JPH0283830A - 光学式情報記録媒体再生装置 - Google Patents

光学式情報記録媒体再生装置

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JPH0283830A
JPH0283830A JP63235401A JP23540188A JPH0283830A JP H0283830 A JPH0283830 A JP H0283830A JP 63235401 A JP63235401 A JP 63235401A JP 23540188 A JP23540188 A JP 23540188A JP H0283830 A JPH0283830 A JP H0283830A
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laser
optical
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video disc
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JP63235401A
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Takayuki Sugawara
隆幸 菅原
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光学式情報記録媒体再生装置に関し、更に詳
しく言えば、再生用レーザ光線が従来波長用の光学式情
報記録媒体と短波長化に対応した光学式情報記録媒体と
を両方共に再生出来る、光学式情報記録媒体再生装置に
関する。
(従来の技術) 近年、光学式ビデオディスク、CD、CDV等の光学式
情報記録媒体は広く使用されている。
これ等の光学式情報記録媒体及びその再生装置の原理を
、光学式ビデオディスクを例にとって説明する。
第4図は、従来の光学式ビデオディスクの例を示す要部
断面構成図である。
図において光学式ビデオディスク11は、円盤状の透明
アクリル樹脂層11aの表面に、オーディオやビデオの
情報信号に応じた凹部又は凸部であるピット12を同心
円状に形成した後、この表面に反射用のアルミニウム蒸
着層11bを形成し、更にプラスチック保護膜11Cを
形成したものである。そして、この透明アクリル樹脂層
11a側からこのピット12を、後述するレーザ読取装
置のレーザ光線16により読み取ることにより、この情
報信号を再生するのである。
この情報信号は、第5図に示すように、FM変調を受け
た後、この透明アクリル樹脂層11aの表面にこのピッ
ト12の列に変換され記録されている。
第5図は、従来の光学式ビデオディスクの例における情
報信号とピットとの関係を示す説明図であり、同図(A
)は入力画像の図、同図(B)はIH切期間信号波形図
、同図(C)は同図(B)の信号部分の拡大図、同図(
D)はFM変調後のFM信号波形図、同図(E)はピッ
ト列のモデル図である。
図に示すように、このピット12の列において、このピ
ット12の長さ及びピット12間の間隔の変化が、FM
変調の周波数偏移に相当し、前記情報信号に応じたもの
となっている。
第6図は、従来の光学式ビデオディスクの例における情
報信号再生原理の説明図であり、同図(A)は斜視図、
同図(B)は断面図である。
図に示すように、前記ピット12の幅は略0.4μmで
あり、このピット12を読み取るレーザ光線16の光ス
ポットBの径は略φ1,5μmである。又、このピット
12の高さは、後述するレーザ読取装置のレーザ光線1
6の波長λ0の1/4となっている。
そして、このレーザ光線16の光スポットBが、前記ア
ルミニウム蒸着層11bの表面のこのビ・シト12以外
の部分であるランド部13上にある場合は、このレーザ
光線16はこのアルミニウム蒸着層11bの表面上で反
射して元に戻る。又、この光スポットBがこのピット1
2上にある場合は、このレーザ光線16の反射光は、こ
のビ・メト12上からの反射光とこのランド部13から
の反射光とでは(1/4波長)×2の光路長の差が生じ
るため相互に干渉し、又、回折するため、その強度が減
少する。この反射光の強度変化は、後述するレーザ読取
装置で電気信号に変換され出力される。
第7図は、従来の光学式ビデオディスク再生装置におけ
るレーザ読取装置の例を示す概略構成図である。
図において、レーザ読取装置14は、レーザ発振器15
、グレイティング偏光板21、拡大レンズ22、偏光ビ
ームスプリッタ23、固定ミラー24.1/4波長板2
5、タンゼンシャルミラ26、トラッキングミラー27
、対物レンズ28、円柱レンズ29、フォトダイオード
30等から構成されている。
