JP6008593B2 - 塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は、塗布液貯留部に塗布体を介して塗布する塗布具、特に、塗布液貯留部内から繰り出された塗布液を塗布する塗布具に関する。
従来、液体塗布具には、特開2000−312854号公報(以下「特許文献1」という)には、繰り出し式のものであって、未使用時にシールボールで液貯留部を閉鎖するようにした液体塗布具が開示されている。また、特開2011−072488号公報(以下「特許文献2」という)には、カムを用いて動作不良を防止した繰り出し機構を有する液体塗布具が開示されている。また、特開2010−227553号公報(以下「特許文献3」という)には、回転繰り出し式の液体塗布具が開示されている。これら公報開示のものは、液貯留部から液体を繰り出して塗布具に供給する構造の液体塗布具であって、液貯留部に空気置換をしない構造である。
また、特開2000−335175号公報(以下「特許文献4」という)や特開平09−173953号公報(以下「特許文献5」という)には、化粧料の液体を収容して、ノックによって筆穂の塗布体に化粧料を供給するノック式塗布具が開示されている。
特許文献4、5の技術はペン芯(塗布体)を搭載した、液体化粧料を搭載した塗布具であって、ペン芯後端部に空間がある。
しかし、上記特許文献4、5はバルブによる供給方式で、空気置換を必要とすることから、塗布液のドバ落ちを発生することがある。
特開2000−312854号公報 特開2011−072488号公報 特開2010−227553号公報 特開2000−335175号公報 特開平09−173953号公報
本発明は、バルブ供給方式ではなく空気置換を必要とせず、液貯留部に空気が入らないようにし、かつ塗布体と液貯留部との間に空間を確保して、温度、気圧変化による直流が防止できる塗布具を提供するものである。
本発明は、液貯留部に貯留された塗布液を繰り出してペン芯等の塗布体に供給する塗布具において、
前記液貯留部と塗布体との間の液流路に塗布体後端の外形よりも縮径する小径部と、
前記塗布体が小径部と接触しないように空間部とを形成したことを特徴とする塗布具である。
本発明においては、塗布体後端部が軸線に対して斜めにカットされていることが好適である。
また、本発明においては、塗布体が挿入される継手にリブを形成して、挿入時に塗布体の後端がリブに当接して、前記空間部が確保されていることが好適である。
本発明の塗布具によれば、塗布液を繰り出して塗布体に供給するため、空気置換する必要がなく、塗布液のドバ落ちがない。また、液貯留部に空気が入らないため、温度・気圧変化による塗布液の直流が防げると供に、液貯留部への雑菌の侵入も防げる。
また、先軸先端部の空間にバルク(化粧品の液体製品)等の塗布液を一時貯留するため、過剰繰り出しにも耐えられる。
また、塗布液内の含有物の沈降が問題となるバルクでも、攪拌ボールを搭載しておけば空気置換しない繰り出し式で確実に塗布体(ペン芯等)に供給できるので使用可能である。
また、使用する液量だけ吐出し、その後は塗布体と液貯留部との間に空間があるため、落下直流しにくい。
通常の中綿式やコレクター式で搭載できる液が、粘度が極低いものに限られるが、本発明では、繰り出し式で強制吐出するために、ある程度高粘度のバルク等の塗布液も搭載可能で、使い勝手がよい。
また、バージンシール機構(シールボールによる封止)を付与できる。
また、アイライナー等の粘度の低い化粧液でも使用可能である等の優れた効果を奏し得る。
本発明の第1実施形態に係る塗布具の縦断した説明図で、(a)が未使用時を、(b)が使用時をそれぞれ示している。 第1実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。 第1実施形態の変形例1に係る塗布具の縦断した説明図である。 第1実施形態の変形例2に係る塗布具の縦断した説明図である。 第2実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。 第3実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。 第4実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。 (a)が第5実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図、(b)が第6実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図である。 (a)が第7実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(b)が第8実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る塗布具の縦断した説明図で、(a)が未使用時を、(b)が使用時をそれぞれ示し、図2は、第1実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図、図3は、第1実施形態の変形例1に係る塗布具の縦断した説明図、図4は、第1実施形態の変形例2に係る塗布具の縦断した説明図である。
図1に示すように、第1実施形態の塗布具は、塗布液繰り出し機構36によって、軸本体10の液貯留部12に貯留された塗布液を繰り出して塗布体14に供給する塗布具である。
前記液貯留部12と塗布体14との間の液流路(継手部材26の塗布液吐出孔26a)に塗布体14後端の外形よりも縮径する小径部(後端接続部26dの内部孔)と、塗布体14がその小径部と接触しないように空間部(後端接続部26d前方の塗布液吐出孔26a内空間S)を形成した塗布具である(図2参照)。
図1に示すように、第1実施形態に係る塗布具には、前後方向(軸方向)に長く前端及び後端が開口した円筒状の軸本体10が備えられており、軸本体10の中間部内周側には、液体化粧料、修正液等の塗布液をそのまま(スポンジ等の含浸体に吸蔵せずに)貯蔵する液貯留部12が形成されている。
そして、液貯留部12内には、球形の攪拌ボール16が移動自在に収容されており、攪拌ボール16は、塗布液の攪拌を十分に行えるように、シールボール18と比較して外径及び重量が大きく形成されている。シールボール18は、前記塗布具の未使用時に、後述する隔壁部材20に嵌り込んで塞ぎ、使用時に外れて開くためのものである。
また、軸本体10の前端部(先端部)には、中央部から後側の液貯留部12を外壁の本体部11よりも小径な前端円筒部10aが形成されており、本体部11と前端円筒部10aとの間には、段差状部分(肩状部分)が形成されている。
そして、前端円筒部10aの外周面には、前側仮係止部としての突起と、後側係止部としての突起が、隔壁部材20内周のシールボール18が嵌り込む接続孔22の長さよりやや大きな間隔で前後に並列して設けられている。
そして、図1、図2に示すように、軸本体10の前端円筒部10a内周には、液貯留部12の前面側を閉鎖する隔壁部材20が挿入されて気密に固定されており、また、軸本体10の前端円筒部10a外周には、概略コーン形状の先軸24が装着されている。
そして、先軸24の前部には、塗布液を塗布する塗布体14が支持されており、先軸24の後部には、液貯留部12と塗布体14とを連絡する継手部材26が固定されている。
また、先軸24の前側には、塗布体14を覆うキャップ28が着脱自在に装着されている。
具体的には、塗布具の出荷時、陳列時等の未使用時においては、図1(a)に示すように、先軸24と軸本体10との間には、帯状で一部に取り外し用片部が突設されたストッパー30が前端円筒部10aを取り巻いて前記先軸24と本体部11前端の肩部との間に装着されて、先軸24を先方に押し出している。隔壁部材20の接続孔22にシールボール18が嵌り込んで塗布液が塗布体14に供給されない状態になっている。
また、使用時には、図1(b)に示すように、ストッパー30を前端円筒部10aから取り去って先軸24を後方に肩部に当接するまで移動させて、継手部材26の後端接続部26dが後方に移動して隔壁部材20の接続孔22からシールボール18を突き出して、液貯留部12内に落とし込む。なお、該後端接続部26dは、液貯留部12内に落とし込んだシールボール18で液流路26aが塞がれないよう、略V字の切り込みを有している。
図1(b)に示すように、前記隔壁部材20の接続孔22からシールボール18を液貯留部12内に落とし込んだ状態では、先軸24が後方に肩部に当接するまで後方移動するに伴って継手部材26が後方に移動した状態になる。
図2は、上記状態の軸本体10、隔壁部材20、先軸24、継手部材26を拡大して示している。軸本体10にキャップ28を嵌めた状態を図2(a)に示し、キャップ28を外して状態を図2(b)に示している。
(隔壁部材20)
図2に示すように、前記隔壁部材20は、前後方向に向いて前側から後側に内径が段階的に縮小した円筒状に形成されており、隔壁部材20の内周面の中間部分(縮径箇所)には、段差状(肩状)の接続孔22が設けられている。そして、隔壁部材20の前端外周側には、鍔状の被係止部20aが設けられている。
