JP4917520B2 - シート貼付装置及び貼付方法 - Google Patents
シート貼付装置及び貼付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4917520B2 JP4917520B2 JP2007312138A JP2007312138A JP4917520B2 JP 4917520 B2 JP4917520 B2 JP 4917520B2 JP 2007312138 A JP2007312138 A JP 2007312138A JP 2007312138 A JP2007312138 A JP 2007312138A JP 4917520 B2 JP4917520 B2 JP 4917520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid member
- adherend
- adhesive sheet
- sheet
- support means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
このようなシート貼付装置としては、例えば、特許文献1に開示されているように、ウエハの外形に合うように保護テープを切断する保護テープ切断部と、切断された保護テープを保護テープ貼り付け部に移送し、所定の減圧室を形成してウエハに貼付する保護テープ貼り付け部とを備えた構成が知られている。ここで、減圧室は、ウエハ支持用のテーブルが収容された下部チャンバーと、切断された保護テープを吸着しつつ搬送する機能を備えた上部チャンバーとにより構成され、上下チャンバーの外周端面を合わせ面として突き合わせることで減圧室を形成する構成が採用されている。
これは、保護テープ切断部と、保護テープ貼り付け部とが別々の位置に設けられていることに起因する。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、蓋部材を支持手段の近傍位置で回転可能に支持するとともに、蓋部材と支持手段との合わせ面を平行に維持した状態で減圧室を形成可能として装置全体の小型化を達成することのできるシート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シート貼付位置と切断位置とを同一位置で行えるようにしたシート貼付装置を提供することにある。
更に、本発明の目的は、前記蓋部材を支持手段の側方位置に退避可能に設けて被着体の搬送経路を形成することのできるシート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
前記支持手段と蓋部材との合わせ面が平行となるように当該蓋部材を回転させる回転手段と、前記合わせ面の平行状態を維持して前記支持手段と蓋部材とを相対的に接近させる変位手段とを備え、
前記回転手段は、前記蓋部材と前記支持手段との間に、回転手段及び変位手段が位置しないように蓋部材を開放位置に回転可能に設けられ、
前記変位手段は、前記蓋部材の高さ位置を変位させて、当該蓋部材を支持手段の前記合わせ面より下方に退避させて前記被着体の搬送経路を形成可能に設けられる、という構成を採っている。
前記蓋部材を回転して当該蓋部材と支持手段との合わせ面を平行とし、当該平行状態を維持した状態で、前記支持手段と蓋部材とを相対的に接近させて減圧室を形成して前記接着シートを被着体に貼付した後、
前記蓋部材を開放位置に回転し、当該蓋部材と前記支持手段との間に、蓋部材を回転させる回転手段及び蓋部材を変位させる変位手段が位置しないようにするとともに、開放した蓋部材の高さ位置を変位し、当該蓋部材を支持手段の前記合わせ面より下方に退避させて前記被着体の搬送経路を形成する、という手法を採っている。
また、支持手段上で接着シートを被着体の大きさに合わせて切断手段が切断を行う構成であるため、シート貼付位置と切断位置とを別々に設ける必要がなく、この点からも装置の小型化を達成することができる。
更に、前記変位手段は、蓋部材を開放させた状態でその高さ位置を変位させ、支持手段の側方位置で下方に退避させる構成を採用したことで、接着シートが貼付された被着体を他の装置が搬送する場合でも、搬送経路が確保されるため、他の機械の搬送形態に制約を受けさせるようなことはなくなる。また、支持手段に対して作業者が無理な姿勢を伴うことなく容易にアクセスすることができ、所要の保守、点検若しくは初期設定作業等を行うことができる。
これにより、図5に示されるような、シールリング44が片側だけ押し潰されて平行状態が形成できずに隙間Gが形成され、第1の減圧室C1内を減圧雰囲気に維持できなくなるといった不具合を確実に解消することができる。
また、接着シートSをウエハWに貼付する位置と、接着シートSをウエハWの大きさに合わせて切断する位置とを同一箇所に設定したから、この点からも装置の小型化を達成することができる。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
11 支持手段
12 繰出手段
15 蓋部材
16 貼付手段
18 回転手段
19 変位手段
20 切断手段
28A、41A 合わせ面
C1 第1の減圧室(減圧室)
S 接着シート
T 搬送経路
W 半導体ウエハ(被着体)
Claims (5)
- 被着体を支持する支持手段と、前記被着体に臨む位置に接着シートを繰り出す繰出手段と、前記支持手段に当接して減圧室を形成可能な蓋部材と、前記接着シートを押圧して当該接着シートを被着体に貼付する貼付手段とを備えたシート貼付装置において、
前記支持手段と蓋部材との合わせ面が平行となるように当該蓋部材を回転させる回転手段と、前記合わせ面の平行状態を維持して前記支持手段と蓋部材とを相対的に接近させる変位手段とを備え、
前記回転手段は、前記蓋部材と前記支持手段との間に、回転手段及び変位手段が位置しないように蓋部材を開放位置に回転可能に設けられ、
前記変位手段は、前記蓋部材の高さ位置を変位することで、当該蓋部材を支持手段の前記合わせ面より下方に退避させて前記被着体の搬送経路を形成可能に設けられていることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記接着シートは被着体の外周からはみ出す大きさを備え、当該被着体に貼付された接着シートを被着体の大きさに合わせて支持手段上で切断する切断手段を含むことを特徴とする請求項1記載のシート貼付装置。
- 前記回転手段及び変位手段は、前記支持手段から独立して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート貼付装置。
- 支持手段に支持された被着体に臨む位置に接着シートを繰り出した後、前記支持手段に蓋部材を当接させて減圧室を形成し、所定の減圧雰囲気で接着シートに押圧力を付与することで当該接着シートを被着体に貼付するシート貼付方法において、
前記蓋部材を回転して当該蓋部材と支持手段との合わせ面を平行とし、当該平行状態を維持した状態で、前記支持手段と蓋部材とを相対的に接近させて減圧室を形成して前記接着シートを被着体に貼付した後、
