JP4926591B2 - 吐出ノズル - Google Patents

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Description

本発明は、液吐出容器の吐出ノズル、とくに吐出口にメッシュを被着するようにした吐出ノズルに関するものである。
液吐出容器として、容器の口筒部に吐出ノズルを具えたポンプヘッドを装着したポンプを取着した液吐出容器は、従来より周知である。
また、誤操作や、容器の転倒などによるポンプヘッドの押圧によってポンプが作動し、吐出ノズルから内容液が吐出されることを防止した液吐出容器も、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)
実公平7−23417号公報
しかしながら、従来周知の液吐出容器では、粘性の少ない液の場合、ポンプヘッドを強く押すと、ノズルの吐出口から液体が周囲に飛散するという問題があった。
また、容器を転倒したときに、ノズルヘッドやステム内に滞留している内容液がノズルの吐出口より飛び出すという問題があった。
前記特許文献1記載の技術では、誤操作や容器の転倒などによる不用意な吐出を防止することはできるが、構造が複雑になり、生産コストが高くつくという問題があった。
また、ポンプヘッドを強く押した場合の液の飛散という前記問題点を解決することはできなかった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題とし、吐出ノズルの吐出口にメッシュ部材を装着し、内容液の吐出時の飛び散りを防止するようにした液吐出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、液吐出容器の吐出ノズルとして、吐出ノズルを具えたポンプヘッドを装着したポンプを、容器口部に取着した液吐出容器において、内容液が1〜50cPの粘性の少ない液であり、吐出ノズルの吐出口を100メッシュ以上の目の細かいメッシュで覆い、液の飛散を防止するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
吐出ノズルの実施例として、吐出ノズルを、ポンプヘッドに設けた取付部に嵌着したことを特徴とする構成、或いは、吐出ノズルのノズル筒部先端に、端面にメッシュを取着したメッシュリングを取着したことを特徴とする構成を採用する。
吐出ノズルの吐出口を覆うようにメッシュを配設しているので、内容液の吐出時に、ポンプヘッドを強く押圧しても、メッシュで吐出速度が抑えられるので、吐出口から飛散することはない。
また、容器が転倒した場合にも、メッシュにより吐出が抑えられるので、内容液は飛散しない。
次に、本発明の実施形態について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器、Bはポンプ取付キャップ、Cは取付キャップBによって容器口部に取付けられたポンプ、Dは吐出ノズルを具えたポンプヘッドである。
容器Aには、内容液として、化粧料、薬液、洗剤等が収納されている。
容器Aは、口部1と胴部2、底部とからなり、口部1にはねじが螺設されている。
ポンプ取付キャップBは、頂壁3と、内周にねじを螺設した側周壁4とを具えており、頂壁3の上面には、ポンプCの上下動を案内する案内筒5が設けられ、取付キャップBは、ポンプCを容器口部1に取付けるようにしている。
ポンプCは、従来より公知のものと同様に、シリンダー部材とピストン部材とからなり、ピストン部材には、ステム6が装着され、ステム6の上端には、ポンプヘッドDが取着されている。
図2に示すように、ポンプヘッドDは、頂壁10と側周壁11、頂壁10中央から垂設された内筒12とを具えており、側周壁11の所定の箇所には、ノズル取付部13が設けられている。
内筒12からノズル取付部13にかけて液の流路14が形成されており、ノズル取付部13には、ポンプヘッドDとは別体に成形された吐出ノズル15の取付口16が穿設されている。
吐出ノズル15は、取付口16に装着される膨出環17を設けた取付部18と、ノズル孔19が穿孔されたノズル筒部20とから形成され、ノズル筒部20の吐出口21には、メッシュ22が張着されている。
吐出ノズル15は、前述のように、ポンプヘッドDとは別体に成形され、メッシュ22は、ノズル筒部20の先端面に接着、または溶着、或いはインサート成形によって貼着されている。
ポンプCは、従来公知のものと同様に、ポンプヘッドDを押下げ操作することによってピストン部材が上下動し、内容液を容器A内からシリンダーに吸上げ、吐出ノズル15より吐出するようになっている。
次に、本実施例の吐出ノズルについての作用効果について説明する。
液吐出容器の使用にあたって、ノズルヘッドDを押下げ操作すると、公知のものと同様に、内容液を吐出ノズル15より吐出することができる。
