JP4928286B2 - 印刷装置およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、印刷すべき画像データを印刷完了するまでに要する残り印刷時間を算出可能な印刷装置およびその制御方法に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等のデジタル機器といった画像入力機器の進歩に伴い、入力された画像データをプリント出力するための様々な方式を採用したプリンタが開発されている。その一例として、昇華型熱転写方式プリンタがある。昇華型熱転写方式プリンタには、樹脂でコーティングされた専用の用紙を印刷用紙として使用し、主走査方向に配列された複数個の発熱体(サーマルヘッド)を選択的に駆動し用紙を副走査方向に搬送することで印刷用紙上にドットライン状の印画を行う。
現在普及している一般的なインクジェット方式のプリンタにおいては、液滴を飛ばすか否かの2値選択のみによって、小さな液滴を用紙へ着弾させて誤差拡散等の手法によりみかけの解像度と階調性を得る。一方、昇華型熱転写方式のプリンタの場合には、一つの画素において制御可能な熱の値を容易に変更できるため、一つの画素に対する階調性を多く取る事が可能である。また、サーマルヘッドの性能や用紙材料の品質の向上により、プリントした画像の仕上がり品位においても、銀塩写真に見劣りしない画質を得る事が可能となりつつある。
そこで、このようなプリンタと、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影機器を直接的に接続するプリンタが登場している。また、撮影機器からの画像データを無線通信によってプリンタに転送することで、情報処理装置を介することなくプリント出力するプリントシステムも登場している。
ここで、デジタルカメラとプリンタを直接接続したカメラダイレクトプリントシステムについて、具体的に説明する。
デジタルカメラで撮影された画像データは、カメラ内の記録媒体に保存される。この画像データをプリンタでプリント出力するために、使用者はカメラとプリンタを専用のケーブルで直接的に接続する。次に、カメラ内の記録媒体に保存されている画像データがカメラのディスプレイに表示され、使用者はプリントしたい画像を選択する。この時、画像データを選択するためにカメラの有する操作部材を使用する。プリント対象となる画像データが選択できたら、使用者がカメラの操作部材に割り付けられたプリント指示キーを押下することにより、選択された画像データがプリンタに転送される。プリンタでは、受け取った画像データに対してプリント可能な形式となるようにデータ処理を施した後、用紙上にプリント出力を行う。
このようにカメラダイレクトプリントシステムにおいては、使用者がカメラの操作部材を操作するだけで、撮影画像の高画質プリントを可能とし、操作性に非常に優れており、大変便利である(特許文献1)。
また、LCD等の画面が搭載されているプリンタでは、画像データの入力手段としてメモリカード等の記録媒体を直接、プリンタ内蔵の機器に挿入して画像データを読み取ることが可能な機器が登場している。プリンタ側の操作部材を操作し、画面を見ながらプリント出力対象となる画像データを選択することで、画像をプリントすることが可能である。
特開2004−015234号公報
従来のカメラダイレクトプリントシステムにおいては、デジタルカメラで撮影・保存された画像データを印刷する場合に、選択した画像の印刷が終了するまでにかかる残り印刷時間をユーザに通知することができなかった。
例えば、予め1枚の平均印刷時間を記録しておき、この平均印刷時間と残りの印刷枚数を乗算して、印刷終了までの残り時間を算出し表示させることで残り印刷時間をユーザに通知することも可能である。しかし、昇華型プリンタでは、印刷中にサーマルヘッドの温度が上昇しすぎると、ヘッドの機能が損なわれてしまう。そのため、通常の昇華型プリンタでは、サーマルヘッドの温度やプリンタ装置内の温度である構内温度がある一定の値を超えたら一度印刷を停止し、ヘッドの温度が下がってから印刷を再開するという温度ウエイト処理が行われている。
上記のような残り印刷時間の算出方法では、温度ウェイト処理による印刷の一時停止時間を考慮していないため、正確な残り時間の算出をすることはできない。
このような構成では、使用者は印刷終了までの正確な残り時間を知ることができず、使い勝手が悪い。
また、時計やタイマーをもっていないプリンタでは、印刷時間を測ることはできず、印刷途中で印刷終了までに要する時間をユーザに通知することができない。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、プリンタ構内やサーマルヘッドの温度の情報を用いて残り印画時間を算出することにより、残り印刷時間を算出するプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の印刷装置は以下の構成を備える。
印刷すべき画像データに基づいて、印刷用紙上に画像を印刷する印刷手段と、
前記印刷手段のプリントヘッドのヘッド温度、および、印刷装置内の構内温度を測定する温度測定手段と、
所定の印刷枚数を印刷する場合の印刷開始から印刷完了までのヘッド温度および構内温度と印刷時間の関係を示す温度特性情報であって、印刷枚数と印刷開始時のヘッド温度および構内温度に応じて複数設けられている温度特性情報の中から、前記印刷手段による画像の印刷開始前に前記温度測定手段により測定したヘッド温度および構内温度と、印刷すべき画像データの印刷枚数とに応じた温度特性情報を取得する特性取得手段を有し、
前記特性取得手段により取得した温度特性情報と、前記印刷手段による画像の印刷中に前記温度測定手段で測定したヘッド温度および構内温度に応じて、前記印刷手段で印刷すべき画像データを印刷完了するまでに要する残り印刷時間を算出する算出手段とを有する。
以上説明したように、本発明によれば、印刷時に、ヘッド温度、または印刷装置内の温度を計測して、測定した温度に応じて残り印刷時間を算出するため、時計やタイマーを持たない印刷装置においても、印刷時間を算出することが可能となる。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1に、本実施形態におけるカメラダイレクトプリントシステムの構成を示す。
本実施形態においては、デジタルカメラ1で撮影した画像及び撮影後にメモリカードにJPEG圧縮されて保存された画像ファイルを、USBケーブル2を介してプリンタ3に送信する。プリンタ3では受信した画像を必要に応じて伸張、リサイズ、画像処理をった後、プリントデータを作成して、印刷用紙上にプリント出力する。
6はデジタルカメラの背面に設けられたユーザインターフェースの例で、4はデジタルカメラ1に備えられた操作部材であり、ユーザはこれを用いてプリント対象画像の選択や、プリント枚数、レイアウト、用紙サイズ等の設定を行う。また、液晶画面5によって、その操作内容、設定内容を確認することができる。
図2は、デジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。
図中、21はデジタルカメラ1のシステム制御や演算処理を司るCPUである。20は不図示のレンズを通して結像された画像を電気信号に変換するためのCCDである。22はCCD20で撮像された電気信号を処理して画像データを生成する画像処理部である。画像処理部22において、撮像された電気信号に対する色補間処理、ガンマ変換処理やリサイズ、圧縮処理等の各種画像処理が行われ画像データが生成される。23はデジタルカメラ1のシステム制御用プログラム等が格納されているFlashROMである。CPU21は、FlashROM23に記憶されているプログラムを読み出して、読み出したプログラムに基づき各部の制御および処理を行う。24は電気信号や画像データを一時的に保存したり、データ処理の処理作業に用いるSDRAMである。25は、画像処理部22で作成された画像データを記録するメモリカードであり、デジタルカメラ1に着脱可能な記憶媒体である。このメモリカード25にはデジタルカメラ1で撮影された複数の画像データが記録されている。26はメモリカード25へのデータの書き込みや読み出しを行うメモリコントローラである。27はデジタルカメラ1で撮像した画像や操作メニュー等を表示するLCD表示部であり、図1の液晶画面5と同様のものである。28は、画像データやメニュー表示用データをLCD27に表示可能なデータに変換し、LCD27に表示させるLCD制御部である。29は通信制御部であり、デジタルカメラ1に接続されるプリンタやPC等の外部機器との通信を制御する。30は図1の操作部材4のような操作部であり、ユーザによる選択や指示の入力が行われる。
図3は、プリンタ3の構成を示すブロック図である。
34はプリンタ3のシステム制御や演算処理を司るCPUである。35はデジタルカメラから送られてきた画像データ、または、記憶媒体から読み出した画像データの画像処理を行う画像処理部である。画像処理部35においては、画像データに対する解凍処理、印刷用紙に応じたリサイズ処理、画像補正処理等の各種画像処理が行われ、画像処理が施された画像データに基づいて印画用の印刷データが生成される。39はプリンタ3のシステム制御用プログラムを格納するFlash ROMであり、CPU34はFlash ROM39からプログラムを読み込んで、読み込んだプログラムに基づいて各部の制御を行う。また、このFlash ROM39には、温度特性情報が記憶されており、CPU34は、Flash ROM39から温度特性情報を読み出し、読み出した温度特性情報に基づいて、残り印刷時間を算出する。40は画像データを一時的に保存したり、データ処理の作業用に用いるSDRAMである。41は画像データが記憶されている記録媒体でありプリンタ3に着脱可能な構成となっている。42はプリンタに装着された記憶媒体41からの画像データの読み出しやデータの書き込みを行うメモリコントローラである。36は通信制御部であり、プリンタ3に接続されたデジタルカメラとの通信を制御する。37は操作部であり、ユーザによる指示入力が行われる。43は記憶媒体に記憶されている画像や、プリンタの操作メニューを表示するLCDで、LCD制御部44がLCD43への表示のための制御を行っている。33はサーマルヘッド制御部、32はサーマルヘッドであり、画像処理部で生成された印刷データをサーマルヘッド制御部で電気信号に変換しサーマルヘッドに出力し、サーマルヘッドは電気信号を熱エネルギーに変換して印刷用紙に印刷を行う。38はサーマルヘッドの温度を計測するヘッド温度センサ、31はプリンタ構内の環境温度を測定する環境温度センサである。
