JP4927481B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、光源から出射した光ビームを被走査体上に走査する光走査装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、画像形成装置の光書込系に用いられる光走査装置において、被走査体(像担持体)上への副走査方向の書込位置の精度を上げるため、光源を保持する光源保持部を回動可能に取り付ける技術が開示されている。
しかし、係る光走査装置は光源保持部に設けられた回動軸とハウジングに形成された開口部とが所定のギャップを持って勘合されているため、光源保持部が外部から力を受けると、光源保持部の位置がずれて、副走査方向の位置精度が落ちたり、被走査体上への書き込みピッチが変動すると言う問題があった。
一方、特許文献2には、光源保持部を所定軸回りに回動自在に取り付けた光走査装置において、ハウジングの開口内に挿入した光源保持部の両端を線材の押圧部材によってハウジングに押し付ける構成が開示されている。
特開2003−330243号公報 特開2002−182141号公報
しかし、特許文献2に記載の従来技術は、光源保持部の両端を線状の押圧部材によってハウジングに押し付けているので、光源保持部が回動すると光源保持部に対する押圧位置がずれて、押圧部材から受ける押圧力が光源保持部の両端において異なってしまうという問題があった。そのため、光源保持部の姿勢が傾いたりする場合があり、光源保持部の姿勢が崩れることで被走査体上に精度良く光ビームを照射でき難いという問題があった。
本発明は、被走査体上に精度良く光ビームを照射できる光走査装置及び画像形成装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、光ビームを出射する光源と、光源を保持する光源保持部と、光源保持部が取り付けられるハウジングと、ハウジングに対して光源保持部を光ビームと略平行の方向に押圧する一方の押圧部とを備え、光源保持部はハウジングに対して所定の回動軸回りに回動自在であり、一方の押圧部は光源保持部に対して3以上の押圧点で押圧しており、各押圧点における光源保持部を押圧する荷重をWn、回動軸から各押圧点までの距離をLnとするとき、
W1×L1≒W2×L2≒W2×L2・・・≒Wn×Lnを満たしていることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、一方の押圧部は長尺状の複数の脚部を有し、光源保持部には脚部が当接する当接部が形成されており、脚部は光源を避けた位置に備えていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の発明において、脚部には略半球状の突起が設けられており、突起が当接部に当接していることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項2又は3に記載の発明において、当接部は脚部の長手方向に沿って設けられており、脚部の短手方向の長さは当接部の短手方向の長さよりも大きくなっていることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項2又は3に記載の発明において、当接部は光源保持部の回転軸を中心とする円環状になっていることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、光源保持部のハウジング側面にはハウジングとの接触部が設けられており、接触部は3以上の点でハウジングと接触しており、各接触点を結んでできる領域の内側に一方の押圧部と光源保持部との各押圧点が存在していることを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、光源保持部の回動軸から各接触点までの距離がそれぞれ略同一であることを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、ハウジングに対して光源保持部を光ビームと略垂直の方向に押圧する他方の押圧部を備えていることを特徴とする。
請求項9に記載された発明は、請求項8に記載の発明において、光源保持部には他方の押圧部が当接する当接部が形成されており、当接部は光源保持部の回転軸を中心とした略円弧状に設けられていることを特徴とする。
請求項10に記載された発明は、請求項8又は9に記載の発明において、他方の押圧部は当接部との接触部分が略半球状になっていることを特徴とする。
請求項11に記載された発明は、請求項9又は10に記載の発明において、他方の押圧部は長尺状の脚部を有し、脚部の短手方向の長さは当接部の短手方向の長さよりも大きくなっていることを特徴とする。
