JP4924636B2 - 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
人間の遺伝子のタイプの違いや目の疾患によって色の見え方が異なる場合がある。眼科用語では、赤、青、緑の錐体細胞の異常の有無によって、3色覚(正常3色型色覚)、2色覚(2色型色覚)、異常3色覚(異常3色型色覚)と呼んでいる。特許文献1には、複写機やプリンタなどの画像形成装置において、2色覚あるいは異常3色覚の人(3色覚者でない)であっても色の区別がつくような画像を記録用紙に形成する技術が開示されている。
特開2004−080118号公報
本発明は、赤色とその他の色とを判別しにくい2色覚あるいは異常3色覚の人が、赤色とその他の色とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に含まれる赤色の文字の画像を含む領域の面積に対して決められた模様の画像の面積が占める割合を8%以上で9%以下の範囲内で利用者が指定する指定手段と、前記指定手段において前記割合が指定されるたびに、前記取得手段によって取得された画像データから、前記指定手段において指定された割合の前記決められた模様の画像を前記領域内に配置した画像データを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された画像データによって表わされる画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記生成手段によって生成された画像データに応じて前記表示手段に表示されている画像の形成を利用者が指示した場合、当該画像データと、当該画像データによって表わされる画像を形成する指示とを画像形成手段に送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置と、前記画像処理装置によって生成された画像データに応じた画像を記録媒体に形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、コンピュータを、色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に含まれる赤色の文字の画像を含む領域の面積に対して決められた模様の画像の面積が占める割合を8%以上で9%以下の範囲内で利用者が指定する指定手段と、前記指定手段において前記割合が指定されるたびに、前記取得手段によって取得された画像データから、前記指定手段において指定された割合の前記決められた模様の画像を前記領域内に配置した画像データを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された画像データによって表わされる画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記生成手段によって生成された画像データに応じて前記表示手段に表示されている画像の形成を利用者が指示した場合、当該画像データと、当該画像データによって表わされる画像を形成する指示とを画像形成手段に送信する送信手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1に係る発明によれば、赤色とその他の色とを判別しにくい錐体細胞を持った人が、赤色とその他の色とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくなる。
請求項2に係る発明によれば、赤色とその他の色とでもともと区分けされていた内容を赤色とその他の色とを判別しにくい錐体細胞を持った人が見分けやすい画像を記録媒体に形成することができる。
請求項3に係る発明によれば、赤色とその他の色とを判別しにくい錐体細胞を持った人が、赤色とその他の色とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくなる。
本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。 同実施形態に係る画像形成装置1の構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置3の構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置3がプリンタドライバを実行するときの動作を説明するフローチャートである。 同実施形態において、強調対応処理の実施有無を確認するポップアップ画面5を示す図である。 同実施形態において、強調対応処理の詳細を設定するポップアップ画面6を示す図である。 同実施形態に係る強調対応処理後の画像データを示す図である。 同実施形態に係る実験結果を示すグラフである。 同実施形態に係る実験結果を示すグラフである。
