JP2008288908A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置にて撮像したときに手振れが生じて劣化した画像を含む複数の画像を表示する場合に、劣化した画像を表示しない又は補正して表示することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ50にて撮像を行う際に振れに係る情報を取得して画像データに付与しておく。電子式写真たては画像データから振れに係る情報を取得し、情報取得・判定部13にて振れ量が所定量を超えるか否かを判定する。所定量を超える場合にはこの画像データに係る画像を表示しないか、又は画像処理部12にて補正処理を行った後で液晶ディスプレイ2に表示する。更に、画像処理部12にて画像に赤目補正処理を施して表示を行ってもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置により撮像された画像を表示する画像表示装置及び画像表示方法に関する。
従来、撮像によりデジタルの画像データを取得することができる撮像装置、所謂デジタルカメラが広く普及している。デジタルカメラの普及に伴って、デジタルカメラにて撮像した画像データを読み込んで液晶ディスプレイなどに表示する画像表示装置として電子式写真たてが実用化され、普及し始めている。電子式写真たては、通常の写真たてと似た外観を有しているが、画像データが記録されたメモリカードなどの記録媒体を装着するための装着部又は通信ケーブルなどを介してデジタルカメラに接続するための接続端子等を備えており、画像データを取得して液晶ディスプレイに表示することができる。このような電子式写真たては、1つの画像を表示するのみでなく、複数の画像をスライドショー表示又は一覧表示等の種々の方法で表示することもできるため利便性が高い。
特許文献1においては、磁気ディスクから画像信号を再生するか、又は外部から画像信号を入力するかして、メモリに画像信号を記録した後、平面表示パネルに画像信号を再生して表示する電子写真表示装置が提案されている。この電子写真表示装置は、デジタルカメラ又はAV機器等からの静止画を写真たての感覚で再現することができる。
特許文献2においては、フレーム部及び液晶ディスプレイからなる写真たての本体部と、この本大部に内蔵され、多数の写真画像が記憶された画像記憶装置と、本体部の裏面に回動自在に設けられた支持用脚部と、電源ボタン及び操作ボタン等の種々の操作部とを備える画像記憶装置付き写真たてが提案されている。この画像記憶装置付き写真たては、電源ボタンを操作することにより電源部から画像記憶装置へと通電され、液晶ディスプレイに写真画像が表示される。また、操作ボタンを操作して別の写真画像を呼び出して表示させることもでき、写真画像と共に日付及びタイトル等も記録することができる。
また、従来、デジタルカメラを用いて撮像を行う場合に、撮像装置に振れ(所謂、手振れ)が生じるがことによって、撮像した画像に劣化が生じるという問題がある。この問題を解決するために、近年のデジタルカメラには手振れ補正機能を備えるものがある。例えば、ジャイロセンサなどのセンサを用いて手振れを検知し、手振れを相殺する方向へレンズ又は光学素子を移動させることにより、手振れによる劣化のない画像を取得することができる。また、センサにより撮像時に生じた手振れを検出してこの情報を記憶しておき、手振れにより劣化した画像を撮像後に画像処理によって補正することもできる(例えば、特許文献3参照)。しかし、このような手振れ補正機能を搭載することによってデジタルカメラが大型化及び高コスト化するため、全てのデジタルカメラがこの機能を搭載することができるわけではなく、一般に高級機に搭載される場合が多い。また、この機能を搭載した場合であっても、手振れの程度によっては完全に補正を行うことができない虞がある。この他にも、撮像した画像に劣化を生じさせる要因として、例えばフラッシュ点灯時の赤目の発生、及びピンぼけ等があるが、これらの要因についても手振れの場合と同様である。
実開平3−38981号公報 特開平9−308558号公報 特開平11−134481号公報
デジタルカメラにて撮像された画像は、画像データとしてメモリカードなどの記録媒体に記録される場合が多い。このとき、撮像を行った際に手振れ又は赤目等が生じていた画像に係る画像データであっても、デジタルカメラでは一括して記録媒体に記録される。よって、記録媒体には、手振れ又は赤目等により劣化が生じた画像に係る画像データと、劣化が生じていない画像に係る画像データとが混在して記録される。この記録媒体をデジタルカメラから取り出して電子式写真たてに装着し、記録媒体に記録された複数の画像データに係る画像を電子式写真たてに表示して鑑賞する場合、特にスライドショー表示により鑑賞する場合、電子式写真たては装着された記録媒体に記録された画像データに係る画像を順次的に表示するため、手振れ又は赤目等により劣化した画像が表示されるという問題がある。ユーザが予めこのような画像データを記録媒体から削除しておくことによりこの問題を回避できるが、近年では記録媒体に記録可能なデータ量が多く、1つの記録媒体に多数の画像データを記録することができるため、非常に繁雑な作業である。特許文献1に記載の電子写真表示装置及び特許文献2に記載の画像記憶装置つき写真たてについても、この問題を有している。