JPH11100073A - シート状画像形成材料用包装体、シート状画像形成材料の装填方法及びシート状画像形成材料の装填装置 - Google Patents

シート状画像形成材料用包装体、シート状画像形成材料の装填方法及びシート状画像形成材料の装填装置

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JPH11100073A
JPH11100073A JP26190797A JP26190797A JPH11100073A JP H11100073 A JPH11100073 A JP H11100073A JP 26190797 A JP26190797 A JP 26190797A JP 26190797 A JP26190797 A JP 26190797A JP H11100073 A JPH11100073 A JP H11100073A
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Japan
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image forming
sheet
forming material
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JP26190797A
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Wataru Tachikawa
渡 立川
Mamoru Umeki
守 梅木
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性、操作性を向上させることのできるシ
ート状画像形成材料用包装体の提供、及び、この包装体
からシート状画像形成材料を取り出し装填するシート状
画像形成材料の装填方法並びにその装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 保護部材13を直接支持(A方向)しな
がら包装体15から包装袋14を引き抜く(B方向)こ
とにより、シート状画像形成材料10を装填台21に装
填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状画像形成
材料用包装体、及び、この包装体からシート状画像形成
材料を取り出し装填するシート状画像形成材料の装填方
法並びにその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医用分野においては、人体等を撮
影した画像をシートフィルム上に直接或いは間接的に露
光して画像形成を行うことにより、診断等を行ってい
た。これらシートフィルムは、図9(a)に示すよう
に、積層され、コの字状の当て紙で囲い、さらに遮光袋
で遮光された状態で供給される。このように遮光袋に入
れるのは、シートフィルムが太陽光や蛍光灯などの昼光
(通常、1000〜2000lx)で感光して潜像とし
て画像形成されるため、外光が照射されないようにする
ためである。
【0003】そして、このシートフィルムにレーザーイ
メージャーなどで間接的に画像形成を行う或いはX線撮
影装置で直接画像形成する(サプライヤーなどでシート
フィルムをカセットに入れる)ために、シートフィルム
の装填装置に、遮光袋から取り出したシートフィルムが
装填されるが、従来のシートフィルムでは、上述したよ
うに外光から遮光状態を維持しなければならなかった。
そのために、種々の工夫がなされている。
【0004】その一例を図9(b)に示すようなマガジ
ンを装填装置本体に装填することにより、シートフィル
ムを装填するものがある。この場合、図示しない装填装
置本体から引き出されたマガジンの上蓋を開け、シート
フィルムを遮光袋とともにマガジン内にセットする。こ
のとき、この遮光袋を、上ローラと下ローラと間又は/
及び遮光壁の間を通して、マガジン外に突出させるよう
にしている。これにより、マガジン内を遮光状態に維持
している。そして、マガジン外に突出している遮光袋の
一端を開封し、他端を引くことにより、遮光袋を引き抜
くことができ、マガジン内にシートフィルムを残すこと
ができ、このマガジンを装填装置本体に装填することに
より、シートフィルムを装填する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のシー
トフィルムにおいては、昼光で潜像が形成されるため
に、その取り扱い、特に、シートフィルムを装填する際
には、非常に煩雑な作業が必要となり、操作性が悪いも
のであった。
【0006】ところが、近年、昼光では像が形成され
ず、昼光よりはるかに高密度のエネルギー光(約30
0、000W/cm2以上の光量)で潜像が形成される
シート状画像形成材料が研究・開発されてきている。例
えば、特開平9−106079号公報に記載されるよう
に、このシート状画像形成材料は、第1支持体上に色材
層を有する第1シートと、第2支持体上に接着層を有す
る第2シートとを、色材層及び接着層を対向させて貼り
合わせて構成され、このシート状画像形成材料に対し
て、高密度のエネルギー光を照射して材料の一部を融解
変形、飛散、燃焼或いは蒸発除去(これらをアブレーシ
ョンという)や熱溶融し潜像を形成した後、第1シート
と第2シートとを剥離することにより、シート上に画像
(可視像)を形成する。これらは、既に可視像のため次
工程で現像処理をする必要がなく、ドライ化を図ること
ができる。また、このようなシート状画像形成材料を用
いた画像形成装置としては、ポラロイド社製「ヘリオ
ス」が発売されている。
【0007】このような新たなシート状画像形成材料の
