JP4931219B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関し、特にカラー画像調整を行うための情報処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置の普及及びパーソナルコンピュータの能力向上により、ユーザがデジタル画像を自分の好みに合うように編集する機会が多くなってきている。多くの会社から画像編集ソフトウェアが発売され、高度な画像処理もユーザが簡単に行えるようになってきた。例えば、所望の色調のプリントが得られるよう、テストプリントを行いながら試行錯誤的に色調整を行うことは画像編集の中でも一般的である。
色調整は通常、複数の色について複数回調整を繰り返す手順が必要である。例えば、人物が入った風景画像の場合においてはまず全体の明るさを調整し、その後自分の好みに合うような空の色、葉の色、肌の色などと順に色を調整し、最終的に所望の色調を有する画像を得るといった具合である。色調整を自動で行う機能を有する画像編集ソフトウェアもあるが、万能ではなく、個々のユーザの好みにあった調整結果を得るには、微調整が必要である。
また、ある色について調整を行った後、他の色の調整を行う中で、調整済の色を再調整したくなることも珍しくない。具体的には、上述の例であれば、空の色を調整した後、葉の色を調整したとする。この時、調整した葉の色と以前調整した空の色のバランスが気に入らない場合、空の色を再調整したくなるであろう。
このような調整処理を様々な箇所の色について行っていると、全体的な最適化が難しくなってくる。例えば、青空の色を調整した場合、色相の近い有無の色が影響を受けて、ユーザの意図しない結果となってしまう場合がある。
ユーザの意図しない色変換を防ぐ方法として一般的なものに、調整対象とする領域を色相・彩度・明度によって限定し、その領域のみについて調整する方法が挙げられる。しかし、この方法によっても、上述した問題を防ぐ為には、調整対象とした領域の情報を記憶しておくことが必要である。変換した領域が多い場合、情報を完全に記憶しておくことは現実的に困難であり、依然としてユーザの意図しない色変換が起こりうる。
また、一旦調整した部分を再調整する場合、例えばアンドゥ機能を利用し、過去の状態に復帰させることは可能であるが、画像の大きさや取消す処理の内容によっては復帰させるための演算に時間がかかったり、膨大なメモリが必要となったりする。
特許文献1には、履歴情報ごとに色空間変換テーブルを持つことにより、調整を行う毎に画像を保存する方法よりも少ないメモリで過去の状態の画像を得る技術が開示されている。
特開2006−121321号公報
特許文献1記載の手法では、最新の画像から、過去に行われた修正の履歴を順次辿ることにより過去の任意の時点の画像を復帰することは可能である。しかし、復帰させた画像に、以前と異なる色変換を適用すると、その後に実施していた色変換に係る色空間変換テーブルは無効になってしまう。その結果、その後に変更した色変換の結果を再現する為には、再計算する必要がある。変換処理が複雑な演算を要する場合や、過去に遡って復帰させた場合ほど、この計算に要する時間が大きくなり、処理時間が長くなるという問題が残る。
さらに、領域を限定した色変換において、ユーザが意図しない色変換が起こりうるという問題については特許文献1の方法では解決されない。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたものである。本発明は、ユーザの意図しない色変換の発生を抑制することの可能な情報処理装置及び情報処理方法を提供することを1つの例示的な目的とする。
さらに、本発明の別の例示的な目的は、既に適用した処理を変更した場合でも、簡便な処理で変更を反映させることの可能な情報処理装置及び情報処理方法を提供することにある。
また、上述の目的の少なくとも1つは、元色を目標色に変換する色変換処理を画像に適用するための情報処理装置であって、元色の変換に伴って変換される色の領域である変更領域を求める算出手段と、画像に適用された個々の色変換処理について、算出手段で求められた変更領域に関する情報を記憶する記憶手段と、画像に適用された色変換処理を変更する指示に応答して、画像に適用された変更の対象となる色変換処理とは異なる色変換処理、変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有するか否かを記憶手段に記憶された変更領域に関する情報を用いて判別する判別手段と、変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された色変換処理のうち、変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理を、適用された順番が新しい順に一旦無効化し、変更の対象となる色変換処理に指示に対応した変更を反映させた後、一旦無効化した色変換処理を、適用された順番が古い順に画像に適用することにより、指示を画像に反映させる制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置によっても達成される。
また、上述の目的の少なくとも1つは、元色を目標色に変換する色変換処理を画像に適用するための情報処理方法であって、算出手段が、元色の変換に伴って変換される色の領域である変更領域を求める算出工程と、記憶手段が、画像に適用された個々の色変換処理について、算出工程において求められた変更領域に関する情報を記憶する記憶工程と、判別手段が、画像に適用された色変換処理を変更する指示に応答して、画像に適用された変更の対象となる色変換処理とは異なる色変換処理、変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有するか否かを記憶手段が記憶工程で記憶した変更領域に関する情報を用いて判別する判別工程と、制御手段が、判別工程にて変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された色変換処理のうち、変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理を、適用された順番が新しい順に一旦無効化し、変更の対象となる色変換処理に指示に対応した変更を反映させた後、一旦無効化した色変換処理を、適用された順番が古い順に画像に適用することにより、指示を画像に反映させる制御工程とを有することを特徴とする情報処理方法によっても達成される。
また、上述の目的の少なくとも1つは、コンピュータを、本発明の情報処理装置として機能させるためのプログラムによっても達成される。
このような構成により、本発明によれば、ユーザの意図しない色変換の発生を抑制することが可能であるか、既に適用した処理を変更した場合でも、簡便な処理で変更を反映させることのが可能な情報処理装置及び情報処理方法が実現できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
