JP4918467B2 - 端子圧着装置 - Google Patents

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本発明は、基板部の両側縁にそれぞれ立ち上げられた一対の圧着片(バレル)を有する端子金具を電線の導体に圧着する端子圧着装置に関する。
従来、電線の導体に端子を圧着する端子圧着装置として、アンビルとクリンパとにより圧着端子の圧着片を押圧して導体に加締めるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4に示すように、圧着端子100は、端子圧着装置のクリンパ110とアンビル112とによって電線102の端部に対して加締められることにより圧着され且つ電気的に接続される基板部106と、他の端子金具と接触して電気的に接続される角筒108とを一体に備えたものである。基板部106は、略円弧状断面を有し、電線102の端部で露出された導体104に圧着される一対の導体圧着片114,116(ワイヤバレル)と、電線102の被覆端部103に圧着される一対の被覆圧着片120,122(インシュレーションバレル)とを備えている。
上記一対の導体圧着片114,116は、一方が、基板部106内に収められた電線102の導体104の周囲にオーバーラップした状態で加締め付けられる第1の導体圧着片114であり、他方が、第1の導体圧着片114の外周にオーバーラップした状態で加締め付けられる第2の導体圧着片116である。
更に図5(a)も参照する。圧着前の第1の導体圧着片114は、第2の導体圧着片116よりも段差Eだけ短く設定されており、この第2の導体圧着片116の先端部116aは、第1の導体圧着片114の先端部114aよりも突出している。
第1の導体圧着片114は、基板部106の底面から所定の突出長さGに設定されている。この突出長さGは、後述する圧着工程において、第1の導体圧着片114が、導体104と第2の導体圧着片116との間で座屈し得る長さに設定されている。上記クリンパ110は、図示しないプレス機のラムによって上下に駆動されるものであり、アンビル102に載せられた圧着端子100の導体圧着片114,116を押圧することができる。クリンパ110の下端側には、一対の爪部124,126が形成されており、これら爪部124,126の間に、アンビル112と協働して圧着端子100の導体圧着片114,116を加締める溝128が形成されている。
上記溝128の開放側端部には、導体圧着片114,116の導入を案内する導入案内部128aが形成されており、この導入案内部128aに連続させて、各導体圧着片114,116を互いに接近する方向へ加圧して傾倒させる加圧部128bが形成されている。そして、溝128の内奥部には、第2の導体圧着片116を湾曲させてこの第2の導体圧着片116を第1の導体圧着片114にオーバーラップさせる湾曲部128cが形成されている。
アンビル112は、クリンパ110の湾曲部128cに対向して円弧形に窪む受圧面130を備えており、この受圧面130に基板部106を載置することにより、クリンパ110と協働して、導体圧着片114,116を加締めることができるように構成されている。
次に、図5(a)に加え、図5(b)〜図5(f)も参照して、端子の圧着工程について説明する。先ず、図5(a)に示すように、上記アンビル112の受圧面130に圧着端子100の基板部106を載置し、基板部106内に被覆電線102の導体104を収容する。
次に、図5(b)に示すように、クリンパ110を下降させる。これにより、圧着端子100の導体圧着片114,116は、クリンパ110の導入案内部128aによって案内され、溝128内へ導入される。
次に、図5(c)に示すように、クリンパ110を更に下降させると、クリンパ110の加圧部128bにより、導体圧着片114,116は、各先端部が互いに接近する方向に傾倒する。この際、第2の導体圧着片116は、第1の導体圧着片114よりも長く設定されていることから、先ず、第2の導体圧着片116がクリンパ110の湾曲部128cの最深部分に突き当たる。
図5(d)に示すように、更にクリンパ110を下降させると、第2の導体圧着片116が、徐々にクリンパ110の溝128の湾曲部128cに沿って湾曲される。更に、図5(e)に示すように、図5(d)の状態から更にクリンパ110を下降させると、湾曲された第2の導体圧着片116の内周面に、第1の導体圧着片114が突き当たる。ここで、上記第1の導体圧着片114の突出長さG(図5(a)参照)が所定の長さに設定されていることにより、この第1の導体圧着片114には、充分な撓み代が確保され、導体圧着片114がカールする。
