JP4076575B2 - 原稿自動給送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンター、又はファクシミリ装置等の画像形成装置で用いられ、複数の原稿を一枚ずつ分離して自動的にスキャナー装置等の画像読取装置に給送する原稿自動給送装置に関するものである。
一般に、画像形成装置においては、多数の原稿(以下原稿束と呼ぶ)を一枚ずつ分離して、スキャナー装置等の画像読取装置に給送する原稿自動給送装置が備えられており、例えば、この種の原稿自動給送装置では、原稿束が載置される原稿載置部(原稿給紙トレイ)と、この原稿載置部に載置された原稿束から順次一枚ずつ原稿を分離して給紙する原稿給送機構とが備えられている。
片面印刷モードにおいては、原稿給送機構から給送される原稿は、原稿読取位置(例えば、画像読取装置)に送られて、ここで、原稿上の画像が読み取られた後、原稿給紙トレイの下側に配置された原稿排紙トレイ等に排紙される。そして、画像読取装置で読み取られた画像データに応じて、例えば、電子写真プロセスに応じて記録用紙等に画像形成が行われる。
一方、両面印刷モードの際には、画像読取装置によって一面側の画像が読み取られた原稿を反転させて、原稿給送機構によって再度画像読取装置に給送して、他面側の画像を読み取ることになる。このため、原稿自動給送装置においては、原稿給紙トレイと原稿排紙トレイとの間に原稿反転部(原稿反転トレイ)を配置して、この原稿反転トレイを用いて両面印刷モードの際、原稿を反転させるようにしている。
そして、原稿給紙トレイの下側に原稿反転トレイを配置して、原稿を所謂スイッチバックして再度読取位置に反転して返送することによって、原稿両面の読取の際の原稿搬送路を短くしている。
上述のように、原稿自動給送装置は、原稿給紙トレイ、原稿給送機構、原稿反転トレイ、及び原稿排紙トレイを有しており、原稿反転トレイには一枚ずつ原稿が反転のため送られる結果、原稿給紙トレイと原稿反転トレイとの間隔は極めて小さい。
一方、原稿給送機構を保護するため、原稿給送機構は開閉可能な保護カバー部材によって覆われている。そして、原稿給送機構において、原稿給紙トレイ側で原稿詰まり(以下単にジャムと呼ぶ)が発生した際には、保護カバー部材を開いてジャム処理を行い、一方、原稿反転トレイ側でジャムが発生した際には、原稿反転トレイが原稿給紙トレイの下側に位置している関係上、保護カバー部材を開いた後、原稿給紙トレイを持ち上げて、原稿反転トレイを露出させてジャム処理を行うことになる。なお、この保護カバー部材は原稿の搬送ガイドとしての機能を有している。つまり、保護カバー部材は原稿の搬送ガイドを兼ねている。
ところで、上述のような原稿自動給送装置において、コピー中などにおいて、ミスコピーに等に気付いたユーザが突発的に原稿反転トレイ上にある原稿を引き抜くことがあり、このような原稿引き抜きがあると、原稿が存在しないにも拘らず原稿自動給送装置が不要な動作を継続してしまうことがある。このような不具合を防止するため、両面印刷モードの際、原稿反転トレイに搬送された原稿がユーザによって引抜かれると、搬送動作を停止してジャム表示を行なって、無駄な搬送動作を停止するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開平10−161361号公報(段落(0042)〜段落(0047)、第6図及び第10図)
上述のように、原稿給送機構においてジャムが発生した際には、いずれにしても、保護カバー部材を開くことになるが、保護カバー部材を開く際、保護カバー部材の自由端側を持って保護カバー部材を開く機構であると、不注意によって原稿給送機構に備えられた給紙ローラに触れてしまうことがあり、ユーザが給紙ローラに触れると、給紙ローラに思わぬ障害が発生してしまうことがある。さらに、誤ってユーザが指等で回転駆動中の給紙ローラに触れると、ユーザが給紙ローラによって怪我をすることもある。
一方、保護カバー部材を開閉する際、例えば、別に開閉用のレバーを設けて、このレバー操作によって保護カバー部材を開閉するようにすれば、上述のように給紙ローラに触れることはほとんどないものの、今度は保護カバー部材開閉のための機構が複雑となって、しかも部品点数が増加してしまうという課題がある。