前記蓋部材を開放位置に回転し、当該蓋部材と前記支持手段との間に、蓋部材を回転させる回転手段及び蓋部材を変位させる変位手段が位置しないようにするとともに、開放した蓋部材の高さ位置を変位し、当該蓋部材を支持手段の前記合わせ面より下方に退避させて前記被着体の搬送経路を形成することを特徴とするシート貼付方法。 - 前記接着シートは被着体の外周からはみ出す大きさを備え、当該接着シートを被着体に貼付した後、前記蓋部材を開放して接着シートを被着体の大きさに合わせて切断を行うとともに、開放した蓋部材の高さ位置を変位させて当該蓋部材の上方に搬送経路を形成することを特徴とする請求項4記載のシート貼付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007312138A JP4917520B2 (ja) | 2007-12-03 | 2007-12-03 | シート貼付装置及び貼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007312138A JP4917520B2 (ja) | 2007-12-03 | 2007-12-03 | シート貼付装置及び貼付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009135376A JP2009135376A (ja) | 2009-06-18 |
JP4917520B2 true JP4917520B2 (ja) | 2012-04-18 |
Family
ID=40866965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007312138A Expired - Fee Related JP4917520B2 (ja) | 2007-12-03 | 2007-12-03 | シート貼付装置及び貼付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4917520B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109244005B (zh) * | 2018-08-31 | 2023-10-31 | 江苏英锐半导体有限公司 | 一种晶圆流片用贴片装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1089482A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-07 | Hitachi Ltd | 真空チャンバ用蓋開閉構造 |
JP2000349136A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-15 | Lintec Corp | 粘着材の貼付装置及び貼付方法 |
JP2006222231A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Tsubaki Seiko:Kk | テープ接着装置およびテープ接着方法 |
JP4698452B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2011-06-08 | 日東電工株式会社 | 基板貼合せ方法およびこれを用いた装置 |
-
2007
- 2007-12-03 JP JP2007312138A patent/JP4917520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009135376A (ja) | 2009-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5572045B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP5242947B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP4890873B2 (ja) | シート貼付装置 | |
JP2008227224A (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP4746017B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP4917520B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP6965036B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
JP6386866B2 (ja) | 離間装置および離間方法 | |
TW201730105A (zh) | 抽出裝置及抽出方法 | |
JP7461175B2 (ja) | 巻取装置および巻取方法 | |
JP5586093B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP7240440B2 (ja) | 粘着テープ貼付け方法および粘着テープ貼付け装置 | |
JP5093852B2 (ja) | シート貼付装置及び貼付方法 | |
TWI623971B (zh) | Sheet sticking device and method for preventing enlargement of the device | |
JP5996347B2 (ja) | シート剥離装置及び剥離方法、並びに、シート貼替装置及び貼替方法 | |
JP5914206B2 (ja) | シート貼付装置 | |
JP6818576B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
KR102521704B1 (ko) | 처리 장치 | |
JP2013235980A (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP6857763B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
JP7165572B2 (ja) | シート剥離装置およびシート剥離方法 | |
JP6672079B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
JP5564409B2 (ja) | シート剥離装置及び剥離方法 | |
JP7296221B2 (ja) | シート切断装置およびシート切断方法 | |
JP5623056B2 (ja) | シート剥離装置及び剥離方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100916 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120126 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |