JP4929683B2 - フォルダ名表示装置、ファイル再生装置、フォルダ名表示プログラム、及びフォルダ名表示方法 - Google Patents

フォルダ名表示装置、ファイル再生装置、フォルダ名表示プログラム、及びフォルダ名表示方法 Download PDF

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本発明は、対象とするフォルダが目的とするフォルダであるかどうかを確認することができるように該対象フォルダのフォルダ名を表示するフォルダ名表示装置、これを用いたファイル再生装置、並びにこれらに適したフォルダ名表示プログラム及びフォルダ名表示方法に関する。
一般に、1DINサイズの比較的安価なカーオーディオシステムのように、サイズが限定され、表示器における表示領域が1行程度である場合、同時に表示することができるファイル名やフォルダ名は1つが限度であるといった場合が多い。このような場合、フォルダの階層構造全体をそのまま表示することはできない。
そこで従来、このような場合には、目的のファイルを保持するフォルダの検索に際し、システムが、何らかのファイルを保持するフォルダのみを、所定の操作入力がなされる毎に順次選択してゆき、選択の都度、選択したフォルダのフォルダ名を単に表示するか、又はそのフォルダのルートフォルダを含むフルパスをスクロール表示するようにしている。ユーザは、前記操作入力を繰り返し行い、順次選択されるフォルダのフォルダ名やフルパスの表示を見て確認しながら、目的とするフォルダを検索することができる。
図7はこのような従来のフォルダ検索における選択フォルダの表示方法の一例を示す。この方法では、順次選択されるフォルダのフォルダ名を、単にスクロール表示するようにしている。ここで、フォルダの階層構造は図2のようになっているものとする。図7の71は図2のフォルダ24が選択された直後におけるフォルダ24のフォルダ名の表示状態であり、72〜78はその後のスクロールにより変化して行く各表示状態である。
図2の階層構造において、たとえば、フォルダ25が選択されている状態にあるとき、所定のキー操作により、選択フォルダを前のフォルダに変更させる指示が与えられると、楽曲ファイル20を有する1つ前のフォルダ24が選択されることになる。フォルダ24が選択された直後は表示状態71のように、フォルダ24のフォルダ名の一部「MY SELEC」が表示されている。その後、表示状態72のようにスクロールが開始され、表示状態73〜75のように、スクロールが進行してゆく。
そして、表示状態76のように、フォルダ名「MY SELECT」の表示が消え去ると、所定の空白を置いてから、表示状態77〜81のように、再度フォルダ名「MY SELECT」のスクロール表示が行われる。ユーザがこのようなスクロール表示を見て、フォルダ名が「MY SELECT」であるフォルダが選択されたことを確認し、所望の操作を行うと、スクロール表示は中止され、該操作に基づく機能が行われることになる。
図8はフルパスをスクロール表示するようにした選択フォルダの表示方法を示す。フォルダの階層構造は同様に図2のようになっているものとする。図8の82は図2のフォルダ24が選択された直後のフォルダ名の表示状態であり、83〜98はその後のスクロールにより変化してゆく各表示状態である。この場合、フォルダ24のフルパスは、フォルダ21、22、23、及び24の各フォルダ名を並べた、「¥2005_1¥A’S¥MY SELECT」として表現される。
図2の階層構造において、たとえば、フォルダ25が選択されている状態にあるとき、所定のキー操作により、選択フォルダを前のフォルダに変更させる指示が与えられると、楽曲ファイル20を有する1つ前のフォルダ24が選択されることになる。フォルダ24が選択されると、表示状態82のように、まず、フォルダ24のフルパスの最初の部分「¥2005_1¥」が表示される。以下、表示状態83〜92のように、フルパスがスクロール表示されてゆく。
そして、表示状態93のように、フルパスのスクロール表示が消え去ると、所定の空白を置いた後、表示状態94のように、再度、フォルダ24の絶対パスのスクロール表示を開始し、表示状態95〜98のように、順次スクロール表示を行ってゆく。この間、ユーザがこのようなスクロール表示を見て、選択されたフォルダが所望のフォルダであることを確認し、所望の操作を行うと、スクロール表示は中止され、該操作に基づく機能が行われることになる。
