JPH0538868Y2 - - Google Patents

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JPH0538868Y2
JPH0538868Y2 JP1985082434U JP8243485U JPH0538868Y2 JP H0538868 Y2 JPH0538868 Y2 JP H0538868Y2 JP 1985082434 U JP1985082434 U JP 1985082434U JP 8243485 U JP8243485 U JP 8243485U JP H0538868 Y2 JPH0538868 Y2 JP H0538868Y2
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cylinder
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pressure
chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内容物を一定量づつ押し出して塗布で
きるようにした塗布器に関する。
〔従来の技術〕
従来、塗布器としては、実公昭55−49576号公
報及び第3図に示されているように、シリンダ8
1内の内容物をピストン82で押し出す構造のも
のが一般的である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ピストン式のものでは内容物としてと
りわけ粘性の低い液体を収容した場合シール性の
点で問題がある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、シール性の良い塗布器とすることを技術的課
題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、噴
霧ヘツド41を押すことにより容器21内の液体
を吸い上げて噴出する噴霧器4を塗布器に利用し
たものである。
すなわち、一端部に塗布部1を設け、他端部を
開口部2とした筒体3を形成し、この筒体3内に
前記噴霧器4を内蔵する。この場合、噴霧器4の
噴霧ヘツド41を塗布1側として塗布部1に連結
するとともに筒体3に固定し、噴霧器4の容器2
1の底部が筒体3の開口部2から突出するように
する。
ここで、前記筒体3は、一端部に塗布部1を取
り付ける取付孔11を穿設してあり、この取付孔
11の内側に噴霧器4の噴霧ヘツド41を固定す
るジヨイント12を設けてあり、 前記噴霧器4は、前記容器21の口頸部に装着
され前記筒体3内に摺動自在に設けられるととも
に前記噴霧ヘツド41を摺動自在に内装した保持
筒22と、容器21内に設けたシリンダ31とを
有し、 前記噴霧ヘツド41と保持筒22の内筒部24
とシリンダ31とで囲まれた空所内に噴霧ヘツド
41側からシリンダ31の先端に向かつて、順次
第1プランジヤ51、噴霧ヘツド41の注出口4
4を閉鎖する弁63を有する第2プランジヤ5
2、第2プランジヤ52を噴霧ヘツド41側へと
付勢するコイルスプリング53、及び、充填棒5
4が設けられ、 噴霧ヘツド41と第1プランジヤ51との間が
第1蓄圧室58となつており、また、第2プラン
ジヤ52と充填棒54との間が第2蓄圧室59と
なり、第1蓄圧室58の断面積Aより第2蓄圧室
59の断面積Bの方が小さく形成され、 第2蓄圧室59の負圧時に容器内の液体を第2
蓄圧室59内に導入する通路が設けられ、 第2蓄圧室59が狭くなると、第2蓄圧室59
内の液体が第1蓄圧室58へと移動し、 第2蓄圧室59内の内圧Pが第2プランジヤ5
2及び第1プランジヤ51を押す力PBとコイル
スプリング53の付勢力Fとの和(PB+F)よ
りも、第1蓄圧室58の内圧Pが第1プランジヤ
51を押す力PAの方が大きくなつたとき、 第1蓄圧室58内の内圧で第1及び第2プラン
ジヤ51,52が押され、第2プランジヤ52の
棒状弁63による注出口44の閉鎖が解除されて
注出口44から塗布部1に液体が注出される。
〔作用〕
筒体3の開口部2から突出している噴霧器4の
底部を押すと、相対的に噴霧器4の噴霧ヘツド4
1が押されたこととなり、容器21内の液体が噴
霧ヘツド41から噴出されて塗布部1へと供給さ
れる。内容物である液体は噴霧器4の容器21内
に収容されているのでシール性は良い。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
この塗布器は一端部に塗布部1を設けてあると
ともに、他端部に開口部2を設けた筒体3内に噴
霧器4を内蔵した構造である。
前記筒体3について述べると、この筒体3は一
端部に塗布部1を取り付ける取付孔11を穿設し
てあり、この取付孔11に噴霧器4と塗布部1を
連結して筒体3に固定するジヨイント12を設け
てある。このジヨイント12は筒体3の内側から
取付孔11に嵌入されるとともに塗布部1として
の毛筆を内部に嵌合している筒状保持部13と、
筒体3内側へと突出した連結管14と、この連結
管14を取り巻く環状周壁15とを有している。
そして、筒体3の外部に突出している筒状保持部
13に、塗布部1を内包するキヤツプ16が外嵌
されている。さらに、筒体3の他端部の開口部2
に薄肉ヒンジを介して蓋体17が取り付けられて
いる。
次に、前記噴霧器4について述べると、この噴
霧器4は正倒立両用の蓄圧式のもので、筒体3の
内径よりやや小さい外径に形成されて筒体3内を
摺動自在となつている容器21の口頸部に保持筒
22を螺合してあり、この保持筒22は容器21
