JP2007088831A - 画像補正方法および装置並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 被写体画像上の同種の被写体部分を表す複数の補正対象領域の明るさや色を補正する画像補正において、煩雑な設定をしなくとも、各補正対象領域間での補正結果のバラツキを抑え、かつ、画像全体が自然な態様となるように補正対象領域を補正する。
【解決手段】 補正パラメータ設定部32が、補正対象領域抽出部28により抽出された複数の補正対象領域Rm_iのうち被写体画像上で中心的な存在となる所定の補正対象領域Rmtに対して、画像の明るさや色を補正する処理の補正パラメータを設定し、この所定の補正対象領域Rmtの補正結果である明るさまたは色を目標に、他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)の補正パラメータを設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル画像における人物の顔や肌等の部分的な領域について明度や色を補正する画像補正方法および装置並びにそのためのプログラムに関するものである。
デジタル写真画像において、その被写体の明るさや色は、画像を取得したときの撮影条件や読取条件、被写体の特性等により異なるものである。例えば、光源と被写体との位置関係、被写体の姿勢、被写体自身の色、カメラレンズの周辺光量不足等により、被写体の明るさや色が変化する。このため、被写体の明るさや色が適正な明るさや色で表現されていない場合には、その画像に対して画像処理を施して被写体の明るさや色を適正な状態に補正することが考えられる。
ところが、所定の画像処理を画像全体に一律に施してしまうと、被写体以外の背景の明るさや色が不自然な状態になったり、特に、一つの画像に複数の同種の被写体が含まれているような場合には、各被写体毎に明るさや色の状態が異なるので、これらすべての被写体を適正な明るさや色に補正することが難しかったりする場合がある。
そこで、画像全体に画像処理を施すのではなく、補正を必要とする部分的な領域のみを補正する、いわゆるデジタル覆い焼きが提案されている。
このデジタル覆い焼きについては、種々の文献において開示・言及がなされており、例えば、特許文献1には、好みの条件でデジタル覆い焼きを行うため、第1の画像処理装置(ラボ装置)で生成した情報を配送可能な記録媒体に保存し、第2の画像処理装置(ユーザのパーソナルコンピュータ)でそれを再生利用してデジタル覆い焼きを行う方法が開示されている。また、特許文献2には、画像処理を切り替えるために、画像処理を実行するデジタルシグナルプロセッサ内のプログラムを変更する方法が開示されており、その画像処理の一例としてデジタル覆い焼きが挙げられている。
デジタル覆い焼きの一般的な方法は、ユーザが、表示装置の画面に表示された、画像処理による補正が逐次反映される画像を見ながら、その画像に施す画像処理のパラメータをマニュアルで調整して、その画像上の補正対象領域の明るさや色を所望の状態に補正する方法である。
このようなデジタル覆い焼き方法によれば、例えば、同一の画像に含まれる複数の被写体を、マニュアルで別々に補正することにより、その画像における複数の被写体の明るさ等のバラツキを抑えることができる。また、例えば、複数の画像における各被写体を、マニュアルで別々に補正することにより、各画像上の被写体をそれぞれの画像に合った明るさや色で補正したり、画像間で被写体の明るさや色を揃えたりすることができる。
特開平10−111928号公報 特開2001−038737公報
しかしながら、上記のような、ユーザがマニュアルで個々の被写体を補正するデジタル覆い焼き方法では、画像に含まれる被写体の数だけ、あるいは画像の数だけ、画像処理のパラメータを逐次マニュアルで設定して補正を行わなければならず、その操作が非常に煩雑となる。また、ユーザのスキルにより、補正後の被写体の明るさ等のバラツキの程度が異なってしまうおそれもある。
一方、上記のようなユーザのスキルに起因する補正後の画像の仕上がり具合のバラツキを排除するため、被写体の適正な明るさや色を経験則に基づいて求め、その明るさや色を目標として固定し、画像上の被写体の明るさ等をその目標の明るさ等に自動で補正することも考えられる。しかしながら、例えば、画像全体が暗めの場合には、画像上の被写体だけが明るく浮いたように調整されてしまったり、これとは逆に、画像全体が明るめの場合には、画像上の被写体だけが暗く沈んだように調整されてしまったりして、補正後の画像が不自然な画像となる場合が考えられる。
本発明は、上記事情に鑑み、画像上の同種の被写体部分を表す複数の補正対象領域の明るさや色を補正する画像補正において、煩雑な設定をしなくとも、各補正対象領域間での補正結果のバラツキを抑え、かつ、画像全体が自然な態様となるように複数の補正対象領域を補正することが可能なデジタル画像の画像補正方法および装置並びにそのためのプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の画像補正方法は、
1つまたは複数の被写体画像上で指定された複数の領域の各々から、該各領域の画像の明るさおよび/または色の情報に基づいて、同種の被写体部分を表す補正対象領域を抽出するステップと、
該ステップにより抽出された複数の補正対象領域の各々に対して、該領域の画像に施される明るさまたは色を補正する画像処理の条件を設定するステップと、
前記複数の補正対象領域の各々の画像に対して、該領域毎に設定された条件による画像処理を施すステップとを有する画像補正方法において、
前記画像処理の条件を設定するステップが、前記複数の補正対象領域の中で前記被写体画像上の中心的な存在となる所定の補正対象領域に対して画像処理の条件を設定し、
前記所定の補正対象領域の画像に、該所定の補正対象領域に対して設定された条件による画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色と、前記所定の補正対象領域以外の他の補正対象領域の画像に画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色とが同程度となるように、前記他の補正対象領域に対する画像処理の条件を設定するステップであることを特徴とする方法である。
本発明の画像補正方法において、
前記所定の補正対象領域は、操作者により指定された特定の補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正方法において、
前記所定の補正対象領域は、前記画像処理の条件が操作者により最初に設定された補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正方法において、
前記複数の領域は、前記1つの被写体画像上で指定されたものであり、
前記所定の補正対象領域は、前記1つの被写体画像の中心に最も近い補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正方法において、