3色覚の人の目の網膜には、光の波長によって感じ方(分光感度)が異なるL錐体、M錐体、S錐体の3種類の錐体がある。一方、2色覚あるいは異常3色覚の人は、錐体の種類や分光感度が3色覚の人と異なり、赤色、黄色、青色というようなそれぞれの色相を区別する情報に乏しいため、彩度差と明度差を頼りに色の判別を行うことがある。2色覚あるいは異常3色覚の人には幾つかの種類があるが、例えば赤色の色相を認識できないために、赤色と黒色などの無彩色との判別が難しい場合がある。赤色は、文書などの情報を提示する書類において、重要な内容、強調したい内容、閲覧者に注意を喚起したい内容などを修飾するのに用いられる。そのために利用者が、この赤色をその他の色と判別できないと、文書などを閲覧するうえで支障が生じる場合が多い。以下では、赤色によって修飾された文書を例に挙げて、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明における赤色とは、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混色の一種であるRGB色空間において、それぞれの原色を8ビット(256階調)で表現すると、(R,G,B)=(220〜255,0〜55,0〜55)の範囲で表現される色を想定する。なお、本実施形態において、AとBの範囲を表す為に「A〜B」という表現を用いた場合には、A以上B以下の範囲を表すものと定義する。
(1)構成
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。
画像形成装置1と情報処理装置3とは、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)などの情報を伝達するための通信網であるネットワーク2で接続されている。画像形成装置1は、例えば複写、プリント及びスキャンなどの機能が一つにまとめられた複合機であり、記録用紙に画像を形成したり、記録用紙から画像を読み取ったりする。情報処理装置3は、例えばパーソナルコンピュータであり、各種の画像処理を行ったり、画像データをネットワーク2経由で画像形成装置1に供給し、その画像データに応じた画像を形成するよう画像形成装置1に指示したりする。なお、図1において1台の画像形成装置1と3台の情報処理装置3を図示しているが、ネットワーク2に接続される画像形成装置1や情報処理装置3の数はこれに限らない。
図2は、画像形成装置1の構成を示したブロック図である。
画像形成装置1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像読取部16、及び画像形成部17を備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによって画像形成装置1の各部を制御する。記憶部12は、HD(Hard Disk)などの不揮発性の補助記憶装置であり、各種のプログラムやデータが記憶されている。操作部13は、複数のキーを備えており、利用者の操作を受け付けてその操作に応じた信号を制御部11に供給する。表示部14は、VRAM(Video RAM)、液晶ディスプレイ及び液晶駆動回路を備えており、制御部11から供給される情報に基づいて処理の進行状況や利用者に操作を案内する情報などを表示する。通信部15は、通信回路や通信インタフェースを備えており、ネットワーク2を介して情報処理装置3と通信を行う。画像読取部16は、CCD(Charge Coupled Device)により構成される光学系部材を備えており、記録用紙に形成されている画像を光学系部材によって読み取り、読み取った画像を表す画像データを生成する。画像形成部17は、像保持体である感光体ドラム、静電潜像を形成する露光部、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像部、そのトナー像を記録用紙へ転写する転写部、及び記録用紙に転写されたトナー像をその記録用紙に定着させる定着部を備えている。この画像形成部17は、画像読取部16によって生成された画像データや、通信部15を介して受信した画像データに応じて、画像を記録用紙に形成する画像形成手段の一例である。
図3は、情報処理装置3の構成を示したブロック図である。
