JP2007310985A - 情報検索装置および情報検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の情報をスクロールして検索する際に、操作にかかる手間を軽減することが可能な「情報検索装置および情報検索方法」を提供する。
【解決手段】表示画面を分割してプレイリスト一覧と曲名一覧とを同時に表示しするとともに、曲名一覧の情報数が表示画面に表示可能な情報数よりも多い場合であって、所望のプレイリストが選択されてから所定の時間が経過したときに、選択されているプレイリストの曲名一覧を自動スクロールすることにより、各プレイリストにどのような曲が含まれているか分割画面で確認しやすくし、また、曲数が多く表示画面に1度に表示しきれない場合であっても自動でスクロールして、少ない手間で所望の曲を確認することができるようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報検索装置および情報検索方法に関し、特に、表示画面を見ながらスクロール操作を行って所望の情報を検索するようになされた装置および方法に用いて好適なものである。
近年、半導体メモリやハードディスクなどの記録媒体について、小型化・大容量化が進んでいる。そして、このような小型・大容量の記録媒体を搭載した携帯型のオーディオ装置が広く提供されている。この種の携帯型オーディオ装置によれば、多数曲のオーディオデータを記録媒体に録音することにより、多数曲の中から所望の曲を選択して再生することができる。また、携帯型オーディオ装置を車載用のオーディオ装置に接続することにより、車載用のオーディオ装置の表示画面で所望の曲を検索、再生することも可能となっている。
一般に、所望の曲を選択する際には、録音されている曲のリストを表示画面に表示し、操作子の操作によってリストを順次スクロールさせていくことによって、所望の曲を検索する。ところが、記録媒体に録音される曲数が多くなると、その中からリストのスクロールによって所望の曲を探し出すのが大変になる。そこで、プレイリストやアーティスト、アルバム等のリスト中から何れかのリストを指定して絞り込み検索を行う方法が存在する。
例えば、プレイリストでの絞り込み検索を選択すると、表示画面上にプレイリストの一覧が表示される。ユーザはスクロール操作をすることで、プレイリスト一覧の中から希望の曲が含まれると思われるプレイリストを選択し、決定操作を行う。これにより、選択されたプレイリストに含まれる曲の一覧が表示画面上に表示されることになる。ユーザはさらにスクロール操作を行って、曲名一覧の中から希望する曲を検索し、決定する。
このように、従来の情報検索方法では、プレイリスト一覧が表示されているときに、各プレイリストの中にどのような曲が含まれるかは表示されない。そのため、希望する曲が含まれるプレイリストをユーザが覚えていないと、希望する曲が見つかるまで、プレイリストのスクロールと決定操作により、プレイリストを1つ1つ開いて曲名一覧を検索してみなければならず、手間がかかるという問題があった。
また、所望のプレイリストを決定する操作を行ったとき、プレイリスト中に含まれる曲の曲名一覧が表示されるが、このとき曲名一覧には第1曲目である先頭曲から表示されることになる。表示画面上の限られたスペース内では表示できる情報数に限りがあり、希望の曲が先頭曲から離れた位置にある場合には、曲名一覧が表示されてからも希望の曲が見つかるまでスクロール操作を何度も繰り返すことが必要になり、ユーザにとって操作負担が生じていた。
なお、階層が非常に深い階層構造のデータや、同一階層に非常に多くのデータがある階層構造のデータを省スペースで表現可能な技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の技術によれば、表示画面を分割し、左側に階層構造のツリービューとノードを表示し、右側にツリービューで現在選択中のノード直下のオブジェクトリストを表示することができる。そして、左側の画面の表示領域内にツリー全体を表示できない場合には、初期状態で見えていない部分をスクロール操作により表示することができるようにしている。
特開2005−242944号公報
しかしながら、この特許文献1において、左側の画面にツリービューの全体が表示しきれない場合については説明されているものの、右側の画面において、表示領域内に全てのオブジェクトリストが表示しきれない場合については何ら言及していない。例えば、左画面と同様にスクロール操作を行える場合であっても、所望のオブジェクトを見つけるためには、まず、左側画面でスクロール操作をして所望のノードを選択し、さらにまた右画面でもオブジェクトリストをスクロール操作しなければならず、上記したプレイリストの検索と同様に多くの手間が生じるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、所望の情報をスクロールして検索する際に、操作にかかる手間を軽減できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、階層構造にて管理されている複数の情報を表示画面に表示するとき、表示画面を分割して階層構造の上位階層の情報と下位階層の情報とを同時に表示し、上位階層で所望の情報が選択されてから所定の時間が経過すると、下位階層の情報を自動でスクロールするようにしている。