なお、関連する技術として、特許文献1には、フォルダの階層構造について、最上位階層のフォルダ情報の一覧を表示するとともに、いずれかのフォルダが選択される度に、次の下位階層のフォルダ情報を読み出し、その階層のフォルダ情報の一覧を表示することにより、膨大な数のファイル情報から所望のファイル情報を容易に選択することができるようにした情報選択機器が記載されている。
また、特許文献2には、曲の検索が指示されたことに応答して、記録媒体中のフォルダを検索し、検索したフォルダのフォルダ名を順次1つずつ表示してゆくとともに、その間に、表示したフォルダ名より所望のフォルダが選択されると、そのフォルダ内にある曲の再生を行ったり、フォルダ内にある曲の曲名を選択のために順次表示したり、フォルダ内にある曲のスキャンを行ったりすることにより、所望の曲を簡単な操作で検索し、再生することができるようにした記録媒体再生装置が記載されている。
特開2003−84877号公報 特開2003−123448号公報
しかしながら、図7の従来技術によれば、選択されたフォルダのフォルダ名のみをスクロール表示するようにしているので、選択されたフォルダと同一名称のフォルダが複数存在する場合、フォルダ名が表示されても、ユーザは、選択されたフォルダがそれら複数フォルダのうちのどのフォルダであるかを区別することができないという問題がある。たとえば、図2中の「MY SELECT」のように、同一フォルダ名のフォルダが3つ存在する場合、ユーザは「MY SELECT」が図7のように表示されるのを見ても、選択されたフォルダがどの「MY SELECT」であるかを区別することができない。
一方、図8の従来技術によれば、選択されたフォルダのフルパスが表示されるので、選択されたフォルダと同一名称のフォルダが複数存在する場合でも、選択されたフォルダをそれらのフォルダから区別することができる。たとえば、図2中の「MY SELECT」のように、同一フォルダ名が3つ存在する場合でも、ユーザは図8のような絶対パスの表示により、「MY SELECT」が「A’S」の下位のフォルダであることを認識することができる。しかしこの場合、ユーザは、選択されたファイルがどのファイルであるかを特定するためには、フルパスのスクロール表示がほぼ完了するまで待たなければならない。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、選択されたフォルダが目的とするフォルダであるかどうかを、限られた表示領域を用いながらも、迅速に確認することができるフォルダ名の表示技術を提供することにある。
上記目的を達成するための第1の発明に係るフォルダ名表示装置は、対象とするフォルダが目的とするフォルダであるかどうかを確認することができるように該対象フォルダのフォルダ名を表示するフォルダ名表示装置に関する。そしてこの装置は、所定の表示領域において、対象フォルダのフォルダ名を表示し、その後、このフォルダ名に代えて、対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示することを特徴とする。
ここで、フォルダ名表示装置としては、たとえば、ハードディスクにおいて階層構造を形成しているフォルダに格納された楽曲ファイルを再生する装置に設けられたものが該当する。フォルダの概念には、ディレクトリも含まれる。所定の表示領域としては、たとえば、フォルダ名を1つ程度表示できる程度の小さな表示領域が該当する。
この構成において、対象フォルダのフォルダ名を表示する際には、所定の表示領域において、まず、対象フォルダのフォルダ名を表示し、その後、このフォルダ名に代えて、対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示するようにしている。この間、ユーザは、最初の対象フォルダのフォルダ名の表示を見たとき、それがユニークであれば、直ちに目的とするフォルダであるかどうかを判別できる場合が多い。判別できればユーザは直ちに所望の操作、たとえばフォルダの検索をさらに進めたり、対象フォルダが保持するファイルの再生を行ったりするための操作を行うことができる。
表示されたファイル名がユニークではなく、同一ファイル名のフォルダが他にも存在する場合には、ユーザは、対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名が表示されるのを待つことができる。そのフォルダ名の表示により、対象フォルダが判別できれば、その時点で、ユーザは所望の操作に移ることができる。
つまり、本発明によれば、ユーザは、対象フォルダと同一名称のフォルダが複数存在する場合でも、上位フォルダのフォルダ名の表示を見て対象フォルダが目的とするフォルダであるかどうかを確認することができるとともに、対象フォルダがユニークである場合には上位フォルダのフォルダ名の表示を待つことなく、直ちに対象フォルダが目的とするフォルダであるかどうかを確認することができる。