このレーザ発振器15からのレーザ光線は、このグレイ
ティング偏光板21により3本のビームに分けられる。
この3本の中の中央のビームは、前述のピット列からの
情報信号の読み取り用及び後述するフォーカスサーボ用
に、両側のビームは、後述するトラッキングサーボ用に
使用される。そしてこの3本ビームは、前記拡大レンズ
22、偏光ビームスプリッタ23、固定ミラー24.1
/4波長板25、タンゼンシャルミラ−26、トラッキ
ングミラー27、対物レンズ28を通り、前記光学式ビ
デオディスク11の盤面に照射される。第6図で前述の
如く、このビデオディスク11の前記アルミニウム蒸着
層11bの表面上で反射したこの3本ビームは、この対
物レンズ28、トラッキングミラー27、タンゼンシャ
ルミラ−26,1/4波長板25、固定ミラー24を通
り、この1/4波長板25を2回通ったことにより入射
光と90°位相が異なるためこの偏光ビームスプリッタ
23で反射し、円柱レンズ2つを通ってフォトダイオー
ド30で電気信号に変換され出力される。
なお、従来の光学式ビデオディスク及びその再生装置は
、前記レーザ発振器15にHe−Neレーザを使用した
場合を基準に考えられており、その波長λ0は6328
人であり、前記ピット12の高さは理論的にはこのλ0
の1/4の1582人が理想的であるが、実際には、前
記透明アクリル樹脂層11aの屈折率を考慮して110
0人(0,1Lμo+)となっている。又、半導体レー
ザを使用した場合は、このピット12の互換性を考慮し
て、その波長は7800人となっている。
第8図は、従来の光学式ビデオディスク再生装置のレー
ザ読取装置の例におけるフォーカスサーボの説明図であ
り、同図(A)はディスクが近すぎる場合、同図(B)
はディスクが正しい焦点位置の場合、同図(C)はディ
スクが遠すぎる場合である。
第7図の前記フォトダイオード30の、前記3本ビーム
中の中央のビームの反射光スポットBを受ける部分は、
第8図に示すように、4分割フォトダイオード30Bと
なっている。この4分割フォトダイオード30Bのそれ
ぞれ対角線上の2個の出力は合成され、それぞれ差動増
幅器31の両端子に供給される。そして、第8図(B)
に示すように、前記光学式ビデオディスク11が正しい
焦点位置に有る場合は、この反射光スポットBがこの4
分割フォトダイオード30Bに均等に当たるから、この
差動増幅器31の出力はOとなり、フォーカスサーボ回
路(図示せず)は作動しない。
同図(A)、(C)に示すように、この光学式ビデオデ
ィスク11が近すぎる場合、又は遠すぎる場合は、前記
円柱レンズ29によって、この反射光スポットBの形状
は長円形となり、その結果としてこの差動増幅器31か
らフォーカスサーボ信号が出力される。このフォーカス
サーボ信号に応じて前記フォーカスサーボ回路は、フォ
ー力スサボモータ(図示せず)を駆動することにより、
前記対物レンズ28を正しい焦点位置に修正する。
第9図は、従来の光学式ビデオディスク再生装置のレー
ザ読取装置の例におけるトラッキングサボの説明図であ
り、同図(A)は光スポットとピット列との関係を示す
図、同図(B)は反射光スポットとダイオードとの関係
を示す図である。
同図(A)に示すように、前記3本ビームの前記光学式
ビデオディスク11のアルミニウム蒸着層11bの表面
上の光スポットA、B、Cは、前記ビット12の列に対
してこの両側の光スポットACがそれぞれ反対方向にず
れるように照射される。又、第7図の前記フォトダイオ
ード30の、この3本ビームの光スポットA、B、Cに
対応した反射光スポットA、B、Cを受ける部分は、第
9図(B)に示すように、この反射光スポットA。
C用の2個のフォトダイオード30A、30C及びこの
反射光スポットB用の前述の4分割フォトダイオード3
0Bとなっている。
この2個のフォトダイオード30A及び30Cの出力は
、差動増幅器32の両入力端子に入力される。そして、
前記光スポットA及びCの前記ビット12の列からのず
れに応じた、前記反射光スポラ)A及びCの光電の変化
は、この差動増幅器32によりトラッキングサーボ信号
として出力される。このトラッキングサーボ信号に応じ
てトラッキングサーボ信号(図示せず)が、前記トラッ
キングミラー27の角度を修正することにより、前記光
スポットBはこのビット12の列の中心線上に来る。
又、前記反射光スポラ)Bから再生信号を得る場合は、
前記4分割フォトダイオード30Bの全出力は、前置増
幅器33により加算され、再生信号として出力される。
(発明が解決しようとする課題) 以上のような構成の従来の光学式ビデオディスク再生装
置の例において、前記レーザ発振器15からのレーザ光
線16の波長を小さくすれば、前記光学式ビデオディス
ク11の前記ビット12の形状はこの波長に比例して小
