JP5229039B2 - 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、画像処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
人間の遺伝子のタイプの違いや目の疾患によって色の見え方が異なる場合があり、特定の範囲の色を判別しにくい状態は例えば「色弱」と呼ばれている。特許文献1には、複写機やプリンタなどの画像形成装置において、色弱者であっても色の区別がつく画像を記録用紙に形成する技術が開示されている。
特開2004−246737号公報
本発明は、赤色とその他の色とを判別しにくい色弱者が、赤色の画像とその他の色の画像とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像を囲う矩形の領域である赤色領域を特定する特定手段と、色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色領域に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段とを備えることを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に係る発明は、色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像の位置を特定する特定手段と、色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色の文字の画像の位置に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段とを備えることを特徴とする画像処理装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1〜2に記載の構成において、前記背後の色を透過する性質を有する色材と、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成する色材とにおける、画像形成後の光沢の度合いの差を利用者が指定する光沢差指定手段を備え、前記指示手段は、前記光沢差指定手段において指定された光沢の度合いの差に応じて、色材が転写された記録媒体に対して定着がなされるときに当該記録媒体に与えられる熱エネルギーの量、当該定着がなされるときに当該記録媒体に与えられる圧力の大きさ、又は、前記背後の色を透過する性質を有する色材の量のうち、少なくともいずれか1つを指定して、前記画像形成手段に画像を形成するように指示することを特徴とする画像処理装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置と、前記画像処理装置からの指示に従い、複数種類の色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、コンピュータを、色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像を囲う矩形の領域である赤色領域を特定する特定手段と、色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色領域に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段として機能させるためのプログラムである。
請求項6に係る発明は、コンピュータを、色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像の位置を特定する特定手段と、色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色の文字の画像の位置に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、赤色とその他の色とを判別しにくい色弱者が、赤色の画像とその他の色の画像とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくなるとともに、背後の色を透過する性質を有する色材以外の色材を用いた画像を上記赤色の画像を含む領域に形成しようとした場合に生じる障害を低減することができる。
請求項2記載の発明によれば、赤色とその他の色とを判別しにくい色弱者が、赤色とその他の色とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくなるとともに、背後の色を透過する性質を有する色材以外の色材を用いた画像を上記赤色の画像に重ねて形成しようとした場合に生じる障害を低減することができる。
請求項3記載の発明によれば、赤色の画像とその他の色の画像とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくする度合いを変化させることができる。
請求項4記載の発明によれば、赤色とその他の色とを判別しにくい色弱者が、赤色の画像とその他の色の画像とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくなるとともに、背後の色を透過する性質を有する色材以外の色材を用いた画像を用いて両者を見分けやすくしようとした場合に生じる障害を低減することができる。
