JP4920854B2 - 毛髪固定剤としてのキサンタンガムの使用 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キサンタンガム、特に熱処理したキサンタンガムの、キサンタンガムを含有する毛髪用化粧組成物及び毛髪固定用組成物中の固定剤としての使用に関する。
【0002】
【従来の技術】
キサンタンガムは、細菌キサントモナス(Xanthomonas)由来の多糖類ガムであり、当該技術分野において周知である。これは、β-(1,4)D-グルコース単位を含む主鎖で構成されている。交互の無水グルコース単位上のトリサッカリド側鎖は、2個のマンノース単位の間のグルクロン酸残基で構成されている。末端マンノース単位の多くは、ピルビン酸部分であり、非末端マンノースはアセチル基を有する。これは、剪断速度の増加に応じる見かけの粘度の減少により特徴付けられる疑似塑性又は剪断減粘性挙動を有する。
【0003】
キサンタンガムは、典型的には多くの産業用途において、レオロジー修飾剤として、他のポリマーと組合せた場合には、増粘剤、粘度付与剤及びゲル化剤として使用される。これは、エマルションに安定性を付与し、固形分が沈降するのを防止するためにも使用されている。温水又は冷水のいずれか中でのその制限された分散能は、医薬品、家庭用製品、食品、及びパーソナルケア製品を含む広範な多様な用途にキサンタンガムを配合することを可能にしている。
【0004】
見かけの平均分子量が16,000,000より大きいキサンタンガムは、化粧水、クリーム及びクレンジングゲルなどの、乳化された化粧品を安定化し、感触を改善するために使用されてきた(特願平10-140503号)。
熱処理されたキサンタンガムも、当該技術分野において公知である。例えば、欧州特許第321 216号は、乾燥状態(湿分15%以下)にそれを熱的に処理することにより、キサンタンガムの粘度プロフィールを向上している。キサンタンガムの熱処理は、特願平8-193055号においても開示されており、ここでは粉末状のキサンタンガムを熱処理している。
驚くべきことに、いまや、キサンタンガム、特に熱処理したキサンタンガムは、毛髪用化粧組成物の固定剤として適していることが見い出された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するための手段】
本発明は、キサンタンガム、特に熱処理したキサンタンガムの、毛髪用化粧組成物中の固定剤としての使用に関する。キサンタンガムは、他の毛髪用固定剤と併用することができ、レオロジー変性、及び優れた剛性、光沢、乾燥時の櫛通り性(dry comb)、湿った時の櫛通り性(wet comb)、非フレーク性(non-flake)、帯電防止性、感触及び高湿度でのカール保持性(curl retention)を含む他の特性を提供する点で利点がある。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、キサンタンガム、特に熱処理したキサンタンガムの、毛髪用化粧組成物中の固定剤としての使用に関する。
このキサンタンガムは、精製した形で使用することができ、もしくは熱処理することができる。キサンタンガムの熱処理は、典型的には、低い雰囲気中の水分量(以下「湿分」とも言う)で、特に約25%未満で、より特に約8%未満で、最も特に約1%未満で、温度が少なくとも約60℃で、より特に少なくとも100℃で、及び最も特に少なくとも約105℃で、約30分間、特に少なくとも1時間、より特に少なくとも2.5時間の間行われる。
【0007】
含水率、pH、熱処理の温度及び時間は、当業者により、粘度、分散性、ゲル組織(gel texture)、溶液の透明度及び他の望ましい特性を達成するように調節し得る。これは更に、使用した出発材料(等級、粘度、分子量及び粒子サイズ)に左右される。典型的には、低い湿分を用いて、熱処理の影響を改善する。しかし、ある一定の湿分においては、温度又は時間の増加は、一般に粘度を最大まで増大し、更なる加熱は本発明において使用される濃度では、キサンタンガムの粘度を低下させる。典型的には、酸性pHが適しており、pH2〜4が最も適している。
【0008】
キサンタンガムの熱処理は、当該技術分野において公知の様々な方法により達成することができ、これは炉、流動床、赤外線及び電磁波の熱処理を含むが、これらに限定されるものではない。得られる熱処理したキサンタンガムの粒子サイズは、摩砕のような当該技術分野において公知の方法を用いて調節することができる。
【0009】
更にキサンタンガムは、熱処理前又は後のいずれかに修飾することができる。
キサンタンガムは、酸化、酵素転化、酸加水分解、加熱及び/又は酸デキストリン化、又は剪断により転化することができる。キサンタンガムは更に、化学的、酵素的又は物理的に修飾することもできる。適当な化学誘導体は、酢酸エステルのようなエステル、並びにコハク酸エステル、コハク酸オクテニル及びコハク酸テトラデセニルのような半エステル、リン酸誘導体、ヒドロキシアルキルエーテル及びカチオン性エーテルのようなエーテル、又はあらゆる他の誘導体又はそれらの組合せを含む。修飾は更に、化学的架橋であることもできる。本明細書における使用に適した架橋剤は、オキシ塩化リン、エピクロルヒドリン、トリメタリン酸ナトリウム及びアジピン酸-酢酸混合無水物である。このような方法も当該技術分野において公知である。典型的には、キサンタンガムは架橋又は熱処理以外によっては修飾されることはない。
