JP2014128891A - 塗布具 - Google Patents

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【課題】 より太い塗布跡を出すことのできる太い塗布体の場合では、塗布体への塗布液の浸透はより時間がかかる為、早く浸透させて早く使用可能状態にしたいという使用者の焦りを招き易く、勢いよく塗布液の供給を行ってしまい、供給過多が生じ易い。
【解決手段】 軸筒の内部に自由状態で塗布液が収容された塗布液収容室が配置され、その収容室の前方に弁機構が配置され、その弁座の前方に塗布体が蛇位置された塗布具であって、前記弁機構の弁座は、連続的に繋がった壁面を有し、かつ、塗布体の方向に突出した筒状の弁座であり、その突出した筒状の弁座の先端が塗布体の後端部に当接もしくは、塗布体の後部に差し込まれてなる塗布具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、墨液、絵の具、インキなどの筆記液、アイライナー、リップカラーなどの化粧液、筆跡修正液、接着剤といった塗布液の塗布具に関する。
従来、軸筒内に塗布液収容室を設け、この塗布液収容室と、軸筒先端に取付けた塗布体との間に弁機構を設けてなる塗布具が知られている。この型の塗布具は、例えば、塗布液収容室の後壁を押圧によって変形可能な構造となし、軸筒の後部に押圧部を形成し、または、取り付け、この押圧部をノックすることによって、塗布液収容室内に配置した弁開放体を前進させて弁機構を開放すると共に、塗布液収容室内容積を減少させ塗布液に吐出力を与えるものである。ノックによって弁機構が開放されると、吐出力を与えられている塗布液は塗布液吐出口から吐出し塗布体に浸透し、塗布が可能になる。なお、弁機構を開放するには、上記のような後端ノック式だけでなく、軸筒側面に押圧部を形成し、または、取付けた、所謂サイドノック型や、塗布動作を行う際に紙面等に塗布部を押し付けることで弁機構を開放する所謂先端ノック型など、種々の構造のものも知られている。
上記のような塗布具においては、塗布液収容室が弁機構によって密閉されているため、使用時、塗布体に塗布液が十分な量含まれていないと塗布跡がかすれた状態となってしまう。その時には上記の方法のようなノックを行い、塗布液を塗布体に供給することが必要になる。つまり、この種の塗布具は、例えば長時間連続使用する時には、ノックによって塗布体に塗布液を供給するという作業が不可欠である。
ところで、上記のような塗布具を使用しているとき、ノックによって塗布液を供給するに当って、短時間で塗布液を供給し、早く塗布できる状態にしたいなどの気持で何度もノックを行い、塗布体に塗布液吸蔵能力以上に塗布液を供給してしまうことは、日常よく経験することである。塗布体の塗布液吸蔵能力以上に塗布液が供給され、かつ塗布具内部と外部との空気交換がなされると、塗布体よりの塗布液液滴の自然落下、所謂ボタ落ち現象となってしまい、被塗布面や身の回りを汚損してしまうという問題の発生となってしまう。そのため、このようなボタ落ちを防ぐ方法として、塗布体を保持する先端口の内面に、軸方向に延びる複数本の塗布液溜め縦溝を設けて、塗布体に供給された塗布液の余剰分を貯留する、塗布液貯留機構を持った形態が発明されている。
特開平9−123668号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような塗布液貯留機構を持った筆記具は、塗布液貯留部の貯留可能量が極めて少量であり、限界量をすぐに超えてしまい、ボタ落ちしてしまうという恐れがある。
先述した後端ノック型やサイドノック型の塗布具などでは、先端ノック型で懸念される塗布体の摩耗などを心配する必要が無いため、先端ノック型よりもさらに余計にノックしてしまう現象が生じやすい。
