JP2008186512A - コンテンツ再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ジャンル、アーティスト名、アルバム名などの分類選択により再生リストを生成してリスト再生を行うコンテンツ再生装置において、再生リストが消去された後でも、この再生リストに基づくリジューム再生を可能とする。また、再生リストの復元を少ない記憶容量で行えるようにする。
【解決手段】再生リスト生成手段は、コンテンツの分類内容が1個又は複数選択されることでこの選択に合致した1個又は複数のコンテンツデータがリスト登録されるように再生リストを生成し、リジューム再生手段は、再生リストの生成時におけるコンテンツの分類選択の経路情報が示される分類選択情報、および、再生中断時に再生していたコンテンツデータおよび再生時点を表わす中断時情報を記憶し、これら分類選択情報および中断時情報に基づき再生リストを復元して中断時の再生時点から再生を開始させる。
【選択図】図8
【解決手段】再生リスト生成手段は、コンテンツの分類内容が1個又は複数選択されることでこの選択に合致した1個又は複数のコンテンツデータがリスト登録されるように再生リストを生成し、リジューム再生手段は、再生リストの生成時におけるコンテンツの分類選択の経路情報が示される分類選択情報、および、再生中断時に再生していたコンテンツデータおよび再生時点を表わす中断時情報を記憶し、これら分類選択情報および中断時情報に基づき再生リストを復元して中断時の再生時点から再生を開始させる。
【選択図】図8
Description
この発明は、映像又は音声のコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置に関する。
近年、大容量の記憶装置に多数のコンテンツデータを格納してこれらを再生可能としたコンテンツ再生装置が知られている。また、本発明者らは、カーオーディオにUSB(Universal Serial bus)端子を設け、このUSB端子に半導体メモリやハードディスクなどを記憶媒体とした大容量の記憶装置を接続して、この記憶装置内に格納された多数のコンテンツデータを再生可能とした車載用のコンテンツ再生装置を開発している。
コンテンツデータが多数になると、ユーザは、その時々の好みに応じて、所望のコンテンツデータのみを抽出して再生したいという要求が生じる。このような要求に応えるため、例えば、多数のコンテンツデータの中から所望のジャンルを指定してこのジャンルのコンテンツデータのみを抽出したり、所望のアーティストを指定してこのアーティストのコンテンツデータのみを抽出したり、アルバム名を指定してこのアルバムのコンテンツデータのみを抽出し、抽出されたコンテンツを順に再生していくという再生リスト機能を備えたものも開発されている。
コンテンツデータには、このような分類選択が出来るように、例えばMP3データファイルにおけるID3タグのように、ジャンル、アルバム名、アーティスト名などが示される付属情報が付加されるようになっている。
また、本発明に関連する従来技術として、特許文献1には、記憶装置に現在放送中の楽曲に関連するオーディオデータが格納されている場合に、それを自動的に検索して順次再生していく機能を有したオーディオ放送受信装置が開示されている。
特開2005−11457号公報
コンテンツデータが多数になると、ユーザは、その時々の好みに応じて、所望のコンテンツデータのみを抽出して再生したいという要求が生じる。このような要求に応えるため、例えば、多数のコンテンツデータの中から所望のジャンルを指定してこのジャンルのコンテンツデータのみを抽出したり、所望のアーティストを指定してこのアーティストのコンテンツデータのみを抽出したり、アルバム名を指定してこのアルバムのコンテンツデータのみを抽出し、抽出されたコンテンツを順に再生していくという再生リスト機能を備えたものも開発されている。
コンテンツデータには、このような分類選択が出来るように、例えばMP3データファイルにおけるID3タグのように、ジャンル、アルバム名、アーティスト名などが示される付属情報が付加されるようになっている。
また、本発明に関連する従来技術として、特許文献1には、記憶装置に現在放送中の楽曲に関連するオーディオデータが格納されている場合に、それを自動的に検索して順次再生していく機能を有したオーディオ放送受信装置が開示されている。
上記のような再生リスト機能では、ジャンル、アーティスト、アルバムなどの分類選択により、この分類選択に合致したコンテンツデータを抽出してその再生リストを作成できるのは良いものの、電源をオフしたり再生機能を停止させて再生リストが消去されてしまったら、再び、同様の分類選択を行って再生リストを作り直さなければならないという課題があった。このような操作は、電源のオン・オフ操作を頻繁に行う場合や、同一の再生リストで再生を行うことが多い場合に、大変煩雑なものとなる。
また、電源オフ等で再生リストが消去されることがないように、再生リストが生成されたら、この再生リストの情報(例えば、抽出されたコンテンツデータの情報やその再生順序の情報)を装置内に記憶させておくことも考えられるが、この場合、抽出されたコンテンツデータが多数あると、記憶しなければならないデータ量が膨大になり、小容量の不揮発性メモリしか備えていない装置では容量不足になるという課題があった。