また、本発明の他の態様では、下位階層が自動でスクロールされているときに、上位階層で所望の情報を決定する操作を受け付けると、決定操作がされた際に表示画面の他方に表示されていた状態で、下位階層の情報を表示画面の全体に表示するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、上位階層および下位階層の情報が表示画面上に同時に表示されるようになるため、上位階層に属する下位階層の情報として、どのような情報が存在しているかを容易に把握することができるようになる。また、下位階層の情報を表示画面に1度に全て表示しきれない場合であっても、自動でスクロールされるため、ユーザが手動でスクロール操作を行わなくとも下位階層の内容を確認することが可能となる。
さらに、本発明の他の特徴によれば、自動スクロール中に表示画面の一方に表示されていた上位階層の情報の決定操作がされると、下位階層の情報が表示画面の他方に表示されていた状態で画面全体に表示されるようになるため、その状態から手動でのスクロール操作を行えばよく、検索作業にかかる手間を軽減することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明による情報検索装置を実施したAV(Audio Visual)システム10の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態のAVシステム10は、携帯型音楽プレーヤ20および車載用の音響再生装置30を備えて構成されている。携帯型音楽プレーヤ20を音響再生装置30に接続することにより、音響再生装置30において携帯型音楽プレーヤ20に記憶されている多数曲の中から所望の曲を検索して再生することができる。
なお、音響再生装置30は、図示しないCDプレーヤ、MDプレーヤ、ラジオチューナ等が接続されており、それらの機器からの音楽情報等を再生することも可能となっている。
携帯型音楽プレーヤ20は、ハードディスク21(以下、HD21と記す。)、データ読取部22、インターフェイス23(以下、I/F23と記す。)を備えている。また、音響再生装置30は、インターフェイス31(以下、I/F31と記す。)、メモリ32、表示装置33、表示制御部34、スクロール制御部35、音声出力部36、スピーカ37を備えている。
携帯型音楽プレーヤ20のHD21には多数の曲(音楽データ)が記憶されている。各音楽データには、曲名、ジャンル名、アルバム名、アーティスト名等のデータが付加情報として付加されている。また、いくつかの音楽データを集めてプレイリストが作成されている。例えば、CD(Compact Disc)の収録曲をHD21に録音すると、そのアルバムの収録内容を表すプレイリストが作成され、HD21に記録される。HD21内の曲は、このプレイリストによって整理される。
再生時には、画面上に表示されたいくつかのプレイリストの中からユーザが所望のプレイリストを選択することにより、HD21に録音されている曲をアルバム単位で再生することができるようになっている。また、選択したプレイリストの中から所望の曲を選択することにより、その選択した曲を再生することも可能となっている。なお、プレイリストは、アルバム単位のほか、アーティスト単位やジャンル単位など、ユーザが自分の好みに応じて任意に作成することも可能である。
プレイリストと曲名は、HD21内において階層構造にて管理されている。すなわち、プレイリストは上位階層の情報として管理され、各プレイリストに含まれる音楽データの曲名は、それぞれのプレイリストに属する下位階層の情報として管理されている。
データ読取部22は、HD21に記憶されている音楽データやその付加情報、プレイリスト等を読み取ってI/F23へ送る。I/F23は、音響再生装置30のI/F31との間で各種コマンドやデータ等のやり取りを行う。具体的には、I/F23は、音響再生装置30からコマンドを受け取り、それをデータ読取部22に出力する。これに応じてデータ読取部22は、HD21に記憶されている音楽データ等を読み取ってI/F23へ送る。そして、I/F23は、データ読取部22から受け取った音楽データ等を音響再生装置30に伝送する。音響再生装置30のI/F31は、携帯型音楽プレーヤ20のI/F23から伝送された音楽データ等を受け取って、それをメモリ32に格納する。
表示装置33は、表示パネル33a(本発明の表示画面に相当)およびタッチパネル33b(本発明の操作検出手段に相当)を備えている。表示パネル33aは、例えば液晶パネルにより構成されており、メモリ32に格納されているプレイリストの一覧や曲名の一覧等を表示することができる。