さく出来るから、この光学式ビデオディスク11の記録
再生容量を増加することが可能である。
このレーザ光線16を短波長化する場合、単に短波長化
するだけでは、現在市販されている従来の光゛挙式ビデ
オディスクと互換性が無くなってしまうという問題があ
る。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、再生用レ
ーザ光線が従来波長用の光学式情報記録媒体と、この再
生用レーザ光線の短波長化に対応した光学式情報記録媒
体とを、互換性を保持して両方共に再生出来る光学式情
報記録媒体再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明の光学式情報記録媒体再生装置は、光学式情報記
録媒体の情報記録層に形成されたビットを、この再生装
置に備えたレーザ読取装置のレーザ発振器からのレーザ
光線の3本ビームにより読み取る光学式情報記録媒体再
生装置において、このレーザ光線の波長が略6300乃
至7800人又は略12600乃至15600人の2n
−1(nは2以上の整数)分の1であるレーザ発振器と
、この3本ビームによるこの情報記録層上の光スポット
の径及びスパンを必要に応じて略2n−1倍に変換する
変換装置とを含むレーザ読取装置を備えるよう構成した
ものである。
(実施例) 以下、本発明の光学式情報記録媒体再生装置について、
従来の技術の説明と同様に、光学式ビデオディスクを例
にとって説明する。
再生用レーザ光線が従来波長用の光学式ビデオディスク
と、短波長化に対応した光学式ビデオディスクとを、互
換性を保持して両方共に再生出来る光学式ビデオディス
ク再生装置における、レーザ読取装置のレーザ発振器の
レーザ光線出力波長λ1の条件は下式で与えられる。従
来のレーザ光線の波長をλ0 (前述の如< 8328
人)とすると、ここに、nは2以上の整数である。
又、第2高調波発生素子(以後SHGと略記する)を使
用した場合は、レーザ発振器の出力波長λ2は、この素
子を通した後は半分になるから、上記(1)式に対応し
て、下式で与えられる。
従って、前記互換性を持つ短波長化のレーザ発振器の出
力波長λ1の条件は、(1)式より次式が得られる。
又、前記SHGを使用した場合は、(2)式より次式が
得られる。
本発明の光学式情報記録媒体再生装置の一実施例である
光学式ビデオディスク再生装置は、前述の従来例の光学
式ビデオディスク再生装置の前記レーザ読取装置14に
おけるレーザ発振器15を、前記(3)式又は(4)式
を満足する短波長化の出力波長の第1図で後述するレー
ザ発振器5に置き換え、かつ、後述する変換装置8を追
加したレーザ読取装置4を備えたものである。
この(3)式及び(4)式を満足する波長λ1及びλ2
の、nが2乃至4の場合の値は、表1の様になる。
このそれぞれの波長に近いレーザの種類の例を、例えば
気体レーザから選んで表2に記す。
この表2に例示したような短波長化の出力波長のレーザ
発振器5を備えたレーザ読取装置4を使用すれば、前記
(3〉式又は(4)式による理論値との波長のずれの分
だけわずかにS/N比が悪化するだけで、当然のことな
がらこの短波長化に対応した光学式ビデオディスクのビ
ットは勿論のこと、前述の従来例の光学式ビデオディス
ク11のビット12をも読み取ることが可能となる。
次に、この短波長化の出力波長のレーザ発振器5による
3本ビームにより、この従来例の光学式ビデオディスク
11のビット12を読み取る本発明の変換装置8につい
て、前記n−3の場合の例について以降説明する。
第2図は、本発明の光学式情報記録媒体再生装置の一実
施例である光学式ビデオディスク再生装置のレーザ読取
装置の例における光スポットとピット列との関係を示す
説明図であり、同図(A)は従来波長の光スポットで従
来波長用のピット列を読み取る場合、同図(B)は本発
明の短波長化の光スポットで短波長化用のピット列を読
み取る場合、同図(C)は本発明の短波長化の光スポッ
トで本発明の変換装置により従来波長用のピット列を読
み取る場合である。
同図(A)は、第9図(A)で前述の如く、前記従来例
の光学式ビデオディスク11のビット12の列を、前記
従来例のレーザ読取装置14のレーザ発振器15からの
3本ビームによる光スポットA、B、Cで読み取る場合
を表している。
第2図(B)は、前記n−3の場合の例であるから、本
発明の一実施例である光学式ビデオディスク再生装置の
レーザ読取装置4のレーザ発振器5からの3本ビームに
よる光スポットa、b、cは、このレーザ発振器5の出
力波長が従来例の1/3であるから、その径、スパン共
、前記従来例の光スポットA、B、Cの場合の]/3と
なっている。又、このレーザ発振器5の出力波長1/3