第2の発明に係るフォルダ名表示装置は、第1発明において、フルパスにおける上位フォルダのフォルダ名の表示は、該フルパス又はその一部をスクロール表示により表示することによって行うことを特徴とする。
第3の発明に係るフォルダ名表示装置は、第2発明において、前記フルパスの一部は、該フルパスにおける対象フォルダのフォルダ名を含むことを特徴とする。
第4の発明に係るフォルダ名表示装置は、第1発明において、フルパスにおける上位フォルダのフォルダ名の表示は、所定の操作入力に応答して行い、該操作入力が行われる毎に、より上位のフォルダのフォルダ名の表示を行うことを特徴とする。
第5の発明に係るフォルダ名表示装置は、第1〜第4のいずれかの発明において、対象フォルダのフォルダ名の表示はスクロール表示により行うことを特徴とする。
第6の発明に係るファイル再生装置は、所定の階層構造を形成している複数のフォルダを記憶している記憶媒体と、所定の操作入力が行われる毎に、順次各フォルダを所定の論理に従って選択してゆくことにより、所望のフォルダの検索を可能とするフォルダ検索手段と、選択されたフォルダを対象として、そのフォルダ名の表示及びその後の該フォルダのフルパスにおける上位フォルダのフォルダ名の表示を行う第1〜第5のいずれかの発明に係るフォルダ名表示装置と、選択されたフォルダが保持するファイルについての再生を行う再生手段とを具備することを特徴とする。
ここで、記憶媒体としては、たとえばハードディスクや、半導体メモリ、CD−R(CDレコーダブル)が該当する。所定の論理としては、たとえば、楽曲ファイルを保持しているフォルダであって、次にフォルダ番号が大きなフォルダを選択する、といった論理が該当する。ファイルとしては、たとえば、MP3形式や、WMA形式のファイルが該当する。
第7の発明は、対象とするフォルダが目的とするフォルダであるかどうかを確認することができるように該対象フォルダのフォルダ名を表示する手順をコンピュータに実行させるフォルダ名表示プログラムに関する。このプログラムは、前記手順として、所定の表示領域において、対象フォルダのフォルダ名を表示する手順と、この手順を行った後、前記表示領域において、該フォルダ名に代え、対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示する手順とを具備することを特徴とする。
第8の発明は、対象とするフォルダが目的とするフォルダであるかどうかを確認することができるように該対象フォルダのフォルダ名を表示する装置におけるフォルダ名表示方法に関する。この方法は、前記装置が、所定の表示領域において、対象フォルダのフォルダ名を表示する工程と、前記装置が、この工程を行った後、該フォルダ名に代えて、対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示する工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、対象フォルダのフォルダ名を表示し、その後、該フォルダ名に代えて、対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示するようにしたため、ユーザは、大きさの限られた表示領域を用いながらも、対象フォルダが目的とするフォルダであるかどうかを効率的に確認することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るディジタルオーディオプレーヤの構成を示すブロック図である。同図に示すように、この装置は、所定のプログラムに従い、装置各部の制御や各種情報の処理を行う制御部11、制御部11によってアクセスされるハードディスク12、制御部11の制御により各種情報の表示を行う表示部13、制御部11に対してユーザが操作入力を行うための入力部14、制御部11からの音声信号を音波に変換して出力する音声出力部15を備える。
図2はハードディスク12に格納されているフォルダ及びファイルの階層構造を例示する。図中の21はルートフォルダ、22はルートフォルダ21に属するその1つ下位のフォルダ、23、25及び28はフォルダ22に属するその1つ下位のフォルダ、24はフォルダ23に属するその1つ下位のフォルダ、26及び27はフォルダ25に属するその1つ下位のフォルダ、29及び30はフォルダ28に属するその1つ下位のフォルダである。
