JP2006307271A - 耐結晶粒粗大化特性と冷間加工性に優れた軟化焼鈍の省略可能な肌焼用鋼およびその製法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 C,Si,Mnなどの含有率が特定される他、Nb,Ti,Nなどの含有率が特定された圧延鋼材からなり、横断面内に下記(1)式を満足する炭化物及び/又は炭窒化物が2.0×107個/mm2以上存在すると共に、横断面内のビッカース硬さの平均値が180以下で、同硬さの標準偏差の最大値が5以下である、耐結晶粒粗大化特性に優れ、且つ軟化焼鈍なしでも優れた冷間加工性を示す肌焼用鋼である。 (Ti)/(Nb)≧0.05……(1)
【選択図】なし
Description
C:0.10〜0.35%、
Si:0.03〜1.0%、
Mn:0.2〜2.0%、
S:0.1%以下(0%を含む)、
Nb:0.025〜0.20%
Ti:0.025〜0.12%、
N:0.020%以下(0%を含む)、
Al:0.13%以下(0%を含む)、
を満たし、残部は実質的にFeよりなる鋼からなり、横断面内に下記(1)式を満足する炭化物および/または炭窒化物が2.0×107個/mm2以上存在すると共に、横断面内におけるビッカース硬さの平均値が180以下で、且つビッカース硬さの標準偏差の最大値が5以下であるところに要旨が存在する。
(Ti)/(Nb)≧0.05……(1)
[但し、(Ti)および(Nb)は、炭化物および/または炭窒化物中におけるTiおよびNbの各含有量(質量%)を表す。]
[Ti]−47.9[N]/14≧0.0050(質量%)……(2)
{但し、[Ti]および[N]は、鋼中のTiおよびNbの各含有量(質量%)を表す。}
或いは更に、横断面内における金属組織の80%以上が「フェライト+パーライト」であるものは、一段と優れた加工性を有するものとなるので好ましい。
b)B:0.0005〜0.010%、
c)V:0.3%以下(0%を含まない)、Zr:0.3%以下(0%を含まない)
、Hf:0.4%以下(0%を含まない)、Ta:0.3%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素、
d)REM:0.03%以下(0%を含まない)、Ca:0.03%以下(0%を含まない)、Mg:0.03%以下(0%を含まない)、Pb:0.3%以下(0%を含まない)、Bi:0.3%以下(0%を含まない)、Te:0.3%以下(0%を含まない)、Se:0.3%以下(0%を含まない)、Sn:0.3%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素。
Cは機械部品として必要な芯部硬さを確保する上で重要な元素であり、0.10%未満では硬さ不足により機械部品としての静的強度が不足気味となる。しかしC量が多過ぎると、硬くなり過ぎて芯部の靭性が低下すると共に冷間加工性も悪くなるので、0.35%以下に抑える必要がある。より好ましいC含量は0.15%以上、0.30%以下、更に好ましくは0.17%以上、0.25%以下である。
Siは脱酸剤として作用し、酸化物系介在物量を低減して内部品質を高める作用を有すると共に、焼戻し処理時の硬さ低下を抑えて肌焼き部品の表層硬さを確保するのに有効な元素であり、0.03%以上の添加を必要とする。しかし、Si量が多過ぎると、素材が硬くなり過ぎて冷間加工性が低下するばかりでなく、浸炭熱処理時に粒界酸化層の形成が助長されて機械的特性を劣化させるので、これらの障害を抑えるため1.0%を上限と定めた。より好ましいSi含量は、0.05%以上、0.8%以下である。
Mnは脱酸剤として作用し、酸化物系介在物量を低減して鋼材の内部品質を高める作用を有すると共に、浸炭焼入れ時の焼入性を著しく高める作用を有しており、こうした作用を有効に発揮させるには0.2%以上含有させる必要がある。しかし多過ぎると、冷間加工時の変形抵抗が増大して加工性が低下するばかりか、浸炭時の粒界酸化層の形成を助長して機械的特性にも悪影響を及ぼす様になるので、上限を2.0%とする。Mnのより好ましい含有量は0.4%以上、1.5%以下である。
Sは、Mnと反応してMnSを形成し被削性を高める作用を有しているが、TiSなどの介在物源となって衝撃特性や冷間加工性に悪影響を及ぼすので、なるべく少なく抑えるのがよく、多くとも0.1%以下、好ましくは0.05%以下に抑えるのがよい。