そして、隔壁部材20は、被係止部20aを前端円筒部10aの前端面に当接させ、後側部分を前端円筒部10aの前部内周側に嵌合させて、軸本体10の前端部に固定されている。
(先軸24)
図2に示すように、先軸24は、前側が縮径したテーパー円筒状の前部円筒部24aと、平行円筒状の後部円筒部24bと、後部円筒部24bよりも大径な環状の後端環状部24cとをもって、後端が開口した円筒状に形成されており、先軸24の前端(先端)から後端にかけて、前後方向に貫通した塗布体挿通孔が設けられている。
そして、後部円筒部24bと後端環状部24cとの間には、段差状部分(肩状部分)が形成されており、また、前部円筒部24aの中間部内周側には、環形段差状に継手部材固定部24d(継手部材26固定用)が設けられ、後部円筒部24aの後部内周側には、環形突起状の被係止部24e(軸本体10の前端円筒部10aに先軸24固定用)が設けられている。
(塗布体14)
塗布体14は、前後方向に長く前端が尖った概略円柱状のペン芯形状が、砲弾型・チゼル型・極細等様々に形成されたものである。塗布体14は、繊維束、多孔質弾性材等の様々な素材によって形成されている。そして、塗布体14の後端には、溝が周面に形成されて後端が鍔状になった被係止部14aが設けられている。
(継手部材26)
前記継手部材26は、前後方向に長く前側から後側に外径が段階的に縮小した略円柱状に形成されている。筒状に形成された継手部材26内部には、前端開口から内部に塗布体14を差し込んで装着し、塗布液を塗布体14に流通させる塗布液吐出孔26aが貫通形成されている。
また、継手部材26の前部における塗布液吐出孔26a内周面には、環状の係止突起26a1が内向きに形成されている。さらに中間部分の塗布液吐出孔26aの後部には、装着された塗布体14の後端の被係止部14aを当接させて位置決めしかつ液流通を確保するリブ状の塗布体係止部26bが設けられている。
(塗布体14の継手部材26への装着)
塗布体14の継手部材26への装着は、継手部材26に圧入させ、溝によって抜け止めがされる。すなわち、塗布体14はその前側部分を先軸24の開口から前側に突出させ、また、後側部分を継手部材26の塗布液吐出孔26aに挿通させ、後端の被係止部14aを塗布体係止部26bに係合させて、先軸24の前部内周側に装着するようになっている。被係止部14a周面の溝に、継手部材26の前部内面に形成された環状の係止突起26a1が嵌り込み、塗布体14の抜け止め構造にしている。
塗布体14の装着状態で、被係止部14aが塗布体係止部26bに係合するので、塗布体14はそれ以上に後方に移動せず、小径の後端接続部26dに接触することがない。また、塗布体係止部26bの各リブ間と塗布体係止部26bから後端接続部26dにかけての塗布液吐出孔26aによって空間Sが形成される。また、塗布体係止部26bのリブ間に空間が確保されている。また、塗布液吐出孔26aと共に該リブ間の空間が液通路になる。
また、液貯留部12と塗布体(ペン芯等)14との間が空間Sで分断されている。継手部材26の連通穴(後端接続部26dの内周の連通孔)の内径を、液貯留部12内径に対して小径にして、空間Sを確保し、落下直流を無くし、塗布液がスムーズに送れるようにする。
また、先軸24の前部内面と塗布体14で囲まれた先端部には隙間Tが形成されている。隙間Tはバルク(化粧品の液体製品)等の塗布液を一時貯留する効果があり、過剰繰り出しにも耐えることができる。
(継手部材26の装着)
継手部材26の外周面の中間部分(縮径箇所)には、後ろ窄まりにテーパー状のシール部26cが設けられ、継手部材26の後端には、隔壁部材20の接続孔22に対応した後端接続部26dが設けられる。後端接続部26dは、継手部材26の中間部分よりも内外周で細形の筒状に設けられている。
そして、継手部材26の前端外周側には、鍔状の被固定部26eが設けられており、継手部材26の中央に、前後方向に貫通して前記塗布液吐出孔26aが設けられている。そして、継手部材26は、鍔状の被固定部26eを先軸24内の継手部材固定部24dに嵌合させて、先軸24の後部内周側に固定されている。
(キャップ28)
なお、図1(a)、図2(a)に示すように、キャップ28は、外キャップ28aと内キャップ28bとが同心円状に配置されてなり、外キャップ28aは、前後方向に長く後端が開口した比較的大径(軸本体10の本体部11と同一)の円筒形カップ状に形成されており、内キャップ28bは、後端が開口した比較的小径のカップ状に形成されている。そして、内キャップ28bは、外キャップ28aの内周側に嵌挿され、コイルバネ28cにより後側に付勢されている。