に対応した光学式ビデオディスク1のビット2の列の関
係寸法は、前記従来例のビット12の列の場合の1/3
となっている。従って、前記本発明の一実施例である光
学式ビデオディスク再主装置は、前述の従来例の光学式
ビデオディスク再生装置の場合と全く同様な動作原理で
動作するのである。又、前記レーザ発振器5の出力波長
1/3に対応した光学式ビデオディスク1は、前記従来
例の光学式ビデオディスク11に対して、両者の外径寸
法が同じであれば、その記録再生容量を略3倍に増加す
ることが出来る。
次に、第2図(C)に示すように、前記出力波長が1/
3のレーザ発振器5からの3本ビームにより、前記従来
例の光学式ビデオディスク11のビット12の列を読み
取る場合は、前記3本ビームの光スポットa、b、cを
、後述する本発明の変換装置8により、その径、スパン
共3倍に拡大した光スポットB×3.bx3.cX3を
使用して、同図(A)に示す従来例の場合と同様に読み
取るのである。
第1図は、本発明の光学式情報記録媒体再生装置の一実
施例である光学式ビデオディスク再生装置におけるレー
ザ読取装置の例を示す説明図である。
図において、本発明の一実施例である光学式ビデオディ
スク再生装置のレーザ読取装置4は、そのレーザ発振器
5の出力波長が前述の如〈従来例の略1/3であり、そ
の構成は第7図により前述の従来例の構成に本発明の変
換装置8が追加されたものであるから、従来例と同様な
構成要素及びその動作原理についてはその説明を省略し
、本発明に固有の部分についてのみ以下説明する。
この変換装置8は、光学ガラス、透明プラスチック等光
の屈折率が1を越える透光性の材料の薄板からなる透光
板9と、この透光板9をその一端を中心として回転自在
に支持する支柱10と、この支柱10を中心としてこの
透光板9を矢印にて図示の如く回転移動させる移動装置
(図示せず)等から構成されている。
この本発明の一実施例である光学式ビデオディスク再生
装置が、前記レーザ発振器5の出力波長1/3に対応し
た光学式ビデオディスク1を再生する場合は、この再生
装置の前記レーザ読取装置4の対物レンズ28からのレ
ーザ光線6の光路を妨げない位置に、この透光板9はこ
の移動装置により保持される。そして、この光学式ビデ
オディスク1の盤上に第2図(B)に図示の如く前記光
スポットa、b、cが形成される。又、この再生装置が
前記従来例の光学式ビデオディスク11を再生する場合
は、このレーザ光線6の光路を遮る位置に、この透光板
9はこの移動装置により回転移動され保持される。そし
て、この光学式ビデオディスク11の盤上に、第2図(
C)に図示の如く前記光スポットaX3.bX3.cX
3が形成される。この場合この透光板9は、その材質で
決まる光の屈折率及び厚さを適当に選定することにより
、前記光スポットa、b、cの径及びスパンを3倍に拡
大したこの光スポットaX3,1)X3゜CX3を形成
するのである。
次に、この透光板9により、この光スポットa。
b、cがこの光スポットax3.bX3.cX3に変換
される動作原理について説明する。
第3図は、本発明の光学式情報記録媒体再生装置の一実
施例である光学式ビデオディスク再生装置のレーザ読取
装置における変換装置の例の動作原理説明図で、同図(
A)、(B)は光スポットの径の変換説明図、同図(C
)、(D)は3本ビムによる光スポットのスパンの変換
説明図であり、同図(A)、(C)は透光板が無い場合
、同図(B)、(D)は透光板が有る場合である。
同図(A)に示すように、本発明一実施例である光学式
ビデオディスク再生装置の、前記レーザ読取装置4のレ
ーザ発振器5からの前記出力波長1/3のレーザ光線6
による前記光スポットbにより、この出力波長1/3に
対応した前記光学式ビデオディスク1のビット2を読み
取る場合は、前述の如〈従来例の場合と全く同様な動作
原理で動作する。
同図(B)に示すように、このレーザ光線6により前記
従来例の光学式ビデオディスク11のビット12を読み
取る場合は、前記変換装置8の透光板9によりこのレー
ザ光線6が2回屈折を繰り返すことにより、この先スポ
ットbの3倍の径の前記光スポットbX3が形成される
から、第6図により前述した従来例の場合と全く同様に
なる。
又、同図(C)に示すように、前記レーザ読取装置4の
レーザ発振器5からの前記出力波長1/3の3本ビーム
7による前記光スポットa。
b、cのスパンは、前述の如く前記従来例の光スポット
A、B、Cのスパンの1/3となっている。
一方、同図(D)に示すように、この3本ビーム7によ
り前記従来例の光学式ビデオディスク11を読み取る場
合は、前記透光板9によりこの3本ビーム7の中央のビ
ームは直進し両側のビームが2回屈折を繰り返すことに
より、この3本ビーム7の光スポットである前記光スポ