さらに、原稿反転トレイ側でジャムが発生した際には、保護カバー部材を開くとともに、原稿給紙トレイを持ち上げる必要があるが、原稿給紙トレイを持ち上げた状態で、ジャム処理を行うことは面倒であり、このため、原稿給紙トレイを持ち上げた状態で保持するストッパー等の機構が別に必要となって、この点においても、部品点数が増加してしまうことになる。
本発明の目的は、保護カバー部材開閉の際、原稿給送機構中の給紙ローラに触れることがない原稿自動給送装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、部品点数を削減して容易にジャム処理を行うことのできる原稿自動給送装置を提供することにある。
本発明に係る原稿自動給送装置は、原稿が載置される原稿載置部と、前記原稿載置部に連なる底面板と、該底面板の原稿給送方向に沿った両側部に立設された一対の側面板とを有する筐体構造部と、前記一対の側面板間に架設されるシャフト体と、該シャフト体によって昇降可能に支持され前記原稿を原稿読取位置に給送する給紙ローラとを有し、前記筐体構造部に配置される原稿給送機構と、前記筐体構造部の上面開口を覆う開閉可能な保護カバー部材と、を含み、前記保護カバー部材は、前記底面板の前記原稿載置部に連なる側とは反対の端縁側でその一端が回動可能に支持され、閉止状態において、その自由端に沿って前記底面板との間にギャップが形成されるものであって、前記保護カバー部材の自由端には、前記給紙ローラに対応する部分に、下側に向けて突出している突出部が形成され、これにより前記ギャップが、前記突出部が存在しない部分の第1ギャップ部と、前記突出部が存在する部分であって前記第1ギャップ部よりも間隔が狭い第2ギャップ部とに区分され、前記第1ギャップ部の間隔は、前記保護カバー部材が閉じた状態で指を挿入できる間隔であり、前記第2ギャップ部の間隔は、前記保護カバー部材を開く際に指が前記給紙ローラに触れることを抑止する間隔であることを特徴とする(請求項1)。
このように、保護カバー部材の一端を原稿給送機構筐体に回動可能に支持して、保護カバー部材の自由端側に給紙ローラに対応する部分で、保護カバー部材が閉じられた際、原稿給送機構筐体と保護カバー部材の自由端とによって規定されるギャップを狭くするギャップ規定部を備えるようにすれば、保護カバー部材の自由端側を持って保護カバー部材を開く際にギャップに指を挿入しても、給紙ローラに対応する位置では、指を挿入することができず、給紙ローラに誤って触れてしまうことがない。
上記構成において、前記突出部の前記給紙ローラ軸方向の幅は前記給紙ローラの軸方向長さよりも長いことが特に望ましい(請求項2)。
このようにして、ギャップ規定部を保護カバー部材の自由端側に形成された突出部として、この突出部は保護カバー部材が閉じられた際、自由端の他の部分よりも下側に向かって突出し、突出部の給紙ローラ軸方向の幅を給紙ローラの軸方向長さよりも長くすれば、保護カバー部材を成形する際、突出部を共に成形することができ、しかも確実に給紙ローラを保護できることになる。
上記構成において、前記原稿読取位置で読み取られた原稿を反転させて再度前記原稿読取位置に送る際に用いられる原稿反転載置部をさらに備え、該原稿反転載置部は前記原稿載置部の下側に配置されていることが望ましい(請求項3)。
本発明によれば、保護カバー部材の一端を原稿給送機構筐体に回動可能に支持して、保護カバー部材の自由端側に給紙ローラに対応する部分に突出部を備えるようにしたから、保護カバー部材の自由端側を持って保護カバー部材を開く際にギャップに指を挿入しても、給紙ローラに対応する位置では、指を挿入することができず、給紙ローラに誤って触れてしまうことがないという効果がある。
また、本発明では、ギャップ規定部を保護カバー部材の自由端側に形成された突出部として、この突出部は保護カバー部材が閉じられた際、自由端の他の部分よりも下側に向かって突出し、突出部の給紙ローラ軸方向の幅を給紙ローラの軸方向長さよりも長くしたから、保護カバー部材を成形する際、突出部を共に成形することができ、しかも確実に給紙ローラを保護できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