請求項5記載の発明によれば、赤色とその他の色とを判別しにくい色弱者が、赤色の画像とその他の色の画像とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくなるとともに、背後の色を透過する性質を有する色材以外の色材を用いた画像を上記赤色の画像を含む領域に形成しようとした場合に生じる障害を低減することができる。
請求項6記載の発明によれば、赤色とその他の色とを判別しにくい色弱者が、赤色とその他の色とによってもともと区分けされていた内容を見分けやすくなるとともに、背後の色を透過する性質を有する色材以外の色材を用いた画像を上記赤色の画像に重ねて形成しようとした場合に生じる障害を低減することができる。
本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。 同実施形態に係る画像形成装置1の構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置3の構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置3がプリンタドライバを実行するときの動作を説明するフローチャートである。 同実施形態において、強調対応処理の実施有無を確認するポップアップ画面5を示す図である。 同実施形態に係る文書画像データを示す図である。 同実施形態に係る透明文字飾りを示す図である。
一般色覚者の目の網膜には、光の波長によって感じ方(分光感度)が異なるL錐体、M錐体、S錐体の3種類の錐体がある。一方、色弱者は、錐体の種類や分光感度が一般色覚者と異なり、赤色、黄色、青色というようなそれぞれの色相を区別する情報に乏しいため、彩度差と明度差からしか色の判別を行うことができない。色弱には幾つかの種類があるが、例えば赤色の色相を認識できないために、赤色と黒色などの無彩色との判別が難しい場合がある。赤色は、文書などの情報を提示する書類において、重要な内容、強調したい内容、閲覧者に注意を喚起したい内容などを修飾するのに用いられる。そのために利用者が、この赤色をその他の色と判別できないと、文書などを閲覧するうえで支障が生じる場合が多い。以下では、赤色によって修飾された文書を例に挙げて、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明における赤色とは、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混色の一種であるRGB色空間において、それぞれの原色を8ビット(256階調)で表現すると、R=255、G=0〜51、B=0〜51の範囲で表現される色を想定する。なお、本実施形態において「〜」がAとBの範囲を表す為に「A〜B」として用いられた場合には、A以上B以下の範囲を表すものと定義する。
(A)第1実施形態
(A−1)構成
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。
画像形成装置1と情報処理装置3とは、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)などの情報を伝達するための通信網であるネットワーク2で接続されている。画像形成装置1は、例えば複写、プリント及びスキャンなどの機能が一つにまとめられた機器であり、記録媒体である記録用紙に画像を形成したり、記録用紙から画像を読み取ったりする。情報処理装置3は、例えばパーソナルコンピュータであり、各種の画像処理を行ったり、画像データをネットワーク2経由で画像形成装置1に供給し、その画像データに応じた画像を形成するよう画像形成装置1に指示したりする。なお、図1において1台の画像形成装置1と3台の情報処理装置3を図示しているが、ネットワーク2に接続される画像形成装置1や情報処理装置3の数はこれに限らない。
図2は、画像形成装置1の構成を示したブロック図である。
画像形成装置1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像読取部16、及び画像形成部17を備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによって画像形成装置1の各部を制御する。記憶部12は、HD(Hard Disk)などの不揮発性の補助記憶装置であり、各種のプログラムやデータが記憶されている。操作部13は、複数のキーを備えており、利用者の操作を受け付けてその操作に応じた信号を制御部11に供給する。表示部14は、VRAM(Video RAM)、液晶ディスプレイ及び液晶駆動回路を備えており、制御部11から供給される情報に基づいて処理の進行状況や利用者に操作を案内する情報などを表示する。通信部15は、通信回路や通信インタフェースを備えており、ネットワーク2を介して情報処理装置3と通信を行う。画像読取部16は、CCD(Charge Coupled Device)により構成される光学系部材を備えており、記録用紙に形成されている画像を光学系部材によって読み取り、読み取った画像を表す画像データを生成する。画像形成部17は、像保持体である感光体ドラム、静電潜像を形成する露光部、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像部、そのトナー像を記録用紙へ転写する転写部、及び記録用紙に転写されたトナー像をその記録用紙に定着させる定着部を備えている。
現像部は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの有色の色材であるトナー(以下、カラートナーと称する)の他に、無色透明の色材であるトナー(以下、透明トナーと称する)を収容しており、これらの複数種類のトナーを用いて現像を行う。透明トナーとは、色素を含まないトナーのことであり、例えば低分子量のポリエステル樹脂にSiO2(二酸化シリコン)やTiO2(二酸化チタン)を外添したものであり、熱による溶解性などの性質がカラートナーとは異なっている。透明トナーによるトナー像は、カラートナーによるトナー像が記録用紙に転写された後に、その記録用紙に転写される。このため、透明トナーによるトナー像とカラートナーによるトナー像とが記録用紙上の同じ位置にあるときには、透明トナーがカラートナーを覆うことになる。定着部によって加熱及び加圧による定着処理が行われると、透明トナーは溶解した状態で、平滑面を持つ定着部材によって加圧される。このため、定着後の記録用紙において、透明トナーによって形成されたトナー像の表面は、カラートナーによって形成されたトナー像の表面よりも平滑な面となり、カラートナーによって形成されたトナー像の表面よりも高光沢となる。高光沢とは、光が照射されたときの反射光における正反射光成分が大きいということである。つまり、透明トナーは、記録用紙上において透明になるだけでなく、カラートナーによるトナー像よりも光沢の度合いが高いトナー像を形成する色材である。
図3は、情報処理装置3の構成を示したブロック図である。
情報処理装置3は、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34及び通信部35を備えている。制御部31は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROMや記憶部32に記憶されているプログラムを実行することによって情報処理装置3の各部を制御する。操作部33は、キーボードやマウスなどの操作デバイスを備えており、利用者の操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部31に供給する。表示部34は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどの表示デバイスを備えた表示手段の一例である。通信部35は、通信回路や通信インタフェースを備えており、ネットワーク2を介して画像形成装置1と通信を行う。
記憶部32は、HD(Hard Disk)などの不揮発性の補助記憶装置であり、各種のプログラムやデータが記憶されている。記憶部32に記憶されているプログラムには、文字や図形あるいは表などを複数色で表現した文書を表す文書画像データを作成したり、保存したり、編集したりする手順が記述された文書作成アプリケーションプログラム321と、その文書画像データを画像形成装置1が解釈可能なページ記述言語で表現された画像データに変換するための処理手順が記述されたプリンタドライバ322とがある。このプリンタドライバ322には、前述したRGB色空間における赤色の範囲(R,G,B=255,0〜51,0〜51)が記述されている。つまり、プリンタドライバ322が記憶されている記憶部32は、赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段の一例である。また、このプリンタドライバ322には、利用者が文書作成アプリケーションプログラム321を実行することによって作成した文書画像データにおいて強調などの目的により赤色で修飾された箇所を、色弱者に対してその箇所が強調などされていることを認識させるための処理(以下、強調対応処理という)の手順が記述されている。この強調対応処理には、文書画像データに応じた画像を記録用紙に形成する際に、赤色で描かれた文字から成る文字列の外接矩形(以下、赤色文字列の外接矩形と称する)の領域に透明トナーによるトナー像を形成することによって、その領域を修飾する処理が含まれている。以下では、この透明トナーによる修飾のことを、「透明文字飾り」と称する。
(A−2)動作
利用者は、情報処理装置3に文書作成アプリケーションプログラム321を実行させ、表示部34を参照しながら操作部33を操作して文書を作成する。このとき、利用者は、操作部33を操作して文書中で強調などをしたい箇所の文字を赤色とするよう、情報処理装置3に指示することができる。制御部31は、文書作成アプリケーションプログラム321に記述された手順に従い、利用者の操作に応じて文書を表す文書画像データをRAM等のメモリ上に作成する。このように制御部31は文書画像データを作成乃至記憶することで、その文書画像データを取得する取得手段の一例である。そして、利用者が、操作部33を操作して、作成した文書をプリントアウトするよう指示すると、制御部31は、プリンタドライバ322を実行して、図4に示す処理を開始する。
図4において、制御部31は、文書画像データを解析して、強調対応処理の対象となる赤色が含まれているか否かを判断する(ステップS41)。文書画像データには、文字や図形あるいは表を画像として表現するために、様々な色を表す色情報が含まれている。制御部31は、これらの色情報と、プリンタドライバ322に記述されている赤色の範囲とを照合することで、文書画像データにおいて強調対応処理の対象となる箇所を特定すればよい。制御部31は、赤色が含まれていると判断した場合には(ステップS41;YES)、強調対応処理を実施するか否かを利用者に確認させるポップアップ画面5を表示部34に表示する(ステップS42)。