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、撮像装置にて撮像時の撮像条件又は撮像状況に係る情報を画像データに付与しておき、画像の表示を行う際に、画像データから撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得して、この情報を基に画像データに係る画像を表示するか否かを判定する構成とすることにより、鑑賞に堪え得る画像のみを選別して表示することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、撮像時の撮像装置の振れに係る情報を画像データに付与しておき、画像の表示を行う際に、画像データから振れに係る情報を取得して、振れ量が所定量を超えていた場合にはこの画像データに係る画像を表示しない構成とすることにより、手振れにより劣化した画像を表示することがない画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、画像データから取得した振れに係る情報を基に、この画像データに係る画像を補正して表示する構成とすることにより、手振れによる劣化を補正可能な場合には、補正した画像を表示することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、撮像時の撮像装置の振れに係る情報を撮像装置にて画像データに付与しておき、画像の表示を行う際に、画像データから振れに係る情報を取得して、取得した振れに係る情報を基にこの画像データに係る画像を補正して表示する構成とすることにより、手振れにより劣化した画像を補正して表示することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、振れに係る情報を基に補正した画像に係る画像データを補正前の画像データに対応付けて記録する構成とすることにより、一度補正を行った画像を再表示する場合に、補正を再度行う事なく、補正済みの画像を読み出して表示することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、画像データに係る画像から被写体の赤目部分の検出を行って、赤目部分が検出された場合には補正して表示する構成とすることにより、赤目により劣化した画像を補正して表示することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
本発明に係る画像表示装置は、撮像装置にて撮像された一又は複数の画像に係る画像データを取得する画像取得手段と、該画像取得手段が取得した画像データに係る画像を表示する表示手段とを備える画像表示装置において、前記画像取得手段が取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得する情報取得手段と、該情報取得手段が取得した情報に応じて、前記画像を表示するか否かを判定する表示判定手段とを備え、前記表示判定手段が表示すると判定した場合に、前記画像を表示するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示装置は、前記情報取得手段が取得する情報は、画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報であり、前記表示判定手段は、画像が撮像されたときの撮像装置の振れの量が所定量を超えた場合に、前記画像を表示しないと判定するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示装置は、前記情報取得手段が取得した振れに係る情報を基に、前記画像取得手段が取得した画像データに係る画像を補正する補正手段を備え、該補正手段が補正した画像を表示するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示装置は、撮像装置にて撮像された一又は複数の画像に係る画像データを取得する画像取得手段と、該画像取得手段が取得した画像データに係る画像を表示する表示手段とを備える画像表示装置において、前記画像取得手段が取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段が取得した振れに係る情報を基に、前記画像取得手段が取得した画像データに係る画像を補正する補正手段とを備え、該補正手段が補正した画像を表示するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示装置は、前記補正手段が補正した画像に係る画像データを、補正前の画像データに対応付けて記録する記録手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示装置は、前記画像取得手段が取得した画像データに係る画像から、被写体の赤目部分を検出する検出手段と、該検出手段により赤目部分が検出された場合に、該赤目部分の補正を行う補正手段とを備え、該補正手段が補正した画像を表示するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示方法は、撮像装置が撮像した一又は複数の画像を表示する画像表示方法において、前記撮像装置にて、撮像した画像に係る画像データに、該画像を撮像したときの撮像条件又は撮像状況に係る情報を付与しておき、前記撮像装置にて撮像された画像に係る画像データを取得し、取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得し、取得した情報に応じて、前記画像を表示するか否かを判定し、表示すると判定した場合に、前記画像を表示することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示方法は、前記情報が、画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報であり、画像が撮像されたときの撮像装置の振れの量が所定量を超えた場合に、前記画像を表示しないと判定することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示方法は、前記振れに係る情報を基に、取得した画像データに係る画像を補正し、補正した画像を表示することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