請求項12に記載された発明は、請求項8〜11の何れか一項に記載の発明において、
一方の押圧部と他方の押圧部とが一体になっていることを特徴とする。
請求項13に記載された発明は、請求項1〜12の何れか一項に記載の光走査装置と、光走査装置の光源から出射された光ビームが照射される像担持体とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、一方の押圧部が3つ以上の点でホルダを押圧しており且つ各押圧点における力のモーメントがそれぞれ略等しくなるようになっているので、ホルダの姿勢を狙いの所定位置で確実に保持でき、被走査体上に精度良く光ビームを照射することができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、図1は本発明の第1実施形態に係る光走査装置の要部を示す分解斜視図、図2は光走査装置の光源保持部周辺を光軸方向から見た正面図、図3は光源保持部がハウジングに保持された状態を示す横断面図、図4は光走査装置と光走査装置から出射される光ビームが照射される感光体ドラムを示す斜視図、図5は画像形成装置を概略的に示す断面図である。
図4に示すように本実施の形態に係る光走査装置1は、2本の光ビーム2a、2bを出射する光源装置3と、シリンドリカルレンズ5と、シリンドリカルレンズ5を通過した光ビームを偏向するポリゴンミラー7と、ポリゴンミラー7で偏向された光ビーム2a、2bを感光体ドラム15上に導くための走査レンズ群9、10及び折り返しミラー12を備えている。
次に光源装置3について説明する。図1に示すように、光源装置3は光源である2個の半導体レーザ16、17と、半導体レーザ16、17から出射された2本の光ビーム2a、2bを各々略平行の光束にするコリメートレンズ18、19と、ホルダ(光源保持部)21と、ホルダ21が取り付けられる画像形成装置の固定構造体に固定されたハウジング23と、ホルダ21を光軸方向に押圧する押圧板27と、ホルダ21を回動調整する回動調整部29とを有しており、半導体レーザ16、17はホルダ21の中央に設けられた円筒部22に形成された2つの貫通孔22a、22bに圧入固定されており、コリメートレンズ18、19と各々光軸を一致させて設けられている。
また半導体レーザ16、17は、光駆動回路が形成された基板24に一体的に固定されている。またコリメートレンズ18、19は接着によりホルダ21の円筒部22に固定される。そして、ホルダ21の半導体レーザ16側に基板24をねじ等で固定することにより、これらの各部材が一体化して保持される。
ハウジング23の側面には円筒状の挿入孔25が形成されており、挿入孔25の内径はホルダ21の円筒部22の外径よりも大きくなっており、円筒部22が挿入孔25の内部に遊びを持たせて挿入されている。そして、押圧板27でホルダ21をハウジング23側に押圧させることにより、ハウジング23の側面に押し付けられた状態で、ホルダ21は円筒部22を中心にして回動自在に支持されている。
回動調整部29はホルダ21の円筒部23の半径方向外側に突出するアーム部30と、アーム部30を常時下方(矢印βの向き)に付勢しているスプリング31と、アーム部30の先端に設けられた上下動機構(ナット32と調整用ねじ33)とからなる。
上下動機構は調整用ねじ33を回転させることにより、ホルダ21との嵌合により回転が規制されたナット32が上下方向に移動するようになっており、ナット32を上方へ移動させることにより、ナット32でアーム部30を押し上げて上方(矢印γの向き)に回動させ、ナット32を下方へ移動させることにより、スプリング31の力でアーム部30を下方(矢印βの向き)に回動させる。これによりホルダ21は、光出射部である円筒部22の中心である回動軸Oを軸にして回動する(図中矢印Aで示す)。
ホルダ21の基板側側面には複数の条状のリブ(当接部)41a〜41gが主走査方向(S方向)及び副走査方向(T方向)に沿って形成されている。また、ホルダ21のハウジング側面には3箇所にハウジング方向に突出するボス(接触部)45a、45b、45cが設けられており、各ボス45a、45b、45cがハウジング23側面に接触している。尚、各ボス45a、45b、45cとハウジング23との接触点46a、46b、46cは回動軸Oからの距離が互いに等しく設けられている。
次に押圧板27について説明する。押圧板27はハウジング23に固定された平板状の平板固定部35と、平板固定部35から略垂直方向に屈曲してホルダ21を光軸方向から押圧する一方の押圧部37と、平板固定部35から略垂直方向に屈曲してホルダ21を光軸方向と直交する方向から押圧する他方の押圧部39とを備えている。