情報処理装置100において、データ入出力部1001はデジタルカメラ等の外部機器とのデータ通信インタフェースである。画像処理部1002は、調整対象となる画像(対象画像)に対して画像処理を施す。操作入力部1003は、情報処理装置のユーザが、対象画像に対する調整内容を指示するための入力デバイスであり、一般にキーボード、マウス、トラックボール、タブレット等の少なくとも1つを含む。
操作入力部1003を通じて入力された指示は後述する制御部1010を通じて画像処理部1002に与えられる。画像処理部1002は与えられた指示に応じた演算を対象画像に対して適用する。表示部1004は、表示装置を含み、対象画像を始め、画像調整アプリケーションのGUI等を表示する。
例えばハードディスクの様な不揮発性かつ比較的大容量の記憶装置であってよい保持部1005は、対象画像や調整箇所のデータ、変更履歴、調整前後のプロファイル等を記憶する。保持部1005は、画像調整アプリケーションを始め、基本ソフト等を記憶しても良い。プロファイル出力部1006は、最終的な調整結果のプロファイルを出力する。
制御部1010は例えば図示しないCPU、ROM及びRAMを含む。ROMや保持部1005に記憶されたプログラムをRAMにロードし、CPUが実行して各部を制御することにより、後述する各種の動作を始めとする本実施形態の情報処理装置の機能を実現する。
本実施形態における情報処理装置は、画像入出力デバイスに依存せず人が直感的に画像調整を行い易い色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(Luminance)の3成分から成るHSL色空間で色調整を行うものとする。ただし、これは説明及び理解を容易にすることを目的としたものであって、本発明の適用範囲を限定する意図はない。本発明は、HSL色空間以外の色空間、例えばL*a*b*系、XYZ系、YUV系の色空間で色調整を行うように構成した場合であってもHSL色空間の場合と同様に適用可能で、効果も達成する。
保持部1005に保持されるプロファイルと、プロファイル出力部1006に出力されるプロファイルは、プリンタやディスプレイといった出力機器が用いる色空間における色の値と、他の色空間における色の値との対応関係を示す色空間変換パラメータを含む。
つまり、入力機器と出力機器とで異なる色空間を持つ場合でも、本実施形態の情報処理装置は入出力機器に応じて適切なプロファイルを保持部1005から読み出し、色空間を適切に変換することができる。ここで、代表的な入力機器はデジタルカメラやイメージスキャナであり、代表的な出力機器はプリンタやディスプレイ等である。
なお、説明及び理解を容易にするため、以下においてはRGB色空間を持つ入出力機器を使用するものとして説明する。しかし、上述したように、入力機器がRGB色空間、出力機器がCMYK色空間というような、入出力機器の色空間が異なる組み合わせであっても本発明は適用可能である。
色空間変換パラメータは、ルックアップテーブル(以下、LUTとする)あるいは行列(マトリクス)の形態で表現することが多いが、本実施形態ではLUTを用いた場合を説明する。
図7は、保持部1005に記憶される各種データの種類と、その記憶領域との例を示す図である。
入力画像データ領域7001は、例えばデータ入出力部1001を通じて入力された入力画像データを格納する領域である。調整後変換テーブルデータ領域7002は調整後の変換テーブルを格納する領域である。色空間変換テーブルデータ領域7003は、色空間変換テーブルのデータを格納する領域である。色調整履歴データ領域7004は複数の色調整履歴データを格納する領域である。
なお、図7においては模式的に各領域が独立しているように記載しているが、各領域は連続する記憶領域の一部であってもよいし、各領域が1つ以上のデータファイルの形式で記憶されていても良い。また、保持部1005には、図7に示した以外のデータが記憶されていても良い。
(動作)
次に、図2に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係る情報処理装置の画像調整処理の一例である色変換処理の全体的な処理の流れについて説明する。
制御部1010は、データ入出力部1001に接続された入力機器(例えばデジタルカメラ)から、画像データを取得し(S21)、保持部1005の入力画像データ領域7001に記録する(S22)。
上述の様に本実施形態では入力機器がRGB色空間を用いているので、取得した画像データもRGBの色空間で記録されている。従って、制御部1010は、保持部1005の色空間変換テーブルデータ領域7003に記憶された、RGB→HSL色空間変換LUTを用い、画像処理部1002に色変換処理を行なわせる(S23)。
制御部1010は、保持部1005が有するHSL→RGB色空間変換LUTを用い、画像処理部1002によって、HSL色空間に変換された画像データをRGB色空間に再変換させる。そして、制御部1010は、表示部1004が有する表示装置に操作用のGUIと共に画像データの表示を行う。操作用のGUIについては図3を参照して後述する。
ユーザは、表示部1004に表示されている画像データに対して適用したい画像編集内容(ここでは色調整内容)を、操作入力部1003を使用してGUIを操作することにより指示する。
操作入力部1003を通じて指示された色調整内容は、制御部1010を通じて画像処理部1002に与えられる。画像処理部1002は、与えられた指示内容に従った画像データに色変換処理を適用する(S24)。
通常、このステップは複数回行われることが多い。が、各回毎に、制御部1010は変換後のLUTを保持部1005の調整後変換テーブルデータ領域7002に記録する(S25)。そして、調整が行われる度に、色変換した結果を上述のようにRGB色空間に変換して、表示部1004の表示装置に表示させる(S26)。
S24〜S26を必要によって繰り返し行う。また、必要があれば変更されたデータを適切な色空間に変更して出力する。例として出力機器がプリンタの場合、出力指示が与えられると、画像データをHSL色空間からCMYK色空間に変更してデータ入出力部1001を通じて出力する(S27)。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置が対象画像と共に表示部1004に表示するGUIの例を示す図である。
図3に示したGUIは大きく分けて次の4つの部分から構成される。
・調整前のオリジナル画像を表示する調整前画像表示部3001、
・調整後の画像を表示する調整後画像表示部3002、
・調整内容を指定するための調整用GUIを備えた画像調整部3003、
・調整履歴を表示するための調整履歴部3004。
調整前画像表示部3001には、調整前の対象画像が表示される。図2の処理の説明においては、HSL色空間に変換後、RGB色空間に再変換して対象画像を表示するものとして説明したが、S22でのHSL色空間への変換前に、調整前画像表示部3001への表示を行っても良い。
この画像を元に、ユーザは操作入力部1003で画像調整部3003の調整用GUIを操作し、変更したい色(元色)の指定、変更後の色(目標色)の指定、変更を及ぼす範囲の指定等の指示を情報処理装置100へ与える。