そして、キャップ28は、外キャップ28aの後端部を先軸24の後部円筒部24bの外周側に嵌合させて、先軸24の前側に着脱自在に装着されており、内キャップ28bの後部は、先軸24の前部円筒部24aの外周面に弾性的に密着し、閉鎖された内キャップ28b内に塗布体14が収容されるようになっている。
(回転式の塗布液繰り出し機構36)
図1に示すように、第1実施形態の塗布具においては、軸本体10の後部(液貯留部12の後側)には、摘み部材44を軸本体10に相対的に回転させることにより、液貯留部12の塗布液を前側(塗布体14側)に押し出す(繰り出す)ピストン34等からなる回転式の塗布液繰り出し機構36が装着されている。
塗布液繰り出し機構36においては、軸本体10の後部内周側に、前後方向に貫通した雌ネジ孔を有する雌ネジ部材38が固定されている。この雌ネジ部材38の雌ネジ孔には、前後方向に伸延したネジ軸(雄ネジ部材)40が、周方向に回転すると前後方向(軸方向)に移動するように螺合している。ネジ軸40の前端側は、雌ネジ部材38よりも前側へ突出している。
そして、ネジ軸40の前端には、ピストン34が装着されており、ピストン34は、ネジ軸40と一体に前後方向に移動して、液貯留部12内を摺動するようになっている。
また、ネジ軸40の外周側かつ雌ネジ部材38の後側には、前端及び後端が開口した円筒状の回転部材42が装着されており、回転部材42は、ネジ軸40と一体に回転すると共にネジ軸40の前後方向の移動を拘束しないようになっている。
そして、回転部材42の後端外周側には、前端が開口した円筒状の摘み部材44が固定されており、摘み部材44は、軸本体10よりも後側に突出し、使用者が摘み部材44を手指で回転させると、回転部材42、ネジ軸40を介してピストン34が前後方向に移動するようになっている。
また、回転部材42の前端外周側には、鍔状の爪車部(ラチェット部)46が設けられており、爪車部46の後面には、多数の爪が周方向に所定ピッチで設けられている。
また、回転部材42の前部外周側かつ爪車部46の後側には、前端及び後端が開口した円筒状の逆回転防止部材48が装着されており、逆回転防止部材48の前端面には、回転部材42の爪車部46の爪に対応して、多数の爪が周方向に所定ピッチで設けられている。
そして、逆回転防止部材48は、コイルバネ50により弾性的に回転部材42の爪車部46に押圧されており、逆回転防止部材48の前端面の爪と回転部材42の爪車部46の後面の爪とが係脱することによって、回転部材42(及びネジ軸40)が一方向にのみ回転し得るように拘束され、ピストン34が前側へは移動するが後側へは移動しないようになっている。
第1実施形態では、各部品を樹脂成型品とすることが好適であり、軸本体10、隔壁部材20、継手部材26等の各構成部をPP、PE、PBT等の水分の透過性が低い材料から適宜に選択使用できる。キャップ28のコイルバネ28cや塗布液繰り出し機構36のコイルバネ50はSUS製が好ましい。
第1実施形態の塗布具によれば、以下の作用効果を奏する。
すなわち、この塗布具においては、未使用時に図1(a)に示すように、先軸24と軸本体10との間にストッパー30が装着されて、隔壁部材20の接続孔22にシールボール18が嵌り込んで塗布液が塗布体14に供給されない状態になっている。
使用時には、図1(b)に示すように、ストッパー30を前端円筒部10aから取り去って先軸24を後方に移動させることによって、継手部材26の後端接続部26dが後方に移動して隔壁部材20の接続孔22からシールボール18を突き出して液貯留部12内に落とし込む。これによって、塗布液繰り出し機構36による繰り出しによって塗布液を塗布体14に供給できるようになる。
また、第1実施形態の塗布具では、塗布液を塗布液繰り出し機構36によって液貯留部12から繰り出して、塗布体14に供給するため、空気置換する必要なく、液貯留部(液貯蔵部)12に空気が入らないため、温度・気圧変化による塗布液の直流が防げる。
また、継手部材26の塗布液吐出孔26b内の空間Sにバルク(化粧品の液体製品)等の塗布液を一時貯留するため、塗布液の過剰繰り出しにも耐えられる。
また、塗布液内の含有物の沈降が問題となるバルクでも、攪拌ボール16を搭載しておくので空気置換しない繰り出し式でも確実に塗布体14に塗布液を供給できるので使用可能である。
また、使用する液量だけ吐出し、その後は塗布体14と液貯留部(液貯蔵部)12との間の塗布液吐出孔26aの液流路に空間Sがあるため、落下直流しにくい。
通常の中綿式やコレクター式で搭載できる液が、粘度が極低いものに限られるが、第1実施形態では、回転繰り出し式の塗布液繰り出し機構36で塗布体14に向けて強制吐出するために、ある程度高粘度のバルク等の塗布液も搭載可能で、使い勝手がよい。
