JP7330875B2 - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光を出射して走査させる光走査装置および画像形成装置に関する。
従来から電子写真プロセス技術を用いた画像形成装置では、感光体上で光を走査させる光走査装置が用いられている。画像形成装置では、光走査装置から出射される光のズレによって、光走査が乱れて画質が劣化することがあるため、光走査装置の姿勢調整を可能にする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-66402号公報
特許文献1に記載の光走査装置は、光学筐体に1つの位置決め軸と、2つの取付孔とを設け、位置決め軸と取付孔とが三角形の頂点となる位置に配置されており、位置決め軸を中心として、取付孔の取り付け位置が調整可能とされている。
ところで、画像形成装置の装置フレームには、位置決め軸を受ける相手方が設けられているが、位置決め軸と相手方とが別体とされているので、取付時の作業性を考慮すると、位置決め軸と相手方とのサイズを完全に一致させることは難しく、幾ばくかの隙間を設ける必要がある。このような隙間の影響により、光走査装置がガタつくことが懸念される。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、隙間によって生じるガタつきを防止する光走査装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光走査装置は、画像形成装置に備えられ、光を出射して走査させる光走査装置であって、前記光走査装置から延出して設けられ、前記画像形成装置に対して回転自在に支持される支持軸と、前記支持軸の軸線方向で前記支持軸と対向する端部から延出して設けられた対向支持部とを備え、前記支持軸の外周には、該支持軸の軸線方向に沿って延びる複数のスリットが設けられ、前記対向支持部は、前記画像形成装置に対して回転自在に支持されることを特徴とする。
本発明に係る光走査装置では、前記複数のスリットは、上下方向において、上側に設けられた上側スリットと、前記上側スリットよりも下側に設けられた下側スリットとを含み、前記上側スリットは、前記軸線方向において、前記下側スリットより長く形成されている構成としてもよい。
本発明に係る光走査装置では、前記上側スリットは、前記支持軸の断面での中心から上方向に延びる直線上に設けられ、前記下側スリットは、前記支持軸の断面での中心から横方向に延びる直線上に設けられている構成としてもよい。
本発明に係る光走査装置では、前記支持軸には、延出した端部から前記軸線方向に沿って凹んだ軸凹部が設けられている構成としてもよい。
本発明に係る光走査装置では、前記軸凹部に面する前記支持軸の内周には、上方向へ立設されたリブが設けられている構成としてもよい。
本発明に係る光走査装置では、前記支持軸には、前記軸線方向において異なる位置に設けられ、第1の外径とされた細径部と、前記第1の外径より大きい第2の外径とされた太径部とを有する構成としてもよい。
本発明に係る光走査装置では、前記軸線方向と直交する方向での端部に設けられた固定部が、固定具によって固定される構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る光走査装置を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記光走査装置を取り付ける取付部材と、前記支持軸を係止する調整プレートとを備え、前記調整プレートは、前記取付部材に対し、位置を調整する位置調整部を介して取り付けられている構成としてもよい。
本発明によると、支持軸に複数のスリットを設けることで、径を微調整することができ、支持軸を受け止める相手方との間の隙間によって生じるガタつきを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略側面図である。 第1側壁および第3側壁側から見た光走査ユニットを示す外観斜視図である。 第2側壁および第3側壁側から見た光走査ユニットを示す外観斜視図である。 上側から見た光走査ユニットを示す外観平面図である。 第3側壁側から見た光走査ユニットを示す外観側面図である。 第1側壁側から見た光走査ユニットを示す外観側面図である。 第2側壁側から見た光走査ユニットを示す外観側面図である。 一方の側面側から見た光走査装置を示す外観斜視図である。 他方の側面側から見た光走査装置を示す外観斜視図である。 上側から見た光走査装置を示す外観平面図である。 他方の側面側から見た光走査装置を示す外観側面図である。 上蓋を取り外した状態の光走査装置を示す外観斜視図である。 図12に示す光走査装置の外観平面図である。 支持体を示す外観斜視図である。 ステイを示す外観斜視図である。 ステイを示す外観側面図である。 ステイを取り付けた状態の支持体を示す外観斜視図である。 上側から見たステイを取り付けた状態の支持体を示す外観平面図である。 ステイを取り付けた状態の支持体を示す外観側面図である。 光走査装置の側壁側係止部近傍を拡大して示す拡大斜視図である。 側壁側係止部の上側スリットおよびリブを通る断面を示す拡大断面図である。 他方の側面側から見た側壁側係止部近傍を拡大して示す拡大側面図である。 第2側壁の側壁受け部近傍を拡大して示す拡大側面図である。 調整プレートを示す概略側面図である。 調整プレートを取り外した状態の第2側壁を拡大して示す拡大側面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略側面図である。