タッチパネル33bは、表示パネル33aの前面に重ね合わされ、ユーザによるタッチ操作を検出する。ここで、タッチパネル33bをユーザが触れたか否かを検出するためには、例えば抵抗膜方式や赤外線方式等が使用される。また、タッチパネル33bは、当該パネルへのユーザのタッチ位置を検出してその座標データを出力する。ユーザは、タッチパネル33bへタッチ操作で、表示パネル33bに表示されるプレイリストや曲名をスクロールしたり、所望のプレイリストや曲を決定する操作をしたりすることができる。スクロール操作や決定操作についての詳細は後述する。
表示制御部34(本発明の表示制御手段)は、表示パネル33aに対するプレイリスト一覧、曲名一覧等の情報の表示を制御する。このとき表示制御部34は、階層構造となっているプレイリストと曲名の一覧を表示するときに、表示画面を分割し、分割した表示画面の一方にプレイリスト一覧、他方に曲名一覧を同時に表示する。また、プレイリストの決定操作をトリガとして、表示画面の全体に曲名一覧を表示する。
スクロール制御部35(本発明のスクロール制御手段)は、タッチパネル33bへのタッチを通じた手動によるスクロールおよび、本実施形態の特徴である自動でのスクロールを制御するものである。自動スクロールに関して、スクロール制御部35は、分割された表示画面の一方に表示されたプレイリスト一覧の中から所望のプレイリストが選択されてから所定の時間が経過した後、表示画面の他方に表示されている曲名一覧を自動でスクロールする。
図2は、本実施形態による表示画面の一例を示す図である。以下、表示制御部34およびスクロール制御部35の動作を、図2を用いて具体的に説明する。タッチパネル33bへのタッチ操作により、プレイリストを用いた情報検索の指定が行われると、表示制御部34は、図2(a)に示すように、表示パネル33aの画面を左右に2分割し、画面の一方(表示画面の左側)にはプレイリストの一覧を表示する。また、画面の他方(表示画面の右側)には、選択中のプレイリスト直下の曲名一覧をプレイリストと同時に表示する。
図2(a)では、初期状態の表示画面例として、先頭のプレイリストおよび先頭曲を、それぞれ一覧中の中央に表示している。また、図2(a)で示すように、分割画面でのスクロール対象はプレイリストであり、先頭のプレイリストにカーソル(白黒反転表示されている部分)が位置している。図2(a)の表示画面で行われるスクロールは、ユーザによる手動スクロールである。すなわち、ユーザは、例えば、図2(a)に示す表示画面左側の三角の操作子40,50へのタッチ操作により、表示パネル33aに表示されるプレイリスト一覧の手動スクロールを指示することができる。
例えば、スクロール制御部35は、操作子40へのタッチ操作を検出すると、表示画面内のカーソルを上にスクロールする。また、操作子50へのタッチ操作を検出すると、スクロール制御部35は、表示画面内のカーソルを下にスクロールする。さらに、カーソルが表示画面の一番下または一番上まできた場合には、スクロール制御部35は、表示画面に表示しきれていないプレイリストをスクロールして表示させる。例えば、図2(b)は、操作子50へのタッチ操作により、プレイリストが下方にスクロールされた様子を表している。プレイリストはループ状になっていて、最後尾のプレイリストの次には、先頭のプレイリストが表示されるようになっている。カーソルを移動して所望のプレイリストを選択すると、選択されたプレイリストに属する曲の曲名一覧が表示画面右側に表示されるようになっている。
次に、自動スクロールについて説明する。スクロール制御部35は、操作子40,50へのタッチ操作によって、所望のプレイリストが選択されてから(所望のプレイリストの位置にカーソルの位置が合わせられてから)、所定の時間が経過したか否かを判断する。また、スクロール制御部35は、選択されたプレイリストに含まれる曲の数が、表示パネル33aの表示画面右側に1度に表示可能な曲数より多いか否かを判断する。
そして、スクロール制御部35は、表示画面左側で所望のプレイリストが選択されてから所定の時間が経過したと判断し、かつ、選択されたプレイリストに含まれる曲数が、表示画面右側に表示可能な曲数よりも多いと判断した場合に、図2(c)に示すように、表示画面右側に表示されている曲名一覧を自動でスクロールする。
自動スクロールは、先頭曲を一覧の中央に表示した初期画面の状態から行われるようになっている。また、曲名一覧もループ状になっていて、最後尾の曲名の次には先頭曲の曲名が表示されるようになっている。なお、図2(c)では、曲名一覧を上方向に自動でスクロールする様子を表しているが、下方向にスクロールするようにしてもよい。
図2(b)のように表示画面左側においてプレイリスト一覧が手動でスクロールされているとき、あるいは、図2(c)のように表示画面右側において曲名一覧が自動でスクロールされているときに、ユーザが表示画面左側のプレイリストへタッチ操作することで、タッチしたプレイリストの決定操作をすることができる。
表示制御部34は、タッチパネル33bから出力される座標データに応じて、タッチパネル33bへのタッチ操作により、所望のプレイリストを決定する操作がされたことを検出すると、図2(d)に示すように、決定されたプレイリスト直下の曲名一覧を表示パネル33aの画面全体に表示する。このとき表示制御部34は、図2(d)に示すように、プレイリストの決定操作がされたときに表示画面右側に表示されている曲名一覧の状態で、表示パネル33aの画面全体へ曲名一覧を表示する。