一方の押圧部37は長尺状の3本の脚部(第1脚部37a、第2脚部37b、第3脚部37c)を備えている。3本の脚部37a、37b、37cの先端部には略半球状の突起38a、38b、38cが設けられており(図2中、2点鎖線で抜き出して示す)、各突起がホルダ21の副走査方向(T方向)に沿って形成されたリブ41a、41b、41cに当接して、ハウジング22を押圧している。
また、3本の脚部の内、第1脚部37a及び第3脚部37cは半導体レーザ16、17を挟んだ対向位置に設けられており、第1脚部37a及び第3脚部37cの副走査方向の下端位置は半導体レーザ16、17の設置位置よりも下方位置になっている。また、第2脚部37bの副走査方向長さは第1脚部37a及び第3脚部37cよりも短く、半導体レーザ16、17の設置位置よりも上方位置になっている。このように、3本の脚部は、半導体レーザ16、17の設置位置を避けた位置に設けられている。
各脚部37a、37b、37cの主走査方向の幅(b1、b2、b3)は、リブの主走査方向の幅(t1、t2、t3)よりも大きくなっている(b1>t1、b2>t2、b3>t3)。
一方の押圧部37は3本の脚部37a、37b、37cの突起38a、38b、38cでホルダ21のリブ41を3点で押圧している。各押圧点47a、47b、47cは、ホルダ21とハウジング23の接触点46a、46b、46c同士を結んだ直線でできる三角形で囲まれる領域内に位置する。
ここで、一方の押圧部37の3本の脚部37a、37b、37cがホルダ21のリブを押圧する荷重をそれぞれW1、W2、W3、回動軸から押圧点までの距離をL1、L2、L3とすると、式(1)が成り立つように3本の脚部37a、37b、37cが作られている。
W1×L1≒W2×L2≒W3×L3・・・(1)
リブを押圧する荷重Wは、一方の押圧部37の各脚部の幅をbn、脚部の厚みをh、各脚部の副走査方向の長さをUn、押圧板27のたわみ量をδn、弾性係数をEとすると、式(2)で表される。
W=(b×h3×E×δ)/(4×U3)・・・(2)
よって、式(3)を満たすように3本の脚部37a、37b、37cの形状等を作成する。
(b1×δ1×L1)/(U1)3≒(b2×δ2×L2)/(U2)3
≒(b3×δ3×L3)/(U3)3・・・(3)
尚、本実施の形態では、L1=L2=L3であり、W1=W2=W3となるように押圧板27は作られている。
他方の押圧部39はホルダ21を主走査方向から押圧しており、他方の押圧部39は端部39aが湾曲した形状になっている。また、他方の押圧部39が当接するホルダ21の外壁には回動軸Oと同軸となる円弧状のリブ(当接部)49が設けられており、他方の押圧部39の端部39aが円弧のリブ49を押圧している。尚、他方の押圧部39の光軸方向の幅B1はホルダ21上のリブ49の光軸方向の幅T1よりも大きくなっている。
尚、上述の光走査装置1が組み込まれた画像形成装置80は、装置本体の上部に設けた読取部84と、装置本体に設けられた給紙部81、画像形成部82及び定着部83等を備えている。そして、自動原稿搬送装置70で搬送されてくる原稿画像を読取部84で読取って、感光体85に静電潜像を形成し、現像装置86で現像した後、給紙部81から給紙された用紙に対して画像形成を行い、定着部83で未定着トナーを定着させて用紙を機外に排出している。
次に、本発明の実施形態における光走査装置の作用及び効果について説明する。光源装置3から出射された2本の光ビーム2a、2bを、シリンドリカルレンズ14を介して、高速回転するポリゴンミラー7に入射させ、回転に伴って角度が変化するミラー面で反射させることにより偏向させて、主走査方向に繰り返し走査するようになっている。ポリゴンミラー7で偏向された光ビーム2a、2bは、更に走査レンズ群9、10を介して、感光体ドラム15に沿って設けられた折り返しミラー12に入射し、このミラー12で反射されて感光体ドラム15上に走査される。
このとき光ビーム2a、2bは光源装置3から画像データに応じて変調されて出射され、感光体ドラム15の回転方向(副走査方向)に予め設定されている距離だけ隔てて感光体ドラム15上に同時にスポット照射されて静電潜像を形成するようになっている。このように画像データを2ラインずつ記録することで記録速度の高速化が実現される。
感光体ドラム15上における光スポットの間隔Xを変える場合には、光源装置3のホルダ21を所定量だけ回転させる。上下動機構の調整用ねじ33を回転させ、ナット32を上方へ移動させることによりアーム部30を押し上げて上方(矢印γの向き)に回動させ、ナット32を下方へ移動させることによりアーム部30を下方(矢印βの向き)に回動させる。これによりホルダ21は光出射部である円筒部22の中心を軸にして回動する。