画像形成装置1は、スキャナ機能、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能等を有する複合機であり、上部に設けられた画像読取装置110によって読み取られた原稿Gの画像を外部に送信し(スキャナ機能に相当する)、読み取られた原稿Gの画像または外部から受信した画像を用紙Pに画像形成する(複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能に相当する)。
画像読取装置110の上側には、画像読取装置110に対して開閉自在に支持された原稿搬送装置108(ADF)が設けられている。原稿搬送装置108は、載置された原稿Gを画像読取装置110の上に自動で搬送する。画像読取装置110は、原稿搬送装置108から搬送された原稿Gや、読取台107の上に載置された原稿Gを読み取って画像データを生成する。
画像形成装置1は、光走査ユニット200、現像装置2、感光体ドラム3、ドラムクリーニング装置4、帯電器5、定着装置7、用紙搬送経路S1、給紙カセット15、積載トレイ14等を備えている。
ドラムクリーニング装置4は、感光体ドラム3の表面の残留トナーを除去および回収する。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。光走査ユニット200は、感光体ドラム3の表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置2は、感光体ドラム3の表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム3の表面にトナー像を形成する。なお、光走査ユニット200の詳細な構造については、後述する図2ないし図7を参照して説明する。
転写ローラ10は、感光体ドラム3との間にニップ域が形成されており、用紙搬送経路S1を通じて搬送されて来た用紙Pをニップ域に挟み込んで搬送する。用紙Pは、ニップ域を通過する際に、感光体ドラム3の表面のトナー像が転写されて定着装置7に搬送される。
定着装置7は、用紙Pを挟んで回転する定着ローラ7aおよび加圧ローラ7bを備えている。定着装置7は、定着ローラ7aおよび加圧ローラ7bの間にトナー像が転写された用紙Pを挟み込んで加熱および加圧し、トナー像を用紙Pに定着させる。
給紙カセット15は、画像形成に使用する用紙Pを蓄積しておくためのカセットである。用紙Pは、用紙ピックアップローラ11aによって給紙カセット15から引き出されて、用紙搬送経路S1を通じて搬送され、転写ローラ10や定着装置7を経由し、排紙ローラ17を介して積載トレイ14へと搬出される。用紙搬送経路S1には、用紙Pを一旦停止させて、用紙Pの先端を揃えた後、感光体ドラム3と転写ローラ10との間のニップ域でのトナー像の転写タイミングに合わせて用紙Pの搬送を開始する用紙レジストローラ13、用紙搬送経路S1から反転搬送経路S2へ用紙Pの搬送を促す反転分岐ローラ12a、および排紙ローラ17が配置されている。
また、画像形成装置1では、用紙Pの表面だけでなく、裏面に画像形成を行う構成とされており、用紙Pを反転分岐ローラ12aから逆方向に搬送する反転搬送経路S2が設けられている。用紙Pは、表裏を反転させた状態で、反転搬送ローラ12bを通じて用紙レジストローラ13へ再度導かれ、表面と同様にして裏面に画像形成が行われた後、積載トレイ14へ搬出される。
また、画像形成装置1の側面には、開放することで用紙Pを積載できる手差しトレイ16が設けられている。手差しトレイ16に積載された用紙Pは、手差しピックアップローラ11bによって搬送されて、用紙レジストローラ13へ導かれる。
本実施の形態では、感光体ドラム3から用紙Pに直接トナー像が転写される構成としたが、これに限定されず、感光体ドラムから中間転写ベルトにトナー像を転写した後、中間転写ベルトから用紙Pにトナー像が転写されるベルト転写方式としてもよい。
図2は、第1側壁および第3側壁側から見た光走査ユニットを示す外観斜視図であって、図3は、第2側壁および第3側壁側から見た光走査ユニットを示す外観斜視図であって、図4は、上側から見た光走査ユニットを示す外観平面図であって、図5は、第3側壁側から見た光走査ユニットを示す外観側面図であって、図6は、第1側壁側から見た光走査ユニットを示す外観側面図であって、図7は、第2側壁側から見た光走査ユニットを示す外観側面図である。