その際、押下げ速度が速いと、吐出の刷り内の流速が早くなり、吐出口から吐出方向が一定せずに飛散するということがあるが、本実施例では、吐出口21にメッシュ22がかけられているので、吐出速度が弱められ、均一となるので、吐出方向が全面にわたって均一になり、飛び散ることがなくなった。
また、容器Aを転倒した場合に、ノズル孔19内、流路14、ステム6内に滞留している内容液が、吐出ノズル15の吐出口21に殺到するが、メッシュ22によって吐出速度がおそくされ、飛び散ることが防止される。
次に、ポンプヘッドの構成を変更した第2実施例について説明する。
第1実施例と同一の構成については、同一の符号をもって図示して説明を省略し、ポンプヘッドの構成のみを説明する。
図3において、ポンプヘッドDaは、頂壁10aと側周壁11aと内筒12aとを具えており、側周壁11aの所定の位置には、吐出ノズル25が突設されている。
吐出ノズル25の内部には、液の流路14aに連通するノズル孔26が穿孔され、ノズル筒部27の先端部は、縮径され、メッシュリング28の取付部29となっている。
メッシュリング28は、取付筒30と、その先端に設けられ、ノズル孔26の吐出口26aと同径とされた環状板31、および環状板31の端面に取着されたメッシュ32とからなっている。
メッシュ32は、接着、溶着、或いはインサート成形によって環状板31の端面に貼着されている。
次に、本実施例の作用効果について説明すると、吐出ノズル25の先端にメッシュリング28を被嵌することによって、メッシュ32をノズル孔26の吐出口26aに位置させることができるので、第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
また、メッシュリング28は、ノズル筒部27先端に被嵌されるので、取り替えが容易にでき、内容液に応じて、メッシュの粗さを変えたものを用意して着け替えることもできる。
上記実施例では、メッシュリング28をノズル筒部27先端の外周に被嵌するようにしたが、ノズル筒部先端の内周に拡径部を形成し、メッシュリング28を嵌挿して取着するようにしてもよい。
次に、各実施例に共通して、メッシュの粗さと、内容液の粘度に関係する作用効果について、試験を通じて確かめた。
容器として、容量180ml、ノズル径3.2mmφの吐出容器を用い、内容液として化粧水を用いて試験した。
化粧水として、清浄用を始め、種々のものがあるが、粘度1〜50cPの範囲のものを使用し、粘度に応じて繰り返して試験した。
また、メッシュとして、PET、ナイロン等を素材としたものを使用し、メッシュの粗さを150メッシュまで40メッシュ毎に変化させて試験した。
Figure 0004926591
試験の結果から、転倒時の液垂れについては、メッシュの粗さに関係なく、全ての場合に防止することができた。
吐出時の飛散については、110メッシュ以上では、完全に防止することができたが、70メッシュの場合では、押下げ操作によっては飛散することがあった。
30メッシュでは、飛散を防ぐことはできなかった。
試験の結果からみると、メッシュの粗さについては、70〜110メッシュの間で、110メッシュに近い100メッシュ以上であれば、飛散を防止できる。
吐出ノズルの吐出口にメッシュを配設し、吐出時、或いは容器転倒時における吐出口からの内容液の飛散を防止できるので、内容液が液状ばかりでなく、粘性液の場合でも広く利用できる。
本願発明第1実施例の一部断面説明図である。 ポンプヘッドの分解図である。 第2実施例の一部断面説明図である。
符号の説明
A 容器
B 取付キャップ
C ポンプ
D、Da ポンプヘッド
1 口部
2 胴部
3、10、10a 頂壁
4、11、11a 側周壁
5 案内筒
6 ステム
12 内筒
13 ノズル取付部
14 流路
15、25 吐出ノズル
16 取付口
17 膨出環
18、29 取付部
19、26 ノズル孔
20、27 ノズル筒部
21、26a 吐出口
22、32 メッシュ
28 メッシュリング
30 取付筒
31 環状板

Claims (3)

  1. 吐出ノズルを具えたポンプヘッドを装着したポンプを、容器口部に取着した液吐出容器において、
    内容液が1〜50cPの粘性の少ない液であり、
    吐出ノズルの吐出口を100メッシュ以上の目の細かいメッシュで覆い、液の飛散を防止するようにしたことを特徴とする液吐出容器の吐出ノズル。
  2. 吐出ノズルを、ポンプヘッドに設けた取付部に嵌着したことを特徴とする請求項1記載の液吐出容器の吐出ノズル。
  3. 吐出ノズルのノズル筒部先端に、端面にメッシュを取着したメッシュリングを取着したことを特徴とする請求項1記載の液吐出容器の吐出ノズル。
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