開発に伴い、昼光で潜像が形成される従来のシートフィ
ルムとは異なる取り扱いが可能となったため、その操作
性の向上が大きく望まれている。特に、従来のシートフ
ィルムにおいては、シートフィルムを装填する際には、
遮光袋を挟んでシートフィルム及び当て紙を押さえなが
ら、遮光袋を引き抜くため、大きな引き抜く力が必要で
あり、しかも、作業が非常に煩雑で、操作性が悪いた
め、その改善が必要とされる。
【0008】そこで、本発明は、作業性、操作性を向上
させることのできるシート状画像形成材料用包装体の提
供、及び、この包装体からシート状画像形成材料を取り
出し装填するシート状画像形成材料の装填方法並びにそ
の装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の構成
により解決することができる。
【0010】(1) 積層されたシート状画像形成材料
と、前記積層されたシート状画像形成材料を保護する保
護部材と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前
記保護部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画
像形成材料用包装体において、前記保護部材は、前記積
層されたシート状画像形成材料の上面を覆う上面部と、
前記積層されたシート状画像形成材料の下面を覆い、前
記上面部と略平行な下面部と、前記包装袋を引き抜く方
向とは反対側に実質的に前記積層されたシート状画像形
成材料の高さと等しく、前記上面部又は/及び前記下面
部に連結された前記上面部又は/及び前記下面部と略直
交するサイド部と、を有することを特徴とするシート状
画像形成材料用包装体。
【0011】(2) 積層されたシート状画像形成材料
と、前記積層されたシート状画像形成材料を保護する保
護部材と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前
記保護部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画
像形成材料用包装体において、前記シート状画像形成材
料を装填する装填台に設けられた係合部と係合可能な被
係合部を、前記保護部材に設けたことを特徴とするシー
ト状画像形成材料用包装体。
【0012】(3) 前記被係合部は、前記包装袋を引
き抜く方向とは反対側であって、前記積層されたシート
状画像形成材料の下面を覆う前記保護部材の下面部に設
けたことを特徴とする(2)に記載のシート状画像形成
材料用包装体。
【0013】(4) 積層されたシート状画像形成材料
と、前記積層されたシート状画像形成材料を保護する保
護部材と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前
記保護部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画
像形成材料用包装体から、シート状画像形成材料を取り
出し装填するシート状画像形成材料の装填方法におい
て、前記シート状画像形成材料を装填する装填台上に前
記シート状画像形成材料用包装体を載置し、載置された
前記シート状画像形成材料用包装体の前記包装袋の一端
側を開封し、前記保護部材を支持しながら、開封された
側とは反対側に前記包装袋を引き抜き、シート状画像形
成材料を装填するシート状画像形成材料の装填方法。
【0014】(5) 前記保護部材は、前記積層された
シート状画像形成材料の上面を覆う上面部と、積層され
たシート状画像形成材料の下面を覆い前記上面部と略平
行な下面部と、実質的に前記積層されたシート状画像形
成材料の高さと等しく、前記包装袋が開封される側で前
記上面部又は/及び前記下面部に連結された前記上面部
又は/及び前記下面部と略直交するサイド部と、を有し
ており、前記サイド部が前記上面部又は/及び前記下面
部に連結された側の前記上面部及び前記下面部を直接支
持しながら、開封された側とは反対側に前記包装袋を引
き抜き、シート状画像形成材料を装填する(4)に記載
のシート状画像形成材料の装填方法。
【0015】(6) 前記保護部材に設けられた被係合
部と前記装填台に設けられた係合部とを係合させること
により前記保護部を支持し、開封された側とは反対側に
前記包装袋を引き抜き、シート状画像形成材料を装填す
る(4)に記載のシート状画像形成材料の装填方法。
【0016】(7) シート状画像形成材料は、第1支
持体上に色材層を有する第1シートと、第2支持体上に
接着層を有する第2シートとを、色材層及び接着層を対
向させて貼り合わせて構成されるとともに、第1シート
と第2シートのうち厚さの厚いシートを上側にして、前
記包装袋を引き抜くことを特徴とする(4)〜(6)の
いずれか1つに記載のシート状画像形成材料の装填方
法。
【0017】(8) 積層されたシート状画像形成材料
と、前記積層されたシート状画像形成材料を保護する保
護部材と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前
記保護部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画
像形成材料用包装体を、装填台上に載置し、前記包装袋
が開封される側とは反対側に前記包装袋を引き抜くこと
により、シート状画像形成材料を取り出し装填するシー
ト状画像形成材料の装填装置において、前記装填台は、
前記シート状画像形成材料用包装体を載置したときに、
前記包装袋が開封される側に切り欠き部を設けたことを
特徴とするシート状画像形成材料の装填装置。
【0018】(9) 前記切り欠き部は、前記シート状