情報処理装置3は、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34及び通信部35を備えている。制御部31は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROMや記憶部32に記憶されているプログラムを実行することによって情報処理装置3の各部を制御する。操作部33は、キーボードやマウスなどの操作デバイスを備えており、利用者の操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部31に供給する。表示部34は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどの表示デバイスを備えた表示手段の一例である。この表示部34は、表示制御手段の一例である制御部31から供給される画像データに基づいて各種の情報を表示する。通信部35は、通信回路や通信インタフェースを備えており、ネットワーク2を介して画像形成装置1と通信を行う。
記憶部32は、HD(Hard Disk)などの不揮発性の補助記憶装置であり、各種のプログラムやデータが記憶されている。記憶部32に記憶されているプログラムには、文字や図形あるいは表などを複数色で表現した文書を表す文書画像データを作成したり、保存したり、編集したりする手順が記述された文書作成アプリケーションプログラム321と、その文書画像データを画像形成装置1が解釈可能なページ記述言語で表現された画像データに変換するための処理手順が記述されたプリンタドライバ322とがある。このプリンタドライバ322には、前述したRGB色空間における赤色の範囲(R,G,B)=(220〜255,0〜55,0〜55)が記述されている。つまり、プリンタドライバ322が記憶されている記憶部32は、赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段の一例である。また、このプリンタドライバ322には、利用者が文書作成アプリケーションプログラム321を実行することによって作成した文書画像データにおいて強調などの目的により赤色で修飾された箇所を、2色覚あるいは異常3色覚の人に対してその箇所が強調などされていることを認識させるための処理(以下、強調対応処理という)の手順が記述されている。この強調対応処理は、文書画像データにおいて赤色で描かれた文字に対して修飾を施すことで、強調などの目的で使われる赤色と、その他の色(典型的には、文書において一般に最も多く使われる色である黒色)との判別を容易にする。以下では、この修飾のことを、文字飾りという。
強調対応処理の文字飾りには、「a:網掛け文字飾り」と「b:下線文字飾り」の2つの種類があり、これらは情報処理装置3に設定された処理モードによって使い分けられる。ここで、網掛け文字飾りとは、赤色で描かれた文字から成る文字列の外接矩形の矩形領域に、網点状の画像(以下、網点画像という)を所定の間隔を空けて複数配置する処理である。この網掛け文字飾りにおける模様の濃度には、「強」、「中」、「弱」という3種類のレベルがある。ベタ画像が形成された場合の濃度を100%とすると、「強」のレベルの模様の濃度は15%であり、「中」のレベルの濃度は10%であり、「弱」のレベルの濃度は5%である。ここでいう濃度とは、矩形領域の面積に対して網点画像の面積が占める割合のことであり、そのレベルは、プリンタドライバ322の設計者或いは利用者によって任意に決められる。一方、下線文字飾りとは、赤色で描かれた文字に外接する矩形領域の下辺の更にその下方に線分画像を形成する処理である。
(2)動作
利用者は、情報処理装置3に文書作成アプリケーションプログラム321を実行させ、表示部34を参照しながら操作部33を操作して文書を作成する。このとき、利用者は、操作部33を操作して文書中で強調などをしたい箇所の文字を赤色とするよう、情報処理装置3に指示することができる。制御部31は、文書作成アプリケーションプログラム321に記述された手順に従い、利用者の操作に応じて文書を表す文書画像データをRAM等のメモリ上に作成する。このように制御部31は文書画像データを作成乃至記憶することで、その文書画像データを取得する取得手段の一例である。そして、利用者が、操作部33を操作して、作成した文書をプリントアウトするよう指示すると、制御部31は、プリンタドライバ322を実行して、図4に示す処理を開始する。
図4において、制御部31は、文書画像データを解析して、強調対応処理の対象となる赤色が含まれているか否かを判断する(ステップS41)。文書画像データには、文字や図形あるいは表を画像として表現するために、様々な色を表す色情報が含まれている。制御部31は、これらの色情報と、プリンタドライバ322に記述されている赤色の範囲とを照合することで、文書画像データにおいて強調対応処理の対象となる箇所を特定すればよい。制御部31は、赤色が含まれていると判断した場合には(ステップS41;Yes)、強調対応処理を実施するか否かを利用者に確認させるポップアップ画面5を表示部34に表示する(ステップS42)。