【0010】
キサンタンガムは、キサンタンガムに本来備わっているか、もしくは熱処理が実質的に衝撃的でない限りは修飾又は熱処理過程時に生じる香味及び着色を取除くために、当該技術分野において公知のいずれかの方法により精製することができる。
【0011】
特に適した熱処理したキサンタンガムは、1%水溶液中で、粘度約4Pas(4000cps)以上、より特に約6Pas(6000cps)以上、最も特に約8Pas(8000cps)以上を有し、かつ交差歪(crossover strain)が約100未満、より特に約90未満、最も特に約80未満であるものである。粘度は、スピンドル#6のついたブルックフィールドDV-I粘度計を、10rpmで使用して測定する。本願明細書において使用される交差歪は、制御された応力又は歪みレオメーターを用いて振動数1rad/秒及び25℃で測定される。位相角の正接、タンジェントデルタ(tandelta)を、歪み増幅に対してプロットし、交差歪は、タンジェントデルタが等しいときのものである。
【0012】
得られる熱処理したキサンタンガムは、改善された分散性を有し、例えば所定の温度及び攪拌条件下で、得られるガムを十分に分散する時間は、熱処理していないキサンタンと比べ、典型的には25%、より特に50%、最も特に70%低下する。
天然又は熱処理したキサンタンガムは、ヘアスプレー、スプレーゲルを含むゲル剤、スタイリングローション、クリーム、ポマード及びムースを含む毛髪用化粧組成物に固定性を提供する。キサンタンガムの使用は、剛性のみではなく、高湿度条件下でのカール保持性への高い適性も付与する。本明細書において使用する高湿度条件とは、22℃及び相対湿度90%を意味している。
【0013】
キサンタンガムは、これは透明から半透明の透明度を提供するのでゲル剤に特に適しており、かつ温水又は冷水のいずれかに分散可能でありかつ中和を必要としないので、容易に使用することができる。キサンタンガムは、塩及び極端なpH、特に約2〜約12の範囲に対する耐性も示す。最後に、これは生分解性であり、かつ天然物と分類することができる。
【0014】
キサンタンガムの加熱修飾は、フィッシュアイを形成する傾向がより少ない溶液中への分散の容易さを含む、使用の容易さを改善する。加熱修飾は更に、増粘効果及びゲル組織を改善し、長い組織の曳糸性又は粘液性(pituitousness)を低下するために使用することができる。加えて、キサンタンの熱処理は、典型的には毛髪用化粧組成物において使用されるpH及び塩の範囲中で、その粘度を増大する。カルボマーとは異なり、キサンタンガムは、アニオン性、カチオン性又は非イオン性ポリマーと相溶性があり、これは様々な通常使用される毛髪用化粧添加剤と配合させる。キサンタンガムは単独で、固定性を提供するが、これは他の固定剤と組合せて使用することができ、これはポリオキシエチレン化酢酸ビニル/クロトン酸コポリマー、酢酸ビニルクロトン酸(90/10)コポリマー、酢酸ビニル/クロトン酸/ビニルネオデカノエートターポリマー、N-オクチルアクリルアミド/メチルアクリレート/ヒドロキシプロピルメタクリレート/アクリル酸/t-ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、及びブタノール又はエタノールでモノエステル化されたメチルビニルエーテル/無水マレイン酸(50/50)コポリマー、アクリル酸/エチルアクリレート/N-t-ブチル-アクリルアミドターポリマー、並びにポリ(メタクリル酸/アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸)、アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、VA/クロトン酸エステル/ビニルネオデカノエートコポリマー、ポリ(N-ビニルアセトアミド)、ポリ(N-ビニルホルムアミド)、化工されたコーンスターチ、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリクオータニウム(polyquaternium)、例えばポリクオータニウム-4、ポリクオータニウム-7、ポリクオータニウム-10、ポリクオータニウム-11、ポリクオータニウム-16、ポリクオータニウム-28、ポリクオータニウム-29、ポリクオータニウム-46、ポリエーテル-1、ポリウレタン、VA/アクリレート/ラウリルメタクリレートコポリマー、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレンAMP/アクリレートコポリマー、メタクリロールエチルベタイン/アクリレートコポリマー、PVP/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、PVP/DMAPAアクリレートコポリマー、PVP/ビニルカプロラクタム/DMAPAアクリレートコポリマー、ビニルカプロラクタム/PVP/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、VA/マレイン酸ブチル/イソボルニルアクリレートコポリマー、VA/クロトン酸エステルコポリマー、アクリレート/アクリルアミドコポリマー、VA/クロトン酸エステル/プロピオン酸ビニルコポリマー、ビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニルターポリマー、VA/クロトン酸エステル、カチオン性及び両性グアー、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、PVPアクリレートコポリマー、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル、アクリレート/アクリルアミド、アクリレート/オクチルアクリルアミド、アクリレート/ヒドロキシアクリレートコポリマー、及びポリビニルメチルエーテルのアルキルエステル/無水マレイン酸、ジグリコール/シクロヘキサンジメタノール/イソフタル酸エステル/スルホイソフタル酸エステルコポリマー、酢酸ビニル/マレイン酸ブチル及びイソボニルアクリレートコポリマー、ビニルカプロラクタム/PVP/ジメチルアミノエチルメタクリレート、酢酸ビニル/アルキルマレイン酸半エステル/N-置換アクリルアミドターポリマー、ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドン/メタクリロアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドターポリマー、メタクリレート/アクリレートコポリマー/アミン塩、ポリビニルカプロラクタム、ポリウレタン、ヒドロキシプロピルグアー、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウム(trimmonium)クロリド、ポリ(メタクリル酸/アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、ポリウレタン/アクリレートコポリマー及びヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドグアー、特にアクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、VA/クロトン酸エステル/ビニルネオデカノエートコポリマー、ポリ(N-ビニルアセトアミド)、ポリ(N-ビニルホルムアミド)、ポリウレタン、化工されたコーンスターチ、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリクオータニウム-4、ポリクオータニウム-10及びポリウレタン/アクリレートコポリマーを含むが、これらに限定されるものではない。
【0015】
任意の通常の添加剤も、該組成物のある種の修飾特性を提供するために、本発明の毛髪用組成物に混入することができる。これらの添加剤の中には、シリコーン及びシリコーン誘導体、保湿剤、湿潤剤、可塑剤、例えばグリセリン、グリコール及びフタル酸エステル及びエーテル、皮膚軟化剤、滑沢剤及び浸透剤、例えばラノリン化合物、芳香剤及び香料、UV吸収剤、染料、顔料及び他の着色剤、耐蝕剤、酸化防止剤、脱粘着剤、結合助剤及びコンディショニング剤、帯電防止剤、中和剤、光沢剤、保存剤、タンパク質、タンパク質誘導体及びアミノ酸、ビタミン、乳化剤、界面活性剤、粘度調節剤、増粘剤及びレオロジー調節剤、ゲル化剤、不透明剤、安定剤、金属イオン封鎖剤、キレート化剤、剥離剤、審美増強剤(aesthetic enhancer)、脂肪酸、脂肪アルコール及びトリグリセリド、植物抽出物、フィルム形成剤及び透明化剤を含む。このような添加剤は、これまで公知の毛髪用化粧組成物において一般に使用されている。これらの添加剤は、それらの機能を達成するために、少ない有効量で存在し、一般に組成物の質量に基づいて各々約0.01〜10質量%で、総量約0.01〜20質量%で存在する。
【0016】
審美増強剤は、アルミニウムデンプンオクテニルコハク酸 (aluminum starch octenyl succinate)、化工されたコーンスターチ、アルミニウムデンプンオクテニルコハク酸(及び)ラウロイルリシン、及びアルミニウムデンプンコハク酸オクテニル(及び)窒化ホウ素を含むが、これらに限定されるものではない。増粘剤及びレオロジー調節剤は、アクリレート/ステアレス-20イタコネートコポリマー、アクリレート/セテス-20イタコネートコポリマー、化工したジャガイモデンプン、ヒドロキシプロピルデンプンホスフェート、アクリレート/アミノアクリレート/C10〜30アルキルPEG-20イタコネートコポリマー、カルボマー、アクリレート/C10〜30アルキルアクリレート架橋ポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリルアミド(及び)C13〜14イソパラフィン(及び)ラウレス-7、アクリルアミドコポリマー(及び)鉱油(及び)C13〜14イソパラフィン(及び)ポリソルベート85、ヒドロキシエチルアクリレート/ナトリウムアクリロールジメチルタウレートコポリマー、並びにヒドロキシエチルアクリレート/ナトリウムアクリロールジメチルタウレートコポリマーを含むが、これらに限定されるものではない。
【0017】