また、再生リスト保存のために大容量の不揮発性メモリを搭載したのではコストの増大を招くし、他の用途で大容量の記憶装置を内蔵している場合であっても、再生リスト保存用に比較的大きな記憶容量を予め確保しておく必要が生じ、その分、他の用途で使用するデータ領域が少なくなるという課題があった。
また、コンテンツデータを外部の記憶装置に格納し、この記憶装置をコンテンツ再生装置に挿入或いは接続することでコンテンツの再生を行う装置では、外部記憶装置のコンテンツデータの消去や編集により、再生リスト中のコンテンツデータが無くなってしまったり変更が加えられていた場合に、正常なリスト再生を行えなくなるという課題もあった。
また、再生したい一群のコンテンツデータについて、そのファイル名称や再生順の情報を記したプレイリストファイルを予め作成しておくことで、このプレイリストファイルに従ったコンテンツデータの再生処理を行わせるプレイリスト再生機能を備えた装置もあるが、この機能はプレイリストファイルを予め作成しておく必要がありその操作は煩雑なものであった。
この発明の目的は、ジャンル、アーティスト名、アルバム名などの分類選択により再生リストを生成してリスト再生を行う機能を有するコンテンツ再生装置において、再生リストが消去された後に再生リストの復元や再生リストに基づくリジューム再生を行えるようにすることにある。
この発明の他の目的は、上記再生リストの復元を行うために必要なデータ記憶容量を非常に小さくすることにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、音声又は映像のコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置であって、ユーザの操作指令を入力する操作入力手段と、複数のコンテンツデータを再生順に示した再生リストを前記操作入力手段の操作入力に基づき生成する再生リスト生成手段と、前記再生リストに従ってコンテンツデータの再生を行う再生制御手段と、コンテンツデータの再生が中断されてその後動作が再開された場合に中断時の再生時点から再び再生を開始させるリジューム再生手段と、を備え、前記コンテンツデータにはコンテンツの分類内容を示した付属情報が付加され、前記再生リスト生成手段は、前記操作入力手段を介してコンテンツの分類内容が1個又は複数選択されることで、前記付属情報に基づきこの選択に合致した1個又は複数のコンテンツデータがリスト登録されるように再生リストを生成し、前記リジューム再生手段は、前記再生リストの生成時におけるコンテンツの分類選択に関する情報が示される分類選択情報、および、再生中断時に再生していたコンテンツデータおよび再生時点を表わす中断時情報を記憶し、前記分類選択情報および前記中断時情報に基づき前記再生リストを復元して中断時の再生時点から再生を開始することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、さらに、前記付属情報には複数の分類カテゴリにおける分類内容が示され、前記再生リスト生成手段は、前記複数の分類カテゴリのうち任意の分類カテゴリの内容が階層的に選択操作されていくことで、前記再生リストに登録されるコンテンツデータが絞られていくように構成され、前記分類選択情報は、前記分類内容が階層的に選択操作されていく際の分類カテゴリの選択経路を示す情報であり、前記リジューム再生手段は、前記分類選択情報に示された選択経路で該当する分類カテゴリの内容を選択していくことで前記再生リストを復元することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、さらに、前記分類カテゴリには、ジャンル、アルバム名、アーティスト名が含まれることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、さらに、前記分類選択情報には、選択操作が行われた分類カテゴリを示す情報と、その選択操作が行われた順序を示す情報が含まれる一方、選択操作がなされた分類カテゴリにおける選択内容を表わす情報が含まれず、前記リジューム再生手段は、前記分類選択情報に含まれる分類カテゴリを示す情報と、中断時に再生していたコンテンツデータの付属情報とに基づき、選択操作がなされた分類カテゴリにおける選択内容の情報を抽出し、この選択内容の情報に基づき前記再生リストを復元することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、さらに、複数のコンテンツデータが格納された記憶装置を接続する接続手段を備え、前記再生リスト生成手段、前記再生制御手段、および、前記リジューム再生手段は、前記記憶装置内の複数のコンテンツデータに対して再生リストの生成、コンテンツデータの再生、および、リジューム再生を行うことが可能であることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、さらに、前記リジューム再生手段