JP4930174B2 - 媒体カセット - Google Patents
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Description
例えば、証明書発行機においては、印鑑証明書や住民票等の照明書の改ざんの有無を識別することができるように、化学的な表面処理を施したカット紙が用いられており、変色の防止が特に重要な課題になる。
このことは、化学的な表面処理を施した媒体を用いた場合に、特に有効である。
図1において、10は印刷装置である。本実施例の印刷装置10は、サーマルプリンタであり、主に市役所や町村役場等の公共機関に設置された証明書発行機等に装着される。
なお、本実施例の媒体カセットとしての給紙カセット1は、上記した一般的な給紙カセット1と同様であるので、同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の印刷装置10には、図1に示すように、上下2段のカセット装着部11a、11bが設けられており、所定のサイズ(例えば、A4判)のカット紙Pを複数セットした給紙カセット1が、それぞれ着脱可能に装着される。
15は印刷部であり、複数の発熱素子を並べたラインサーマルヘッド等を備え、証明書の画像データ等を印刷する機能を有しており、カセット装着部11aと排出口12との間に配置されている。
搬送路14aは、排出口12から印刷部15を経て印刷装置10の後部側で下方に下がって、下段のカセット装着部11bの近傍に至るように設けられ、カセット装着部11a、11bからそれぞれ搬送路14aに合流するように搬送路14b、14cが設けられている。
図2、図3において、20は保護シートであり、紙や樹脂材料等の通気性および熱伝導性が低く、比較的柔軟な可撓性を有する非金属材料で、カット紙Pの大きさと同等以上の大きさの矩形に形成されたシート部材であって、その繰出方向の後端部を接着剤や接着テープ等の接合部材21でカセット本体2の底面3aに接合されて、給紙カセット1の用紙ステージ5上に配置されている。
本実施例の給紙カセット1を印刷装置10のカセット装着部11aまたは11bに装着する場合は、給紙カセット1のカセット本体2の底部3の保護シート20上に複数のカット紙Pを載置して、用紙ステージ5を底面3aと面一になるように図示しないロック機構によりロックして図3に示す状態にし、これをカセット装着部11aまたは11bに挿入して装着する。
このように、本実施例の給紙カセット1は、金属製の用紙ステージ5と最下位のカット紙Pとの間に、保護シート20を介在させているので、その低通気性により最下位のカット紙Pと外気との間を遮断して、酸化による変色を防止することができると共に、保護シート20がカット紙Pの全面と接触しているので、変色ムラ等が生ずることもない。
更に、保護シート20の後端部がカセット本体2の底面3aに接合されているので、保護シート20がカット紙Pと共に繰出されてしまうことはない。
なお、本実施例では、カット紙Pは、化学的な表面処理が施されたカット紙Pであるとして説明したが、表面処理が施されていない通常のカット紙Pの場合には、更に長期間に渡って酸化による経時劣化を防止することができる。
また、保護シートを、可撓性を有する非金属材料で形成するようにしたことによって、用紙ステージによるカット紙Pの先端部の持上げを円滑に行うことができると共に、金属との接触により変色する可能性のある表面処理を施したカット紙Pを用いた場合においても、その変色を防止することができる。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5において、30は保護トレイであり、上記実施例1の保護シート20と同様の材料で形成され、カット紙Pの先端部側を除く保護シート20の3方の周縁20aに、収容するカット紙Pの積層厚さより高く、カセット本体の側壁2a(図2、図3参照)の高さより低い高さを有する側板31a〜31cが立設されており、そのカット紙Pの繰出方向に沿った両側の側板31a、31cの中央部には、全高に渡る細い矩形状の切欠部32が設けられている。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、保護シートのカット紙Pの先端部側を除く周縁に側板を立設し、カット紙Pの繰出方向に沿った両側の側板の中央部に、全高に渡る切欠部を設けたことによって、保護シートの可撓性を保持しながらカット紙Pの端面を側板により覆うことが可能になり、カット紙Pの周囲の端面からの変色等も防止することができる。
なお、上記実施例1および実施例2と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8において、36はカット紙Pの先端部側の保護シート20の周縁20aに設けられた側板としてのゲート板であり、実施例1の保護シート20と同様の材料で形成された矩形の板状部材であって、その保護シート20側の端面は、先端部側の周縁20aの全長に渡って周縁20aと接合部37により接合されており、この接合部37をヒンジとして、カット紙Pの繰出方向に開閉可能に構成されている。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例2と同様の効果に加えて、カット紙Pの先端部側の保護シートの周縁に、その周縁との接合部をヒンジとしてカット紙Pの繰出方向に開閉可能なゲート板を設けたことによって、保護シートの可撓性を保持しながら、カット紙Pの先端部側の端面をゲート板により覆うことが可能になり、カット紙Pの先端部側の端面からの変色等も防止することができる。
このようにすれば、用紙ステージ5でカット紙Pの先端部を持上げたときに、ゲート板36を自動的に開作動させることが可能になり、カット紙Pの先端が損傷する危惧を払拭することができる。
2 カセット本体
2a 側壁
3 底部
3a 底面
4 回転支点
5 用紙ステージ
10 印刷装置
11a、11b カセット装着部
12 排出口
14、14a〜14c 搬送路
15 印刷部
17 搬送ローラ
18 繰出ローラ
20 保護シート
20a 周縁
21 接合部材
30 保護トレイ
31a〜31c 側板
32 切欠部
34 ジャバラ
36 ゲート板
37 接合部
39 バネ部材
Claims (5)
- 複数の媒体を収容し、底部に前記媒体の繰出方向の先端部を持上げる媒体ステージを備えたトレイ状の媒体カセットにおいて、
前記媒体ステージと、最下位の前記媒体との間に、該媒体の大きさと同等以上の大きさを有する保護シートを設けると共に、前記媒体の先端部側を除く前記保護シートの周縁に側板を立設し、
前記媒体の繰出方向に沿った両側の側板の中央部に、全高に渡る切欠部を設けたことを特徴とする媒体カセット。 - 請求項1において、
前記保護シートが、可撓性を有する非金属材料で形成されていることを特徴とする媒体カセット。 - 請求項1または請求項2において、
前記切欠部を、ジャバラで接続したことを特徴とする媒体カセット。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記媒体の先端部側の前記保護シートの周縁に、該周縁との接合部をヒンジとして、前記繰出方向に開閉可能な側板を設けたことを特徴とする媒体カセット。 - 請求項4において、
前記先端部側に設けた側板と、前記保護シートの周縁との接合部に、開方向に付勢するバネ部材を設けたことを特徴とする媒体カセット。
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2008
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