ットaX31)x3  CX3のスパンは、この光スポ
ットa。
b、cのスパンの3倍となるから、この従来例の光スポ
ットA、B、Cのスパンと同じになり、第9図により前
述した従来例の場合と全く同様になる。
以上説明したように、本発明の一実施例である光学式ビ
デオディスク再生装置は、当然のことながら前記出力波
長1/3に対応した光学式ビデオディスク1は勿論のこ
と、前記変換装置8により、前記従来例の光学式ビデオ
ディスク11をも互換性を保持して両方共に再生するこ
とが出来る。
なお、この変換装置8は、前記透光板9による光の屈折
率を利用したものであるが、電気的な方法により同様な
機能を達成することも出来る。
即ち、第8図により前述したフォーカスサーボ回路にお
いて、前記フォーカスサーボ信号に一定量のDCオフセ
ット電圧を加えることにより、定のアウトフォーカス状
態を基準状態として作り、このアウトフォーカス状態に
おける3本ビームの光スポットの径及びスパンを、この
DCオフセット電圧を調整することにより、第3図(B
)。
(D)で前述した光スポットの径及びスパンと同じにな
る様にすればよい。このアウトフォース状態は、このフ
ォーカスサーボ回路にこのDCオフセット電圧を加えて
いる間、一定の基準状態となるから、前述のピット信号
読み取り、フす−カスサーボ、トラッキングサーボ等の
動作は、前述の従来例の場合と同様に行なわれるのであ
る。
又、」二足本発明は、その一実施例として光学式ビデオ
ディスクの例について説明したが、同様な動作原理によ
り動作するCD、CDV等の光学式情報記録媒体につい
ても応用出来る。
又、この光学式情報記録媒体が回転運動をする場合にも
、直線運動をする場合にも応用出来る。
(発明の効果) 以上の構成よりなる本発明の光学式情報記録媒体再生装
置は、再生用レーザ光線が従来波長用の光学式情報記録
媒体と、この再生用レーザ光線の短波長化に対応した光
学式情報記録媒体とを、互換性を保持して両方共に再生
出来るから、便益性が向上し、又、経済的効果が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学式情報記録媒体再生装置の一実施
例である光学式ビデオディスク再生装置におけるレーザ
読取装置の例を示す説明図、第2図は第1図の例におけ
る光スポットとピット列との関係を示す説明図、第3図
は第1図における変換装置の例の動作原理説明図、第4
図は従来の光学式ビデオディスクの例を示す要部断面構
成図、第5図は第4図の例における情報信号とピットと
の関係を示す説明図、第6図は第4図の例における情報
信号再生原理の説明図、第7図は従来の光学式ビデオデ
ィスク再生装置におけるレーザ読取装置の例を示す概略
構成図、第8図は第7図の例におけるフォーカスサーボ
の説明図、第9図は第7図の例におけるトラッキングサ
ーボの説明図である。 1.11・・・光学式ビデオディスク、la、lla・
・・透明アクリル樹脂層、lb、llb・・・アルミニ
ウム蒸着層、lc、llc・・・プラスチック保護膜、
2.12・・・ピット、3.13・・・ランド部、4.
14・・・レーザ読取装置、 5.15・・・レーザ発振器、6,16・・・レーザ光
線、7・・・3本ビーム、8・・・変換装置、9・・・
透光板、10・・・支柱。 特許出願人 日本ビクター株式会社 代表者 埋木邦人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光学式情報記録媒体の情報記録層に形成されたピットを
    、この再生装置に備えたレーザ読取装置のレーザ発振器
    からのレーザ光線の3本ビームにより読み取る光学式情
    報記録媒体再生装置において、このレーザ光線の波長が
    略6300乃至7800Å又は略12600乃至156
    00Åの2n−1(nは2以上の整数)分の1であるレ
    ーザ発振器と、この3本ビームによるこの情報記録層上
    の光スポットの径及びスパンを必要に応じて略2n−1
    倍に変換する変換装置とを含むレーザ読取装置を備えた
    ことを特徴とする光学式情報記録媒体再生装置。
JP63235401A 1988-09-20 1988-09-20 光学式情報記録媒体再生装置 Pending JPH0283830A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04157635A (ja) * 1990-10-22 1992-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ヘッドおよび光ディスク装置
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