示方法は、撮像装置が撮像した一又は複数の画像を表示する画像表示方法において、前記撮像装置にて、撮像した画像に係る画像データに、該画像を撮像したときの撮像装置の振れに係る情報を付与しておき、前記撮像装置にて撮像された画像に係る画像データを取得し、取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報を取得し、前記振れに係る情報を基に、取得した画像データに係る画像を補正し、補正した画像を表示することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示方法は、補正した画像に係る画像データを、補正前の画像データに対応付けて記録することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示方法は、取得した画像データに係る画像から、被写体の赤目部分を検出し、赤目部分が検出された場合に、該赤目部分の補正を行い、補正した画像を表示することを特徴とする。
本発明においては、撮像装置にて撮像を行う際に撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得して、撮像した画像と共に画像データにこの情報を付与しておく。撮像条件として、例えばシャッタースピード、しぼり値、レンズのF値又はフラッシュの有無等の情報を付与することができる。また、撮像状況として、例えば撮像時の周囲の明るさ又は温度等をセンサで取得して付与する構成としてもよく、撮像装置の振れをセンサで取得して付与する構成とすることもできる。電子式写真たてのような画像表示装置にて画像データを取得して表示する際には、まず、画像データに付与された撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得する。この情報を基に画像データに係る画像が鑑賞に堪え得る画像であるか否かを推定することができる。画像表示装置は、撮像条件又は撮像状況に係る情報に応じて画像を表示するか否かを判定し、判定結果に応じた表示を行う。これにより、画質の悪い画像が表示されることを防止でき、画質が良く鑑賞に堪え得る画像のみが表示される。
また、本発明においては、撮像を行う際の撮像装置の振れに係る情報を取得して、撮像装置がこの情報を画像と共に画像データに付与しておく。振れに係る情報から、撮像された画像が手振れにより画質が悪化しているか否かを推定することができる。画像表示装置は、画像データから振れに係る情報を取得し、画像データに係る画像が撮像されたときの振れ量が所定量を超えていた場合には、この画像を表示しない。これにより、手振れによる画質の悪い画像が表示されることを防止でき、手振れの生じていないときに撮像された画像のみが表示される。
また、本発明においては、振れに係る情報を基に撮像済みの画像について画像処理により手振れ補正を行うことができる。よって、画像の表示を行う際には、画像データから振れに係る情報を取得し、振れに係る情報を基に画像の補正を行った後で表示を行う。これにより、振れによる画質の劣化が補正可能な範囲であれば、補正した画像を表示することができる。
また、本発明においては、撮像を行う際の撮像装置の振れに係る情報を取得して、撮像装置が撮像した画像と共に画像データにこの情報を付与しておく。振れに係る情報を基に撮像済みの画像について画像処理により手振れ補正を行うことができる。画像表示装置にて画像を表示する際には、画像データに付与された振れに係る情報を取得し、この情報を基に画像の補正を行った後で表示を行う。これにより、表示される画像の画質を高めることができる。
また、本発明においては、画像データに付与された振れに係る情報を基に画像の補正を行った場合には、補正した画像に係る画像データを補正前の画像データに対応付けて記録しておく。画像表示装置にてスライドショー表示を行う場合には複数の画像が順次的に繰り返し表示される。このとき、一度補正を行って表示した画像を再表示する場合には、記録しておいた補正済みの画像を表示することができるため、処理負荷が低減される。
また、本発明においては、画像表示装置が画像の表示を行う前に、画像データに係る画像から被写体の赤目部分を検出する。赤目部分の検出は、例えば画像に写された人の顔を識別する処理を行い、人の顔の目に相当する部分の色情報を調べることで行うことができる。画像に赤目部分が含まれている場合には、画像処理により赤目部分を補正し、補正後の画像を表示する。赤目補正の処理はPC(パーソナルコンピュータ)にて画像処理プログラムなどを実行することで行うことも可能であるが、画像表示装置にて自動的に赤目補正を行うことにより、ユーザの作業負荷を低減できる。
本発明による場合は、撮像装置にて撮像を行う際に撮像条件又は撮像状況に係る情報を画像データに付与しておき、画像表示装置にて画像を表示する際には、画像データから撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得し、この情報に応じて画像を表示するか否かを判定し、判定結果に応じた表示を行う構成とすることにより、画質の悪い画像が表示されることを防止できるため、画質が良く鑑賞に堪え得る画像のみを表示することができる。これにより、画質の悪い画像をユーザが予め削除しておくなどの作業を行う必要がないため、画像表示装置の利便性を高めることができると共に、ユーザが画像表示装置を利用して画質の良い画像を鑑賞することができる。
また、本発明による場合は、撮像条件又は撮像状況に係る情報として撮像を行う際の撮像装置の振れに係る情報を画像データに付与しておき、振れ量が所定量を超えていた場合にはこの画像データに係る画像を表示しない構成とすることにより、撮像を行う際に手振れが生じた画質の悪い画像が表示されることがないため、より確実に画像表示装置は鑑賞に堪え得る画像のみを表示することができる。よって、画像表示装置の利便性をより確実に高めることができる。