本発明の実施の形態に係る光走査装置20は、フレーム(取付部材の一例)に取り付けられて光走査ユニット200を構成している。フレームは、上部が開口した支持体30と、支持体30に取り付けられたステイ40とで構成されている。なお、以下では説明のため、上側から見た状態で、支持体30の一方の側辺(例えば、第3側壁33)に沿った方向を副走査方向Xと呼び、副走査方向Xと直交する方向を主走査方向Yと呼ぶことがある。
支持体30は、矩形状の支持体底面35の外周に沿って第1側壁31、第2側壁32、第3側壁33、および第4側壁34が設けられている。支持体30の側壁は、第1側壁31と第2側壁32とが副走査方向Xで対向しており、第3側壁33と第4側壁34とが主走査方向Yで対向している。なお、以下では説明のため、支持体底面35に対して側壁が立設している方向を高さ方向Z(上下方向)と呼ぶことがある。また、支持体30の詳細な構造については、後述する図14を参照して説明する。
ステイ40は、一方の端部が第3側壁33に取り付けられ、他方の端部が第4側壁34に取り付けられている。光走査装置20は、一方の側面に設けられたステイ側係止部22がステイ40に係止され、他方の側面に設けられた側壁側係止部25が第2側壁32に係止されている。なお、光走査装置20の詳細な構造については、後述する図8ないし図11を参照して説明し、ステイ40の詳細な構造については、後述する図15および図16を参照して説明する。
図8は、一方の側面側から見た光走査装置を示す外観斜視図であって、図9は、他方の側面側から見た光走査装置を示す外観斜視図であって、図10は、上側から見た光走査装置を示す外観平面図であって、図11は、他方の側面側から見た光走査装置を示す外観側面図である。
光走査装置20は、上側から見た状態で略矩形状とされ、各種光学部材を収容しており、一方の側面に設けられた出射窓21から出射した光を走査させる。出射窓21は、筐体の一部が開口され、開口を透光性の部材で覆って形成されている。光走査装置20に収容される光学部材は、例えば、光源、レンズ、ミラー、アパーチャ、光センサ、および回転多面鏡などとされているが、これに限らず、用途に応じて適宜変更や追加をしてもよい。また、光源については、基板などに搭載されていてもよく、光源の出射部が光走査装置20の側面に設けた穴に挿入されるようにしてもよい。光走査装置20は、塵埃の侵入を防ぐように密閉されているが、隙間を塞いだ状態で部材の一部(例えば、回転多面鏡の回転軸など)を露出させていてもよい。なお、光走査装置20に収容される光学部材については、後述する図12および図13を参照して説明する。
ステイ側係止部22(対向支持部の一例)は、出射窓21が設けられた側面に設けられ、側壁側係止部25は、出射窓21が設けられた側面と対向する側面に設けられている。光走査装置20をフレームに取り付けた状態において、ステイ側係止部22が設けられた側面と側壁側係止部25が設けられた側面とは、副走査方向Xで対向している。
ステイ側係止部22は、自身が設けられた側面において、主走査方向Yでの略中央に位置し、外側に向かって延出されている。ステイ側係止部22は、根元が所定の太さとされ、先端には端部に近づくに従って徐々に細くなる挿入端部22aが設けられている。本実施の形態において、ステイ側係止部22の断面は、略十字状とされているが、これに限定されず、円形の穴に挿入された際、回転自在に支持される形状であればよい。
側壁側係止部25(支持軸の一例)は、自身が設けられた側面において、主走査方向Yでの略中央に位置し、外側に向かって延出されている。側壁側係止部25は、根元が細い細径部25aとされ、先端が太い太径部25bとされており、細径部25aと太径部25bとの間では、徐々に太さが変わっている。なお、側壁側係止部25の詳細な構造については、後述する図20ないし図22を参照して説明する。
ステイ側係止部22と側壁側係止部25とは、主走査方向Yで重なる位置に設けられている。つまり、ステイ側係止部22と側壁側係止部25とは、副走査方向Xに平行な直線に沿って延びている。
側壁側係止部25が設けられた側面の両端には、主走査方向Yに延出した第1位置決め部23および第2位置決め部24が設けられている。第1位置決め部23には、高さ方向Zに長い長穴とされた第1位置決め穴23aが設けられ、第2位置決め部24には、高さ方向Zに長い長穴とされた第2位置決め穴24aが設けられている。
また、第1位置決め部23には、偏芯ビスESが挿入される位置調整穴23bが設けられている。上述したステイ側係止部22、側壁側係止部25、第1位置決め穴23a、第2位置決め穴24a、および位置調整穴23bを用いて光走査装置20をフレームに取り付ける方法は、後述する支持体30およびステイ40の詳細な構造と併せて説明する。
光走査装置20には、外側に基板などの部材が取り付けられていてもよく、フレームに干渉しない位置に配置されていればよい。
