JP4919338B2 - 疲労強度に優れた鋼部品の製造方法および鋼部品 - Google Patents
疲労強度に優れた鋼部品の製造方法および鋼部品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4919338B2 JP4919338B2 JP2006290549A JP2006290549A JP4919338B2 JP 4919338 B2 JP4919338 B2 JP 4919338B2 JP 2006290549 A JP2006290549 A JP 2006290549A JP 2006290549 A JP2006290549 A JP 2006290549A JP 4919338 B2 JP4919338 B2 JP 4919338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- grain size
- jis
- austenite grain
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pulleys (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
Cは、機械構造用部品の浸炭後の芯部強度の確保に必要な元素で、このためには0.13%以上を必要とする。しかし、0.25%より多いと靭性を低下し、軟化熱処理後の硬度を上昇する。そこで、Cは0.13〜0.25%とする。
Siは、脱酸に必要な元素で、このためには0.03%以上を必要とする。しかし、0.4%より多すぎると靭性を低下し、軟化熱処理後の硬度を上昇する。そこで、Siは0.03〜0.4%とする。
Mnは、焼入性を向上させるのに必要な元素であるが、このためには0.2%以上を必要とする。しかし、1%より多すぎると軟化熱処理後の硬度を上昇する。そこで、Mnは0.2〜1%とする。
Pは、粒界に偏析し、部品強度を低下させる。そこで、Pは0.030%以下とする。
Sは、0.010%を超えて含有されると冷却時の割れ発生の限界を低下させる。そこで、Sは0.010%以下とする。
Crは焼入性を向上し、強度を向上するために必要な元素で、このためには0.5%以上を必要とする。しかし、3%より多すぎると冷間鍛造時の冷間加工性を低下する。そこで、Crは0.5〜3%とする。
Tiは、微細TiC、TiCNを生成し、浸炭時の結晶粒粗大化を抑制する効果を有する元素で、このためには0.1%以上を必要とする。しかし、0.2%より多いと、結晶粒度特性向上の効果は飽和し、加工性を劣化させる。そこで、Tiは0.1〜0.2%とする。
Nは、Tiと結合してTiCNおよびTiNを生成する。ここでNは0.01%以上になると、TiNが増加し被削性が著しく低下するとともに結晶粒粗大化抑制に有効な微細TiCとなるTiが減少する。そこで、請求項1、2、3、4、11、12、13もしくは14では、Nは0.01%未満とする。なお、NbがTiと複合添加される場合でも、NはTiと優先的に結合するのでNbの有無にかかわらずNは0.01%未満とする。
Niは、焼入性を向上させる元素であると共に靭性を改善する元素である。しかし、0.1%未満ではその効果は得られず、2%を超えてもその効果は飽和すると共に軟化熱処理後の硬度が上昇して冷間加工性を低下し、かつコストアップとなる。そこで、Niは0.1〜2%とする。
Moは、Niと同様に焼入性を向上させる元素であると共に靱性を改善する元素である。しかし、0.02%未満ではその効果は得られず、0.50%を超えてもその効果は飽和すると共に軟化処理後の硬度が上昇して冷間加工性を低下し、かつコストアップとなる。そこで、Moは0.02〜0.50%とする。
Pbは、被削性の向上効果を確保するために必要な元素である。しかし、0.01%未満ではその効果は得られず、0.3%を超えると、転動疲労強度を低下する。そこで、Pbは0.01〜0.3%とする。
Biは、被削性の向上効果を確保するために必要な元素である。しかし、0.01%未満ではその効果は得られず、0.3%を超えると、疲労強度を低下する。そこで、Biは0.01〜0.3%とする。
Caは、被削性の向上効果を確保するために必要な元素である。しかし、0.0005%未満ではその効果は得られず、0.005%を超えると、製造性を低下し、コストアップとなる。そこで、Caは0.0005〜0.005%とする。
軟化熱処理について
軟化熱処理の加熱の最高点温度をAc3変態点以上にするとオーステナイト化が完了するため、その後の冷却時に球状化炭化物の核となる炭化物がなくなる。このため、冷却時にパーライトが生成し、十分に硬度を低下させることができない。逆に最高点温度がAc3変態点よりも50℃低い温度よりもさらに低い場合、炭化物の鋼中への固溶が不十分なため、軟化処理後もパーライトが残存して十分に硬度を低下することができない。さらに、最高点温度から650℃の区間を冷却するときに一部でも50℃/hrよりも速い速度で冷却すると、鋼中の炭素が球状化セメンタイトの成長に寄与するために必要な時間が十分にはなく、そこで、パーライトとして生成するために十分に硬度を低下することができない。そこでAc3変態点ないしAc3変態点より50℃低い温度の間の最高点保持温度から650℃までの冷却時の温度区間を常に50℃/hr以下の冷却速度で冷却するものとする。その際、650℃よりも低い温度まで冷却しても、それほど大きな効果はなく、逆に熱処理時間が長くなり生産性を阻害するなどの問題が発生する。
