JP4918779B2 - 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォームの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は硬質ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
硬質ポリウレタンフォーム(以下、硬質フォームという。)は、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とを、発泡剤等の存在下で反応させて得られる。硬質フォームは、断熱性能が良好であることから、各種断熱材として広く用いられている。近年、オゾン層保護の観点から、前記発泡剤としてフッ素化炭化水素が用いられるようになった。フッ素化炭化水素を発泡剤として用いると、比較的低密度で、断熱性能が良好な硬質フォームが得られる。
しかしフッ素化炭化水素、および発泡剤として多くの場合に併用される水は、ポリオール化合物およびポリイソシアネート化合物に対する溶解性が比較的低い。その結果、原料の混合が不充分となることがあり、硬質フォームの製造の際に発泡(フォーム形成)が不均一に進行しやすくなる。発泡が不均一であると、硬質フォームの初期強度が発現しにくい、面材との充分な接着性が発現されない、硬質フォーム自体が脆くなりやすい、均質で良好な断熱性能が発現できない等の問題が発生しやすい。特に冬期の低温環境での製造の際、金型温度が低い場合、成形時間を短縮したい場合等に、これらの問題が顕著に発生しやすい。
これらの問題の改良として、発泡剤としてのフッ素化炭化水素のポリオール化合物への溶解性を改良するための提案がなされてきた。例えば発泡剤に特定のフッ素系界面活性剤を添加する技術(特許文献1参照)、ポリオール化合物としてフッ素化炭化水素化合物に対する溶解性の高い脂肪族アミン系ポリエーテルポリオールを用いる技術(特許文献2参照)等が提案されている。また水のみを発泡剤として用いた場合の欠点の改良のため、特定のポリエーテル化合物を用いる技術が提案されている(特許文献3参照)。しかしこれらの技術においても前述した初期強度の発現等において必ずしも満足できる結果が得られていない。
特開平10−101837号公報 特開平6−306138号公報 特開2004−204120号公報
そこで本発明においては、発泡剤であるフッ素化炭化水素および水と、反応性原料であるポリオール化合物およびポリイソシアネート化合物との相溶性を向上させ、良好な性能の硬質フォームを得ることを目的とする。特に低温環境や、短時間の成形条件であっても、初期強度に優れ、脆くなく、接着性に優れる硬質フォームを製造できることを目的とする。
すなわち本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法は、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とを発泡剤、整泡剤および触媒の存在下に反応させる硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、ポリオール化合物100質量部に対し、発泡剤として水を1〜5質量部およびフッ素化炭化水素化合物を5〜100質量部用い、下式(1)で表され、同一のO−R が連続するブロック鎖と、異なるO−R がランダムに配列するランダム鎖を有するポリエーテル化合物を用いることを特徴とする。
−(O−R−O−R 式(1)
ただしR、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基、アリール基であり、Rは炭素数2または3のアルキレン基であり、nは10〜60の整数である。上記特定のポリエーテル化合物を用いることで、発泡剤と反応性原料との混合性、相溶性を改良でき、良好な硬質フォームが得られる。
また前記式1で表されるポリエーテル化合物において、RおよびRのいずれもがメチル基であることが好ましい。また前記式1で表わされるポリエーテル化合物において、(O−R の鎖のうちR が炭素数2のアルキレン基であるO−R の割合が5〜30モル%であることが好ましい。また式1で表わされるポリエーテル化合物が、R が炭素数2のアルキレン基であるO−R が連続するオキシエチレンブロック鎖、R が炭素数3のアルキレン基であるO−R が連続するオキシプロピレンブロック鎖、および異なるO−R がランダムに配列するランダム鎖を有することが好ましく、その場合、ランダム鎖は、オキシエチレンブロック鎖とオキシプロピレンブロック鎖の間にあることが好ましい。
また前記式1で表されるポリエーテル化合物の使用量が、ポリオール化合物の100質量部に対して1〜40質量部であることが好ましい。さらに、前記フッ素化炭化水素化合物として、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、および1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタンからなる群から選ばれる1種または2種以上を用いることが好ましい。また、反応はスプレー法によることが好ましい。
本発明の硬質フォームの製造方法によれば、発泡剤であるフッ素化炭化水素および水と、反応性原料であるポリオール化合物およびポリイソシアネート化合物との相溶性が向上でき、良好な性能の硬質フォームが得られる。特に低温環境や、短時間の成形条件であっても、初期強度に優れ、脆くなく、接着性に優れる硬質フォームが製造できる。
本発明の硬質フォームの製造方法は、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とを発泡剤、整泡剤および触媒の存在下に反応させる際に、発泡剤として水およびフッ素化炭化水素化合物を用い、特定のポリエーテル化合物を用いる。以下それぞれについて詳細に説明する。
(ポリエーテル化合物)
本発明の硬質フォームの製造方法においては、下式(1)で表されるポリエーテル化合物を用いることを特徴とする。
−(O−R−O−R 式(1)
ただしR、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基、アリール基であり、Rは炭素数2または3のアルキレン基(ただし複数のRは同一であっても、同一でなくてもよい。)であり、nは3〜60の整数である。
本発明に係る特定のポリエーテル化合物において、RおよびRは、それぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基、アリール基であるが、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましく、炭素数1のアルキル基、すなわちメチル基が特に好ましい。RおよびRが前記置換基であれば、フッ素化炭化水素とポリオール化合物との相溶性の向上に好ましい。
本発明に係る特定のポリエーテル化合物において、Rは炭素数2または3のアルキレン基(ただし複数のRは同一であっても、同一でなくてもよい。)であり、nは3〜60の整数である。すなわち(O−R)とはオキシエチレン基またはオキシプロピレン基を意味する。また複数のRが同一であるとは、(O−Rの鎖が、ポリオキシエチレン鎖またはポリオキシプロピレン鎖であることを意味し、複数のRが同一でないとは、(O−Rの鎖が、ポリ(オキシエチレン/オキシプロピレン)鎖であることを意味する。またポリ(オキシエチレン/オキシプロピレン)鎖とは、オキシエチレンブロック鎖とオキシプロピレンブロック鎖とがつながった鎖であってもよく、オキシエチレン/オキシプロピレンランダム鎖(ランダム鎖)であってもよく、ブロック鎖(オキシエチレンブロック鎖および/またはオキシプロピレンブロック鎖)とランダム鎖の双方を有する鎖であってもよい。
本発明においては、特定のポリエーテル化合物がブロック鎖とランダム鎖の双方を有することが好ましい。この鎖の構成であれば、発泡剤とポリオール化合物との相溶性、特に水とポリオール化合物との相溶性が良好となり好ましい。前記ブロック鎖は、エチレンオキシドのみ、またはプロピレンオキシドのみを用いて開環付加重合させることで得られる。またランダム鎖はエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合物を用いて開環付加重合させることで得られる。
本発明に係る特定のポリエーテル化合物において、(O−Rの鎖(オキシエチレン基とオキシプロピレン基の合計)のうち、オキシエチレン基の割合は、0〜50モル%が好ましく、5〜30モル%が好ましい。本発明に係る特定のポリエーテル化合物において、nは3〜60であるが、10〜40が好ましい。nが60より大きいとフッ素化炭化水素とポリオール化合物との相溶性が低下する傾向にある。またnが3未満では、水とポリオール化合物との相溶性が低下し好ましくない。nが上記範囲であることが、発泡剤(水とフッ素化炭化水素)と反応性原料(特にポリオール化合物)との相溶性が良好になるために好ましい。