は、電源がオフからオンに変わったとき、或いは、前記記憶装置の接続が切断された後に再度接続されたときにリジューム再生を行うことを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、音声又は映像のコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置であって、ユーザの操作指令を入力する操作入力手段と、複数のコンテンツデータを再生順に示した再生リストを前記操作入力手段の操作入力に基づき生成する再生リスト生成手段と、前記再生リストに従ってコンテンツデータの再生を行う再生制御手段と、コンテンツデータの再生が中断されてその後動作が再開された場合に前記再生リストを復元する再生リスト復元手段と、を備え、前記コンテンツデータにはコンテンツの分類内容を示した付属情報が付加され、前記再生リスト生成手段は、前記操作入力手段を介してコンテンツの分類内容が1個又は複数選択されることで、前記付属情報に基づきこの選択に合致した1個又は複数のコンテンツデータがリスト登録されるように再生リストを生成し、前記再生リスト復元手段は、前記再生リストの生成時におけるコンテンツの分類選択に関する情報を示す分類選択情報、および、再生中断時に再生していたコンテンツデータおよび再生時点を表わす中断時情報を記憶し、前記分類選択情報および前記中断時情報に基づき前記再生リストを復元することを特徴としている。
本発明に従うと、コンテンツの分類選択により再生リストを生成してコンテンツデータのリスト再生を行うことが出来るとともに、このリスト再生中に再生が中断された後、再び動作が開始された場合に、この再生リストを復元することができ、さらに、この復元した再生リストにおいてリジューム再生を実現することが出来るという効果がある。
また、このような再生リストを復元するのに、必要なデータ記憶容量を非常に小さくできるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態のコンテンツ再生装置1の全体構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施の形態のコンテンツ再生装置1の全体構成を示すブロック図である。
この実施形態のコンテンツ再生装置1は、例えば映像出力の可能な比較的大きめの表示パネルを有した車載用の再生装置であり、図1に示すように、制御処理や種々の信号処理を行う制御部2と、例えばDVD(デジタル多用途ディスク)等の光ディスクが挿入されてデータの読み込みを行うディスクドライブ3と、D/Aコンバータやアンプなどを有し外部スピーカー等へ音声信号を出力する出力部4と、例えば液晶パネルなどの画像表示が可能な表示部5と、表示部5上に配されたタッチパネルからなる操作入力手段としての操作部6と、記憶デバイス8を接続する接続手段としてのUSB端子7等を備えている。
制御部2は、1個又は複数のLSI(大規模集積回路)から構成され、その内部には、装置の統括的な制御を行うCPU(中央演算処理装置)や、制御データや制御プログラムが格納される不揮発性メモリ、CPUに作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)、USB端子7に接続された外部デバイスと信号の送受信を行うためのUSBコントローラ、ディスクドライブ3との間でデータの送受信を行うドライブ用インターフェースなどが設けられている。また、不揮発性メモリには、各種フォーマットの映像データや音声データの復号処理を行うデコードソフトウェア、USB端子7に接続された記憶デバイスか8からデータファイルを読み込み可能に認識するファイルシステム、種々の再生制御を行うための制御プログラム等が格納されている。この制御プログラムに基づくCPUのソフトウェア処理により、再生リスト生成手段、再生制御手段、再生リスト復元手段、リジューム再生手段が実現される。
記憶デバイス8は、例えば、不揮発性の半導体メモリやハードディスク等を記憶媒体とする記憶デバイスである。
この実施形態のコンテンツ再生装置1は、記憶デバイス8に多数の音声データファイルを格納しておくことで、この音声データファイルを読み込んでオーディオ出力することが可能になっている。また、この音声データファイルに、分類情報等が記された付属情報が付加されている場合に、操作部6からの操作入力に基づき音声データファイルを所望の分類で選別し、指定分類の音声データファイルのみを抽出して再生リストを生成することが可能になっている。
さらに、この再生リストに従って複数の音声データファイルを順番に再生したり、この再生中に電源のオン・オフ操作や記憶デバイス8の抜き挿しが行われた場合に、この再生リストを復元してリジューム再生を行うことが可能になっている。
先ず、再生リストの生成処理について説明する。
図2には、音声再生中に表示部に出力される画像の一例を、図3には、再生リストの生成過程に表示部5に表示される画像の移り変わりを表わした説明図を示す。
図2には、音声再生中に表示部に出力される画像の一例を、図3には、再生リストの生成過程に表示部5に表示される画像の移り変わりを表わした説明図を示す。