軟化熱処理後の硬度が180HVを超える場合、冷間加工性を劣化させる。具体的には、冷間加工時の成形荷重の増加による必要な部品形状に加工することが困難になる、さらに大型のプレスが必要となるなど生産上の制約が増えてコストアップの要因となる。さらに加工限界割れを誘発し、部品の品質を確保できない。
冷間鍛造の断面減少率もしくは据込率である冷間加工率が50%未満の場合、鋼材から冷間加工後に必要な形状を得ることができない。さらに浸炭後のオーステナイト結晶粒度番号10以上を確保することができない。
JIS G0551に規定のオーステナイト結晶粒度番号10未満では、十分な疲労強度の向上効果が得られない。
表2において、No.で示す1、5、7、9、11、13、15、17、19の各No.が本発明の実施例であり、その他のNo.2、3、4、6、8、10、12、14、16、18、20、21、22、23、24のものは比較例である。本発明の実施例である発明鋼の鋼種においても最高点温度や最高点温度から650℃までの冷却速度が本発明の範囲から外れた軟化熱処理を行うと、HV180以下の硬度を満足することができない。
先ず、浸炭後の疲労強度は、実部品の製造工程を模擬して作製した図1に示す小野式回転曲げ疲労試験片1(α=1.93、径2が12mm、切欠底の径3が8mm)を用いた小野式回転曲げ疲労試験にて行った。疲労強度は、小野式回転曲げ疲労試験において試験片1を104回転させても破断が起こらない応力を疲労限として評価した。強度は、JIS SCr420である比較鋼Jの冷間加工なし材を、表3のNo.43に示し、この表3のNo.43を基準とし、その疲労限との比で評価した。
2 径
3 切欠底の径
4 鋼材
5 軸絞り加工材
6 切欠試験片
7 加工部位
8 軸部素形
9 つば部素形
10 仕上がり軸部
11 仕上がりつば部
12 ベルト式CVT用鋼部品
Claims (12)
- 質量%で、C:0.13〜0.25%、Si:0.03〜0.4%、Mn:0.2〜1%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Cr:0.5〜3%、Ti:0.1〜0.2%、N:0.01%未満、残部はFeおよび不可避不純物からなるはだ焼鋼を熱間圧延もしくは熱間鍛造により鋼材とし、該鋼材を加熱しその加熱の最高点温度をAc3変態点とAc3変態点より50℃低い温度の間の温度域の温度として該最高点温度で保持した後、該最高点温度から650℃までの温度区間を常に冷却速度50℃/hr以下で冷却する軟化熱処理により硬度を180HV以下とした鋼材とし、該鋼材を用いた鋼部品製造時に鋼材の一部もしくは全体に加工率(断面減少率もしくは据込率)が50%以上となる冷間鍛造をした後、焼ならしを行うことなく浸炭焼入焼戻し処理し、JIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上とすることを特徴とする鋼部品の製造方法。
- はだ焼鋼は、請求項1に記載の成分に加えて、質量%で、Ni:0.1〜2%、Mo:0.02〜0.50%のうち1種もしくは2種を含有することを特徴とする請求項1に記載のJIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上である鋼部品の製造方法。
- はだ焼鋼は、請求項1または請求項2に記載の成分に加えて、質量%でPb:0.01〜0.3%、Bi:0.01〜0.3%、Ca:0.0005〜0.005%のうち1種もしくは2種以上を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のJIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上である鋼部品の製造方法。
- 鋼部品は、鋼材の一部を断面減少率50%以上に絞り加工し、かつ、他の一部を据込率50%以上に据え込み加工する冷間鍛造方法からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のJIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上である鋼部品の製造方法。
- 鋼材の一部を据込率50%以上で据え込み加工する冷間鍛造方法は、鋼材をテーパー状のつば部を有する鋼部品に形状化する方法からなることを特徴とする請求項4に記載のJIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上である鋼部品の製造方法。
- テーパー状のつば部を有する鋼部品は、ベルト式CVTプーリーであることを特徴とするJIS G0551に規定する請求項5に記載のオーステナイト結晶粒度番号10以上である鋼部品の製造方法。
- 質量%で、C:0.13〜0.25%、Si:0.03〜0.4%、Mn:0.2〜1%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Cr:0.5〜3%、Ti:0.1〜0.2%、N:0.01%未満、残部はFeおよび不可避不純物からなるはだ焼鋼からなり、軟化熱処理後の硬度が180HV以下で、加工率(断面減少率及び/もしくは据込率)50%以上となる冷間鍛造後、焼ならしを行うことなく浸炭焼入焼戻し処理してJIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上であることを特徴とする鋼部品。
- はだ焼鋼の成分は、請求項7に記載の成分に加えて、質量%で、Ni:0.1〜2%、Mo:0.02〜0.50%のうち1種もしくは2種を含有し、JIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上であることを特徴とする請求項7に記載の鋼部品。
- はだ焼鋼の成分は、請求項7または請求項8の成分に加えて、質量%で、Pb:0.01〜0.3%、Bi:0.01〜0.3%、Ca:0.0005〜0.005%のうち1種もしくは2種以上を含有し、JIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の鋼部品。
- 鋼部品は、鋼材の一部を断面減少率50%以上の絞り加工、および、他の一部を据込率50%以上に据え込み加工により冷間鍛造され、JIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上であることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の鋼部品。
- 鋼部品は、鋼材の一部を据込率50%以上で据え込み加工による冷間鍛造で、テーパー状のつば部を有する鋼部品に形状化され、JIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上であることを特徴とする請求項10に記載の鋼部品。
- テーパー状のつば部を有する鋼部品は、ベルト式CVTプーリーであり、JIS G0551に規定するオーステナイト結晶粒度番号10以上であることを特徴とする請求項11に記載の鋼部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006290549A JP4919338B2 (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 疲労強度に優れた鋼部品の製造方法および鋼部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006290549A JP4919338B2 (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 疲労強度に優れた鋼部品の製造方法および鋼部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008106308A JP2008106308A (ja) | 2008-05-08 |
JP4919338B2 true JP4919338B2 (ja) | 2012-04-18 |
Family
ID=39439919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006290549A Expired - Fee Related JP4919338B2 (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 疲労強度に優れた鋼部品の製造方法および鋼部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4919338B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4528363B1 (ja) * | 2009-04-06 | 2010-08-18 | 新日本製鐵株式会社 | 冷間加工性、切削性、浸炭焼入れ後の疲労特性に優れた肌焼鋼及びその製造方法 |
US20120018063A1 (en) * | 2009-04-06 | 2012-01-26 | Masayuki Hashimura | Case-hardened steel superiorin cold workability, machinability, and fatigue characteristics after carburized quenching and method of production of same |
CN109082587A (zh) * | 2018-08-15 | 2018-12-25 | 张家港中环海陆特锻股份有限公司 | 风力发电用高碳高镍合金钢环锻件的制造方法 |
CN112251574B (zh) * | 2020-08-31 | 2022-04-22 | 伊莱特能源装备股份有限公司 | 一种罐车用高性能锻环的制作方法 |