キサンタンガムは、望ましい特性を提供するようなレベルのいずれかで、毛髪用化粧組成物へ配合することができる。典型的には、天然のキサンタンガムは、少なくとも約0.01%、特に少なくとも約0.2%、より特に少なくとも約1.0%及び約20%未満、特に約10%未満、より特に約3%未満の量で使用されるであろう。対照的に、熱処理したキサンタンガムは、少なくとも約0.01%、特に少なくとも約0.5%、より特に少なくとも約0.75%及び約20%未満、特に約2%未満、より特に約1.5%未満の量で使用されるであろう。使用される量は、望ましい特性のみならず、熱処理レベル及び他の添加剤によっても決まるであろう。例えば、同量の固定剤の特性を、より少ないキサンタンガムの使用及び別の常用の毛髪用固定剤ポリマーの添加により達成することができる。
【0018】
毛髪用化粧組成物は、キサンタンガムの水への分散及びその後のいずれかの固定剤ポリマー、コンディショニングポリマー又は望ましい他の添加剤のような残りの毛髪用化粧成分中への混合により調製することができる。
【0019】
送達システムは、ほとんどの場合水である。しかし、溶剤を使用することが可能である。揮発性有機化合物(VOC)の大気中への放出を取り締まる環境規制のために、ヘアスプレーにおけるVOC放出は、数カ国においては55%に制限されており、まもなく更により低いレベルに制限されるであろう。VOCは、毛髪用化粧配合物に基づいて質量/質量%で測定される。本願明細書において使用される揮発性有機化合物は、1〜10個の炭素原子を含み、蒸気圧が20℃で少なくとも0.1mmHgであり、光化学活性がある。水は一般に、揮発性有機化合物の少なくとも一部と置換され、そのため毛髪用化粧組成物において比較的多い成分となっている。
【0020】
一般に、溶剤の量は、55%以下のVOC含量を達成するために、小量であろう。ムースについては、溶剤量は、一般に6%以下のVOC含量を達成するためにより小量であろう。当該技術分野において公知のあらゆる溶剤を使用することができるが、典型的には、この溶剤は、低級(C1-4)アルコール、特にメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、又はブタノールである。
【0021】
VOCは、更にいずれか任意の噴射剤(複数)を含む。このような噴射剤は、ジメチルエーテルのようなエーテル;C3〜C6の直鎖及び分枝鎖の炭化水素のような1種以上の低沸点の炭化水素、例えば、プロパン、ブタン及びイソブタン、ヒドロフルオロカーボンのようなハロゲン化炭化水素、例えば、液化ガスとして存在する、1,1-ジフルオルエタン及び1,1,1,2-テトラフルオルエタン並びに、圧縮ガス、例えば窒素、空気及び二酸化炭素であるが、これらに限定されるものではない。
【0022】
毛髪用化粧組成物は、望ましい特性を達成するために、キサンタンガムと配合することができる。例えば、キサンタンガムの量は、望ましい剛性及びカール保持性を達成するように調節することができる。一般に、毛髪用ゲル剤は、粘度が少なくとも約5Pas(5,000cps)、より特に少なくとも約6Pas(6,000cps)、及び最も特に少なくとも約8Pas(8,000cps)、高湿度2時間でのカール保持性が少なくとも約70%、より特に少なくとも約80%、及び最も特に約90%並びに濁度が100NTU以下、特に50NTU以下、最も特に30NTU以下であろう。
【0023】
【実施例】
下記実施例は、更に本発明を例証しかつ説明するために示すものであり、いかなる点においても限定とみなされるべきではない。使用したパーセントは全て、質量/質量ベースである。
【0024】
実施例1:天然及び熱処理したキサンタンガムを用いるヘアスタイリングゲル
【表1】
1Balance0/55(National Starch and Chemical社)
2AMP-95(Angus社)
3Keltrol T(Kelco社)
4熱処理したKeltrol T (流動床反応器、235°F(113℃)で60分間)
5Tween 20 (ICI Surfactants社)
【0025】
パートAの成分を、一緒にし、透明になるまで混合した。別個の容器において、キサンタン又は熱処理したキサンタンガムを、水に分散し、緩やかに混合した(配合物1については、30分間700rpmで混合し、配合物2については、10分間700rpmで混合し、均質なパートBを達成した)。パートA及びBは、緩やかに攪拌しながら一緒にし、その後パートCを添加した。
【0026】
キサンタン及び熱処理したキサンタンガムは両方とも、冷水に分散可能である。しかし、熱処理したキサンタンガムは、天然のキサンタンガムよりも分散し易い。加えて、中和は、キサンタンガムの使用により不要である。
【0027】
配合物1は、透明な無色の粘稠な液体を生じた(スピンドル#4、20rpmで測定したブルックフィールド粘度:3.2Pas(3200cps))。配合物2は、透明な無色のゲルを生じた(スピンドル#4、20rpmで測定したブルックフィールド粘度:8.2Pas(8200cps))。配合物2は、配合物1よりも、はるかに高い粘度を有し、これは熱処理したキサンタンガムはより良好な増粘効率を提供することを明らかにした。配合物2は更に、配合物1と比べ、よりゲル様の、又はより短いかつより低い曳糸性のゲル組織であった。両方の配合物は、非常に良好な透明性を有した。
【0028】
実施例2:様々なヘアスタイリングゲル配合物
【表2】
1Balance0/55 (National Starch and Chemical社)
2Balance47 (National Starch and Chemical社)
3Amphomer HC (National Starch and Chemical社)