記憶デバイス8に格納された音声データファイルには、例えば、MP3データにおけるID3タグのような付属情報が付加され、この付属情報に、楽曲のジャンル、演奏等を行っているアーティスト名、楽曲が録音されているアルバム名などの分類情報が記されている。
再生リストの生成は、例えば、ユーザが表示部5上に画像表示される各種ボタンに触れるなどして、操作部(タッチパネル)6を介して操作信号を入力することで実行される。先ず、例えば、図2の音声再生中の画面等で「リスト表示」のボタン51を操作することで再生リストの生成画面に移行される。
再生リスト生成画面は、図3に示すように、ユーザにより選択可能な内容が一覧表示される選択リスト枠55と、現在選択されている分類に合致する楽曲を全て呼び出すための「ALL」ボタン56と、一階層上の画面を呼び出すための「UP」ボタン57と、トップ階層の画面を呼び出すための「TOP」ボタン58等を備えたものである。選択リスト枠55は、スクロールボタン59a,59bとスクロールゲージ59cにより、表示内容をスクロールすることが可能になっており、これにより選択リスト枠55内に収まりきらない多数の項目が表示可能になっている。
再生リストの生成画面に移行すると、先ず、図3のトップ階層画面J1が出力される。このトップ階層画面J1では、最初に何の分類選択を行うか、分類項目の選択を行うことが可能になっている。選択リスト枠55にはアルバムの選択を行うための「Album」、アーティストの選択を行うめたの「Artist」、ジャンル選択を行うための「Genre」、一曲毎の選択を行うための「Song」の各項目が表示される。
ユーザはこのトップ階層画面J1において、何れかの項目を選択することで、選択された分類カテゴリにおける分類内容が一覧表示された選択階層画面J2,J4,J7,J11にそれぞれ移行することが出来る。例えば、「Genre」を選択すれば、ジャンル分類の内容(例えば、ロック、ジャズ、クラシック等々、図3中、Genre1〜Genre5と示す。)が一覧表示されたジャンル選択の階層画面J7に移行される。
ユーザは、これらの選択階層画面JJ2,J4,J7,J11に移行したら、所望の分類内容の選択を行うことが出来る。例えば、ジャンル分類の選択で所望のジャンルを選択したら、該ジャンルに合致した楽曲が抽出されて、これら楽曲のアーティスト一覧が表示されるアーティスト選択階層画面J8に移行する。また、アーティスト選択で所望のアーティストを選択した場合には、該アーティストの楽曲がさらに抽出されて、ここで抽出された楽曲のアルバム一覧が表示されるアルバム選択階層画面J5,J9に移行する。また、アルバム選択で所望のアルバムを選択した場合には、該アルバムの楽曲がさらに抽出されて、ここで抽出された楽曲の一覧が表示されるトラック選択階層画面J3,J6,J10,J11に移行する。
また、各分類選択の途中で、「ALL」ボタン56を操作することで、アルバム選択まで行わずに、現在までの分類選択で抽出されている楽曲で一覧表示がなされるトラック選択の階層画面J3,J6,J10,J11に移行することも出来る。
そして、このトラック選択階層で示される楽曲の一覧が一つの再生リストとされる。トラック選択階層画面J3,J6,J10,J11に移行したら、何れかのトラックを選択することで、このトラックの再生が開始され、さらに、このトラックの楽曲を開始として再生リストに示された順番で複数の楽曲の再生が続けられる。これが再生リストに基づくリスト再生である。なお、「ALL」ボタン56の操作によりトラック選択階層に移行した場合には、トラック選択階層に移行した時点で、この再生リストの一番最初のトラックから再生処理を開始するように構成しても良い。
上記の再生リストの生成過程では、図3中の複数の矢印線に示すように、ユーザは、複数の分類カテゴリにおける選択を様々な経路で行ってトラック選択階層まで移行することが可能であり、それにより、種々の再生リストを生成することが可能になっている。
次に、再生リストのリジューム機能について説明する。
リジューム機能は、音声データファイルの再生中に、例えば、電源オフの操作がされたり記憶デバイス8の接続が外されたりして再生が中断された後、再び、電源がオン操作されたり記憶デバイス8が接続されて再生可能となった場合に、中断時点の再生箇所から再び再生を開始するものである。さらに、本実施形態では、このリジューム再生時に再生リストの復元も行い、一曲のリジューム再生のみでなく、再生リストに基づくリスト再生自体をリジュームすることが可能になっている。
このようなリジューム機能における再生リストの復元のため、本実施形態のコンテンツ再生装置1においては、先ず、上述した再生リストの生成処理の際に、分類選択情報として、選択操作がなされた分類カテゴリの選択経路に関する情報が制御部2の不揮発性メモリ等に格納されるようになっている。
図4には、制御部2のCPUにより実行される再生リスト生成処理のフローチャートを、図6には、この再生リスト生成処理中に記憶装置に書き込まれる選択経路情報の一例であるデータチャートを示す。