Tiは、微細な(Nb,Ti)(CN)となってγ結晶粒の成長を抑制し、またTiがNb(CN)中に固溶することで、浸炭時の炭窒化物の粒成長を抑えてγ結晶粒の成長を抑える効果も有しており、これらの作用を有効に発揮させるには0.025%以上含有させねばならない。しかしTi量が多過ぎると、Nb−Ti含有析出物が粗大化して冷間加工性や疲労特性に悪影響を及ぼす様になるので、0.12%を上限とする。より好ましいTi含量は0.030%以上、0.10%以下である。
Nbは微細な(Nb,Ti)(CN)を形成し、γ結晶粒の成長を抑える作用を有しており、Tiと共に本発明において最も重要な元素の一つである。こうした作用を有効に発揮させるには、Nbを0.025%以上含有させねばならない。しかしNb含有量が0.20%を超えると、その効果が飽和するばかりか、粗大な炭化物が生成して冷間加工性や疲労特性を却って劣化させるので、0.20%を上限と定めた。Nbの好ましい下限は0.040%、より好ましくは0.050%以上で、好ましい上限は0.15%、更に好ましくは0.12%以下である。
Nは、Al,Tiと結合して窒化物や炭窒化物を形成し、浸炭加熱時におけるオーステナイト(γ)粒成長を抑制する作用を発揮する反面、衝撃特性や疲労特性に顕著な悪影響を及ぼすので、多くとも0.020%以下、好ましくは0.010%以下に抑えるべきである。
Alは鋼材の脱酸に有効な元素であり、またγ結晶粒の調整にも有効に作用する。しかしAl含量が多過ぎると、硬質で粗大な非金属介在物(Al2O3)が生成して衝撃特性や冷間加工性を劣化させるので、0.13%以下に抑えるべきである。Alのより好ましい含有量は0.10%以下である。
Cu,Ni,Cr,Moは、何れも焼入れ性の向上に寄与するという点では同効元素であり、且つこれらのうちCuは耐食性の向上にも寄与する。またNi,Moは鋼材の靭性向上にも寄与し、Crは浸炭硬化性を高める作用も有している。しかし、それら各元素の効果は各々上記上限値付近で飽和するので、それ以上の添加は不経済であるばかりでなく、過剰量のCrは靭性に悪影響を及ぼし、Moは靭性と冷間加工性に悪影響を及ぼすので、上限値を超える添加は避けるべきである。
Bは微量で鋼材の焼入性を大幅に高める作用を有しており、しかも結晶粒界を強化して衝撃特性を高める作用も有している。こうした作用は0.0005%以上添加することで有効に発揮される。しかし、それらの効果は約0.010%で飽和し、またB量が多過ぎると、B窒化物が生成し易くなって冷間加工性に悪影響を及ぼすので、0.010%以下に抑えるべきである。より好ましいB含量は0.0007%以上、0.0050%以下である。
f:0.4%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種;
V,Zr,Hfは、何れも炭化物や窒化物からなる析出物を形成してγ結晶粒の粗大化を抑える作用を有しているが、多過ぎると上記析出物量が多くなり過ぎて成形加工性に悪影響を及ぼす様になるので、夫々上限値以下に抑えるべきである。
これらの元素は、何れも鋼材の被削性向上に有効に作用するが、多過ぎると靭性を著しく劣化させるので、添加するにしても夫々上限値以下に抑えるべきである。
炭化物および/または炭窒化物中のNbに対するTiの割合が多くなるほど、析出物のγ結晶粒に対する成長抑制効果が向上し、(Ti)/(Nb)の値が0.05以上であるものはその効果が有効に発揮されるが、0.05未満ではその効果が殆んど発揮されなくなる。また、炭化物や炭窒化物はできるだけ多数存在させた方がγ結晶粒は微細になり、その数が2.0×107個/mm2未満では結晶粒成長抑制効果が大幅に減退する。こうしたことから本発明では、炭化物および/または炭窒化物の個数の下限を2.0×107個/mm2と定めた。より好ましくは1.0×108個/mm2以上、更に好ましくは5.0×108個/mm2以上である。
更に本発明者らが、圧延鋼材の冷間加工性と熱処理時の耐結晶粒粗大化特性に及ぼす物性の影響について様々の角度から研究を進めたところ、上記の様に、供試鋼材の横断面内におけるビッカース硬さの平均値と該硬さの標準偏差がそれらの特性に顕著な影響を及ぼし、該ビッカース硬さの平均値が180以下、より好ましくは170以下で、且つ硬さの標準偏差の最大値が5以下であるものは、軟化焼鈍を省略した場合でも安定して優れた冷間加工性を有すると共に、肌焼きのための熱処理時における耐結晶粒粗大化特性においても優れた性能を示すことが確認された。