上記特定のポリエーテル化合物は例えば、メタノール、ブタノール等のモノオールに、水酸化カリウム等の触媒の存在下に、プロピレンオキシドおよびエチレンオキシドを開環付加重合させて、ポリエーテルモノオールを得た後、塩化メチル等のアルキル化剤を用いて末端水酸基の活性水素原子をアルキル化することにより得られる。
また本発明に係る特定のポリエーテル化合物の使用量は、ポリオール化合物の100質量部に対して1〜40質量部が好ましく、2〜30質量部がより好ましい。上記使用量が1質量部以上であれば、発泡剤と反応性原料との相溶性の向上に効果があり、特に硬質フォームの接着性の向上に効果がある。また上記使用量が40質量部以下であれば、硬質フォームの樹脂強度を損なうことがなく好ましい。
(ポリオール化合物)
本発明において、ポリオール化合物としては、通常硬質フォームの製造に用いられるポリオールを用いればよく、ポリオール以外の活性水素化合物を含んでもよい。前記通常硬質フォームの製造に用いられるポリオールとしては、ポリエーテルポリオール(ポリオキシアルキレンポリオール)類、ポリエステルポリオール類、多価アルコール類、多価フェノール類が挙げられ、これらのうちから1種または2種以上を採用することが好ましい。これらのうちポリエーテルポリオール類を用いることが好ましい。ポリオール化合物のうちのポリエーテルポリオール類の割合は、50〜100質量%が好ましく、75〜100質量%がより好ましい。
前記ポリエーテルポリオール類とは、開始剤にアルキレンオキシドを開環付加重合させたポリオキシアルキレンポリオールである。前記開始剤としては、水;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、糖類等の多価アルコール類;ビスフェノールA、レゾルシノール等の多価フェノール類;ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等の脂肪族アミン類;ピペラジン、アミノエチルピペラジン等の脂環族アミン類;トルエンジアミン、マンニッヒ縮合物等の芳香族アミン類、またはこれらの少量のアルキレンオキシド付加物が挙げられる。ここでマンニッヒ縮合物とは、フェノール、ノニルフェノール等のフェノール類;ホルムアルデヒド等のアルデヒド類;および、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン類を反応させて得られる化合物である。その分子量は、200〜10000程度のものが好ましい。
また前記アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2−エポキシブタン、2,3−エポキシブタン、スチレンオキシド等が挙げられ、プロピレンオキシド単独またはエチレンオキシドとプロピレンオキシドの併用が好ましい。
前記ポリエステルポリオール類としては、多価アルコール−多価カルボン酸縮合系のポリオール、環状エステル開環重合体系のポリオール等が挙げられる。前記多価アルコールとしては、ポリエーテルポリオール類の開始剤として挙げられた多価アルコール類が採用できる。前記多価フェノール類としては、フェノール類をアルカリ触媒の存在下で過剰のホルムアルデヒド類と縮合結合させたレゾール型初期縮合物、このレゾール型初期縮合物を合成する際に非水系で反応させたベンジリック型初期縮合物、過剰のフェノール類を酸触媒の存在下でホルムアルデヒド類と反応させたノボラック型初期縮合物等が挙げられる。これらの初期縮合物の分子量は、200〜10000程度のものが好ましい。上記において、フェノール類としては、フェノール、クレゾール、ビスフェノールA、レゾルシノール等が挙げられ、また、ホルムアルデヒド類としては、ホルマリン、パラホルムアルデヒド等が挙げられる。
また、前記ポリオール以外の活性水素化合物としては、ポリアミン等が挙げられる。また本発明におけるポリオール組成物としては、ポリマー微粒子を含むポリマー分散ポリオールを用いてもよい。ポリマー分散ポリオールとは、ベースポリオール(分散媒)中にポリマー微粒子(分散質)が安定的に分散している分散系である。
これら通常硬質フォームの製造に用いられる各々のポリオールの水酸基価は、200〜1000mgKOH/gが好ましく、200〜800mgKOH/gがより好ましく、300〜600mgKOH/gが特に好ましい。またポリオール化合物全体としての平均水酸基価は250〜450mgKOH/gが好ましく、300〜450mgKOH/gがより好ましく、300〜400mgKOH/gが特に好ましい。平均水酸基価が250mgKOH/gであれば、樹脂強度が充分確保される。また平均水酸基価が450mgKOH/gであれば、ポリオール化合物の粘度が高くなることなく、反応性原料の粘度を低く抑制することができる。