例えば、図2(b)の状態でプレイリストの決定操作が行われた場合、表示制御部34は、プレイリスト中の先頭曲を一覧の中央に表示した初期状態で、曲名一覧を表示画面の全体に表示する。また、図2(c)の状態でプレイリストの決定操作が行われた場合、表示制御部34は、そのとき表示画面右側に表示されていたのと同じ状態で、曲名一覧を表示画面の全体に表示する。このように曲名一覧を画面全体に表示することで、ユーザにとって見やすい表示となる。
このようにして、分割された画面から画面全体への表示に移行すると、スクロール制御手段35は、操作子40,50へのタッチ操作による曲名一覧の手動スクロール操作を受け付ける。図2(d)のように表示画面全体において曲名一覧が手動でスクロールされているときに、ユーザが所望の曲名へタッチ操作をすることで、タッチした曲の決定を指示することができる。音声出力部36は、決定された曲の音楽データをメモリ32から読み出して処理することにより、アナログ音声信号を生成し、これをスピーカ37に出力する。
次に、上記のように構成した本実施形態による情報検索装置の動作を説明する。図3および図4は、本実施形態による情報検索装置の動作例を示すフローチャートである。
図3において、音響再生装置30の図示しないコントローラは、ユーザのタッチパネル33bへのタッチ操作により、プレイリストを用いた情報検索を指定する操作が行われたか否かを判断する(ステップS1)。ここで、プレイリストを用いた情報検索を指定する操作が検出できない場合には、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、ステップS1において、プレイリストを指定する操作が検出された場合、コントローラは、I/F31から携帯型音楽プレーヤ20に向けて所定のコマンドを出力することにより、HD21に記憶されている曲のプレイリストおよび曲名を取得し、これをメモリ32に格納する。そして、表示制御部34は、メモリ32に格納された情報を基に、プレイリスト一覧と、カーソルの位置によって選択されているプレイリスト直下にある曲の曲名一覧とを、図2(a)に示すように表示パネル33aに同時に表示する(ステップS2)。
このとき、スクロール制御部35は、プレイリストを手動でスクロールするための、操作子40,50へのタッチ操作が検出されたか否かを判断する(ステップS3)。ここで、操作子40,50へのタッチ操作が検出されないと判断した場合は、ステップS3の処理を繰り返す。一方、操作子40,50へのタッチ操作が検出されたと判断した場合には、スクロール制御部35は、図2(b)に示すように、画面左側のカーソルまたはプレイリストをスクロールして表示するよう表示制御部34に指示する。指示を受けた表示制御部34は、画面左側のカーソルまたはプレイリストをスクロールして表示するとともに、スクロール操作で選択されるプレイリスト直下の曲名一覧を画面右側において順次切り替えて表示する(ステップS4)。
このとき、スクロール制御部35は、曲名一覧の情報数が表示パネル33aの右画面の表示領域に一度に表示可能な情報数よりも多いか否かを判断する(ステップS5)。ここで、曲名一覧の情報数が右画面の表示領域に表示可能な情報数よりも多いと判断した場合、スクロール制御部35は、次に、現在表示されている曲名一覧の上位階層であるプレイリストが選択されてから、所定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS6)。
ここで、所定の時間が経過したと判断した場合、スクロール制御部35は、右画面に表示された曲名一覧を自動でスクロールするよう表示制御部34に指示する。これにより表示制御部34は、表示パネル33aの右画面における曲名一覧を自動スクロールして表示する(ステップS7)。ここで、スクロール制御部35は、操作子40,50へのタッチ操作により手動でのスクロールが行われたか否かを判断する(ステップS8)。
また、ステップS5で、曲名一覧の情報数が右画面の表示領域に表示可能な情報数以内であるとスクロール制御部35が判断した場合は、ステップS6,S7の処理は行わずにステップS8の処理に移行し、プレイリストの手動でのスクロール操作が検出されたか否かを判断する。
そして、プレイリストの手動でのスクロール操作がなされたとスクロール制御部35が判断すると、ステップS4の処理に戻る。一方、プレイリストの手動でのスクロール操作が行われていないと判断された場合には、表示制御部34は、ユーザのタッチパネル33bへのタッチ操作により、所望のプレイリストを決定する操作が検出されたか否かを判断する(ステップS9)。ここで、プレイリストを決定する操作が検出されない場合には、ステップS7の処理に戻る。
一方、表示制御部34は、プレイリストを決定する操作が検出されたと判断した場合、決定されたプレイリスト直下の曲名一覧を表示パネル33aの画面全体に表示する(ステップS10)。このとき表示制御部34は、図2(d)に示すように、プレイリストの決定操作がなされたときに表示パネル33aの右画面に表示されていた曲名一覧の状態で、画面全体に表示する。