この再生リスト生成処理は、例えば、図2の通常再生画面においてリスト表示ボタン51が操作された場合に開始され、例えば楽曲再生処理などの他の処理と並列的に実行される処理である。この処理が開始されると、先ず、ステップS1で、一旦、コンテンツ再生リストの表示を行って、次に、ユーザによる選択操作を入力する処理を実行する(ステップS2)。また、ステップS3の分岐処理により、再生データ(再生トラック)が選択されて確定されるまで、このステップS2の選択操作の入力処理が繰り返される。
ユーザは、この選択操作の入力処理により、上述したように、例えば、「TOP」ボタンを操作して図3のトップ階層画面J1に移行したり、選択リスト枠55の項目選択、或いは「ALL」ボタン56の操作により、様々な再生リストを生成することが出来る。また、選択ミスをしたときには「UP」ボタン57により一つ前の階層画面に戻ることも出来る。
さらに、ステップS2の選択操作の入力処理中、選択操作がなされた分類カテゴリの経路に関する情報を記憶装置(例えば制御部2の不揮発性メモリ)21に書き込んでいく。
選択経路情報は、例えば、図6に示すように、各分類カテゴリの項目を表わすデータ(「01」〜「04」)が選択操作がなされた順番に並べられたデータである。この並び順により分類カテゴリの選択順序が表わされている。例えば、図6の選択経路情報では、トップ階層からジャンル選択階層、アーティスト選択階層と選択が進められてトラック選択階層に移行したことが示されている。なお、途中で「UP」ボタン57が操作されて選択階層が一つ前に戻された場合には、この戻された部分のデータは選択経路情報から削除すると良い。また、「TOP」ボタン56が操作されて、トップ階層から分類選択がやり直された場合には、それまでの選択経路のデータは選択経路情報から削除して、最初から選択経路情報を生成するようにすると良い。
そして、ステップS2の選択操作で再生トラックの選択がなされるか「ALL」ボタンが操作されるかして再生データが確定したら、ステップS4に移行して、生成された再生リストに基づいてリスト再生を開始させて、この再生リスト生成処理を終了する。
以上のような処理により、再生リストの生成時に、その分類カテゴリの選択経路を示す選択経路情報が不揮発性メモリ等に保存されることとなる。
図5には、制御部のCPUにより実行される再生中データ更新処理のフローチャートを、図7には、再生中データ更新処理中に記憶装置に書き込まれる中断時情報のデータチャートを示す。
本実施形態のコンテンツ再生装置1では、リジューム再生を行うために、制御部2の不揮発性メモリ等に、リジューム再生の開始点を表わす中断時情報を保存し、電源オフ中もこの中断時情報が維持されるようになっている。但し、電源オフの操作や記憶デバイス8の切断後に、中断時情報を取得するのは難しいため、図5の再生中データ更新処理により、再生処理中の必要なタイミングで中断時情報のデータを取得して、その都度、中断時情報を更新していくように構成されている。
中断時情報は、図7に示すように、中断時に再生中だった音声データファイルのファイルパスを表わすリジュームパスと、中断時における再生時点を表わす再生時点データとから構成されるものである。このうちリジュームパスは、リジューム再生を行うために使用されるだけでなく、再生リストを復元する際にも使用されるものである(詳細は後述する)。
図5の再生中データ更新処理は、通常再生や再生リストに基づくリスト再生が開始された場合に並列的に開始・実行される処理である。この再生中データ更新処理が開始されると、先ず、ステップS11で記憶デバイス8の切断或いは電源オフの操作が成されていないか確認され、YESであればこの処理を終了するが、Noであれば再生処理中の音声データファイル(コンテンツファイル)に変更がないか、或いは、短い所定時間(例えば0.5秒など)が経過していないか判別し(ステップS12)、YesであればステップS13に移行し、NoであればステップS11に戻る。
ステップS13では、記憶装置21(例えば制御部2の不揮発性メモリ)に格納されている中断時情報を更新するため、再生処理中の音声データファイルに変更があればそのファイルパスのデータにより中断時情報のリジュームパスのデータを書き換える。また、上記の短い所定時間が経過されていれば、再生処理中の音声データファイルの再生時点を表わすデータにより中断時情報の再生時点データを書き換える。そして、再び、ステップS11に戻って該ステップからの処理を繰り返す。
このような処理により、再生リストの復元とリジューム再生に必要な中断時情報が、電源オフされり記憶デバイス8が切断された後も制御部2の不揮発性メモリに保存されることとなる。
次に、リジューム再生が行われる電源投入時の処理について説明する。
図8には、電源投入時に制御部2のCPUにより実行される電源投入時処理のフローチャートを示す。
図8には、電源投入時に制御部2のCPUにより実行される電源投入時処理のフローチャートを示す。
電源がオフからオンに切り換えられると、先ず、制御部2のCPUは、記憶デバイス8が接続されているか確認を行い、接続されていれば続くステップS22に移行するが、接続されていなければこの処理を繰り返す。そして、記憶デバイス8が接続されていてステップS22に移行したら、記憶装置21(例えば制御部2の不揮発性メモリ)からリジュームデータの中断時情報を読み出す。
