JP4411096B2 - 球状化後の冷間鍛造性に優れた肌焼用鋼線材・棒鋼 - Google Patents

球状化後の冷間鍛造性に優れた肌焼用鋼線材・棒鋼 Download PDF

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本発明は、高い表面硬さを有すると共に、軟化抵抗性が良好で耐ピッチングおよび耐摩耗性に優れ、しかも球状化焼鈍後の冷間鍛造における変形能にも優れた肌焼用鋼線材・棒鋼に関すものである。本発明の肌焼用鋼線材・棒鋼は、自動車部品や建築機械、その他の各種機械に使用される歯車やシャフト類等の素材として有用なものであるが、以下では自動車用歯車に適用する場合を中心にして説明を進める。
自動車用歯車は、過酷な条件下で使用されることから、耐ピッチング性や耐摩耗性が優れていることが要求される。こうした要求に対処するために、その素材として低CでしかもSiを比較的多く含有する鋼材(以下「低C高Si鋼」と呼ぶ)を用い、最終製品の段階でその表面に浸炭処理を施して、表面硬さを高くして軟化抵抗性を高くする様にしている(例えば、特許文献1参照)。また上記歯車を製造するに際しては、熱間圧延によって鋼線材や棒鋼(これらを一括して「線材・棒鋼」と呼ぶ)にした後、鍛造、機械加工によって歯車形状とされるのが一般的である。
ところで鍛造は、比較的高い温度で行う熱間鍛造と、比較的低い温度で行う冷間鍛造が知られている。このうち冷間鍛造は、切削加工に匹敵する寸法精度が得られると共に、切削加工の省略が可能であるため、幅広い分野で利用されている。
但し、冷間鍛造に供される素材は、熱間鍛造に比べて変形抵抗が大きく、加工機械の容量や金型工具の強度等の点で制約があるために、材料割れによる不良の発生や、工具ダイスの破損などが発生し易い。こうしたことから、比較的高硬度で成形性の悪い中炭素鋼や低合金鋼を素材として冷間鍛造する場合には、冷間加工性を向上させるために鋼中の炭化物を球状化するための球状化焼鈍が行なわれるのが一般的である。この様な球状化焼鈍を施すことによって、鋼材の変形能の向上が図れると共に、ダイス寿命の延伸に効果がある変形抵抗低減が達成されることになる。
上記のような球状化焼鈍は、Si含有量が0.5%以下の低Si鋼材においては有効であるが(例えば、特許文献2参照)、自動車用歯車に適用されるような肌焼用低C高Si鋼に適用しても、変形抵抗が高くなっているので冷間鍛造では割れが発生し易いという問題がある。
また、冷間鍛造性を向上させる技術として、鋼線材の組織を初析フェライトとパーライトまたはパーライトを主体とするものも提案されているが(例えば、特許文献3参照)、組織をこのように制御したとしても、肌焼用低C高Si鋼では変形能がそれほど向上し得ない。
こうしたことから、肌焼用低C高Si鋼についてはこれまで熱間鍛造によって成形されており(前記特許文献1参照)、上記のような肌焼用低C高Si鋼についても冷間鍛造が有効に適用できる技術の確立が望まれているのが実状である。
特開平7−242994号公報、特許請求の範囲、実施例等 特開2001−89830号公報、特許請求の範囲等 特開2000−119808号公報、特許請求の範囲等
本発明はこうした状況の下でなされたものであって、その目的は、高い表面硬さを有すると共に、軟化抵抗性が良好で耐ピッチングおよび耐摩耗性に優れ、しかも球状化焼鈍後の冷間鍛造における変形能にも優れた肌焼用鋼線材・棒鋼を提供することにある。
上記目的を達成し得た本発明の肌焼用鋼線材・棒鋼とは、C:0.1〜0.3%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.5超〜1.2%、Mn:0.3〜0.8%、Cr:0.3〜1.2%、Al:0.01〜0.06%およびN:0.01〜0.03%を夫々含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、フェライト、ベイナイトおよびパーライトを含む混合組織を有すると共に、ベイナイトの面積分率が30%以上である点に要旨を有するものである。
また本発明の鋼線材・棒鋼においては、必要によって、(a)Mo:0.1〜0.5%、(b)Nb:0.02〜0.09%等の元素を含有させることもできる。
本発明では、化学成分組成およびその組織を適切に制御することによって、高い表面硬さを有すると共に、軟化抵抗性が良好で耐ピッチングおよび耐摩耗性に優れ、しかも球状化焼鈍後の冷間鍛造における変形能にも優れた肌焼用鋼線材・棒鋼が実現でき、こうした線材・棒鋼は、自動車部品や建築機械、その他の各種機械に使用される歯車やシャフト類等の素材として有用である。
本発明者らは、肌焼用低C高Si鋼線材・棒鋼に対して球状化焼鈍後の冷間鍛造時に割れが発生する原因について、様々な角度から検討した。そして、Siを多く含む鋼材では、球状化焼鈍した際に炭化物が大きくなると鋼材は柔らかくなるが、却って粗大化した炭化物が起点となって割れが発生し易くなることが判明した。
そこで、こうした不都合を回避し、球状化焼鈍後の冷間鍛造における変形能に優れた肌焼用低C高Si鋼を実現するべく様々な角度から検討した。その結果、組織中のベイナイト面積分率をできるだけ高めてやれば、上記目的が見事に達成されることを見出し、本発明を完成した。
本発明の鋼線材・棒鋼では、上記の観点からベイナイトの面積分率を30%以上とする必要がある。即ち、ベイナイトをできるだけ多く含む組織とすることによって、鋼材を球状化焼鈍したときに炭化物の微細化が図れ、軟化の程度は少なくなるにしても、割れが発生しにくくなるのである。こうした効果を発揮させるためには、ベイナイトの面積分率を30%以上とする必要があるが、生産性、コストの観点から、ベイナイト組織を100%とする必要はない。
上記ベイナイト以外は、フェライトおよびパーライトを含む混合組織となる。尚、ベイナイト面積分率の好ましい下限は35%であり、より好ましくは40%とするのが良い。
本発明の鋼線材・棒鋼において、組織を上記のように製造するためには、化学成分組成を適切に調整した鋼線材・棒鋼に対して、800℃以上の温度(最終圧延温度)で熱間圧延を終了したのち、700〜500℃の温度範囲を0.5〜6℃/秒の平均冷却速度で冷却することが好ましい。
上記最終圧延温度が800℃未満になると、圧延材組織が過度に微細化するため、ベイナイトの生成が抑制される。尚、この最終圧延温度の上限については、組織の粗大化を抑制するという観点から、1000℃とすることが好ましい。熱間圧延した後は、0.5〜6℃/秒以上の平均冷却速度で700〜500℃の温度範囲を冷却し、ベイナイト変態させ易くする。
本発明の鋼線材・棒鋼は、基本成分であるC,Si,Mn,Cr,AlおよびNを所定量含むものであるが、これらの元素の範囲限定理由は下記の通りである。
C:0.1〜0.3%
Cは、強度付与元素であり、0.1%未満では必要な強度が得られない。一方、0.3%を超えると冷間加工性の低下(変形能の低下)、被削性および靭性の低下があるので、これを上限とする。尚、C含有量の好ましい下限は0.15%であり、好ましい上限は0.25%である。
Si:0.5超〜1.2%
Siは、軟化抵抗向上元素として作用し、本発明では積極的に含有させるものである。こうしたSiを含有させることによって、歯車などにおいて駆動中に接触部位の温度が上昇した際に、軟化抑制によって硬さを維持し、ピッチングなどの疲労強度向上、耐摩耗性向上に寄与する。こうした効果を発揮させる為には、0.5%を超えて含有させる必要があるが、多量に添加すると強度上昇が著しくなって、冷間加工性および被切削性が低下するので、その上限を1.2%とする。尚、Si含有量の好ましい下限は0.55%であり、好ましい上限は1.15%である。
Mn:0.3〜0.8%
Mnは、脱酸・脱硫剤および焼入れ性向上元素として添加され、またベイナイトの生成に有効であるが、その効果を発揮させるためには0.2%以上含有させる必要がある。しかしながら、その含有量が過剰になると、球状化焼鈍後における変形能が低下して冷間鍛造性や靭性の低下を招くと共に、被削性も劣化するのでその上限を0.8%とする。尚、Mn含有量の好ましい下限は0.35%であり、好ましい上限は0.7%である。
Cr:0.3〜1.2%
CrはMnと同様に焼入れ性向上元素として添加されるが、その効果を発揮させるためには0.3%以上含有させる必要がある。しかしながら、その含有量が過剰になると、球状化焼鈍後における変形能が低下して冷間鍛造性や靭性の低下を招くと共に、被削性も劣化するのでその上限を1.2%とする。尚、Cr含有量の好ましい下限は0.5%であり、好ましい上限は1.15%である。
Al:0.01〜0.06%
Alは脱酸剤であると同時に、微細な窒化物形成により結晶粒を微細化し、靭性を向上させる効果を発揮する。こうした効果を有効に発揮させる為には、少なくとも0.01%含有させる必要があるが、過剰になると窒化物の粗大化によって却って結晶粒を粗大化を招き、靭性に悪影響を及ぼすことになるので、その含有量は0.06%以下とする必要がある。尚、Al含有量の好ましい下限は0.015%であり、好ましい上限は0.05%である。
N:0.01〜0.03%
Nは、Al等と窒化物を形成し、結晶粒を微細化し、靭性を向上させる効果があるので、少なくとも0.01%含有させる必要があるが、過剰になるとその効果が飽和するので、その含有量は0.03%以下とする。尚、N含有量の好ましい下限は0.011%であり、好ましい上限は0.025%である。
本発明の鋼線材・棒鋼における基本的な化学成分組成は上記の通りであり、残部は鉄および不可避不純物からなるものであるが、必要によって、Mo:0.1〜0.5%、Mn:0.02〜0.09%を含有させることも有効であり、これによって鋼線材・棒鋼の特性を更に向上させることができる。これらの元素の範囲限定理由は、下記の通りである。尚これらの成分以外にも、本発明の鋼線材・棒鋼には、その特性を阻害しない範囲の微量成分(例えば、Pb,Ca,Bi等)も含み得るものであり、こうした鋼線材・棒鋼も本発明の技術的範囲に含まれるものである。
Mo:0.1〜0.5%
MoはMnと同様に、焼入れ性向上に有効な元素であり、ベイナイトの生成に有効な元素である。その効果を発揮させるためには0.1%以上含有させることが好ましいが、過剰に含有させると変形能が低下して冷間鍛造性が劣化すると供に、被削性を低下させるので、その上限は0.5%とする必要がある。尚、Moのより好ましい下限は0.12%であり、より好ましい上限は0.45%である。
Nb:0.02〜0.09%
Nbは、微細な炭窒化物形成により結晶粒の微細化を図り、そのピン止め効果によって靭性の向上に寄与するのに有効な元素である。こうした効果を発揮させるためには、少なくとも0.02%以上含有させることが好ましい。しかしながら、過剰に含有させると粗大な炭窒化物が生成して、却って結晶粒が粗大化して靭性に悪影響を及ぼすので、0.09%以下とすることが好ましい。尚、Nbのより好ましい下限は0.025%程度であり、より好ましい上限は0.07%程度である。
以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に徴して設計変更することはいずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
下記表1に示す化学成分組成の各種鋼材を溶製し、直径:30mmの棒鋼に熱間圧延した。このときの熱間圧延条件は、850〜950℃の温度で熱間圧延を終了した後、700〜500℃の温度範囲を、0.2、1.2、4、20(℃/秒)の各平均冷却速度Vで冷却した。
Figure 0004411096
得られた圧延材を切断して横断面組織を走査型電子顕微鏡(SEM)によって観察し、面積率からベイナイトが占める割合(分率)を求め、5視野の平均をとった。また、切断した圧延材を下記の条件で球状化処理を行い、直径:20mm×長さ:30mmの冷間鍛造用試験片を作製した。
(球状化処理条件)
各圧延材について、770℃まで2時間で昇温した後、その温度で5時間保持し、その後650℃まで6℃/時の冷却速度で徐冷する条件で球状化処理した。
上記冷間鍛造用試験片を用いて据え込み試験を行い、側面に割れが発生する限界の変形量(%)で、冷間鍛造性のうちの変形能について評価した。尚、変形量値が大きいほど変形能は良好となることを示し、合格基準は60%である。