ここで、スクロール制御部35は、ユーザによる操作子40,50へのタッチ操作により、画面全体に表示された曲名一覧の手動でのスクロール操作が行われたか否かを判断する(ステップS11)。ここで、手動でのスクロール操作が検出されたと判断すると、スクロール制御部35は、カーソルまたは曲名をスクロールするよう表示制御部34に指示する。指示を受けた表示制御部34は、カーソルまたは曲名をスクロールして表示パネル33aに表示する(ステップS12)。
このとき、表示制御部34は、表示パネル33aに表示されている曲名へのタッチ操作により、所望の曲を決定する操作が検出されたか否かの判断を行う(ステップS13)。ここで、曲の決定操作が行われていないと判断した場合には、ステップS11の処理へ戻る。一方、曲を決定する操作が検出されたと判断した場合には、音響再生装置30が有する図示しないコントローラは、I/F31から携帯型音楽プレーヤ20に向けて所定のコマンドを出力することにより、決定された曲の音楽データをHD21から取得し、これをメモリ32に格納する。そして、音声出力部36は、メモリ32に格納された音楽データを再生して、スピーカ37に出力する(ステップS14)。
また、ステップS6において、プレイリストが選択されてから所定の時間が経過していないとスクロール制御部35が判断した場合には、スクロール制御部35は、プレイリストを手動でスクロールするための、操作子40,50へのタッチ操作が検出されたか否かを判断する(ステップS15)。ここで、手動でのスクロール操作が検出された場合は、ステップS4の処理へ戻る。
一方、手動でのスクロール操作が検出されない場合には、表示制御部34は、ユーザのタッチパネル33bへのタッチ操作により、所望のプレイリストを決定する操作が検出されたか否かを判断する(ステップS16)。ここで、プレイリストを決定する操作が検出されないと判断した場合には、ステップS6の処理へ戻る。また、プレイリストを決定する操作が検出されたと判断した場合には、ステップS10の処理に移行する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、プレイリストの一覧と、選択されたプレイリスト直下の曲名の一覧とが同時に表示されるため、選択したプレイリストにどのような曲が含まれているかを容易に把握することが可能となる。また、表示パネル33aに1度に曲名が表示しきれない場合であっても、曲名一覧が自動でスクロールされるようになるため、ユーザは自ら手動でスクロール操作をすることなく所望の曲があるか否かを確認することができるようになる。
また、プレイリストの決定操作が検出されると、決定操作されたときに表示されていた状態で曲名一覧を画面全体に表示した状態に移行するため、ユーザは毎回先頭曲からスクロール操作をする必要がなくなり、スクロール操作の手間が軽減されることになる。これにより、少ない手間で所望の曲を選択して決定することが可能となる。さらに、本実施形態の情報検索装置を車載用の音響再生装置30に適用しているので、車内での操作性の向上を図ることができ、安全な運転に貢献できる。
なお、上記実施形態では、階層構造にて管理されている情報の例として、プレイリストと曲名について説明したが、これに限られるものではない。例えば、DVD(Digital Versatile Disc)に記録されているチャプタリストとファイルリスト、パーソナルコンピュータのハードディスクに記録されているフォルダとファイルなど、階層構造で複数の情報が管理されている装置には何れも本実施形態の情報検索装置を適用することが可能である。
また、上記実施形態では、情報検索装置を適用する例として、音響再生装置30に携帯型音楽プレーヤ20を接続したAVシステム10の例を説明したが、これに限られるものではない。すなわち、一方の電子機器に記録されている情報を他方の電子機器が取得してリスト表示する例に限らず、一の電子機器に記録されている情報を当該一の電子機器にてリスト表示する場合にも、本実施形態の情報検索装置を適用することが可能である。例えば、音響再生装置30やホームオーディオ装置などが有するハードディスクにおいて階層構造で管理される複数の情報を用いてリスト表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザが手動でスクロールを行うための指示、所望のプレイリストや曲を決定するための指示を行う手段としてタッチパネル33bを使用した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、リモートコントローラを用いても良いし、音響再生装置30の筐体に備え付けられた操作子を用いても良い。