前記画像処理の条件を設定するステップは、前記複数の補正対象領域のうち2以上の補正対象領域に対して画像処理の予備的な条件を設定するステップであり、
前記所定の補正対象領域は、前記2以上の補正対象領域のうち前記予備的な条件による画像処理が施される前と後の画像の明るさまたは色の差異が最小である補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正方法において、
前記所定の補正対象領域が、前記複数の補正対象領域のうち面積が最大である補正対象領域であってもよい。
本発明の画像補正方法において、
前記同種の被写体部分は、人物の肌を表す部分であってもよい。
本発明の画像補正装置は、
1つまたは複数の被写体画像上で指定された複数の領域の各々から、該各領域の画像の明るさおよび/または色の情報に基づいて、同種の被写体部分を表す補正対象領域を抽出する補正対象領域抽出手段と、
該補正対象領域抽出手段により抽出された複数の補正対象領域の各々に対して、該領域の画像に施される明るさまたは色を補正する画像処理の条件を設定する画像処理条件設定手段と、
前記複数の補正対象領域の各々の画像に対して、該領域毎に設定された条件による画像処理を施す画像処理手段とを備えた画像補正装置において、
前記画像処理条件設定手段が、前記複数の補正対象領域の中で前記被写体画像上の中心的な存在となる所定の補正対象領域に対して画像処理の条件を設定し、
前記所定の補正対象領域の画像に、該所定の補正対象領域に対して設定された条件による画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色と、前記所定の補正対象領域以外の他の補正対象領域の画像に画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色とが同程度となるように、前記他の補正対象領域に対する画像処理の条件を設定するものであることを特徴とするものである。
本発明の画像補正装置において、
前記所定の補正対象領域は、操作者により指定された特定の補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正装置において、
前記所定の補正対象領域は、前記画像処理の条件が操作者により最初に設定された補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正装置において、
前記複数の領域は、前記1つの被写体画像上で指定されたものであり、
前記所定の補正対象領域は、前記1つの被写体画像の中心に最も近い補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正装置において、
前記画像処理条件設定手段は、前記複数の補正対象領域のうち2以上の補正対象領域に対して画像処理の予備的な条件を設定するものであり、
前記所定の補正対象領域は、前記2以上の補正対象領域のうち前記予備的な条件による画像処理が施される前と後の画像の明るさまたは色の差異が最小である補正対象領域であってもよい。
また、本発明の画像補正装置において、
前記所定の補正対象領域は、前記複数の補正対象領域のうち面積が最大である補正対象領域であってもよい。
本発明の画像補正装置において、
前記同種の被写体部分は、人物の肌を表す部分であってもよい。
本発明のプログラムは、
コンピュータを、
1つまたは複数の被写体画像上で指定された複数の領域の各々から、該各領域の画像の明るさおよび/または色の情報に基づいて、同種の被写体部分を表す補正対象領域を抽出する補正対象領域抽出手段と、
該補正対象領域抽出手段により抽出された複数の補正対象領域の各々に対して、該領域の画像に施される明るさまたは色を補正する画像処理の条件を設定する画像処理条件設定手段と、
前記複数の補正対象領域の各々の画像に対して、該領域毎に設定された条件による画像処理を施す画像処理手段として機能させることにより、該コンピュータを画像補正装置として機能させるためのプログラムにおいて、
前記画像処理条件設定手段が、前記複数の補正対象領域の中で前記被写体画像上の中心的な存在となる所定の補正対象領域に対して画像処理の条件を設定し、
前記所定の補正対象領域の画像に、該所定の補正対象領域に対して設定された条件による画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色と、前記所定の補正対象領域以外の他の補正対象領域の画像に画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色とが同程度となるように、前記他の補正対象領域に対する画像処理の条件を設定するものであることを特徴とするものである。
本発明のプログラムにおいて、
前記所定の補正対象領域は、操作者により指定された特定の補正対象領域であってもよい。
また、本発明のプログラムにおいて、
前記所定の補正対象領域は、前記画像処理の条件が操作者により最初に設定された補正対象領域であってもよい。
また、本発明のプログラムにおいて、
前記複数の領域は、前記1つの被写体画像上で指定されたものであり、
前記所定の補正対象領域は、前記1つの被写体画像の中心に最も近い補正対象領域であってもよい。
また、本発明のプログラムにおいて、
前記画像処理条件設定手段は、前記複数の補正対象領域のうち2以上の補正対象領域に対して画像処理の予備的な条件を設定するものであり、
前記所定の補正対象領域は、前記2以上の補正対象領域のうち前記予備的な条件による画像処理が施される前と後の画像の明るさまたは色の差異が最小である補正対象領域であってもよい。
また、本発明のプログラムにおいて、
前記所定の補正対象領域は、前記複数の補正対象領域のうち面積が最大である補正対象領域であってもよい。
本発明のプログラムにおいて、
前記同種の被写体部分は、人物の肌を表す部分であってもよい。
本発明の画像補正方法および装置並びにそのためのプログラムによれば、抽出された複数の補正対象領域のうち被写体画像上で中心的な存在となる所定の補正対象領域を基準補正対象領域として、この基準補正対象領域の補正結果である明るさまたは色を目標に、他の補正対象領域の補正の条件を設定するので、複数の補正対象領域に対する補正結果を、画像上で中心的な存在となる補正対象領域の補正結果に合わせることができ、被写体画像上の同種の被写体部分を表す複数の補正対象領域の明るさや色を補正する画像補正において、煩雑な設定をしなくとも、各補正対象領域間での補正結果のバラツキを抑え、かつ、画像全体が自然な態様となるように複数の補正対象領域を補正することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態である画像補正装置の構成を示すブロック図である。この画像補正装置は、アナログ写真技術におけるいわゆる覆い焼きと同じ効果をデジタル画像上で得るための装置であり、例えば、画像上で暗く表現されている顔や肌を部分的に明るく補正するものである。