まず、図1を参照して、図示の原稿自動給送装置10は、画像形成装置(例えば、複写機)とともに用いられ、画像形成装置(図示せず)本体の上面側に配置される。そして、原稿自動給送装置10は、原稿給紙トレイ11及び原稿給送機構12を備えており、原稿給紙トレイ11上には原稿束が載置される。原稿給送機構12では、原稿給紙トレイ11上に載置された原稿束から原稿を一枚ずつ分離して搬送路(図示せず)を介して画像読取位置(例えば、画像読取装置:図示せず)に搬送する。
図1には示されていないが、原稿給紙トレイ11上の下側には、原稿反転トレイが配置されており、前述したように、原稿反転トレイには原稿が一枚ずつ搬送される結果、原稿反転トレイと原稿給紙トレイ11との間隔は極めて僅かである。なお、原稿反転トレイの下側には、原稿排紙トレイが配置される場合がある。
原稿自動給送装置10は、例えば、ヒンジ機構等によって画像形成装置本体に連結されており、画像形成装置本体に対して開閉自在となっている。原稿給送機構12は原稿給紙トレイ11の後側に配置されており、原稿給送機構12には、原稿給紙ローラ部(以下単に給紙ローラ部と呼ぶ)21が備えられており、この原稿給紙ローラ部21は、ローラハウジング21a、ピックアップローラ(ピックアップコロ)21b、フィードローラ(フィードコロ:図示せず)、後述する分離機構等を有している。そして、ピックアップローラ21b及びフィードローラはローラハウジング21aに収納されており、分離機構は、フィードローラと対向して原稿自動給送装置10のベース側に備えられている。なお、これらピックアップローラ及びフィードローラは集合的に給紙ローラとして作用する。
ローラハウジング21aの上面は平坦であり、図中左方向に延在しており、図中右端部には開口部21cが形成されている。前述のピックアップローラ21bはローラハウジング21a内に収納されて、ローラハウジング21aの長手方向に直交する方向に延びる軸体(図示せず)によってローラハウジング21aに回転可能に支持されている。そして、ピックアップローラ21bの外周面は、その一部がローラハウジング21aの上面から露出している。
図示のように、原稿給送機構12の筐体(給送機構筐体)12aの側面12b間には、ローラハウジング21aの長手方向に直交して、シャフト体31が回転可能に支持されており、このシャフト体31はローラハウジング21aの左端部近傍において、ローラハウジング21aを貫通している。そして、このシャフト体31はモータ等によって回転駆動される。そして、このシャフト体31には、フィードローラ(図示せず)が連結されて、ローラハウジング21a内に収納されている。
ローラハウジング21aはシャフト体31によって回転可能に支持され、給紙(原稿読み込み)の際には下降状態となって、ピックアップローラ21bが原稿束の上面に当接状態となる。一方、給紙を行わない状態では、ローラハウジング21aは上昇状態となり、ピックアップローラ21bは原稿面から離間している。原稿給紙トレイ11に載置された原稿束は、前述の開口部21cからローラハウジング21aに挿入され、ピックアップローラ21bによって原稿がピックアップされる。図示はしないが、前述のように、原稿自動給送装置10のベース側には分離機構(例えば、リタードローラ、分離パッド等)が備えられており、分離機構によってピックアップローラ21bでピックアップされた原稿は、その一枚のみが分離されてフィードローラ31aによって原稿が画像読取位置に給送されることになる。
給送機構筐体12aの前端(図中右端)には、ローラハウジング21aの長手方向に直交する方向に延びる軸部材によって原稿給紙トレイ11の一端(図中左端)が回動可能に取り付けられており、後述するように、原稿給紙トレイ11は軸部材を中心として回動することになる。
なお、原稿給紙トレイ11には、原稿サイズを合わせるための、原稿ガイド11aが、ローラハウジング21aの長手方向に直交する方向に移動可能に備えられており、原稿束を原稿給紙トレイ11に載置する際には、原稿ガイド11aを調節して、原稿サイズに原稿ガイド11aを合わせることになる。