の口頸部に螺合する周壁23と、この周壁23の
内側に形成された内筒部24とを有しており、容
器21とともに筒体3内を摺動自在となつてい
る。
そして、内筒部24は途中に段部25を有し、
先端部が基端部より小径となり、前記ジヨイント
12の環状周壁15内に挿入可能な外径となつて
いる。
この保持筒22により、シールパツキン26を
介してシリンダ31が容器21の口頸部内に固定
されている。このシリンダ31は容器21の口頸
部側となる基部に第1バイパス孔32が穿設され
ているとともに、中間部に第2バイパス孔33が
穿設され、さらに、この第2バイパス孔33より
先端寄りの内壁面に環状凹部34が形成されてお
り、シリンダ31の先端には容器21の内底部に
至る吸込管35が接続されている。さらに、第1
バイパス孔32を穿設してあるシリンダ31の基
部外周を覆うように、ゴム製の筒状パツキン36
がシリンダ31を内挿させて設けられている。
また、前記保持筒22の内筒部24内に噴霧ヘ
ツド41が摺動自在に嵌入されている。この噴霧
ヘツド41は内筒部24の先端部内径に略等しい
外径の嵌合筒42を有し、この嵌合筒42の周端
縁に内筒部24の段部25に引つ掛かるフランジ
43を有している。また、ジヨイント12の連結
管14内に嵌合固定されるとともに、注出口44
を形成するノズル45を先端に有している。
そして、この噴霧ヘツド41と保持筒22の内
筒部24とシリンダ31とで囲まれた空所内に噴
霧ヘツド41側からシリンダ31の先端に向かつ
て、順次第1プランジヤ51、第2プランジヤ5
2、コイルスプリング53、充填棒54、第1玉
弁55、ストツパ56、第2玉弁57が内装され
ている。そして、噴霧ヘツド41と第1プランジ
ヤ51との間が第1蓄圧室58となつており、ま
た、第2プランジヤ52と充填棒54との間が第
2蓄圧室59で、そして、第1蓄圧室58の断面
積Aより第2蓄圧室59の断面積Bの方が小さく
なつている。
前記第1プランジヤ51は筒状で、先端部外周
に噴霧ヘツド41の嵌合筒42内に摺動自在に嵌
合するピストン部61を有して第1蓄圧室58の
内圧を受けるようになつており、かつ、基端部は
シリンダ31内に水密に嵌合する第1スカート部
62となつている。
また、前記第2プランジヤ52は前記筒状の第
1プランジヤ51内を貫通するとともに先端で噴
霧ヘツド41の注出口44を開閉する棒状弁63
に続いて管状部64を連設したもので、棒状弁6
3の周囲に液体流路を形成する軸方向の第1のス
リツト65を設けてあるとともに、管状部64の
先端部分に液体流路を形成する第1連通孔66を
穿設してあり、また、管状部64の基端にシリン
ダ31内に水密に嵌合する第2スカート部67を
形成してある。さらに、管状部64は充填棒54
側に行くにつれて徐々に径大となり、中間部が前
記第1プランジヤ51の基端を嵌合させている。
そして、この第2プランジヤ52は前記コイル
スプリング53で噴霧ヘツド41側へと付勢さ
れ、これにより第1プランジヤ51が噴霧ヘツド
41側へと押されるとともに、棒状弁63を介し
て噴霧ヘツド41が内筒部24から外部へ突出す
る方向へと付勢され、この結果、逆に保持筒22
と容器21とが筒体3の開口部2側へと付勢され
て、容器21底部が筒体3の開口部2からやや突
出している。
また、前記充填棒54は第1玉弁55側が筒状
となつてシリンダ31内に嵌合、固定され、この
筒状部分に液体流路を形成する第2の連通孔71
が穿設されているとともに、基部の第1玉弁55
側先端が第1の弁座72となつており、さらに、
ストツパ56とシリンダ31の内壁との間に第2
のスリツト73でストツパ56を迂回する液体流
路が形成されている また、シリンダ31の先端部内側は第2の弁座
74となつている。
最後に、シリンダ31に穿設した第1のバイパ
ス孔32は前記第1プランジヤ51と第2プラン
ジヤ52との間の間隙に連通し、前記第2バイパ
ス孔33は前記第2蓄圧室59に連通している。
次に、この実施例の作動について説明する。
塗布部1を下側にして蓋体17を開き(この
時、噴霧器4は倒立状態となつている)、筒体3
の開口部2から突出している容器21の底部を押
すと、コイルスプリング53の付勢力に抗して、
容器21、保持筒22、シリンダ31が押し下げ
られる。
これにより噴霧ヘツド41が押されたことと同
じことになり、第1プランジヤ51、第2プラン
ジヤ52がシリンダ31内へと押し込まれるたこ
ととなる。
そこで、第2蓄圧室59が狭くなつてその内圧
が高くなり、第2玉弁57が閉じるので、第2蓄
圧室59内の液体は第1連通孔66及び第1のス
リツト65を通つて第1蓄圧室58へと移動す
る。そして、第2蓄圧室59内の内圧Pが第2プ
ランジヤ52及び第1プランジヤ51を押す力
PBとコイルスプリング53の付勢力Fとの和
(PB+F)より、第1蓄圧室58の内圧Pが第1
プランジヤ51を押す力PAの方が大きくなつた
とき、すなわち、P(A−B)>Fとなつたとき、
第1蓄圧室58内の内圧で第1及び第2プランジ
ヤ51,52が押され、第2プランジヤ52の棒
状弁63による注出口44の閉鎖が解除されてノ
ズル45の注出口44から塗布部1に液体が注出
される。
その後、容器21底部の押圧を解除すると、コ
イルスプリング53で容器21、保持筒22、シ
リンダ31が元の位置に復帰し、シリンダ31内
から第1プランジヤ51、第2プランジヤ52が
退行する。そこで、第1玉弁55が閉じるので第
2蓄圧室59内が負圧となり、第2バイパス孔3
3から容器21内の液体が第2蓄圧室59内に吸
引される。
