JPH0317957Y2 - - Google Patents

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JPH0317957Y2
JPH0317957Y2 JP885984U JP885984U JPH0317957Y2 JP H0317957 Y2 JPH0317957 Y2 JP H0317957Y2 JP 885984 U JP885984 U JP 885984U JP 885984 U JP885984 U JP 885984U JP H0317957 Y2 JPH0317957 Y2 JP H0317957Y2
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piece
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sprayer
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、噴霧器に組付けられて使用される噴
霧器用ノズル孔延出体に関するもので、噴霧器の
姿勢および向きにかかわりなく内容液の噴霧方向
を自由に設定変更することができるようにするこ
とを目的とするものである。
液体を収納した壜体の口筒に組付けキヤツプに
より組付けられて、レバー操作によつて壜体内の
内容液を噴霧する噴霧器が広い範囲で利用される
ようになつているが、この種の噴霧器の内、構造
が簡単でかつ安定した噴霧動作を発揮するものと
して第2図に示した噴霧器が知られている。
この第2図に示した噴霧器の具体的な構造を第
3図を参考にして説明すると、この種の噴霧器1
4は、この噴霧器14を壜体Bに組付けるキヤツ
プ15と、第1の逆止弁を構成する部分とシリン
ダ機構部分を構成するインテイク17と、このイ
ンテイク17に組付けられてレバー41の組付け
部分を形成するボデイ29と、シリンダ機構のピ
ストン部分を形成すると共に第2の逆止弁を構成
する部分を有するトリガー34と、このトリガー
34を昇降動させることによつて前記ピストン片
36を前進後退動させるレバー41と、そして主
ノズルキヤツプ40とから構成されている。
キヤツプ15は、中央に孔16を形成した頂板
を設けた円筒体の内周面に螺条を形成した構造と
なつている。
インテイク17は、キヤツプ15の頂板に下方
から係止する円平板形状をした底板20に外筒壁
18と内筒壁19とを同心状にかつ間隔を開けて
起立設し、前記内筒壁19をそのまま下方に延長
垂下設することによつてシリンダ筒21を形成し
た構成となつている。
シリンダ筒21の下端には、下端を壜体Bの底
面上に位置させた吸上管23が組付けられてお
り、またシリンダ筒21の下端付近には、上方に
広がつたテーパー筒形状に成形された弁座筒片2
2が設けられていて、この弁座筒片22内に弁球
24を組付けることによつて第1の逆止弁を構成
している。
このシリンダ筒21内には、弁球24の弁座筒
片22内からの離脱を阻止する押さえ棒27と、
スプリング28とが設けられている。
孔16からキヤツプ15上に突出したインテイ
ク17の外筒壁18および内筒壁19に組付くボ
デイ29は、外筒壁18に嵌合する組付き筒30
と、内筒壁19内に密嵌合する保持筒31と、そ
してレバー41を軸止するための取付け壁片32
とから構成されている。
組付き筒30は、ボデイ29をインテイク17
に組付け固定するための部分で、アンダーカツト
等を利用して強固な組付きを達成すべく構成さ
れ、また保持筒31は、前記シリンダ筒21に対
するトリガー34の昇降動作が安定した状態で達
成されるよう、トリガー34のガイド筒35を保
持すると共に、ピストン片36の後退限(第3図
図示実施例の場合、上昇限)を設定する部分とな
つている。
噴霧機能部分の主体を構成するトリガー34
は、外周面をシリンダ筒21の内周面に密接触さ
せた状態でシリンダ筒21内に組付けられたピス
トン片36を下端に組付け固定し、前記保持筒3
1内に密に摺動自在に組付けられたガイド筒35
と、このガイド筒35の上端に、このガイド筒3
5と連通した状態で横方向に延出設された導出筒
37とから構成されていて、導出筒37の先端に
は、主ノズルキヤツプ40が螺合組付けされると
共に、第2の逆止弁を構成する弁体7を挿入組付
けする螺筒片38が形成されている。
螺筒片38の内径は、導出筒37の内径よりも
大きく、この螺筒片38と導出筒37との境界部
分に段部を形成し、この段部を弁座面39として
いる。
主ノズルキヤツプ40は、内周面に螺溝を刻設
した円筒体の一端に頂板を連設し、この頂板の中
央にノズル孔を開孔した構造となつている。
また、弁体7は、前記弁座面39にその一方端
面の周端部分を密接触させる弁片8と、この弁片
8を弁座面39に押付けるべくその弾力を作用さ
せる弾力部11と、そして前記主ノズルキヤツプ
40の頂板内面に押付けられる前端面にスピンナ
ー溝を刻設したスピンナー溝片9とを一体設して
構成されている。