図5(f)に示すように、図5(e)の状態から更にクリンパ110を下降させると、上記カールがかかった導体圧着片114が座屈し、先端部114aが逆向きに折り返されて折り返し部114bが形成される。そして、この折り返し部114bの外周に第2の導体圧着片116がオーバーラップした状態で加締められ、圧着工程が完了する。
なお、圧着端子100に形成された被覆圧着片120,122も、導体圧着片114,116と同様に電線102の被覆部103に加締められる。
特許第3064852号公報
ところが、この種の端子圧着装置では、一対の導体圧着片114,116がクリンパ110の円弧面128により曲げられているときに、図6(a)に示すように、導体圧着片114,116の先端部114a,116aどうしが当接することがある。
このように導体圧着片114,116の先端114a,116aどうしが当接すると、引き続き行われる加締め作業により導体圧着片114,116が不適正に座屈することがある。すると、導体圧着片114,116に所望の曲げ加工を行うことができず、図6(b)に示すように、一方の導体圧着片114に他方の導体圧着片116がオーバーラップしなくなり、所望の電気抵抗及び圧着強度が得られないという問題がある。また、このような変形のしかたも一定ではなく圧着加工ごとに異なるので、電気抵抗及び圧着強度が一定となる圧着加工を行うことができないという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決することにあり、所望の電気抵抗及び圧着強度が得られるように圧着片(バレル)を電線に確実に加締めることができる端子圧着装置を提供することにある。
本発明の目的は、下記構成により達成される。
(1) 電線が載置される湾曲した基板部及び当該基板部の両側縁にそれぞれ立ち上げられた圧着片を有する端子金具を支持するアンビルと、前記アンビルとの間で前記端子金具の圧着片を押圧可能に配置され前記アンビルとの対向部にアーチ形状の加締め部が形成されたクリンパとを備え、前記アンビルと前記クリンパとにより前記圧着片を押圧し、前記端子金具に載置された前記電線に前記圧着片を圧着する端子圧着装置において、
前記クリンパの前記加締め部は、第1円弧面と、該第1円弧面よりも曲率半径が小さい第2円弧面と、前記第1円弧面から前記端子金具の前記圧着片に対する前記クリンパの押圧方向と直交する方向に連続する第1平坦面と、前記第1平坦面から前記押圧方向に沿って延設された段差面と、前記段差面から前記押圧方向と直交する方向に延び前記第2円弧面に連続する第2平坦面と、を有し、
前記第1円弧面、前記第2円弧面、前記段差面、前記第1平坦面および前記第2平坦面が、前記加締め部のアーチ形を形成するように配置され、
前記段差面が前記アーチ形の中央からずれた所に位置していることを特徴とする端子圧着装置。
前記(1)の構成によれば、加締め部が押圧方向と直交する第1平坦面及び第2平坦面を有するので、一方の圧着片を他方の圧着片の内側に確実に案内することができる。また、加締め部が前記第1円弧面に連続した第1平坦面から押圧方向に沿って延設された段差面を有するので、一方の圧着片にオーバーラップした他方の圧着片の先端が段差面により必要以上の移動を制限され、他方の圧着片が一方の圧着片の周面に食い込んで周面を削り取ることを防止することができる。更に、前記段差面が加締め部のアーチ形の中央からずれて位置しているので、他方の圧着片が一方の圧着片に確実にオーバーラップすることができ、圧着片を確実に加締めることができる。
本発明の端子圧着装置によれば、端子金具の圧着片を正確且つ確実に曲げて端子金具を電線に加締め付けることができるので、電線に加締め付けられた端子金具は、設定された電気抵抗及び圧着強度が確実に得られる。
以下、本発明に係る端子圧着装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態である端子圧着装置の斜視図、図2は被覆圧着片用クリンパの加締め部の正面図、図3は加締め作業の工程図である。
端子金具10は、導電性板母材を所定形状に打ち抜き加工してから、折り曲げ成形して形成されたものであり、底面が断面円弧状である基板部12に、電線14の端部の絶縁被覆(以下、『被覆部』と記述する。)16に圧着される一対の被覆圧着片18(インシュレーションバレル)と、電線14の端部における被覆部16を除去して露出した導体20に圧着される一対の導体圧着片22(ワイヤバレル)と、電気接触部24と、を備えている。なお、導体20は、撚線等といった形態の複数の素線の束からなる。
端子圧着装置30は、基板部12が載置されるアンビル32と、このアンビル32に対向して配置されアンビル32に対して離接可能に駆動されるクリンパ34とを備えている。アンビル32に載置された基板部12の上には、電線14が載置される。
基板部12は、その一対の導体圧着片22及び一対の被覆圧着片18が、クリンパ34の昇降動作により内向きに加締められて、電線14の導体20及び被覆部16に圧着されて電気的に接続される。
アンビル32は、導体圧着片22を加締めるのに用いられる導体圧着片用アンビル36と、被覆圧着片18を加締めるのに用いられる被覆圧着片用アンビル38とからなり、導体圧着片用アンビル36及び被覆圧着片用アンビル38の上面は、基板部12の底部と同じ断面形状の円弧面に形成されている。
クリンパ34は、導体圧着片22を加締めるのに用いられる導体圧着片用クリンパ40と、被覆圧着片18を加締めるのに用いられる被覆圧着片用クリンパ42とを備えている。導体圧着片用クリンパ40及び被覆圧着片用クリンパ42には、下方を向いて開口した加締め部44,46が形成されている。なお、導体圧着片用クリンパ40の加締め部44と被覆圧着片用クリンパ42の加締め部46とは、サイズが僅かに異なるものの、同じ構成である。
そして、導体圧着片用クリンパ40と被覆圧着片用クリンパ42とは、図示しない駆動手段により一体に上下移動される。導体圧着片用クリンパ40及び被覆圧着片用クリンパ42は、下降時に各加締め部44,46により導体圧着片22及び被覆圧着片18をそれぞれ押圧することにより、導体圧着片22及び被覆圧着片18をそれぞれ曲げて、電線14の導体20に導体圧着片22をそれぞれ加締め付け且つ電線14の被覆部16に被覆圧着片18をそれぞれ加締め付けるように構成されている。
加締め部44,46は、それらの入口部の幅が最も広くなっており、奥部へ向かうほど幅が狭くなっている。また、加締め部44,46の入口部から奥部に向かうまでは凸状の曲面48,50に形成されている。以下、被覆圧着片用クリンパ42の加締め部46について説明する。
図2に示すように、加締め部46の最奥部は、曲率半径Raの凹状の第1円弧面52と、第1円弧面52の曲率半径Raよりも小さい曲率半径Rbの凹状の第2円弧面54と、第1円弧面52に連続し押圧方向Xと直交する方向に延びる第1平坦面60と、第1平坦面60から押圧方向Xに沿って垂下するように延設された段差面56と、段差面56から垂直に延び第2円弧面54に連続する第2平坦面58と、から構成されている。第1平坦面60及び第2平坦面58は、バレル押圧方向(クリンパの移動方向)Xに対して直交方向に延びており、互いに平行である。
このように、第1円弧面52、第2円弧面54、段差面56、第1平坦面60、及び第2平坦面58が、加締め部46のアーチ形を形成するように配置されている。また、図2に示すように、段差面56は加締め部46のアーチ形の中央Cからずれた所に位置しており、本実施形態では第2平坦面の長さL分、中央Cから第2円弧面54側に位置している。
端子金具10の被覆圧着片18の厚みtと、第1円弧面52の曲率半径Raと、第2円弧面54の曲率半径Rbと、段差面56の高さ(段差)hと、段差面56の加締め部中央Cからのずれ量Lとは、例えば下記式(1)〜(3)の関係に設定されるのが好ましい。このように設定することにより、被覆圧着片18の安定した圧着形状が得られるとともに確実な電線保持力が得られる。
Ra−(1/3)・t≦Rb≦Ra−2・t (式1)
(1/3)・t≦h≦2・t (式2)
(1/3)・t≦L≦2・t (式3)
ここで、第2円弧面54の曲率半径RbがRa−(1/3)・tより小さいと、被覆圧着片18の先端部どうしが当接し易くなり、オーバーラップによる安定した圧着形状が得られない。また、第2円弧面54の曲率半径RbがRa−2・tより大きいと被覆圧着片18の重なり部に隙間が生じ易くなり、隙間が生じると電線14の保持力の低下を招く。
また、段差面56の高さhが(1/3)・tより小さいと、被覆圧着片18の先端部どうしが当接し易くなり、オーバーラップによる安定した圧着形状が得られない。また、段差面56の高さhが2・tより大きいと被覆圧着片18の重なり部に隙間が生じ易くなり、隙間が生じると電線14の保持力の低下を招く。
また、段差面56のずれ量Lが(1/3)・tより小さいと、ラップしろが少ないため電線14の保持力の低下を招く。また、段差面56のずれ量Lが2・tより大きいと被覆圧着片18の先端部どうしが当接し易くなり、オーバーラップによる安定した圧着形状が得られない。
次に、図3(a)〜図3(c)を参照して被覆圧着片用クリンパ42による被覆圧着片18の加締め作業について説明する。なお、以下の説明においては、被覆圧着片用クリンパ42、被覆圧着片用アンビル38及び被覆圧着片18をそれぞれ、単にクリンパ42、アンビル38及びバレル18という。
アンビル38上に端子金具10を載置し、基板部12上に電線14を載置してクリンパ42を下降させると、一対のバレル18がクリンパ42の加締め部46内に入り込む。クリンパ42を更に下降させると、図3(a)に示すように、第1バレル18aは第1円弧面52に案内されることにより曲げられ、第2バレル18bは第2円弧面54に案内されることにより曲げられる。そして、第2バレル18bの先端部が第2平坦面58に当接し、先端部が第2平坦面58により水平方向右方に案内される。
クリンパ42を更に下降させると、図3(b)に示すように、第2バレル18bは第1バレル18aの内側に案内されて入り込むとともに、第1バレル18aは先端部が段差面56に当接して移動を制限される。ここで、第1円弧面52が段差面56まで連続せず、第1円弧面52と段差面56との間に第1平坦面60が形成されているので、第1バレル18aと第2バレル18bの先端部どうしの当接現象を回避できる効果が大きい。
クリンパを更に下降させると、図3(c)に示すように、第2バレル18bは第2円弧面54と同じ形状に曲げられながら第1バレル18aの内側に進み、第1バレル18aは第1円弧面52と同じ形状に曲げられて、加締め作業が完了する。
このように両バレル18a,18bを加締められた端子金具10は、バレル18a,18bの安定した圧着形状が得られるとともに確実な電線保持力が得られ、所望の電気抵抗及び圧着強度が確実に得られる。
また、図2に想像線で示すように、押圧方向Xに対して段差面56が角度θ傾斜しており、角度θが60度程度の場合には、オーバーラップした第1バレル18aが第2円弧面54と内側の第2バレル18bとの間に入り込んで第2バレル18bの表面を削り取ってしまい、ひげ状のばり(ひげばり)が発生することがある。
しかし、上記実施形態によれば、このような現象を防止でき、第2バレル18bにオーバーラップした第1バレル18aが、第2バレル18bと第2円弧面54との間に入り込んで第2バレル18bの周面に食い込んで周面を削り取ることがない。したがって、ひげばりの発生を防止することができる。
このように、段差面56は押圧方向Xに沿っていることが好ましく、押圧方向Xに対する角度は0度であることが好ましいが、押圧方向Xに対する段差面56の角度θは0〜3度であれば、ひげばりの発生を防止することができる。
また、上記実施形態では、被覆圧着片用クリンパ42による被覆圧着片18の加締めについて説明したが、導体圧着片用クリンパ40も被覆圧着片用クリンパ42と同じ構成であり、導体圧着片22も被覆圧着片18と同じように加締められる。したがって、導体圧着片22の安定した圧着形状が得られるとともに確実な電線保持力が得られ、所望の電気抵抗及び圧着強度が確実に得られる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明の目的を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る実施形態である端子圧着装置の斜視図である。 被覆圧着片用クリンパの加締め部の正面図である。 加締め作業の工程図である。 従来の端子圧着装置の斜視図である。 従来の加締め作業の工程図である。 従来の端子圧着装置による加締め状態の断面図である。
符号の説明
10 端子金具
12 基板部
14 電線
16 被覆部
18 被覆圧着片
20 導体
22 導体圧着片
24 電気接触部
30 端子圧着装置
32 アンビル
34 クリンパ
36 導体圧着片用アンビル
38 被覆圧着片用アンビル
40 導体圧着片用クリンパ
42 被覆圧着片用クリンパ
44,46 加締め部
48,50 凸状曲面
52 第1円弧面
54 第2円弧面
56 段差面
58 第2平坦面
60 第1平坦面

Claims (1)

  1. 電線が載置される湾曲した基板部及び当該基板部の両側縁にそれぞれ立ち上げられた圧着片を有する端子金具を支持するアンビルと、前記アンビルとの間で前記端子金具の圧着片を押圧可能に配置され前記アンビルとの対向部にアーチ形状の加締め部が形成されたクリンパとを備え、前記アンビルと前記クリンパとにより前記圧着片を押圧し、前記端子金具に載置された前記電線に前記圧着片を圧着する端子圧着装置において、
    前記クリンパの前記加締め部は、第1円弧面と、該第1円弧面よりも曲率半径が小さい第2円弧面と、前記第1円弧面から前記端子金具の前記圧着片に対する前記クリンパの押圧方向と直交する方向に連続する第1平坦面と、前記第1平坦面から前記押圧方向に沿って延設された段差面と、前記段差面から前記押圧方向と直交する方向に延び前記第2円弧面に連続する第2平坦面と、を有し、
    前記第1円弧面、前記第2円弧面、前記段差面、前記第1平坦面および前記第2平坦面が、前記加締め部のアーチ形を形成するように配置され、
    前記段差面が前記アーチ形の中央からずれた所に位置していることを特徴とする端子圧着装置。
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