これらの指示に応答して、画像処理部1002で演算が行われ、指示に対応するLUTを作成すると共に、指示に対応した変換を対象画像に適用し、適用結果をRGB色空間に変換して調整後画像表示部3002に表示させる(S25→S26)。
そして、制御部1010は、調整履歴部3004に色の変更履歴を表示させるとともに、保持部1005の色調整履歴データ領域7004に変更履歴の詳細を記憶される。本実施形態において、色の変更履歴は、本実施形態では変更前の色(元色)で塗りつぶした長方形と、その右に隣接する変更後の色(目標色)で塗りつぶした長方形とにより表示する。従って、図3の例における調整履歴部3004は、8回の色変更処理が行なわれたことを示している。
ここで、本実施形態においてにおける画像調整部3003の調整用GUIについてさらに説明する。
ユーザは、操作入力部1003に含まれるポインティングデバイス(例えばマウス)を用いるなどして、変更したい色を調整前画像表示部3001に表示されている元画像中で指定する。
制御部1010は、指定された位置の画素の色を取得し、例えば図4(a)に示すように、対応する点40を画像調整部3003内の色度図(カラーホイール)3005に表示する。ここで、色度図は二次元座標によって特定の色を表すことができれば、他の形式であっても良い。
ここで、点40の内部は、元色がわかりやすいよう、元色で塗りつぶされている。次に、制御部1010は、指定された元色の色合い(色相)、色の濃さ(彩度)、明るさ(明度)を変更した場合に影響を受ける色の範囲を予め定めた条件により算出し、その範囲をやはりカラーホイール3005に表示する。図4(b)において枠50が、点40で示される元色を変更した際に影響を受けると判断された色の範囲を示している。
なお、枠50で示される範囲は制御部1010が算出した初期値であり、例えば枠の4辺をドラッグする等により、ユーザが変更することも可能である。変更された場合、制御部1010はGUI上の枠の操作に対応した範囲の変更を記録する。
元色を指定した後、ユーザは変更後の色(目標色)を指定する。本実施形態においては、目標色の指定方法として、調整スライダー3006を用いて指定する方法と、カラーホイール3005上で直接指定する方法の両方を利用可能である。
例えば調整スライダー3006を用いる場合、ユーザは、調整スライダー3006に含まれる色合い(色相)、色の濃さ(彩度)、明るさ(明度)の3つのスライダーを左右に動かして色を所望の目標色を指定することができる。調整スライダー3006の位置に対応する色は、例えばカラーホイール3005中の点として示しても、目標色の確認のための領域を別途設けて示しても良い。
一方、直接カラーホイール3005上で指定する場合には、例えばマウスポインタでカラーホイール3005上の点を指定することによって目標色を指定することができる。なお、カラーホイール3005上に指定した、目標色を表す点(例えば図4(c)における点41)は、マウスポインタで移動することが可能である。なお、図4(c)では、元色と目標色の関係を明確にするため、元色を表す点40から目標色を表す点41へ向かう矢印60を表示している。
例えば図示しないアプリケーションメニューから、指定した色変換の適用が指示されると、制御部1010はその時点で指定されている元色と目標色との変換の実行が確定したものと判断する。そして、上述したLUTの作成及び保存、色変換処理、変換結果の表示を実行する。
なお、LUTの作成、色変換処理及び変換結果の表示は、元色や目標色が変更される都度行っても良い。これにより、ユーザは色変換を確定する前に変換結果を確認しながら元色と目標色を決定することができる。この場合、元色と目標色の指定が完了した旨の指示が操作入力部1003を通じて入力された際のLUTや色変換結果を、確定した色調整に対応する情報として保持部1005へ保存する。また、調整内容が確定した時点で、履歴の保存や調整履歴部3004の表示等を行う。
このような手順により1つの元色に対する変換処理が完了し、この後は、順次同様の処理を繰り返すことで最終的にユーザの望む色調の画像としていくことになる。しかし、変換処理の回数が多くなってくると、元色と目標色の2点間の変換を示す履歴の表示だけでは、何処が変更されていて何処が変更されていないか分かりづらくなる。
もしユーザが以前変更した領域を誤ってさらに変更してしまった場合、次のような現象が発生してユーザの意図とは反した色変換が起こってしまう。
図5はユーザが以前決定した色変換の領域と新たに変換を行った領域が重複した場合にユーザの意図しない変換が発生する様子について表した図である。
まず、図5(a)に示す、1回の色変換処理(元色42→目標色43)が完了した状態において、ユーザが新たな元色44をカラーホイール3005上で指定したとする。この時、新たな元色44は、1回目の色変換処理で影響を受けた枠51に含まれていなくてもよい。
新たな元色44の指定により、制御部1010は、元色44の変更により影響を受ける範囲の初期値を示す枠52を表示させる(図5(b))。そして、枠52が示す領域が、先に完了している色変換処理で影響を受けた範囲を示す枠51と重なったとする。この状態で、新たな元色44に対応する目標色45が指定され(図5(c))、色変換内容が確定したとする。これにより、枠52で示される色に対し、画像処理部1002で色変換処理が行われる。
この時、先に完了した色変換の目標色43が、今回の色変換処理(元色44→目標色45)の影響を受ける範囲に含まれているため、今回の色変換処理の影響を受け、目標色43が例えば色43’へ変化してしまう(図5(d))。
つまり、過去に行った色変換処理において指定した目標色が、その後の色変換処理の影響を受けることをユーザが気付かないと、意図しない色変換が行われてしまう可能性がある。色変換の回数が増える従って過去の変換処理との関係は複雑になり、ユーザが正しく判別を行うことは非常に困難になることが推測される。
そこで本実施形態の情報処理装置は、新たな元色が指定された場合、新たな元色を変更することにより影響を受ける色の範囲と、過去に行った色変換処理で影響を受けた色の範囲の領域の重複を判定する。そして、判定結果に応じた表示を行うことで、上述した問題が発生する可能性があることをユーザに報知する。
この報知方法の具体例を、図6を参照して説明する。
まず、以前行った色変換処理(元色46→目標色47)がある場合に、新たな元色48が指定されたとする(図6(a))。なお、図6(a)においては、以前行った色変換処理を表す表示が行われているが、非表示であっても良い。
新たな元色48の指定により、制御部1010は元色48の変更により影響を受ける色の初期範囲を算出し、その範囲を枠54として表示する。そして、制御部1010は、この枠54が先の色変換において影響を受けた範囲を示す枠53と重複することを検出する。
このことをユーザに報知するため、制御部1010は、カラーホイール3005において、重なった領域(枠53と枠35)をすべてアクティブにし、その他の領域をグレイアウト表示させる(図6(b))。ここで、領域をアクティブにするとは、領域の範囲(大きさ、形状、位置)をユーザが修正可能に表示することを意味する。
図6(b)の表示により、ユーザは、新たに指定した元色48を変換した場合に影響を受ける色の初期範囲が、過去の色変換において影響を受けた色の範囲と重複することを容易かつ明確に認識することができる。