また、本発明による場合は、画像データから取得した振れに係る情報を基に、画像処理により画像を補正して表示する構成とすることにより、手振れによる画質の劣化が補正可能な範囲であれば、補正した画像を表示することができるため、ユーザが画像表示装置を利用してより画質の良い画像を鑑賞することができる。
また、本発明による場合は、撮像を行う際に撮像装置の振れに係る情報を撮像装置にて画像データに付与しておき、画像表示装置にて画像を表示する際には、画像データから振れに係る情報を取得し、この情報を基に画像処理により画像を補正して表示する構成とすることにより、手振れにより画質が劣化した画像であっても画像表示装置にて自動的に補正を行って表示することができるため、ユーザが画像表示装置を利用してより画質の良い画像を鑑賞することができる。
また、本発明による場合は、係る情報を基に画像の補正を行った場合には、補正した画像に係る画像データを補正前の画像データに対応付けて記録しておく構成とすることにより、一度補正を行って表示した画像を再表示する場合に、記録しておいた補正済みの画像を表示することができる。よって、画像表示装置にてスライドショー表示などを行う際に、表示する画像の切り替えを高速に且つスムーズに行うことができる。
また、本発明による場合は、画像の表示を行う前に画像データに係る画像から被写体の赤目部分を検出し、画像に赤目部分が含まれている場合には、画像処理により赤目部分を補正して表示する構成とすることにより、赤目部分の補正が自動的に行われるためユーザの作業負荷を低減することができ、画像表示装置の利便性を高めることができると共に、より美観の高い画像を表示することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。なお、本実施の形態においては、画像表示装置として電子式写真たてを例に説明を行うが、その他の画像表示装置であってもよい。図1は、本発明の実施の形態1に係る電子式写真たての外観を示す模式的斜視図である。図において1は、電子式写真たての本体部であり、略矩形の板状をなしている。本体部1の正面の略中央には、液晶ディスプレイ2による表示面が設けてあり、背面には机面又は床面等の載置面上に本体部1を若干傾けた状態で支持する支持部7が設けてある。
本体部1の一の側面には、メモリカードを装着するための装着部5と、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを接続するための接続部6とが配してある。電子式写真たては、画像データが記録されたメモリカードを装着部5に装着することによって、メモリカードから画像データを取得して液晶ディスプレイ2に表示することができ、また、USBケーブルを介してデジタルカメラに接続し、デジタルカメラから直接的に画像データを取得して液晶ディスプレイ2に表示することができる。
本体部1の他の側面には、電源スイッチ、メニュー表示ボタン、メニュー選択ボタン及び確定ボタン等の複数のボタン又はスイッチ等を有する操作部4が配してある。ユーザは操作部4を操作することにより、液晶ディスプレイ2にメニューを表示して、画像の表示方法及び表示の明るさ等の種々の設定を行うことができるようにしてある。
図2は、本発明の実施の形態1に係る電子式写真たての構成を示すブロック図である。デジタルカメラ50にて撮像した画像を電子式写真たてにて表示する場合、ユーザはデジタルカメラ50に装着されたメモリカード55を抜き取って電子式写真たての装着部5に装着する。装着部5は、装着されたメモリカード55から画像データを取得して画像処理部12へ与えるようにしてある。また、画像を表示する場合に、ユーザはUSBケーブル60を電子式写真たての接続部6及びデジタルカメラ50の接続部(図示は省略する)に接続してもよい。接続部6は、接続されたUSBケーブル60を介してデジタルカメラ50から画像データを取得して画像処理部12へ与えるようにしてある。
画像処理部12は、制御部14の制御に応じて、装着部5又は接続部6から与えられた画像データに係る画像に種々の画像処理を施すことができると共に、画像データを液晶ディスプレイ2の表示に適した信号に変換して液晶コントローラ15へ与えるようにしてある。画像処理部12が行う画像処理は、例えば画像の拡大/縮小、明るさ補正又はエッジ強調等の画像処理であり、更には手振れ補正及び赤目補正の画像処理を含む。
また、電子式写真たてはメモリカード55又はデジタルカメラ50に記録された画像データを画像記録部11に蓄積し、画像処理部12が画像記録部11から画像データを読み出して液晶ディスプレイ2に表示することができるようにしてある。よって、画像処理部12は、装着部5又は接続部6から与えられた画像データを画像記録部11へ与えて記録することができると共に、画像記録部11から画像データを読み出すことができるようにしてある。画像記録部11は、大容量のフラッシュメモリ又はハードディスク等の不揮発性の記録装置にて構成されている。
また、画像処理部12は、画像データに含まれる付属情報を抽出して情報取得・判定部13へ与えるようにしてある。図3は、画像データのデータ構造の一例を示す模式図である。デジタルカメラ50は、Exif(Exchangeable Image File Format)の規格に従って画像データをメモリカード55に記録するようにしてある。画像データは、付属情報110、拡張情報120、圧縮情報130及び主画像140等により構成されている。
付属情報110には、識別コード111、ヘッダ112、IFD(Image File Directory)113、サムネイル情報114、及びサムネイル画像115等の情報が含まれている。IFD113は、タグ及びタグ値の組み合わせによって、撮像した画像の構成及び特性等に係る多数の情報で構成されており、例えば画像のサイズ、圧縮方式、解像度、撮像日時又はデジタルカメラ50の種別等の情報が含まれる。また、デジタルカメラ50がジャイロセンサを搭載している場合には、撮像を行ったときのデジタルカメラ50の振れをジャイロセンサにより検出し、検出結果を手振れ量118として画像データのIFD113に付与することができる。手振れ量118は、例えば、撮像を行ったときのX方向及びY方向についての振れの軌跡と、振れが生じた時間との情報で構成される。本実施の形態においては、デジタルカメラ50が記録する画像データにはIFD113に手振れ量118と、手振れ補正後ファイル名119(ただし、デジタルカメラ50は手振れ補正後ファイル名119のタグのみを付与し、タグ値は空値とする)とが含まれているとする。
拡張情報120は、1つの画像データに複数の解像度の画像を階層的に保持させる場合に用いられる情報である。圧縮情報130は、圧縮された主画像を伸張する際に必要な情報であり、例えば量子化テーブル及びハフマンテーブル等の情報が含まれている。主画像140は、デジタルカメラ50にて撮像された画像を圧縮したものである。
画像処理部12は、装着部5若しくは接続部6から与えられた画像データ、又は画像記録部11から読み出した画像データから付属情報110を抽出して情報取得・判定部13へ与える。情報取得・判定部13は、与えられた付属情報110から手振れ量118を取得し、取得した手振れ量11が所定量を超える否かに応じて、撮像を行った際に手振れが生じていたか否かを判定するようにしてある。更に、手振れが生じていた場合には、手振れを画像処理により補正することができるか否かを判定するようにしてある。
このとき行う判定は、例えば、手振れ量118に含まれる撮像を行ったときのX方向及びY方向についての振れの軌跡から、最大振れ幅を算出し、最大振れ幅が所定量を超えるか否かを調べることにより行うことができる。又は、X方向及びY方向についての振れの軌跡から合計振れ量を算出し、合計振れ量が所定量を超えるか否かを調べることにより行うことができる。更には、振れが生じた時間が所定時間を超えるか否かを調べることにより行うことができる。ただし、判定方法はこれらに限るものではなく、その他の方法であってもよく、デジタルカメラ50が画像データに付与する手振れに係る情報に適した判定方法を用いればよい。
また、ユーザがデジタルカメラ50を一定方向へ移動させながらシャッターを操作して撮像を行った場合、所謂流し撮りを行った場合など、ユーザによる撮像時の意図的なデジタルカメラ50の振れについては手振れと判定しないようにすることが好ましい。例えば、流し撮りが行われた場合には、デジタルカメラ50のシャッターが操作される前後にて、デジタルカメラ50が同じ方向へ移動し続けるため、振れの軌跡から手振れではないと判定することができる。もちろん、他の方法でユーザによる意図的なデジタルカメラ50の振れを判定してもよい。情報取得・判定部13は、判定結果を制御部14へ通知するようにしてある。
制御部14は、操作部4から通知される操作内容と、情報取得・判定部13から通知される判定結果に応じて、画像処理部12及び液晶コントローラ15等の制御を行うものである。例えば、ユーザが操作部4を操作してメニューの表示を指示した場合には、制御部14は画像処理部12にメニューの画像を表示する命令を与えるようにしてある。ユーザがメニューを選択して液晶ディスプレイ2の表示の明るさの変更を指示した場合、制御部14は液晶コントローラ15を制御して明るさを変更するようにしてある。また、本実施形態に係る電子式写真たては、複数の画像をスライドショー表示することができるようにしてあり、ユーザが表示方法としてスライドショー表示を選択した場合には、制御部14は画像処理部12を制御して画像データを順次的に読み込ませ、読み込んだ画像データに係る画像を液晶ディスプレイ2に順次的に表示するようにしてある。
液晶ディスプレイ2は、電圧印加により制御される液晶層の屈折性を利用した光透過率制御型の表示デバイスであり、図示しないバックライトからの光を透過するか否かを制御することができる。液晶コントローラ15は、画像処理部12から与えられる信号に応じた電圧を生成して印加することにより液晶ディスプレイ2の駆動を行うものであり、これにより液晶ディスプレイ2に画像の表示を行うことができる。
電子式写真たては、デジタルカメラ50が撮像した画像に係る画像データを、装着部5にてメモリカード55から取得して、USBケーブル60を介してデジタルカメラ50から直接的に接続部6が取得して、又は、画像記録部11に記録された画像データを読み出すことにより取得して、画像処理部12が画像データに係る画像に応じた信号を液晶コントローラ15に与えることによって、液晶ディスプレイ2に表示することができる。本実施の形態に係る電子式写真たては、表示する画像に係る画像データを画像処理部12が取得した場合に、情報取得・判定部13にて付属情報110から手振れ量118を取得して、撮像されたときの手振れ量118が所定量を超える場合には、この画像データに係る画像の表示を行わないようにしてある。このときに判定の基準となる所定量は、手振れ補正可能な手振れ量を基準に決定することができる。
また、表示を行う画像について手振れ補正が必要である場合には、画像処理部12にて画像の補正処理を行って液晶ディスプレイ2に表示するようにしてある。手振れ補正が必要であるか否かについても、手振れ量118が所定量を超えるか否かに応じて判定することができる。なお、画像処理による手振れの補正方法は、既存の技術であるため詳細な説明は省略するが、画像データの付属情報110から手振れ量118を取得し、手振れ量118として付与された撮像時のX方向及びY方向についての振れの軌跡及び振れが生じた時間を基に、振れの軌跡と逆の方向に画像を補正することで行うことができる。
手振れ補正の画像処理を行った後、画像処理部12は補正済みの画像に係る画像データを記録すると共に、画像データの付属情報110に手振れ補正後ファイル名119の情報を登録するようにしてある。このとき、画像処理部12は、補正済みの画像データを、元の画像データが記録されていた記録媒体と同じ記録媒体に(例えば、元の画像データがメモリカード55に記録されていた場合にはメモリカード55に)記録するようにしてある。また、補正済みの画像データのファイル名を元の画像データの付属情報110に手振れ補正後ファイル名119として登録することによって、同じ画像を再表示する場合には付属情報110を調べることにより補正済みの画像データを取得することができる。
更に、本実施の形態に係る電子式写真たては、手振れ量が所定量を超えないと判定され、液晶ディスプレイ2に表示する画像について、画像処理部12が赤目補正を行った後に画像の表示を行うようにしてある。このとき画像処理部12は、まず、対象となる画像に写された人の顔を識別する顔認識処理を行って、画像から人の顔の目に相当する部分を抽出する。次いで、目の部分の色情報を調べることによって、画像中の赤目部分の有無を調べるようにしてある。画像中に赤目部分が存在する場合には、画像処理部12はこの部分の色を補正する。
図4及び図5は、本発明の実施の形態1に係る電子式写真たてが行う画像表示処理の手順を示すフローチャートであり、複数の画像をスライドショー表示する場合について示してある。まず、電子式写真たての制御部14は、ユーザにより設定された画像データの取得先(メモリカード55、デジタルカメラ50又は画像記録部11のいずれか)から一の画像データを画像処理部12にて取得する(ステップS1)。次いで、制御部14は、情報取得・判定部13にて画像データの付属情報110から手振れ量118を取得し(ステップS2)、取得した手振れ量118が所定量を超えるか否かを調べる(ステップS3)。手振れ量118が所定量を超える場合には(S3:YES)、制御部14はこの画像データに係る画像を表示する事なくステップS1へ戻り、次の画像データを取得して表示処理を行う。
画像データから取得した手振れ量118が所定量を超えない場合(S3:NO)、制御部14は、情報取得・判定部13にて、更に手振れ量118を基にして手振れ補正を行う必要があるか否かを調べる(ステップS4)。手振れ補正を行う必要がない場合には(S4:NO)、ステップS10へ進む。手振れ補正を行う必要がある場合には(S4:YES)、更に制御部14は画像データの付属情報110に含まれる手振れ補正後ファイル名119にファイル名が登録されているか否かを調べることにより、手振れ補正済みの画像が存在するか否かを調べる(ステップS5)。補正済みの画像が存在する場合(S5:YES)、制御部14は画像処理部12にてこの手振れ補正済みの画像を取得して(ステップS6)、ステップS10へ進む。
手振れ補正済みの画像が存在しない場合(S5:NO)、制御部14は画像処理部12にてこの画像データに係る画像に手振れ補正処理を施す(ステップS7)。次いで、制御部14は画像処理部12にて手振れ補正後の画像を画像データとして記録し(ステップS8)、この画像データのファイル名を元の画像データの付属情報110の手振れ補正後ファイル名119に登録して(ステップS9)、ステップS10へ進む。
次いで、制御部14は、赤目補正の処理を行う。まず、制御部14は、画像処理部12にて画像データに係る画像に写された人の顔を識別する顔認識処理を行って(ステップS10)、画像中に人の顔部分が存在するか否かを調べる(ステップS11)。画像中に顔部分が存在しない場合には(S11:NO)、制御部14は赤目補正を行う事なくステップS15へ進む。画像中に人の顔部分が存在する場合(S11:YES)、制御部14は画像処理部12にてこの顔部分から更に目の部分を抽出し(ステップS12)、抽出した目の部分の色を調べることにより、画像中に赤目部分が存在するか否かを調べる(ステップS13)。画像中に赤目部分が存在しない場合には(S13:NO)、画像処理部12にて赤目補正を行う事なくステップS15へ進み、画像中に赤目部分が存在する場合には(S13:YES)、画像処理部12にて赤目補正の画像処理を行って(ステップS14)、ステップS15へ進む。
次いで、制御部14は画像処理部12にてこの画像に係る信号を液晶コントローラ15へ与えることによって、液晶ディスプレイ2に画像を表示する(ステップS15)。その後、制御部14は操作部4により画像の表示を終了する操作がなされたか否かを調べ(ステップS16)、終了の操作がなされた場合には(S16:YES)、表示処理を終了する。終了の操作がなされていない場合には(S16:NO)、制御部14は更にステップS15にて画像を表示してから所定時間が経過したか否かを調べる(ステップS17)。所定時間が経過していない場合には(S17:NO)、制御部14はステップS16へ戻り、終了の操作がなされるか、又は所定の時間が経過するまで画像の表示を継続して行う。所定時間が経過した場合(S17:YES)、制御部14はステップS1へ戻り、次の画像データを取得して上述の処理を繰り返し行う。これにより、ユーザにより終了操作がなされるまで、所定時間が経過する都度、液晶ディスプレイ2に別の画像が表示され、スライドショー表示を行うことができる。
以上の構成の電子式写真たてにおいては、複数のデータをスライドショー表示により順次的に表示する場合に、撮像を行った際に手振れが生じていない画像はそのまま表示し、手振れによる画像の劣化を補正できる画像については補正を行って液晶ディスプレイ2に表示し、補正を行うことができない程に手振れによる画像の劣化が生じている画像は表示しない構成であるため、ユーザは手振れにより劣化した画像を予めメモリカード55、デジタルカメラ50又は画像記録部11から削除しておくことなく、劣化のない画像のみを鑑賞することができる。更には、画像の赤め補正を自動的に行った後で表示する構成であるため、より美観の高い画像を鑑賞することができる。