図5は、ポップアップ画面5を示す図である。
ポップアップ画面5には、強調対応処理を実施するか否かを択一的に選択する選択肢であるラジオボタンR51、R52が設けられており、利用者はラジオボタンR51又はラジオボタンR52のいずれか一方を選択することが可能である。ここで、利用者の操作部33の操作によって、図5に示すように「はい」と表記されているラジオボタンR51が選択され、更にこの画面の右端角部において「OK」と表記されているソフトボタンB53が選択されると(ステップS43;Yes)、制御部31は、強調対応処理の詳細を利用者に設定させるポップアップ画面6を表示させる(ステップS44)。
図6は、ポップアップ画面6を示す図である。
ポップアップ画面6において破線で囲んだ矩形領域K61には、「ABC」と「あいう」という文字が黒色で、「123」という文字が赤色で描かれたサンプル画像S61が表示されている。このサンプル画像S61は、利用者が作成した文書画像データが表す画像であってもよいし、プリンタドライバ322に予めサンプルとして記述された画像データが表す画像であってもよいが、ここでは、後者の例を図示している。破線で囲まれた矩形領域K62は、「a:網掛け文字飾り」、「b:下線文字飾り」という強調対応処理の処理モードごとに領域が分けられている。「a:網掛け文字飾り」の処理モードに該当する領域には、「強」「中」「弱」という網掛け文字飾りの濃度のレベルに対応するラジオボタン群R62aと、利用者が指定した内容に従ってサンプル画像S61に強調対応処理(網掛け文字飾り)を施した後の処理後サンプル画像S62aとが表示されている。一方、「b:下線文字飾り」の処理モードに該当する領域には、下線文字飾りに対応するラジオボタンR62bと、利用者が指定した内容に従ってサンプル画像S61に強調対応処理(下線文字飾り)を施した後の処理後サンプル画像S62bとが表示されている。例えば、ラジオボタン群R62aのうち、網掛け模様の濃度のレベル「中」に対応するラジオボタンが利用者の操作部33の操作によって選択された場合、処理後サンプル画像S62aには、サンプル画像S61の赤色で描かれた文字に濃度のレベル「中」の網掛け文字飾りが施されていることになる。よって、処理後サンプル画像S62aにおいて、赤色で描かれた文字である「123」は、網掛け文字飾りが施されていることが分かるように表示されており、実際には、処理後サンプル画像S62aの「123」という文字に濃度が10%の網掛け文字飾りが施されている。つまり、操作部33は、網掛け文字飾りの濃度を利用者が指定する指定手段の一例である。
利用者は、破線で囲んだ矩形領域K62内のラジオボタンの中から何れか一つを選択することにより、文書に対して幾つかの種類の強調対応処理を行った結果を、その文書をプリントアウトする前に表示部34にて視認することが可能である。赤色の色相を判別しにくい2色覚あるいは異常3色覚の人であっても、少なくとも文字飾りについてはその背景との明度差によって認識できるので、赤色で描かれた文字に文字飾りが施されることで、赤色とその他の色とで描かれた文字を判別しやすくなる。そして、2色覚あるいは異常3色覚の人は、赤色とその他の色とを判別しやすくなった場合には、強調などの目的で使われる赤色で描かれた文字と、それ以外の色で描かれた文字とを区別できるということになる。
従って、利用者が2色覚あるいは異常3色覚の人である場合には、ラジオボタンを選択する操作により、その利用者自身が処理後サンプル画像S62a〜S62bを視認して、色分けされた内容を見分けやすい処理モード及び濃度レベルを特定することができる。一方、利用者が3色覚の人である場合には、その3色覚の人にとっては他人である2色覚あるいは異常3色覚の人のために、いずれかの強調対応処理を指定することになるが、このとき、2色覚あるいは異常3色覚の人のためだけでなく、その3色覚の人自身にとっても見やすい強調対応処理を選択すればよい。
