが、市場に流通しているUSBコネクタを備えた種々のデータ通信カードと、自社のルータ装置との互換性を調査し、製造時にフラッシュROM40に記憶させるものであり、現在実行中の動作確認処理よりも以前に実行された動作確認処理のステップS350によっても更新される(詳細は後述)。
その結果、保証確認済リスト42に一致すれば(ステップS310:YES)、接続されたデータ通信カード80は保証範囲内にあり、問題なく動作できるため、CPU30は、データ通信カード80を、メーカー保証範囲内にある対応モデムとして特定し(ステップS360)、動作確認処理を終了する。一方、保証確認済リスト42に一致しなければ(ステップS310:NO)、接続されたデータ通信カード80は、保証範囲内にない可能性があるので、更に、以下に説明する保証範囲内にあるか否かを判断する処理を行う。
保証確認済リスト42に一致しない場合、CPU30は、まず、サーバSVとPPP(Point-to-Point Protocol)通信を開始し(ステップS320)、無線回線WLLを介して、サーバSVから対応リストCLを取得する(ステップS330)。サーバSVは、ルータ20の製造メーカーが提供するものである。対応リストCLの具体例を図6に示す。図示するように、対応リストCLには、ルータ20が製造するルータ装置の機種名と、これに接続することが想定される、USBコネクタを備えたデータ通信カードのVID,PIDと、当該データ通信カードを利用する際の動作保証を行い得るルータ装置のファームウェアFWのバージョン情報とが、関連付けて記録されている。例えば、機種名「AAAAA」のルータ装置は、VID「CCCCC」、PID「EEEEE」のデータ通信カードに対しては、ファームウェアFWのバージョンが「1.0」以上であれば、動作保証範囲内に属する。かかる対応リストCLは、ルータ20の製造メーカーが、市場に流通しているUSBコネクタを備えた種々のデータ通信カードと、自社のルータ装置との互換性を調査し、サーバSVの記録媒体に記憶させるものであり、調査の進捗や新製品の開発状況などに応じて、随時、更新される。
対応リストCLをサーバSVから取得すると、CPU30は、ROM51やフラッシュROM40に記録された自身の機種名及びファームウェアFWのバージョン情報と、上記ステップS120で取得したVID及びPIDとが、対応リストCLに一致するか否かを判断する(ステップS340)。
その結果、対応リストCLと一致すれば(ステップS340:YES)、接続されたデータ通信カード80は動作保証内であるから、上記ステップS120で取得したVID及びPIDを、保証確認済リスト42に登録する(ステップS350)。こうすれば、次回に、同じデータ通信カード80をルータ20に接続した際に、ステップS320〜S340の処理を省略することができる。そして、CPU30は、データ通信カード80を、メーカー保証範囲内にある対応モデムとして特定し(ステップS360)、動作確認処理を終了する。
一方、CLと一致しなければ(ステップS340:NO)、CPU30は、ファームウェアFWの更新が必要であるか否かを判断する(ステップS370)。ここでは、上記ステップS340の判断において、機種名とVID及びPIDとが一致するものの、ファームウェアFWのバージョン情報が、対応リストCLに記録されたバージョン情報よりも古いものであった場合に限り、ファームウェアFWの更新が必要であると判断する。
その結果、ファームウェアFWの更新が必要でなければ(ステップS370:NO)、つまり、ファームウェアFWを更新しても、動作保証範囲内とならない場合には、CPU30は、データ通信カード80を非対応モデムとして特定する(ステップS410)。本実施例においては、非対応モデムとして特定した場合には、CPU30は、以後、データ通信カード80による全ての通信を禁止する構成とした。こうすれば、データ通信カード80を用いた動作トラブルを未然に防止することができる。
一方、ファームウェアFWの更新が必要であれば(ステップS370:YES)、CPU30は、データ通信カード80を動作保証内とすることができるバージョンのファームウェアFWをサーバSVからダウンロードすることの許否をユーザに確認するための確認画面を、WEBブラウザを介して、端末STAのモニタに表示させ、ユーザによる許可の指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS380)。
その結果、ダウンロードの許可が得られなければ(ステップS380:NO)、CPU30は、データ通信カード80を非対応モデムとして特定する(ステップS410)。一方、ダウンロードの許可が得られれば(ステップS380:YES)、CPU30は、更新部35の処理として、無線回線WLLを介してサーバSVから、動作保証内とすることができるファームウェアFWをダウンロードし、ファームウェアFWを更新する(ステップS390)。そして、CPU30は、システムを再起動し(ステップS400)、動作確認処理を終了する。