図5は、ポップアップ画面5を示す図である。
ポップアップ画面5には、強調対応処理を実施するか否かを択一的に選択する選択肢であるラジオボタンR51、R52が設けられており、利用者はラジオボタンR51又はラジオボタンR52のいずれか一方を選択することが可能である。ここで、利用者が、操作部33を操作して、図5に示すように「はい」と表記されているラジオボタンR51を選択し、更にこの画面の右端角部において「OK」と表記されているソフトボタンB53を選択したとする(ステップS43;YES)。この場合、制御部31は、強調対応処理として、赤色文字列の外接矩形を含む矩形領域に対して、透明文字飾りを形成する為の情報を記述した文書画像データを生成する(ステップS44)。
図6は、文書画像データが表す文書画像において特定された赤色文字列の外接矩形の例を示している。
この図では、赤色で描かれた文字を白抜き線の文字で、赤色以外の例えば黒色で描かれた文字を実線の文字で表現している。この文書画像データG6において各画素の位置情報は、XY座標系で表されており、いわゆる副走査方向がY方向であり、いわゆる主走査方向がX方向である。まず、制御部31は、文書画像データG6に含まれる色情報と、プリンタドライバ322に記述されている赤色の範囲とを照合することで、赤色で描かれた文字から成る文字列を抽出し、更にその文字列に外接する外接矩形(以下、赤色文字列の外接矩形という)の位置情報を特定する。つまり、制御部31は、赤色領域を特定する特定手段の一例である。具体的に赤色文字列の外接矩形の位置情報は、その矩形領域に含まれる画素のうち、X,Yの値がそれぞれ最小である画素の位置情報(以下、始点座標という)、及び、X,Yの値がそれぞれ最大である画素の位置情報(以下、終点座標という)によって表され、例えば、赤色文字列の外接矩形の矩形領域K6の位置情報は、始点座標を(X6s,Y6s)、終点座標を(X6e,Y6e)として表される。そして、制御部31は、特定された矩形領域K6の位置を示す位置情報を、透明文字飾りが形成される領域の位置情報として自身のRAMに記憶する。そして、制御部31は、RAMに記憶された位置情報によって表される領域に、透明トナーを用いた濃度100%のベタ画像を配置した文書画像データを生成する。つまり、このとき制御部31により生成された文書画像データは、文書作成アプリケーションプログラム321から取得した画像データが表す画像をカラートナーを用いて形成する処理、及び、赤色文字列に重なるベタ画像を透明トナーによって形成する処理を、画像形成部17に対して指示することを含むものである。つまり、画像形成部17は、色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段の一例であり、制御部31は、画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段の一例である。
図4の説明に戻る。制御部31は、強調対応処理後の文書画像データを、画像形成装置1が処理可能なページ記述言語で表現された画像データに変換するための画像処理を行う(ステップS45)。次に、制御部31は、その画像データを通信部35から画像形成装置1に対して送信する(ステップS46)。そして、画像形成装置1の通信部15が情報処理装置3から上記画像データを受信すると、制御部11は、その画像データの内容を解析してビットマップ化し、画像形成部17を制御して画像を記録用紙に形成させる。
図7は、図6に例示した文字列に対して透明文字飾りが施されたときの様子を示す図である。
図6では、赤色で描かれた文字を白抜き線の文字で、赤色以外の例えば黒色で描かれた文字を実線の文字で表現していた。図7における矩形領域K7には、透明文字飾りが施されており、その透明文字飾りが施されていることを網掛けによって表現している。記録用紙Y7上において、カラートナーによるトナー像、つまり、制御部31が文書作成アプリケーションプログラム321から取得した文書画像データが表す画像は、透明トナーによるトナー像よりも記録用紙側に位置する。すなわち、カラートナーで形成された「注意」という赤色の文字の画像は、透明トナーによるベタ画像によって覆われた状態である。矩形領域K7の表面は、透明トナーによって平滑な状態になっており、その矩形領域K7の全域が一様に高光沢となるから、カラートナーによるトナー像(制御部31が文書作成アプリケーションプログラム321から取得した文書画像データが表す画像)が形成されている領域や、トナー像が形成されていない記録用紙Y7の表面に比べて、反射光における正反射光成分が強くなる。よって、利用者が色弱者である場合には、赤色の色相については認識しづらいものの、矩形領域K7とその他の領域との光沢の度合いの差によって、矩形領域K7がその他の領域に比べて艶があり光っているように見える。これにより、色弱者が、赤色文字列の外接矩形の領域と、それ以外の領域とを区別しやすくなり、赤色とその他の色とで描かれた文字の存在を認識しやすくなる。また、利用者が一般色覚者である場合には、矩形領域K7が光って見えるものの、その領域内の文字はもともとの文書どおり赤色であるから、この一般色覚者ももちろん赤色とその他の色とで描かれた文字の存在を認識し得る。