画像形成材料用包装体を載置する面を含む底部及び/又
は該面に対して垂直な面を含む側部に設けたことを特徴
とする(8)に記載のシート状画像形成材料の装填装
置。
【0019】(10) 保護部材が、積層されたシート
状画像形成材料の上面を覆う上面部と、積層されたシー
ト状画像形成材料の下面を覆い前記上面部と略平行な下
面部と、実質的に積層されたシート状画像形成材料の高
さと等しく、上面部又は/及び前記下面部に連結された
上面部又は/及び下面部と略直交するサイド部と、を有
しているとき、前記装填台上に載置されたシート状画像
形成材料用包装体の保護部材のサイド部が位置するとこ
ろに、前記切り欠き部を設けたことを特徴とする(8)
又は(9)に記載のシート状画像形成材料の装填装置。
【0020】(11) 積層されたシート状画像形成材
料と、前記積層されたシート状画像形成材料を保護する
保護部材と、前記積層されたシート状画像形成材料及び
前記保護部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状
画像形成材料用包装体を、装填台上に載置し、前記包装
袋が開封される側とは反対側に前記包装袋を引き抜くこ
とにより、シート状画像形成材料を取り出し装填するシ
ート状画像形成材料の装填装置において、保護部材に設
けられている被係合部と係合可能な係合部を有すること
を特徴とするシート状画像形成材料の装填装置。
【0021】(12) 前記係合部は、前記包装袋が開
封される側の前記載置台に設けられたことを特徴とする
(11)に記載のシート状画像形成材料の装填装置。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
するに先立ち、本実施の形態で使用するシート状画像形
成材料10及び装填装置20を搭載した画像形成装置並
びにプロセスについて説明する。
【0023】まず、シート状画像形成材料10につい
て、シート状画像形成材料を示す図である図1を参照し
ながら説明する。シート状画像形成材料10は、太陽光
や蛍光灯などの昼光(5000〜6000lx)では像
が形成されずに、この昼光より明るい高密度のエネルギ
ー光(例えば、約300、000W/cm2以上の光
量)で潜像が形成されるものである。本実施の形態で
は、シート状画像形成材料10は、第1支持体111上
に色材層112を有する第1シート11と、第2支持体
121上に接着層122を有する第2シート12とを、
色材層112及び接着層122を対向させて貼り合わせ
て構成されている。
【0024】さらに詳細に、このシート状画像形成材料
10について説明する。
【0025】第1支持体111は、樹脂フィルム等の透
明(露光光源波長の光を透過可能な)支持体であり、そ
の厚みは、10〜500μm程度、好ましくは25〜2
50μmである。
【0026】色材層112は、光熱変換層と着色剤層が
積層されたものでも良く、それぞれが複数層設けられて
も良い。また、着色剤層単層でもよい。色材層112に
含有される着色剤としては、露光によりアブレーション
を生じせしめる(支持体と画像形成層の結合力を低下さ
せる)ことができれば、特に制限なく用いることができ
る。その中で、効率的に露光部の支持体と画像形成層の
結合力低下を起こさせ、画像の判読性を持たせるために
は、光熱変換物質と、画像形成層を形成した際に300
〜800nmの波長域の中に吸収を有する物質を着色剤
とするのが好ましい。また、300〜800nmの波長
域の中に吸収を有する物質の中で光熱変換物質としても
作用しうる物質の場合は、着色剤として光熱変換物質を
兼ねる物質のみを用いても良い。色材層112に含有さ
れる着色剤の含有量は、色材層112の形成成分の10
〜99重量%程度、好ましくは30〜95重量%であ
り、また、色材層112の厚みは、0.05〜5.0μ
m程度、好ましくは0.1〜3.0μmの範囲である。
【0027】第2支持体121は、樹脂フィルム等の支
持体であり、透明である必要はなく、不透明であっても
よい。また、第1支持体111への追従性、支持体の保
持部材である回転ドラムの表面の凹凸を吸収するための
クッション性を持たせるため、気泡を含有する発泡タイ
プでもよい。第2支持体121の厚みは、5〜100μ
m程度、好ましくは10〜80μmである。
【0028】接着層122は、それ自身常温で接着性又
は粘着性を有するもの、熱や圧力を掛けることにより接
着性又は粘着性を発現するもののいずれでもよく、例え
ば、低軟化点の樹脂、接着性付与剤、熱溶剤を適宜選択
することにより形成することができる。接着層122の
厚みは0.1〜40μm程度、好ましくは0.3〜30
μmである。
【0029】そして、第1シート11と第2シート12
との貼り合わせは、加圧又は加熱加圧により行うことが
できる。加圧又は加熱加圧処理するには、密着性をかせ
げて気泡等が混入せずに加圧又は加熱加圧処理できるも
のであれば特に制限なく用いることができ、加圧する場
合には圧力ロールやスタンパー等を、加熱加圧処理する
場合にはサーマルヘッド、ヒートロール、ホットスタン
プ等を用いることができる。
【0030】なお、自己支持性がある樹脂を用いて、色
材層112上に直接、塗布或いはホットメルト押し出し
法等の方法で第2シート12を設けてもよい。
【0031】なお、本実施の形態においては第1シート
11及び第2シート12は完全に重なるように同じ大き
さとなっており、かつ、第1シート11の厚みより第2
シート12の厚みの方が薄くなっている。
【0032】次に、このシート状画像形成材料10に画
像形成するプロセスについて、画像形成装置の断面概略
図である図2に基づいて簡単に説明する。なお、シート
状画像形成材料10の供給される態様及び画像形成装置