表1,2に示す化学組成の鋼材を小型溶製炉で溶製し、鋳造、均熱ののち熱間鍛造を行なって一辺が155mm角の鋼片を得た。この鋼片を使用し、表3,4に示す如く1300℃または1200℃で均熱してから室温まで空冷した。次いで、各熱延材の一部を1000〜1250℃の範囲に再均熱してから冷却し、その後、同表に示す如く870℃から1100℃の範囲の各温度に加熱し、同表に示す最終圧延温度で圧延することによって、直径30mmの棒鋼を得た。
Claims (8)
- 質量%で、
C:0.10〜0.35%、
Si:0.03〜1.0%、
Mn:0.2〜2.0%、
S:0.1%以下(0%を含む)、
Nb:0.025〜0.20%
Ti:0.025〜0.12%、
N:0.020%以下(0%を含む)、
Al:0.13%以下(0%を含む)、
を満たし、残部は実質的にFeよりなる鋼からなり、横断面内に下記(1)式を満足する炭化物および/または炭窒化物が2.0×107個/mm2以上存在すると共に、横断面内におけるビッカース硬さの平均値が180以下で、且つビッカース硬さの標準偏差の最大値が5以下であることを特徴とする耐結晶粒粗大化特性と冷間加工性に優れた軟化焼鈍の省略可能な肌焼用鋼。
(Ti)/(Nb)≧0.05……(1)
但し、(Ti)および(Nb)は、炭化物および/または炭窒化物中におけるTiおよびNbの各含有量(質量%)を表す。 - 鋼が、更に下記(2)式の関係を満たすものである請求項1に記載の肌焼用鋼。
[Ti]−47.9[N]/14≧0.0050(質量%)……(2)
但し、[Ti]および[N]は、鋼中のTiおよびNの各含有量(質量%)を表す。 - 横断面内における金属組織の80%以上が、フェライト+パーライトである請求項1または2に記載の肌焼用鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、Cu:3.0%以下(0%を含まない)、Ni:3.0%以下(0%を含まない)、Cr:2.0%以下(0%を含まない)、Mo:2.0%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される少なくとも1種の元素を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載の肌焼用鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、B:0.0005〜0.010%を含むものである請求項1〜4のいずれかに記載の肌焼用鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、V:0.3%以下(0%を含まない)、Zr:0.3%以下(0%を含まない)、Hf:0.4%以下(0%を含まない)、Ta:0.3%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むものである請求項1〜5のいずれかに記載の肌焼用鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、REM:0.03%以下(0%を含まない)、Ca:0.03%以下(0%を含まない)、Mg:0.03%以下(0%を含まない)、Pb:0.3%以下(0%を含まない)、Bi:0.3%以下(0%を含まない)、Te:0.3%以下(0%を含まない)、Se:0.3%以下(0%を含まない)、Sn:0.3%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むものである請求項1〜6のいずれかに記載の肌焼用鋼。
- 前記請求項1〜7のいずれかに記載された成分組成の要件を満たす鋼を溶製し鋳造して得た鋳片を、1250℃以上の温度で均熱し、そのまま直接、もしくは圧延してからAr1変態点以下の温度まで冷却した後、1050〜1200℃に再加熱し、そのまま直接、もしくは圧延してからAr1変態点以下の温度まで冷却する処理を1回以上行ない、次いで850〜1000℃に再加熱してから圧延し、最終圧延温度を700〜850℃とすることを特徴とする耐結晶粒粗大化特性と冷間加工性に優れた軟化焼鈍の省略可能な肌焼用鋼の製法。
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