A−5.効果:
上述した構成のルータ20は、USBコネクタを備えたデータ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能なVID及びPIDと、キャリア及び移動体通信網に対応する接続設定の内容とを関連付けて接続設定プロファイル41として記憶しておき、USBインタフェース55に接続されたデータ通信カード80からVID及びPIDを取得して、これと関連付けられた接続設定プロファイル41の内容で接続設定を行う。したがって、接続設定を容易に行うことができる。しかも、USBインタフェース55を介してデータ通信カード80が接続されるので、ルータ20は、接続されたデータ通信カード80をUSBとして認識する。したがって、所定の記憶領域を読み込むだけで、VID及びPIDを取得することができる。その結果、簡単なアルゴリズムで接続設定を行うことができる。なお、データ通信カード80がモデムとして認識されると、データ通信カード80の型式に応じたATコマンドなどにより、必要な情報を取得する必要が生じる。
また、ルータ20は、特定した接続設定プロファイル41の内容を推奨設定として表示するので、ユーザは、表示された接続設定の内容の許否のみを入力すればよく、接続設定の個々の内容をいちいち入力する必要がないので、容易に接続設定を行うことができる。
ルータ20は、データ通信カードの動作保証の可否に関する情報を記憶するサーバSVから、データ通信カード80による通信によって取得する情報に基づいて、データ通信カード80の動作保証の可否を確認することができる。したがって、データ通信カード80によって一応の通信が行える場合に、その動作が保証されるものか否かをユーザが知ることができ、利便性が向上する。
また、ルータ20は、ファームウェアFWの更新を行えば、動作保証がされる場合に、サーバSVからファームウェアFWを取得して更新するので、動作保証内でデータ通信カード80を利用することができるようになり、利便性が向上する。
かかるルータ20は、初めてデータ通信カード80をルータ20に接続する場合は勿論、1種類のデータ通信カード80をルータ20から抜き差しして利用する場合、2種類以上のデータ通信カード80を状況に応じて使い分ける場合など、種々のデータ通信カード80の利用形態において、上述の効果を奏する。
上述した実施例の変形例について説明する。
B:変形例:
B−1.変形例1:
上述の実施形態では、接続設定処理において、VID,PIDをもとに特定した接続設定を推奨設定として表示し、ユーザの設定許可が得られた場合のみ、当該推奨設定の内容で接続設定を行う構成としたが、ユーザの許否を確認せずに、自動的に、接続設定を行う構成としてもよい。こうすれば、ユーザが操作することなく、接続設定を行えるので、利便性が向上する。また、上述の実施形態では、USBデバイスを検出するたびに、モデム特定処理を行い、その後、端末STAからルータ20へのアクセスを契機として、接続設定処理を行う構成としたが、これらの処理の開始タイミングは、適宜設定すればよい。例えば、USBデバイスが新たに接続されたことが検出されるたびに、モデム特定処理と接続設定処理とを連続して行ってもよい。こうすれば、データ通信カードが接続された際に、確実に接続設定を行うことができる。また、ユーザが、接続設定処理を開始するための操作を行う必要がないので、利便性が向上する。あるいは、ルータ20の電源投入のたびにモデム特定処理を行ってもよい。こうすれば、データ通信カードが接続されたまま、ルータ20の電源が一旦切られても、次回の電源投入時に、確実に接続設定を行うことができる。
B−2.変形例2:
上述の実施形態においては、USBインタフェースに接続するデータ通信カード80は、USBコネクタを一体的に備えた構成として示したが、USBコネクタを備えないデータ通信カードに、USBコネクタを備えたアダプタを装着して、全体としてUSBコネクタを備えるデータ通信カードを接続してもよい。
B−3.変形例3:
上述の実施形態では、動作確認処理において、データ通信カード80を非対応モデムとして特定した場合(ステップS410)には、以後、データ通信カード80による全ての通信を禁止する構成としたが、所定の動作のみを制限する構成としてもよい。あるいは、動作制限に代えて、または、加えて、端末STAのモニタに警告を表示させる構成としてもよい。こうしても、ユーザは、保証の可否を知ることができるので利便性が向上する。また、ユーザは、自らの責任において、継続してデータ通信カード80を用いた通信を行うこともできる。