また、より太い塗布跡を出すことのできる太い塗布体の場合では、塗布体への塗布液の浸透はより時間がかかる為、早く浸透させて早く使用可能状態にしたいという使用者の焦りを招き易く、勢いよく塗布液の供給を行ってしまい、供給過多が生じ易い。
本発明は、塗布液供給過多の起こりやすい後端ノック、サイドノック型であっても、すぐに貯留限界量を超えること無くボタ落ちすることの無い液体塗布具を提供することを目的としたものである。
かかる目的を達成するために、本発明は、軸筒の内部に自由状態で塗布液が収容された塗布液収容室が配置され、その収容室の前方に弁機構が配置され、その弁座の前方に塗布体が蛇位置された塗布具であって、前記弁機構の弁座は、連続的に繋がった壁面を有し、かつ、塗布体の方向に突出した筒状の弁座であり、その突出した筒状の弁座の先端が塗布体の後端部に当接もしくは、塗布体の後部に差し込まれてなる塗布具であることを要旨とする。
本発明は、軸筒の内部に自由状態で塗布液が収容された塗布液収容室が配置され、その収容室の前方に弁機構が配置され、その弁座の前方に塗布体が蛇位置された塗布具であって、前記弁機構の弁座は、連続的に繋がった壁面を有し、かつ、塗布体の方向に突出した筒状の弁座であり、その突出した筒状の弁座の先端が塗布体の後端部に当接もしくは、塗布体の後部に差し込まれてなる塗布具としているので、塗布体に飽和状態まで塗布液が供給された後にそれ以上の塗布液の供給が行われようとする場合でも、塗布体表面は塗布液により塗布液の層が形成されており、また、弁座は塗布体内部まで差し込まれているので、筒状突出弁座の内部と塗布液収容室内に空気が入ってくることは無い。また、開弁状態から閉弁状態に戻る時、外部との空気交換が行われないので余剰の塗布液は再び弁を通じて塗布液収容室内に戻される。よって、塗布液の供給過多によるボタ落ちを防止できる。
本発明実施例1の組図断面図である。 実施例1の弁座断面図である。 実施例2の弁座断面図である。 実施例3の弁座断面図である。 実施例4の弁座断面図である。 実施例5の弁座断面図である。 実施例7の組図断面図である。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。図1、2は本発明の第1実施例である。図1では、後端ノック型の塗布具を用いて説明する。図1において、少なくとも前軸2と軸筒3を含む筒状の本体20の先端20aには、繊維収束体や発泡体製の塗布先などよりなる塗布体1が圧入されている。その塗布体1は、前側(塗布先端側)が小径で後方が大径である前軸2の先端貫通孔2aの小径の部分に挿入されている。前記前軸2の先端貫通孔2aの内壁には、複数のリブ2bが軸手方向に形成されており、この複数のリブ2bによって塗布体1の塗布先端方向への抜け及びズレの予防がなされている。
また、前記塗布体1の後方には弁機構が配置され、その弁機構の弁座5は、連続的に全て繋がった壁面を持ちながら塗布体1の方向に筒状に突出した形状である弁座5であって、その突出した弁座5の突出先端5aが塗布体1の後端側に1mm程度差し込んである。前記弁座5は、前記前軸2の後端と、軸筒内壁の段部4とに挾着固定され、軸筒3内に形成された塗布液収容室6の蓋体となっている。この塗布液収容室6内には、塗布液7が自由状態で収容されている。
前記筒状の突出弁座5の内部には、座部5cが形成されており、この座部5cは、前記弁座5の筒状突出部5bの内側に配置され、コイルばね8などの弾発部材によって後方に付勢される弁体9に設けられた弁部10と当接し、弁機構を構成している。この弁機構は、前記塗布液収容室6の塗布液吐出口6aであり、本実施例においては弁機構に連続する筒状突出部5bの開口端が実質的な塗布液吐出口となっている。
ここで、後端ノック部分13の非押圧時には、座部5cと弁部10が当接し、吐出口は塞がれた閉弁状態である。しかし、後端ノック部分13の押圧時には、弁部10は座部5cから離れて塗布先端側へ移動し、筒状突出部5b内部の壁面に設けられたリブ5dを移動方向のガイドとしながら、リブ5dと筒状突出部5b内部壁面と、弁体9との隙間を塗布液吐出口として開弁状態となす。前記弁体9は、その後方部が弁座5を貫通して塗布液収容室6内へ延設されており、弁体後方部の後部11は塗布液収容室6内に配置された筒状の弁開放体12の前端に挿入固定されている。