そして、利用者によって図6に示すような内容の強調対応処理が指示されると、即ち、「a:網掛け文字飾り」という処理モードにおいて、ラジオボタン群R62aの濃度レベルを「中」とするラジオボタンが選択され、更に、この画面の右端角部に「OK」と表記されているソフトボタンB63が選択されると、制御部31は、文書画像データに対し、選択された内容の強調対応処理を行うことで、赤色で描かれた文字に対して文字飾りが施された文書画像データを生成する(ステップS45)。より具体的には、制御部31は、赤色で描かれた文字に外接する外接矩形の位置を特定し、その矩形領域内に、プリンタドライバ322に記述された特定パターンの模様の画像を配置した文書画像データを生成する。つまり、制御部31は生成手段の一例である。そして、制御部31は、強調対応処理後の文書画像データを、画像形成装置1が処理可能なページ記述言語で表現された画像データに変換するための画像処理を行う(ステップS46)。次に、制御部31は、画像データと、その画像データに応じた画像を形成する指示とを、通信部35から画像形成装置1に対して送信する(ステップS47)。そして、画像形成装置1の通信部15が情報処理装置3から上記画像データ及び指示を受信すると、制御部11は、その画像データをビットマップ化し、画像形成部17を制御して画像を記録用紙に形成させる。
なお、ステップS41において、制御部31は、赤色で描かれた文字が含まれていないと判断した場合には(ステップS41;No)、上述したステップS42〜S45の処理をスキップして、ステップS46の画像処理に進む。また、ステップS43において、利用者の操作部33の操作によって、「いいえ」のラジオボタンR52が選択され、更にこの画面において「OK」と表記されているソフトボタンB53が選択されると(ステップS43;No)、制御部31は、上述したステップS44〜S45の処理をスキップして、ステップS46の画像処理に進む。
ここで、図7は、強調対応処理後の文書を示す画像データを表現している。
図7において、画像データG71は、強調対応処理を実施する前の画像データであり、画像データG72〜G75は、強調対応処理を実施した後の画像データである。画像データG71は、図6のサンプル画像S61と同一の配色で表現されている。
(a:網掛け文字飾りを施した場合)
利用者が、ポップアップ画面6において、例えば強調対応処理として「a:網掛け文字飾り」を選択するラジオボタン群R62aの「中」に対応するラジオボタンを選択し、更に「OK」と表記されたソフトボタンB63(以下「OK」ボタンという)を選択したとする。この場合、制御部31は、図7の画像データG71において赤色で描かれた文字である「123」に対して、「中」の濃度レベルの網掛け文字飾りを施す。よって、画像データG72においては、濃度が10%の網掛け文字飾りが、赤色で描かれた文字の「123」に施されている。
(b:下線文字飾りを施した場合)
利用者が、ポップアップ画面6において、例えば強調対応処理として「b:下線文字飾り」を選択するラジオボタンR62bを選択し、更に「OK」ボタンを選択したとする。この場合、制御部31は、図7の画像データG71において赤色で描かれた文字である「123」に対して、下線文字飾りを施す。よって、画像データG73においては、赤色で描かれた文字の「123」に下線文字飾りが施されている。
ところで、網掛け文字飾りを行う際には、矩形領域の面積に対して網点の画像の面積が占める割合が大きくなると、強調の効果は増すが、それがあまりに大きくなりすぎると、利用者は文字の画像と網点の画像とを区別できなくなり、文字を読めなくなってしまう虞がある。そこで、本発明者らは、矩形領域の面積に対して網点の画像の面積が占める割合(以下、網掛け率という)を様々に変えた画像を、2色覚あるいは異常3色覚の人と3色覚の人とを含む母集団に対して参照させて、どの程度の網掛け率が文字を読みやすく且つ強調された箇所が分かりやすいかを確認する実験を行った。
図8は、その実験結果を示すグラフである。図8において、横軸は、矩形領域の面積に対して網点の画像の面積が占める割合、つまり網掛け率であり、縦軸は、文字を読みやすく且つ強調された箇所が分かりやすいと回答した者の母集団における割合である。図8を見ると分かるように、網掛け率5%から15%の範囲においては、母集団の5割以上が文字を読みやすく且つ強調された箇所が分かりやすいと回答している。よって、網掛け率は、5%以上で15%以下であることが望ましい。
さらに、本発明者らは、上記実験とは別に、2色覚あるいは異常3色覚の人である被験者に対して参照させて、どの程度の網掛け率が文字を読みやすく且つ強調された箇所が分かりやすいかを確認する実験を行った。なお、本実験は、光の波長によって感じ方(分光感度)が異なるL錐体、M錐体、S錐体の3種類の錐体のうち、赤い光を主に感じるL錐体が無いか、分光感度がずれてM錐体と似通ってしまっている1型2色覚と呼称される被験者1名と、緑の光を主に感じるM錐体が無いか、分光感度がずれてL錐体と似通ってしまっている2型2色覚と呼称される被験者1名によって実施された。