B−4.変形例4:
上述の実施形態では、接続設定プロファイル41は、ルータ20に予め記憶されているものであったが、サーバSVに、VID及びPIDと関連付けられた最新の接続設定プロファイル41を記憶しておき、ルータ20が、固定回線FLや無線回線WLLを介して、これをダウンロードし、接続設定プロファイル41を更新する構成としてもよい。こうすれば、新たに市場に流通した型式のデータ通信カードをルータ20に接続する場合や、新たなキャリアが事業参入した場合などにも好適に対応できる。こうした更新のタイミングとしては、例えば、所定の期間経過後に、固定回線FLや無線回線WLLで通信が行われる時としてもよい。あるいは、固定回線FLでの通信可能な状態で、モデム特定処理が行われる場合には、上記ステップS130の実行前に行ってもよい。こうすれば、常に最新の接続設定プロファイル41に基づいて、モデム特定処理を行うことができる。
B−5.変形例5:
上述の実施形態では、動作確認処理において、データ通信カードの80のVID及びPIDが保証確認済リスト42に一致しなければ(ステップS310:NO)、必ずステップS320以降の処理を行ったが、ステップS310に続いて、更に、通信接続できる可能性があるか否かを判断し、通信接続できる可能性がある場合にのみ、ステップS320以降の処理を行い、通信接続できる可能性がない場合には、非対応モデムとして特定(ステップS410)する構成としてもよい。こうすれば、動作確認処理を効率化することができる。この付加する判断は、通信接続できる可能性の有無を示すリストを製造段階などにフラッシュROM40に記憶させておき、このリストと照合することで行うことができる。このリストには、通信接続できる可能性のあるデータ通信カードのPIDやVIDを記録してもよいし、通信接続できる可能性が全くないデータ通信カードのPIDやVIDを記録してもよい。後者の情報をリストとして記録すれば、通信接続できる可能性が全くないデータ通信カードを処理対象から除外するだけであるから、ルータ20の出荷後に、新たなPIDやVIDのデータ通信カードが製造されても対応可能である。
B−6.変形例6:
上述の実施形態においては、ルータ20が、サーバSVから対応リストCLを取得して、上記ステップS340,S370の判断を行ったが、これらの判断は、サーバSVが行う構成としてもよい。例えば、ルータ20は、自身の機種名とデータ通信カード80のVID,PIDとをサーバSVに送信し、対応リストCLの代わりに、その判断結果をサーバSVから取得する構成としてもよい。こうすれば、ルータ20の通信量を低減することができ、ネットワーク負荷も軽減される。
B−7.変形例7:
上述の実施形態においては、VID及びPIDを用いて、キャリアや移動体通信網ごとに定まる接続設定を特定する構成としたが、接続設定を特定するための情報は、VIDとPIDとの組み合わせに限るものではなく、キャリアと移動体通信網とが特定可能な情報であればよい。例えば、今後のデータ通信カードの製造メーカーやキャリアの市場参入状況が変化し、VIDのみでキャリアと移動体通信網とが特定できるようになれば、VIDのみを用いて接続設定を特定してもよい。
B−8.変形例8:
上述の実施形態においては、本発明の接続設定装置をルータ20として実現したが、接続設定装置は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)などデータ通信カード80を接続することで通信可能となる種々の電子機器として実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した実施形態における本発明の構成要素のうち、独立クレームに記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略、または、組み合わせが可能である。また、本発明はこうした実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、本発明は、接続設定装置としての構成のほか、接続設定方法、接続設定プログラム、当該プログラムを記録した記憶媒体、接続設定装置とサーバとを備えた接続設定システム等としても実現することができる。
20…ルータ
30…CPU
31…取得部
32…設定部
33…受付部
34…確認部
35…更新部
40…フラッシュROM
41…接続設定プロファイル
42…保証確認済リスト
51…ROM
52…RAM
53…有線LANインタフェース
55…USBインタフェース
56…無線通信インタフェース
57…送信機
58…受信機
80…データ通信カード
SV…サーバ
STA…端末
INT…インターネット
FL…固定回線
WLL…無線回線

Claims (8)

