JPH10264937A - ポンプ式容器のノズル - Google Patents
ポンプ式容器のノズルInfo
- Publication number
- JPH10264937A JPH10264937A JP9086060A JP8606097A JPH10264937A JP H10264937 A JPH10264937 A JP H10264937A JP 9086060 A JP9086060 A JP 9086060A JP 8606097 A JP8606097 A JP 8606097A JP H10264937 A JPH10264937 A JP H10264937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- tip
- holes
- porous plate
- cost
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消毒液、洗浄液などを収容するポンプ式の容
器に取り付けるノズルの構造を改良して、製作と組立を
容易にしてコストダウンを図る。 【解決手段】 ノズル１の先端部分３に、ノズルの内周
面と一体成形した多孔板部４を設けることにより、型代
を安価にして、組立の手数を省き、コストダウンできる
ようにした。
器に取り付けるノズルの構造を改良して、製作と組立を
容易にしてコストダウンを図る。 【解決手段】 ノズル１の先端部分３に、ノズルの内周
面と一体成形した多孔板部４を設けることにより、型代
を安価にして、組立の手数を省き、コストダウンできる
ようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば消毒液と
か洗浄液等を収容した容器に取り付けられて、蓋の押し
下げとともに液体を吐出させるようにしたポンプ式容器
のノズルに関し、液体の吐出状態を形成する多孔板部を
ノズルと一体に成形したことを特長とするものである。
か洗浄液等を収容した容器に取り付けられて、蓋の押し
下げとともに液体を吐出させるようにしたポンプ式容器
のノズルに関し、液体の吐出状態を形成する多孔板部を
ノズルと一体に成形したことを特長とするものである。
【０００２】
【従来の技術】一般のポンプ式容器のノズルには所定の
内径を具えたパイプが用いられているが、例えば病院内
等で用いられる消毒液とか洗浄液を収容したポンプ式容
器のノズルには、パイプの内周面に断面菊形の抵抗体を
嵌着して、液体の吐出状態をシャワー状にしたり、ミス
ト状にすることが行われている。
内径を具えたパイプが用いられているが、例えば病院内
等で用いられる消毒液とか洗浄液を収容したポンプ式容
器のノズルには、パイプの内周面に断面菊形の抵抗体を
嵌着して、液体の吐出状態をシャワー状にしたり、ミス
ト状にすることが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の抵抗体は、
ノズルとは別体に１個のパーツとして製作されていたの
で、型代等の製作費が嵩み組立に手数を要してコスト高
になる欠点があった。
ノズルとは別体に１個のパーツとして製作されていたの
で、型代等の製作費が嵩み組立に手数を要してコスト高
になる欠点があった。
【０００４】そのために、本発明が解決しようとする課
題は、上記のような従来品の欠点を除去して、所望の吐
出機能を備えたノズルの製作を容易にしてコストダウン
を図ることにある。
題は、上記のような従来品の欠点を除去して、所望の吐
出機能を備えたノズルの製作を容易にしてコストダウン
を図ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、プラス
チック製のノズルの先端部分に、多孔板部を該ノズルの
内周面と一体に成形したことを特徴とするポンプ式容器
のノズルを提供するものである。
チック製のノズルの先端部分に、多孔板部を該ノズルの
内周面と一体に成形したことを特徴とするポンプ式容器
のノズルを提供するものである。
【０００６】本発明は、多孔板部をノズルと一体成形し
たので、２個のパーツで形成されていた従来品に比べて
型代が安くなり、組立の手数が省かれるのでコストダウ
ンできる。本発明は、以上のようにして前記の課題を解
決したものである。
たので、２個のパーツで形成されていた従来品に比べて
型代が安くなり、組立の手数が省かれるのでコストダウ
ンできる。本発明は、以上のようにして前記の課題を解
決したものである。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図１に示すように、このノズル１は、図２の（ｂ）
に示すように抜き勾配を有する円筒形のパイプ部分２
と、パイプ部分２の先端から適宜の俯角を有して下方に
屈折する先端部分３と、パイプ部分２と先端部分３との
境目に、図２の（ａ）に示すように所定径の円形の孔５
を多数設けて斜めに楕円形をなす多孔板部４とを一体成
形してなる。
る。図１に示すように、このノズル１は、図２の（ｂ）
に示すように抜き勾配を有する円筒形のパイプ部分２
と、パイプ部分２の先端から適宜の俯角を有して下方に
屈折する先端部分３と、パイプ部分２と先端部分３との
境目に、図２の（ａ）に示すように所定径の円形の孔５
を多数設けて斜めに楕円形をなす多孔板部４とを一体成
形してなる。
【０００８】本発明ノズル１は、ノズルの先端部分３の
内周面と一体に多孔板部４を成形したので金型代が結果