フォルダ24〜27、29及び30には楽曲ファイル20が格納されているが、他のフォルダには楽曲ファイル20は存在しない。フォルダ21〜30にはそれぞれ「¥」、「2005_1」、「A’S」、「MY SELECT」、「DR.CHILD」、「BEST HITS」、「MY SELECT」、「SMASH」、「MY SELECT」、及び「SINGLES」の各フォルダ名が付与されている。
図3は表示部13におけるフォルダ選択画面の表示例を示す。この表示例ではフォルダ25が選択された直後の様子が示されている。上から1行目の表示領域31には、現在選択されているフォルダ25のフォルダ番号「F05」が表示されている。2行目の表示領域32には現在選択されているフォルダ25のフォルダ名「DR.CHILD」が表示されている。なお、フォルダ21〜30にはそれぞれ、フォルダ番号「F01」〜「F10」が付されている。
下部の「OK」が表示されたボタン33は、現在選択中のフォルダに移動するためのボタンである。「EXIT」が表示されたボタン34は、フォルダ選択画面から通常の表示画面に戻るためのボタンである。「HOME」が表示されたボタン35は、選択中のフォルダをルートフォルダ21へ変更するためのボタンである。
また、入力部14には図示していない左ボタン及び右ボタンが設けられており、これらのボタンは、選択中のフォルダを変更するために用いることができる。右ボタンの押下により、選択中のフォルダをフォルダ番号がより大きなフォルダに変更することができるようになっている。左ボタンの押下により、選択中のフォルダをフォルダ番号がより小さなフォルダに変更することができる。ただし、右ボタン又は左ボタンの押下により選択中のフォルダとされるのはファイル20が存在するフォルダであり、ファイル20が存在しない場合にはその次のフォルダが選択中のフォルダとされる。
図4はフォルダ選択画面において、左ボタン及び右ボタンが押下されたときの画面表示の変化を示す。41はフォルダ25が選択された直後の画面、42はフォルダ25が選択されている状態において右ボタンが押下された直後の画面、43はフォルダ25が選択されている状態において左ボタンが押下された直後の画面である。
フォルダ25の選択中に右ボタンが押下されると、制御部11は選択中のフォルダをフォルダ番号がより大きなフォルダ26に変更する。また、これに伴い、表示内容を画面42のように変更する。すなわち、フォルダ番号の表示を「F06」とし、フォルダ名の表示を「BEST HITS」とする。なお、フォルダ26がファイル20を有していないとすれば、フォルダ26は無視され、ファイル20を有する次のフォルダ27が選択される。そして、新たに選択されたフォルダF07に対応するように、フォルダ番号の表示は「F07」とされ、フォルダ名の表示は「MY SELEC」とされることになる。
一方、フォルダ25の選択中に左ボタンが押下されると、制御部11は選択中のフォルダをフォルダ番号がより小さなフォルダに変更するが、フォルダ24はファイル20を有しているので、フォルダ24を選択することになる。そして、新たに選択されたフォルダ24に対応するように、表示内容を画面43のように変更する。すなわち、フォルダ番号の表示を「F04」とし、フォルダ名の表示を「MY SELEC」とする。
図5はフォルダ25の選択中に左ボタンが押下されたことに応答して、フォルダ選択画面の表示を画面43の状態に変更した後の、表示状態の推移を示す。図中の51は左ボタンが押下された直後の表示領域32の表示状態である。52〜67はその後の時間経過に伴い、順次変化してゆく表示領域32の表示状態を示す。
フォルダ25の選択中に左ボタンが押下されると、制御部11は上述のようにフォルダ24を選択するので、まず、表示状態51〜55のように、フォルダ24のフォルダ名「MY SELECT」のスクロール表示を行う。なお、このスクロール表示を見て、ユーザが直ちにそのフォルダがどのようなフォルダであるかを判別し、所望の操作を行った場合には、スクロール表示は中断され、操作に応じた動作が行われることになる。ただしここでは、フォルダ名が「MY SELECT」であるフォルダはフォルダ24、27、及び29の3つが存在するので、ユーザはまだ所望のフォルダであるかどうかを判別することができず、フルパスの表示が行われるのを待つことになる。