図12は、上蓋を取り外した状態の光走査装置を示す外観斜視図であって、図13は、図12に示す光走査装置の外観平面図である。
光走査ユニット200では、光学部材として、光源211(レーザーダイオード素子)、コリメータレンズ212、アパーチャー部材213、シリンドリカルレンズ214、光源用反射ミラー215、光偏向部材70、fθレンズ231、ビーム検知用反射ミラー232、ビーム検知用レンズ233(集光レンズ)、およびビーム検知部234(Beam Detectセンサ(BDセンサ))を備えている。
光走査装置20の筐体の底面には、光偏向部材70が収まるように凹凸を設けて偏向収容部203が形成されている。偏向収容部203に出入りする光ビームが通過する部分には、透明な防塵ガラス235が設けられている。
光偏向部材70は、基板71と、基板71に取り付けられた回転多面鏡73と、回転多面鏡73の回転軸72とを有している。回転軸72の軸線方向は、高さ方向Zと略平行にされている。なお、図13では簡略化しているが、光偏向部材70は、モータや素子などの部品が適宜搭載されていてもよい。
光源211は、光ビーム(レーザービーム)を出射する。コリメータレンズ212は、光源211からの光ビームを略平行光にしてアパーチャー部材213に照射する。アパーチャー部材213は、入射した光ビームを絞ってシリンドリカルレンズ214に照射する。シリンドリカルレンズ214は、入射した光ビームを収束して光源用反射ミラー215に照射する。光源用反射ミラー215は、光ビームを反射して光偏向部材70の回転鏡73に集光させる。
光偏向部材70では、回転多面鏡73を回転させて、入射した光ビームを主走査方向Yに偏向走査する。光偏向部材70で偏向走査された光ビームは、主走査方向Yに長尺な形状のfθレンズ231と、ビーム検知用反射ミラー232とに導かれる。fθレンズ231に入射した光ビームは、出射窓21を介して光走査装置20の外部へ出射される。また、ビーム検知用反射ミラー232に入射した光ビームは、反射されてビーム検知用レンズ233に入射する。ビーム検知用レンズ233は、光ビームをビーム検知部234に集光する。ビーム検知部234は、光走査装置20に取り付けられた検知基板240に設けられ、主走査の開始前のタイミングを示すビーム検知信号を出力する。なお、検知基板240には、光源211が接続されていてもよく、光源211を駆動する回路が設けられていてもよい。また、光走査装置20の筐体には、ビーム検知部234に向かう光ビームが通過する開口が設けられていてもよい。
図14は、支持体を示す外観斜視図である。
本実施の形態において、支持体30は、1枚の板金を折り曲げて形成されており、一部を後から取り付けたり、穴を開けるなどの加工を施したりしている。なお、支持体30は、板金に限らず、樹脂などを成型して形成してもよい。
第1側壁31には、外側に向かって突出した係止ボス31a(取付係止部の一例)が設けられている。係止ボス31aは、第1側壁31における主走査方向Yでの両端の2箇所に設けられている。
第2側壁32には、側壁側係止部25を係止するための側壁受け部32aが設けられている。側壁受け部32aは、第2側壁32における主走査方向Yでの略中央に設けられている。側壁受け部32aの上方には、受け挿入部32bが繋げて設けられており、側壁受け部32aと受け挿入部32bとを併せて、第2側壁32に設けられた凹部とされている。側壁受け部32aは、第2側壁32を貫通する略円形の穴とされており、受け挿入部32bによって上方が開放されている。受け挿入部32bは、側壁受け部32aの径よりも幅が狭くなっている。具体的に、側壁受け部32aは、側壁側係止部25の太径部25bと略同じ径となっている。受け挿入部32bは、側壁側係止部25に対し、太径部25bよりも幅が狭く、細径部25aよりも幅が狭い。
つまり、側壁受け部32aに側壁側係止部25を係止する際、上方から受け挿入部32bに細径部25aを通さなければならない。そして、細径部25aが側壁受け部32aに到達した後、側壁側係止部25を副走査方向Xに押して、太径部25bを側壁受け部32aに嵌め込むことで、側壁側係止部25が側壁受け部32aに係止される。なお、側壁受け部32a近傍の構造については、後述する図23ないし図25を参照して詳細に説明する。
第3側壁33には、上端の一部を外側に折り曲げて形成した第1ビス受け部33a(取付係止部の一例)が設けられている。第1ビス受け部33aにおける副走査方向Xに直交する平面には、第1支持体固定穴33bが設けられている。第1支持体固定穴33bは、第2側壁32側の端部近傍に位置している。また、第3側壁33における副走査方向Xでの中央付近には、第3側壁33を貫通する第1橋架固定穴33cが設けられている。第1橋架固定穴33cの下方には、支持体30の内側に向かって突出した第1受け突起33dが設けられている。本実施の形態において、第3側壁33には、2つの第1受け突起33dが設けられているが、後述するステイの形状に応じて、第1受け突起33dの数を変更してもよい。