そして、リジュームデータの有無の確認(ステップS23)と、中断時情報に示されたリジュームパスに基づき中断時に再生していた音声データファイル(コンテンツデータ)が存在するか確認を行い(ステップS24)、リジュームデータが無かったり音声データファイルがなかった場合には、通常再生を行うためにステップS25に移行するが、両方とも有る場合には、リジューム再生を行うためにステップS27に移行する。
リジューム再生を行わないと判別されてステップS25に移行した場合には、該ステップで通常再生の処理を開始させ、次に、ステップS26で記憶デバイス8中の全てのコンテンツデータについてその付属情報を読み出し、これによりコンテンツデータの検索用データベースを構築して、この電源投入時処理を終了する。この検索用データベースは、再生リストの生成処理等で、音声データファイルの分類選択により該条件に合致する音声データファイルを抽出する際などに、処理の高速化を図るために使用されるものである。
一方、リジューム再生を行うためにステップS27に移行した場合には、先ず、該ステップにおいて、中断時情報のリジュームパスおよび再生時点データに基づき、このリジュームパスの音声データファイルについて再生時点データの時点から再生処理を開始させる。これにより、先ず、中断時に再生していた一曲についてのリジューム再生が実現される。
次いで、ステップS28において、記憶デバイス8内の全てのコンテンツデータについてその付属情報を読み出して、これによりコンテンツデータの検索用データベースを構築する。さらに、再生リストを復元するために、順に、再生中の音声データファイルの付属情報を取得し(ステップS29)、記憶装置21から分類選択情報を読み出す(ステップS30)。
そして、続くステップS31において、これら再生中の音声データファイルの付属情報と分類選択情報とに基づいて再生リストを再構築する。再構築の方法は、先ず、分類選択情報に基づいてどのような選択経路でカテゴリ分類の選択が行われたかを特定し、且つ、再生中の音声データファイルの付属情報の内容から、選択操作されたカテゴリ分類(例えばジャンルやアーチスト)において実際に選択された分類内容(例えばロックやアーチスト名1など)を特定する。すなわち、リジュームパスに示された音声データファイルは、再生リストを生成する分類選択の過程で抽出されたものであるため、この選択内容に合致する分類内容を有しているはずである。それゆえ、リジューム再生により現在再生中の音声データファイルの付属情報に記された分類内容を確認することで、ユーザにより選択されたカテゴリ分類において何の分類内容が選択されたか特定することが出来る。例えば、分類選択情報にカテゴリ分類の項目としてジャンル選択が示されており、現在再生中の音声データファイルの付属情報に「ロック」の分類内容が記されている場合には、再生リストの生成時に、ジャンル分類で「ロック」が選択されたことを特定できる。
上記のような選択操作がなされたカテゴリ分類の項目と実際に選択された分類内容の特定がなされたら、次に、外部メディア8に格納された全てのコンテンツデータに対して、これら特定したカテゴリ分類の選択順で特定した分類内容の選択を行っていくことで、リジューム再生前に生成されていたものと同様の再生リストが生成される。
なお、リジューム再生が行われる前、例えば電源オフの際に、記憶デバイス8内のコンテンツデータの書き換えが行われて、以前の再生リストに登録されていた音声データファイルが削除されたり、以前、再生リストを生成した際には無かった音声データファイルで、再生リストの選択条件に合致する音声データファイルが新たに追加される場合がありえる。このような場合には、以前の再生リストに含まれていた楽曲が復元した再生リストから削除されていたり、復元した再生リストに新たな楽曲が追加されているなど、再生リストの内容が若干変更される。しかしながら、このような変更は、既に存在しない音声データファイルの楽曲が再生リストから削除されるものであったり、再生リストを生成したときの選択条件に合致する楽曲が新たに再生リストに追加されるものであるため、ユーザにとって好ましい再生リストとなる。
そして、このように再生リストを復元したら、ステップS32において、続く再生処理が再生リストの順序に従って行われるようにリスト再生開始の登録を行って、この電源投入処理を終了する。このステップS32の処理により、再生リストに基づくリスト再生のリジューム機能が実現される。
なお、図8の処理では、電源オフから電源オンにされた場合に、再生リストのリジューム再生が行われることを示しているが、同様に、電源オンのまま記憶デバイス8が一旦抜かれ、再び接続された場合にも、ステップS22〜ステップS32の処理が同様に行われ、再生リストのリジューム機能が実現されるようになっている。
以上のように、この実施形態のコンテンツ再生装置1によれば、記憶デバイス8に格納された音声データファイルについて分類選択により再生リストを生成することが出来るとともに、この再生リストに基づくリスト再生中に再生が中断され、その後、再び動作が開始された場合に、この再生リストを復元して、再生リストにおけるリジューム再生を実現することが出来る。