この弁開放体12は、その後部が塗布液収容室6の底部である可動部13aの有底筒状部14内部に挿入されている。また、弁開放体12の後端と、前記有底筒状部14の底面とは、僅かな間隙15を有している。これは、弁開放のために有底筒状部14を前方へ押圧するときの遊びである。なお、弁開放体12と有底筒状部14とを固定することもできる。この場合、弁開放体12と弁体9とを隔離することで押圧における遊びとなせる。
前記可動部は、有底筒状部14と略台形型階段状の薄肉部16とよりなり、軸筒3の後端内方に一体に形成されている。従って、この可動部を有する軸筒3の形成は、射出成形によることが好ましく、その材質は、薄肉部16からの塗布液7の透過防止を考慮するとポリプロピレンが好ましく選択できる。
前記可動部の後方に延在している軸筒3の後端開口部17には尾栓18が挿入固定されている。この尾栓18は、有底筒体状の押圧冠18aと鍔18dが形成された筒体状の尾冠18bとが切り離し可能な薄肉部18cを介して一体に形成されたものである。この尾栓18は、尾冠18bの外壁と、軸筒3の内壁とが密着し、尾冠18bの後端鍔部が、軸筒3の後端面と当接するように軸筒3に挿入固定されている。
本発明の実施例1に示す塗布具の通常使用時には、塗布体1を被筆記面に押し付け塗布液7を塗布し筆記を行う。その塗布体1に含有している塗布液7は、被筆記面に吸収されたり、使用者の手により塗布体1が被筆記面に押し付けられることで、半強制的に吐出が行われる。この時、吐出が行われることで、塗布体1の内部に塗布液7の存在しない部分ができる。その塗付液7が存在しない部分が空気交換路となり、塗布体1は外部から空気を取り込むことが可能になる。これによって、塗布液収容室6内にも空気が入り込み、順次、塗布液7を吐出することができる。
つまり、塗付液7の使用によって、塗布体1に塗布液7が少ない状態で後端ノックを行い塗布体1に塗布液7を供給したとき、飽和状態でない塗布体1の表面には塗布液7による層は形成されないので、その塗布体1の表面から塗布体1の内部の空気交換路を通じて外部と塗布液収容室6間での空気交換が行われ、塗布体1は塗布液7で満ちることになる。
そして、遂には、飽和状態まで塗布液7が供給されると、塗布体1表面に塗布液7による層が形成される。更に、飽和状態まで塗布液7が供給された後にそれ以上の塗布液7の供給が行われようとする場合を考える。このとき、連続的に全て繋がって筒状に突出した弁座5は、塗布体1内部まで差し込まれているので、筒状突出弁座5の内部と塗布液収容室6内に、外部から新たな空気が入ってくることは無い。しかし、塗布液収容室6の内部は、塗布液7の使用によって負圧になっている。ここで、余剰の塗布液7は再び弁機構を通じて塗布液収容室6内に戻されるのである。その結果、塗布液7の供給過多によるボタ落ちが防止できるのである。
ここで、塗布体1の後端1aに、筒状に突出した弁座5を差し込んでいるが、塗布体1が飽和状態になって塗布体1表面に塗布液7による層を形成したとき、弁座5が外部と空気交換を行うことが無いようになされなければならない。よって、弁座5の連通管途中に空気穴や横穴が無く、連続的に全て繋がった形状であれば、本例に限定されるものではない。
また、塗布体1の後端1aに弁座5を差し込むときに、塗布体1の後端部分を一部圧縮して差し込んでいるので、差し込み部分が部分的に高密部になる。つまり、塗布液吐出口近傍に、高密部19すなわち毛細管力が高く液体保持力の高い部分ができる。従って、塗布体1にほとんど塗布液7が充填されていない状態から急激な後端ノックにより一度に多量の塗布液7が供給された場合、飽和塗布液による塗布液7の層が形成される前であっても、前記高密度部19が塗布液貯留部として強く働くことができる。その結果、前記高密度部19は、塗布液7のボタ落ちを防止するストッパーの役割を果たす。即ち、高密度部19が塗付液7の勢いを抑制する緩衝部となるのである。さらに、この高密度部19、すなわち塗布液7を強く保持する部分があることで、塗布体1の後端側から空気が塗布液7の層を破って侵入してくる恐れを軽減することができる。