図9は、その実験結果を示すグラフである。図9において、横軸は、矩形領域の面積に対して網点の画像の面積が占める割合、つまり網掛け率であり、縦軸は、文字を読みやすく且つ強調された箇所が分かりやすいと回答した者の人数である。図9を見ると分かるように、網掛け率5%から15%の範囲においては、1型2色覚と2型2色覚と呼称される被験者のそれぞれが文字を読みやすく且つ強調された箇所が分かりやすいと回答している。
以上のことから、網掛け率は、5%以上で15%以下であることが望ましい。このような理由から、利用者が網掛け率を5%以上で15%以下の範囲内で指定し得るように、図6のポップアップ画面における「強」のレベルの模様の濃度が15%に設定されており、「中」のレベルの濃度が10%に設定されており、「弱」のレベルの濃度が5%に設定されている。
(3)変形例
(変形例1)
上記実施形態において、情報処理装置3の制御部31がプリンタドライバ322を実行することによって強調対応処理を行っていたが、強調対応処理を行う主体や、強調対応処理の手順が記述されたプログラムは、これらに限定されるものではない。強調対応処理の手順は、プリンタドライバ322とは別のプログラム、例えば、情報処理装置3が記憶している文書作成アプリケーションプログラムに記述されていてもよいし、また、画像形成装置1が記憶しているコンピュータプログラムに記述されていてもよい。後者の場合、画像形成装置1が強調対応処理を実行するので、例えば、画像読取部16が読み取った画像を表す画像データに対しても強調対応処理を行うことが可能となる。よって、複写を行うときにも、2色覚あるいは異常3色覚の人が赤色とその他の色とを判別しやすい複写物を作成することができる。
また、情報処理装置3の制御部31が、ソフトウェアであるプログラムを実行することによって強調対応処理を行うのではなく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのアナログ回路がプログラムに拠らずに強調対応処理を行ってもよい。
(変形例2)
赤色の範囲は、RGB色空間以外の任意の色空間で定義することが可能であり、要は、どのような色空間であっても、2色覚あるいは異常3色覚の人がその他の色と判別にしにくい赤色の範囲でありさえすればよい。例えば色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(Lightness)の3つの要素で色を表現するHLS色空間において定義されていてもよい。HLS色空間の場合、赤色の範囲を例えばH=250〜255及び0〜8、L=220〜255、S=118〜148としてもよい。なお、ここでは、H=0°〜360°を8ビットで表現して、H=0〜255としている(H=0°のとき、H=0,H=360°のときH=255)。同様に、S=0(0%)〜1(100%)を8ビットで表現して、S=0〜255としている(S=0%のとき、S=0,S=100%のときS=255)。また、L=0(0%)〜1(100%)を8ビットで表現して、L=0〜255としている(L=0%のとき、L=0,L=100%のとき、L=255)。
(変形例3)
実施形態において、網掛け文字飾りとは、赤色で描かれた文字からなる文字列の外接矩形の矩形領域内に所定の間隔を空けて複数の網点画像を配置するという文字飾りであり、下線文字飾りとは、赤色で描かれた文字からなる文字列の外接矩形の矩形領域の下辺の更にその下方に線分画像を配置するという文字飾りであった。赤色で描かれた文字に対する修飾処理は、上記の2つに限らず、次の2種類のうちのいずれかであればよい。
まず、1つ目の修飾処理は、赤色で描かれた文字を含む領域内に、決められた模様の画像を配置する、という処理であればよい。実施形態の網掛け文字飾りはこの修飾処理に含まれる。ここで、赤色で描かれた文字を含む領域とは、その文字又は文字列の外接矩形の矩形領域であってもよいし、その外接矩形よりも所定の大きさだけ大きい矩形領域であってもよい。また、形状は、直線のみで構成された矩形形状に限らず、矩形の頂点に相当する部分が湾曲した形状などのように、曲線によって構成された形状であってもよい。また、この領域には、赤色以外の色の文字を一切含まない方が望ましいが、強調された箇所をおおよそ特定し得るのであれば、赤色の文字列の前後にある文字などを含んでいてもよい。また、決められた模様とは、実施形態にて例示したような、所定間隔で配置された複数の網点画像のほか、同一方向に延びる線分画像を所定の間隔で複数配置したものなどであってもよいし、矩形領域内を格子状の画像や所定の模様や形状を有する複数の画像で埋めたものであってもよい。ただし、この画像は、文字を読むのにそれほど邪魔にならないような模様の画像であることが望ましい。