また、再生リストを復元するために、不揮発性メモリに記憶させておくデータが、選択経路情報(図6)と中断時情報(図7)だけで済むため、再生リスト復元のために確保しなければならない記憶容量を非常に小さくできるという効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、コンテンツデータとして音声データを対象としているが、例えば映像コンテンツを含むようにしても良い。また、付加情報としてID3タグを例示しているが、付加情報の形式はどのようなものであっても良い。例えば、付加情報がコンテンツデータファイルに含まれる形式としても良いし、付加情報がコンテンツデータファイルと別のデータファイルに格納され、且つ、このデータファイルがコンテンツデータファイルに対応づけられている形式としても良い。
また、上記実施形態では、リジューム再生が行われる条件として、電源オフから電源オンされたとき、或いは、記憶デバイスが抜かれた後に再び接続されたときを例示しているが、その他、リジュームボタン等を用意して、何らかの条件で再生が停止された後、リジュームボタンを押すことでリジューム再生が行われるようにするなど、種々の条件でリジューム再生が行われるようにしても良い。また、上記のようなリジューム再生の条件で、再生リストの復元のみを行い、リジューム再生は行わないようにしても良い。そして、実際の再生は、楽曲の選択操作や再生ボタンの操作が行われるのを待って実行するようにしても良い。このような構成により、電源のオン・オフ等を行うたびに、同様の再生リストを作成しなおす手間が省けるという効果が得られる。
また、上記実施形態では、選択経路情報の最良パターンとして、選択操作がなされたカテゴリ分類の項目データとその順番のみが示された情報を示しているが、選択された分類内容のデータも選択経路情報に含めるようにしても良い。この場合、再生リスト復元のために確保しなければならないデータ容量が幾分増えるものの、再生リストの全曲分の情報を記憶させる場合と比較すれば、非常に少ないデータ容量で対応することが出来るという効果が得られる。
また、上記実施形態では、外部接続される記憶デバイス8にコンテンツデータが格納されるパターンを示したが、例えば、光ディスクにコンテンツデータを格納してディスクドライブ3によりコンテンツデータを読み出すようにしたり、ハードディスクなどの大容量の記憶装置を内蔵させ、この記憶装置にコンテンツデータを格納するようにしても良い。このような形態であっても、同様に再生リストの生成やリスト再生、そのリジューム再生を行うことが出来る。
また、上記実施形態では、コンテンツ再生装置1として車載用の再生装置を示しているが、室内設置型や携帯型のものなどオーディオ装置全般やコンテンツ再生装置の全般に本発明を適用することが出来る。その他、ディスクドライブの有無、操作部がタッチパネルである点、カテゴリ分類の種類など、実施形態で詳細に示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 コンテンツ再生装置
2 制御部
3 ディスドライブ
4 出力部
5 表示部
6 操作部
7 USB端子
8 記憶デバイス
2 制御部
3 ディスドライブ
4 出力部
5 表示部
6 操作部
7 USB端子
8 記憶デバイス
Claims (7)
- 音声又は映像のコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置であって、
ユーザの操作指令を入力する操作入力手段と、
複数のコンテンツデータを再生順に示した再生リストを前記操作入力手段の操作入力に基づき生成する再生リスト生成手段と、
前記再生リストに従ってコンテンツデータの再生を行う再生制御手段と、
コンテンツデータの再生が中断されてその後動作が再開された場合に中断時の再生時点から再び再生を開始させるリジューム再生手段と、
を備え、
前記コンテンツデータにはコンテンツの分類内容を示した付属情報が付加され、
前記再生リスト生成手段は、前記操作入力手段を介してコンテンツの分類内容が1個又は複数選択されることで、前記付属情報に基づきこの選択に合致した1個又は複数のコンテンツデータがリスト登録されるように再生リストを生成し、
前記リジューム再生手段は、前記再生リストの生成時におけるコンテンツの分類選択に関する情報が示される分類選択情報、および、再生中断時に再生していたコンテンツデータおよび再生時点を表わす中断時情報を記憶し、前記分類選択情報および前記中断時情報に基づき前記再生リストを復元して中断時の再生時点から再生を開始することを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 前記付属情報には複数の分類カテゴリにおける分類内容が示され、
前記再生リスト生成手段は、前記複数の分類カテゴリのうち任意の分類カテゴリの内容が階層的に選択操作されていくことで、前記再生リストに登録されるコンテンツデータが絞られていくように構成され、
前記分類選択情報は、前記分類内容が階層的に選択操作されていく際の分類カテゴリの選択経路を示す情報であり、
