JP6008593B2 - 塗布具 - Google Patents
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Description
前記液貯留部と塗布体との間の液流路に塗布体後端の外形よりも縮径する小径部と、
前記塗布体が小径部と接触しないように空間部とを形成したことを特徴とする塗布具である。
図2に示すように、前記隔壁部材20は、前後方向に向いて前側から後側に内径が段階的に縮小した円筒状に形成されており、隔壁部材20の内周面の中間部分(縮径箇所)には、段差状(肩状)の接続孔22が設けられている。そして、隔壁部材20の前端外周側には、鍔状の被係止部20aが設けられている。
図2に示すように、先軸24は、前側が縮径したテーパー円筒状の前部円筒部24aと、平行円筒状の後部円筒部24bと、後部円筒部24bよりも大径な環状の後端環状部24cとをもって、後端が開口した円筒状に形成されており、先軸24の前端(先端)から後端にかけて、前後方向に貫通した塗布体挿通孔が設けられている。
塗布体14は、前後方向に長く前端が尖った概略円柱状のペン芯形状が、砲弾型・チゼル型・極細等様々に形成されたものである。塗布体14は、繊維束、多孔質弾性材等の様々な素材によって形成されている。そして、塗布体14の後端には、溝が周面に形成されて後端が鍔状になった被係止部14aが設けられている。
前記継手部材26は、前後方向に長く前側から後側に外径が段階的に縮小した略円柱状に形成されている。筒状に形成された継手部材26内部には、前端開口から内部に塗布体14を差し込んで装着し、塗布液を塗布体14に流通させる塗布液吐出孔26aが貫通形成されている。
塗布体14の継手部材26への装着は、継手部材26に圧入させ、溝によって抜け止めがされる。すなわち、塗布体14はその前側部分を先軸24の開口から前側に突出させ、また、後側部分を継手部材26の塗布液吐出孔26aに挿通させ、後端の被係止部14aを塗布体係止部26bに係合させて、先軸24の前部内周側に装着するようになっている。被係止部14a周面の溝に、継手部材26の前部内面に形成された環状の係止突起26a1が嵌り込み、塗布体14の抜け止め構造にしている。
また、先軸24の前部内面と塗布体14で囲まれた先端部には隙間Tが形成されている。隙間Tはバルク(化粧品の液体製品)等の塗布液を一時貯留する効果があり、過剰繰り出しにも耐えることができる。
継手部材26の外周面の中間部分(縮径箇所)には、後ろ窄まりにテーパー状のシール部26cが設けられ、継手部材26の後端には、隔壁部材20の接続孔22に対応した後端接続部26dが設けられる。後端接続部26dは、継手部材26の中間部分よりも内外周で細形の筒状に設けられている。
なお、図1(a)、図2(a)に示すように、キャップ28は、外キャップ28aと内キャップ28bとが同心円状に配置されてなり、外キャップ28aは、前後方向に長く後端が開口した比較的大径(軸本体10の本体部11と同一)の円筒形カップ状に形成されており、内キャップ28bは、後端が開口した比較的小径のカップ状に形成されている。そして、内キャップ28bは、外キャップ28aの内周側に嵌挿され、コイルバネ28cにより後側に付勢されている。
図1に示すように、第1実施形態の塗布具においては、軸本体10の後部(液貯留部12の後側)には、摘み部材44を軸本体10に相対的に回転させることにより、液貯留部12の塗布液を前側(塗布体14側)に押し出す(繰り出す)ピストン34等からなる回転式の塗布液繰り出し機構36が装着されている。
すなわち、この塗布具においては、未使用時に図1(a)に示すように、先軸24と軸本体10との間にストッパー30が装着されて、隔壁部材20の接続孔22にシールボール18が嵌り込んで塗布液が塗布体14に供給されない状態になっている。
液貯留部12内の塗布液を塗布体14に向けて繰り出す構造になっている。
図5は、第2実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図6は、第3実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図7は、第4実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(a)がキャップを装着した状態説明図、(b)がキャップを外した状態の説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図8の(a)が第5実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図、(b)が第6実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図である。第1実施形態、第4実施形態と同様の部分に同一の符号を付している。
図9(a)が第7実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図で、(b)が第8実施形態に係る塗布具の先端部の拡大説明図である。第1実施形態と同様の部分に同一の符号を付して説明を略する。
10a 前端円筒部
11 本体部
12 液貯留部
14 塗布体(第1実施形態)
14A 塗布体(第2実施形態)
14B 塗布体(第3実施形態)
14C 塗布体(第4実施形態)
14D 塗布体(第5実施形態)
14E 塗布体(第8実施形態)
20 隔壁部材(第1実施形態〜第3実施形態、第7実施形態、第8実施形態)
20A 隔壁部材(第4実施形態)
20B 隔壁部材(第5実施形態)
20C 隔壁部材(第6実施形態)
24 先軸
26 継手部材(第1実施形態〜第3実施形態)
26A 継手部材(第7実施形態〜第8実施形態)
36 塗布液繰り出し機構(第1実施形態〜第8実施形態)
52 ノック機構部(変形例1)
66 塗布液繰り出し機構(変形例2)
S 空間
T 隙間
Claims (3)
- 軸本体内周側の液貯留部に貯留された塗布液を繰り出してペン芯等の塗布体に供給する塗布具において、
前記軸本体の前端部に設ける先軸と、当該先軸の前部で支持された塗布体であって前記先軸から突出した部分で塗布液を塗布する塗布体と、前記液貯留部の塗布液を前記塗布体に流通させるための液流路が内部に形成されていて前記先軸の後部内に固定された筒状の継手部材とを有し、
前記継手部材の前部には、前記塗布体の後端部の被係止部を係止するための係止部が液流路内周面に突出して形成され、前記継手部材の後部には、前記塗布体後端の外径よりも液流路の内径が縮径する小径部が設けられており、
前記塗布体の後端部を前記継手部材の液流路に前方から内部に向けて挿通させて前記係止部に前記塗布体の被係止部を係止して位置決めすることによって、前記液流路内には、前記塗布体の後端部と前記小径部との間にそれらが互いに接触しないように空間部が形成されていると共に、
前記先軸の前部内には、当該前部内面と塗布体外周と前記継手部材とで囲まれた隙間が形成されていることを特徴とする塗布具。 - 前記塗布体後端部が軸線に対して斜めに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
- 前記塗布体が挿入される継手部材にリブを形成して、挿入時に前記塗布体の後端が前記リブに当接して、前記空間部が形成されると共に、前記塗布体の後端部の被係止部周面の溝に、前記継手部材の前部内面に形成された環状の係止突起が嵌り込み、前記塗布体の抜け止め構造となることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布具。
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