CN112517818B (zh) * | 2020-11-06 | 2022-09-02 | 河北沧海核装备科技股份有限公司 | 一种低温用钢制法兰的生产工艺验证方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS634042A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-09 | Daido Steel Co Ltd | 冷・温間鍛造用肌焼鋼 |
JPH04371522A (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-24 | Daido Steel Co Ltd | 浸炭用鋼材の製造方法 |
JP2002266031A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 等速ジョイント部品の製造方法 |
JP2003194169A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-09 | Aisin Aw Co Ltd | ボールスプライン装置及びそれを用いたプーリ装置 |
JP4448456B2 (ja) * | 2004-01-29 | 2010-04-07 | 新日本製鐵株式会社 | 浸炭時の粗大粒防止特性と疲労特性に優れた肌焼鋼とその製造方法 |
JP4847681B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2011-12-28 | 株式会社神戸製鋼所 | Ti含有肌焼き鋼 |
JP5121123B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2013-01-16 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 耐粗粒化特性に優れた高温浸炭用鋼及びその製法並びに高温浸炭用素形品およびその浸炭焼入れ方法 |
-
2006
- 2006-10-25 JP JP2006290549A patent/JP4919338B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008106308A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101646788B (zh) | 加工性优良的渗碳钢管及其制造方法 | |
JP4385019B2 (ja) | 鋼製軟窒化機械部品の製造方法 | |
JP5824063B2 (ja) | 鋼製部品の製造方法 | |
JP5567747B2 (ja) | 軟窒化用鋼および軟窒化部品ならびにこれらの製造方法 | |
JP2007039704A (ja) | 疲労強度に優れた熱間鍛造品およびその製造方法並びに機械構造部品 | |
JP2009299148A (ja) | 高強度浸炭部品の製造方法 | |
JP5649886B2 (ja) | 肌焼鋼およびその製造方法 | |
JP4919338B2 (ja) | 疲労強度に優れた鋼部品の製造方法および鋼部品 | |
JP5370073B2 (ja) | 機械構造用合金鋼鋼材 | |
JP4488228B2 (ja) | 高周波焼入れ用鋼材 | |
JP5683348B2 (ja) | 浸炭部材、浸炭部材用鋼および浸炭部材の製造方法 | |
JP2005281857A (ja) | ブローチ加工性に優れた窒化部品用素材及びその素材を用いた窒化部品の製造方法 | |
JP4219863B2 (ja) | 高強度ベイナイト型窒化部品及びその製造方法 | |
JP5206911B1 (ja) | 熱間鍛造用非調質鋼および熱間鍛造非調質品、ならびにその製造方法 | |
JP6447064B2 (ja) | 鋼部品 | |
JP2009299147A (ja) | 高強度浸炭部品の製造方法 | |
JP3903966B2 (ja) | 切り屑処理性に優れた肌焼鋼 | |
JP4757831B2 (ja) | 高周波焼入れ部品およびその製造方法 | |
JP4997709B2 (ja) | ブローチ加工性に優れた窒化部品用素材及びその製造方法 | |
JP4821582B2 (ja) | 真空浸炭歯車用鋼 | |
JP4411096B2 (ja) | 球状化後の冷間鍛造性に優れた肌焼用鋼線材・棒鋼 | |
JPH09316540A (ja) | 冷鍛性に優れた輪郭高周波焼入用機械構造用鋼の製造方法及び冷間鍛造部品の製造方法 | |
JPH09324848A (ja) | 浸炭歯車部品 | |
JP4534694B2 (ja) | 高速ドライ切削用歯車素材の製造方法及びその歯車素材を用いた歯車の製造方法 | |
JP2009299146A (ja) | 高強度浸炭部品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4919338 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |