JPS6244774Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244774Y2 JPS6244774Y2 JP15910782U JP15910782U JPS6244774Y2 JP S6244774 Y2 JPS6244774 Y2 JP S6244774Y2 JP 15910782 U JP15910782 U JP 15910782U JP 15910782 U JP15910782 U JP 15910782U JP S6244774 Y2 JPS6244774 Y2 JP S6244774Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical chamber
- core
- cylinder part
- cylinder
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 9
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、噴霧口を有する蓋部材を嵌装した
圧縮容器を手で押圧することにより噴霧が行われ
るようにしたシヤンプー、ヘアスプレー等に用い
て好適の噴霧容器に関するものであつて、一回の
押圧による噴霧を定量とするとともに、各噴霧終
了時における噴霧口の液切れが瞬時に行われ滴下
現象が防止されるようにしたものである。
圧縮容器を手で押圧することにより噴霧が行われ
るようにしたシヤンプー、ヘアスプレー等に用い
て好適の噴霧容器に関するものであつて、一回の
押圧による噴霧を定量とするとともに、各噴霧終
了時における噴霧口の液切れが瞬時に行われ滴下
現象が防止されるようにしたものである。
この考案の実施例を図面について説明すると、
第１図において、１は圧縮容器であつて適度の弾
力性を有する軟質合成樹脂材料で作られている。
２は、この圧縮容器１の上端口部に螺装固定され
た蓋部材であつて硬質合成樹脂を以つて作られ上
面中央を立筒状に隆生してシリンダー部３が形成
され、その内部にピストン部材４が嵌合収容され
ている。ピストン部材４は、中心孔を有し、この
中心孔の上端は下方に狭まる傾斜口縁に形成さ
れ、これを弁座５として１つの小球である弁球７
が載架され逆止弁として作用するようになつてい
る。またピストン部材４の下面は垂下筒状に作ら
れ圧縮容器１内に位置する給液管８が接続されて
いる。このピストン部材４は、スプリング９を介
して常時圧下状態に保持されている。１０はスプ
リング９の一端を利用して曲成された弁球７の脱
出防止部である。
第１図において、１は圧縮容器であつて適度の弾
力性を有する軟質合成樹脂材料で作られている。
２は、この圧縮容器１の上端口部に螺装固定され
た蓋部材であつて硬質合成樹脂を以つて作られ上
面中央を立筒状に隆生してシリンダー部３が形成
され、その内部にピストン部材４が嵌合収容され
ている。ピストン部材４は、中心孔を有し、この
中心孔の上端は下方に狭まる傾斜口縁に形成さ
れ、これを弁座５として１つの小球である弁球７
が載架され逆止弁として作用するようになつてい
る。またピストン部材４の下面は垂下筒状に作ら
れ圧縮容器１内に位置する給液管８が接続されて
いる。このピストン部材４は、スプリング９を介
して常時圧下状態に保持されている。１０はスプ
リング９の一端を利用して曲成された弁球７の脱
出防止部である。
次に、１１はシリンダー部３の外周に設けられ
た噴出部であつて、シリンダー部３の上端内部を
区画して、一端を外部に開口し、他端を透孔１２
を介してシリンダー部３内に通ずる横穴状の筒室
１３を形成するとともに、この筒室１３内に第２
図に示す円柱周面に縦溝１４…を設けた短杆状の
中子１５を封入し、これを圧止するようにして奥
部に噴射孔１６を有し、弾性部材よりなる倒容器
状の噴射部材１７を挿着して形成されている。な
お、第１図において１８は蓋部材２上面に開設さ
れた空気吸込用の小孔であつて、同図においては
圧縮容器１の口縁上面と蓋部材２内面との間に挾
圧された輪状パツキン１９の上面に開設されてお
り、この輪状パツキン１９が逆止弁となつて外部
空気の吸入のみが行われるものである。
た噴出部であつて、シリンダー部３の上端内部を
区画して、一端を外部に開口し、他端を透孔１２
を介してシリンダー部３内に通ずる横穴状の筒室
１３を形成するとともに、この筒室１３内に第２
図に示す円柱周面に縦溝１４…を設けた短杆状の
中子１５を封入し、これを圧止するようにして奥
部に噴射孔１６を有し、弾性部材よりなる倒容器
状の噴射部材１７を挿着して形成されている。な
お、第１図において１８は蓋部材２上面に開設さ
れた空気吸込用の小孔であつて、同図においては
圧縮容器１の口縁上面と蓋部材２内面との間に挾
圧された輪状パツキン１９の上面に開設されてお
り、この輪状パツキン１９が逆止弁となつて外部
空気の吸入のみが行われるものである。
この考案は上記の構造であつて、圧縮容器１を
指先挾圧して扁平化させることにより、圧縮容器
１の圧力を高め、ピストン４をスプリング９に抗
して押し上げ、充分蓄圧して、前回の吸入により
シリンダー部３内に蓄積されていた空気混和液を
押し上げて噴出部１１から噴霧させるものであつ
て、この点は従来の装置と同様であるが、従来の
ものでは噴射部が単なる小孔を有するノズルであ
るのに対し、この考案においては、噴出部１１を
前記構造としたため、上昇する空気混和液は、筒
室１３内周面に囲まれる中子１５の縦溝１４…間
を通つて細流に分割されたのち、中子１５の前端
面に圧接する噴射部材１７をその弾力性に抗して
前方に押しつつ噴射孔１６から噴霧されるもので
あつて、噴霧が微細粒子であるとともに、シリン
ダー部３内の圧力が弱まり噴霧が停止されると、
同時に中子１５の前端面と噴射部材１７の背面と
が圧接されるので、噴射は同時に停止し、かつこ
の圧接が逆止弁となつて噴出部１１からシリンダ
ー部３に入ろうとする外気は遮断され、したがつ
てスプリング９により圧下復元するピストン部材
４による次回の噴霧用液の量は常に充分の量が確
保されるようになつている。そして設計に当つ
て、この噴射部材１７の噴射口１６の径、肉厚、
弾力度などを適宜選択することにより、前記ピス
トン部材４の上昇と噴霧開始との間に、時間を持
たせてシリンダー部３内の蓄圧力を高めることが
できるから、一回の噴霧時間を長く、かつ平均し
た噴霧を行わせることができる。
指先挾圧して扁平化させることにより、圧縮容器
１の圧力を高め、ピストン４をスプリング９に抗
して押し上げ、充分蓄圧して、前回の吸入により
シリンダー部３内に蓄積されていた空気混和液を
押し上げて噴出部１１から噴霧させるものであつ
て、この点は従来の装置と同様であるが、従来の
ものでは噴射部が単なる小孔を有するノズルであ
るのに対し、この考案においては、噴出部１１を
前記構造としたため、上昇する空気混和液は、筒
室１３内周面に囲まれる中子１５の縦溝１４…間
を通つて細流に分割されたのち、中子１５の前端
面に圧接する噴射部材１７をその弾力性に抗して
前方に押しつつ噴射孔１６から噴霧されるもので
あつて、噴霧が微細粒子であるとともに、シリン
ダー部３内の圧力が弱まり噴霧が停止されると、
同時に中子１５の前端面と噴射部材１７の背面と
が圧接されるので、噴射は同時に停止し、かつこ
の圧接が逆止弁となつて噴出部１１からシリンダ
ー部３に入ろうとする外気は遮断され、したがつ
てスプリング９により圧下復元するピストン部材
４による次回の噴霧用液の量は常に充分の量が確
保されるようになつている。そして設計に当つ
て、この噴射部材１７の噴射口１６の径、肉厚、
弾力度などを適宜選択することにより、前記ピス
トン部材４の上昇と噴霧開始との間に、時間を持
たせてシリンダー部３内の蓄圧力を高めることが
できるから、一回の噴霧時間を長く、かつ平均し
た噴霧を行わせることができる。
次に第３図は、前記第１図の変形例を示し、各
部は第１図と同じ符号で示されているが、この実
施例においてはシリンダー部を、小径のシリンダ
ー部３とやや大径のシリンダー部３′の２個に形
成してシリンダー部３内に位置するピストン部材
４の上昇を、やゝ大径のシリンダー部３′に嵌合
したやや大径のピストン部材４′を併用して行わ
せ、これにより受圧面積が大きくなつて噴霧の勢
がよくなるようにするとともに、噴出部１１をシ
リンダー部に直接設けず、別個のキヤツプ状部材
２０を被嵌固装して形成したため、噴出部の向き
を予め、蓋部材２に停止するまでねじ込まれた圧
縮容器１の扁平方向に随時一致させることができ
るようになつている。
部は第１図と同じ符号で示されているが、この実
施例においてはシリンダー部を、小径のシリンダ
ー部３とやや大径のシリンダー部３′の２個に形
成してシリンダー部３内に位置するピストン部材
４の上昇を、やゝ大径のシリンダー部３′に嵌合
したやや大径のピストン部材４′を併用して行わ
せ、これにより受圧面積が大きくなつて噴霧の勢
がよくなるようにするとともに、噴出部１１をシ
リンダー部に直接設けず、別個のキヤツプ状部材
２０を被嵌固装して形成したため、噴出部の向き
を予め、蓋部材２に停止するまでねじ込まれた圧
縮容器１の扁平方向に随時一致させることができ
るようになつている。
第１図はこの考案の実施例を示す縦断面図、第
２図は中子の斜面図、第３図は第１図の変形例を
示す縦断面図である。 １……圧縮容器、２……蓋部材、３……シリン
ダー部、４……ピストン部材、７……弁球、８…
…給液管、９……スプリング、１１……噴出部、
１２……透孔、１３……筒室、１４……縦溝、１
５……中子、１６……噴射孔、１７……噴射部
材。
２図は中子の斜面図、第３図は第１図の変形例を
示す縦断面図である。 １……圧縮容器、２……蓋部材、３……シリン
ダー部、４……ピストン部材、７……弁球、８…
…給液管、９……スプリング、１１……噴出部、
１２……透孔、１３……筒室、１４……縦溝、１
５……中子、１６……噴射孔、１７……噴射部
材。
Claims (1)
- 圧縮容器１の上端口部に螺装した蓋部材２の上
面中央を立筒状に隆成してシリンダー部３を形成
し、その内部に下面に給液管８を垂設し、上面に
弁球７で閉塞される流出口を設けたピストン部材
４をスプリング９により常時圧下させて収容する
とともに、このシリンダー部３の上端内部を区画
して一端を外周面に開口し、他端を透孔１２を介
してシリンダー部３内に連通する筒室１３を作
り、その内部に周面に縦溝１４を有する短杆状の
中子１５およびこの中子１５の一端に圧接して奥
部に噴出孔１６を有し、弾性部材よりなる倒容器
状の噴射部材１７を外部から順次嵌挿してなる押
圧型噴霧容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15910782U JPS5965772U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 押圧型噴霧容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15910782U JPS5965772U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 押圧型噴霧容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5965772U JPS5965772U (ja) | 1984-05-02 |
| JPS6244774Y2 true JPS6244774Y2 (ja) | 1987-11-27 |
Family
ID=30350339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15910782U Granted JPS5965772U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 押圧型噴霧容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5965772U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0429872Y2 (ja) * | 1987-09-08 | 1992-07-20 |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP15910782U patent/JPS5965772U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5965772U (ja) | 1984-05-02 |
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