また、上記実施形態では、図4のステップS13において、図2(d)に示す曲名一覧の全画面表示で所望の曲が決定されたことを検出したときに、その曲の音楽データを携帯型音楽プレーヤ20から取得して再生する例について説明したが、これに限定されない。例えば、図4のステップS9または図3のステップS16において、図2(b)または(c)に示すプレイリスト一覧で所望のプレイリストが決定されたことを検出したときに、そのプレイリストに属する複数の曲の音楽データを携帯型音楽プレーヤ20から取得して、あらかじめメモリ32に格納しておくようにしても良い。この場合、ステップS13において所望の曲が決定されたことを検出したときに、その曲の音楽データをメモリ32から読み出して再生するのみならず、その曲に続けてプレイリスト中の曲を順次再生するようにしても良い。
また、上記実施形態では、所望の曲の決定は、図2(d)に示す曲名一覧の全画面表示においてのみ行う例について説明したが、これに限定されない。例えば、図2(a)または(b)の分割表示画面において、右画面に表示された曲名一覧の中から所望の曲を決定する操作を行うようにしても良い。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の情報検索装置を実施したAVシステムの構成例を示す図である。 本実施形態の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態による情報検索装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態による情報検索装置の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 AVシステム
20 携帯型音楽プレーヤ
21 ハードディスク
22 データ読取部
23 インターフェイス
30 音響再生装置
31 インターフェイス
32 メモリ
33 表示装置
33a 表示パネル
33b タッチパネル
34 表示制御部
35 スクロール制御部
36 音声出力部
37 スピーカ

Claims (6)

  1. 階層構造にて管理されている複数の情報を表示画面に表示して、所望の情報を検索することのできる情報検索装置であって、
    上記表示画面を分割し、分割した表示画面の一方に階層構造の上位階層の情報を表示し、他方に下位階層の情報を表示するように制御する表示制御手段と、
    上記上位階層で所望の情報が選択されてから所定の時間経過後、上記下位階層の情報を自動でスクロールするように制御するスクロール制御手段とを備えたことを特徴とする情報検索装置。
  2. 上記スクロール制御手段は、上記下位階層の情報数が上記表示画面の他方に1度に表示可能な情報数よりも多い場合に、上記自動でのスクロールを行うことを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 上記表示画面に表示された情報を決定する操作がされたことを検出する操作検出手段を備え、
    上記上位階層で所望の情報が決定されたことを上記操作検出手段が検出すると、上記表示制御手段は、決定された上記上位階層の情報に対応する上記下位階層の情報を上記表示画面の全体に表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報検索装置。
  4. 上記表示制御手段は、上記下位階層の情報が自動でスクロールされているときに、上記上位階層で所望の情報が決定されたことを上記操作検出手段が検出すると、その決定操作がされた際に上記表示画面の他方に表示されていた状態で、上記下位階層の情報を上記表示画面の全体に表示することを特徴とする請求項3に記載の情報検索装置。
  5. 階層構造にて管理されている複数の情報を表示画面に表示し、所望の情報を検索することのできる情報検索装置において情報を検索する方法であって、
    上記表示画面を分割し、分割した表示画面の一方に階層構造の上位階層の情報を表示し、他方に下位階層の情報を表示する第1のステップと、
    上記上位階層で所望の情報が選択されてから所定の時間経過後、上記下位階層の情報を自動でスクロールする第2のステップとを有することを特徴とする情報検索方法。
  6. 上記第2のステップで上記下位階層の情報が自動でスクロールされているときに、上記上位階層で所望の情報が決定されたことが検出されると、その決定操作がされた際に上記表示画面の他方に表示されていた状態で、上記下位階層の情報を上記表示画面の全体に表示する第3のステップを有することを特徴とする請求項5に記載の情報検索方法。
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JP2018120480A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置、表示方法、およびプログラム
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JP2018120480A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置、表示方法、およびプログラム
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