第4側壁34は、第3側壁33と略同様の形状とされており、第1ビス受け部33aに対応する第2ビス受け部34aと、第1支持体固定穴33bに対応する第2支持体固定穴34bと、第1橋架固定穴33cに対応する第2橋架固定穴34cと、第1受け突起33dに対応する第2受け突起34dとが設けられている。上述した第2ビス受け部34a、第2支持体固定穴34b、第2橋架固定穴34c、および第2受け突起34dは、対応する第3側壁33の各部と副走査方向Xで重なる位置に設けられている。
支持体底面35には、板金の一部を切り起こして形成した第1立設固定部35aおよび第2立設固定部35bが設けられている。第1立設固定部35aは、副走査方向Xに垂直な平面とされ、フレームに取り付けられた光走査装置20の第1位置決め部23に面する位置(例えば、図4参照)に設けられている。第1立設固定部35aには、光走査固定ビス60が挿入される第1立設固定穴35a1と、偏芯ビスESが挿入される偏芯固定穴35a2とが設けられている。第2立設固定部35bは、第1立設固定部35aと略同様とされ、フレームに取り付けられた光走査装置20の第2位置決め部24に面する位置に設けられ、第2立設固定穴35b1を有している。
また、支持体底面35には、板金から第1立設固定部35aおよび第2立設固定部35bを切り起こして形成したことで、第1底面孔35cおよび第2底面孔35dが形成される。第1底面孔35cを設けたことで、第1立設固定部35aに繋がる部分が分断され、第1立設固定部35aに固定された光走査装置20への振動が伝わりにくくなる。同様に、第2底面孔35dによって、第2立設固定部35bへの振動が伝わりにくくなる。
さらに、支持体底面35には、板金の一部を開口させた導風部36が設けられている。導風部36は、フレームに取り付けられた光走査装置20の底面に面する位置に設けられている。導風部36も第1立設固定部35aおよび第2立設固定部35bと同様に、板金の一部を切り起こして形成されており、支持体底面35に対して上方に折り曲げた部分と、下方に折り曲げた部分とを有している。上方に切り起こす高さは、適宜調整すればよく、光走査装置20の底面に当たらない高さとされている。
図15は、ステイを示す外観斜視図であって、図16は、ステイを示す外観側面図である。
本実施の形態において、ステイ40は、1枚の板金を折り曲げて形成されており、穴を開けるなどの加工を施している。なお、ステイ40は、板金に限らず、樹脂などを成型して形成してもよい。
ステイ40は、略長方形状の平面とされたステイ係止面41を有し、ステイ係止面41の長手方向での両端を折り曲げて第1ステイ固定面42および第2ステイ固定面43が設けられている。
ステイ係止面41は、長手方向の長さが、支持体30の第3側壁33から第4側壁34までの長さと略同じとされている。つまり、ステイ40を支持体30に取り付けた際は、第1ステイ固定面42が第3側壁33の内側壁に接し、第2ステイ固定面43が第4側壁34の内側壁に接する。以下では説明のため、ステイ40を支持体30に取り付けた状態に合わせて、ステイ係止面41の長手方向を主走査方向Yと呼ぶことがある。
ステイ係止面41には、主走査方向Yでの略中央にステイ受け部41aが設けられている。ステイ受け部41aは、ステイ係止面41を貫通する円形状の穴とされている。また、ステイ係止面41には、上端の一部を折り曲げて光通過部41bが形成されている。光通過部41bを設けた部分では、高さ方向Zでの幅が短くなっている。さらに、ステイ係止面41には、下端を折り曲げてステイ補強部41cが形成されている。つまり、平面状の板金を折り曲げて、立体的な構造とすることで、ステイ40の強度を増している。
第1ステイ固定面42には、上述した第1橋架固定穴33cに対応する第1ステイ固定穴42aが設けられている。第1橋架固定穴33cおよび第1ステイ固定穴42aにステイ固定ビス50(例えば、図18参照)を挿入することで、ステイ40を支持体30に取り付けることができる。また、第1ステイ固定面42の下端には、上述した第1受け突起33dに対応する第1固定凹部42bが設けられている。第1固定凹部42bは、第1ステイ固定面42の下端の一部を切り欠いた凹部とされており、ステイ40を支持体30に取り付けた際、第1受け突起33dが嵌り込む。
第2ステイ固定面43は、第1ステイ固定面42と略同様の形状とされており、第1ステイ固定穴42aに対応する第2ステイ固定穴43aと、第1固定凹部42bに対応する第2固定凹部43bとが設けられている。第2ステイ固定面43側では、第2橋架固定穴34cおよび第2ステイ固定穴43aにステイ固定ビス50が挿入される。
図17は、ステイを取り付けた状態の支持体を示す外観斜視図であって、図18は、上側から見たステイを取り付けた状態の支持体を示す外観平面図であって、図19は、ステイを取り付けた状態の支持体を示す外観側面図である。
上述したように、ステイ40は、ステイ固定ビス50によって支持体30に固定される。図19に示すように、ステイ40を支持体30に取り付けた際、ステイ受け部41aと側壁受け部32aとは、主走査方向Yおよび高さ方向Zでの位置が略重なる。なお、ステイ40は、支持体底面35から離間して支持されており、ステイ係止面41の下端(ステイ補強部41c)は、支持体底面35の上面に接していない。
光走査装置20は、ステイ40と支持体30とを組み合わせたフレームに取り付けられる。光走査装置20をフレームに取り付ける際、先ず、ステイ側係止部22の先端(挿入端部22a)をステイ受け部41aに差し込みながら、側壁側係止部25の細径部25aを受け挿入部32bを通じて側壁受け部32aに挿入する。その後、光走査装置20を第1側壁31側に押し込むことで、ステイ側係止部22がステイ受け部41aに係止され、側壁側係止部25の太径部25bが側壁受け部32aに係止される。この状態において、光走査装置20は、位置が完全には固定されておらず、ステイ側係止部22および側壁側係止部25を通る軸を中心にして、主走査方向Yでの端部が高さ方向Zに揺動し、支持体底面35を基準とした平面に対する光走査装置20の傾きが定まっていない。そこで、第1位置決め穴23aおよび第1立設固定穴35a1を通る光走査固定ビス60と、第2位置決め穴24aおよび第2立設固定穴35b1を通る光走査固定ビス60とによって、光走査装置20と支持体30とを固定することで、光走査装置20の位置決めがなされる。この際、第1位置決め穴23aおよび第2位置決め穴24aは、光走査固定ビス60の径より長い長穴とされているので、光走査装置20の傾きを調整することができる。
光走査装置20については、位置調整穴23bおよび偏芯固定穴35a2に挿入された偏芯ビスESによって、さらに傾きを微調整することができる。偏芯ビスESは、頭部が位置調整穴23bの内側に収まっており、回転させることで頭部が位置調整穴23bの内壁に接し、さらに回転させることで第1位置決め部23を押す。偏芯ビスESに押されることで、光走査装置20は、第1位置決め穴23aおよび第2位置決め穴24aに沿って高さ方向Zに揺動する。
上述したように、光走査装置20は、主走査方向Yでの端部に設けられた固定部(第1位置決め部23および第2位置決め部24)が、固定具(光走査固定ビス60)によって固定される。従って、光走査装置20が揺動した際に、最も大きく変位する端部を固定することで、光走査装置20の動きを確実に抑制することができる。また、側壁側係止部25とステイ側係止部22とが軸支される構造とすることで、光走査装置20全体を軸回りに揺動させることができる。
光走査装置20、支持体30、およびステイ40を組み合わせた状態で、光走査ユニット200は、画像形成装置1に取り付けられる。本実施の形態に係る画像形成装置1では、側面を開口して光走査ユニット200の収容部が設けられている。この収容部には、係止ボス31aが挿入されるボス受けと、第1支持体固定穴33bおよび第2支持体固定穴34bに対応するビス穴が設けられている。光走査ユニット200は、第1側壁31側から収容部に挿入され、係止ボス31aをボス受けに係止させた後、第1支持体固定穴33bおよび第2支持体固定穴34bをビスで固定される。なお、画像形成装置1の収容部については、光走査ユニット200の形状や構成に応じて適宜設計すればよく、光走査ユニット200が収まる構造とされていればよい。また、画像形成装置1に設けた開口については、光走査ユニット200を取り付けた後、カバーなどで覆ってもよい。
図6に示すように、光走査装置20をフレームに取り付けた状態では、出射窓21がステイ40の光通過部41bに面しており、光走査装置20から出射された光は、ステイ40に遮られることなく、第1側壁31側に抜けていく。
図20は、光走査装置の側壁側係止部近傍を拡大して示す拡大斜視図であって、図21は、側壁側係止部の上側スリットおよびリブを通る断面を示す拡大断面図であって、図22は、他方の側面側から見た側壁側係止部近傍を拡大して示す拡大側面図である。
側壁側係止部25には、第1の外径とされた細径部25aと、第1の外径より大きい第2の外径とされた太径部25bとが設けられており、細径部25aと太径部25bとの間には、外径が第1の外径から第2の外径に徐々に変化する径変化部25cが設けられている。つまり、側壁側係止部25では、先端から軸線方向(図4では、副走査方向Xに相当)に沿って、太径部25b、径変化部25c、細径部25aの順に設けられている。このように、径が異なる細径部25aと太径部25bとを設けることで、取り付け時の作業性を向上させることができる。つまり、軸線方向に沿って側壁側係止部25をスライドさせることで、側壁受け部32aに係止されるかどうかを変化させることができる。スライドさせる際には、段差を解消するように径変化部25cが設けられているので、引っ掛かることを防げる。
