JP2000169345A - 頭髪用化粧料 - Google Patents
頭髪用化粧料Info
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- JP2000169345A JP2000169345A JP10343741A JP34374198A JP2000169345A JP 2000169345 A JP2000169345 A JP 2000169345A JP 10343741 A JP10343741 A JP 10343741A JP 34374198 A JP34374198 A JP 34374198A JP 2000169345 A JP2000169345 A JP 2000169345A
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- hyaluronic acid
- polymer resin
- cosmetic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セット力、セット持続性に優れるとともに、
ごわつきのなさ、しなやかさに優れた頭髪用化粧料を提
供する。 【解決手段】 アセチル化ヒアルロン酸と、両性高分子
樹脂化合物の1種または2種以上とを含有する頭髪用化
粧料。
ごわつきのなさ、しなやかさに優れた頭髪用化粧料を提
供する。 【解決手段】 アセチル化ヒアルロン酸と、両性高分子
樹脂化合物の1種または2種以上とを含有する頭髪用化
粧料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頭髪用化粧料に関す
る。さらに詳しくは、セット力、セット持続性に優れ、
しかもごわつきがなく、しなやかな使用感の頭髪用化粧
料に関する。
る。さらに詳しくは、セット力、セット持続性に優れ、
しかもごわつきがなく、しなやかな使用感の頭髪用化粧
料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、頭髪用化粧料には、毛髪をセッ
ト、固定する目的で高分子樹脂化合物が配合されてい
る。しかしながら、これら高分子樹脂化合物を配合した
頭髪用化粧料は、固着力を増強させようとすると、セッ
ト性は向上するが、それに伴ってごわつき感が増大し、
またなめらかさも低減する。
ト、固定する目的で高分子樹脂化合物が配合されてい
る。しかしながら、これら高分子樹脂化合物を配合した
頭髪用化粧料は、固着力を増強させようとすると、セッ
ト性は向上するが、それに伴ってごわつき感が増大し、
またなめらかさも低減する。
【0003】そのため通常、頭髪用化粧料には、なめら
さかの向上、つやの付与、高分子樹脂化合物によるごわ
つき感の回避等のために油分や多価アルコール等を配合
している。この場合、油分は多くが水中油型エマルジョ
ンとして配合されている。
さかの向上、つやの付与、高分子樹脂化合物によるごわ
つき感の回避等のために油分や多価アルコール等を配合
している。この場合、油分は多くが水中油型エマルジョ
ンとして配合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高分子
樹脂化合物と、油分や多価アルコールとをともに配合す
ると、互いに背反し、それぞれの特徴を低減させてしま
う。すなわち、油分、多価アルコール等を無配合のもの
に比べてセット性が低減してしまったり、あるいは、高
分子樹脂化合物を無配合のものに比べてなめらかさが低
減してしまうといった問題があった。
樹脂化合物と、油分や多価アルコールとをともに配合す
ると、互いに背反し、それぞれの特徴を低減させてしま
う。すなわち、油分、多価アルコール等を無配合のもの
に比べてセット性が低減してしまったり、あるいは、高
分子樹脂化合物を無配合のものに比べてなめらかさが低
減してしまうといった問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、セット力、セット持続性があり、しかもごわつきが
なく、しなやかな使用感を有する頭髪用化粧料を提供す
ることを目的とする。
で、セット力、セット持続性があり、しかもごわつきが
なく、しなやかな使用感を有する頭髪用化粧料を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の化合物と特定
の高分子樹脂化合物とを組み合わせることにより、セッ
ト力、セット持続性があり、しかもごわつきがなく、し
なやかな使用感を有する頭髪用化粧料が得られることを
見出し、本発明を完成するに至った。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の化合物と特定
の高分子樹脂化合物とを組み合わせることにより、セッ
ト力、セット持続性があり、しかもごわつきがなく、し
なやかな使用感を有する頭髪用化粧料が得られることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、アセチル化ヒアルロン
酸と、両性高分子樹脂化合物の1種または2種以上とを
含有する頭髪用化粧料に関する。
酸と、両性高分子樹脂化合物の1種または2種以上とを
含有する頭髪用化粧料に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0009】本発明に用いられるアセチル化ヒアルロン
酸は、ヒアルロン酸の水酸基を部分的にアセチル化した
高分子化合物である。このアセチル化ヒアルロン酸は保
湿効果を有する水溶性高分子で、優れたフケ抑制効果を
有することが知られている。
酸は、ヒアルロン酸の水酸基を部分的にアセチル化した
高分子化合物である。このアセチル化ヒアルロン酸は保
湿効果を有する水溶性高分子で、優れたフケ抑制効果を
有することが知られている。
【0010】本発明において、アセチル化ヒアルロン酸
の水酸基に対するアセチル化率は特に限定されるもので
ないが、本発明のアセチル化ヒアルロン酸は下記一般式
(I)で表される繰り返し構造単位を有するものが好ま
しく用いられる。
の水酸基に対するアセチル化率は特に限定されるもので
ないが、本発明のアセチル化ヒアルロン酸は下記一般式
(I)で表される繰り返し構造単位を有するものが好ま
しく用いられる。
【0011】
【化2】
【0012】〔式中、R1、R2、R3、R4は、それぞれ
独立に水素原子、またはエステル結合されたアセチル基
を表し(ただし、平均して各繰り返し構造単位において
R1、R2、R3、R4の少なくとも2つ以上がアセチル基
を表す);R5は水素原子またはアルカリ金属を表し;
kは2以上の数を示す〕
独立に水素原子、またはエステル結合されたアセチル基
を表し(ただし、平均して各繰り返し構造単位において
R1、R2、R3、R4の少なくとも2つ以上がアセチル基
を表す);R5は水素原子またはアルカリ金属を表し;
kは2以上の数を示す〕
【0013】上記一般式(I)において、R1〜R4のう
ちの1つがアセチル基である場合をアセチル化度1とす
ると、本発明ではアセチル化度が2〜4のアセチル化ヒ
アルロン酸が好ましく用いられる。
ちの1つがアセチル基である場合をアセチル化度1とす
ると、本発明ではアセチル化度が2〜4のアセチル化ヒ
アルロン酸が好ましく用いられる。
【0014】また本発明に用いられるアセチル化ヒアル
ロン酸の分子量は、ヒアルロン酸換算で1万〜100万
程度のものが好適である。
ロン酸の分子量は、ヒアルロン酸換算で1万〜100万
程度のものが好適である。
【0015】本発明に用いられるアセチル化ヒアルロン
酸は、例えば、粉末状のヒアルロン酸を酢酸に分散し、
触媒として無水トリフルオロ酢酸を加えて反応させる方
法、ヒアルロン酸を酢酸に分散し、p−トルエンスルホ
ン酸を加えてさらに無水酢酸を加えて反応させる方法、
ヒアルロン酸を無水酢酸溶媒に懸濁させた後、濃硫酸を
加えて反応させる方法等が知られており(特開平6−9
707号公報、特開平8−53501号公報、等)、こ
れらの方法により製造することができるが、上記例示の
方法に限定されるものでない。
酸は、例えば、粉末状のヒアルロン酸を酢酸に分散し、
触媒として無水トリフルオロ酢酸を加えて反応させる方
法、ヒアルロン酸を酢酸に分散し、p−トルエンスルホ
ン酸を加えてさらに無水酢酸を加えて反応させる方法、
ヒアルロン酸を無水酢酸溶媒に懸濁させた後、濃硫酸を
加えて反応させる方法等が知られており(特開平6−9
707号公報、特開平8−53501号公報、等)、こ
れらの方法により製造することができるが、上記例示の
方法に限定されるものでない。
【0016】本発明頭髪化粧料全量中、アセチル化ヒア
ルロン酸の配合量の上限は、べたつきをなくす等の点か
ら10重量%が好ましく、より好ましくは5重量%であ
る。一方、配合量の下限は、しなやかな使用感の付与等
の点から0.01重量%が好ましく、より好ましくは
0.5重量%である。
ルロン酸の配合量の上限は、べたつきをなくす等の点か
ら10重量%が好ましく、より好ましくは5重量%であ
る。一方、配合量の下限は、しなやかな使用感の付与等
の点から0.01重量%が好ましく、より好ましくは
0.5重量%である。
【0017】本発明に用いられる両性高分子樹脂化合物
としては、例えば下記一般式(II)
としては、例えば下記一般式(II)
【0018】
【化3】
【0019】(式中、n:m=2:8〜8:2であり、
分子量は50000〜500000である。R6、R11
はそれぞれ独立に水素原子、メチル基を表し;R8、R9
はそれぞれ独立に炭素原子数1〜4のアルキル基を表
し;R7、R10はそれぞれ独立に炭素原子数1〜4個の
アルキレン基を表し;R12は炭素原子数1〜24の飽和
または不飽和のアルキル基を表し;Aは酸素原子または
NH基を表すか、あるいはAをもたない)で表されるジ
アルキルアミノエチルアクリレート、ジアルキルアミノ
エチルメタクリレート、ダイアセトアクリルアミド等と
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステ
ル、メタクリル酸アルキルエステル等を共重合し、ハロ
ゲン化酢酸で両性化した化合物(例えば、ベタイン化ジ
アルキルアミノアルキルアクリレート共重合体など)が
挙げられる。これら両性高分子樹脂化合物は「ユカフォ
ーマー」(三菱化学(株)製)等)等として市販されて
いる。
分子量は50000〜500000である。R6、R11
はそれぞれ独立に水素原子、メチル基を表し;R8、R9
はそれぞれ独立に炭素原子数1〜4のアルキル基を表
し;R7、R10はそれぞれ独立に炭素原子数1〜4個の
アルキレン基を表し;R12は炭素原子数1〜24の飽和
または不飽和のアルキル基を表し;Aは酸素原子または
NH基を表すか、あるいはAをもたない)で表されるジ
アルキルアミノエチルアクリレート、ジアルキルアミノ
エチルメタクリレート、ダイアセトアクリルアミド等と
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステ
ル、メタクリル酸アルキルエステル等を共重合し、ハロ
ゲン化酢酸で両性化した化合物(例えば、ベタイン化ジ
アルキルアミノアルキルアクリレート共重合体など)が
挙げられる。これら両性高分子樹脂化合物は「ユカフォ
ーマー」(三菱化学(株)製)等)等として市販されて
いる。
【0020】両性高分子樹脂化合物は、水、エタノール
やプロパノール等の低級アルコール等に溶解して用いて
もよい。使用する水、低級アルコールの量は、通常、該
両性高分子樹脂化合物に対して、両性高分子樹脂化合
物:水または低級アルコール=1:1〜1:20程度が
好ましく、より好ましくは1:2〜1:9程度である。
やプロパノール等の低級アルコール等に溶解して用いて
もよい。使用する水、低級アルコールの量は、通常、該
両性高分子樹脂化合物に対して、両性高分子樹脂化合
物:水または低級アルコール=1:1〜1:20程度が
好ましく、より好ましくは1:2〜1:9程度である。
【0021】本発明頭髪化粧料全量中、両性高分子樹脂
化合物の配合量の上限は、十分に満足し得る程度にごわ
つきのなさを得る等の点から10重量%が好ましく、よ
り好ましくは5重量%である。一方、配合量の下限は、
十分なセット性を得る等の点から0.05重量%が好ま
しく、より好ましくは0.5重量%である。
化合物の配合量の上限は、十分に満足し得る程度にごわ
つきのなさを得る等の点から10重量%が好ましく、よ
り好ましくは5重量%である。一方、配合量の下限は、
十分なセット性を得る等の点から0.05重量%が好ま
しく、より好ましくは0.5重量%である。
【0022】本発明に用いられる両性高分子樹脂化合物
は、1種または2種以上が用いられる。
は、1種または2種以上が用いられる。
【0023】本発明頭髪用化粧料には、本発明の効果を
損なわない質的、量的範囲内で、必要に応じて、さらに
油分、界面活性剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿
剤、香料、染料、顔料、色素、防腐剤、ビタミン剤、ホ
ルモン剤、消臭剤、pH調整剤、固着剤等の、一般に頭
髪用化粧料に用いられる成分を配合してもよい。
損なわない質的、量的範囲内で、必要に応じて、さらに
油分、界面活性剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿
剤、香料、染料、顔料、色素、防腐剤、ビタミン剤、ホ
ルモン剤、消臭剤、pH調整剤、固着剤等の、一般に頭
髪用化粧料に用いられる成分を配合してもよい。
【0024】なお、本発明にいう頭髪用化粧料とは、頭
髪に使用する任意の化粧料を意味し、ヘアクリーム、ヘ
アローション、ヘアミスト(ノンガスタイプ)、ヘアフ
ォーム、ヘアトリートメント、ヘアスプレー等の、いわ
ゆる頭髪処理剤等を広く含むものである。
髪に使用する任意の化粧料を意味し、ヘアクリーム、ヘ
アローション、ヘアミスト(ノンガスタイプ)、ヘアフ
ォーム、ヘアトリートメント、ヘアスプレー等の、いわ
ゆる頭髪処理剤等を広く含むものである。
【0025】またその剤型も任意であり、エアゾール、
非エアゾールのいずれも適用し得る。例えば、容器内へ
噴射剤とともに加圧封入してフォーム状およびスプレー
状等のエアゾールとすることができる。噴射剤として
は、プロパン、ブタンおよびイソブタンを主成分とする
液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテルおよび炭酸
ガス、窒素ガス等の圧縮ガス等の単独またはそれらの混
合物を使用することができる。これらのなかでもLPG
が特に好ましい。この場合、アセチル化ヒアルロン酸と
両性高分子樹脂化合物の1種または2種以上とを含む原
液と、噴射剤との配合比は、原液5〜95重量部に対し
て噴射剤95〜5重量部が好ましく、特には原液25〜
93重量部に対して噴射剤75〜7重量部である。
非エアゾールのいずれも適用し得る。例えば、容器内へ
噴射剤とともに加圧封入してフォーム状およびスプレー
状等のエアゾールとすることができる。噴射剤として
は、プロパン、ブタンおよびイソブタンを主成分とする