さらに、色変換によって影響を受ける色の範囲を変更可能に表示するので、例えば新たな元色48の変更により影響を受ける色の範囲と、他の色変換において影響を受けた色の範囲と重ならないように変更することができる。
図6の表示を実現するための処理の詳細を説明する前に、色調整履歴データ領域7004における各色変換のデータ構造の例について図8を用いて説明する。
色調整履歴データは、それぞれの色変換処理に対し、次のようなパラメータを記憶する。
・色変換を時系列の順番に並べた番号項目、
・その変換が有効かどうかを示すアクティブフラグ項目、
・変換にあたり必要な調整情報(またはそれが保存されているアドレス)を示す変換データ項目、
・領域の重複情報を示す関連付けデータの項目。
番号項目は例えば変換が行われた順に、1,2,.といったように変換の順番を時系列に表す項目である。アクティブフラグ項目はある変換が有効か無効化を表すフラグであり、有効の場合には”1”をとる。例えば図3における調整履歴部3004のチェックボックスのチェックが外されると、対応する変換処理のアクティブフラグ項目の値が”0”変更される。
変換データ項目は、各色変換処理の元色及び目標色の座標、変更領域(元色の色変換に伴って変換される、元色とその周辺領域)等のデータまたはそのデータの格納先のアドレスである。
関連付けデータは他の変更領域との重複を表すデータであり、自身の変換処理よりも過去に行った色変換処理(即ち、番号項目の値が小さい色変換処理)の変更領域と重複する場合、重複する変更領域を有する色変換処理に対応する番号項目の値が記憶される。
このような構成の色調整履歴データを用いて、図6に示した表示方法を実施するための手順について、図9のフローチャートを用いて説明する。図9のフローチャートは、図2におけるS24の処理の一部として制御部1010が実行する。
まず、制御部1010は、ユーザが指定した元色を取得する(S901)。ここで、この色調整処理は(n+1)番目(n≧1)の処理であるとする。
上述のように、元色が指定されると、制御部1010は元色の変換に伴って変換される色の範囲(変更領域)の初期値Rdefn+1を算出し、カラーホイール3005に表示する(S902)。そして制御部1010は重複調査用の変数tにnを代入する(S904)。この変更領域の初期値Rdefn+1はどのように算出しても良いが、元色から色相、彩度、明度が予め定めた範囲内の色領域として求めることができる。
制御部1010は、t番目の色変換処理の変更領域Rtを参照し、今回((n+1)番目)の変更領域Rdefn+1と比較する(S905)。その結果、変更領域Rtと変更領域fn+1とが重複しないと判断される場合はS907へ処理を進め、重複すると判断される場合は、変更領域Rtをカラーホイール3005上に、図6(b)に示したように表示する(S906)。
S907で制御部1010は、変数tの値を1つデクリメントし、処理をS904へ戻して変更領域の重複有無を最初の色変換処理の変更領域R1まで繰り返し調べる。
変更領域R1と変更領域Rdefn+1との比較が終わると、S907でt=0となり、処理はS904からS908へ移行する。この時点では、指定した元色に対応する変更領域の初期領域と、この初期領域と重なりを有する過去の色変更処理に係る変更領域の全てがカラーホイール3005上に表示されている。
ユーザは、カラーホイール3005上に表示される変更領域を参考にしながら目標色を決定する。目標色の指定があると、制御部1010は目標色の取得を行う(S908)。また、上述したように調整後画像表示領域へ処理結果のイメージを表示する等の処理を行なう。
ユーザは、表す枠線をドラッグするなどして、変更領域Rn+1の初期領域の大きさや位置を動かすことができる。制御部1010は、変更領域Rn+1の大きさや位置が変更された場合には、ユーザ操作に応じて変更後の変更領域Rn+1を決定する(S909)。
そして、制御部1010は、S903〜S907と同様にして、新たに決定された変更領域Rn+1領域と、変更領域Rt(n≧t≧1)との重複関係を判別し、カラーホイール3005上の表示を更新する(S910〜S915)。
この時、制御部1010は、変更領域Rn+1と重複する変更領域を有する色変換処理の順番項目の値を、順番n+1の色調整履歴データの関連付けデータ項目に記憶する(S914)。
その後、変更領域Rn+1がさらに調整された場合には、制御部1010はS916を介してS909へ処理を戻し、重複する変更領域の判別、表示の更新及び色調整履歴データの更新を繰り返し行う。
例えばメニュー等から色調整内容の確定が指示されると、制御部1010は、順番n+1の色調整履歴データに、元色及び目標色の情報、変更領域の情報等、上述した情報を記録し(S917)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、これから行おうとする色変換処理によって変換される色の範囲が、過去に行った色変換処理で変換された色の範囲と重複するか否かを判別する。そして、重複することが判別された場合、その旨をユーザに報知する。これにより、意図しない色変換が行われることを事前に防止することが可能となる。
また、重複する複数の変更領域を修正可能にカラーホイール上に表示することにより、ユーザは容易に重複を解消するように変更領域を調整することが可能である。
なお、ここでは過去の色変換処理における変更領域のうち、今回行おうとする色変換処理の変更領域と重複を有する変更領域をカラーホイール上に表示する場合について説明した。しかし、ユーザに報知を行うという本来の目的が達成されれば、他のいかなる方法を用いることも可能である。例えば、変更領域の重複が判別された場合、警告メッセージをウィンドウ表示して報知したり、警告音により報知したりしてもよい。
また、本実施形態の情報処理装置は変更領域の重複を報知するだけで、変更領域を調整するか否かはユーザの判断に任せていた。しかし、重複が検出された場合には重複しないように変更領域を自動的に変更する様に構成しても良い。変更方法は任意であるが、例えばこれから行おうとする色変換処理の変更領域を、過去の色変更処理の変更領域と重複しないように縮小する方法を例示できる。
また、このような変更領域の自動修正を行うか否かをユーザ設定により切替可能としても良い。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置について説明する。
本実施形態においても、情報処理装置の機能構成は図1に示した第1の実施形態の情報処理装置と同様でよいため、説明を省略する。
第1の実施形態で説明を行ったような画像修正、具体的には色変換処理を複数回行った場合、図3の調整履歴部3004には、各回に対応する変換履歴が表示される。ユーザはこの調整履歴部3004を操作することにより、過去実行した色変換処理に対して任意の変更を加えることができる。変更の例としては、以前行った色変換処理を無効にする、逆に以前無効にした色変換を再度有効に戻す、以前行った色変換の目標色を変えるといった内容が考えられる。