画像補正装置1は、図1に示すように、オリジナル画像保存部10、画像選択部20、縮小画像作成部22、セットアップ処理部24、領域指定部26、補正対象領域抽出部28、マスク作成部30、補正パラメータ設定部32、画像補正部36、画像合成部38、出力制御部40、表示装置51、補正画像保存装置52、印刷装置53、入力操作部60を備えている。
オリジナル画像保存部10は、人物を被写体とする複数のオリジナル画像をデジタルデータとして保存するものである。このオリジナル画像保存部10としては、例えば、ハードディスク、CD−ROM装置、DVD−ROM装置等を考えることができる。ここで、オリジナル画像とは、画質や解像度を変更する処理等が施されていない画像のことであり、ここでは、解像度が高く(画像サイズが大きい)、データサイズが大きいものを想定している。
画像選択部20は、オリジナル画像保存部10に保存されている複数のオリジナル画像の中から補正の対象となるオリジナル画像を補正対象画像Sとして選択するものである。本実施形態においては、ユーザ(操作者)が、表示装置51の画面に表示された、オリジナル画像の概要を示すサムネイル画像の中からGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)で特定の画像を指定することにより、補正の対象となるオリジナル画像を選択する。なお、この画像選択部20は、複数の補正対象画像を選択することもできる。
縮小画像作成部22は、オリジナル画像保存部10に保存されている複数のオリジナル画像の各々の画像サイズを縮小してこれらの画像のサムネイル画像を作成したり、画像選択部20により選択された補正対象画像Sの画像サイズを縮小して縮小補正対象画像Smを作成したりするものである。オリジナル画像は解像度が高くデータサイズが大きいため、一般的に、オリジナル画像を各種の処理にそのまま用いると、処理時間が長くなる。一方、ユーザが、補正対象画像SをGUIで選択できるように、表示装置51の画面に表示するオリジナル画像の概要を表す画像や、補正対象画像Pにある画像処理を施した場合のその効果を把握できるように、画面に表示する補正結果が反映された画像等には、それほど高い解像度は要求されないため、そのような画像の解像度は低くても十分目的を達成することができる。そこで、ユーザによる選択を可能にするために表示する補正対象画像Sの候補の一覧には、オリジナル画像を縮小したサムネイル画像を用いる。また、補正対象画像Sに施す画像処理の条件が最終的に決まるまでは、縮小補正対象画像Smを用いて各種の処理を行い、その画像処理の条件が最終的に決まった段階で、本当の目的である補正対象画像Sを用いて処理を行うようにする。
セットアップ処理部24は、縮小画像作成部22により作成された、オリジナル画像のサムネイル画像や縮小補正対象画像Smに対して、予備的に標準的な画像処理を施し、サムネイル画像や縮小補正対象画像Smの画像全体の明るさや色のバランスを適正な状態に近づけるものである。この処理のことをセットアップという。このセットアップ処理が施された、セットアップ済みサムネイル画像やセットアップ済み縮小補正対象画像Smsは、出力制御部40に送られ、表示装置51の画面に表示される。なお、補正対象画像S(実際には、セットアップ済み補正対象画像Ss)に施す画像処理の条件が最終的に決まったときは、最終的な画像補正の準備として、補正対象画像Sに対してもセットアップを行う。
領域指定部26は、セットアップ済み縮小補正対象画像Sms上で人物の顔や肌を含む複数の領域をユーザからの入力に応じて指定するものである(以下、この指定された領域を指定領域という)。本実施形態においては、ユーザが、表示装置51の画面に表示されたセットアップ済み縮小補正対象画像Smsにおいて、特定の領域をGUIで指定することにより、人物の顔や肌を含む複数の領域Ru_i(i=1,2,・・・)を指定する。なお、この領域は矩形であってもよいし、円形であってもよい。
補正対象領域抽出部(補正対象領域抽出手段)28は、領域指定部26により指定された複数の指定領域Ru_iの各々から、これら指定領域Ru_iの画像の明るさまたは色の情報に基づいて、人物の顔や肌の部分を表す領域を補正対象領域Rm_i(i=1,2,・・・)として抽出するものである。なお、人物の顔や肌の部分を表す領域を抽出する方法としては、例えば、特願2005−162836により提案されているような、指定領域内で肌の部分である蓋然性が高い小さな領域を肌の種として求め、その肌の種を出発点として肌らしい領域を所定の指標に基づいて成長させてゆき、最終的に肌らしき領域のかたまりを抽出するといった方法を用いることができる。また、例えば、指定領域の画像を構成する画素の明度、色相、彩度等を求め、指定領域の中からこれらの色の指標が肌の色の特徴と合致する画素からなる画像領域を、単純に、人物の顔や肌の部分を表す領域として抽出する方法を用いることもできる。
マスク作成部30は、セットアップ済み縮小補正対象画像Sms上で補正対象領域Rm_iのみに補正が及ぶように、補正対象領域Rm_i以外の領域をマスクする役目を果たす縮小マスクデータMm_i(i=1,2,・・・)を作成するものである。この縮小マスクデータMm_iは、具体的には、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsと、画像補正部36により生成された、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsの画像全体に補正対象領域Rm_iを補正するための画像処理が施されたセットアップ済み縮小全体補正画像Smsz_iとを、互いに対応する画素同士を合わせて合成したときに、補正対象領域Ru_iのみが補正された縮小部分補正画像Smsp_iが得られるように、画素単位の合成比率を規定するものである。すなわち、縮小マスクデータMm_iが規定する、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsとセットアップ済み縮小全体補正画像Smsz_iとの合成比率(補正前の画像:補正後の画像)は、通常、補正対象領域に相当する画素においては0:1、補正対象領域外に相当する画素においては1:0となる。ただし、補正対象領域の内外のつなぎ目を滑らかにするために、補正対象領域Rm_iの境界付近において、その補正対象領域Rm_iの内外方向に沿って、その合成比率を1:0から0:1に徐々に変化させるように規定してもよい。なお、マスクデータMm_iは、基本的に、各補正対象領域Rm_i毎に1つずつ作成される。また、セットアップ済み補正対象画像Ssに施す画像処理の条件が最終的に決まったときには、最終的な画像補正の準備として、縮小マスクデータMm_iをオリジナル画像と同じ画像サイズに対応したマスクデータM_iに変換する。
補正パラメータ設定部(画像処理条件設定手段)32は、補正対象領域Rm_iの画像に施す明るさや色を補正するための画像処理の条件を規定するパラメータP_i(以下、補正パラメータという)を設定するものである。補正パラメータP_iは、ユーザの入力に応じて設定することもできるし、自動演算によって求めたパラメータを設定することもできる。ここでは、補正パラメータP_iは、画像の明度、色相、彩度の補正量(シフト量)を定めるものであり、例えば、画像を構成する各画素の画素値に加算もしくは減算する値を定めるものである。この補正パラメータ設定部32は、最終的な補正パラメータを決定する前に、予備的な補正パラメータを設定することができる。つまり、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsにその予備的な補正パラメータP_iによって規定された画像処理を施して得られた画像を、出力制御部40の制御により表示装置51の画面に表示させ、ユーザがそれを観察して補正の効果を確認し、所望の補正パラメータP_iを探索することができるようになっている。
この補正パラメータ設定部32は、補正対象領域Rm_iが抽出され、それに対応する縮小マスクデータMm_iが作成されると、補正対象領域Rm_iの補正後の目標となる予め決められた所定の明度とその補正対象領域Rm_iにおける明度の平均値もしくは中間値との差分に基づいて、補正対象領域Rm_iを補正する際の補正量として適正と思われる補正量を算出し、これを初期値として設定する。その後、画像補正部36により画像全体が補正され、画像合成部38により補正対象領域Rm_iのみが補正された画像である縮小部分補正画像Smsp_iは、出力制御部40の制御を受けて、表示装置51の画面に表示されるが、ユーザがその画面を見ながらさらに補正量を微調整できるように、補正パラメータ設定部32は、ユーザによって入力された補正量を微調整する情報に基づいてその補正パラメータP_iを変更する機能を有する。そして、変更された補正パラメータP_iで再び画像が補正され、その補正された画像が表示装置51の画面に表示されることとなる。なお、補正できる画像上の成分は、特に限定しなくてもよいが、ここでは、補正に係る操作性をよくするため、色相、彩度および明度のうち少なくともいずれかに係る数種類の成分として予め決められており、ユーザは、それらの中からいずれかの成分を選択してその成分を増減することができる。例えば、補正可能な画像上の成分を、シアンC、マゼンタM、エイローYの3色の強度と明度Dの4種類に定め、表示装置51の画面には、出力制御部40の制御を受けて、これらの成分の項目が表示されるとともに、それぞれの成分の項目の横にその成分の補正レベルを段階的に表示するカウンタと、その補正レベルを1段階ずつ増減できる増減ボタンが表示され、ユーザは、これら各成分の補正レベルをGUIによって調整する。
また、この補正パラメータ設定部32は、ユーザからの指示に応じて、上記の複数の補正対象領域Rm_1,Rm_2,・・・のうち補正対象画像S上の中心的な存在となる所定の補正対象領域(以下、基準補正対象領域Rmtという)の画像に、この基準補正対象領域Rmtに対して設定された補正パラメータPtによる画像処理を施した場合における、この画像の明るさまたは色と、この基準補正対象領域Rmt以外の他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)の画像に画像処理を施した場合における、この画像の明るさまたは色とが同程度となるように、これら他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)に対する補正パラメータP_i(≠Pt)を設定することができる。
なお、補正パラメータは、通常、補正対象領域毎に1つずつ設定されるが、複数の補正対象領域を1つの領域群としてまとめ、すなわち、縮小マスクデータを1つの縮小マスクデータにまとめ、これに対して1つの補正パラメータを設定するようにすることもできる。
画像補正部36は、補正パラメータ設定部32により設定された補正パラメータP_iに基づいて、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsの画像全体に対してその補正パラメータP_iで規定される画像処理を施して、画像全体の明るさや色が補正された縮小全体補正画像Smsz_iを得るものである。なお、補正対象画像Sに施す画像処理の条件が最終的に決まったときには、セットアップ済み補正対象画像Ssにその補正パラメータP_iで規定される画像処理を施して、Ssz_i全体補正画像Sを得る。
画像合成部38は、セットアップ処理部24が縮小画像作成部22により生成された縮小補正対象画像Smにセットアップ処理を施して得たセットアップ済み縮小補正対象画像Smsと、画像補正部36により生成されたセットアップ済み縮小全体補正画像Smsz_iとを、互いに対応する画素同士を合わせて、縮小マスクデータMm_iで規定された画素単位の合成比率で合成し、補正対象領域Rm_iの画像のみが部分的に補正された縮小部分補正画像Smsp_iを得るものである。なお、補正対象画像Sの各補正対象領域Ru_iに施す画像処理の条件が最終的に決まったときには、セットアップ済み補正対象画像Ssと第1の全体補正画像Ssz_1とを合成して第1の部分補正画像Ssp_1を得、さらに、第1の部分補正画像Ssp_1と第2の全体補正画像Ssz_2とを合成して第2の部分補正画像Ssp_2を得るといった処理を、補正対象領域の数分だけ繰り返し、最終的に、各補正対象領域の画像が補正された部分補正画像Sspを生成する。
下記の式(1)は、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsと、セットアップ済み縮小全体補正画像Smsz_iとを、縮小マスクデータMm_iの合成比率で合成して、縮小部分補正画像Smsp_iを得る際の演算式を表している。
ここで、x,yは、それぞれの画像におけるx座標とy座標を表し、縮小マスクデータMm_i(x,y)の取り得る値は、1≧Mm_i(x,y)≧0である。
出力制御部40は、セットアップ済みオリジナル画像のサムネイル画像のほか、セットアップ済み縮小補正対象画像Sms、縮小マスクデータMm_iが定める画素単位の合成比率を濃淡の程度で表したマスク画像SM_i、縮小部分補正画像Smsp_i等を、ユーザからの入力に応じてまたは自動で、表示装置51の画面に表示したり、最終的に得られた部分補正画像Sspを補正画像保存装置52にデジタルデータとして保存したり、また、印刷装置53に出力したりする制御を行うものである。
表示装置51は、画像を表示するための画面を有し、出力制御部40の制御により、各種の画像をその画面に表示するものである。この表示装置51としては、CRTモニタ、液晶パネル等を考えることができる。
補正画像保存装置52は、オリジナル画像である補正対象画像Sにセットアップ処理が施されたセットアップ済み補正対象画像Ssに対して上述のような画像処理が施されて、複数の補正対象領域Rm_1,Rm_2,・・・の画像の明るさや色が適正に補正された部分補正画像Sspを、デジタルデータとして保存するものである。この補正画像保存装置52としては、オリジナル画像保存部10と同様、ハードディスク、CD−ROM装置、DVD−ROM装置等を考えることができる。
印刷装置53は、出力制御部40の制御を受けて、部分補正画像Sspを紙媒体やフィルム等に印刷するものである。
入力操作部60は、画像選択部20による補正対象となる画像の選択や表示装置51の画面に表示させる画像の選択等、種々のユーザの要求を示す情報を各部に入力するものである。この入力操作部60としては、例えば、マウスやキーボード、タッチパネル等を考えることができる。
これより、画像補正装置1における処理の流れについて説明する。
図2は、画像補正装置1における処理の流れを示したフローチャートである。まず、はじめに、縮小画像作成部22は、オリジナル画像保存部10に保存されている複数のオリジナル画像を読み出し、これら複数のオリジナル画像を縮小してサムネイル画像を作成する。セットアップ処理部24は、これらのサムネイル画像に対してセットアップ処理を施し、サムネイル画像の画像全体の明るさや色を適正なレベルに近づける補正を行う。出力制御部40は、これらのセットアップ済みサムネイル画像を、表示装置51の画面に並べて表示する。
ここで、ユーザが、表示装置51の画面に表示された複数のサムネイル画像の中からGUIで特定の画像を指定することにより、補正の対象となる画像を指定する。画像選択部20は、その指定された画像に対応するオリジナル画像を補正対象画像Sとして選択する。
図3(1)は、このようにして選択された補正対象画像Sの一例を示す図である。図3(1)に示す補正対象画像Sは、男女二人を被写体とするデジタル写真画像であり、男性の顔はかなり日焼けしており、また、女性の顔はその男性に比べてかなり白い。
補正対象画像Sが選択されると、縮小画像作成部22は、その補正対象画像Sをオリジナル画像保存部10から読み出し、その補正対象画像Sの画像サイズを縮小して縮小補正対象画像Smを作成する。セットアップ処理部24は、その縮小補正対象画像Smにセットアップ処理を施し、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsを得る。出力制御部40は、このセットアップ済み縮小補正対象画像Smsを、表示装置51の画面に表示する。
図4は、表示装置51の画面を示す図である。表示装置51の画面には、図4に示すように、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsもしくは縮小部分補正画像Smsp_iのいずれかを表示するエリアAR1、縮小マスクデータMm_iが表すマスク画像SM_iと補正対象領域Rm_iの画像とを位置的に重ねて表示するエリアAR2、セットアップ済み補正対象画像Ssの補正対象領域Rm_iにおける上述のC、M、Y、Dの各成分のレベルとこれら各成分の増減ボタンを表示するエリアAR3から構成されたウィンドウWinが表示される。なお、この段階では、エリアAR1にセットアップ済み縮小補正対象画像が表示されており、エリアAR2には何も表示されていない。
ここで、ユーザが、その表示されたセットアップ済み縮小補正対象画像Sms上で、補正したい顔やその他の肌を含む領域をGUIで指定すると、領域指定部26はその領域を第1の指定領域Ru_1として指定する(ステップS1)。
補正対象領域抽出部28は、上述のような所定のアルゴリズムにより、第1の指定領域Ru_1の中から肌領域を第1の補正対象領域Rm_1として抽出する(ステップS2)。
マスク作成部30は、抽出された第1の補正対象領域Rm_1のみに画像処理による補正が及ぶように規定した縮小マスクデータMm_1を作成する。
図3(3)は、このようにして作成された縮小マスクデータMm_1が表すマスク画像SM_1の一例を示す図である。図3(3)に示すマスク画像SM_1は、被写体である男性の顔の肌領域(頭髪領域を含んでもよい)が第1の補正対象領域Rm_1として抽出されたときのマスク画像であり、その領域の境界がぼかされている。ここで、表示装置51の画面に表示されたウィンドウWin内のエリアAR2には、マスク画像SM_1とセットアップ済み縮小補正対象画像Smsにおける第1の補正対象領域Rm_1の画像とが位置的に重ねられて表示される。ユーザはこの画像を見ることにより、抽出された第1の補正対象領域Rm_1が所望の領域であるか否かを確認することができる。
補正パラメータ設定部32は、まず、抽出された第1の補正対象領域Rm_1の中から純粋な肌色領域を検出し、その肌色領域の明度が肌として適正な明度となるような補正量を算出する。すなわち、第1の補正対象領域Rm_1における各画素の彩度を求め、第1の補正対象領域Rm_1のうちこの彩度が所定の閾値を下回る画素を除いた他の領域を抽出する。これにより、第1の補正対象領域Rm_1中の頭髪、眉、黒目、影を除いた肌色領域が抽出される。そして、この肌色領域における各画素の明度を求め、その明度の平均値Daveもしくは中間値Dmidを算出する。それから、写真画像における人物の肌の明度として好ましいとされる明度、すなわち、補正後の目標とする明度Didealから上記のDaveもしくはDmidを減算して、明度の補正量Dmodを求める(Dmod=Dideal−(Dave or Dmid))。そして、明度の補正量Dmodの値に基づいて、画像上の各成分の補正量が第1の補正パラメータP_1の初期値として設定される。例えば、C,M,Y(R,G,Bでもよい)の各成分毎に補正する補正量が補正量レベルとして定義され、各画素の色成分毎の信号値は、この補正量レベルにそれぞれ対応する変換曲線(例えば、1次元ルックアップテーブル)によって変換される。
画像補正部36は、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsの画像全体に上記の第1の補正パラメータP_1で規定される画像処理を施して、画像全体が上記の初期値として設定された補正量で補正された第1の縮小全体補正画像Smsz_1を得る。そして、この第1の縮小全体補正画像Smsz_1は、画像合成部38に送られる。
図3(2)は、このようにして得られた第1の縮小全体補正画像Smsz_1の一例を示す図である。図3(2)に示す第1の縮小全体補正画像Smsz_1は、被写体である男性の顔の肌領域が適正な明るさになるように、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsの画像全体の明度が高い方に補正された状態の画像である。
画像合成部38は、上記の式(1)にしたがって、この第1の縮小全体補正画像Smsz_1と、セットアップ済み縮小補正対象画像Smsとを、第1の縮小マスクデータMm_1が規定する合成比率で合成し、第1の補正対象領域Rm_1が補正された第1の縮小部分補正画像Smsp_1を生成する。この第1の縮小部分補正画像Smsp_1は、出力制御部40の制御により、表示装置51の画面に表示される。
ユーザはその画面を見ながら、さらに補正量を適正にすべく、GUIによって表示装置51の画面のウィンドウWin内のエリアAR3に表示されたC、M、Y、Dの各成分の補正量の増減ボタンを押して各成分の補正量を微調整する。補正パラメータ設定部32は、そのユーザによる微調整の指示にしたがって、第1の補正パラメータP_1を再設定する。