上記の透明文字飾りを用いた手法以外にも、例えば赤色文字列の外接矩形に対してカラートナーを用いた文字飾り、例えば、赤色文字列の外接矩形内に網点状の画像を複数配置するいわゆる網掛け処理を施すというものも考えられる。赤色の色相を判別しにくい色弱者であっても、このカラートナーを用いた文字飾りについては、その文字飾り部分と背景部分との明度差によって認識できるので、赤色とその他の色とで描かれた文字を判別しやすくなるからである。しかしながら、この場合には、色素のあるカラートナーを用いているので、例えば、記録用紙の両面に画像を形成した場合、裏面におけるカラートナーを用いた文字飾りが表面に透けて見えてしまう。この場合、色弱者は、裏面から透けて見える文字飾りが、表面にある文字に対する文字飾りであると混同してしまう、という障害が発生することがある。上記の透明文字飾りを用いた手法であれば、この障害の発生は少なくなる。また、文書の保存という観点から言えば、作成時の文書の内容を改変せずに保存したいという要望もあるが、上記の透明文字飾りを用いた手法であれば、カラートナーを用いた文字飾りに比べると、色の改変の度合いは少ない。
このように、透明トナー以外のトナーを用いた画像を用いて両者を見分けやすくしようとした場合には障害が生じることがあるが、第1実施形態によれば、その障害を低減することができる。
なお、ステップS41において、制御部31は、赤色で描かれた文字が含まれていないと判断した場合には(ステップS41;NO)、上述したステップS42〜S44の処理をスキップして、ステップS45の画像処理に進む。また、ステップS43において、利用者の操作部33の操作によって、「いいえ」のラジオボタンR52が選択され、更にこの画面において「OK」と表記されているソフトボタンB53が選択されると(ステップS43;NO)、制御部31は、上述したステップS44の処理をスキップして、ステップS45の画像処理に進む。
(B)第2実施形態
第2実施形態は、文書画像データが表す画像において、赤色の文字の画像の位置をそれぞれ特定し、その特定した位置に透明トナーを用いた画像を形成するというものである。
(B−1)構成
第2実施形態の構成は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
(B−2)動作
第2実施形態の動作は、第1実施形態と次の点で異なる。
まず、図4のステップS41において、制御部31は、文書画像データを解析して、強調対応処理の対象となる赤色が含まれているか否かを判断し、赤色が含まれていれば、その赤色の文字の画像の位置を特定し、その位置情報をRAMに記憶する。つまり、制御部31は、赤色の文字の画像の位置を特定する特定手段の一例である。この位置情報は、赤色の文字の画像を構成する全画素の位置を表す位置情報の集合である。
そして、図4のステップS44において、制御部31は、強調対応処理として、赤色の文字の画像の位置に、透明文字飾りを形成する為の情報を記述した文書画像データを生成する。より具体的には、制御部31は、RAMに記憶された位置情報によって表される領域に、透明トナーを用いた濃度100%のベタ画像を配置した文書画像データを生成する。
これら以外の動作は、第1実施形態と共通である。
この第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するほか、第1実施形態と比較して、透明トナーの消費量を抑制することができる。
(C)変形例
(C−1)変形例1
第1及び第2実施形態において、情報処理装置3の制御部31がプリンタドライバ322を実行することによって強調対応処理を行っていたが、強調対応処理を行う主体や、強調対応処理の手順が記述されたプログラムは、これらに限定されるものではない。強調対応処理の手順は、プリンタドライバ322とは別のプログラム、例えば、情報処理装置3が記憶している文書作成アプリケーションプログラムに記述されていてもよいし、また、画像形成装置1が記憶しているコンピュータプログラムに記述されていてもよい。後者の場合、画像形成装置1が強調対応処理を実行するので、例えば、画像読取部16が読み取った画像を表す画像データに対しても強調対応処理を行うことが可能となる。よって、複写を行うときにも、色弱者が赤色とその他の色とを判別しやすい複写物を作成することができる。
また、情報処理装置3の制御部31が、ソフトウェアであるプログラムを実行することによって強調対応処理を行うのではなく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのアナログ回路がプログラムに拠らずに強調対応処理を行ってもよい。
(C−2)変形例2
第1及び第2実施形態において、プリンタドライバ322に初期設定された、強調対応処理の対象となる赤色の範囲は、RGB色空間においてR=255、G=0〜51、B=0〜51の範囲で表現される色を想定したがこの範囲に限定されなし、RGB色空間以外の色空間で定義されていてもよい。
色弱には幾つかの種類があるため、色弱者によっては、プリンタドライバ322に初期設定された赤色の範囲以外にも、強調対応処理の対象としたい色が存在する場合がある。プリンタドライバ322には、利用者の操作によって、初期設定外の色を赤色として設定する機能を有していてもよい。要は、強調対応処理の対象となる赤色の範囲は、どのような色空間で表現された、どのような色であっても、色弱者がその他の色と判別にしにくい色の範囲でありさえすればよい。