従来技術の問題点として述べたように、通常は、n番目に行った色変換処理に変更を行った場合、n+1番目以降に行った色変換処理を順次やりなおしていた。その理由は、ある順番の色変換処理はそれより前に行った色変換処理の結果を必須とするという認識の元に設計されていたからである。
しかし、対象画像に含まれる全ての画素が色変換処理の影響を受けるとは限らない。例えば、複数回の色変換処理が行なわれたとしても、個々の色変換処理における変更領域が重複しない場合には、それぞれが独立した色変換処理であると考えることができる。
具体的には、例えばある対象画像に対して3回の色変換処理が適用されていたとする。この場合、調整履歴部3004には、図10(a)に示すような表示がなされている。ここで、図10(a)に示す3回の色変換処理に係る変更領域の関係が、図10(b)に示すように重複しない場合、各色変換は独立しており、順序にかかわらず他の色変換処理に影響を受けない(かつ、影響を与えない)。従って、このような、色変換処理相互の独立性が維持される限り、各色変換処理について変更があった場合でも、他の色変換処理をやり直す必要はない。
例えば、図10(a)における順番1の色変換処理を無効にする変更が行われた場合には、図10(c)に示すフローチャートのような処理を行えばよい。
ユーザは、調整履歴部3004において、順番1の色変換処理に対応するチェックボックスのチェックを外すことによって順番1の色変換処理の無効化指示を与えることができる。制御部1010は、この無効化指示に応答して以下の処理を行なう。
制御部1010は、チェックが外されたことを認識すると、順番1の色変更を無効化するため、順番1の色調整履歴データのアクティブフラグを0にする(S101)。次に制御部1010は、調整後変換テーブルデータ領域7002に記憶されているLUTに対して順番1の逆変換を行う(S102)。ここで言う逆変換とは、各色変換において元色と目標色を入れ替えて演算すること、つまり目標色を元色、元色を目標色として演算することである。また、この際、制御部1010は、調整後画像表示部3002に表示している対象画像についても、同様の逆変換を行って更新を行う。そして、制御部1010が、逆変換した結果のLUTを調整後変換テーブルデータ領域7002に記憶する(S103)ことによって順番1の無効化が実現する。
このように、変更領域が個々の色変換処理において独立しており、重複しない場合には、ある色変換処理が無効化されても他の色変換処理を再度行う必要がなく、処理時間の大幅な短縮及び処理負荷の大幅な軽減が可能となる。また、ある処理が無効化された際には、色調整履歴のデータの関連付けデータ項目を参照して、対応する番号が格納されていなければ他に影響を与えないということであるので、重複判定に係る処理もまた非常に容易であり、短時間に行うことができる。
一旦無効化した順番1の色変換処理を再び有効化する場合、ユーザは、調整履歴部3004において、順番1の色変換処理に対応するチェックボックスをチェックすることによって順番1の色変換処理の有効化指示を与えることができる。制御部1010は、この指示に応答して図10(d)に示すフローチャートの処理を行なう。
まず制御部1010は、順番1の色調整履歴データのアクティブフラグ項目を”1”とし、順番1の色変換処理を有効にする。次に制御部1010は調整後変換テーブルデータ領域7002に記憶されているLUTに対して順番1の変換を行い(S105)、その結果を調整後変換テーブルデータ領域7002に記憶する(S106)。これによって無効となっていた変換を迅速に有効化することができる。ここでも、LUTの変換時に表示用の画像データに変換処理を適用し、調整後画像表示部3002の表示を更新する。
また、図10(e)のフローチャートは、順番1の色変換処理の目標色が変更が指示された場合の処理を示す。制御部1010は、この指示に応答して以下の処理を行なう。
この場合、色調整履歴データにおけるアクティブフラグは有効(”1”)のままでよい。制御部1010は、調整後変換テーブルデータ領域7002に記憶されているLUTに対して順番1の逆変換を行い、一旦順番1の変換を無効化する(S107)。その後、制御部1010は、色調整履歴データ領域7004の変換データの目標色の情報を、新たな目標色の情報に更新する(S108)。そして制御部1010は、S107において算出したLUTに対して、目標色を変更した順番1の色変換を行い(S109)その結果を調整後変換テーブルデータ領域7002に記憶する。また、調整後画像表示部3002の表示も更新する。これによって実行済の色変換の目標色の変更を迅速に処理することが可能となる。
次に、変更領域に重複のある色変換処理が存在している場合について、図11に例を挙げて説明する。図11(a)は、図10に示した状態からさらに順番4、5の色変換を加えた場合の調整履歴部3004を示す。
また、図11(b)は、順番1〜5の色変換処理における変換領域をカラーホイール3005上に示したものである。図11(b)に示すように、ここでは、順番1の変更領域と順番4の変更領域が重複しているものとする。
この時、色調整履歴データは図11(c)に示すようになり、順番4の色調整履歴データの関連付けデータ項目として、順番1に対応する変更領域との重複を示す”1”が格納されている。
このような状態で、順番1の色変換処理を無効化する場合の処理を図11(d)のフローチャートを用いて説明する。
図10(c)で説明した処理と同様、制御部1010はまず、順番1の色調整履歴データのアクティブフラグ項目を”0”にする(S1101)。次に制御部1010は、調整後変換テーブルデータ領域7002に記録されているLUTに対し、順番1の色変換処理と変更領域との重複を有する最も順番が後ろの色変換処理、ここでは順番4の逆変換を行う(S1102)。この逆変換により、制御部1010は、順番1と変更領域が重複している順番4の色変換処理の影響を除去し、その後、順番1の逆変換を行うことで、最終的に順番1の色変換を無効化する(S1103)。
そして、順番1の変換を無効化した後、改めて順番4の色変換処理を行い、順番4の変換を反映させる(S1104)。この結果を調整後変換テーブルデータ領域7002に記録する(S1105)。また、調整後画像表示部3002の表示についても更新する。
このように、無効化する色変換処理と変更領域が重複する他の色変換処理が存在する場合には、まず、無効化したい色変換の番号が関連付けデータに記録された色変換を一旦無効化する。その後、無効化したい色変換処理を無効化し、一旦無効化した処理を再度適用する。このように、変更領域が重複する処理のみについて再適用すればすむので、例えば図11の例で順番1を無効化した場合、従来はその後順番2〜5の全てを再適用していたが、順番4のみを再適用すれば足りる。そのため、処理時間の大幅な短縮若しくは処理負荷の大幅な軽減を実現できる。これは、処理に必要なメモリ容量の節約にも繋がる。
無効化した順番1の色変換処理を再度有効化する場合、図11(e)のフローチャートに示す処理を行なえばよい。
制御部1010はまず順番1の調整履歴データのアクティブフラグ項目を”1”とする(S1106)。次に制御部1010は調整後変換テーブルデータ領域7002に記録しているLUTに対し、有効化する順番1を表すデータが関連付けデータ項目に記録された順番4の色変換処理の逆変換を行う(S1107)。