4Amphomer(National Starch and Chemical社)
5PVP K-30 (ISP社)
6AMP-95 (Angus社)
7熱処理したKeltrol T (流動床反応器、235°F(113℃)で60分間)
8Carbopol 940 (BF Goodrich社)
【0029】
配合物3〜6は、粘度>7Pas(7000cps)(スピンドル#4、20rpmで測定したブルックフィールド粘度)である、透明から半透明の毛髪用ゲル剤を生じた。比較としての配合物7は、最も一般的に使用される市販の毛髪用スタイリングゲル剤のための基本配合物である。この例は、様々なアニオン性固定剤ポリマーの、熱処理したキサンタンガムとの相溶性を示す。
【0030】
【表3】
1Balance0/55 (National Starch and Chemical社)
2Balance47 (National Starch and Chemical社)
3Amphomer HC (National Starch and Chemical社)
4Amphomer(National Starch and Chemical社)
5AMP-95 (Angus社)
6Carbopol 940 (BF Goodrich社)
【0031】
配合物8〜11は、低粘度の濁った液体混合物を生じた。これは、様々なアニオン性固定剤ポリマーの、カルボマーとの非相溶性を明らかにしている。
【0032】
【表4】
【0033】
配合物12〜15は、毛髪用スタイリングゲル剤は、単純に所望のレベルのキサンタンガム又は熱処理したキサンタンガム、並びに水及び保存剤を含むことができることを示している。溶液のレオロジーの向上のために、熱処理したキサンタンガムを、未処理のキサンタンガムよりもはるかに低いレベルで使用することができ、かつよりゲル様の製品を生成する。
【0034】
【表5】
1Balance0/55 (National Starch and Chemical社)
2熱処理したKeltrol T (流動床反応器、235°F(113℃)で60分間)
3Keltrol T(Kelco社)
【0035】
これらの配合物は、様々な使用レベルでのキサンタン及び熱処理したキサンタンガムの、アニオン性及び非イオン性固定剤ポリマーとの異なる組合せを示している。
【0036】
【表6】
1Balance0/55 (National Starch and Chemical社)
2熱処理したKeltrol T (流動床反応器、104℃(220°F)で240分間)
3熱処理したKeltrol T (流動床反応器、104℃(220°F)で150分間)
4熱処理したKeltrol T (流動床反応器、109℃(228°F)で90分間)
5熱処理したKeltrol T (流動床反応器、113℃(235°F)で30分間)
6熱処理したKeltrol T (炉、121℃(250°F)で120分間)
【0037】
配合物26〜30は、様々な条件下で熱処理したキサンタンガム試料を用いる毛髪用ゲル剤を示している。
【0038】
【表7】
1Amaze(National Starch and Chemical社)
2熱処理したKeltrol T(流動床反応器、113℃(235°F)で60分間)
【0039】
これらの実施例は、熱処理したキサンタンガム及び様々な固定剤ポリマーを異なるレベルで使用し製造した毛髪用ゲル剤を示している。
【0040】
【表8】
1Celquat H-100又はL-200(National Starch and Chemical社)
2Celquat SC-23OM又はCelquat SC-240C (National Starch and Chemical社)
3熱処理したKeltrol T(流動床反応器、113℃(235°F)で60分間)
【0041】
これらの配合物は、カチオン性固定剤/コンディショニングポリマーを低レベルで、熱処理したキサンタンガムと共に使用し、優れた性能及びレオロジーの透明な毛髪用ゲル剤を製造することができることを示している。
【0042】
【表9】
1Kelcogel (Kelco社)
2Carbopol 940(BF Goodrich社)
3AMP-95 (Angus社)
4熱処理したKeltrol T(流動床反応器、113℃(235°F)で60分間)
5Keltrol T(Kelco社)
【0043】
配合物38〜41は、毛髪用ゲル剤を、キサンタン又は熱処理したキサンタンガムと、ゲラン ガム又はカルボマーのような他のレオロジー調節剤/増粘剤とを組み合わせるにより作成することができることを示している。
【0044】
実施例3:ヘアスタイリングゲル剤の性能 (I) 及びカール保持性
本発明の毛髪用スタイリング組成物のカール保持性特性を測定し、かつ「究極」の毛髪保持力を有する3種の主要な市販の毛髪用スタイリングゲル組成物のものと比較した。当業者には、カール保持性は、ヘアスタイルの維持又は保持に直接相関しており、これはヘアスタイリング製品に帰する最も重要な性能のひとつであることは公知である。この試験は、22℃(72°F)及び相対湿度90%で、2時間かけて行った。この方法は、配合の変数の統計解析を可能にする。カール保持性パーセントは下記のように計算した:カール保持%=100×(L-Lt)/(L-L0)(式中、L=毛髪が完全に伸びた長さ、L0=最初のカールの長さ、Lt=所定の時間tでのカールの長さである)。
【0045】