例えば、プリンタドライバ322に初期設定された、強調対応処理の対象となる赤色の範囲は、例えば色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(Lightness)の3つの要素で色を表現するHLS色空間において定義されていてもよい。RGB色空間の表現においてR=255、G=0〜51、B=0〜51の範囲で表わされる色は、HLS色空間の表現におけるH=250〜255及び0〜8、L=220〜255、S=118〜153の相当する範囲の色とすることができる。なお、ここでは、H=0°〜360°を8ビットで表現して、H=0〜255としている(H=0°のとき、H=0,H=360°のときH=255)。同様に、S=0(0%)〜1(100%)を8ビットで表現して、S=0〜255としている(S=0%のとき、S=0,S=100%のときS=255)。また、L=0(0%)〜1(100%)を8ビットで表現して、L=0〜255としている(L=0%のとき、L=0,L=100%のとき、L=255)。
(C−3)変形例3
第1及び第2実施形態では、文字飾りに用いられる色材として無色透明の透明トナーを採用していたが、完全に透明である必要はなく、半透明であってもよい。要するに、文字飾りに用いられる色材は、背後の色を透過する性質を有する色材であればよい。また、背後の色を透過する性質は画像の定着後に発揮されれば足り、定着前の段階で発揮される必要はない。
(C−4)変形例4
第1実施形態において、透明文字飾りとは、赤色文字列の外接矩形の領域内に、透明トナーによるベタ画像を形成するという文字飾りであった。しかし、赤色で描かれた文字に対する修飾処理は、これに限らず、赤色文字列の外接矩形を少なくとも含む領域内に透明トナーを用いた画像を形成するというものであればよい。
まず、赤色で描かれた文字に対する修飾処理が施される領域について、その形状は、直線のみで構成された矩形形状に限らず、矩形の頂点に相当する部分が湾曲した形状などのように、曲線によって構成された形状であってもよい。また、この領域は、赤色文字列の外接矩形を少なくとも含み、赤色以外の色の文字を一切含まない方が望ましいが、強調された箇所をおおよそ特定し得るのであれば、赤色の文字列の前後にある文字などを含んでいてもよい。赤色で描かれた文字に対する修飾処理が施される領域は大きい方が、色弱者にとっては見えやすい。赤色文字列の外接矩形よりも大きい領域を透明文字飾りの対象となる領域とする場合、制御部31は、赤色文字列の外接矩形の位置情報に対し、X,Y軸の正負方向にそれぞれ予め設定された値を加算すればよい。制御部31は、その加算後に得られた位置情報を、透明文字飾りが形成される領域の位置情報としてRAMに記憶する。
次に、赤色文字列の領域内に形成する画像の模様は、実施形態で例示したベタ画像(つまり濃度が一様な模様)に限らない。例えば、予め設定された間隔で配置された複数の網点画像のほか、同じ方向に延びる線分画像を予め設定された間隔で複数配置したものなどであってもよいし、赤文字列を含む矩形領域内を格子状の画像や予め設定された模様や形状を有する複数の画像で埋めたものであってもよい。また、赤文字列を含む矩形領域の外縁を縁取る画像であってもよい。また、赤文字列を含む矩形領域の下辺部分において赤色文字列の長手方向に延びる線分画像であってもよい。この線分画像は、実線の画像に限らず、破線や波線の画像であってもよいし、予め設定された模様の集合によって線状の画像となっているものでもよく、全体として赤色文字列の方向に延びていればよい。その線分画像の太さは特に限定されない。また、線分画像と赤色文字列との位置関係については、線分画像が赤色文字列の下方ではなく上方に配置されてもよい。また、縦書きの文書においては、線分画像が赤色文字列の右又は左に配置される。
ただし、上記の画像は、文字を読むのにそれほど邪魔にならない模様の画像であることが望ましい。また、上記の各模様のうちいずれかを利用者が操作部33を操作して選択できるようにしてもよい。
(C−5)変形例5
第2実施形態においては、RAMに記憶された位置情報によって表される領域に透明トナーを用いた濃度100%のベタ画像を配置していたが、この画像の模様として、上記変形例4で説明したものを用いてもよい。
また、赤色文字の画像の位置のほか、その文字の外縁を囲む周囲の領域にも透明トナーを用いた画像を配置するようにしてもよいが、この場合であっても、少なくとも赤色の文字の画像の位置には透明トナーを用いた画像が配置されることになる。
(C−6)変形例6
第1及び第2実施形態では、赤色文字列の領域とその他の領域との光沢の度合いの差を利用して、赤色とその他の色とを見分けやすいようにしていたが、この光沢の度合いの差を利用者が指定するようにしてもよい。