一方、給送機構筐体12aの後端(図中左端)には、ローラハウジング21aの長手方向に直交する方向に延びる軸部材によって、保護カバー部材41の一端が回動可能に取り付けられており、この保護カバー部材41を回動させて、保護カバー部材41を開くと(図1に示す状態が保護カバー部材41を開いた状態である)、原稿給送機構12が露出した状態となる。この保護カバー部材41には図示しないストッパー部材が備えられており、保護カバー部材41を所定の角度開くと、ストッパー部材によって保護カバー41がその位置で保持される。
図示の例では、この所定の角度は、保護カバー部材を開いた際、手を離しても保護カバー部材の自重が後側に掛かる角度であり、ストッパー部材によって保護カバー部材41が保持された状態では、保護カバー部材41は閉じる方向に自然に回動することはない。
図1に示す状態から保護カバー部材41の前端(図中右端:自由端)を手で把持して、軸部材回りに手前側に回動させれば、保護カバー部材41は閉じる方向に回動して、原稿給送機構12を覆うことになる。
保護カバー部材41の側面41bの外側には係合部41cが設けられており、この係合部41cは保護カバー部材41が閉じられた際、給送機構筐体12aの側面内側に設けられた係止部12cに係止される。そして、保護カバー部材41を開く際には、保護カバー部材41の自由端を手で持って上側に引けば、係合部41cが係止部12cから外れて、回動することになる。
ところで、保護カバー部材41を閉じた際には、原稿給紙機構12は保護カバー部材41で覆われることになるが、原稿給紙トレイ11から原稿給送機構12、つまり、給紙ローラ21bに原稿を送るため、保護カバー部材41を閉じた状態では、保護カバー部材41の自由端と給送機構筐体12aの底面との間にはギャップが存在し、このギャップは、保護カバー部材41を開く際、保護カバー部材41の自由端を持って保護カバー部材41を回動させる関係上、指が挿入できる程度の間隔である。
従って、保護カバー部材41を開く際には、指を前述のギャップに挿入することになるが、前述のピックアップローラ21bは保護カバー部材41の自由端よりも僅かに後側に位置しているから、保護カバー部材41の中央付近を持って保護カバー部材を開く際に、不可避的に指がピックアップローラ21bに触れてしまうことがある。
図1に示す例では、保護カバー部材41の自由端の中央部には、突出部(ギャップ規制部)51が形成されており、この突出部51の長さ(ローラハウジング21aの長手方向に直交する方向の長さ)はピックアップローラ21bの幅(ローラハウジング21aの長手方向に直交する方向の幅)よりも長い。つまり、保護カバー部材41の自由端部にはその幅が一部分広く成形されており、この幅広の部分が突出部51となる。そして、保護カバー部材41を閉じた際には、突出部51によってピックアップローラ21bに対応してその部分のギャップが小さくなって、指が挿入できない状態となる。
このようにして、保護カバー部材41を閉じた際、ピックアップローラ21bに対応する位置において、保護カバー部材41の自由端と給送機構筐体12aの底面とによって規定されるギャップが他の部分よりも小さくなって、指を挿入することができなくなる。
従って、保護カバー部材41を開く際には、突出部51が形成された部分以外で指を挿入して、保護カバー部材41を持つことになり、ピックアップローラ21bに指が触れることはない。
次に、原稿詰まり(ジャム)が発生した際の処理について説明する。いま、原稿給紙トレイ11と原稿給送機構12との間でジャムが発生したとすると、上述したようにして、保護カバー部材41を手で把持して、保護カバー部材41を回動させて、保護カバー部材41を開けば、原稿給送機構12が露出するから、原稿給送機構12に詰まった原稿を除去すればよい。そして、ジャム処理を行った後、保護カバー部材41を前述のようにして閉じる。
この際には、前述のように、ピックアップローラ21bに対応する部分では、ギャップに指を挿入することができないから、ピックアップローラ21bを指で触れてしまうことがない。また、保護カバー部材41を所定の角度位置まで開けば、ストッパー部材によって保護カバー部材41が保持される結果、手を離しても保護カバー部材41が閉じる方向に回動することはないから、容易にジャム処理を行うことができる。
一方、原稿給送機構12と原稿反転トレイとの間でジャムが発生した際には、上述のようにして、保護カバー部材41を開いた後、原稿給紙トレイ11を引き上げて、前述の軸部材回りに回動させる。そして、図2に示すように、原稿給紙トレイ11の上面を保護カバー41の自由端(突出部51)に当接させて、手を離すと、保護カバー部材41によって原稿給紙トレイ11が支持されることになる。
この際には、原稿給紙トレイ11は図1に示す装着位置よりも90°を越えて回動した状態であるので、手を離しても元の位置に回動することはない。
上述のようにして、原稿給紙トレイ11を回動させて、保護カバー部材41で支持した後、原稿給送機構12に詰まった原稿を処理するようにすればよい。なお、図2には原稿反転トレイは示されていない。そして、ジャム処理を行った後、原稿給紙トレイ11を元の位置に回動し、保護カバー部材41を閉じればよい。
このようにして、保護カバー部材41を開く際に、給紙ローラとして作用するピックアップローラを指で触れてしまうことが回避できるばかりか、原稿給紙トレイを開放した際には、保護カバー部材が原稿給紙トレイを支持することになって、原稿給紙トレイを開放した際に原稿給紙トレイを支持する部材を別に設ける必要がない。その結果、部品点数を削減でき、しかもジャム処理を容易に行えることになる。
本発明による原稿自動給送装置の一例を保護カバー部材を開いた状態で示す斜視図である。 図1に示す原稿自動給送装置の原稿給紙トレイを開放(引き上げた)状態で示す斜視図である。
符号の説明
10 原稿自動給送装置
11 原稿給紙トレイ(原稿載置部)
12 原稿給送機構
21 原稿給紙ローラ部
21a ローラハウジング
21b ピックアップローラ
41 保護カバー部材
51 突出部(ギャップ規定部)

Claims (3)

  1. 原稿が載置される原稿載置部と、
    前記原稿載置部に連なる底面板と、該底面板の原稿給送方向に沿った両側部に立設された一対の側面板とを有する筐体構造部と、
    前記一対の側面板間に架設されるシャフト体と、該シャフト体によって昇降可能に支持され前記原稿を原稿読取位置に給送する給紙ローラとを有し、前記筐体構造部に配置される原稿給送機構と、
    前記筐体構造部の上面開口を覆う開閉可能な保護カバー部材と、を含み、
    前記保護カバー部材は、前記底面板の前記原稿載置部に連なる側とは反対の端縁側でその一端が回動可能に支持され、閉止状態において、その自由端に沿って前記底面板との間にギャップが形成されるものであって、
    前記保護カバー部材の自由端には、前記給紙ローラに対応する部分に、下側に向けて突出している突出部が形成され、これにより前記ギャップが、前記突出部が存在しない部分の第1ギャップ部と、前記突出部が存在する部分であって前記第1ギャップ部よりも間隔が狭い第2ギャップ部とに区分され、
    前記第1ギャップ部の間隔は、前記保護カバー部材が閉じた状態で指を挿入できる間隔であり、前記第2ギャップ部の間隔は、前記保護カバー部材を開く際に指が前記給紙ローラに触れることを抑止する間隔である
    ことを特徴とする原稿自動給送装置。
  2. 前記突出部の前記給紙ローラ軸方向の幅は、前記給紙ローラの軸方向長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の原稿自動給送装置。
  3. 前記原稿読取位置で読み取られた原稿を反転させて再度前記原稿読取位置に送る際に用いられる原稿反転載置部をさらに備え、該原稿反転載置部は前記原稿載置部の下側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿自動給送装置。
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