画像補正部36は、その再設定された第1の補正パラメータP_1にしたがって、再びセットアップ済み縮小補正対象画像Smsの画像全体に補正を施し、第1の縮小全体補正画像Smsz_1を得る。そして、画像合成部38により、この第1の縮小全体補正画像Smsz_1とセットアップ済み縮小補正対象画像Smsとが、縮小マスクデータMm_1の合成比率で合成され、新たな第1の縮小部分補正画像Smsp_1が生成される。この新たな第1の縮小部分補正画像Smsp_1は、出力制御部40の制御により、表示装置51の画面のエリアAR1に更新される形で表示される。
このようなユーザによる補正パラメータの調整が必要に応じて繰り返され、第1の補正対象領域Rm_1に対する所望の第1の補正パラメータP_1が設定される(ステップS3)。
図3(4)は、第1の縮小部分補正画像Smsp_1の一例を示す図である。図3(4)に示す第1の縮小部分補正画像Smsp_1は、男性の肌領域が適正な明るさとなるように、男性の肌領域のみが明るく補正された図である。
次に、本画像補正装置1は、ユーザが、同一のセットアップ済み縮小補正対象画像Sms上で、別の補正対象領域の設定を望んでいるか否かを確認し(ステップS4)、望んでいることが確認できた場合には、ステップS1に戻り、再度、領域指定、補正対象領域の抽出、補正パラメータの設定が行われる。なお、補正対象領域は、少なくとも2つ以上設定される。
ここでは、ステップS1に戻り、少なくとも、セットアップ済み縮小補正対象画像Sms上の女性の顔を囲む領域が第2の指定領域Ru_2として指定され、その女性の顔の肌領域が第2の補正対象領域Rm_2として抽出され、上記の男性の場合と同様に、第2の縮小マスクデータMm_2、第2の補正パラメータP_2、第2の縮小部分補正画像Smsp_1が得られた場合を考えることにする。
図5は、第2の指定領域Ru_2が、セットアップ済み縮小補正対象画像Sms上の女性の顔を囲む領域であり、第2の補正対象領域Rm_2が、その女性の顔の肌領域である場合における、表示装置51の画面の一例を示す図である。図5に示すように、第2の補正対象領域Rm_2に対する第2の縮小マスクデータMm_2を表す第2のマスク画像SM_2が、エリアAR2に第1のマスク画像SM_1と並んで表示されている。
ステップS4において、ユーザがこれ以上別の補正対象領域の設定を望んでいないことが確認できた場合には、本画像補正装置1は、ユーザに対して、既に抽出された複数の補正対象領域Rm_1,Rm_2,・・・の画像に及ぼされる補正結果、すなわち、補正後の明るさや色が、これら複数の補正対象領域Rm_1,Rm_2,・・・のうち補正対象画像S上で中心的な存在となる基準補正対象領域Rmtの画像に及ぼされる補正結果と略同程度となるように、上記の複数の補正対象領域Rm_1,Rm_2,・・・に対する補正パラメータP_1,P_2,・・・を設定するか否かの指示を要求する。すなわち、この基準補正対象領域Rmtに対して設定された補正パラメータPtによる画像処理を施した場合における、この画像の明るさまたは色と、この基準補正対象領域Rmt以外の他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)の画像に画像処理を施した場合における、この画像の明るさまたは色とが同程度となるように、これら他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)に対する補正パラメータP_i(≠Pt)を設定するか否かの指示を要求する(ステップS5)。
ここで、基準補正対象領域Rmtとしては、例えば、複数の補正対象領域Rm_1,Rm_2,・・・の中からユーザにより指定された特定の補正対象領域、補正パラメータがユーザにより最初に設定(調整)された補正対象領域、セットアップ済み縮小補正対象画像の中心に最も近い位置にある補正対象領域、複数の補正対象領域のうち2以上の補正対象領域に対して補正パラメータの予備的な設定が行われた場合において、その2以上の補正対象領域のうちその補正パラメータにより画像処理が施される前と後の画像の明るさまたは色の差異が最小である補正対象領域、面積が最大である補正対象領域等とすることができる。
これにより、ユーザは、個々の補正対象領域の補正結果を見ながらそれぞれの補正対象領域に対して適正な補正パラメータを探索するといった煩雑な設定をせずに、すべての補正対象領域に対する補正結果を、このような中心的な存在となる補正対象領域の補正結果に合わせることが可能となる。
なお、どの補正対象領域が基準補正対象領域Rmtであるかをユーザに喚起するため、基準補正対象領域Rmtとして指定された領域やそれに対応するマスク画像に対しては、その輪郭や枠等を、他のものとは別の色にしたり、点滅させたりする、いわゆるハイライト表示にしてもよい。あるいは、基準補正対象領域Rmtの画像の複製を画面の所定の場所に表示するようにしてもよい。
ステップS5において、ユーザが、上述のような、基準補正対象領域Rmtを基準とする補正パラメータの設定を指示した場合には、この基準補正対象領域Rmtに対して設定された補正パラメータPtにより画像処理を施した場合における、この基準補正対象領域Rmtの画像の明るさまたは色と、この基準補正対象領域Rmt以外の他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)の画像に画像処理を施した場合における、この他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)の画像の明るさまたは色とが同程度となるように、この他の補正対象領域Rm_i(≠Rmt)に対する補正パラメータP_i(≠Pt)を設定する(ステップS6)。
一方、ユーザが、基準補正対象領域Rmtを基準とする補正パラメータの設定を指示しなかった場合には、各補正対象領域Rm_iに対する補正パラメータP_iは、既に設定された補正パラメータのままとなる。
次に、本画像補正装置1は、ユーザからの、補正された画像の保存または印刷の指示を待つ(ステップS7)。そして、これらの指示が入力されると、セットアップ済み補正対象画像Ssに対して施される画像処理の条件、すなわち、各補正対象領域Rm_iの画像に対して施される画像処理を規定する補正パラメータP_iが最終的に決定される。
補正パラメータP_iの最終決定がなされると、オリジナル画像である補正対象画像Sがオリジナル画像保存部10から読み出され、セットアップ処理部24にてセットアップ処理がなされるともに、各マスクデータはオリジナル画像と同じ画像サイズに対応したものに変換される。そして、画像補正部36は、そのセットアップ済み補正対象画像Ssに、第1の補正対象領域Rm_1に対して設定された第1の補正パラメータP_1による画像処理を施して、第1の全体補正画像Ssz_1を生成し、画像合成部38は、この第1の全体補正画像Ssz_1と、セットアップ済み補正対象画像Ssとを、第1の補正対象領域Rm_1に対する上記の変換済みマスクデータM_1により規定された合成比率で合成し、第1の部分補正画像Ssp_1を生成する。次に、画像補正部36は、その第1の部分補正画像Ssp_1に、第2の補正対象領域Rm_2に対して設定された第2の補正パラメータP_2による画像処理を施して、第2の全体補正画像Ssz_2を生成し、画像合成部38は、この第2の全体補正画像Ssz_2と、第1の部分補正画像Ssp_1とを、第2の補正対象領域Rm_2に対する上記の変換済みマスクデータM_2により規定された合成比率で合成し、第2の部分補正画像Ssp_2を生成する。このような画像補正部36による全体補正画像の生成と画像合成部38による部分補正画像の生成とを、各補正対象領域Rm_iに対する補正が重畳されるように、補正対象領域の数だけ繰り返し、最終的な部分補正画像Sspを得る(ステップS8)。