(ポリイソシアネート化合物)
本発明において、ポリイソシアネート化合物としては、特に制限はなく硬質フォームの製造に用いられるポリイソシアネート化合物が採用される。すなわち、イソシアネート基を2以上有する芳香族系、脂環族系、脂肪族系等のポリイソシアネート;前記ポリイソシアネートの2種類以上の混合物;これらを変性して得られる変性ポリイソシアネート等が挙げられる。具体例としては、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(通称:クルードMDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)等のポリイソシアネートまたはこれらのプレポリマー型変性体、イソシアヌレート変性体、ウレア変性体、カルボジイミド変性体等が挙げられる。このうち、TDI、MDI、クルードMDI、またはこれらの変性体が好ましい。
ポリイソシアネート化合物の使用量は通常イソシアネート指数(ポリオール化合物、水等のすべての活性水素数の合計に対するイソシアネート基の数の100倍で表される数値)で表すが、本発明におけるポリイソシアネート化合物の使用量は、イソシアネート指数で50〜300が好ましい。ここで、触媒としてウレタン化触媒を主に用いるウレタン処方においては、ポリイソシアネート化合物の使用量はイソシアネート指数で、50〜170が好ましく、70〜150がより好ましい。また触媒としてイソシアネート基の三量化反応を促進させる触媒を主に用いるイソシアヌレート処方においては、ポリイソシアネート化合物の使用量はイソシアネート指数で、120〜300が好ましく、150〜270がより好ましい。本発明においては接着性等の観点からウレタン処方を採用することが好ましく、前記イソシアネート指数は50〜170が好ましい。
(発泡剤)
本発明の硬質フォームの製造方法においては、発泡剤として水およびフッ素化炭化水素化合物(以下、HFCという)を用いる。
上記HFCとしては、CH(沸点:−52℃)、CFCHF(沸点:−49℃)、CFCHF(1,1,1,2−テトラフルオロエタン、HFC−134a、沸点:−27℃)、CFCH(沸点:−48℃)、CHFCH(沸点:−25℃)、CFCFCHF(沸点:−16℃)、CFCHFCF(沸点:−15℃)、CFCHCF(沸点:−1℃)、CFCFCH(沸点:−18℃)、CFCHFCH(沸点:−1℃)、CFCHCH(沸点:−13℃)、CHCFCH(沸点:−1℃)、CHCHFCH(沸点:−9℃)、CFCFCHF(沸点:1℃)、CFCHFCHF(沸点:7℃)、CFCHFCHF(沸点:17℃)、CFCHCHF(1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、HFC−245fa、沸点:15℃)、CFCFCFCH(沸点:15℃)、CHFCFCHF(沸点:25℃)、CHFCFCHF(沸点:36℃)、CHFCHFCHF(沸点:40℃)、CFCHCHF(沸点:29℃)、CFCHCHCF(沸点:25℃)、CFCHFCFCH(沸点:25℃)、CFCHCFCH(1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン、HFC−365mfc、沸点:40℃)、CFCHFCHFCF(沸点:25℃)、CFCFCFCHF(沸点:28℃)、CFCHFCHCF(沸点:31℃)、CHCFCFCHF(沸点:32℃)、CFCFCHFCHF(沸点:32℃)、CFCFCHCHF(沸点:39℃)、CFCHFCHFCH(沸点:40℃)、CFCH(CF)CH(沸点:22℃)、CHCF(CF)CHF(沸点:29℃)、CHCH(CF)CHF(沸点:32℃)、CHCH(CF)CHF(沸点:41℃)、CHFCF(CF)CHF(沸点:48℃)、CHCF(CHF)CHF(沸点:49℃)が挙げられる。
これらのHFCは1種のみを用いても2種以上を併用してもよい。なお上記のHFCのうち沸点が20℃以下のHFCを用いると、硬質フォームの製造法のうちのフロス発泡法に好適である。フロス発泡法は、製造装置が簡易であり、かつ、反応性原料の成形型内における充填性に優れる。
上記のHFCのうち、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、および1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン(HFC−365−mfc)からなる群から選ばれる1種または2種以上を用いることが好ましい。本発明において用いるHFCとしては、HFC−134a、HFC−245faおよびHFC−365mfc(以下、まとめて特定のHFCという。)の合計の割合が、HFC全体のうちの、50〜100質量%が好ましく、80〜100質量%がより好ましく、95〜100質量%がさらに好ましく、100質量%が特に好ましい。
また本発明においては発泡剤として、前記の水およびHFCの他に、ペンタン(沸点:35℃)、ヘキサン(沸点:69℃)、シクロペンタン(沸点:49℃)、シクロヘキサン(沸点:80℃)等の炭化水素;C12(沸点:30℃)、C14(沸点:56℃)、C16(沸点:82℃)、C10(パーフルオロシクロペンタン)(沸点:21℃)、C12(パーフルオロシクロヘキサン)(沸点:51℃)等のパーフルオロ化合物;エーテル性酸素原子を含むフッ素化炭化水素化合物(いわゆるHFE化合物);空気、窒素、炭酸ガス等の不活性ガスを併用してもよい。
本発明において、発泡剤として使用する水の割合は、ポリオール化合物の100質量部に対して1〜6質量部が好ましく、1〜5質量部がより好ましい。1質量部以上であれば、軽量な硬質フォームを得やすい。また6質量部以下であれば、ウレア結合に由来する硬質フォームの脆さを抑制できる点で好ましい。また発泡剤として使用するHFCの割合は、ポリオール化合物の100質量部に対して1〜100質量部が好ましく、5〜60質量部がより好ましい。これらの発泡剤の使用量は製造する硬質フォームの密度により適宜増減する。
(整泡剤)
本発明において用いる整泡剤としては、通常硬質フォームの製造に用いられるシリコーン系整泡剤、フッ素系整泡剤等の整泡剤が使用できる。ただし整泡剤として整泡力の弱い整泡剤を用いると連続気泡が発生しやすく断熱性が低下する傾向にあり、整泡力の強い整泡剤を用いると反応性組成物の充填性が低下しやすくなる傾向にあるので、適切な選択が必要となる。また整泡剤の使用量は、ポリオール化合物の100質量部に対して、0.1〜5質量部が好ましく、1〜4質量部がより好ましく、1〜3質量部が特に好ましい。
(触媒)
本発明において用いる触媒としては、ウレタン化反応(樹脂化反応)および泡化反応(水とポリイソシアネート化合物との反応)を促進する触媒であれば特に制限はない。例えば、トリエチレンジアミン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、イミダゾールなどの3級アミン類;ジブチルスズジラウレート、オクチル酸鉛等の有機金属化合物が挙げられる。また、イソシアネート基の三量化反応を促進させる触媒を併用してもよい。その具体例としては、酢酸カリウム、2−エチルヘキサン酸カリウム等のカルボン酸金属塩等が挙げられる。
これら触媒は1種または2種以上を用いることができる。その使用量は特に限定されないが、ポリオール化合物の100質量部に対して、0.1〜10質量部、特に0.1〜3質量部が好ましい。
(その他の配合剤)
本発明では、上述したポリオール化合物、ポリイソシアネート化合物、発泡剤、整泡剤、触媒の他に、任意の配合剤が使用できる。配合剤としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の充填剤;酸化防止剤、紫外線吸収剤等の老化防止剤;難燃剤、可塑剤、着色剤、抗カビ剤、破泡剤、分散剤、変色防止剤等が挙げられる。
(発泡装置)
本発明の硬質フォームの製造方法においては、高圧発泡装置、低圧発泡装置、スプレー発泡装置、簡易型(低圧)発泡装置のいずれも使用できる。
(硬質フォーム)
本発明においては上述したそれぞれの、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とを発泡剤、整泡剤および触媒の存在下に反応させて硬質フォームを製造する。この製造方法により本発明に係る硬質フォームが、断熱パネル、断熱ボード、吹き付け断熱材等として成形、製造される。本発明の製造方法により得られる硬質フォームは、一般建材用途;自動販売機、冷蔵庫、冷凍庫、冷凍倉庫、保冷倉庫、保冷庫、保温保冷車両等への断熱用途等に好適である。
また本発明の製造方法によって得られる硬質フォームの独立気泡率は、50〜100%が好ましく、80〜100%が特に好ましい。独立気泡率が高いことは、気泡同士が連続形成された連続気泡の割合が少なく、1個の気泡が独立して存在する独立気泡の割合が高いことを意味する。独立気泡率が高い程、断熱性が高いといえる。独立気泡率は、ASTM D2856に準拠して測定され、ポリオールの活性の強さ、触媒の種類や使用量、整泡剤の種類や使用量で制御される。
また本発明の製造方法によって得られる硬質フォームのコア密度は、15〜100kg/mが好ましく、20〜60kg/mがより好ましく、25〜50kg/mが特に好ましい。コア密度が15kg/m未満の場合では、圧縮強度、寸法安定性等が不良となる可能性がある。また、100kg/mを超える場合では、熱伝導率等が不良となる可能性がある。コア密度は、発泡剤の使用量で制御される。
本発明の製造方法における反応温度条件は特に制限ないが、原料の温度としては、通常15〜50℃の範囲が好ましく、15〜40℃の範囲が特に好ましい。なお本発明の製造方法によれば、冬期の屋外施工に適用する場合、金型温度が低い場合等の低温環境や、短時間の成形条件(成形から脱型までの時間が短い場合等)であっても、初期強度に優れ、脆くなく、接着性に優れる硬質フォームが製造できる。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。下記原料を用いて以下に示すように発泡評価を行った。またポリオキシアルキレンポリオールにおけるオキシエチレン基含有量とは、開始剤と開環付加重合に用いたアルキレンオキシドとの合計量に対するエチレンオキシドの割合を意味し、質量%で表す。またエチレンオキシドはEOと、プロピレンオキシドはPOと、オキシエチレン基含有量はEO基含有量とそれぞれ省略して記載する。
(原料)
ポリオールP1:ショ糖とジエタノールアミンの混合物(質量比で2.9:2)に、POを反応させて得られた、水酸基価が350mgKOH/gであるポリオキシプロピレンポリオール。
ポリオールP2:メタトルエンジアミンに、POとEOとをこの順番で反応させて得られた、水酸基価が450mgKOH/g、EO基含有量が22質量%であるポリオキシアルキレンポリオール。
ポリオールP3:メタトルエンジアミンに、POを反応させて得られた、水酸基価が350mgKOH/gであるポリオキシプロピレンポリオール。
ポリオールP4:グリセリンに、POを反応させて得られた、水酸基価が300mgKOH/gであるポリオキシプロピレンポリオール。
ポリオールP5:メタトルエンジアミンに、POとEOとをこの順番で反応させて得られた、水酸基価が350mgKOH/g、EO基含有量が26.7質量%であるポリオキシアルキレンポリオール。
ポリオールP6:グリセリンに、POとEOとをこの順番で反応させて得られた、水酸基価が56mgKOH/g、EO基含有量が13質量%であるポリオキシアルキレンポリオール。
ポリオールP7:ノニルフェノール、ホルムアルデヒドおよびジエタノールアミンを反応させて得られるマンニッヒ縮合物に、POを反応させて得られた、水酸基価が470mgKOH/gのポリオキシプロピレンポリオール。
ポリオールP8:エチレンジアミンに、POを反応させて得られた、水酸基価が760mgKOH/gのポリオキシプロピレンポリオール。
ポリオールP9:エチレンジアミンに、POを反応させて得られた、水酸基価が300mgKOH/gのポリオキシプロピレンポリオール。
ポリオールP10:モノエタノールアミンに、POを反応させて得られた、水酸基価が350mgKOH/gのポリオキシプロピレンポリオール。
ポリエーテル化合物R1:メタノールに、POを反応させ、次いでPOとEOの混合物を反応させ、次いでEOを反応させた後、塩化メチルを反応させて得られた、平均分子量が1200、アルキレンオキシドの平均付加数(n)が21(このうちPO分が18、EO分が3である。)である、両末端がメチル基であるポリエーテル化合物。
整泡剤1:シリコーン系整泡剤(日本ユニカー社製、商品名:SZ−1677)。
整泡剤2:シリコーン系整泡剤(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、商品名:SH−193)。
触媒1:N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン(東ソー社製、商品名:トヨキャットMR)。
触媒2:N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(東ソー社製、商品名:トヨキャットTE)。
触媒3:トリエチレンジアミンのジプロピレングリコール溶液(東ソー社製、商品名:TEDA−L33)。
触媒4:2−エチルヘキサン酸鉛のミネラルスピリット溶液(鉛濃度:20%、日本化学産業社製、商品名:ニッカオクチックス鉛20%)。
発泡剤1:HFC−245faの30質量部と、HFC−134aの70質量部との混合物。
発泡剤2:HFC−245faの10質量部と、HFC−134aの90質量部との混合物。
ポリイソシアネート化合物:クルードMDI(日本ポリウレタン工業社製、商品名:MR−200、イソシアネート基含有率31質量%)。
(発泡評価1)
表1および表2に示した配合処方により、硬質フォームを発泡、製造し、硬質フォームの発泡評価を行った。この発泡評価には、簡易型発泡装置(旭硝子ウレタン社製、商品名:オートフロス)を用いた。上述した原料のうち、ポリイソシアネート化合物以外の原料(ポリオール化合物、ポリエーテル化合物、発泡剤(水および所定のHFC)、整泡剤および触媒)を混合し、ポリオールシステム液とした。このポリオールシステム液の7kgを、ポリオールシステム用の10kgボンベに移液、秤量して充填した。また上述のポリイソシアネート化合物の7kgをポリイソシアネート用の10kgボンベに移液、秤量して充填した。充填終了後、双方のボンベを28℃±2℃に調温した加温庫に入れて、液温が28〜30℃になるように調節した後、上記反応性原料を混合し、金型内に注入し、硬質フォームの製造を行った。金型は、内寸法が600mm×900mm×50mmのアルミニウム製金型を用いた。
表1に示した例1(実施例)、例2(比較例)は、ゲルタイムを約125秒に調整し、全密度が38kg/mとなるように製造した際の結果である。また表2に示した例3(実施例)、例4(比較例)は、ゲルタイムを約65秒に調整し、全密度が36kg/mとなるように製造した際の結果である。ただし、処方の欄の数値の単位は質量部であり、いずれの例でも、イソシアネート指数は110になるよう調節した。
評価項目としては断熱性および接着性の評価を行った。断熱性の評価としては、金型の温度を28℃に調節して、得られた硬質フォームの熱伝導率(単位:mW/m・K)を測定した。測定に用いた試料片は、脱型した後の硬質フォームからコア部分を200mm×200mm×20mmの大きさで切り出して用いた。接着性の評価としては、20mm×200mm×0.5mmのアルミニウム製試験片を所定温度(例1、2では20℃、25℃;例3、4では25℃)に調節した前記金型内にあらかじめ設置しておき、反応性原料を注入した。注入後所定時間(例1、2では20分、25分、30分、35分;例3、4では3分、5分、10分)経過した時点で硬質フォームを金型から脱型し、直ちにプッシュプルゲージを用いて、上記試験片を硬質フォーム表面から引っ張り剥離させて、接着強度(単位:N/2cm)を測定した。接着強度の欄の温度と時間はそれぞれ金型温度と、注入後脱型までの時間である。
Figure 0004918779
Figure 0004918779
上記の結果より、本発明にかかる特定のポリエーテル化合物を用いることにより、発泡剤と反応性原料との相溶性が改善され、接着性に優れた硬質フォームが得られる。
(発泡評価2)
表3に例5(実施例)、例6(比較例)を示した。例示した配合処方により、硬質フォームを発泡、製造し、硬質フォームの発泡評価を行った。この発泡評価にはスプレー発泡機(ガスマー社製、商品名:FF−1600)を用いた。上述した原料のうちポリイソシアネート化合物以外の原料を混合し、ポリオールシステム液とした。ポリオールシステム液とポリイソシアネート化合物とを、それぞれ液温36℃に調節した後、上記反応性原料を混合し、スプレー発泡して硬質フォームの製造を行った。ただしポリオールシステム液/ポリイソシアネート化合物の吐出体積比は1/1とした。このときのイソシアネート指数は120である。また冬期環境を想定して、室温を10℃に調節して発泡試験を行った。
スプレー法による発泡は、鉄板治具に固定させた縦が600mm、横が600mm、厚さが5mmのフレキシブル板を基材として用いて、吹き付け施工を行った。吹き付けは厚さ1mmの下吹き層を施工した後に、一層の厚さが25〜30mmとなるようにして、合計で4回積層した。また施工の際には、ある層の吹き付け後、次の層の吹きつけを開始するまでの時間(以下、インターバルという。)を0秒(直ちに次層の吹きつけ積層を開始した。)、30秒、120秒の3通りで試験を行った。ただし表3中の評価の項において、0秒、30秒、120秒とはそれぞれインターバルの時間を表す。
得られた硬質ウレタンフォームの接着性、層間剥離(吹きつけの層と層との間の接着/剥離の状態)については以下の評価方法によった。接着性については得られたフォームとフレキシブル板との接着状態を目視観察した。表3中の評価基準は次のように定めた。
○:フレキシブル板とフォームとの間に接着不良部分がほとんど認められず実用上問題がない。
×:フレキシブル板とフォームとの間に接着不良部分がほぼ全体に認められ実用上問題がある。
層間剥離については得られたフォームを縦200mm、横200mmの4分割に切断し、フォーム内部の層間を目視観察した。表3中の評価基準は次のように定めた。
○:積層フォーム断面に層間剥離が殆ど認められず実用上全く問題が無い。
×:積層フォーム断面に層間剥離がほぼ全体に認められ実用上問題がある。
Figure 0004918779
表3より本発明の製造方法により製造される硬質フォームは、低温時においても、基材面と優れた接着性を有し、かつ、積層されたフォーム層間に剥離が発生しない。
本発明の硬質フォームの製造方法によれば、冬期の屋外施工に適用する場合、金型温度が低い場合等の低温環境や、短時間の成形条件であっても、初期強度に優れ、脆くなく、接着性に優れる硬質フォームが製造できる。特に本発明の硬質フォームの製造方法は、強度、断熱性に優れた硬質フォームの製造に好適であり、特に断熱性パネルの製造に好適である。

Claims (8)

  1. ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とを発泡剤、整泡剤および触媒の存在下に反応させる硬質ポリウレタンフォームの製造方法において、
    ポリオール化合物100質量部に対し、発泡剤として水を1〜5質量部およびフッ素化炭化水素化合物を5〜100質量部用い、下式(1)で表され、同一のO−R が連続するブロック鎖と、異なるO−R がランダムに配列するランダム鎖を有するポリエーテル化合物を用いることを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
    −(O−R−O−R 式(1)
    ただしR、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基、アリール基であり、Rは炭素数2または3のアルキレン基であり、nは10〜60の整数である。
  2. 前記式1で表されるポリエーテル化合物において、RおよびRのいずれもがメチル基である請求項1に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  3. 前記式1で表わされるポリエーテル化合物において、(O−R の鎖のうちR が炭素数2のアルキレン基であるO−R の割合が5〜30モル%である請求項1または2に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  4. 前記式1で表わされるポリエーテル化合物が、R が炭素数2のアルキレン基であるO−R が連続するオキシエチレンブロック鎖、R が炭素数3のアルキレン基であるO−R が連続するオキシプロピレンブロック鎖、および異なるO−R がランダムに配列するランダム鎖を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  5. 前記式1で表わされるポリエーテル化合物が、R が炭素数2のアルキレン基であるO−R が連続するオキシエチレンブロック鎖、R が炭素数3のアルキレン基であるO−R が連続するオキシプロピレンブロック鎖、および異なるO−R がランダムに配列するランダム鎖を有し、前記ランダム鎖は、前記オキシエチレンブロック鎖とオキシプロピレンブロック鎖の間にある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  6. 前記式1で表されるポリエーテル化合物の使用量が、ポリオール化合物の100質量部に対して1〜40質量部である請求項1〜5のいずれか一項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  7. 前記フッ素化炭化水素化合物として、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、および1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタンからなる群から選ばれる1種または2種以上を用いる請求項1〜6のいずれか一項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  8. スプレー法により反応させる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
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