さらに制御部1010はその結果に対して順番1の色変換処理を行い(S1108)、次いで順番4の色変換処理を行う(S1109)。この結果を調整後変換テーブルデータ領域7002に記録する(S1110)ことにより、無効化した変換を有効化することができる。また、制御部1010は、調整後画像表示部3002の表示についても更新する。
さらに、順番1の色変換処理の目標色を変更する場合の処理について、図11(f)のフローチャートを用いて説明する。
制御部1010はまず、調整後変換テーブルデータ領域7002に記録されているLUTに対し、順番4の色変換処理の逆変換を行う(S1111)。次に制御部1010は、順番1の色変換処理の逆変換を行う(S1112)。これにより、順番1の処理が無効化される。
次に、制御部1010は、順番1の色調整履歴データの変換データ項目中の目標色を新たな目標色に更新し(S1113)、変換処理を行う(S1114)。その後、一時無効化していた順番4の色変換処理を再度行って有効化し(S1115)、その結果のLUTを記録する(S1116)。やはり、目標色を変更した色変換処理の影響を受ける処理のみの無効化及び再適用を行えばよいため、処理時間の大幅な短縮若しくは処理負荷の大幅な軽減を実現できる。これは、処理に必要なメモリ容量の節約にも繋がる。
これまで、「無効化する処理」「(再)有効化する処理」「目標色の変更処理」の3つの変更について、図10及び図11に示す具体例を挙げて説明した。
以下、上述の3つの変更処理について、より一般化した説明を行う。
まず、「無効化する処理」の一般化したフローチャートを図12に示す。
以下の説明において、順番の変数をx、これまで行われた色変換処理の回数をpとし、順番t(1≦t≦p)の変更を無効化するものとする。
調整履歴部3004でユーザが順番tの色変換のチェックボックスを外すことにより、無効化指示となり、この指示に応答して制御部1010が図12の処理を開始する。
まず、制御部1010は、色調整履歴データ領域7004における順番tの色調整履歴データのアクティブフラグ項目の値を”0”に変更する(S1202)。
次に制御部1010は順番の変数xにpを代入する(S1203)。そして、制御部1010は変数xの値を1づつ減らしながら、順番xがアクティブであるどうかを判断し、さらに順番tに対応する値が関連付けデータに記録されているかどうかを判別する。
もし、関連付けデータに順番tに対応する値が記録されていると判断された場合、制御部1010は、調整後変換テーブルデータ領域7002に保存されているLUTに対し、順番xの色変換処理の逆変換を行う。この作業をx=t、すなわち無効化したい変換の順番になるまで繰り返す(S1204〜S1208)。そして制御部1010は順番tの色変換処理の逆変換を行い(S1209)、目的の順番tを無効化する。
その後、制御部1010は順番の変数xをインクリメントしながらそれぞれの順番に対して、アクティブフラグ、関連付けデータをチェックして、S1207で一旦無効化していた各色変換を再び有効にする(S1209〜S1214)。そしてx>pになった時、つまり最後の順番pまで戻ったら、その時のLUTを記録し(S1215)、処理を終了する。この記録したLUTを用いてS26のようにRGBに変換することによって表示部1004に表示することによってユーザは行った変換を視覚的に確認することができる。
「有効化する処理」「目標色を変更する処理」についてのフローチャートをそれぞれ図13、図14に示す。大まかな流れは図12の「無効化する処理」とほぼ等しいので、同じ処理には同じ参照数字を付して説明を省略し、主に「無効化する処理」と異なる部分について以下に簡潔に述べる。
図13に示す「有効化する処理」において、制御部1010は、再度有効化したい色変換の調整履歴データのアクティブフラグ項目の値を”1”に戻す(S1402)。そして、制御部1010は、順番tまで遡って変更領域が重複する色変換処理を逆変換して一旦無効化する(S1204〜S1208)。その後、制御部1010は順番tの変換を行い(S1409)、一旦無効化していた変換を順に戻していく(S1210〜S1214)。そして、最後に結果のLUTを記録する(S1215)。
また、図14における「目標色を変更する処理」においては、アクティブフラグを変更する必要がないので、制御部1010は変換したい順番tまで上述の2処理と同様に遡る(S1203〜S1208)。そして、制御部1010は順番tの処理を無効化するために逆変換を行い(S1508)、その後新たに設定された目標色を用いた変換を行う(S1509)。その後、制御部1010は一旦無効化していた変換を順に有効化していく(S1210〜S1214)。そして、最後に結果のLUTを記録する(S1215)。
以上のように本実施形態によれば、ある色変換処理が変更された場合、その色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有する色変換処理のみ無効化及び再適用を行う。従って、従来のように、変更された処理よりも後に行われていた処理全てを無条件にやり直していた場合と比べ、処理時間の大幅な短縮若しくは処理負荷の大幅な軽減を実現できる。これは、処理に必要なメモリ容量の節約にも繋がる。
(第3の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置について説明する。
本実施形態においても、情報処理装置の機能構成は図1に示した第1の実施形態の情報処理装置と同様でよいため、説明を省略する。
第2の実施形態において、逆変換を実行すれば変換を無効化できるものとして説明した。しかし、LUTのグリッド数によっては逆変換しても完全に変換前の状態に戻ることができず、誤差が生じる場合がありうる。ユーザが非常に厳密な色変換を望む場合、この誤差を無視できない場合も想定される。本実施形態では、逆変換時の誤差を回避する方法について説明する。
第1及び第2の実施形態の処理と大きく異なるのは、記憶するLUTである。上述の実施形態において、保持部1005の調整後変換テーブルデータ領域7002に記憶するのは、最後に演算して求めたLUTだけであった。これに対し、第3の実施形態においては色変換処理毎にその演算結果ごとのLUTを全て記憶する。
図15に示すフローチャートを用いて、本実施形態の情報処理装置における「無効化する処理」について説明する。
第2の実施形態と同様、ユーザが調整履歴部3004を操作し、無効化したい色変換のチェックを外すことにより、無効化指示となり、この指示に応答して制御部1010が処理を開始する。ここでも対象画像にp回の色変換処理が行なわれた状態で、順番tの色変換処理を無効化する場合を想定する。
制御部1010は、無効化が指定された順番tの色変換処理の色調整履歴データについて、アクティブフラグ項目を”0”に設定する(S1302)。
そして、制御部1010は、各パラメータを初期化する。まず、変換された領域を示す領域Sに、無効化する色変換処理の変更領域Stを代入。また、順番を示す変数xに無効化する色変換処理の順番であるtを代入する(S1303)。そして制御部1010は変数xをインクリメントして次の順番の処理へ移動する(S1304)。