レバー41は、このレバー41からほぼ直角に
屈曲して延出設された結合板42の後端部で、前
記取付け壁片32の上端部に軸ピン33により回
動自在に軸止され、前記ガイド筒35の外面上端
に突設された結合ピン43を遊合させる横長孔
を、前記結合板42の中央部分に形成して構成さ
れている。
なお、インテイク17の底板20に開孔された
通気孔25は、壜体B内に負圧が発生するのを防
止するためのものであり、またパツキン26は噴
霧器14と壜体Bとの間の液密を達成するもので
ある。
噴霧器14は、上記した如き構造となつている
ので、第3図図示状態から、レバー41を反時計
方向に回動させてトリガー34をスプリング28
の弾力に逆らつて下降させると、第1の逆止弁と
第2の逆止弁との間に、シリンダ筒21とガイド
筒35と導出筒37とにより形成される空間の体
積が減少するので、この空間内に位置していた内
容液は、弾力部11を変形させて弁片8を前進変
位させて第2の逆止弁を開き、そのままスピンナ
ー溝片9のスピンナー溝を通つてノズル孔から噴
霧される。
これとは反対に、スプリング28の弾力によつ
てレバー41が時計方向に回動復帰すると、前記
した第1の逆止弁と第2の逆止弁との間に形成さ
れる通路空間の体積が増大するので、第1の逆止
弁である弁球24を押し上げて壜体B内の内容液
が前記通路空間内に吸上げられ、次の噴霧動作が
可能である状態となる。
このような構造となつた噴霧器14は、前記し
た如く、この種の噴霧器としては、構造が簡単で
かつ安定した噴霧動作を得ることができる優れた
効果を発揮するのであるが、実際の噴霧使用に際
して、内容液の噴霧方向が横方向ばかりでなく、
上下方向からの噴霧が要求されたり、または狭い
隙間の奥の箇所に噴霧することを要求されたりす
ると、この要求を満たすことができず、その使用
形態に不満を生じることになつていた。
本考案は、上記した従来例における不満を解消
すべく考案されたもので、主ノズルキヤツプ40
の代わりに螺筒片38に組付けられる可撓性のあ
る細長のパイプ体の先端に噴霧のためのノズルを
形成して構成したものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
本考案による噴霧器用ノズル孔延出体1は、第
2図および第3図に示した噴霧器14の螺筒片3
8に主ノズルキヤツプ40に代わつて組付けられ
るもので、先端に噴霧器14の螺筒片38と全く
同じ構造そして寸法の先端螺筒部4を設けると共
に基端に大径となつた組付き基端部3を設けた細
長のパイプ形状をした可撓性のある延出筒2と、
前記螺筒片38に螺合することによつて前記延出
筒2を螺筒片38に液密に組付ける結合キヤツプ
6と、頂板中央にノズル孔13を設けた有頂円筒
形状をして前記噴霧器14の主ノズルキヤツプ4
0と全く同じ構造そして寸法をし、前記先端螺筒
部4に螺合組付けされるノズルキヤツプ12と、
前記先端螺筒部4内に挿入組付けされる弁体7と
から構成されている。
延出筒2の組付き基端部3は、外周面に突条を
周設することによつて延出筒2の中央部分よりも
大径となり、これによつて延出筒2に摺動自在に
組付いた結合キヤツプ6の延出筒2からの離脱を
防止しており、また螺筒片38の先端面に液密に
接触するためのより幅広の延出筒2の基端面を形
成している。
また、この延出筒2の先端に形成された先端螺
筒部4は、噴霧器14の螺筒片38と全く同じ構
造そして寸法となつている。
結合キヤツプ6は、延出筒2に摺動自在に組付
く筒部と、螺筒片38に螺合する筒部とから構成
されていて、図示実施例の場合、螺筒片38に螺
合されることによつて、組付き基端部3を螺筒片
38の先端面に押し付け、もつて延出筒2を液密
な状態で螺筒片38に組付けるのである。
所で、結合キヤツプ6によつて螺筒片38に組
付けられた延出筒2の基端面には、噴霧器14の
弁体7のスピンナー溝片9の前端面が、この弁体
7の弾力部11の弾力によつて押付けられている
ことは云うまでもなく、この押付けによつて噴霧
器14の弁体7は逆止弁としての機能を失うこと
がない。
先端螺筒部4内に挿入組付けされた弁体7は、
噴霧器14の弁体7と全く同じ構造そして寸法を
しているので、ノズルキヤツプ12とこの弁体7
との組合わせは、噴霧器14の主ノズルキヤツプ
40と弁体7との組合わせと全く同じとなり、こ
れによつてノズルキヤツプ12と弁体7との組合
わせ物は、内容液の噴霧状態を劣化させることな
く、良好な噴霧動作を達成することができること
になる。
なお、本考案のノズル孔延出体1に組付けられ
る弁体7は、噴霧器14の弁体7の如く、逆止弁
機能を発揮する必要がないので、第3図図示実施
例の如く、延出筒2の内周面との間に通路5を形
成しても良い。
また、スピンナー溝片9の前端面のスピンナー
溝が集中する中央部に凹陥部10を形成し、この
凹陥部10の深さとか大きさを適当に設定するこ
とによつて、内容液の噴霧状態、すなわち噴霧の
広がりを設定することが出来る。
本考案によるノズル孔延出体1は、上記の如き
構造となつているので、噴霧器14の主ノズルキ
ヤツプ40を取去つて、代わりに結合キヤツプ6
によつて簡単に噴霧器14に組付けることができ
る。
内容液の噴霧は、前記した噴霧器14だけの場
合と全く同じであるが、内容液は、噴霧器14の
弁体7部分で霧化されることなく、液体のまま本
考案のノズル孔延出体1の弁体7とノズルキヤツ
プ12との組合わせ物のところまで流動移動し、
この弁体7とノズルキヤツプ12との組合わせ物
によつて始めて霧化されてノズル孔13から噴霧
されるのである。
本考案によるノズル孔延出体1の主体部分であ
る延出筒2は可撓性を有しているので、壜体Bを
直立姿勢に保つたまま、この延出筒2を曲げて、
所望の方向に内容液を噴霧することができる。
また、延出筒2は細長いものであるので、ノズ
ルキヤツプ12を組付けた先端螺筒部4を、狭い
間隙の奥まで簡単に侵入位置させることができ、
これによつてこのように例え狭い間隙の奥の限定
された箇所であつても、壜体Bを傾けることな
く、また全く普通の取扱によつて、良好に内容液
を噴霧することができる。
さらに、この本考案によるノズル孔延出体1を
取外して、主ノズルキヤツプ40を組付けること
によつて、噴霧器14をもとの状態で使用するこ
とができる。
またさらに、本考案のノズル孔延出体1は、噴
霧器14の構成部品である主ノズルキヤツプ40
と全く同じものであるノズルキヤツプ12と、噴
霧器14の弁体7と全く同じものである弁体7と
を使用しているので、本考案のノズル孔延出体1
を製造するのに、専用に成形しなければならない
のは、延出筒2と結合キヤツプ6だけで良く、こ
のため極めて安価に製造することができることに
なる。
以上の説明から明らかな如く、本考案のノズル
孔延出体は、壜体内の内容液を自由な方向に噴霧
することができ、また狭い間隙の奥の箇所に対し
ても内容液の良好な噴霧を達成することができ、
さらに噴霧器単体での使用状態に簡単に切り換え
ることができ、またさらに噴霧器の構成部品の一
部をそのまま構成部品として使用することができ
るよう構成されているので、これらの部品を新た
に製造する必要が全くなく、これによつてこれら
の部品の製造に要する経費を省略することができ
るので極めて安価に製作することができる等多く
の優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるノズル孔延出体の途中
を省略した全体外観図である。第2図は、本考案
によるノズル孔延出体が組付けられる噴霧器の外
観図である。第3図は、噴霧器に組付けられた状
態の本考案によるノズル孔延出体の詳細な構造を
示す縦断面図である。 符号の説明、1;ノズル孔延出体、2;延出
筒、3;組付き基端部、4;先端螺筒部、5;通
路、6;結合キヤツプ、7;弁体、8;弁片、
9;スピンナー溝片、10;凹陥部、11;弾力
部、12;ノズルキヤツプ、13;ノズル孔、1
4;噴霧器、15;キヤツプ、17;インテイ
ク、21;シリンダ筒、24;弁球、29;ボデ
イ、34;トリガー、36;ピストン片、38;
螺筒片、39;弁座面、40;主ノズルキヤツ
プ、41;レバー、B;壜体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体の通路途中に、二つの逆止弁と該二つの逆
    止弁の間に位置するシリンダ機構とを設けると共
    に、液体通路を形成する導出筒の先端部である螺
    筒片内に配置されて前記第2の逆止弁を構成する
    弁体を、前端面にスピンナー溝を刻設したスピン
    ナー溝片を前端に一体設した構造とした噴霧器に
    組付けられるノズル孔延出体であつて、先端に前
    記螺筒片と全く同じ構造そして寸法の先端螺筒部
    を設けると共に基端に大径となつた組付き基端部
    を設けた細長のパイプ形状をした可撓性のある延
    出筒と、前記螺筒片に螺合することによつて前記
    延出筒を前記螺筒片に液密に組付ける結合キヤツ
    プと、頂板にノズル孔を開孔した有頂円筒形状を
    し、前記先端螺筒部に螺合組付けされるノズルキ
    ヤツプと、前記先端螺筒部内に挿入組付けされる
    前記弁体と全く同じ構造そして寸法の弁体とから
    成る噴霧器用ノズル孔延出体。
JP885984U 1984-01-25 1984-01-25 噴霧器用ノズル孔延出体 Granted JPS60119961U (ja)

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JPS60119961U JPS60119961U (ja) 1985-08-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2581995Y2 (ja) * 1993-06-01 1998-09-24 株式会社バンダイ 液体容器

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