前記リジューム再生手段は、前記分類選択情報に示された選択経路で該当する分類カテゴリの内容を選択していくことで前記再生リストを復元することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。 - 前記分類カテゴリには、ジャンル、アルバム名、アーティスト名が含まれることを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
- 前記分類選択情報には、選択操作が行われた分類カテゴリを示す情報と、その選択操作が行われた順序を示す情報が含まれる一方、選択操作がなされた分類カテゴリにおける選択内容を表わす情報が含まれず、
前記リジューム再生手段は、前記分類選択情報に含まれる分類カテゴリを示す情報と、中断時に再生していたコンテンツデータの付属情報とに基づき、選択操作がなされた分類カテゴリにおける選択内容の情報を抽出し、この選択内容の情報に基づき前記再生リストを復元することを特徴とする請求項2又は3に記載のコンテンツ再生装置。 - 複数のコンテンツデータが格納された記憶装置を接続する接続手段を備え、
前記再生リスト生成手段、前記再生制御手段、および、前記リジューム再生手段は、前記記憶装置内の複数のコンテンツデータに対して再生リストの生成、コンテンツデータの再生、および、リジューム再生を行うことが可能であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のコンテンツ再生装置。 - 前記リジューム再生手段は、電源がオフからオンに変わったとき、或いは、前記記憶装置の接続が切断された後に再度接続されたときにリジューム再生を行うことを特徴とする請求項5記載のコンテンツ再生装置。
- 音声又は映像のコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置であって、
ユーザの操作指令を入力する操作入力手段と、
複数のコンテンツデータを再生順に示した再生リストを前記操作入力手段の操作入力に基づき生成する再生リスト生成手段と、
前記再生リストに従ってコンテンツデータの再生を行う再生制御手段と、
コンテンツデータの再生が中断されてその後動作が再開された場合に前記再生リストを復元する再生リスト復元手段と、
を備え、
前記コンテンツデータにはコンテンツの分類内容を示した付属情報が付加され、
前記再生リスト生成手段は、前記操作入力手段を介してコンテンツの分類内容が1個又は複数選択されることで、前記付属情報に基づきこの選択に合致した1個又は複数のコンテンツデータがリスト登録されるように再生リストを生成し、
前記再生リスト復元手段は、前記再生リストの生成時におけるコンテンツの分類選択に関する情報を示す分類選択情報、および、再生中断時に再生していたコンテンツデータおよび再生時点を表わす中断時情報を記憶し、前記分類選択情報および前記中断時情報に基づき前記再生リストを復元することを特徴とするコンテンツ再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007018918A JP2008186512A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | コンテンツ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=39729442
Family Applications (1)
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JP2007018918A Pending JP2008186512A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | コンテンツ再生装置 |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250916A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Fujitsu Ten Ltd | 電子機器 |
JP2012169005A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Alpine Electronics Inc | オーディオ装置、ビデオ装置およびコンピュータプログラム |
JP2014513364A (ja) * | 2011-05-06 | 2014-05-29 | ネオウィズ インターネット コーポレーション | コンテンツ利用方法、コンテンツ利用装置、モバイル端末機、及び記録媒体 |
JP2019120898A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-22 | アルパイン株式会社 | オーディオ装置 |
-
2007
- 2007-01-30 JP JP2007018918A patent/JP2008186512A/ja active Pending
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