本実施の形態では、一方の押圧部37の3つの押圧点でホルダ21を押圧しており、各押圧点における力のモーメントが略等しくなるので、ホルダ21の姿勢を所定の狙い位置で保持でき、感光体ドラム15上に精度良く光ビームを照射することができる。
一方の押圧部37の3つの脚部37a、37b、37cは半導体レーザ16、17の設置位置を避けた位置に設けられているので、脚部37a、37b、37cが光ビームを照射する際に邪魔になることを防止できる。
3本の脚部37a、37b、37cの先端部の略半球状の突起38a、38b、38cがリブ41a、41b、41cに当接しているので、ホルダ21が回動する際に脚部37とリブ41との間の摩擦を低減でき、ホルダ21がスムーズな動きで回動できる。
各脚部37a、37b、37cの主走査方向の幅(b1、b2、b3)は、リブの主走査方向の幅(t1、t2、t3)よりも大きくなっているので、ホルダ21の回動によりリブ41の位置がずれても各脚部37a、37b、37cをリブ41に当接させることができ、押圧板27でしっかりとホルダ21を押さえることができる。
ホルダ21のリブを押圧している各押圧点47a、47b、47cは、ホルダ21とハウジング23の接触点46a、46b、46c同士を結んでできる三角形で囲まれる領域内にあるので、各押圧点47a、47b、47cにかかる荷重が全く同一でなくてもホルダ21の姿勢を安定して保つことができる。更に各ボス45a、45b、45cとハウジング23との接触点46a、46b、46cは回動軸Oからの距離が互いに等しく設けられているので、ホルダ21の姿勢を更に安定して保つことができる。
他方の押圧部39はホルダ21を主走査方向から押圧しているので、ホルダ21を複数の方向から押圧することができ、ホルダ21の姿勢を更に安定して保つことができる。
他方の押圧部39が当接するホルダ21の外壁には回動軸Oと同軸となる円弧状のリブ(当接部)49が設けられているので、ホルダ21が回動する際に他方の押圧部39の端部39aが円弧のリブ49上をスムーズに移動でき、ホルダ21のスムーズな回動が可能となる。
一方の押圧部37及び他方の押圧部39とが一体形成されているので、部品点数を増やすことなく、ホルダ21を安定して保持できる。調整用ねじ33を回転させることにより、ホルダ21を回動さことができるので複雑な構成を持つことなく、簡単に副走査方向の書込位置の調整を行うことができる。
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。図5は第2実施形態に係る光走査装置のホルダ周辺を光軸方向から見た正面図である。
第2実施の形態では、押圧板27を上下の2つに分割しており、副走査方向の上部に設けた上側押圧板51aと、副走査方向の下部に設けた下側押圧板51bとでホルダ21を光軸方向に押圧している。
上側押圧板51aには上述の第1実施形態で説明した第2脚部37bと他方の押圧部39とが設けられており、下側押圧板51bには上述の第1実施形態で説明した第1脚部37a及び第3脚部37cとが設けられている。
また上側押圧板51aの他方の押圧部39の先端部には略半球状の突起39bが形成されており、ホルダ21が回動する際に突起39bが円弧状のリブ49上をスムーズに移動でき、ホルダ21のスムーズな回動が可能となる。
第2実施の形態では、押圧板27を上側押圧板51aと下側押圧板51bとの2つに分割しているので、押圧板27をホルダ21の上部側のみから押圧する場合に比べて、押圧板27の脚部37の形状や取り付け位置の制約が少なくなり、押圧板27の設計自由度が高くなる。
次に第3実施の形態について図7を用いて説明する。図7に示すように第3実施の形態ではホルダ21に形成するリブ41を回動軸Oから半径方向外側に向けて放射状に設けている。第1リブ41hは回動軸Oからアーム部30に向けて形成されており、押圧板27の第1脚部37aの先端が第1リブ41hに当接している。第2リブ41iは回動軸Oから副走査方向の上部に向けて形成されており、第2脚部37bは第2リブ41iの長手方向に沿って当接している。更に第2リブ41iを対称軸として第1リブ41hと左右対称に第3リブ41jが形成されており、押圧板27の第3脚部37cの先端が第3リブ41jに当接している。
第3実施の形態では押圧板27は、各脚部37a、37b、37cがそれぞれに対応する1つのリブ41のみに当接するので、各脚部37a、37b、37cに不要な摩擦がかからず、ホルダ21のスムーズな回動が可能となる。
次に第4実施の形態について図8を用いて説明する。図8に示すように第4実施の形態ではホルダ21に形成されるリブ41kが回動軸Oを中心とした円環状になっている。各脚部37a、37b、37cは円環状のリブ41kと当接している。