次に、2つ目の修飾処理は、赤色の文字の画像の位置から決められた距離の範囲内に、当該赤色の文字を含む文字列の方向に延びる線分画像を配置する、という処理であればよい。実施形態の下線文字飾りはこの修飾処理に含まれる。線分画像は、実線の画像に限らず、破線や波線の画像であってもよいし、所定の模様の集合によって線状の画像となっているものでもよく、全体として赤色の文字を含む文字列の方向に延びていればよい。その線分画像の太さは特に限定されない。また、線分画像と文字列との位置関係については、線分画像が文字列の下方ではなく上方に配置されてもよい。また、縦書きの文書においては、線分画像が文字列の右又は左に配置される。また、赤色の文字の画像の位置から決められた距離の範囲内とは、線分画像が、強調の対象となる赤色の文字の画像を指し示していることが分かる程度の距離の範囲内であればよいということである。例えば、強調の対象となる赤色の文字の画像と線分画像との間の距離と、強調の対象とならない文字の画像と線分画像との間の距離を比べた場合に、前者が後者よりも小さい場合には、線分画像が赤色の文字の画像を指し示していることが分かりやすいので、このような距離であるとよい。
1…画像形成装置、2・・・ネットワーク、3・・・情報処理装置、11・・・制御部、12・・・記憶部、13・・・操作部、14・・・表示部、15・・・通信部、16・・・画像読取部、17・・・画像形成部、31・・・制御部、32・・・記憶部、321・・・文書作成アプリケーションプログラム、322・・・プリンタドライバ、33・・・操作部、34・・・表示部、35・・・通信部。

Claims (3)

  1. 色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、
    文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に含まれる赤色の文字の画像を含む領域の面積に対して決められた模様の画像の面積が占める割合を8%以上で9%以下の範囲内で利用者が指定する指定手段と、
    前記指定手段において前記割合が指定されるたびに、前記取得手段によって取得された画像データから、前記指定手段において指定された割合の前記決められた模様の画像を前記領域内に配置した画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された画像データによって表わされる画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記生成手段によって生成された画像データに応じて前記表示手段に表示されている画像の形成を利用者が指示した場合、当該画像データと、当該画像データによって表わされる画像を形成する指示とを画像形成手段に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置によって生成された画像データに応じた画像を記録媒体に形成する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. コンピュータを、
    色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、
    文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に含まれる赤色の文字の画像を含む領域の面積に対して決められた模様の画像の面積が占める割合を8%以上で9%以下の範囲内で利用者が指定する指定手段と、
    前記指定手段において前記割合が指定されるたびに、前記取得手段によって取得された画像データから、前記指定手段において指定された割合の前記決められた模様の画像を前記領域内に配置した画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された画像データによって表わされる画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記生成手段によって生成された画像データに応じて前記表示手段に表示されている画像の形成を利用者が指示した場合、当該画像データと、当該画像データによって表わされる画像を形成する指示とを画像形成手段に送信する送信手段と
    して機能させるためのプログラム。
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