側壁側係止部25の外周には、軸線方向に沿って延びる複数のスリット(上側スリット25fおよび下側スリット25g)が設けられている。上側スリット25fは、高さ方向Zにおいて、下側スリット25gより上方に設けられ、軸線方向において、下側スリット25gより長く形成されている。具体的に、上側スリット25fは、太径部25b、径変化部25c、および細径部25aに亘って設けられている。また、下側スリット25gは、太径部25bおよび径変化部25cに亘って設けられている。従って、上側スリット25fの軸線方向での長さ(上側スリット長UL)は、下側スリット25gの軸線方向での長さ(下側スリット長DL)より長くなっている。このように、側壁側係止部25に複数のスリットを設けることで、径を微調整することができ、側壁側係止部25を受け止める側壁受け部32aとの間の隙間によって生じるガタつきを防止することができる。また、上側スリット25fと下側スリット25gとで軸線方向での長さに差を付けることで、側壁側係止部25の部位によって変形しやすさを調整することができる。ここで、側壁側係止部25の下部が変形すると、自重によって下方へ沈み込んでしまうので、上側スリット25fを設けて側壁側係止部25の上部を変形しやすくすることで、側壁側係止部25の下部での変形量を抑えることができる。
図22に示す第1補助線SL1は、側壁側係止部25の断面での中心を通り、高さ方向Zに平行な直線であって、第2補助線SL2は、側壁側係止部25の断面での中心を通り、主走査方向Yに平行な直線である。上側スリット25fは、第1補助線SL1上であって、側壁側係止部25の断面での中心の上方に設けられている。下側スリット25gは、第2補助線SL2上であって、側壁側係止部25の断面での中心の側方(図22では、左方および右方)に設けられている。側壁側係止部25では、下側スリット25gが、高さ方向Zにおいて側壁側係止部25の略中央に位置するので、側壁側係止部25の略半分くらいの部分が、変形量を抑えた箇所となり、相手方に安定して係止される。また、側壁側係止部25の上部は、上側スリット25fによって、略均等に2つに分けられるので、両者にバランス良く負荷が加わって、位置の偏りを防ぐことができる。側壁側係止部25の上部では、下側スリット25g近傍よりも、上側スリット25f近傍の方が、軸線方向で長い範囲分断されており、変形しやすくなっている。
また、側壁側係止部25には、延出した先端から軸線方向に沿って凹んだ軸凹部25dが設けられている。つまり、側壁側係止部25の断面は、略環状とされており、中央を肉抜きして軸凹部25dが形成されている。このように、軸凹部25dを設けることで、側壁側係止部25の内部に空間が形成され、側壁側係止部25が押し込まれて変形しやすい構造とすることができる。本実施の形態において、上側スリット25fおよび下側スリット25gは、側壁側係止部25の外周から内周まで設けられており、軸凹部25dに繋がっている。
軸凹部25dに面す側壁側係止部25の内周には、上方向へ立設されたリブ25eが設けられている。リブ25eを設けることで、側壁側係止部25の下部を構造的に補強し、変形量を抑えることができる。
次に、側壁受け部32a近傍の構造について、図23ないし図25を参照して説明する。
図23は、第2側壁の側壁受け部近傍を拡大して示す拡大側面図であって、図24は、調整プレートを示す概略側面図であって、図25は、調整プレートを取り外した状態の第2側壁を拡大して示す拡大側面図である。
支持体30の第2側壁32には、プレート固定ビスSCを用いて、側壁受け部32aを有する調整プレート38が取り付けられる。調整プレート38は、略板状とされ、上述した側壁受け部32aおよび受け挿入部32bが設けられている。また、側壁受け部32aの下方には、一部を折り曲げて、部分的に厚みを大きくしたビス当接部38cが設けられている。さらに、調整プレート38には、高さ方向Zで長い長穴とされた3つの係止穴38aと、2つのプレートビス穴38bが設けられている。
第2側壁32には、側壁受け部32aおよび受け挿入部32bに対応する箇所を切り欠いたプレート対応部32cが設けられている。プレート対応部32cでは、側壁受け部32aおよび受け挿入部32bより広い範囲が切り欠かれており、側壁受け部32aに挿入される側壁側係止部25に干渉しないようになっている。また、第2側壁32には、係止穴38aに対応して設けられた係止突起32dと、プレートビス穴38bに対応して設けられた第2側壁ビス穴32eと、偏芯ビスESが挿入される偏芯挿入穴32fとが設けられている。係止突起32dは、調整プレート38側に突出しており、係止穴38aの内側に収まる。
調整プレート38は、第2側壁ビス穴32eおよびプレートビス穴38bに挿入されたプレート固定ビスSCによって、第2側壁32に取り付けられる。この際、プレートビス穴38bは、プレート固定ビスSCの径より長い長穴とされているので、調整プレート38を高さ方向Zに動かすことができる。また、係止突起32dが、係止穴38aに引っ掛かるので、調整プレート38が動く方向が規制される。なお、図示しないが、プレート固定ビスSCは、ワッシャやスプリングを挟み込んで取り付けられていてもよい。