ちなみに、より太い塗布跡を出すことのできる太い塗布体1の場合では、塗布体1への塗布液7の浸透は細い塗布体1の場合よりも時間がかかる。その結果、早く浸透させて早く使用可能状態にしたいという使用者の焦りを招き易く、勢いよく塗布液7の供給を行ってしまい、供給過多が生じ易い。この課題に対し、本発明では、細い塗布体1の場合よりも太い塗布体1にて実施することでより効果を発揮するが、塗布体1の太さについては、使用者の使用目的に応じて適宜設定できるものである。また、塗布体1の先端形状についても、図1に示したような丸芯の他にも、角芯や平芯など、適宜選択することができる。なお、本実施例では、φ12、目付21g/m、長さ約30mmの塗布体1を使用している。
本実施例(図1)において、塗布体1としては繊維収束体を用いている。繊維収束体を用いることで、塗布体後端1aに容易に弁座5を差し込むことができる。このほかにも、塗布体後端1aに弁座5を差し込むことが可能な材質であれば、筆記感やコスト等の要望に合わせて、焼結体やスポンジ体等の多孔質体等、適宜設定できる。なお、繊維収束体を用いる場合、求める形状に成形する際、多くは研磨加工による成形が行われているが、研磨により塗布体1の後端表面に目詰まりが生じ端面からの塗布液7の供給を悪くしてしまう恐れがあるので、後端面は刃物などで切り落としたままの状態であることが望ましい。
図3〜図7に各実施例を示す。図3に示す第2実施例は、筒状突出部25bを持つ弁座25の部品断面図である。塗布体後端1aに差し込む突出部25bの差し込み端面が全周に渡って鋭利な形状になっている。すなわち、筒状突出部25bが、後側から塗布先端側に向かうにつれて肉厚が薄くなる形状である。それ以外は実施例1の弁座5と同様である。このような形状にすることにより、塗布体後端1aへの差し込みをより簡単に行えるようになるものである。本実施例では、筒状突出部25bの内壁側と外壁側との両方にテーパを付けて肉厚を薄くし端面を鋭利な形状にしたが、筒状突出部25bの内壁側のみ、あるいは外壁側のみにテーパを付けた場合にも同様な効果が得られる。
図4に示す第3実施例は、第2実施例の変形例である。図3に示すように、本実施例では、第1実施例に示す弁座5の軸手方向長さの2割程度の長さの針状突起35dを、弁座35の筒状突出部35bの端面に周状に等間隔に配置している。その他は、第1実施例と同様である。塗布体後端1aに差し込む筒状突出部35bの差し込み端面表面に針状突起35dを周状に配置させることにより、第2実施例よりもさらに塗布体後端1aへの差し込みを容易にし、かつ、針状突起35dは塗布液7を塗布先端側まで誘導する役割を持ち、塗布体1への塗布液7の浸透をより良好にすることができる。また、針状突起35dは、塗布体1の抜け及びズレの防止効果も持つ。
図5に示す第4実施例の弁座45は、筒状突出部45a、45bを2本配置させた例である。本実施例では、2本の筒状突出部45a、45bを直線状に配置している。筒状突出部45a、45bの本数を増やしたこと以外は、第1実施例と同様である。なお、筒状突出部45a、45bが複数本あるときには、それに合わせて弁体9も複数本構成する。なお、筒状突出部45a、45bを3本形成した場合には、直列ではなく三角形状に突出弁座を配置するのが望ましい。筒状突出部45a、45bを複数本設けることで、一度の後端ノックの押圧操作での塗布液7の吐出量が多くなるので、塗布体1への塗布液7の供給をより早く行うことができる。また、2本、3本と複数の筒状突出部45a、45bすなわち塗布液7の供給口を設けることで、第1実施例のように、塗布体後端1aに筒状突出部5bが差し込まれている中央部分に塗布液7の供給が偏ることが無く、塗布体1全体によりバランス良く塗布液7を供給していくことができる。太い塗布体1を用いる場合は特に、塗布液7の供給の場所によるばらつきが大きくなり易いので、太い塗布体1には特に有効である。本実施例では、φ12、30mmの太く長い塗布体1を使用しているため、効果的である。