の装填装置20へのシート状画像形成材料10の装填に
ついては、後段において詳述するので、ここでは省略す
る。
【0033】シート状画像形成材料10は、装填装置2
0の装填台であるカセット21に、複数枚積層された状
態で載置され、収納されている。カセット21に載置さ
れているシート状画像形成材料10は、送出手段である
吸盤25によって、1枚ずつ分離され、送り出される。
送り出されたシート状画像形成材料10は、搬送ローラ
(符号なし)によって、シート保持手段である回転ドラ
ム27へと搬送される。回転ドラム27では、シート保
持部材であるグリッパー271によって、シート状画像
形成材料10の先端部が保持される。そして、回転ドラ
ム27の回転(図2において時計方向)及び回転ドラム
27に摺接して従動回転する摺接ローラ28によって、
シート状画像形成材料10は、回転ドラム27の周面上
に密着・保持される。このとき、シート状画像形成材料
10は、第1支持体111を第2支持体121より外周
面側にして保持される。これは、本実施の形態では、第
1支持体111側から光照射を行うためである。
【0034】回転ドラム27に保持されたシート状画像
形成材料10に対して、露光手段であるレーザー30か
ら出射した光(レーザー光)を、第1支持体111側か
ら照射して、像を形成する。この光が照射されることに
より、照射された部分の第1支持体111と色材層11
2との結合力が低下し、或いはなくなる、或いは色材層
112の一部が熱破壊して飛散する、或いは色材層11
2に亀裂が生じるなどアブレーションが生じる。なお、
レーザー30は、高密度のエネルギー光、すなわち、光
の照射部にアブレーションを生じせしめる光を出射でき
る光源であればよい。
【0035】シート状画像形成材料10上への露光が終
了すると、回転ドラム27は逆回転(図2において反時
計方向)し、図示しない分離爪などの分離手段によっ
て、回転ドラム27からシート状画像形成材料10を分
離して、搬送ローラなどの搬送手段(符号なし)によっ
て搬送する。このとき、グリッパー271によって保持
されているシート状画像形成材料10の端部が後端側と
なるように分離・搬送する。
【0036】搬送されたシート状画像形成材料10は、
剥離手段40によって、第1シート11と第2シート1
2とが剥離される。この剥離によって、レーザー30の
光が照射された部分が第2シート12に転写され、第1
シート11の第1支持体111上には未露光部分の色材
層112が残ることにより、画像形成がなされる。剥離
されると、第1シート11は、機外の排紙トレイ(符号
なし)上に排紙され、画像形成されたシートとして利用
し、第2シート12は、回収手段50によって回収され
る。
【0037】このように、本実施の形態の画像形成装置
においては、シート状画像形成材料10に対して、高密
度のエネルギー光を露光して色材層112にアブレーシ
ョンを生じせしめた後、第1シート11と第2シート1
2とを剥離することにより、第1シート11上に画像を
形成する。なお、本実施の形態では第1シート11側を
画像形成されたシートとして利用し、第2シート12側
を廃棄するシートとしたが、この逆であってもよい。
【0038】次に、このシート状画像形成材料の供給の
態様(すなわち、シート状画像形成材料用包装体であ
り、以下「包装体」ともいう)、及び、装填装置20へ
のシート状画像形成材料の装填について、以下の実施の
形態で説明する。
【0039】(第1の実施の形態)以下、第1の実施の
形態について説明する。先ず、シート状画像形成材料1
0を供給する態様について、シート状画像形成材料用包
装体15を示す図である図3に基づいて説明する。
【0040】シート状画像形成材料10は、図3(b)
に示すように、複数枚を積層された状態で、保護部材で
ある当て紙13によって囲われ、さらに、シート状画像
形成材料10と当て紙13とを覆う袋状の包装袋14で
包装した包装体15の形で供給される。
【0041】当て紙13は、積層されたシート状画像形
成材料10の上面の一部を覆う上面部131と、下面の
全面を覆い上面部131と略平行な下面部132と、上
面部131及び下面部132を連結する第1サイド部1
33と、によって、コの字状を呈している。この第1サ
イド部133が積層されたシート状画像形成材料10の
一端側(吸盤25による送りし方向とは逆側の端部)を
囲うように構成されている。これにより、上面部131
が、第1サイド部133と連結された角部を中心に揺動
可能となり、吸盤25によって送り出しする時にシート
状画像形成材料10の移動を阻害することがない。さら
に、本実施の形態では、上面部131には、V字状の切
り欠きが設けられており、これにより、重送が生じて戻
す際に戻すシート状画像形成材料10との抵抗を減らし
ている。なお、本実施の形態では、積層されたシート状
画像形成材料10各々は、第1シート11側(第2シー
ト12の厚みより厚い)が上面部131側になるように
なっている。
【0042】さらに当て紙13は、第2サイド部13
4、第3サイド部135が下面部132に連結されてい
る(図3(a)参照)。この第2、3サイド部134、
135は、積層されたシート状画像形成材料10の高さ
に実質的に等しく、上面部131及び下面部132と略
直交するように設けられる。また、図3(b)において
この第2、3サイド部134、135の上端面は、上面
部131の下面に対向した位置に位置するようになって
いる。
【0043】なお、本実施の形態では第2、3サイド部
134、135は下面部132に連結されているが、下
面部132だけでなく上面部131、或いは、上面部1
31のみ、さらには、第1サイド部133に連結されて
いてもよい。また、この第2、3サイド部134、13