液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテルおよび炭酸
ガス、窒素ガス等の圧縮ガス等の単独またはそれらの混
合物を使用することができる。これらのなかでもLPG
が特に好ましい。この場合、アセチル化ヒアルロン酸と
両性高分子樹脂化合物の1種または2種以上とを含む原
液と、噴射剤との配合比は、原液5〜95重量部に対し
て噴射剤95〜5重量部が好ましく、特には原液25〜
93重量部に対して噴射剤75〜7重量部である。
【0026】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はこれによりなんら限定されるも
のではない。なお、配合量はすべて重量%である。
に説明するが、本発明はこれによりなんら限定されるも
のではない。なお、配合量はすべて重量%である。
【0027】まず、本実施例で用いた評価方法について
述べる。
述べる。
【0028】[セット力]専門パネル(50名)に各サ
ンプルを使用してもらい、塗布乾燥直後のセット力につ
いて官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、セット力が優れていると答えた ○: 41〜45名が、セット力が優れていると答えた △: 21〜40名が、セット力が優れていると答えた ×: 0〜20名が、セット力が優れていると答えた
ンプルを使用してもらい、塗布乾燥直後のセット力につ
いて官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、セット力が優れていると答えた ○: 41〜45名が、セット力が優れていると答えた △: 21〜40名が、セット力が優れていると答えた ×: 0〜20名が、セット力が優れていると答えた
【0029】[セット持続力]専門パネル(50名)に
各サンプルを使用してもらい、塗布乾燥6時間後のセッ
ト力について官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、セット力持続性に優れていると
答えた ○: 41〜45名が、セット力持続性に優れていると
答えた △: 21〜40名が、セット力持続性に優れていると
答えた ×: 0〜20名が、セット力持続性に優れていると答
えた
各サンプルを使用してもらい、塗布乾燥6時間後のセッ
ト力について官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、セット力持続性に優れていると
答えた ○: 41〜45名が、セット力持続性に優れていると
答えた △: 21〜40名が、セット力持続性に優れていると
答えた ×: 0〜20名が、セット力持続性に優れていると答
えた
【0030】[ごわつきのなさ]専門パネル(50名)
に各サンプルを使用してもらい、塗布乾燥直後のごわつ
きのなさについて官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、ごわつきがないと答えた ○: 41〜45名が、ごわつきがないと答えた △: 21〜40名が、ごわつきがないと答えた ×: 0〜20名が、ごわつきがないと答えた
に各サンプルを使用してもらい、塗布乾燥直後のごわつ
きのなさについて官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、ごわつきがないと答えた ○: 41〜45名が、ごわつきがないと答えた △: 21〜40名が、ごわつきがないと答えた ×: 0〜20名が、ごわつきがないと答えた
【0031】[しなやかさ]専門パネル(50名)に各
サンプルを使用してもらい、塗布乾燥直後のしなやかさ
について官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、しなやかさに優れると答えた ○: 41〜45名が、しなやかさに優れると答えた △: 21〜40名が、しなやかさに優れると答えた ×: 0〜20名が、しなやかさに優れると答えた
サンプルを使用してもらい、塗布乾燥直後のしなやかさ
について官能評価を行った。 評価 ◎: 46〜50名が、しなやかさに優れると答えた ○: 41〜45名が、しなやかさに優れると答えた △: 21〜40名が、しなやかさに優れると答えた ×: 0〜20名が、しなやかさに優れると答えた
【0032】(実施例1〜2、比較例1〜5: 透明液
状整髪剤)表1に示す成分(6)に(1)〜(5)、
(8)の原料を添加し、撹拌混合した。次いでここに、
(7)を添加して撹拌混合し、透明液状整髪剤を得た。
状整髪剤)表1に示す成分(6)に(1)〜(5)、
(8)の原料を添加し、撹拌混合した。次いでここに、
(7)を添加して撹拌混合し、透明液状整髪剤を得た。
【0033】得られた透明液状整髪剤につき、上記評価
基準によりセット力、セット持続性、ごわつきのなさ、
しなやかさを評価した。結果を表1に示す。
基準によりセット力、セット持続性、ごわつきのなさ、
しなやかさを評価した。結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】なお、表1中、アセチル化ヒアルロン酸は
アセチル化度3.5のものを用いた。
アセチル化度3.5のものを用いた。
【0036】(実施例3、比較例6〜8: ヘアクリー
ム)表2に示す成分(2)に(3)を溶解し、次いで
(4)、(5)、(13)を室温にて徐々に添加してい
きながらホモミキサー処理を行い、乳化した。得られた
水溶性溶媒中油型エマルジョンに(10)を溶解した
(12)を添加することにより水中油型エマルジョンに
(10)を溶解した(12)を添加することにより水中
油型エマルジョンを得た。これに(6)〜(9)のいず
れかを溶解した(11)、(1)を添加してヘアクリー
ムを得た。
ム)表2に示す成分(2)に(3)を溶解し、次いで
(4)、(5)、(13)を室温にて徐々に添加してい
きながらホモミキサー処理を行い、乳化した。得られた
水溶性溶媒中油型エマルジョンに(10)を溶解した
(12)を添加することにより水中油型エマルジョンに
(10)を溶解した(12)を添加することにより水中
油型エマルジョンを得た。これに(6)〜(9)のいず
れかを溶解した(11)、(1)を添加してヘアクリー
ムを得た。
【0037】得られたヘアクリームにつき、上記評価基
準によりセット力、セット持続性、ごわつきのなさ、し
なやかさを評価した。結果を表2に示す。
準によりセット力、セット持続性、ごわつきのなさ、し
なやかさを評価した。結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】なお、表2中、アセチル化ヒアルロン酸は
アセチル化度3.8のものを用いた。また、カチオン性
高分子樹脂化合物としてビニルピロリドン/ジメチルア
ミノエチルメタクリレート共重合体カチオン化物を、ア
ニオン性高分子樹脂化合物としてアクリル酸/メタクリ
ル酸アルキルエステル共重合体アルカノールアミンを、
ノニオン性高分子樹脂化合物としてポリビニルアルコー
ル/ビニルピロリドン共重合体を、それぞれ用いた。
アセチル化度3.8のものを用いた。また、カチオン性
高分子樹脂化合物としてビニルピロリドン/ジメチルア
ミノエチルメタクリレート共重合体カチオン化物を、ア
ニオン性高分子樹脂化合物としてアクリル酸/メタクリ
ル酸アルキルエステル共重合体アルカノールアミンを、
ノニオン性高分子樹脂化合物としてポリビニルアルコー
ル/ビニルピロリドン共重合体を、それぞれ用いた。
【0040】(実施例4、比較例9〜10: エアゾー
ルフォーム状整髪料)表3に示す成分(5)に(2)、
(3)、(4)、(8)を溶解し、これを(6)に溶解
し、さらに(1)を加え混合して、これを原液とした。
この原液を(7)とともに容器に充填し、エアゾールフ
ォーム状整髪料を得た。
ルフォーム状整髪料)表3に示す成分(5)に(2)、
(3)、(4)、(8)を溶解し、これを(6)に溶解
し、さらに(1)を加え混合して、これを原液とした。
この原液を(7)とともに容器に充填し、エアゾールフ
ォーム状整髪料を得た。
【0041】得られたエアゾールフォーム状整髪料につ
き、上記評価基準により上記評価基準によりセット力、
セット持続性、ごわつきのなさ、しなやかさを評価し
た。結果を表3に示す。
き、上記評価基準により上記評価基準によりセット力、
セット持続性、ごわつきのなさ、しなやかさを評価し
た。結果を表3に示す。
【0042】
【表3】
【0043】なお、表3中、アセチル化ヒアルロン酸は
アセチル化度3.0のものを用いた。
アセチル化度3.0のものを用いた。
【0044】 (実施例5: ゲル状透明整髪剤) (配 合 成 分) (重量%) (1)アセチル化ヒアルロン酸(アセチル化度3.5) 2.0 (2)ベタイン化ジアルキルアミノアルキル アクリレート共重合体(分子量4万) 4.0 (3)ブチレングリコール 10.0 (4)エチルアルコール 10.0 (5)「カーボポール490」 0.2 (6)トリエタノールアミン 適 量 (7)香料 適 量 (8)色素 適 量 (9)イオン交換水 78.8 (製法)(9)に(5)を攪拌分散した後、(6)を添
加し、攪拌混合して中和溶解した。次に(2)、
(3)、(7)を暫時(4)に添加、攪拌溶解した後、
(9)に添加、攪拌混合した。これに一部の(9)に溶
解した(8)を添加、攪拌混合して、ゲル状透明整髪剤
を得た。 (評価)得られたゲル状透明整髪剤は、セット力、セッ
ト持続性、ごわつきのなさ、しなやかさのいずれにも優
れるものであった。
加し、攪拌混合して中和溶解した。次に(2)、
(3)、(7)を暫時(4)に添加、攪拌溶解した後、
(9)に添加、攪拌混合した。これに一部の(9)に溶
解した(8)を添加、攪拌混合して、ゲル状透明整髪剤
を得た。 (評価)得られたゲル状透明整髪剤は、セット力、セッ
ト持続性、ごわつきのなさ、しなやかさのいずれにも優
れるものであった。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