図6に示す第5実施例は、筒状突出部55bを持つ弁座55である。本実施例では、筒状突出部55bの突出長さは第1の実施例よりも2割程長くしている。また、塗布先端側側面56に、筒状突出部55b内面のリブ55d間に収まる径の貫通孔を複数設け、その貫通孔を塗布液流出孔57としている。それ以外の構成は、第1実施例と同様である。これらの塗布液流出孔57は塗布先端側にあるため、筒状突出部55bを深く塗布体後端1aから差し込んだとき、外部と空気交換する空気穴とはなり得ない。このような長い突出部55bにより、より早く塗布先端側に塗布液7を送ることができ、より早く筆記可能状態にすることができる。また、側面の塗布液流出孔57により、筒状突出部55bの差し込み端面にのみ塗布液7が集中することなく、塗布体1全体に塗布液を行き渡らせることが容易になる。
第6実施例(図示せず)としては、図1における筒状突出部5bを持つ弁座5と前軸2とを一体成型したものとする。弁座5と前軸2を一体成型することで、部品点数の削減と、組立を容易にして組立不良の発生を軽減することができる。
上記実施例では、塗布体後端1aに弁座5の筒状突出部5bを差し込んだ構成をとっているが、図7に示す第7実施例のように、塗布体71を短くして塗布体後端面71aと弁座75の筒状突出部75bの端面が、全く隙間なく当接させるようにしても良い。本例においても、塗布体71が飽和状態のとき、外部から塗布体71と筒状突出部75b内部及び塗布液収容室76内に空気は侵入しないので、実施例1と同様な効果が得られる。塗布体71を短くする他、筒状突出部75bを短くするあるいは前軸72の全長を長くすることでも、同様な効果を得ることができる。
1 塗布体
1a 塗布体後端
2 前軸
2a 先端貫通孔
2b リブ
3 軸筒
4 軸筒内壁段部
5 弁座
5a 突出先端
5b 筒状突出部
5c 座部
5d リブ
6 塗布液収容室
6a 塗布液吐出口
7 塗布液
8 コイルばね
9 弁体
10 弁部
11 弁体後方部の後部
12 弁開放体
13 後端ノック部分
13a 可動部
14 有底筒状部
15 僅かな間隙
16 台形階段状の薄肉部
17 軸筒の後端開口部
18 尾栓
18a 押圧冠
18b 尾冠
18c 薄肉部
18d 鍔
19 部分的高密部
20 本体
20a 本体先端部
25 弁座
25b 筒状突出部
35 弁座
35b 筒状突出部
35d 針状突起
45 弁座
45a 筒状突出部
45b 筒状突出部
55 弁座
55b 筒状突出部
55d リブ
56 塗布先端側側面
57 塗布液流通孔
71 塗布体
71a 塗布体後端面
72 前軸
75 弁座
75b 筒状突出部
76 塗布液収容室

Claims (3)

  1. 軸筒の内部に自由状態で塗布液が収容された塗布液収容室が配置され、その収容室の前方に弁機構が配置され、その弁座の前方に塗布体が蛇位置された塗布具であって、前記弁機構の弁座は、連続的に繋がった壁面を有し、かつ、塗布体の方向に突出した筒状の弁座であり、その突出した筒状の弁座の先端が塗布体の後端部に当接もしくは、塗布体の後部に差し込まれてなる塗布具。
  2. 前記塗布体を繊維集束体から構成した請求項1記載の塗布具。
  3. 前記弁機構を軸筒の後部に配したノック部材によって作動させた請求項1、或いは、請求項2に記載の塗布具。
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