本実施例では、ヘッド温度、環境温度を随時測定し、測定したヘッド温度、環境温度により、残りの印刷にかかる時間を随時算出していくプリンタについて説明する。時計やタイマーをもっていないプリンタでは、印刷時間を測ることはできず、印刷途中で印刷完了までに要する時間をユーザに通知することができない。そのため、本実施例では、ヘッド温度、環境温度から印刷時間を推定して残りの印刷時間を算出している。
図4は、ユーザからの印刷指示が入力されてから印刷終了までのプリンタの処理を示すフローチャートである。これらの処理は図3のCPU34がFlash ROM39からシステム制御用プログラム読み出し、読み出したプログラムに基づいて図3の各部の制御を行い、処理が実行される。
まず、ユーザは、プリンタ3のLCD43の表示を見ながら操作部37を操作して、記憶媒体41に記録されている複数の画像データの中から印刷する画像を選択する。次に印刷対象画像の印刷用紙サイズ、画像補正、印刷レイアウト、印刷枚数等の印刷条件を設定し、操作部37によりの印刷の開始の指示を行う。プリンタ3の操作部37から印刷開始指示が入力されると、CPU34が印刷開始指示の入力を検出して、印刷処理が開始される(A1)。
印刷開始指示が入力されると、印刷対象画像をを記憶媒体41から読み出し、画像処理部35において設定された印刷条件に応じてリサイズ、画像補正等の画像処理を行い、印刷データを生成する(A5)。また、印刷データの生成(A5)と並行して、A2からA4の始点温度の測定及び温度特性情報の取得処理を行う。A2では、CPU34が、プリンタ3に挿入されている印刷用紙カセットから用紙情報を取得し印刷用紙の判別を行う。この用紙情報はメカスイッチによって取得した用紙判別のための情報でもよいし、カセットに設けられたメモリから読み取った用紙情報でもよい。また、この印刷用紙の判別は、用紙カセットから取得した用紙情報に基づいて行わずに、プリンタ3にセットされた印刷用紙を検知して判別してもよいし、ユーザにより設定された印刷条件の印刷用紙サイズの設定によって判別してもよい。A3で、プリンタ3の構内温度、ヘッド温度を環境温度センサ31、ヘッド温度センサ38により計測し、印刷動作を開始する前の時点の始点温度を計測する。A4では、A2で判別した印刷用紙サイズとA3で計測した始点温度の結果に応じた温度特性情報をCPU34がFlash ROM39から読み出して取得する。この温度特性情報の例を図5、図6、図7に示す。この温度特性情報は、図5、図6、図7のような構内温度、ヘッド温度、印刷用紙サイズに対応したヒストグラムを読み出しを行う(A5)(実装の方法によっては生成してもかまわない)。ヒストグラムは、温度上昇特性を正確に算出するために、用紙サイズ毎に、また印画開始時の始点温度毎に作成されているのが望ましい。次に、構内(環境)温度ならびにヘッド温度の計測を行い、現在の各温度情報を計測、始点温度の判別を行う。ヒストグラムの詳細については後述する。
印刷が開始されると(A6)、ヘッド温度センサ38、環境温度センサ31により、現在のヘッド温度、構内温度を計測する(A7)。温度特性ヒストグラムから印刷要求枚数の印刷が終了するまでの残り時間の算出を行い(A8)、LCD43に残り時間を表示して、ユーザに通知する(A9)。表示は、図8のように残り枚数、残り時間の2種の情報の表示を行う。
また、残り時間の算出とともに、A7で測定した結果を用いてウエイト処理が必要であるかの判断を行う(A10)。A7で測定したヘッド温度が60℃を超えた場合には、温度ウェイト処理を行い(A11)印画動作の一時停止を行う。その後、ヘッド温度センサ38、環境温度センサ31により、構内温度、ヘッド温度の計測(A12)、対応ヒストグラムの読み出し(または、生成)(A13)を再度行う。そして、よりそのときの条件に近いヒストグラムを取得して、再びA7〜A9で残り印刷時間の算出、表示を行う。ウエイト処理が発生し、印刷停止、再開したときの表示の例を図9に示す。ウエイト処理が発生した場合は、その旨を通知する表示を行い、この表示を行っている間(ウエイト処理を行っている間)、または、印刷を再開する直前にA7、A8の処理を行い、残り印刷時間を再び算出する。そして、ウエイト処理を行っている間、または、印刷を再開した後に、再計算した残り印刷時間を表示させる。
また、印刷中にヘッド温度が60℃未満の場合は、そのまま印画を続け、用紙の残量判定処理へ進む。用紙残量判定では、用紙の残量が印画終了まで足りるか否かの判定を行い(A14)、残量が足りない場合は(No判定)カセット交換表示(A15)を行い、その後A2〜A13の処理を再度行う。また、残量が充分だった場合(Yes判定)は、印刷終了判定(A16)に進む。印刷終了判定では、要求した印画枚数に達していない場合(No判定)は、A7に戻り処理A7〜A14を実行、達した場合(Yes判定)は、印画終了処理A17が行われ、不図示のデジタルカメラ側のUI表示によりユーザに印刷終了のメッセージを表示する。印刷中、印刷が終了するまでA7〜A16の処理を繰り返し行うことにより、時計やタイマーをもっていない印刷装置においても、印刷終了までに要する時間を随時算出することが可能となる。そのため、印画終了までにかかる残り印刷時間の変化をリアルタイムにユーザに提供することが可能となる。
また、上記処理は、デジタルカメラ側ではなく、プリンタ側の記憶媒体41に画像データが記録されていた場合にも同様に行われる。図3に示す構成から成るダイレクトプリントシステムにおいて、プリンタ内の記憶媒体には、撮像された複数の画像データが、それぞれJPEGファイルとして格納されているとする。この場合、ユーザは、プリンタ側の操作部37において、不図示の印画指示ボタン等によって印刷を所望する画像を選択し、各種の印刷条件を設定し、プリント動作の開始を指示する。その後、処理A1〜A17が順次実行される。
図5に、構内温度とヘッド温度の上昇特性を記述したヒストグラムの一例を示す。このようなヒストグラムが温度特性情報としてFlash ROM39に記録されている。
縦軸に温度(B1)、横軸に印刷にかかる時間(B2)をとり、B6が構内温度、B7がヘッド温度の温度上昇特性を表している。B3はウェイト温度で、ここでは60℃となっている。ヘッドによる印刷動作開始前の測定開始時の構内温度、ヘッド温度がそれぞれB4、B5である。印刷枚数に達した時(B11)の構内温度、ヘッド温度がそれぞれB12、B13で終点温度となる。また、印刷枚数分の印刷が完了するまでにかかる時間がB14のT1(sec)となる。
CPU34は図4のA4で、印刷枚数、始点温度に応じた、温度特性ヒストグラムを取得する。そして、A7で、ヘッド温度センサ38、環境温度センサ31により、測定した測定温度が、それぞれ、B9、B10であったとする。このとき、既にT2(sec)印刷が完了しているので、指定された印刷枚数を印刷完了するまでにかかる残りの印刷時間(B8)は、T1−T2(sec)となる。このようにしてCPU34が算出した残り印刷時間を、A9でLCDに表示させる。
これらのヒストグラムは、ヘッド温度や構内温度と印刷時間の関係が示されている。例えば、図5のB11は印刷枚数5枚の温度及び印刷時間、B14は印刷枚数2枚の温度及び印刷時間を示す、といったように、印刷時間に対応した温度の変位が記録されている。また、これらのヒストグラムは、例えば、5枚、10枚、15枚など、印刷枚数(B8)毎に作成されていることが望ましい。
ヘッド温度は、濃度が濃い画像を印画した場合など、印画する階調値によっては短時間に過渡的に変化することがある。そのため、構内温度の測定も行い、ヒストグラムの補正を行う。また、用紙サイズによって温度特性が異なる場合は、正確に残り時間を算出する為、図6のように、印刷用紙サイズ毎(例えばL判、PostCardサイズ、Cardサイズなど)のヒストグラムを温度特性情報としてFlash ROM39に記録しておくとよい。
また、始点温度によって温度特性が異なる場合は、正確に残り時間を算出する為、図7のように始点温度毎(例えば、25℃、35℃、45℃毎など)ヒストグラムを温度特性情報としてFlash ROM39に記録しておくとよい。
(他の実施例)
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。例えば、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、スキャナ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複合機など)に適用してもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等が考えられる。また、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
本発明に係るカメラダイレクトプリントシステムの構成を示す図 本実施形態におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図 本実施形態におけるサーマルプリンタの構成を示すブロック図 本実施形態におけるプリンタ側の処理を示すフローチャート 構内温度とヘッド温度の上昇特性を記述したヒストグラムの一実施例 カードサイズごとに作成されたヒストグラムの一実施例 始点温度ごとに作成されたヒストグラムの一実施例 残り時間枚数のUI表示の一例 ウェイトが入った場合のUI表示の一例
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 ケーブル
3 プリンタ
4 操作部材
5 液晶画面
20 CCD
21 CPU
22 画像処理部
23 Flash ROM
24 SDRAM
25 記憶媒体
26 メモリコントローラ
27 LCD
28 LCD制御部
29 通信制御部
30 操作部
31 環境温度センサ
32 サーマルヘッド
33 サーマルヘッド制御部
34 CPU
35 画像処理部
36 通信制御部
37 操作部
38 ヘッド温度センサ
39 FlashROM
40 SDRAM
41 記憶媒体
42 メモリコントローラ
43 LCD
44 LCD制御部

Claims (10)

  1. 印刷すべき画像データに基づいて、印刷用紙上に画像を印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段のプリントヘッドのヘッド温度、および、印刷装置内の構内温度を測定する温度測定手段と、
    所定の印刷枚数を印刷する場合の印刷開始から印刷完了までのヘッド温度および構内温度と印刷時間の関係を示す温度特性情報であって、印刷枚数と印刷開始時のヘッド温度および構内温度に応じて複数設けられている温度特性情報の中から、前記印刷手段による画像の印刷開始前に前記温度測定手段により測定したヘッド温度および構内温度と、印刷すべき画像データの印刷枚数とに応じた温度特性情報を取得する特性取得手段を有し、
    前記特性取得手段により取得した温度特性情報と、前記印刷手段による画像の印刷中に前記温度測定手段で測定したヘッド温度および構内温度に応じて、前記印刷手段で印刷すべき画像データを印刷完了するまでに要する残り印刷時間を算出する算出手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記算出手段は、印刷枚数に応じて決定される印刷開始から印刷完了までに要する印刷時間と、前記特性取得手段により取得した温度特性情報と前記温度測定手段で測定した温度とに応じて決定される既に印刷が完了した時間とから、残り印刷時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 画像を印刷する印刷用紙に関する情報を取得する用紙情報取得手段を有し、
    前記特性取得手段は、前記用紙情報取得手段で取得した情報に応じた温度特性情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記算出手段により算出した印刷時間を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 印刷すべき画像データに基づいて、プリントヘッドにより印刷用紙上に画像を印刷する印刷装置の制御方法であって、
    温度測定手段により、プリントヘッドのヘッド温度、および、印刷装置内の構内温度を測定する温度測定工程と、
    所定の印刷枚数を印刷する場合の印刷開始から印刷完了までのヘッド温度および構内温度と印刷時間の関係を示す温度特性情報であって、印刷枚数と印刷開始時のヘッド温度および構内温度に応じて複数設けられている温度特性情報の中から、画像の印刷開始前に前記温度測定工程で測定したヘッド温度および構内温度と、印刷すべき画像データの印刷枚数とに応じた温度特性情報を取得する特性取得工程と、
    前記特性取得工程で取得した温度特性情報と、画像の印刷中に前記温度測定工程で測定したヘッド温度および構内温度に応じて、印刷すべき画像データを印刷完了するまでに要する残り印刷時間を随時算出する算出工程とを有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  6. 前記算出工程では、印刷枚数に応じて決定される印刷開始から印刷完了までに要する印刷時間と、前記特性取得工程で取得した温度特性情報と前記温度測定工程で測定した温度とに応じて決定される既に印刷が完了した時間とから、残り印刷時間を算出することを特徴とする請求項に記載の印刷装置の制御方法。
  7. さらに、画像を印刷する印刷用紙に関する情報を取得する用紙情報取得工程を有し、
    前記特性取得工程では、前記用紙情報取得工程で取得した情報に応じた温度特性情報を取得することを特徴とする請求項に記載の印刷装置の制御方法。
  8. 前記算出工程で算出した印刷時間を表示手段に表示させる表示制御工程を有することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  9. 請求項に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体。
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