この試験は、欧州人の未処置(virgin)の褐色の毛髪(1試料あたり9個の同じ髪)の、25.4cm(10インチ)長×2グラムの毛髪束について行った。洗髪した湿った毛髪束を、からみを解くために櫛をかけ、過剰な水分を除去した。試料毛髪用ゲル剤0.5gを、各束に塗布し、各毛髪束に穏やかに「入り込ませ(worked into)」、全体に櫛をかけた。毛髪のカールを、直径1.27cm(1/2インチ)のテフロン(登録商標)製心棒を用いて形成し、トレイの上に置き、一晩炉で乾燥した。乾燥したカールを炉から取り出し、室温まで冷却した。これらのカールを、目盛り付きの透明なカール保持ボード上に、毛髪束の結んだ端で懸架した。ボード及びカールを環境チャンバーへ入れる前に、最初のカール長の読み値を記録した。その後カール長を、15分、30分、60分、90分及び2時間後に記録した。次にカール保持性の平均値を計算した。2時間後のカール保持性の結果を、表1に表わした。この結果は、キサンタンガム、特に熱処理したキサンタンガムを含有する毛髪スタイリング組成物は全て、主要な市販製品と比べて、劇的に優れたカール保持性を示したことを明らかにしている。この優れたカール保持特性は、他の固定剤ポリマーを含有する及び含有しない場合に達成された。追加の固定剤ポリマーの種類及び量は、存在するキサンタン又は熱処理したキサンタンガムと共に、カール保持性能を有意には変動させなかった。有意に低いカール保持性は、該組成物中において、キサンタンガム、特に熱処理したキサンタンガムの代わりにカルボマーを使用した場合に、得られた。
【0046】
【表10】
【0047】
実施例4:ヘアスタイリングゲル剤の性能、剛性及び他の属性
試験1−PVP及びカルボマーを含む熱処理したキサンタンガム組成物を含有するヘアスタイリング組成物の主観的評価
ヘアスタイリング組成物0.5gを付けた欧州人の暗褐色の毛髪束のパネリスト(25.4cm(10インチ)長X2グラム)を、各々、8名のパネリストが様々な特性について試料に1(最悪)から5(最良)までのスコアを付けることにより、等級化した。試験した性能属性は、剛性、湿った時の感触、湿った時の櫛通り性、乾燥時の光沢、乾燥時の感触、乾燥時の櫛通り性、乾燥時のフレーク性及び帯電防止性を含む。剛性は、毛髪本体の硬度を説明するために使用し、これはヘアスタイリング組成物により形成された保持の量の測定値でもある。パーソナルケア製品及び化粧品の性能評価に関するこれ及び同様の種類の感覚試験は、当該技術分野において周知である。試験結果の要約を表2に示す。熱処理したキサンタンガムを含有する毛髪用組成物の全般的性能は、剛性、光沢、乾燥時の櫛通り性、湿った時の櫛通り性、フレーク性、帯電防止性及び感触において、PVP/カルボマー毛髪用ゲル剤よりも優れているか又は同等である。熱処理したキサンタンガムを含有するゲル剤は全て、追加の固定剤ポリマーを同量含むPVP/カルボマーゲルよりも、より良い剛性を提供した。配合物1も、PVP/カルボマーゲルと比較したところ、湿った時の感触、湿ったときの櫛通り性、乾燥時の感触、及び乾燥時の櫛通り性における改善を提供した。
【0048】
【表11】
S=試料及び対照の間の性能の差異は、95%信頼水準で統計学的有意性があると見なされた。
NS=試料及び対照の間の性能の差異は、95%信頼水準で統計学的有意性がないと見なされた。
【0049】
試験 2
6種のヘアスタイリング組成物及び3種の主要な市販のヘアスタイリングゲル剤の主観的ランク付けを、ヒト毛髪束において、剛性、光沢、及び乾燥時のフレーク性の性能属性について行った。この感覚評価は、釣り合い型不完備ブロックデザイン(BIBD)を使用し、このランキングは、属性の強度に基づいている。9種の試料を、9名のパネリストにより2群においてランク付けした。各試料対について、スコア1は、より少ない剛性、より多い乾燥時のフレーク性及び光沢の喪失を示し、かつスコア2は、より多くの剛性、より少ない乾燥時のフレーク性及びより多くの光沢を示している。デザインに基づき、合計36ブロック(又は対)の試料を調製した。各試料についての各属性のランクの合計を計算した。最小有意差(LSD=3.5)よりも多く異なるランクの合計は、本発明者らが推定又はランダム刺激(guessing or random stimuli)単独から予想する値の90%よりも多く異なる試料を示した。毛髪束調製法は、主観試験1において使用したものと同じであった。試験結果のまとめを、表3に示した。より高いランクの試行値(run value)は、各属性に関するより良い性能を示している。LSD(3.5)未満のランク合計の差異は、90%信頼水準で有意差がないと見なされる。このランキング試験は、試料間の傾向又はパターンを示すために設定したが、特に対の試料の比較のためではない。主要な市販のゲル剤との比較において、キサンタンガム、特に熱処理したキサンタンガムを含有する毛髪用組成物は、同等又はより良い剛性、光沢及びフレーク性を示した。
【0050】
【表12】
【0051】
実施例5−ゲル組織の測定
Rheometrics DSR SR-200制御した応力レオメーターを、全ての測定に使用した。交差歪を、振動数1rad/秒の振動剪断応力掃引試行(sweep run)から、応力2〜1000Pa、25℃で得た。位相角の正接、タンジェントデルタを、歪み増幅に対してプロットし、交差歪を、tand=1である時の歪と定義した。この方法は、低い応力でtandelta<1の値を有する材料、及びその後破壊されかつ高応力で1より大きい値を有する材料にのみ適用した。この交差歪は、典型的には、短い組織を持つ材料については低く、長い粘着性のある又は曳糸性の組織を持つ材料については高い。選択された毛髪用ゲル剤についての交差歪データを表4に示す。カルボマー及びPVPを含有する主要な市販の毛髪用ゲル剤の低さ(shortness)も、比較のために測定した。ゲル組織に関する交差歪データ及び主観的評価の間の良好な一致が認められた。表4において認められたように、キサンタンゲルの低さは、熱処理の程度によって変動する。未処理のキサンタンガムは、より多くの曳糸性及びより長いゲル組織を生じる。より高い処理温度及び/又はより長い処理時間は、より短い、より少ない曳糸性のゲル組織を生じる傾向がある。適当な熱処理条件が選択された場合、顕著に改善されたより短いゲル組織が得られ、これは最も一般的に使用されているカルボマーゲル(ポリアクリル酸増粘剤)に類似している。
【0052】
【表13】
【0053】
実施例6−毛髪用ゲル剤の透明度の測定
毛髪用ゲル剤の透明度は、Hach Laboratory濁度計(モデル2100N)を用いて測定した。この装置は、自動範囲選択及び小数点付け(decimal point placement)により、0〜4000NTU(比濁計濁度単位)の濁度を測定するように設計されている。低い濁度の読み値は、高い透明性を表している。キサンタンガム及び熱処理したキサンタンガムを含有する透明から半透明の毛髪用ゲル剤への濁度値は、表5に示した。3種の透明な市販の毛髪用ゲル剤の濁度値も参照のために列記した。
【0054】
【表14】
【0055】
実施例 7 −キサンタンガムを含むヘアスプレーゲル剤
【表15】
1Balance 0/55 (National Starch and Chemical社)
2AMP-95 (Angus社)
3Keltrol T(Kelco社)
4熱処理したKeltrol T (流動床反応器、113℃(235°F)で60分間)
5Tween 20 (ICI Surfactants社)
【0056】
実施例 8 −キサンタンガムを含むヘアムース
A.界面活性剤を含有しないキサンタンガムを含むヘアムース
【表16】
1Balance 0/55 (National Starch and Chemical社)
2AMP-95 (Angus社)
3Keltrol T(Kelco社)
4噴射剤A-46
【0057】
B.熱処理したキサンタンガムを含む6%のVOCのムース
【表17】
1熱処理したADMキサンタンガム(流動床反応器、220°F(104℃)で180分間)
2Laureth-4(Uniqema社)
3ジメチコンコポリオール(Dow Corning社)
4クオータニウム-15(Dow Chemical 社)
5イソブタン/プロパン
【0058】
キサンタンガムは、いずれかの型のスタイリングムースにおける使用に適しており、これは6%のVOCのムース及び界面活性剤を含有しないムースを含む。キサンタンは、ムースに保持性を提供することに加え、コンディショニング性及び非粘着性の感触に貢献している。
【0059】
実施例 9 −スタイリングムース
【表18】
1Flexan 130 (National Starch and Chemical社)
2Tween 20 (Uniqema社)
3Tergitol NP-15 (Uniqema社)
4Brij 97(Uniqema社)
5Keltrol T (Kelko社)
【0060】
実施例 10 −エアゾールヘアスプレー
【表19】
1Balance 47 (National Starch and Chemical社)
2AMP(Angus社)
3Keltrol T(Kelco社)
【0061】
実施例 11 −ヘアスタイリング及びコンディショニングクリーム
【表20】
1熱処理したKeltrol T (流動床反応器、113℃(235°F)で60分間)
2Celquat H-100 (National Starch and Chemical社)
3Cerasynt SD (ISP)
【0062】
実施例 12 −熱処理したキサンタンガムの粘度及び交差歪の変動
前記実施例において使用した数種類の熱処理したキサンタンガムを試験し、それらの1%水溶液における粘度及び交差歪を決定した。キサンタンガムは、市販されており、その結果を下記に示す。
【0063】
【表21】
*粘度は、スピンドル#6がついたブルックフィールドDV-I粘度計を10rpmで使用し、測定した。
【0064】
追加の実施態様
1. 固定に有効な量のキサンタンガムを含有する、毛髪用化粧組成物。
2. キサンタンガムが、含水率が約25%未満、温度が少くとも約60℃で、少なくとも約30分間熱処理されている、態様1記載の組成物。
3. 温度が少くとも100℃である、態様2記載の組成物。
4. 温度が少くとも105℃である、態様3記載の組成物。
5. 含水率が約8%未満である、態様2記載の組成物。
【0065】
6. 含水率が約1%未満である、態様3記載の組成物。
7. 熱処理が、少なくとも約1時間である、態様2記載の組成物。
8. 熱処理が、少なくとも約2.5時間である、態様3記載の組成物。
9. 熱処理が、湿分約1%未満であり及び温度が少くとも約105℃で少なくとも約2.5時間で行われる、態様2記載の組成物。