出力制御部40は、ユーザが補正された画像の保存を指示している場合には、その部分補正画像Sspをデジタルデータとして補正画像保存装置52に保存し、ユーザが印刷を指示している場合には、その部分補正画像Sspを印刷装置53に出力させる(ステップS9)。
このような、本発明の画像補正装置によれば、抽出された複数の補正対象領域のうち被写体画像上で中心的な存在となる所定の補正対象領域を基準補正対象領域として、この基準補正対象領域の補正結果である明るさまたは色を目標に、他の補正対象領域の補正の条件を設定するので、複数の補正対象領域に対する補正結果を、画像上で中心的な存在となる補正対象領域の補正結果に合わせることができ、被写体画像上の同種の被写体部分を表す複数の補正対象領域の明るさや色を補正する画像補正において、煩雑な設定をしなくとも、各補正対象領域間での補正結果のバラツキを抑え、かつ、画像全体が自然な態様となるように複数の補正対象領域を補正することが可能となる。
なお、本実施形態において、補正パラメータ設定部36は、同一の補正対象画像内に複数の補正対象領域がある場合に、これら複数の補正対象領域の画像に対する補正結果(明るさや色の程度)が、基準補正対象領域の画像に対する補正結果と略同じになるように、各補正パラメータを設定することを可能にしているが、これとは別の方法として、例えば、これら複数の補正対象領域の画像に対して施される補正量が、基準補正対象領域の画像に対して施される補正量と略同じになるように、各補正パラメータを設定することを可能にするようにしてもよい。
また、本実施形態においては、基本的に、補正対象領域毎にこの領域に対応したマスクデータが作成されるが、同じ画像処理を適用してもよい複数の補正対象領域がある場合には、これら複数のマスクデータを1つのマスクデータにまとめ、複数の補正対象領域に対する補正を一度に実施するようにしてもよい。すなわち、セットアップ済み補正対象画像と全体補正画像とを、互いに対応する画素同士を合わせて、この1つにまとめたマスクデータで規定された合成比率で合成し、複数の補正対象領域が同じ補正パラメータで補正された部分補正画像を得るようにしてもよい。このようにすれば、画像の合成処理の回数を少なくすることができ、より効率のよい補正を実施することが可能となる。
また、本実施形態においては、すべての補正対象領域が抽出された後に、基準補正対象領域を決定し、その基準補正対象領域に対する補正結果を基準に、他の補正対象領域に対する補正パラメータを設定しているが、これとは別に、例えば、領域指定部26による領域指定および補正対象領域抽出部28による新たな補正対象領域の抽出が行われる度に、それまでに抽出された補正対象領域の中から基準補正対象領域を決定し、その基準補正対象領域に対する補正結果を基準に、他の補正対象領域に対する補正パラメータを設定して、これらの補正パラメータによる補正が反映された画像が、表示装置51の画面に表示されるようにしてもよい。あるいは、本実施形態の方式と、ここで挙げた方式とをモードで切替えることができるようにしてもよい。
また、補正結果を表示装置51の画面に表示する際に、補正された画像だけを表示するようにしてもよいが、補正前の画像を補正後の画像の横に並べて表示するようにしてもよい(補正対象領域の画像のみ)。また、補正後の画像の横に並べて表示する画像を、補正前の画像ではなく、基準補正対象領域の画像としてもよい。また、集合写真のように、多数の被写体が存在し、これらが補正対象領域として抽出された場合には、抽出された補正対象領域の画像だけを画面に並べて表示するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、1つの補正対象画像に対して複数の補正対象領域を抽出しているが、例えば、複数の補正対象画像に対して複数の補正対象領域を抽出するようにしてもよい。この場合、複数の補正対象領域画像の各々において、1つずつ補正対象領域が抽出されてもよいし、複数の補正対象領域が抽出されてもよい。当該実施形態は、特に、結婚式等のアルバム写真を作成する場合などに適している。アルバム写真では、1ページまたは見開きの2ページ内に掲載される複数の画像において、被写体である人物の顔の明るさや色が不揃いになると観賞し辛いため、これら複数の画像間での顔の明るさ等を揃える処理が必要になる場合があるからである。
以上、本発明の実施形態である画像補正装置について説明したが、上記画像補正装置における各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
画像補正装置1の構成を示すブロック図 画像補正装置1において行われる処理の流れを示すフローチャート 補正前後の画像および補正に用いる画像の一例を示す図 第1の補正対象領域が抽出された場合の表示装置51の画面レイアウトの一例を示す図 第1および第2の補正対象領域が抽出された場合の表示装置51の画面レイアウトの一例を示す図
符号の説明
1 画像補正装置
10 オリジナル画像保存部
20 画像選択部
22 縮小画像作成部
24 セットアップ処理部
26 領域指定部
28 補正対象領域抽出部(補正対象領域抽出手段)
30 マスク作成部(補正手段の一要素)
32 補正パラメータ設定部(画像処理条件設定手段)
36 画像補正部(補正手段の一要素)
38 画像合成部(補正手段の一要素)
40 出力制御部
51 表示装置
52 補正画像保存装置
53 印刷装置
60 入力操作部

Claims (21)

  1. 1つまたは複数の被写体画像上で指定された複数の領域の各々から、該各領域の画像の明るさおよび/または色の情報に基づいて、同種の被写体部分を表す補正対象領域を抽出するステップと、
    該ステップにより抽出された複数の補正対象領域の各々に対して、該領域の画像に施される明るさまたは色を補正する画像処理の条件を設定するステップと、
    前記複数の補正対象領域の各々の画像に対して、該領域毎に設定された条件による画像処理を施すステップとを有する画像補正方法において、
    前記画像処理の条件を設定するステップが、前記複数の補正対象領域の中で前記被写体画像上の中心的な存在となる所定の補正対象領域に対して画像処理の条件を設定し、
    前記所定の補正対象領域の画像に、該所定の補正対象領域に対して設定された条件による画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色と、前記所定の補正対象領域以外の他の補正対象領域の画像に画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色とが同程度となるように、前記他の補正対象領域に対する画像処理の条件を設定するステップであることを特徴とする画像補正方法。