スクロールが進行し、表示状態56のように、フォルダ名「MY SELECT」の表示が表示領域32から消失すると、所定の空白を置いてから、フォルダ24についてのフルパス「¥2005_1¥A’S¥MY SELECT」のスクロール表示を行う。スクロール表示は、表示状態57〜67のように、このフルパスを構成する文字列を、左方向へ移動させることによって行われる。そして、表示状態67のように、選択されたフォルダのフォルダ名が表示領域32の左端に達し、「MY SELEC」が表示される状態に至ると、スクロールを停止する。この間、ユーザが、スクロール中のフルパスを見ることによって、選択したフォルダが所望のフォルダであることを判別することができた場合には、その時点で所望の操作を行うことができる。この操作が行われた場合、制御部11はフルパスのスクロール表示を中止し、操作に応じた動作に移行する。
本実施形態によれば、フォルダ選択画面において右ボタン又は左ボタンが押下された場合、まず、新たに選択したフォルダのフォルダ名を表示し、その後に、選択したフォルダのフルパスについてのスクロール表示を行うようにしたため、限られた表示領域32を用い、より効率的に、選択したフォルダがユーザの目的とするものであるかどうかをユーザに認識させることができる。
つまりユーザは、最初に表示された、選択されたフォルダのフォルダ名から直ちにそのフォルダが目的とするフォルダであるかどうかを識別することができる場合には、直ちに所望の操作を行うことにより、該操作に対応する動作に移行させることができる。また、最初に表示された、選択されたフォルダのフォルダ名から直ちにはそのフォルダが目的とするものであるかどうかを識別することができない場合には、その後の、そのフォルダのフルパスについてのスクロール表示を見ることにより、そのフォルダが目的とするものであるかどうかを識別することができる。識別できた時点で、所望の動作に移行することができる。
図6は、フォルダ25の選択中に左ボタンが押下されたことに応答して制御部11が行う動作の別の例を示す。図中の1は左ボタンが押下された直後の表示領域32の表示状態である。2〜5はその後のスクロール表示において変化してゆく表示領域32の表示状態である。6及び7は、この間に又はその後、入力部14が備える上キー又は下キーが押下されたことに応じて変化する表示領域32の表示状態である。
フォルダ25の選択中に左ボタンが押下されると、制御部11は、選択中のフォルダをフォルダ24に変更し、表示領域32の表示をフォルダ24のフォルダ名の一部である「MY SELEC」に変更する。この後、表示状態53〜56のように、該フォルダ名をスクロールさせ、表示領域32から消失させる。この間又はこの後、上キーが押下されると、表示状態6のように、選択中のフォルダ24のフルパスにおける1つ上位のフォルダ23のフォルダ名「A’S」を表示する。さらに上キーが押下されると、表示状態7のように、さらに上位のフォルダ22のフォルダ名「2005_1」を表示する。下キーが押下されると、「A’S」の表示に戻す。このように、上キー又は下キーの押下に応答して、より上位又は下位のフォルダ名を表示する。
これによれば、フォルダ選択画面において、右ボタン又は左ボタンの操作が行われた場合、まず、新たに選択されたフォルダのフォルダ名を表示し、その後の上キー又は下キーの押下に応答して、より上位又は下位のフォルダ名を表示するようにしたため、限られた表示領域32を用い、より効率的に、選択したフォルダがユーザの目的とするものであるかどうかをユーザに認識させることができる。
つまりユーザは、最初に表示された、選択されたフォルダのフォルダ名から直ちにそのフォルダが目的とするフォルダであるかどうかを識別することができる場合には、直ちに所望の操作を行うことにより、該操作に対応する動作に移行させることができる。また、最初に表示された、選択されたフォルダのフォルダ名から直ちにはそのフォルダが目的とするものであるかどうかを識別することができない場合には、上キーや下キーの押下により簡単に上位のフォルダの名称を表示させ、選択したフォルダが所望のフォルダであるかどうかを直ちに確認することができる。たとえば、図2の例の場合のように、フォルダ名「MY SELECT」が複数存在する場合にいずれかの「MY SELECT」が選択された場合でも、上キーや下キーの押下により上位のフォルダの名称を表示させ、選択したフォルダが所望のフォルダであるかどうかを直ちに確認することができる。
なお、本発明は、上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては特に言及はしなかったが、選択されたフォルダについてのフルパスの表示に際しては、選択されたフォルダから何階層上までのパスまでが表示可能であるとか、選択されたフォルダ以外のフォルダについては、フォルダ名の表示に使用できる文字数は何文字までであるとかの制限が設けられる場合もある。