第4実施の形態では、ホルダ21に形成されるリブ41kが回動軸Oを中心とした円環状なので、ホルダ21が回動した際、常に各脚部37a、37b、37cの同じ位置にリブ41kが当接するので、ホルダ21の姿勢を安定して保持できる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。上述の第1実施の形態では、押圧板27は3本の脚部37a、37b、37cを備えたが、これに限定されず、4本以上であっても良い。また、このときホルダ21を4箇所以上の点で押圧するようにしても良い。
本発明の第1実施形態に係る光走査装置の要部を示す分解斜視図である。 光走査装置のホルダ周辺を光軸方向から見た正面図である。 ホルダがハウジングに保持された状態を示す横断面図である。 光走査装置と光走査装置から出射される光ビームが照射される感光体ドラムを示す斜視図である。 画像形成装置を概略的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光走査装置のホルダ周辺を光軸方向から見た正面図である。 本発明の第3実施形態に係る光走査装置のホルダを光軸方向から見た正面図である。 本発明の第4実施形態に係る光走査装置のホルダを光軸方向から見た正面図である。
符号の説明
1 光走査装置
2a、2b 光ビーム
16、17 半導体レーザ(光源)
21 ホルダ(光源保持部)
23 ハウジング
27 押圧板(押圧部)
37 一方の押圧部
39 他方の押圧部
41a、41b、41c リブ(当接部)
45a、45b、45c ボス(接触部)
80 画像形成装置

Claims (13)

  1. 光ビームを出射する光源と、光源を保持する光源保持部と、光源保持部が取り付けられるハウジングと、ハウジングに対して光源保持部を光ビームと略平行の方向に押圧する一方の押圧部とを備え、光源保持部はハウジングに対して所定の回動軸回りに回動自在であり、一方の押圧部は光源保持部に対して3以上の押圧点で押圧しており、各押圧点における光源保持部を押圧する荷重をWn、回動軸から各押圧点までの距離をLnとするとき、
    W1×L1≒W2×L2≒W2×L2・・・≒Wn×Lnを満たしていることを特徴とする光走査装置。
  2. 一方の押圧部は長尺状の複数の脚部を有し、光源保持部には脚部が当接する当接部が形成されており、脚部は光源を避けた位置に備えていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 脚部には略半球状の突起が設けられており、突起が当接部に当接していることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 当接部は脚部の長手方向に沿って設けられており、脚部の短手方向の長さは当接部の短手方向の長さよりも大きくなっていることを特徴とする請求項2又は3に記載の光走査装置。
  5. 当接部は光源保持部の回転軸を中心とする円環状になっていることを特徴とする請求項2又は3に記載の光走査装置。
  6. 光源保持部のハウジング側面にはハウジングとの接触部が設けられており、接触部は3以上の点でハウジングと接触しており、各接触点を結んでできる領域の内側に一方の押圧部と光源保持部との各押圧点が存在していることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  7. 光源保持部の回動軸から各接触点までの距離がそれぞれ略同一であることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. ハウジングに対して光源保持部を光ビームと略垂直の方向に押圧する他方の押圧部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  9. 光源保持部には他方の押圧部が当接する当接部が形成されており、当接部は光源保持部の回転軸を中心とした略円弧状に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
  10. 他方の押圧部は当接部との接触部分が略半球状になっていることを特徴とする請求項8又は9に記載の光走査装置。
  11. 他方の押圧部は長尺状の脚部を有し、脚部の短手方向の長さは当接部の短手方向の長さよりも大きくなっていることを特徴とする請求項9又は10に記載の光走査装置。
  12. 一方の押圧部と他方の押圧部とが一体になっていることを特徴とする請求項8〜11の何れか一項に記載の光走査装置。
  13. 請求項1〜12の何れか一項に記載の光走査装置と、光走査装置の光源から出射された光ビームが照射される像担持体とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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