セット力、セット持続性、ごわつきのなさ、しなやかさ
に優れた頭髪用化粧料が得られる。
セット力、セット持続性、ごわつきのなさ、しなやかさ
に優れた頭髪用化粧料が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 善春 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 植村 雅明 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AC022 AC102 AC122 AC182 AC352 AC432 AC542 AD092 AD132 AD331 AD332 BB35 CC31 CC32 DD01 DD08 DD23 DD41 EE06 EE07 FF05
Claims (4)
- 【請求項1】 アセチル化ヒアルロン酸と、両性高分子
樹脂化合物の1種または2種以上とを含有する頭髪用化
粧料。 - 【請求項2】 アセチル化ヒアルロン酸が、下記一般式
(I)で表される繰り返し構造単位を有するものであ
る、請求項1記載の頭髪用化粧料。 【化1】 〔式中、R1、R2、R3、R4は、それぞれ独立に水素原
子、またはエステル結合されたアセチル基を表し(ただ
し、平均して各繰り返し構造単位においてR1、R2、R
3、R4の少なくとも2個以上がアセチル基を表す);R
5は水素原子またはアルカリ金属を表し;kは2以上の
数を示す〕 - 【請求項3】 アセチル化ヒアルロン酸を0.01〜1
0重量%含有する請求項1または2記載の頭髪用化粧
料。 - 【請求項4】 両性高分子樹脂化合物を0.05〜10
重量%含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の頭
髪用化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343741A JP2000169345A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 頭髪用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343741A JP2000169345A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 頭髪用化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000169345A true JP2000169345A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18363896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343741A Withdrawn JP2000169345A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 頭髪用化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000169345A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003171239A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-17 | Shiseido Co Ltd | 毛髪化粧料 |
CN100482205C (zh) * | 2001-08-17 | 2009-04-29 | 国家淀粉及化学投资控股公司 | 黄原胶作为头发定型剂的应用 |
WO2011162358A1 (ja) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | 株式会社 資生堂 | 酸化染毛剤組成物 |
-
1998
- 1998-12-03 JP JP10343741A patent/JP2000169345A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100482205C (zh) * | 2001-08-17 | 2009-04-29 | 国家淀粉及化学投资控股公司 | 黄原胶作为头发定型剂的应用 |
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JP2012025743A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-02-09 | Shiseido Co Ltd | 酸化染毛剤組成物 |
US8657888B2 (en) | 2010-06-23 | 2014-02-25 | Shiseido Company, Ltd. | Oxidation hair dye composition |
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