また、バージンシール機構(ストッパー30、シールボール18による封止)を付与できる。
また、アイライナー等の粘度の低い化粧液でも塗布液として繰り出して使用可能等の優れた作用効果を奏し得る。
前記第1実施形態に本発明は限定されず、種々に変形実施できる。例えば図3に示す変形例1のような、繰り出し機構をノック式のノック機構52や、図4に示す変形例2のような前記第1実施形態とは別種の回転繰り出し機構66を採用できる。これらには、第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
変形例1では、図3に示すように、ノック機構52が、天冠54への押圧による力を回転の力に変換するものであり、前方向きの第1のカム面56a及び後方向きの第2のカム面56bを有する回転体56と、第1の固定カム面58aを有するネジ体58と、前方向きの第2の固定カム面60aを有するカム体60とを主な構成要素とする。なお、ノック機構52には公知のノック機構等、種々のものを採用できる。
回転体56には、天冠54が回転可能かつ軸方向移動を規制して配設され、前方向きの第1のカム面56a及び後方向きの第2のカム面56bが形成された円環状のものであって軸本体10に回転可能かつ軸方向移動可能に配設されている。
前記ネジ体58は、前端部が段状に縮径した筒状部58bで、後端部58cが段状に拡径した概略中空筒状体であり、筒状部58bの内径部に雌ネジのネジ部を有し、該筒状部58bの後面には第1の固定カム面58aが形成される。ネジ体58は軸本体10後部に緊密に装着するので、ネジ体58は軸本体10に対して回転方向及び軸方向に固定した装着関係になる。
前記カム体60は、回転体56外周に移動可能に嵌めた状態でネジ体58内に挿入してネジ体58の後端部内に係止するように嵌め、カム体60がネジ体58に対して回転方向及び軸方向への移動できないように固定され、前記のようにネジ体58が軸本体10に対して固定されるので、カム体60が軸本体10に対しても回転方向及び軸方向に固定される。
ネジ体58内に、前記回転体56の前部外周の環状突出部分の第2のカム面56b反対側面と、ネジ体58の第1の固定カム面58aを取り囲んだ部分との間には、バネ部材62が配設され、バネ部材62で、天冠54への前記押圧が解除された状態において、前記回転体36における第2のカム面34を、前記第2の固定カム面40に当接させて噛み合わせ状態になるように回転体56を後方に付勢する機能を奏する。
ネジ軸40は、前記回転体56の異形断面孔56cに合う断面形状で外周部に雄ネジを形成した棒状長尺体である。その前端部には、フランジ状に径方向突出する嵌合部を形成し、前記ネジ軸40と軸方向に一体的に動くように前記嵌合部にピストン体64が嵌合される。
このピストン体64は、液貯留部12内壁に摺接し、ピストン体64が軸本体10の液貯留部12内で進退動可能に配設される。
上記ノック機構52によれば、ノック動作を繰り返すことにより、第1のカム面56aと第1の固定カム面58aが噛合うときにはノックオンが発生し、軸線方向のノック動作及び解除動作が回転の力に変換され、ネジ軸40を回転させ、ピストン体64を押し出すことで塗布液内容物を定量的に繰り出すことが可能となる。
また、初期の回転は押圧力にその回転力の強さが依存されるため、ピストン体64の張り付きなどで初期回転に一定以上の力が必要となった場合にも対応し易い。
上記のように、ノック機構52へのノック操作で塗布液を繰り出す作用効果以外は、前記第1実施形態と作用効果は同様であり、説明を略する。
変形例2は、図4に示すように、回転繰り出し機構66が、ピストン68と回転体70からなる簡単な構成のものである。なお、第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
ピストン68は、その前部の外周にシール部68aが軸本体10の液貯留部12内壁に摺接すると共に、シール部68aの後方部に内周に雌ネジ部を有する筒状部68bが形成されている。
また、前記回転体70の前記摘み状操作部70aから前方に延びた前部外周面には、前記筒状部68bの内周の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成される。回転体70の後部には、前記軸本体10に対して、回転自在かつ前後が規制する凹凸部70bが設けられ、クリック感を得るためのラチェット機構70cも設けられている。
前記軸本体10には、先方部に液貯留部12の空間が形成され、後方部にピストン68が軸本体10に対する前後動可能にかつ、回転が規制されて配置されている。