また、上記冷間鍛造用試験片からローラピッチング試験片を下記の手順で作製し、得られた試験片について、面圧:3.7GPa、回転数:1500rpm、すべり率:−40%、オートマチックオイル(油温:80℃)使用の条件でローラピッチング試験を行いピッチングが発生するまでの回数によってピッチング寿命を評価した(合格基準:1000万回)。このとき用いた相手ローラーは、SUJ2からなる調質品(表面硬さ:HV700、クラウニングR:150mm)を用いた。
(ローラピッチング試験片の作製)
上記圧延材を用い、カーボンポテンシャルが0.85%の浸炭ガス雰囲気中で浸炭処理(温度:900℃×10時間)した後油冷し、更に170℃で2時間の焼戻し処理を行った。浸炭処理を行った試験片を用い、その表面を、直径:0.6mmの鋳鋼性ショット粒で、アークハイト:0.5mmA、カバレージ:300%以上の条件でショットピーニングを実施した後、表面から20μm深さの表層部を研磨した。こうして得られたローラピッチング試験片の試験部の最終形状は直径:26mmである。
各試験片について、ベイナイト分率および変形量と平均冷却速度Vとの関係、並びにピッチング寿命を、一括して下記表2に示す。また、この表2の結果に基づいて、ベイナイト分率(面積%)と変形量の関係を図1に示す。
Figure 0004411096
これらの結果から、次の様に考察できる。まず実験No.5のものでは、C含有量が本発明で規定する範囲よりも少なくなっており、芯部強度が低くなったために、陥没(最大せん断応力位置で座屈)が生じており、ピッチング評価ができなかった。実験No.6のものでは、C含有量が本発明で規定する範囲よりも多くなっており、マルテンサイトの面積分率が多くなっており(即ち、ベイナイトの面積分率が少なくなっており)、変形量が少なくなっている。実験No.7のものでは、Si含有量が本発明で規定する範囲よりも少なくなっており、ピッチング寿命が低くなっている。実験No.8のものでは、Si含有量が本発明で規定する範囲よりも多くなっており、変形能が不十分となって、変形量が小さくなっている。
実験No.9のものでは、Mn含有量が本発明で規定する範囲よりも少なくなっており、球状化焼鈍後における変形能が低下して冷間鍛造性や靭性が低下し、チッピング寿命が低下している。実験No.10のものでは、Mn含有量が本発明で規定する範囲よりも多くなっており、変形能が不十分になって、変形量が小さくなっている。
実験No.11のものでは、Cr含有量が本発明で規定する範囲よりも少なくなっており、ピッチング寿命が低くなっている。実験No.12のものでは、Cr含有量が本発明で規定する範囲よりも多くなっており、変形能が不十分になって、変形量が小さくなっている。実験No.13のものでは、Mo含有量が多過ぎるので、変形量が小さくなっている。
これらに対し、実験No.1〜4のものでは、化学成分組成が本発明で規定する範囲内のものであり、700〜500℃の温度範囲における平均冷却速度Vが1.2℃/秒および4℃/秒の場合には、ベイナイト分率が30面積%以上になり、変形量が60%以上と良好な冷間鍛造性を示すと共に、ピッチング寿命も1000万回以上と良好であることが分かる。
ベイナイト分率を変形量の関係を示したグラフである。

Claims (3)

  1. C:0.1〜0.3%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.5超〜1.2%、Mn:0.3〜0.8%、Cr:0.3〜1.2%、Al:0.01〜0.06%およびN:0.01〜0.03%を夫々含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、フェライト、ベイナイトおよびパーライトを含む混合組織を有すると共に、ベイナイトの面積分率が30%以上であることを特徴とする球状化後の冷間鍛造性に優れた肌焼用鋼線材・棒鋼。
  2. 更に、Mo:0.1〜0.5%を含むものである請求項1に記載の肌焼用鋼線材・棒鋼。
  3. 更に、Nb:0.02〜0.09%を含むものである請求項1または2に記載の肌焼用鋼線材・棒鋼。
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