制御部31は、表示部34に、例えば「光沢の度合いの差が大(赤色を非常に見分けやすい)」、「光沢の度合いの差が中(赤色を見分けやすい)」、「光沢の度合いの差が小(赤色が見分けられる)」といった具合に、両者の光沢の度合いの差を指定する項目を案内するポップアップ画面を表示させる。利用者は、この案内に従って、いずれかの項目を操作部33を操作して指定する。つまり、操作部33は、画像形成後の光沢の度合いの差を利用者が指定する光沢差指定手段の一例である。制御部31は、この指定に応じて、トナーが転写された記録用紙に対して定着がなされるときに定着部から記録用紙に与えられる熱エネルギーの量、定着がなされるときに定着部から記録用紙に与えられる圧力の大きさ、または、透明トナーの量のうち、少なくともいずれか1つを指定する情報を含めた文書画像データを生成する。一般に定着がなされるときに定着部から記録用紙に与えられる熱エネルギーの量や圧力の大きさが大きいとより高光沢になるから、制御部31は、光沢の度合いの差と、熱エネルギーの量や圧力の大きさとの対応関係を記憶しておき、その対応関係に基づいて、指定された光沢の度合いの差に応じた熱エネルギーの量や圧力の大きさを文書画像データにおいて指定すればよい。なお、熱エネルギーの量に関して、定着部は、発熱量を大きくしたり、記録用紙を搬送する速度を低速にすることで、熱エネルギーの量を増大させることができる。また、高光沢な印刷物を得るという観点から、記録用紙に形成される透明トナーの厚みは5μm以上であることが好ましく、その透明トナーの量が少ないと光沢の度合いは小さくなる。よって、制御部31は、光沢の度合いの差と、透明トナーの単位面積あたりの量との対応関係を記憶しておき、その対応関係に基づいて、指定された光沢の度合いの差に応じた透明トナーの量を文書画像データにおいて指定すればよい。
1…画像形成装置、2…ネットワーク、3…情報処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、14…表示部、15…通信部、16…画像読取部、17…画像形成部、31…制御部、32…記憶部、321…文書作成アプリケーションプログラム、322…プリンタドライバ、33…操作部、34…表示部、35…通信部。

Claims (6)

  1. 色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、
    文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像を囲う矩形の領域である赤色領域を特定する特定手段と、
    色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色領域に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、
    文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像の位置を特定する特定手段と、
    色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色の文字の画像の位置に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記背後の色を透過する性質を有する色材と、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成する色材とにおける、画像形成後の光沢の度合いの差を利用者が指定する光沢差指定手段を備え、
    前記指示手段は、前記光沢差指定手段において指定された光沢の度合いの差に応じて、色材が転写された記録媒体に対して定着がなされるときに当該記録媒体に与えられる熱エネルギーの量、当該定着がなされるときに当該記録媒体に与えられる圧力の大きさ、又は、前記背後の色を透過する性質を有する色材の量のうち、少なくともいずれか1つを指定して、前記画像形成手段に画像を形成するように指示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置からの指示に従い、複数種類の色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. コンピュータを、
    色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、
    文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像を囲う矩形の領域である赤色領域を特定する特定手段と、
    色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色領域に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段と
    して機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを、
    色空間における赤色の範囲を記憶する赤色記憶手段と、
    文字を含む画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像において、前記赤色記憶手段により記憶されている範囲に属する赤色の文字の画像の位置を特定する特定手段と、
    色材を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段に対して画像を形成することを指示する指示手段であって、前記取得手段により取得された前記画像データが表す画像を形成し、且つ、背後の色を透過する性質を有する色材を用いた画像を前記特定された赤色の文字の画像の位置に形成するとともに、前記背後の色を透過する性質を有する色材と前記取得手段により取得された画像データが表す画像を形成する色材とで画像形成後における光沢の度合いが異なるような複数種類の色材を用いて画像を形成するように指示する指示手段と
    して機能させるためのプログラム。
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