以上は、塗布部1を下側にした場合について述
べたが、塗布部1を上側にし、噴霧器4を正立さ
せた場合についての動作も略同様である。但し、
その場合は容器21底部を机などに押し付けて噴
霧器4を動作させる。また、その押し付けを止め
たとき、第1及び第2の玉弁55,57の両方が
開くので、第2蓄圧室59内への液体の補充は吸
込管35より行なわれる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、噴霧器4を内蔵したものであ
るから、液体を収容するのに好適である。また、
噴霧器4によるため、液体の吐出量が略一定に保
たれ、塗布部1への液体の吐出量が多すぎたり少
なすぎたりしない。
そして、前記のように、本発明では蓄圧式の噴
霧器を内蔵しているので容器内に液体を補給すれ
何度も使用でき、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図はその一部を破砕した分解斜視図、第3図は従
来例を示す縦断面図である。 1……塗布部、2……開口部、3……筒体、4
……噴霧器、21……容器、41……噴霧ヘツ
ド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部に塗布部1を設け、他端部を開口した筒
    体3内に、噴霧ヘツド41を押すことにより容器
    21内の液体を吸い上げ噴出する噴霧器4を、そ
    の噴霧ヘツド41が塗布部1に臨むように設置し
    て、噴霧ヘツド41が筒体3に固定されるように
    し、さらに、容器21底部を筒体3の他端開口部
    2から突出させて設けた塗布器であり、 前記筒体3は、一端部に塗布部1を取り付ける
    取付孔11を穿設してあり、この取付孔11の内
    側に噴霧器4の噴霧ヘツド41を固定するジヨイ
    ント12を設けてあり、 前記噴霧器4は、前記容器21の口頸部に装着
    され前記筒体3内に摺動自在に設けられるととも
    に前記噴霧ヘツド41を摺動自在に内装した保持
    筒22と、容器21内に設けたシリンダ31とを
    有し、 前記噴霧ヘツド41と保持筒22の内筒部24
    とシリンダ31とで囲まれた空所内に噴霧ヘツド
    41側からシリンダ31の先端に向かつて、順次
    第1プランジヤ51、噴霧ヘツド41の注出口4
    4を閉鎖する弁63を有する第2プランジヤ5
    2、第2プランジヤ52を噴霧ヘツド41側へと
    付勢するコイルスプリング53、及び、充填棒5
    4が設けられ、 噴霧ヘツド41と第1プランジヤ51との間が
    第1蓄圧室58となつており、また、第2プラン
    ジヤ52と充填棒54との間が第2蓄圧室59と
    なり、第1蓄圧室58の断面積Aより第2蓄圧室
    59の断面積Bの方が小さく形成され、 第2蓄圧室59の負圧時に容器内の液体を第2
    蓄圧室59内に導入する通路が設けられ、 第2蓄圧室59が狭くなると、第2蓄圧室59
    内の液体が第1蓄圧室58へと移動し、 第2蓄圧室59内の内圧Pが第2プランジヤ5
    2及び第1プランジヤ51を押す力PBとコイル
    スプリング53の付勢力Fとの和(PB+F)よ
    りも、第1蓄圧室58の内圧Pが第1プランジヤ
    51を押す力PAの方が大きくなつたとき、 第1蓄圧室58内の内圧で第1及び第2プラン
    ジヤ51,52が押され、第2プランジヤ52の
    棒状弁63による注出口44の閉鎖が解除されて
    注出口44から塗布部1に液体が注出されること
    を特徴とする塗布器。
JP1985082434U 1985-05-31 1985-05-31 Expired - Lifetime JPH0538868Y2 (ja)

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JP1985082434U JPH0538868Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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JP1985082434U JPH0538868Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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Publication Number Publication Date
JPS61200184U JPS61200184U (ja) 1986-12-15
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ID=30630145

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6008593B2 (ja) * 2012-06-06 2016-10-19 三菱鉛筆株式会社 塗布具
JP6180280B2 (ja) * 2013-10-31 2017-08-16 株式会社吉野工業所 塗布容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176268U (ja) * 1984-05-01 1985-11-21 株式会社 竹原 クリ−ナ−用清掃具付き噴霧器

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