  2. 前記所定の補正対象領域が、操作者により指定された特定の補正対象領域であることを特徴とする請求項1記載の画像補正方法。
  3. 前記所定の補正対象領域が、前記画像処理の条件が操作者により最初に設定された補正対象領域であることを特徴とする請求項1記載の画像補正方法。
  4. 前記複数の領域が、前記1つの被写体画像上で指定されたものであり、
    前記所定の補正対象領域が、前記1つの被写体画像の中心に最も近い補正対象領域であることを特徴とする請求項1記載の画像補正方法。
  5. 前記画像処理の条件を設定するステップが、前記複数の補正対象領域のうち2以上の補正対象領域に対して画像処理の予備的な条件を設定するステップであり、
    前記所定の補正対象領域が、前記2以上の補正対象領域のうち前記予備的な条件による画像処理が施される前と後の画像の明るさまたは色の差異が最小である補正対象領域であることを特徴とする請求項1記載の画像補正方法。
  6. 前記所定の補正対象領域が、前記複数の補正対象領域のうち面積が最大である補正対象領域であることを特徴とする請求項1記載の画像補正方法。
  7. 前記同種の被写体部分が、人物の肌を表す部分であることを特徴とする請求項1から6いずれか記載の画像補正方法。
  8. 1つまたは複数の被写体画像上で指定された複数の領域の各々から、該各領域の画像の明るさおよび/または色の情報に基づいて、同種の被写体部分を表す補正対象領域を抽出する補正対象領域抽出手段と、
    該補正対象領域抽出手段により抽出された複数の補正対象領域の各々に対して、該領域の画像に施される明るさまたは色を補正する画像処理の条件を設定する画像処理条件設定手段と、
    前記複数の補正対象領域の各々の画像に対して、該領域毎に設定された条件による画像処理を施す画像処理手段とを備えた画像補正装置において、
    前記画像処理条件設定手段が、前記複数の補正対象領域の中で前記被写体画像上の中心的な存在となる所定の補正対象領域に対して画像処理の条件を設定し、
    前記所定の補正対象領域の画像に、該所定の補正対象領域に対して設定された条件による画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色と、前記所定の補正対象領域以外の他の補正対象領域の画像に画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色とが同程度となるように、前記他の補正対象領域に対する画像処理の条件を設定するものであることを特徴とする画像補正装置。
  9. 前記所定の補正対象領域が、操作者により指定された特定の補正対象領域であることを特徴とする請求項8記載の画像補正装置。
  10. 前記所定の補正対象領域が、前記画像処理の条件が操作者により最初に設定された補正対象領域であることを特徴とする請求項8記載の画像補正装置。
  11. 前記複数の領域が、前記1つの被写体画像上で指定されたものであり、
    前記所定の補正対象領域が、前記1つの被写体画像の中心に最も近い補正対象領域であることを特徴とする請求項8記載の画像補正装置。
  12. 前記画像処理条件設定手段が、前記複数の補正対象領域のうち2以上の補正対象領域に対して画像処理の予備的な条件を設定するものであり、
    前記所定の補正対象領域が、前記2以上の補正対象領域のうち前記予備的な条件による画像処理が施される前と後の画像の明るさまたは色の差異が最小である補正対象領域であることを特徴とする請求項8記載の画像補正装置。
  13. 前記所定の補正対象領域が、前記複数の補正対象領域のうち面積が最大である補正対象領域であることを特徴とする請求項8記載の画像補正装置。
  14. 前記同種の被写体部分が、人物の肌を表す部分であることを特徴とする請求項8から13いずれか記載の画像補正装置。
  15. コンピュータを、
    1つまたは複数の被写体画像上で指定された複数の領域の各々から、該各領域の画像の明るさおよび/または色の情報に基づいて、同種の被写体部分を表す補正対象領域を抽出する補正対象領域抽出手段と、
    該補正対象領域抽出手段により抽出された複数の補正対象領域の各々に対して、該領域の画像に施される明るさまたは色を補正する画像処理の条件を設定する画像処理条件設定手段と、
    前記複数の補正対象領域の各々の画像に対して、該領域毎に設定された条件による画像処理を施す画像処理手段として機能させることにより、該コンピュータを画像補正装置として機能させるためのプログラムにおいて、
    前記画像処理条件設定手段が、前記複数の補正対象領域の中で前記被写体画像上の中心的な存在となる所定の補正対象領域に対して画像処理の条件を設定し、
    前記所定の補正対象領域の画像に、該所定の補正対象領域に対して設定された条件による画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色と、前記所定の補正対象領域以外の他の補正対象領域の画像に画像処理を施した場合における、該画像の明るさまたは色とが同程度となるように、前記他の補正対象領域に対する画像処理の条件を設定するものであることを特徴とするプログラム。
  16. 前記所定の補正対象領域が、操作者により指定された特定の補正対象領域であることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 前記所定の補正対象領域が、前記画像処理の条件が操作者により最初に設定された補正対象領域であることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  18. 前記複数の領域が、前記1つの被写体画像上で指定されたものであり、
    前記所定の補正対象領域が、前記1つの被写体画像の中心に最も近い補正対象領域であることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  19. 前記画像処理条件設定手段が、前記複数の補正対象領域のうち2以上の補正対象領域に対して画像処理の予備的な条件を設定するものであり、
    前記所定の補正対象領域が、前記2以上の補正対象領域のうち前記予備的な条件による画像処理が施される前と後の画像の明るさまたは色の差異が最小である補正対象領域であることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  20. 前記所定の補正対象領域が、前記複数の補正対象領域のうち面積が最大である補正対象領域であることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  21. 前記同種の被写体部分が、人物の肌を表す部分であることを特徴とする請求項15から20いずれか記載のプログラム。
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