として従来品に比べて安価になり、組立の手数が省ける
のでコストダウンできる。なお、孔５を具えた多孔板部
４は、ノズル１のパイプ部分２側を成形する金型と先端
部分３側を成形する金型との間で成形されることはいう
までもない。
内周面と一体に多孔板部４を成形したので金型代が結果
として従来品に比べて安価になり、組立の手数が省ける
のでコストダウンできる。なお、孔５を具えた多孔板部
４は、ノズル１のパイプ部分２側を成形する金型と先端
部分３側を成形する金型との間で成形されることはいう
までもない。
【０００９】図３は実施例の使用状態を示すもので、図
中、６は容器Ａに対して昇降可能に取り付けられたキャ
ップ、７はキャップ側から延設されたノズルの取付け
部、８は取付け部７にノズル１の基端を接続する接続部
である。
中、６は容器Ａに対して昇降可能に取り付けられたキャ
ップ、７はキャップ側から延設されたノズルの取付け
部、８は取付け部７にノズル１の基端を接続する接続部
である。
【００１０】本発明ノズル１は、孔板部４に設ける孔５
の位置を中央に寄せれば液体を散布する面積が小にな
り、分散させれば拡散する。また、容器Ａに収容する液
体の粘度が低いときは孔４の径を小にし、高いものにあ
っては径を大にし、また、所望の吐出量に応じて孔５の
数を適宜に増減することにより、それぞれに対応したノ
ズルを得ることができる。なお、孔５の形状とか多孔板
部４の形状およびノズル１の全体形状あるいはキャップ
６との接続構造等については図示した実施例の態様に限
定されるものではなく、本発明の要旨にそって適宜に設
計変更することができる。
の位置を中央に寄せれば液体を散布する面積が小にな
り、分散させれば拡散する。また、容器Ａに収容する液
体の粘度が低いときは孔４の径を小にし、高いものにあ
っては径を大にし、また、所望の吐出量に応じて孔５の
数を適宜に増減することにより、それぞれに対応したノ
ズルを得ることができる。なお、孔５の形状とか多孔板
部４の形状およびノズル１の全体形状あるいはキャップ
６との接続構造等については図示した実施例の態様に限
定されるものではなく、本発明の要旨にそって適宜に設
計変更することができる。
【００１１】
【発明の効果】前記のように構成し、上記のように用い
られるようにした本発明によれば、従来品に比べてノズ
ルが安価に製作できて、組立の手数も省かれるのでコス
トダウンできる。本発明には以上のように優れた効果が
ある。
られるようにした本発明によれば、従来品に比べてノズ
ルが安価に製作できて、組立の手数も省かれるのでコス
トダウンできる。本発明には以上のように優れた効果が
ある。
【図１】図１は本発明の実施例を示す一部切欠側面図
【図２】図２の（ａ）はＡーＡ’端面図、（ｂ）はＢー
Ｂ’線に沿う多孔板部の端面図
Ｂ’線に沿う多孔板部の端面図
【図３】図３は使用状態を示す一部切欠立面図である。
１ ノズル ２ パイプ部分 ３ 先端部分 ４ 多孔板部 ５ 孔 ６ キャップ ７ 取付け部 ８ 接続部 Ａ 容器
Claims (1)
- 【請求項１】 プラスチック製のノズルの先端部分に、
多孔板部を該ノズルの内周面と一体に成形したことを特
徴とするポンプ式容器のノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086060A JPH10264937A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | ポンプ式容器のノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086060A JPH10264937A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | ポンプ式容器のノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264937A true JPH10264937A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13876162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9086060A Pending JPH10264937A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | ポンプ式容器のノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264937A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008029999A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出ノズル |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP9086060A patent/JPH10264937A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008029999A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出ノズル |
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