5のうちいずれか一方を設けていればよく、後段におい
て詳述するが、この場合、包装袋14を引き抜く方向と
は反対側に設ける。さらに、第1、2、3サイド部13
3、134、135は、積層されたシート状画像形成材
料10の端部を揃えるとともに、無過失にシート状画像
形成材料10の端部がしごかれることにより、第1シー
ト11と第2シート12とが剥離する、所謂、デラミと
いう現象を生じさせないためにも機能する。
【0044】このような本実施の形態の当て紙13は、
厚紙や樹脂シートで構成され、図3(a)で示す展開図
のような形状に型を取り、図において破線で示す箇所を
谷折りすることにより、容易に作成することができる。
【0045】また、包装袋14は、可撓性の樹脂やアル
ミ箔などで層構成されたシートを袋状に構成し、シート
状画像形成材料10と当て紙13とを密閉している。こ
の包装袋14は、シート状画像形成材料10を運搬など
する際にデラミという現象を生じさせないために設けら
れている。
【0046】次に、上述の包装体15が載置され、包装
袋14が引き抜かれることによりシート状画像形成材料
10が装填される装填装置20のカセット21につい
て、カセット21を引き出した状態を示す斜視図である
図4に基づき説明する。
【0047】カセット21は、画像形成装置本体(装填
装置本体)に対して、図示しない案内手段によって引き
出し可能に設けられている。このカセット21は、包装
体15及び包装袋14が引き抜かれた後は当て紙13の
下面部132を載置する面を含む底部211と、この底
部211に対して垂直な面(シート状画像形成材料10
の端面に平行な面)を含む側部212、213と、カセ
ット21の引き出し方向先端側に底部211及び側部2
12、213に直交し、画像形成装置の外壁も兼ねる外
部214とから構成され、カセット21の上方は開放さ
れた状態となっている。
【0048】このカセット21の底部211及び側部2
12、213には、切り欠き部215、216、21
7、218が設けられている。これら切り欠き部215
〜218は、カセット21の底部211上に包装体15
を載置したときに、包装体15内の当て紙13の第2、
3サイド部134、135が位置するに相当する位置に
設けられている。なお、本実施の形態では、カセット2
1の引き出し方向に直交する方向の両端部、すなわち、
切り欠き部215、217と切り欠き部216、218
とが設けられているが、いずれか一方に設けられていれ
ばよく、後段において詳述するが、この場合、包装袋1
4を引き抜く方向とは反対側に設ける。また、本実施の
形態では、底部211及び側部212、213各々に切
り欠き部を設けているが、何れか一方でもよい。
【0049】次に、以上説明した包装体15を、カセッ
ト21に載置し、包装体15の包装袋14を引き抜きシ
ート状画像形成材料10をカセット21に装填する様
を、シート状画像形成材料10を装填する様を示した模
式図である図5に基づいて説明する。
【0050】まず、カセット21に包装体15を載置す
る前に、図5(a)において破線で示す位置で包装袋1
4をカットし、包装袋14を開封する。包装袋14を開
封した包装体15は、当て紙13の上面部131側を上
側にして、当て紙13の第2サイド部134がカセット
21の切り欠き部215、217に位置するように、装
置本体から引き出されているカセット21内に上方から
入れ、底部211上に載置する(図5(b))。そし
て、切り欠き部215、217に露呈している当て紙1
3の上面部131及び下面部132をA方向から把持、
すなわち当て紙13を直接支持しながら、開封された側
とは反対側であるB方向に包装袋14を引き抜く。これ
により、シート状画像形成材料10及び当て紙13がカ
セット21に残る。そして、カセット21を、装置本体
に戻すことにより、装填が完了する。
【0051】このように、本実施の形態では、当て紙1
3を支持しているので、包装袋14を引き抜くのに要す
る力が少なくて済み、作業性、操作性が向上する。ま
た、本実施の形態では、シート状画像形成材料10を直
接把持せずに、当て紙13の上面部131及び下面部を
直接把持することにより、シート状画像形成材料10を
傷つけないばかりでなく、プレッシャーによる影響を減
ずることができる。さらにこの場合、把持した上面部1
31と下面部132との間には、第2サイド部134が
位置するので、把持した力がこの第2サイド部134へ
と分散し、シート状画像形成材料10へのプレッシャー
を一層減らすことができる。また、本実施の形態では、
カセット21に切り欠き部215、217を設けたの
で、包装袋14を引き抜く際に他方の手で把持しようと
した際には、切り欠き部215、217以外の底部21
1、側部212が物理的にも視覚的にも障害となり、無
意識のうちに切り欠き部215、217から把持、すな
わち、露呈している当て紙13を把持させるようにする
ことができ、信頼性が向上する。また、本実施の形態で
は、包装袋14を引き抜く際に当て紙13の第1〜3サ
イド部133〜135で覆われていないシート状画像形
成材料10の端部がしごかれる可能性があるが、積層さ
れたシート状画像形成材料10を厚みの厚いシート、す
なわち、第1シート11側を上側にした状態にしている
ので、このしごきに伴うデラミの発生を抑制することが
できる。
【0052】なお、以上の説明では、図5(a)の破線
で示す位置で包装袋14の一端を開封してそのままカセ
ット21に入れたが、これとは反対端を開封してもよ
い。この場合、切り欠き部216、218から露呈して
いる当て紙13(第3サイド部135が位置する側)を
把持し、B方向とは逆側に包装袋14を引き抜く。この