  1. 外部ネットワークとの接続設定を行う接続設定装置であって、
    前記外部ネットワークとの通信を行うデータ通信カードが備えるUSBコネクタと接続可能な接続手段と、
    前記データ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、該キャリア及び移動体通信網に対応する前記接続設定の内容とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記接続手段に接続された前記データ通信カードから、該データ通信カードの前記特定情報を取得する取得手段と、
    前記取得した特定情報と関連付けられた接続設定の内容を特定し、該内容で接続設定を行う設定手段と
    前記外部ネットワークに接続されたサーバであって、前記接続手段に接続されるデータ通信カードの動作保証の可否に関する情報を記憶するサーバから、前記データ通信カードによる通信によって取得する情報に基づいて、前記データ通信カードの動作保証の可否を確認する確認手段と
    を備えた接続設定装置。
  2. 前記特定情報は、前記データ通信カードのベンダID及びプロダクトIDである請求項1記載の接続設定装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の接続設定装置であって、
    更に、前記特定した接続設定の内容を表示させ、該表示された接続設定の内容の許否をユーザから受け付ける受付手段を備え、
    前記設定手段は、前記受付手段が、前記接続設定の内容を許可する旨の指示を受け付けた場合に、該内容での接続設定を行う
    接続設定装置。
  4. 前記設定手段は、前記接続手段への前記データ通信カードの新たな接続を検出するたびに前記接続設定を行う請求項1ないし請求項3のいずれか記載の接続設定装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか記載の接続設定装置であって、
    更に、固定回線によって前記外部ネットワークと通信を行う通信手段を備え、
    前記設定手段は、前記通信手段よりも前記データ通信カードを優先して通信を行うように、前記接続設定を行う
    接続設定装置。
  6. 請求項1ないし請求項5記載の接続設定装置であって、
    前記確認手段は、前記確認の結果が、前記動作保証がされないものであった場合に、前記接続設定装置のファームウェアの更新を行ったときの前記動作保証の可否を確認し、
    更に、前記更新を行うことにより前記動作保証がされるものであったときに、前記サーバから新たなファームウェアを取得して前記更新を行う更新手段を備えた
    接続設定装置。
  7. 外部ネットワークとの接続を行う接続装置の接続設定を行う接続設定方法であって、
    USBコネクタによって前記接続装置と接続可能であり、外部ネットワークとの通信を行うデータ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、該キャリア及び移動体通信網に対応する前記接続設定の内容とを関連付けて記憶しておき、
    前記接続装置に接続されたデータ通信カードから、該データ通信カードの前記特定情報を取得し、
    前記取得した特定情報と関連付けられた接続設定の内容を特定し、該内容で接続設定を行い、
    前記外部ネットワークに接続されたサーバであって、前記接続装置に接続されるデータ通信カードの動作保証の可否に関する情報を記憶するサーバから、前記データ通信カードによる通信によって取得する情報に基づいて、前記データ通信カードの動作保証の可否を確認する
    接続設定方法。
  8. 外部ネットワークとの接続設定を接続装置が行うためのプログラムであって、
    USBコネクタによって前記接続装置と接続可能であり、外部ネットワークとの通信を行うデータ通信カードに対応するキャリア及び移動体通信網を特定可能な特定情報と、該キャリア及び移動体通信網に対応する前記接続設定の内容とを関連付けて記憶する記憶機能と、
    前記接続装置に接続されたデータ通信カードから、該データ通信カードの前記特定情報を取得する取得機能と、
    前記取得した特定情報と関連付けられた接続設定の内容を特定し、該内容で接続設定を行う設定機能と
    前記外部ネットワークに接続されたサーバであって、前記接続装置に接続されるデータ通信カードの動作保証の可否に関する情報を記憶するサーバから、前記データ通信カードによる通信によって取得する情報に基づいて、前記データ通信カードの動作保証の可否を確認する確認機能と
    をコンピュータに実現させるプログラム。
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