調整プレート38については、偏芯挿入穴32fに挿入された偏芯ビスESによって、さらに位置を微調整することができる。偏芯ビスESは、頭部がビス当接部38cの下方に位置しており、回転させることで頭部がビス当接部38cに接し、さらに回転させることで調整プレート38を押す。偏芯ビスESに押されることで、調整プレート38は高さ方向Zに移動する。
上述したように、調整プレート38は、第2側壁32に対し、係止穴38a、プレートビス穴38b、係止突起32d、およびプレート固定ビスSCなど、両者を完全に固定せずに位置を調整する位置調整部を介して取り付けられている。このように、調整プレート38自体を動かすことで、調整プレート38と側壁側係止部25との隙間を変化させずに、光走査装置20の位置を調整することができる。
上述した構成では、画像形成装置1とは分離して支持体30を設けたが、これに限定されず、支持体30が画像形成装置1の筐体の一部とされていてもよい。つまり、光走査装置20を、支持体30およびステイ40に取り付けた状態の光走査ユニット200を画像形成装置1に固定する形態を説明したが、これに限定されず、支持体30およびステイ40を画像形成装置1に設け、これに光走査装置20を取り付けてもよい。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 画像形成装置
20 光走査装置
21 出射窓
22 ステイ側係止部(対向支持部の一例)
23 第1位置決め部
24 第2位置決め部
25 側壁側係止部(支持軸の一例)
25a 細径部
25b 太径部
25c 径変化部
25d 軸凹部
25e リブ
25f 上側スリット
25g 下側スリット
30 支持体
31 第1側壁
32 第2側壁
32a 側壁受け部
33 第3側壁
34 第4側壁
35 支持体底面
35a 第1立設固定部
35b 第2立設固定部
36 導風部
38 調整プレート
40 ステイ
200 光走査ユニット
ES 偏芯ビス
SC プレート固定ビス
X 副走査方向
Y 主走査方向
Z 高さ方向

Claims (9)

  1. 画像形成装置に備えられ、光を出射して走査させる光走査装置であって、
    前記光走査装置から延出して設けられ、前記画像形成装置に対して回転自在に支持される支持軸と、
    前記支持軸の軸線方向で前記支持軸と対向する端部から延出して設けられた対向支持部とを備え、
    前記支持軸の外周には、該支持軸の軸線方向に沿って延びる複数のスリットが設けられ
    前記対向支持部は、前記画像形成装置に対して回転自在に支持されること
    を特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置であって、
    前記複数のスリットは、上下方向において、上側に設けられた上側スリットと、前記上側スリットよりも下側に設けられた下側スリットとを含み、
    前記上側スリットは、前記軸線方向において、前記下側スリットより長く形成されていること
    を特徴とする光走査装置。
  3. 請求項2に記載の光走査装置であって、
    前記上側スリットは、前記支持軸の断面での中心から上方向に延びる直線上に設けられ、
    前記下側スリットは、前記支持軸の断面での中心から横方向に延びる直線上に設けられていること
    を特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の光走査装置であって、
    前記支持軸には、延出した端部から前記軸線方向に沿って凹んだ軸凹部が設けられていること
    を特徴とする光走査装置。
  5. 請求項4に記載の光走査装置であって、
    前記軸凹部に面する前記支持軸の内周には、上方向へ立設されたリブが設けられていること
    を特徴とする光走査装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の光走査装置であって、
    前記支持軸には、前記軸線方向において異なる位置に設けられ、第1の外径とされた細径部と、前記第1の外径より大きい第2の外径とされた太径部とを有すること
    を特徴とする光走査装置。
  7. 請求項に記載の光走査装置であって、
    前記軸線方向と直交する方向での端部に設けられた固定部が、固定具によって固定されること
    を特徴とする光走査装置。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか1つに記載の光走査装置を備えた画像形成装置。
  9. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記光走査装置を取り付ける取付部材と、
    前記支持軸を係止する調整プレートとを備え、
    前記調整プレートは、前記取付部材に対し、位置を調整する位置調整部を介して取り付けられていること
    を特徴とする画像形成装置。
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