回転体70を軸本体10と相対回転させ(ピストン68に対して相対回転させ)、ピストン68の雌ネジ部に対して螺合した回転体70の雄ネジ部がピストン68を前進させて
液貯留部12内の塗布液を塗布体14に向けて繰り出す構造になっている。
上記のように、回転体70の回転操作で塗布液を繰り出す作用効果以外は、前記第1実施形態と作用効果は同様であり、説明を略する。
次に、本発明の第2実施形態に係る塗布具を説明する。
図5は、第2実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図5に示すように、この塗布具は、塗布体14Aの後部が太く、先端部が針状に細くなったものであり、対象箇所に細く塗布する際に好適なものである。被係止部14Aaには、溝を形成して継手部材26の環状突起26a1が嵌合している。
上記のように、塗布体14Aの先端が細い構造の作用効果以外は、前記第1実施形態と作用効果は同様であり、説明を略する。
次に、本発明の第3実施形態に係る塗布具を説明する。
図6は、第3実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図6に示すように、この塗布具は、塗布体14Bの後部に溝を形成せずに、塗布体14Bの後部が太く、先端部が針状に細くなったものであり、対象箇所に細く塗布する際に好適なものである。塗布体14Bはその後部が円柱状の形成したものであり、塗布体14Bの構造が簡単であり製造がし易いものである。このような塗布体は、先軸24の内面と継手26とに挟まれて組みつけられるため、使用時に塗布体が抜ける可能性が無いので、係止溝を不要にすることができる。または、様々な塗布体形状でも継手から抜けることを防ぐため、継手26の内面に環状突起を形成してもよい。
上記の作用効果以外は、前記第1実施形態と作用効果は同様であり、説明を略する。
次に、本発明の第4実施形態に係る塗布具を説明する。
図7は、第4実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図7に示すように、この第4実施形態に係る塗布具は、塗布体14Cが後端部から先端部まで太く、かつ、キャップ28が一体のインナーキャップの構造のものである。また、継手部材を用いずに隔壁部材20Aのみで塗布体14Cの後端部が嵌り込んで構造のものである。隔壁部材20Aには、係止用の環状突起20Aaが内面に形成され、この環状突起20Aaが塗布体14Cの溝に嵌り込んで塗布体14Cを固定している。また、隔壁部材20Aの後部に当接部20Abが設けられて、塗布体14Cの後端部が当接し、かつ、当該当接部20Aaは、リブによって間隙を設けて構成されている。
上記のように、隔壁部材20Aに太径の塗布体14Cを固定して継手部材を省略でき、構造を簡単にし、かつ、当接部20Abにリブを形成した以外は、前記第1実施形態と構成、作用効果は同様であり、説明を略する。
次に、本発明の第5実施形態、第6実施形態に係る塗布具を説明する。
図8の(a)が第5実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図、(b)が第6実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図である。第1実施形態、第4実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図8(a)に示すように、第5実施形態に係る塗布具は、第4実施形態と同様、塗布体14Cが後端部から先端部まで太いもので、継手部材を用いずに隔壁部材20Bのみで塗布体14Cの後端部が嵌り込んで構造のものである。第2実施形態と異なり隔壁部材20Bには、係止用の環状突起20Baが内面に形成され、この環状突起20Baが塗布体14Cの溝に嵌り込んで塗布体14Cを固定している。また、隔壁部材20Bの後部内面20Bbがテーパー状に細径になって液貯留部12に繋がる空間を形成している。
上記のように、隔壁部材20Bに塗布体14Cを固定して継手部材を省略でき、隔壁部材20Bにテーパー状の空間Sを設けて構造を簡単にした以外は、前記第1実施形態や第4実施形態と構成、作用効果は同様であり、説明を略する。
図8(b)に示すように、第6実施形態に係る塗布具は、第5実施形態と同様に塗布体14Dが後端部から先端部まで太いもので、継手部材を用いずに隔壁部材20Cのみで塗布体14Dの後端部が嵌り込んで構造のものである。隔壁部材20Cには、係止用の環状突起20Caが内面に形成され、この環状突起20Caが塗布体14Dの溝に嵌り込んで塗布体14Dを固定している。また、塗布体14の後端部が軸線に対して斜めにカットされて液貯留部12に繋がる空間Sを形成している。