ように、本実施の形態では、包装袋14の両端いずれを
開封してもいいように、切り欠き部やサイド部を設けて
いる。
【0053】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。上述した第1の実施の形態で
は、当て紙13の上面部131及び下面部132を直接
支持(把持)したが、本実施の形態では、当て紙13に
設けられた被係合部とカセット21に設けられた係合部
とを掛合させることにより当て紙13を支持するもので
ある。先ず、シート状画像形成材料10を供給する態様
について、シート状画像形成材料用包装体15を示す図
である図6に基づいて説明する。
【0054】シート状画像形成材料10は、図6(b)
に示すように、複数枚を積層された状態で、保護部材で
ある当て紙13によって囲われ、さらに、シート状画像
形成材料10と当て紙13とを覆う袋状の包装袋14で
包装した包装体15の形で供給される。
【0055】当て紙13は、積層されたシート状画像形
成材料10の上面の一部を覆う上面部131と、下面の
全面を覆い上面部131と略平行な下面部132と、上
面部131及び下面部132を連結する第1サイド部1
33と、によって、コの字状を呈している。この第1サ
イド部133が積層されたシート状画像形成材料10の
一端側(吸盤25による送りし方向とは逆側の端部)を
囲うように構成されている。この上面部131には、V
字状の切り欠きが設けられており、これにより、重送が
生じて戻す際に戻すシート状画像形成材料10との抵抗
を減らしている。なお、本実施の形態では、積層された
シート状画像形成材料10各々は、第1シート11側
(第2シート12の厚みより厚い)が上面部131側に
なるようになっている。
【0056】さらに当て紙13には、後段において詳述
するカセット21に設けられた係合部219と係合可能
な被係合部136が、下面部132に連結されている
(図6(a)参照)。より詳細には、この被係合部13
6は、被係合孔137が設けられており、この被係合孔
137に係合部219が入ることにより係合する。この
被係合部136は、カセット21に装填する前、すなわ
ち、後段において詳述するが包装袋14によって密閉さ
れているときは、上面部131及び下面部132と略直
交するように設けられる。なお、本実施の形態では被係
合部136は、下面部132の一端側(シート状画像形
成材料10が送り出される側)に連結されている(設け
られてている)が、一端側でなくてもよく、さらには、
その他の当て紙13を構成するものに連結されていても
よい。さらに、第1サイド部133及び被係合部136
は、積層されたシート状画像形成材料10の端部を揃え
るとともに、無過失にシート状画像形成材料10の端部
がしごかれることにより、第1シート11と第2シート
12とが剥離する、所謂、デラミという現象を生じさせ
ないためにも機能する。
【0057】このような本実施の形態の当て紙13は、
厚紙や樹脂シートで構成され、図6(a)で示す展開図
のような形状に型を取り、図において破線で示す箇所を
谷折りすることにより、容易に作成することができる。
【0058】また、包装袋14は、可撓性の樹脂やアル
ミ箔などで層構成されたシートを袋状に構成し、シート
状画像形成材料10と当て紙13とを密閉している。こ
の包装袋14は、シート状画像形成材料10を運搬など
する際にデラミという現象を生じさせないために設けら
れている。
【0059】次に、上述の包装体15が載置され、包装
袋14が引き抜かれることによりシート状画像形成材料
10が装填される装填装置20のカセット21につい
て、カセット21を引き出した状態を示す斜視図である
図7に基づき説明する。
【0060】カセット21は、画像形成装置本体(装填
装置本体)に対して、図示しない案内手段によって引き
出し可能に設けられている。このカセット21は、包装
体15及び包装袋14が引き抜かれた後は当て紙13の
下面部132を載置する面を含む底部211と、この底
部211に対して垂直な面(シート状画像形成材料10
の端面に平行な面)を含む側部212、213と、カセ
ット21の引き出し方向先端側に底部211及び側部2
12、213に直交し、画像形成装置の外壁も兼ねる外
部214とから構成され、カセット21の上方は開放さ
れた状態となっている。
【0061】このカセット21の底部211には、前述
した当て紙13の被係合部136と係合可能な係合部2
19が設けられている。これら係合部219は、包装袋
14を開封した包装体15を、カセット21の底部21
1上に載置して、包装体15内の当て紙13の被係合部
136を倒した(下面部132と略平行にする)とき
に、被係合孔137が位置するに相当する位置に設けら
れている。
【0062】次に、以上説明した包装体15を、カセッ
ト21に載置し、包装体15の包装袋14を引き抜きシ
ート状画像形成材料10をカセット21に装填する様
を、シート状画像形成材料10を装填する様を示した断
面模式図である図8に基づいて説明する。
【0063】まず、カセット21に包装体15を載置す
る前に、図8(a)において破線で示す位置で包装袋1
4をカットし、包装袋14を開封する。包装袋14を開
封した包装体15は、当て紙13の上面部131側を上
側にして、装置本体から引き出されているカセット21
内に上方から入れ、底部211上に載置する。そして、
包装袋14が開封されている側で、図8(b)に示すc
方向に、当て紙13の被係合部136を倒し、被係合部
136の被係合孔137と係合部219とを係合させ
る。そして、包装袋14が開封された側とは反対側であ
るd方向に包装袋14を引き抜く。このとき、包装袋1
4の引き抜きに伴い、当て紙13も移動しようとする