本発明の一実施形態に係るディジタルオーディオプレーヤの構成を示すブロック図である。 図1のプレーヤのハードディスクに格納されているフォルダ及びファイルの階層構造を例示する図である。 図1のプレーヤの表示部におけるフォルダ選択画面の表示例を示す図である。 図1のプレーヤのフォルダ選択画面において左ボタンや右ボタンが押下されたときの画面表示の変化を示す図である。 図1のプレーヤにおいて、左ボタンが押下されたことに応答してフォルダ選択画面の表示を変更した後の表示状態の推移を示す図である。 図1のプレーヤにおいて、左ボタンが押下されたことに応答して制御部が行う動作の別の例を示す図である。 従来のフォルダ検索における選択フォルダの表示方法の一例を示す図である。 フルパスをスクロール表示するようにした従来の選択フォルダの表示方法を示す図である。
符号の説明
1〜7:表示状態、11:制御部、12:ハードディスク、13:表示部、14:入力部、15:音声出力部、20:ファイル、21〜30:フォルダ、31,32:表示領域、33〜35:ボタン、41〜43:フォルダ選択画面、51〜67、71〜98:表示状態。

Claims (7)

  1. 複数の階層で構成されたフォルダのフォルダ名を表示するフォルダ名表示装置であって、
    表示可能文字数が限定されていて対象フォルダのフルパス表示を一度に表示できない表示領域において、前記対象フォルダのフォルダ名を表示し、その後、ユーザ操作を受付けることなく、前記対象フォルダをユーザ操作対象のフォルダに維持しつつ、前記対象フォルダのフォルダ名に代えて、前記対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示することを特徴とするフォルダ名表示装置。
  2. 前記フルパスにおける上位フォルダのフォルダ名の表示は、該フルパス又はその一部を前記表示領域において前記フルパスにおける上位フォルダのフォルダ名としての文字列を左右方向一端から他端へ移動していくスクロール表示により表示することによって行うことを特徴とする請求項1に記載のフォルダ名表示装置。
  3. 前記フルパスの一部は、該フルパスにおける前記対象フォルダのフォルダ名を含むことを特徴とする請求項2に記載のフォルダ名表示装置。
  4. 前記対象フォルダのフォルダ名の表示は、前記表示領域において前記対象フォルダのフォルダ名としての文字列を左右方向一端から他端へ移動していくスクロール表示により行うことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のフォルダ名表示装置。
  5. 所定の階層構造を形成している複数のフォルダを記憶している記憶媒体と、
    所定の操作入力が行われる毎に、順次各フォルダを所定の論理に従って選択してゆくことにより、所望のフォルダの検索を可能とするフォルダ検索手段と、
    選択されたフォルダを対象として、そのフォルダ名の表示及びその後の該フォルダのフルパスにおける上位フォルダのフォルダ名の表示を行う請求項1〜のいずれかのフォルダ名表示装置と、
    選択されたフォルダが保持するファイルについての再生を行う再生手段とを具備することを特徴とするファイル再生装置。
  6. 複数の階層で構成されたフォルダのフォルダ名を表示する手順をコンピュータに実行させるフォルダ名表示プログラムであって、
    前記手順は、表示可能文字数が限定されていて対象フォルダのフルパス表示を一度に表示できない表示領域において、前記対象フォルダのフォルダ名を表示する第1手順と、
    前記第1手順を行った後、ユーザ操作を受付けることなく、前記対象フォルダをユーザ操作対象のフォルダに維持しつつ、前記対象フォルダのフォルダ名に代えて、前記対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示する第2手順とを具備することを特徴とするフォルダ名表示プログラム。
  7. 複数の階層で構成されたフォルダのフォルダ名を表示する装置におけるフォルダ名表示方法であって、
    前記装置が、表示可能文字数が限定されていて対象フォルダのフルパス表示を一度に表示できない表示領域において、前記対象フォルダのフォルダ名を表示する第1工程と、
    前記装置が、前記第1工程を行った後、ユーザ操作を受付けることなく、前記対象フォルダをユーザ操作対象のフォルダに維持しつつ、前記対象フォルダのフォルダ名に代えて、前記対象フォルダのフルパスにおける上位のフォルダのフォルダ名を表示する第2工程とを具備することを特徴とするフォルダ名表示方法。
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