10. 組成物が、スプレー、ムース、ヘアローション、クリーム、ポマード、及びゲル剤からなる群より選択される、態様1記載の組成物。
【0066】
11. 組成物がゲル剤である、態様10記載の組成物。
12. 少なくとも約8Pas(8000cps)の粘度、少なくとも約80%の高湿度でのカール保持性及び約100NTU(比濁計濁度単位)以下の濁度を特徴とする、態様1記載の組成物。
13. 更に第二の固定剤ポリマーを含む、態様1記載の組成物。
14. 第二の固定剤ポリマーが、アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、VA/クロトン酸エステル/ビニルネオデカノエートコポリマー、ポリ(N-ビニルアセトアミド)、ポリ(N-ビニルホルムアミド)、ポリウレタン、化工されたコーンスターチ、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリクオータニウム-4、ポリクオータニウム-10及びポリウレタン/アクリレートコポリマーからなる群より選択される、態様13記載の組成物。
【0067】
15. 組成物がゲル剤である、態様2記載の組成物。
16. 更に第二の固定剤ポリマーを含有する、態様15記載の方法。
17. 第二の固定剤ポリマーが、アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、VA/クロトン酸エステル/ビニルネオデカノエートコポリマー、ポリ(N-ビニルアセトアミド)、ポリ(N-ビニルホルムアミド)、ポリウレタン、化工されたコーンスターチ、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリクオータニウム-4、ポリクオータニウム-10、及びポリウレタン/アクリレートコポリマーからなる群より選択される、態様16記載の組成物。
【0068】
18. キサンタンガムを水に分散する工程及び他の毛髪化粧品成分と混合する工程を含む、態様1記載の組成物の調製法。
19. キサンタンガムを水に分散する工程及び他の毛髪化粧品成分と混合する工程を含む、態様2記載の組成物の調製法。
20. キサンタンガムを水に分散する工程及び他の毛髪化粧品成分と混合する工程を含む、態様15記載の組成物の調製法。
【0069】
21. 態様1記載の組成物を塗布することを含む、毛髪に固定性を提供する方法。
22. 態様1記載の組成物を塗布することを含む、高湿度条件下でカールの保持を提供する方法。
23. 組成物が、界面活性剤を含有しない毛髪用ムースである、態様1記載の組成物。
【0070】
24. 固定剤が、本質的にキサンタンガムからなる、毛髪用化粧組成物。
25. 組成物が、スプレー、ムース、ヘアローション、クリーム、ポマード及びゲル剤からなる群より選択される、態様25記載の組成物。
26. 組成物がゲル剤である、態様25記載の組成物。
27. 粘度が少なくとも約8Pas(8000cps)であり、高湿度でのカール保持性が少なくとも約80%であり、かつ濁度が約100NTU(比濁計濁度単位)以下である、態様24記載の組成物。
【0071】
28. 組成物が、界面活性剤を含有しないヘアムースである、態様24記載の組成物。
29. キサンタンガムが、少なくとも約4Pas(4000cps)の粘度及び1%水溶液中で約100未満の交差歪を有する、態様1記載の組成物。
30. キサンタンガムが、少なくとも約6Pas(6000cps)の粘度及び約90未満の交差歪を有する、態様29記載の組成物。
【0072】
31. キサンタンガムが、少なくとも約8Pas(8000cps)の粘度及び約80未満の交差歪を有する、態様29記載の組成物。
32. 組成物がゲル剤である、態様29記載の組成物。
33. 更に第二の固定剤ポリマーを含有する、態様32記載の組成物。
34. 第二の固定剤ポリマーが、アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、VA/クロトン酸エステル/ビニルネオデカノエートコポリマー、ポリ(N-ビニルアセトアミド)、ポリ(N-ビニルホルムアミド)、ポリウレタン、化工されたコーンスターチ、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリクオータニウム-4、ポリクオータニウム-10及びポリウレタン/アクリレートコポリマーからなる群より選択される、態様32記載の組成物。
Claims (5)
- 固定に有効な量のキサンタンガムを含有する、毛髪用化粧組成物であって、前記キサンタンガムが、少なくとも104℃の温度で、少なくとも30分間熱処理されており、熱処理されたキサンタンガムは含水率が1%未満で、1%水溶液中で、少なくとも6Pas(6000cps)の粘度及び100未満の交差歪を有するものである、毛髪用化粧組成物。
- 前記熱処理が、少なくとも105℃の温度で、少なくとも2.5時間である、請求項1に記載の毛髪用化粧組成物。
- 前記組成物が、界面活性剤を含有しないヘアムースである、請求項1または2に記載の毛髪用化粧組成物。
- 前記組成物がゲルである、請求項1または2に記載の毛髪用化粧組成物。
- 毛髪用化粧組成物に含有される固定剤が、本質的にキサンタンガムからなる、請求項1〜4のいずれか1項記載の毛髪用化粧組成物。
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