上記のように、隔壁部材20Cに塗布体14Dを固定して継手部材を省略でき、塗布体14Dの後端に斜めにカットして空間を設けて構造を簡単にした以外は、前記第1実施形態、第5実施形態と構成、作用効果は同様であり、説明を略する。
次に、本発明の第7実施形態、第8実施形態に係る塗布具を説明する。
図9(a)が第7実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(b)が第8実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付して説明を略する。
図9(a)に示すように、第7実施形態の塗布具は、第1実施形態と異なり、継手部材26Aの内面にリブを設けずにその部分を斜面26Aaに形成して塗布体14の後端部が嵌り込んだ構造のものである。塗布体の継手部材26Aには、係止用の環状突起26Abが内面に形成され、この環状突起26Abが塗布体14の溝に嵌り込んで塗布体14を固定している。
上記のように、継手部材26Aのリブを省略して斜面26Aaに空間Sを設けて構造を簡単にした以外は、前記第1実施形態と構成、作用効果は同様であり、説明を略する。
図9(b)に示すように、第8実施形態の塗布具は、継手部材26Aの内面にリブを設けずにその部分26Aaを後ろ窄まりの斜面に形成して塗布体14Eの後端部が嵌り込んだ構造のものであって、塗布体14Eの後端面が軸に対して斜めにカットされたものである。
この第8実施形態の塗布具では、上記の第7実施形態と同様の作用効果を得られる他、塗布体14後端が軸線に対して斜めのカットしたものであることにより、自由に空間Sを設計することができる。それ以外は、前記第1実施形態と作用効果は同様であり、説明を略する。
本発明の塗布具は、高粘度、低粘度の化粧料を収容し使用できるようにした化粧具等の塗布具に用いることができる。
10 軸本体
10a 前端円筒部
11 本体部
12 液貯留部
14 塗布体(第1実施形態)
14A 塗布体(第2実施形態)
14B 塗布体(第3実施形態)
14C 塗布体(第4実施形態)
14D 塗布体(第5実施形態)
14E 塗布体(第8実施形態)
20 隔壁部材(第1実施形態〜第3実施形態、第7実施形態、第8実施形態)
20A 隔壁部材(第4実施形態)
20B 隔壁部材(第5実施形態)
20C 隔壁部材(第6実施形態)
24 先軸
26 継手部材(第1実施形態〜第3実施形態)
26A 継手部材(第7実施形態〜第8実施形態)
36 塗布液繰り出し機構(第1実施形態〜第8実施形態)
52 ノック機構部(変形例1)
66 塗布液繰り出し機構(変形例2)
S 空間
T 隙間

Claims (3)

  1. 軸本体内周側の液貯留部に貯留された塗布液を繰り出してペン芯等の塗布体に供給する塗布具において、
    前記軸本体の前端部に設ける先軸と、当該先軸の前部で支持された塗布体であって前記先軸から突出した部分で塗布液を塗布する塗布体と、前記液貯留部の塗布液を前記塗布体に流通させるための液流路が内部に形成されていて前記先軸の後部内に固定された筒状の継手部材とを有し、
    前記継手部材の前部には、前記塗布体の後端部の被係止部を係止するための係止部が液流路内周面に突出して形成され、前記継手部材の後部には、前記塗布体後端の外径よりも液流路の内径が縮径する小径部が設けられており、
    前記塗布体の後端部を前記継手部材の液流路に前方から内部に向けて挿通させて前記係止部に前記塗布体の被係止部を係止して位置決めすることによって、前記液流路内には、前記塗布体の後端部と前記小径部との間にそれらが互いに接触しないように空間部が形成されていると共に、
    前記先軸の前部内には、当該前部内面と塗布体外周と前記継手部材とで囲まれた隙間が形成されていることを特徴とする塗布具。
  2. 前記塗布体後端部が軸線に対して斜めに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 前記塗布体が挿入される継手部材にリブを形成して、挿入時に前記塗布体の後端が前記リブに当接して、前記空間部が形成されると共に、前記塗布体の後端部の被係止部周面の溝に、前記継手部材の前部内面に形成された環状の係止突起が嵌り込み、前記塗布体の抜け止め構造となることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布具。
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