JP4355731B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来より例えば、ビデオカメラとしては、画像を印刷出力することが可能なプリンタ(ビデオプリンタ等)を接続可能なものがある。このようなビデオカメラでは、被写体を撮影して取得した映像(複数フレームからなる動画)から任意のフレーム画像を切り出し、これを静止画として直接プリンタに対して出力するように構成されている。
一方、静止画を主に扱うディジタルカメラは、一般的に多くの画素数を有する撮像素子を備えており、その機能としては、当該撮像素子で得られる静止画を記録媒体に記録する際に、そのときの画像サイズを選択可能な機能や、画像圧縮率を変えて画質を選択可能な機能等が挙げられる。このようなディジタルカメラで得られた画像をプリンタで印刷出力する場合、通常では例えば、ディジタルカメラ内の画像をパーソナルコンピュータ(パソコン)に一旦転送し、その後、当該パソコンから、当該パソコンに接続されたプリンタに転送する。
特開2000−50194号公報
しかしながら、上述したようなビデオカメラやディジタルカメラ等の従来の画像処理装置では、次のような問題点があった。
例えば、従来のビデオカメラでは、被写体の撮影により取得した動画から任意のフレーム画像を切り出し、これを静止画としてプリンタに対して出力することで、プリンタでの印刷が可能となるが、このとき、プリンタで印刷する画像(フレーム画像)を動画の中から探し出す作業は非常に面倒な作業である。また、プリンタで印刷する画像についても、通常撮影により得られた動画の中のフレーム画像(静止画)であるため、例えば、静止画専用のディジタルカメラ等で得られる静止画と比較して、その画質が劣る。
したがって、従来のビデオカメラで得られた画像をプリンタで印刷出力する場合、非常に面倒な作業が必要であると共に、その印刷結果として、良好な画質のものを得ることはできなかった。
一方、従来のディジタルカメラでは、パソコン等の端末装置を介してプリンタでの印刷が可能であるが、単にプリンタに対して、印刷対象の画像を転送するだけでは、所望のサイズ、且つ所望の画質での印刷結果は得られない。
したがって、プリンタで所望の印刷結果を得るためには、例えば、端末装置(パソコン等)での表示画面上、又はプリンタに設けられた操作部により、元の画像のサイズ及び解像度と共に、印刷結果として所望する画像サイズ(印刷出力する用紙サイズ)及び印刷解像度(DPIの指定の解像度)等を設定する必要がある。また、場合によっては、印刷出力する用紙の種類や、印刷時の色バランス、或いは輪郭補正の度合い等のような、種々の設定が必要となる。
すなわち、従来では、ディジタルカメラで得られた画像をプリンタで印刷する場合、その印刷結果として、所望するものを得るためには、非常に面倒な設定操作が必要であった。
そこで、上記の問題点を解決する方法の1つとして、例えば、画像印刷用のアプリケーションソフトウェアやプリンタドライバに対して、ユーザから選択された印刷目的に対応した印刷に関する設定を自動的に行なうような構成を設けることが考えられる。これにより、印刷に関する設定操作を簡易化することができる。
しかしながら、上記の構成では、ユーザは、どのような印刷結果を得たいのか(印刷目的)を選択することはできるが、実際に撮影時に当該印刷目的に適した撮影が行なわれていない場合、所望する印刷結果は得られない。すなわち、上記の構成は、印刷対象とする画像データを印刷用に加工する際の処理を簡易化しているにすぎない。
例えば、撮影時の画像サイズが印刷サイズに比べて小さすぎる場合、印刷時には拡大印刷する必要があるが、非常に画質が荒れた状態の印刷結果が得られることになる。このように場合には、撮影時から大きめの画像サイズでの撮影を行なう必要ある。しかしながら、どのぐらいの画像サイズで撮影するのが適切かどうかは、一般的なユーザには非常にわかりにくい。
また、例えば、名刺上に顔写真を印刷する場合、顔写真部分の画像の印刷サイズ1.2cm角程度で良いが、顔写真の撮影の際、カメラ側において、どのくらいの画素で、また、どのくらいの圧縮率で撮影すれば適切な顔写真が得られるかどうかに関しては、一般的なユーザにはわかりにくい。通常、できるだけ良好な画質での撮影を行なった方が安心であるので、例えば、300万画素/最高画質での設定により撮影を行なうことが多い。また、例えば、1人の顔写真を撮影し、1回のみの印刷である場合は問題ないが、複数人の顔写真を撮影して印刷する場合、画像サイズが大きすぎることにより多くの処理時間が必要となり、さらに、画像用の記録媒体の容量が不足することにより記録媒体を頻繁に交換する必要がある。
そこで、本発明は、上記の欠点を除去するために成されたもので、印刷目的で撮影する際の操作性向上と適正画質の提供を図ることを目的とする。
そこで、本発明の撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段により得られた画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、伝送路を介してプリンタと接続可能であり、前記記録媒体に記録された画像信号を、前記伝送路を介して前記プリンタに出力すると共に、前記伝送路を介して前記プリンタの印刷動作に係る属性情報を取得する通信手段と、前記通信手段により取得された属性情報に基づいて前記撮像手段を制御して、前記記録媒体に記録される画像信号の画像サイズを変更する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷目的で撮影する際の操作性向上と適正画質の提供を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明は、例えば、図1に示すような撮像装置100に適用される。

本実施の形態の撮像装置100は、動画及び静止画の撮影動作、当該撮影動作により取得した画像データの記録媒体133又は200への記録、及びプリンタ300の接続が可能な装置であり、特に、次のような機能(1)〜(4)を有する。
(1)プリンタ300の接続を検出すると、自動的に静止画撮影モードで動作する。
(2)プリンタ300に関する情報(プリンタ情報)に基づいて、撮像素子114の信号読出範囲を設定する。
(3)プリンタ300のプリンタ情報に基づいて、撮影動作により取得した画像の圧縮率を設定する。
(4)プリンタ300から、プリンタ300のプリンタ情報(印刷動作に関する情報等)を取得し、当該プリンタ情報に基づいて、撮影動作又は処理動作を制御することで取得した画像データを記録媒体133又は200に記録する。
以下、本実施の形態の撮像装置100の構成及び動作について具体的に説明する。
<撮像装置100の構成>
上記図1に示す撮像装置100において、まず、110は、撮影レンズであり、撮像素子114に対して被写体光を導く。
112は、絞りやシャッター等を含む露光量制御部材であり、撮影レンズ110を介した被写体光が、この露光量制御部材112を介して撮像素子114に対して入射する。
114は、撮影レンズ110及び露光量制御部材112を介した被写体光(光学像)を電気信号に変換して出力する撮像素子である。
116は、撮像素子114の出力信号(アナログ)をディジタル化して出力するA/D変換器である。
118は、撮像素子114、A/D変換器116、D/A変換器126に対して、クロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路122及びシステム制御回路150により制御される。
120は、画像処理回路であり、A/D変換器116の出力データ(ディジタル画像データ)、或いはメモリ制御回路122からのデータに対して、所定の画素補間処理や色変換処理等の画像処理を施す。また、画像処理回路120は、A/D変換器116の出力データ(ディジタル画像データ)に基づいて、露光量制御や測距制御のための演算処理等をも実行する。
122は、データフロー制御回路であり、A/D変換器116、タイミング発生回路118、画像処理回路120、画像表示メモリ124、D/A変換器126、メモリ130、及び圧縮/伸長回路132等の間でのデータの入出力を制御する。このようなデータフロー制御回路122により、例えば、撮影記録動作時には、A/D変換器116の出力データが画像処理回路120及びデータフロー制御回路122を介して、或いはA/D変換器116の出力データが直接データフロー制御回路122を介して、画像表示メモリ124或いはメモリ130に書き込まれる。
124は画像表示メモリであり、126はD/A変換器である。画像表示メモリ124に書き込まれた表示用の画像データは、データフロー制御回路122により、D/A変換器126を介して画像表示部128に対して出力される。
128は、TFT LCD等を用いた画像表示部であり、D/A変換器126からの画像データを表示する。この画像表示部128により、撮影動作により取得した画像データを逐次表示するように構成すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
130は、撮影動作により取得した静止画像データや動画像データを格納するメモリであり、所定枚数の静止画像データや所定時間の動画像データを処理するために一時的に格納するのに十分な記憶容量を有する。このようなメモリ130は、システム制御回路150の作業領域等としても使用することが可能である。
132は、画像データを圧縮或いは伸長する圧縮/伸長回路であり、メモリ130に格納された画像データを読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を実行し、当該処理後の画像データを再びメモリ130に書き込む。
133は、テープ状記録媒体やディスク状記録媒体等の第1の記録媒体である。この第1の記録媒体133に対しては、テープの走行やテープドラムの回転等を制御する制御駆動手段(不図示)、或いはディスク回転やヘッドに位置等を制御する制御駆動手段(不図示)による適切な制御により、画像データの記録或いは再生が行われる。
131は、記録媒体133に対して画像データを記録するための処理を実行する処理回路であり、例えば、記録媒体133がビデオテープの場合、記録対象の画像データを、ディジタルビデオのフォーマット形式に対応するデータに変換し、必要に応じて、所定の情報を付加する。
140は、絞りやシャッター等を含む露光量制御部材112を制御する露光制御部である。
142は、撮影レンズ110のフォーカシングを制御する測距制御部であり、144は、撮影レンズ110のズーミングを制御するズーム制御部である。
露光制御部140及び測距制御部142は、TTL方式を用いて制御される。例えば、ステム制御回路150は、撮影動作により取得した画像データを画像処理回路120で演算処理した結果に基づいて、露光制御部140及び測距制御部142を制御する。
150は、撮像装置100全体の動作制御を司るシステム制御回路であり、152は、システム制御回路150での動作制御用の定数、変数、及び処理プログラム等を記憶するFLASH ROM等を用いたメモリである。
154は、文字や画像、或いは音声等を用いて、撮像装置100の動作状態やメッセージ等をユーザに対して提示する液晶表示部やスピーカ等を含む表示部であり、システム制御回路150での処理プログラムの実行により機能する。このような表示部154は、撮像装置100本体の操作部170等の近辺の、ユーザが視認し易い位置に単数或いは複数個所設置される。また、表示部154としては、例えば、LCDやLED、或いは発音素子等の組み合わせにより構成するようにしてもよい。
156は、各種調整値等の情報を記憶する、電気的に消去及び記録が可能なEEPROM等の不揮発性メモリである。
160、162、164、及び170はそれぞれ、システム制御回路150に対して各種の動作指示を入力するための、モードダイヤル、トリガースイッチ、及び操作部である。これらのモードダイヤル160、トリガースイッチ162,164、及び操作部170は、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、或いは音声認識機能等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
具体的には例えば、モードダイアルスイッチ160は、電源オフ、撮影記録モード、再生モード、消去モード、PC(パーソナルコンピュータ)の接続モード、及びプリンタやキーボード等のアクセサリの接続モード等の各種機能モードを切り替え設定することが可能である。
トリガースイッチ162は、静止画の撮影用のトリガースイッチであり、トリガースイッチ164は、動画の撮影用のトリガースイッチである。
操作部170は、各種ボタンやタッチパネル等からなり、例えば、ズームスイッチ、メニューボタン、セットボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、及び露出補正ボタン等を含んでいる。
180は、電源制御部であり、DC−DCコンバータや、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等を含んでおり、電池検知部187を介して、電源186(電池)の装着の有無、電源186の種類、及び電池残量の検出を行い、当該検出結果及びシステム制御回路150からの指示に基づいて、DC−DCコンバータを制御することで、必要な電圧を必要な期間、記録媒体133,200を含む各構成部(ブロック)へ供給する。
182及び184は、電池検知部187と電源186を接続するためのコネクタである。
186は、電源であり、次のような種々の電源を適用可能である。
・アルカリマンガン電池等の充電できない一時電池。
・リチウムイオン電池等の充電可能な二次電池。
・AC電源をDC電源に変換して撮像装置100本体に直流電源として供給するAC−DCアダプター。
187は、電池検知部であり、電源186の接続を検知すると共に、その種類を判別する。具体的には例えば、電池検知部187は、次のような機能を有する。
・電源186の形状を機械的に判別する。
・電源186が、所定量の電流を流した時と流さない時の電圧差により、電源186の内部抵抗を測定し、当該測定結果により、電源186の種類や消耗度を判別する。
・電源186自体に通信手段が設けられている場合、当該通信手段を介して、電源186の種類や消耗度等を判別する。
190は、メモリカード等の記録媒体200とのインタフェースであり、192は、記録媒体200と接続を行うためのコネクタである。
198は、コネクタ192に対して記録媒体200が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。
199は、コネクタ192に対して装着された記録媒体200の誤消去防止爪の状態を検知する誤消去防止爪検知部である。
101は、USB通信制御部であり、具体的には、スレーブとしてのインタフェース(IF)部である。
102は、USB通信制御部であり、具体的には、ホストとしてのインタフェース(IF)部である。
103は、USBスレーブ端子であり、具体的には、通信制御部101により撮像装置100を他のUSBホスト機器とケーブル(不図示)で通信可能なように接続するためのコネクタある。
104は、USBホスト端子であり、具体的には、通信制御部101により撮像装置100を他のUSBスレーブ機器とケーブル(不図示)で通信可能なように接続するためのコネクタある。
200は、メモリカード等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等を含む記録部202と、撮像装置100とのインタフェース204と、撮像装置100との接続のためのコネクタ206とを備えている。
300は、コネクタ103又は104を介して撮像装置100と通信することで、撮像装置100で得られた画像の印刷出力するプリンタである。
<撮像装置100の動作>
ここでは、撮像装置100における通常の画像記録動作の一例について説明する。
例えば、ユーザは、撮像装置100のモードダイヤル160を操作することで、撮像装置100をカメラモード(動画撮影モード及び静止画撮影モードを含む撮影モード)に設定する。
撮像装置100がカメラモードに設定されると、システム制御回路150は、以下に説明するような動画像記録のための動作制御を実行する。
データフロー制御部122は、撮像素子114により得られた画像データ(動画像データ)をA/D変換器116を介して取得し、これをD/A変換器126を介して画像表示部128へ供給する。
画像表示部128は、データフロー制御部122により供給された動画像データに係る動画像を表示する。
ユーザは、この状態で動画撮影トリガースイッチ164を操作することで、動画像データの記録開始を指示する。
この指示に従って、撮像素子114から出力された動画像データは、A/D変換器116、画像処理回路120、及びデータフロー制御部122を介してメモリ130に記憶される。
圧縮/伸長回路132は、メモリ130に記憶された動画像データに対して、当該動画像データに適した所定の符号化処理(MPEG等の符号化処理)を施すことで、その情報量を圧縮して出力する。
データフロー制御部122は、圧縮/伸長回路132の出力データ(符号化後の動画像データ)を記録処理回路131へ供給する。
記録処理回路131は、データフロー制御部122からの符号化後の動画像データに対して、同期及びIDデータ等の付加処理や、エラー訂正符号化やディジタル変調処理等を施すことで、当該動画像データを記録媒体133へ記録するのに適した形態のデータに変換し、当該変換後のデータを記録媒体133に記録する。
上述のようにして動画像の記録が行なわれる。そして、動画像記録中に、再びユーザが動画撮影トリガースイッチ164を操作すると、システム制御回路150は、当該動画像記録動作を停止させる。
また、動画像記録動作が停止している状態で、ユーザが静止画撮影トリガースイッチ162を操作すると、システム制御回路150は、以下に説明するような静止画像記録のための動作制御を実行する。
データフロー制御部122は、A/D変換器116から出力される動画像データ(複数フレームの画像データからなる動画像データ)中から、静止画撮影トリガースイッチ162の操作タイミングに対応した1フレームの画像データを抽出し、これをメモリ130に記憶する。
圧縮/伸長回路132は、メモリ130に記憶された1フレームの画像データ(静止画像データ)に対して、これに適した符号化処理(例えば、JPEGやJPEG2000等の処理)を施し、当該処理後の画像データ(符号化後の1フレームの画像データ)を再びメモリ130に記憶する。
メモリI/F190は、メモリ130に記憶された符号化後の1フレームの画像データを読み出し、これを静止画像データとして、コネクタ192、及びメモリカード200内のコネクタ206及びI/F204を介して記録部202に記録する。
上述のようにして、動画像記録動作が停止している状態で静止画撮影トリガースイッチ162が操作された場合には静止画像の記録が行なわれるが、動画像記録動作が続行している状態で静止画撮影トリガースイッチ162が操作された場合、システム制御回路150は、データフロー制御部122を制御することで、動画像記録動作を続行しながら、静止画撮影トリガースイッチ162に対応した1フレームの画像データを、A/D変換器116から出力される動画像データ中から抽出してメモリ130に記憶する。
その後、メモリ130に記憶された1フレームの画像データは、上述した静止画記録動作と同様にして処理され、メモリカード200に記憶される。
<撮像装置100の特徴とする動作>
本実施の形態の撮像装置100は、撮影動作により取得した画像データを、撮像装置100本体に接続されたプリンタ300で印刷処理する場合の動作に特徴がある。
図2は、この場合の撮像装置100の動作をフローチャートにより示したものである。
ステップS401:プリンタ接続検知
システム制御回路150は、撮像装置100本体にプリンタ300が接続されているか否か(プリントモードであるか否か)を判別する。
具体的には例えば、プリンタ300はコネクタ103又は104を介して撮像装置100本体に接続されている。システム制御回路150は、通信制御部101又は102を介してプリンタ300と通信を行い、この結果、プリンタ300側から所定の応答があった場合に、撮像装置100本体にプリンタ300が接続されている、と判別する。
このような判別の結果、プリンタ300が接続されている場合にはステップS403からのプリンタモード撮影シーケンスへ進み、プリンタ300が接続されていない場合にはステップS402の通常撮影シーケンスへ進む。
尚、プリンタ300の接続検知方法については、上述したような方法に限られることはなく、例えば、機械的なスイッチ手段等で検知する方法等のような、様々な任意の方法が適用可能である。
ステップS402:
ステップS401の判別の結果、プリントモード(印刷モード)でない場合、システム制御回路150は、通常の撮影動作を行うための各種設定(通常カメラ設定)を行う。
すなわち、システム制御回路150は、この場合は印刷が目的ではないことを認識し、動画撮影或いは静止画撮影のためにユーザからモードダイヤル160により選択されたモード等に従った設定処理を行う。具体的には例えば、モードダイヤル160により静止画撮影のためのモードが選択された場合、さらに操作部170により所定の画像サイズや圧縮率等が設定されるが、システム制御回路150は、これらのユーザ設定に基づいた動作を実施するためのカメラ設定を行う。
その後、後述するステップSS409へ進み、ステップS409〜ステップS412の一連の撮影動作が実施されることになる。
ステップS403:プリンタモード撮影シーケンス
ステップS401の判別の結果、プリントモード(印刷モード)である場合、システム制御回路150は、通信制御部101又は102を介して、プリンタ300からプリンタ300の属性(プリンタ属性)を取得する。
ここでのプリンタ属性は、プリンタ300において、印刷可能な用紙サイズ(A4、はがきサイズ、名刺サイズ等)、印刷可能な用紙の質(普通紙、写真専用光沢紙、再生紙等)、印刷レイアウトとしてINDEXプリント(1枚の用紙上に複数の画像を印刷すること)が可能であるか否か、及び縁無し/縁有りの印刷が可能であるか否か等を示す属性を含む。
ステップS404:プリント方法の指定
システム制御回路150は、ステップS403で取得したプリンタ属性に基づいて、ユーザが選択すべき項目に関してプリント方法の指定を行う。
例えば、プリンタ300が、次のような機能を有するものとする。
・印刷可能な用紙サイズは「はがきサイズ」のみである。
・印刷可能な用紙の質は「写真専用光沢紙」のみである。
・印刷レイアウトとしてINDEXプリントが可能であり、この場合、1枚の用紙上に出力する画像枚数を、1画像、2画像、4画像の3つのパターンの中から選択が可能である。
・「縁有り印刷」のみ可能である。
この場合、システム制御回路150は、INDEXプリント時の1枚当りの画像数を選択するようユーザに促す。
例えば、システム制御回路150は、画像表示部128や表示部154に対して、操作部170の操作により選択可能な項目を表示する。これにより、ユーザは、画像表示部128や表示部154に表示された選択項目の中から所望する項目を選択設定することができる。
ここでは説明のため、ユーザから次のような設定がなされたものとする。
用紙の種類:写真専用光沢紙
用紙サイズ:はがきサイズ
印刷レイアウト:2分割
縁有り
ステップS405:
システム制御回路150は、ステップS404によるプリント方法の設定に基づいて、実際に印刷すべき画像のサイズ、縦横比、画質(圧縮率)、及び圧縮方式の切り換えを行うために、先ず、撮像素子114からの信号読出に関する設定を行う。
ステップS406:圧縮方式の切り換え
システム制御回路150は、圧縮方式の設定を行う。
例えば、撮像装置100において、動画撮影モードが設定されており、動画圧縮方式としてMPEG2方式が採用されていた場合は、システム制御回路150は、圧縮方式をMotionJPEG方式に切り換える。
具体的には、まず、MPEG2方式は元々動画用の圧縮方式であるため、動画中の1フレームを抽出し、当該フレーム画像を圧縮した場合、その画質の品位は高いものでない。また、画面の縦横比(アスペクト比)に関しても、テレビジョンモニタで再生するのが前提であることにより2:3等で固定されているが、印刷出力する用紙サイズや、印刷時の縦横比が2:3等とは限らないため、本実施の形態で述べているような印刷目的には適さない。
そこで、システム制御回路150は、用紙サイズや縦横比の設定の自由度が高い静止画用の圧縮方式であるJPEG方式や、連続静止画としてのMotionJPEG方式、或いはMPEG4方式やJPEG2000等のような、適切な圧縮方式に切り換える。
上述のような切り換え対象となる圧縮方式としては、さらに自由度の高い圧縮方式を用いるようにしてもよい。
JPEG方式や、MotionJPEG方式、或いはJPEG2000等に切り換えた場合、MPEG2方式での同じフレームレート(秒間60コマ)では、撮影の単位時間当りのデータ量が増えすぎてシステムで処理しきれなくなるため、フレームレートを落とすようにしてもよい。また、完全に静止画撮影モードとして、シャッターボタン等のトリガースイッチ162,164の操作の瞬間のみの画像データを記録し、その他の部分に関しては、画像表示部128に対して簡易動画像を表示するようにすれば、処理すべき画像データ量を削減できる。このような構成は、撮像装置100において、メモリ容量、CPU、信号処理回路の処理能力、及び電源容量の余裕度等に基づき適用可能である。
ステップS407:アスペクト指定
システム制御回路150は、圧縮前(符号化前)の画像サイズ及びアスペクト比を設定する。
具体的には、まず、ここでは一例として、ステップS404において、はがきサイズの用紙に対して、2画面分割のサイズで画像を印刷出力するプリント方法が設定されている。したがって、はがきサイズを14.8cm×10.0cmとした場合、画像全体のアスペクト比は148:100となるので、システム制御回路150は、撮像素子114から取り込める最大の画像が2048×1536画素分あるとすると、実際に圧縮して保存する画像は1024×768画素で十分であるとして、撮像素子114から1024×768画素分のみをメモリ130上に読み出し、アスペクト比を調整するために、当該読出画像から目的とするアスペクト比の画像を切り出し、これを圧縮するような動作制御を実行する。
このとき、撮像素子114(CCD)の種類や、撮像素子114の制御方法によっては、撮像素子114からの画素の読出範囲がある程度設定できる場合がある。この場合、システム制御回路150は、ステップS405において、大まかに撮像素子114からの読出範囲を設定しておく。これにより、メモリ130には、撮像素子114の全体画素に対して、ある範囲の画素を切り出した画像が一時保存されることになる。
尚、撮像素子114からの読出範囲が、例えば、ラージサイズとノーマルサイズの2種類程度しか選択できない場合、メモリ130に画像が保持された段階では、未だ印刷の目的に適したサイズ及びアスペクトではないことが多い。このような場合、ステップS407において、システム制御回路150は、実際に圧縮すべき画像のサイズ及びアスペクトを、より詳細に指定(設定)する。これにより、メモリ130からは、該当する適切なサイズ及びアスペクトの画像が読み出されることになる。
ステップS408:画質/圧縮率の指定
システム制御回路150は、画像の圧縮率を設定する。
具体的には、まず、ここでは一例として、ステップS404において、印刷出力する用紙が写真用光沢紙であり、これの2画面分割のサイズで画像を印刷出力するプリント方法が設定されている。したがって、システム制御回路150は、通常画質の圧縮率で圧縮を行うような設定を行う。このとき、例えば、別のプリンタが撮像装置100に接続され、プリンタ300の場合と比較して、さらに大きなサイズの用紙、例えば、A4サイズの用紙全体に1つの画像を印刷するように設定された場合、システム制御回路150は、高画質の圧縮率で圧縮を行うような設定を行う。
上述のようにして、プリント方法の指定に基づき、実際に印刷すべき画像の圧縮方式の切り換え、サイズ、縦横比、及び画質(圧縮率)が設定される。
その後のステップS409以降は、実際の撮影シーケンスとなる。
ステップS409:
システム制御回路150は、動画撮影トリガースイッチ164がユーザから操作されるのを待つ。すなわち、ユーザが動画撮影トリガースイッチ164を操作したタイミング(シャッターボタンの押下のタイミング)を撮影トリガーとして、次のステップS410へ移行する。
ステップS410:
システム制御回路150は、ステップS405による撮像素子114の読出範囲の設定に基づいて、撮像素子114からメモリ130に対して、撮影動作により取得した画像データを転送させ保持させる。
ステップS411:
システム制御回路150は、メモリ130内の画像データを圧縮/伸張回路132へ転送させる。これにより、圧縮/伸張回路132は、当該画像データに対して、ステップS406〜S408での設定(圧縮範囲、アスペクト、及び圧縮率の設定)に基づいた画像圧縮処理を施す。
ステップS412:
システム制御回路150は、圧縮/伸張回路132での処理後の画像データを記録媒体200の記録部202に記録する。
記録部202への画像データの記録方法に関しては、例えば、ディジタルカメラの所定の仕様(DCFディジタルカメラフォーマット)に従ってファイル化して記録する方法を適用可能である。この場合、印刷情報が、ディジタルカメラの所定の仕様(DPOF等)に準じて保存される。ここでの印刷情報としては、複数毎の画像を記録部202に記録する場合、それぞれの画像データのファイルに対して、印刷するか否か、印刷する場合には何枚印刷するか等を示す情報が挙げられる。
ステップS413:
システム制御回路150は、ステップS401と同様にして、プリントモードであるか否かを判別する。
この判別の結果、プリントモードである場合にはステップS414へ進み、プリントモードでない場合にはステップS402へと進む。
ステップS414:
ステップS413の判別の結果、プリントモードの場合、システム制御回路150は、記録媒体200の記録部202へ一旦記録した画像データを再度、圧縮/伸張回路132に対して読み出す。
ステップS415:
圧縮/伸張回路132は、システム制御回路150により与えられた画像データ、すなわち圧縮状態にある画像データを伸張し、これをメモリ130に一時的に保持する。
ステップS416:
システム制御回路150は、メモリ130に保持された画像データを、通信制御部101又は102を介してプリンタ300に対して転送する。
これにより、プリンタ300では、当該画像データの印刷処理が実行される。具体的には、プリンタ300には印刷対象の画像データが転送されるが、この画像データに対しては、ステップS412において印刷情報(DPOF、印刷時の用紙に対する画像位置や印刷枚数等の情報)が付加されている。したがって、プリンタ300は、当該印刷情報に基づいて、用紙上の適切な位置に必要な枚数の画像の印刷出力を行う。
ステップS417:
システム制御回路150は、通信制御部101又は102を介してプリンタ300と通信することで、プリンタ300での印刷処理が終了したか否かを判別し、印刷終了となった場合に、本処理の一連のシーケンスを終了する。
尚、上述したような本実施の形態の撮像装置100において、次のような構成(1)〜(5)とするようにしてもよい。
構成例(1):
撮像装置100において、プリンタ300で印刷処理する際の印刷サイズや紙質等の各種設定の組み合わせは、本実施の形態で述べた設定内容に限られるものではない。
例えば、撮影装置100の構成や、プリンタ300での印刷目的等によっては、上記の設定内容が適切なものでない場合がある。したがって、撮像装置100における印刷処理に関する各種設定の組み合わせは、撮像装置100の構成や、撮像装置100を含むシステム構成等に応じて十分に検討し、最適な設定を行うことが好ましい。但し、この場合においても、ユーザは、印刷目的を指定するだけでよい。例えば、同じ用紙サイズであっても印刷目的によって異なる圧縮率や画像処理パラメータを設定したテーブルを用意し、ユーザにより指定された撮影目的に従い圧縮率などを自動的に選択し、当該選択設定に基づいた撮影動作を行う。
構成例(2):
本実施の形態では、撮像装置100において、プリントモードであるか否かの判断を、プリンタ300が接続された状態であるか否かの判別結果により行うように構成したが、例えば、モードダイヤル160や操作部170等により、ユーザが任意にプリントモードを設定可能なように構成してもよい。これにより、プリンタ300が撮像装置100に接続された状態でなくても、プリントモードを任意に設定できる。
例えば、プリンタ300が撮像装置100に接続されていない状態で、ユーザからプリントモードを設定された場合、撮像装置100において、上記図2に示したステップS403〜S412の処理を実行することで、記録媒体200に一旦画像データを記録して取り敢えず本処理終了し、その後にプリンタ300が接続されたときに、ステップSS414〜S417の処理を実行すればよい。このような場合においても、上述したように印刷情報(印刷情報ファイル(DPOF))は記録媒体200に記録されているため、撮像装置100は、当該印刷情報を読み出し、これに基づき印刷対象の画像を設定枚数分プリンタ300で印刷処理すればよい。これにより、例えば、プリンタ300が撮影の邪魔になる場合であっても、簡単な操作で印刷に適した設定及び撮影が可能となる。
構成例(3):
本実施の形態では、撮影動作により得られた画像の印刷を一度終了しないと、次の撮影は行えないシーケンスとなっているが、例えば、印刷処理に時間がかかる場合等、その印刷中に、次の撮影開始指示を受け付けるように構成してもよい。この場合、撮影開始指示により、印刷を中断するようにしてもよいが、電源186の容量の余裕や、CPUの処理能力に余裕がある場合、印刷処理を実行しながら、撮影動作を行うようにしてもよい。これにより、ユーザは、撮影のチャンスを逃すことなく、所望する撮影を行うことができる。
構成例(4):
本実施の形態では、撮影動作により取得した画像データを圧縮した後に一旦記録媒体200へ記録し、その後再び記録媒体200から画像データ(圧縮状態の画像データ)を読み出し、当該画像データを伸張して印刷処理するように構成したが、例えば、記録媒体200へ記録する前で、且つ圧縮処理する前に、印刷処理を行うようにしてもよい。これにより、記録媒体200が撮像装置100に接続されていない場合、或いは記録媒体200は撮像装置100に接続されているが空き容量が不足している場合であっても、印刷処理が可能となる。また、印刷処理終了後に、記録媒体200へ記録するようにしてもよい。これにより、ユーザが印刷結果を見て、それが所望するものであった場合のみに記録媒体200に記録することができるため、記録媒体200を有効に使用(記録容量の節約等)することができる。
構成例(5):
本発明の目的は、本実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成することとなる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
また、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行することにより、本実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
以上説明したように本実施の形態によれば、印刷目的で撮影する際の操作性向上と適正画質の提供を図ることが可能になる。具体的には例えば、次のような効果(1)〜(6)が得られる。
(1)動画撮影及び静止画撮影が可能であり、また、動画情報及び静止画情報の記録が可能であり、さらに、プリンタ(印刷手段)の接続が可能な撮像装置に対して本発明を適用した場合、撮像装置は、プリンタが接続されると(印刷モードとなると)、自動的に静止画撮影モードで動作する。このような構成により、印刷を目的とする撮影の場合には、ユーザは、プリンタを接続するだけで、動画撮影モードではなく静止画撮影モードでの撮影を行うことができる。このため、従来のように、誤って動画モードの状態で撮影を行ってしまい、その後に印刷するために必要なシーンを動画から探し出す手間が生じる、ということはない。
(2)静止画撮影モードでの撮影動作において、静止画用の圧縮処理を実行するように構成した場合、従来のように、動画用の圧縮処理が実行されたことにより、これを印刷すると満足できる高画質が得られない、という失敗を避けることできる。
(3)プリンタ(印刷手段)に関する情報に基づいて、記録媒体への記録処理や、印刷手段での印刷処理のための設定を行うように構成した場合、自動的に適切な設定がなされるため、ユーザは、印刷や撮影に関して詳細な知識が無くても、印刷時の用紙の質や画像サイズに対して最適な撮影(適切な画像サイズや圧縮率等の設定に基づいた撮影動作)を行うことができる。したがって、ユーザは、わずらわしい設定に悩むことなく撮影に集中でき、適切な画質の印刷結果を得ることができる。
(4)プリンタ(印刷手段)に関する情報(印刷目的に応じた印刷条件等)に基づいて、撮像素子から取り込む画像サイズを制御(変更制御等)するように構成した場合、印刷目的等に応じて、撮像素子から取り込む最適な画像サイズが自動的に設定されるので、無駄なデータ処理を省くことができ、全体的に処理時間の削減が可能となる。また、ユーザにとっても、各種設定を行う必要がないため、操作性の向上と共に、撮影チャンスの増加を期待できる。
(5)プリンタ(印刷手段)に関する情報(印刷目的に応じた印刷条件等)に基づいて、圧縮率を制御(変更制御等)するように構成した場合、印刷を目的とする時の撮影動作による画像情報の圧縮後のデータ量が、自動的に適切に設定されるので、無駄なデータ処理を省くことができ、全体的に処理時間の削減が可能となる。また、ユーザにとっても、各種設定を行う必要がないため、操作性の向上と共に、撮影チャンスの増加を期待できる。
(6)プリンタ(印刷手段)に関する情報(印刷目的に応じた印刷条件等)に基づいて、一旦保持した画像情報のうち、圧縮すべき画像の範囲や、その縦横比(アスペクト比)を制御(変更制御等)するように構成した場合、印刷時の画像サイズや縦横比に最適な画像サイズや縦横比が、自動的に適切に設定されるので、無駄なデータ処理を省くことができ、全体的に処理時間の削減が可能となる。また、ユーザにとっても、各種設定を行う必要がないため、操作性の向上と共に、撮影チャンスの増加を期待できる。例えば、画像の印刷時に用紙の縦横比に当該画像をあわせるためのトリミング指定が不要となる。さらに、メモリカード等の記録媒体への無駄なデータの記録が無くなるので、記録媒体を有効に使用することができる。例えば、記録可能なメモリカード枚数が増大し、ユーザが余計にメモリカードを用意しなくても良い。これは、ユーザのメモリカードの管理やメモリカードを購入するコスト削減の効果にもつながる。
本発明を適用した撮像装置の構成を示すブロック図である。 上記撮像装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 撮像装置
101,102 通信制御部
103,104 コネクタ
110 撮影レンズ
112 露光量制御部材
114 撮像素子
116 A/D変換器
118 タイミング制御回路
120 画像処理回路
122 データフロー制御回路
124 画像表示メモリ
126 D/A変換器
128 画像表示部
130 メモリ
132 圧縮/伸長回路
131 記録処理回路
133 記録媒体
140 露光制御部
142 測距制御部
144 ズーム制御部
150 システム制御回路
152 メモリ
154 表示部
156 不揮発性メモリ
160 モードダイアルスイッチ
162 静止画撮影トリガースイッチ
164 動画撮影トリガースイッチ
170 操作部
180 電源制御部
182,184 コネクタ
186 電源
190 インタフェース
192 コネクタ
198 記録媒体着脱検知部
199 誤消去防止爪検知部
200 記録媒体
202 記録部
204 インタフェース
206 コネクタ
300 プリンタ

Claims (4)

  1. 撮像手段と
    前記撮像手段により得られた画像信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    伝送路を介してプリンタと接続可能であり、前記記録媒体に記録された画像信号を、前記伝送路を介して前記プリンタに出力すると共に、前記伝送路を介して前記プリンタの印刷動作に係る属性情報を取得する通信手段と、
    前記通信手段により取得された属性情報に基づいて前記撮像手段を制御して、前記記録媒体に記録される画像信号の画像サイズを変更する制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像手段は、撮像素子を有し、
    前記制御手段は、前記属性情報に基づいて前記撮像素子からの画素の読み出し範囲を変更することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段は、撮像素子と、前記撮像素子から読み出された画像信号を記憶するメモリとを有し、
    前記記録手段は、前記メモリから読み出された画像信号を前記記録媒体に記録し、
    前記制御手段は、前記属性情報に基づいて前記メモリからの画像信号の読み出しを制御することにより前記画像サイズを変更することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記属性情報は、前記プリンタにおける印刷用紙サイズ、前記プリンタにおける印刷用紙の種類、前記プリンタにおける印刷レイアウトのうちの少なくとも一つの情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の撮像装置。
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