この時点でx>pとなった場合、制御部1010は処理を終了する(S1310)。x>pでない場合、制御部1010は、まず順番xの色変換処理が有効かどうかを、調整履歴データのアクティブフラグを参照して判断する(S1305)。無効であればS1304へ戻って次の順番の処理へ移行する。
順番xの色変換処理が有効であった場合、制御部1010は順番xの調整履歴データの関連付けデータ項目を参照し(S1306)、順番tを示す情報が記録されているか否かを判別する。
順番tを示す情報が記録されている場合、順番xの処理に用いたLUTであるLUTxは再計算をして求める必要がある。そのため、制御部1010は、自身の色変換処理より前に適用され、かつ有効な直近の色変換処理に対応したLUT(順番xー1のLUTx−1は有効でない可能性があるため)から再計算を行い、LUTxを求める(S1307)。
再計算を行った場合、順番tの色変換処理を無効化することによって変化するLUTの領域Rは、順番tの色変換処理の変更領域Stに、再計算を行ったLUTxの領域Sxを追加したものになる(S1308)。
一方、順番xの調整履歴データが関連付けデータ項目に順番tを示す情報を持たない場合、制御部1010は、LUTxの領域Sにある値を、自身の色変換処理より前に適用され、かつ有効な直近の色変換処理に対応したLUTの領域Sの値で置換する。これにより、自身よりも順番の若い色変換処理を自身のLUTxに反映させる(S1309)。
つまり、順番tの色変換処理の変更領域と変更領域が重複しない色変換処理については、再計算を行うことなく、一つ前の有効な色変換処理のLUTの適切な領域をコピーすることにより、過去の変換結果をLUTに反映することができる。これをx>pとなるまで繰り返すことによって、全ての変換を反映したLUTを生成することができる。最後に生成したLUTを元の画像に適用することで、無効化を反映した画像が生成される。
さらに、図16、17のフローチャートを用い、第2の実施形態で説明した場合と同様に、「有効化する処理」と「目標色を変更する処理」について、かつ主に上述した「無効化する処理」と異なる部分について簡潔に説明する。
図16に、「有効化する処理」のフローチャートを示す。
S1302とS1303の間にS1604が追加された点のみ「無効化する処理」と異なる。無効化された処理を再度有効化する変換は、以前に記憶していた順番tの色変換処理のLUTtを呼び出すのではなく、自身の色変換処理より前に適用され、かつ有効な直近の色変換処理に対応したLUTから再計算して求める必要がある。S1604で、制御部1010は、この再計算処理を行なう。
ここで、再計算が必要な理由は、順番tの色変換処理が無効化されてから再び有効化される間に、それより若い順番の色変換処理が変更された場合、その変更の影響を記憶されていたLUTtが反映していない可能性があるからである。
他の処理については図15について説明した通りであるため、説明を省略する。
同様に、図17において「目標色を変更する処理」については、順番tのフラグは変更する必要はなく、図16の「有効化する処理」におけるS1604の代りにS1703を行うことにより実現できる。
S1703で制御部1010は、自身の色変換処理より前に適用され、かつ有効な直近の色変換処理に対応したLUTから、新たに指定された目標色を用いた色変換処理のLUTを求める。
本実施形態の手法はLUTを変換処理毎に記録する。そのため、第2の実施形態と比較すると、処理に必要なメモリ容量が大きくなり、また、LUTを更新しながら変更していく為、変更領域の重複が少ない場合には処理速度も若干低下することが予想される。
しかし、第2の実施形態において生じうる逆変換時の誤差の発生がないため、色変換の正確性を求める場合に非常に有効である。さらに本実施形態は全ての変換についてのLUTを記録するので、ある色変換のLUTを参照することによって、その色変換以降の変換をすべて無効にするという機能も付け加えることができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。
従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。
上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。
さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置の画像調整処理の一例である色変換処理の全体的な処理の流れについて説明するフローチャートである 本発明の実施形態に係る情報処理装置が対象画像と共に表示部1004に表示するGUIの例を示す図である。 図3における画像調整部3003の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置の保持部1005に記憶される各種データの種類と、その記憶領域との例を示す図である。 色調整履歴データ領域7004における各色変換のデータ構造の例を示す図である。 図6に示す表示を行うための処理を説明するためのフローチャートである。 (a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の処理の概要を説明する図、(c),(d),(e)は本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の処理の概要を説明するフローチャートである。 (a),(b),(c)は本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の処理の概要を説明する図、(d),(e),(f)は本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の処理の概要を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置における無効化処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置における再有効化処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置における目標色変更処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置における無効化処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置における再有効化処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置における目標色変更処理を説明するフローチャートである。

Claims (10)

  1. 元色を目標色に変換する色変換処理を画像に適用するための情報処理装置であって、
    前記元色の変換に伴って変換される色の領域である変更領域を求める算出手段と、