なお、本実施の形態においては、画像表示装置として電子式写真たてを例に説明を行ったが、画像表示装置は電子式写真たてに限るものではなく、例えばPCにて画像表示を行うソフトウェア、又は画像データを読み込んでテレビジョン装置に表示することができるハードディスクレコーダ等についても同様の構成を適用することができる。また、電子式写真たてが画像処理により手振れ補正を行う構成としたが、この機能を備えない構成としてもよく、この場合には手振れにより劣化した画像を表示しないのみの処理を電子式写真たてが行えばよい。また、デジタルカメラ50に手振れ補正の機能が搭載されている場合には、デジタルカメラ50にて行った手振れ補正に関する情報を画像データの付属情報110に付与しておき、電子式写真たてにて手振れ量118と共にこの情報を基にして画像を表示するか否かの判定、及び手振れ補正の処理を行う構成としてもよい。また、本実施の形態においては、電子式写真たてにてスライドショー表示を行う場合について詳細に説明を行ったが、1つの画像のみを表示する場合又は複数の画像を一覧表示する場合であっても、同様の方法で表示を行うことができる。また、画像を表示する際に赤目補正を自動的に行う構成としたが、この機能を備えない構成としてもよく、また、その他の補正処理(例えば、明るさ補正又はピンぼけ補正等)を更に行う構成としてもよい。また、デジタルカメラ50が手振れに係る情報を画像データに付与し、これを電子式写真たてが取得して画像を表示するか否かの判定を行う構成としたが、これに限るものではなく、その他の撮像条件又は撮像状況に係る情報をデジタルカメラ50が画像データに付与し、電子式写真たてがその他の撮像条件又は撮像状況を基に画像を表示するか否かの判定を行う構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1に係る電子式写真たては画像データに付された手振れ量118が所定量を超えた場合には画像を表示しない構成であるが、実施の形態2に係る電子式写真たては画像データに付された手振れ量118が所定量を超えた場合であっても画像処理による手振れ補正を行って画像を表示する構成である。図6は、本発明の実施の形態2に係る電子式写真たてが行う画像表示処理の手順を示すフローチャートである。なお、図6に示す手順では、赤目補正処理については図示を省略してあるが、図4及び図5の場合と同様に赤目補正処理を行う構成としてもよい。
まず、実施の形態2に係る電子式写真たての制御部14は、ユーザにより設定された画像データの取得先から一の画像データを画像処理部12にて取得する(ステップS31)。次いで、制御部14は、情報取得・判定部13にて画像データの付属情報110から手振れ量118を取得し(ステップS32)、取得した手振れ量118が所定量を超えるか否かを調べる(ステップS33)。手振れ量118が所定量を超えない場合には(S33:NO)、制御部14は手振れ補正処理を行うことなくステップS39へ進む。
画像データから取得した手振れ量118が所定量を超える場合(S33:YES)、制御部14は更に画像データの付属情報110に含まれる手振れ補正後ファイル名119にファイル名が登録されているか否かを調べることにより、手振れ補正済みの画像が存在するか否かを調べる(ステップS34)。補正済みの画像が存在する場合(S34:YES)、制御部14は画像処理部12にてこの手振れ補正済みの画像を取得して(ステップS35)、ステップS39へ進む。手振れ補正済みの画像が存在しない場合(S34:NO)、制御部14は画像処理部12にてこの画像データに係る画像に手振れ補正処理を施す(ステップS36)。次いで、制御部14は、手振れ補正後の画像を画像データとして記録し(ステップS37)、この画像データのファイル名を元の画像データの付属情報110の手振れ補正後ファイル名119に登録して(ステップS38)、ステップS39へ進む。
次いで、制御部14は、画像処理部12にてこの画像に係る信号を液晶コントローラ15へ与えることによって、液晶ディスプレイ2に画像を表示する(ステップS39)。その後、制御部14は、操作部4により画像の表示を終了する操作がなされたか否かを調べ(ステップS40)、終了の操作がなされた場合には(S40:YES)、表示処理を終了する。終了の操作がなされていない場合には(S40:NO)、制御部14は更にステップS39にて画像を表示してから所定時間が経過したか否かを調べる(ステップS41)。所定時間が経過していない場合には(S41:NO)、制御部14はステップS40へ戻り、終了の操作がなされるか、又は所定の時間が経過するまで画像の表示を継続して行う。所定時間が経過した場合(S41:YES)、制御部14はステップS31へ戻り、次の画像データを取得して上述の処理を繰り返し行う。
以上の構成の実施の形態2に係る電子式写真たてにおいては、デジタルカメラ50にて撮像した画像に、手振れによって画質の悪化した画像が含まれている場合であっても、自動的に手振れ補正を行って液晶ディスプレイ2に表示することができる。よって、ユーザは繁雑な作業を行う事なく美観の高い画像を鑑賞することができる。
なお、実施の形態2に係る電子式写真たてのその他の構成は、実施の形態1に係る電子式写真たての構成と同様であるため、対応する箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係る電子式写真たての外観を示す模式的斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電子式写真たての構成を示すブロック図である。 画像データのデータ構造の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る電子式写真たてが行う画像表示処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る電子式写真たてが行う画像表示処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る電子式写真たてが行う画像表示処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 本体部
2 液晶ディスプレイ(表示手段)
4 操作部
5 装着部
6 接続部
7 支持部
11 画像記録部(画像取得手段、補正手段、記録手段、検出手段)
12 画像処理部
13 情報取得・判定部(情報取得手段、表示判定手段)
14 制御部
15 液晶コントローラ
50 デジタルカメラ(撮像装置)
55 メモリカード
60 USBケーブル

Claims (12)

  1. 撮像装置にて撮像された一又は複数の画像に係る画像データを取得する画像取得手段と、該画像取得手段が取得した画像データに係る画像を表示する表示手段とを備える画像表示装置において、
    前記画像取得手段が取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得する情報取得手段と、
    該情報取得手段が取得した情報に応じて、前記画像を表示するか否かを判定する表示判定手段と
    を備え、
    前記表示判定手段が表示すると判定した場合に、前記画像を表示するようにしてあること
    を特徴とする画像表示装置。
  2. 前記情報取得手段が取得する情報は、画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報であり、
    前記表示判定手段は、画像が撮像されたときの撮像装置の振れの量が所定量を超えた場合に、前記画像を表示しないと判定するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記情報取得手段が取得した振れに係る情報を基に、前記画像取得手段が取得した画像データに係る画像を補正する補正手段を備え、
    該補正手段が補正した画像を表示するようにしてあること
    を特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 撮像装置にて撮像された一又は複数の画像に係る画像データを取得する画像取得手段と、該画像取得手段が取得した画像データに係る画像を表示する表示手段とを備える画像表示装置において、
    前記画像取得手段が取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した振れに係る情報を基に、前記画像取得手段が取得した画像データに係る画像を補正する補正手段と
    を備え、
    該補正手段が補正した画像を表示するようにしてあること
    を特徴とする画像表示装置。
  5. 前記補正手段が補正した画像に係る画像データを、補正前の画像データに対応付けて記録する記録手段を備えること
    を特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記画像取得手段が取得した画像データに係る画像から、被写体の赤目部分を検出する検出手段と、
    該検出手段により赤目部分が検出された場合に、該赤目部分の補正を行う補正手段と
    を備え、
    該補正手段が補正した画像を表示するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  7. 撮像装置が撮像した一又は複数の画像を表示する画像表示方法において、
    前記撮像装置にて、撮像した画像に係る画像データに、該画像を撮像したときの撮像条件又は撮像状況に係る情報を付与しておき、
    前記撮像装置にて撮像された画像に係る画像データを取得し、
    取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像条件又は撮像状況に係る情報を取得し、
    取得した情報に応じて、前記画像を表示するか否かを判定し、
    表示すると判定した場合に、前記画像を表示すること
    を特徴とする画像表示方法。
  8. 前記情報は、画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報であり、
    画像が撮像されたときの撮像装置の振れの量が所定量を超えた場合に、前記画像を表示しないと判定すること
    を特徴とする請求項7に記載の画像表示方法。
  9. 前記振れに係る情報を基に、取得した画像データに係る画像を補正し、
    補正した画像を表示すること
    を特徴とする請求項8に記載の画像表示方法。
  10. 撮像装置が撮像した一又は複数の画像を表示する画像表示方法において、
    前記撮像装置にて、撮像した画像に係る画像データに、該画像を撮像したときの撮像装置の振れに係る情報を付与しておき、
    前記撮像装置にて撮像された画像に係る画像データを取得し、
    取得した画像データから、該画像データに係る画像が撮像されたときの撮像装置の振れに係る情報を取得し、
    前記振れに係る情報を基に、取得した画像データに係る画像を補正し、
    補正した画像を表示すること
    を特徴とする画像表示方法。
  11. 補正した画像に係る画像データを、補正前の画像データに対応付けて記録すること
    を特徴とする請求項9又は請求項10に記載の画像表示方法。
  12. 取得した画像データに係る画像から、被写体の赤目部分を検出し、
    赤目部分が検出された場合に、該赤目部分の補正を行い、
    補正した画像を表示すること
    を特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれか1つに記載の画像表示方法。
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