が、被係合部136と係合部219とが掛合している
(すなわち、当て紙13が支持されている)ので、この
移動を阻止し、包装袋14のみが引き抜かれ、シート状
画像形成材料10及び当て紙13がカセット21に残
る。そして、カセット21を、装置本体に戻すことによ
り、装填が完了する。
【0064】このように、本実施の形態では、当て紙1
3を支持しているので、包装袋14を引き抜くのに要す
る力が少なくて済み、作業性、操作性が向上する。ま
た、本実施の形態では、シート状画像形成材料10を直
接把持することなく、当て紙13の被係合部136とカ
セット21の係合部219とが係合することにより、当
て紙13を支持するので、シート状画像形成材料10を
傷つけないばかりでなく、プレッシャーをうけることも
ない。さらにこの場合、被係合部136を下面部13
2、特に、包装袋14を引き抜く方向とは逆側の端部に
設けたので、当て紙13を確実に支持することができ、
作業性、操作性の更なる向上を図ることができる。ま
た、本実施の形態では、包装袋14を引き抜く際に当て
紙13の第1サイド部133で覆われていないシート状
画像形成材料10の端部がしごかれる可能性があるが、
積層されたシート状画像形成材料10を厚みの厚いシー
ト、すなわち、第1シート11側を上側にした状態にし
ているので、このしごきに伴うデラミの発生を抑制する
ことができる。
【0065】なお、以上の説明では、カセット21の引
き出す方向に包装袋14を引き抜くようにしたが、これ
に限らず、例えば、第1の実施の形態のようにカセット
21の引き出す方向とは直交する方向に包装袋14を引
き抜くようにしてもよい。この場合、第1の実施の形態
でいう第2サイド部134が設けられた位置(すなわ
ち、包装袋14を引き抜く方向とは反対側)に被係合部
を設け、これに相当する位置に係合部を設けることが好
ましい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した本発明によると、作業性、
操作性を向上させることのできるシート状画像形成材料
用包装体の提供、及び、この包装体からシート状画像形
成材料を取り出し装填するシート状画像形成材料の装填
方法並びにその装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状画像形成材料を示す図である。
【図2】画像形成装置の断面概略図である。
【図3】シート状画像形成材料用包装体を示す図であ
る。
【図4】カセットを引き出した状態を示す斜視図であ
る。
【図5】シート状画像形成材料を装填する様を示した模
式図である。
【図6】シート状画像形成材料用包装体を示す図であ
る。
【図7】カセットを引き出した状態を示す斜視図であ
る。
【図8】シート状画像形成材料を装填する様を示した断
面模式図である。
【図9】従来のシートフィルムの装填を示す図である。
【符号の説明】
10 シート状画像形成材料 11 第1シート 12 第2シート 13 当て紙(保護部材) 14 包装袋 15 シート状画像形成材料用包装体 20 装填装置 21 カセット(装填台) 131 上面部 132 下面部 134 第2サイド部(サイド部) 136 被係合部 211 底部 212 側部 215〜218 切り欠き部 219 係合部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層されたシート状画像形成材料と、前
    記積層されたシート状画像形成材料を保護する保護部材
    と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前記保護
    部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画像形成
    材料用包装体において、 前記保護部材は、 前記積層されたシート状画像形成材料の上面を覆う上面
    部と、 前記積層されたシート状画像形成材料の下面を覆い、前
    記上面部と略平行な下面部と、 前記包装袋を引き抜く方向とは反対側に実質的に前記積
    層されたシート状画像形成材料の高さと等しく、前記上
    面部又は/及び前記下面部に連結された前記上面部又は
    /及び前記下面部と略直交するサイド部と、を有するこ
    とを特徴とするシート状画像形成材料用包装体。
  2. 【請求項2】 積層されたシート状画像形成材料と、前
    記積層されたシート状画像形成材料を保護する保護部材
    と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前記保護
    部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画像形成
    材料用包装体において、 前記シート状画像形成材料を装填する装填台に設けられ
    た係合部と係合可能な被係合部を、前記保護部材に設け
    たことを特徴とするシート状画像形成材料用包装体。
  3. 【請求項3】 前記被係合部は、前記包装袋を引き抜く
    方向とは反対側であって、前記積層されたシート状画像
    形成材料の下面を覆う前記保護部材の下面部に設けたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のシート状画像形成材料
    用包装体。
  4. 【請求項4】 積層されたシート状画像形成材料と、前
    記積層されたシート状画像形成材料を保護する保護部材
    と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前記保護