    前記画像に適用された個々の色変換処理について、前記算出手段で求められた変更領域に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像に適用された色変換処理を変更する指示に応答して、前記画像に適用された前記変更の対象となる色変換処理とは異なる色変換処理、前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有するか否かを前記記憶手段に記憶された前記変更領域に関する情報を用いて判別する判別手段と、
    前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された前記色変換処理のうち、前記変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理を、適用された順番が新しい順に一旦無効化し、前記変更の対象となる色変換処理に前記指示に対応した変更を反映させた後、前記一旦無効化した色変換処理を、適用された順番が古い順に前記画像に適用することにより、前記指示を前記画像に反映させる制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像に適用された色変換処理を変更する前記指示が前記画像に適用された色変換処理のうちの1つを無効化する指示である場合、前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された前記色変換処理のうち、前記変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理を、適用された順番が新しい順に一旦無効化し、前記変更の対象となる色変換処理を無効化した後、前記一旦無効化した色変換処理を、適用された順番が古い順に前記画像に適用することにより、前記指示を前記画像に反映させることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像に適用された色変換処理を変更する前記指示が前記画像に適用された色変換処理のうちの1つを有効化する指示である場合、前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された前記色変換処理のうち、前記変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理を、適用された順番が新しい順に一旦無効化し、前記変更の対象となる色変換処理を前記画像に適用した後、前記一旦無効化した色変換処理を、適用された順番が古い順に前記画像に適用することにより、前記指示を前記画像に反映させることを特徴とする請求項又は請求項記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記画像に適用された色変換処理を変更する前記指示が前記画像に適用された色変換処理のうちの1つの目標色変更する指示である場合、前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された前記色変換処理のうち、前記変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理を、適用された順番が新しい順に一旦無効化し、前記変更の対象となる色変換処理を無効化し、前記変更の対象となる色変換処理を前記指示により変更された目標色を用いて前記画像に適用した後、前記一旦無効化した色変換処理を、適用された順番が古い順に前記画像に適用することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶手段が、前記画像に適用された全ての前記色変換処理を反映した1つのルックアップテーブルをさらに記憶し、
    前記画像に適用された色変換処理を変更する前記指示が前記画像に適用された色変換処理のうちの1つを無効化する指示であり、かつ、前記画像に適用された、前記無効化の対象となる色変換処理を除く色変換処理の中に、前記無効化の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された色変換処理が含まれない場合、前記制御手段が、前記色変換処理の無効化を、当該無効化する色変換処理の逆変換を前記ルックアップテーブルに対して適用することにより実行することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶手段が、前記画像に適用された前記色変換処理の結果ごとのルックアップテーブルをさらに記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理に対応するルックアップテーブルを、自身の色変換処理より前に適用され、かつ有効な直近の色変換処理に対応したルックアップテーブルを用いて更新し、最後に適用された有効な色変換処理の結果に対応したルックアップテーブルを用いて前記変更を前記画像に反映させることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された色変換処理の結果に対応するルックアップテーブルは、自身の色変換処理より前に適用され、かつ有効な直近の色変換処理に対応したルックアップテーブルから再計算することにより更新し、
    前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有さないと判別された色変換処理の結果に対応するルックアップテーブルは、自身の色変換処理より前に適用され、かつ有効な直近の色変換処理に対応したルックアップテーブルの前記変更領域に対応する部分で、対応する部分を置換することにより更新することを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  9. 元色を目標色に変換する色変換処理を画像に適用するための情報処理方法であって、
    算出手段が、前記元色の変換に伴って変換される色の領域である変更領域を求める算出工程と、
    記憶手段が、前記画像に適用された個々の色変換処理について、前記算出工程において求められた変更領域に関する情報を記憶する記憶工程と、
    判別手段が、前記画像に適用された色変換処理を変更する指示に応答して、前記画像に適用された前記変更の対象となる色変換処理とは異なる色変換処理、前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有するか否かを前記記憶手段が前記記憶工程で記憶した前記変更領域に関する情報を用いて判別する判別工程と、
    制御手段が、前記判別工程にて前記変更の対象となる色変換処理の変更領域と重複する変更領域を有すると判別された前記色変換処理のうち、前記変更の対象となる色変換処理の後に適用された色変換処理を、適用された順番が新しい順に一旦無効化し、前記変更の対象となる色変換処理に前記指示に対応した変更を反映させた後、前記一旦無効化した色変換処理を、適用された順番が古い順に前記画像に適用することにより、前記指示を前記画像に反映させる制御工程とを有することを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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