    部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画像形成
    材料用包装体から、シート状画像形成材料を取り出し装
    填するシート状画像形成材料の装填方法において、 前記シート状画像形成材料を装填する装填台上に前記シ
    ート状画像形成材料用包装体を載置し、 載置された前記シート状画像形成材料用包装体の前記包
    装袋の一端側を開封し、 前記保護部材を直接支持しながら、開封された側とは反
    対側に前記包装袋を引き抜き、シート状画像形成材料を
    装填するシート状画像形成材料の装填方法。
  5. 【請求項5】 前記保護部材は、前記積層されたシート
    状画像形成材料の上面を覆う上面部と、積層されたシー
    ト状画像形成材料の下面を覆い前記上面部と略平行な下
    面部と、実質的に前記積層されたシート状画像形成材料
    の高さと等しく、前記包装袋が開封される側で前記上面
    部又は/及び前記下面部に連結された前記上面部又は/
    及び前記下面部と略直交するサイド部と、を有してお
    り、 前記サイド部が前記上面部又は/及び前記下面部に連結
    された側の前記上面部及び前記下面部を直接支持しなが
    ら、開封された側とは反対側に前記包装袋を引き抜き、
    シート状画像形成材料を装填する請求項4に記載のシー
    ト状画像形成材料の装填方法。
  6. 【請求項6】 前記保護部材に設けられた被係合部と前
    記装填台に設けられた係合部とを係合させることにより
    前記保護部を支持し、開封された側とは反対側に前記包
    装袋を引き抜き、シート状画像形成材料を装填する請求
    項4に記載のシート状画像形成材料の装填方法。
  7. 【請求項7】 シート状画像形成材料は、第1支持体上
    に色材層を有する第1シートと、第2支持体上に接着層
    を有する第2シートとを、色材層及び接着層を対向させ
    て貼り合わせて構成されるとともに、 第1シートと第2シートのうち厚さの厚いシートを上側
    にして、前記包装袋を引き抜くことを特徴とする請求項
    4〜6のいずれか1つに記載のシート状画像形成材料の
    装填方法。
  8. 【請求項8】 積層されたシート状画像形成材料と、前
    記積層されたシート状画像形成材料を保護する保護部材
    と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前記保護
    部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画像形成
    材料用包装体を、装填台上に載置し、前記包装袋が開封
    される側とは反対側に前記包装袋を引き抜くことによ
    り、シート状画像形成材料を取り出し装填するシート状
    画像形成材料の装填装置において、 前記装填台は、前記シート状画像形成材料用包装体を載
    置したときに、前記包装袋が開封される側に切り欠き部
    を設けたことを特徴とするシート状画像形成材料の装填
    装置。
  9. 【請求項9】 前記切り欠き部は、前記シート状画像形
    成材料用包装体を載置する面を含む底部及び/又は該面
    に対して垂直な面を含む側部に設けたことを特徴とする
    請求項8に記載のシート状画像形成材料の装填装置。
  10. 【請求項10】 保護部材が、積層されたシート状画像
    形成材料の上面を覆う上面部と、積層されたシート状画
    像形成材料の下面を覆い前記上面部と略平行な下面部
    と、実質的に積層されたシート状画像形成材料の高さと
    等しく、上面部又は/及び前記下面部に連結された上面
    部又は/及び下面部と略直交するサイド部と、を有して
    いるとき、 前記装填台上に載置されたシート状画像形成材料用包装
    体の保護部材のサイド部が位置するところに、前記切り
    欠き部を設けたことを特徴とする請求項8又は9に記載
    のシート状画像形成材料の装填装置。
  11. 【請求項11】 積層されたシート状画像形成材料と、
    前記積層されたシート状画像形成材料を保護する保護部
    材と、前記積層されたシート状画像形成材料及び前記保
    護部材を覆う袋状の包装袋と、を有するシート状画像形
    成材料用包装体を、装填台上に載置し、前記包装袋が開
    封される側とは反対側に前記包装袋を引き抜くことによ
    り、シート状画像形成材料を取り出し装填するシート状
    画像形成材料の装填装置において、 保護部材に設けられている被係合部と係合可能な係合部
    を有することを特徴とするシート状画像形成材料の装填
    装置。
  12. 【請求項12】 前記係合部は、前記包装袋が開封され
    る側の前記載置台に設けられたことを特徴とする請求項
    11に記載のシート状画像形成材料の装填装置。
JP26190797A 1997-09-26 1997-09-26 シート状画像形成材料用包装体、シート状画像形成材料の装填方法及びシート状画像形成材料の装填装置 Pending JPH11100073A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273683A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体カセット
JP7185096B1 (ja) * 2022-09-13 2022-12-06 エレコム株式会社 印刷用紙用台紙、用紙パックおよび台紙製造方法

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