JP4913382B2 - タイヤ性能解析システム、トレッドパターン性能解析システム、タイヤ性能解析方法、トレッドパターン性能解析方法、タイヤ性能解析プログラム及びトレッドパターン性能解析プログラム - Google Patents
タイヤ性能解析システム、トレッドパターン性能解析システム、タイヤ性能解析方法、トレッドパターン性能解析方法、タイヤ性能解析プログラム及びトレッドパターン性能解析プログラム Download PDFInfo
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Description
本発明の第1の実施の形態に係るタイヤ性能解析システムは、図1に示すように、トレッド部を有する空気入りタイヤの性能を数値解析するタイヤ性能解析システムであって、中央処理装置(CPU)10、主記憶装置11、タイヤモデル記憶装置12、路面モデル記憶装置13、入力装置14、及び出力装置15を備える。CPU10は、タイヤモデル化手段100aと、路面モデル化手段101と、モデル接触手段102と、解析手段103とを備える。また、CPU10は、図示を省略した記憶装置管理手段を備える。尚、数値解析には、有限要素法解析(FEM)を用いる。
本発明の第2の実施の形態に係るタイヤ性能解析システムは、図1に示したタイヤ性能解析システムがタイヤモデルを用いた性能解析であるのに対し、トレッドパターンモデルを用いた解析である点が異なる。したがって、第2の実施の形態に係るタイヤ性能解析システムは、図1に示したタイヤモデル化手段100aの代わりにトレッドパターンモデル化手段100bを備える。その他は図1に示したタイヤ性能解析システムと実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
本発明の第2の実施の形態に係るタイヤ性能解析方法として、ゴムブロック210a,210b,210c・・・を有するトレッド部21のトレッドパターンを有限個の要素でモデル化してトレッドパターンモデルを形成すると記載した。本発明の第2の実施の形態の変形例に係るタイヤ性能解析方法としては、ゴムブロック210a,210b,210c・・・の単体を解析して、より精度良くゴムブロックの変形、応力、歪みを予測する。
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。
11…主記憶装置
12…タイヤモデル記憶装置
13…路面モデル記憶装置
14…入力装置
15…出力装置
20…タイヤモデル
21…トレッド部
22…溝
23…ショルダー部
24…サイド部
25…ビード部
26…ビードワイヤ
30…路面モデル
31…表層
32…路盤
33…路床
100a…タイヤモデル化手段
100b…トレッドパターンモデル化手段
101…路面モデル化手段
102…モデル接触手段
103…解析手段
200a,200b,200c…要素
210a,210b,210c…ゴムブロック
Claims (9)
- トレッド部を有する空気入りタイヤの性能を数値解析するタイヤ性能解析システムにおいて、
前記空気入りタイヤを有限個の要素でタイヤモデル化するタイヤモデル化手段と、
路面を粘弾性体として路面モデル化する路面モデル化手段と、
前記タイヤモデルを前記路面モデルに接触させるモデル接触手段と、
接触させた前記タイヤモデルと前記路面モデルに基づき、有限要素法解析を用いてタイヤ性能を数値解析する解析手段
とを備えており、
前記路面モデル化手段は、前記路面モデルとして、複数層によって構成される路面モデルを生成することを特徴とするタイヤ性能解析システム。 - 前記タイヤモデル化手段は、前記トレッド部のパターンを有限個の要素でモデル化することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ性能解析システム。
- タイヤのトレッドパターンの少なくとも一部を路面に接触させた状態の前記トレッドパターンの性能を数値解析するトレッドパターン性能解析システムにおいて、
前記トレッドパターンを有限個の要素でトレッドパターンモデル化するトレッドパターンモデル化手段と、
路面を粘弾性体として路面モデル化する路面モデル化手段と、
前記トレッドパターンモデルを前記路面モデルに接触させるモデル接触手段と、
接触させた前記トレッドパターンモデルと前記路面モデルに基づき、有限要素法解析を用いてトレッドパターン性能を数値解析する解析手段
とを備えており、
前記路面モデル化手段は、前記路面モデルとして、複数層によって構成される路面モデルを生成することを特徴とするトレッドパターン性能解析システム。 - トレッド部を有する空気入りタイヤの性能を数値解析するタイヤ性能解析方法において、
前記空気入りタイヤを有限個の要素でタイヤモデル化するステップAと、
路面を粘弾性体として路面モデル化するステップBと、
前記タイヤモデルを前記路面モデルに接触させるステップCと、
接触させた前記タイヤモデルと前記路面モデルに基づき、有限要素法解析を用いてタイヤ性能を数値解析するステップD
とを含んでおり、
前記ステップBは、前記路面モデルとして、複数層によって構成される路面モデルを生成するステップを含むことを特徴とするタイヤ性能解析方法。 - 前記有限個の要素でタイヤモデル化するステップが、前記トレッド部のパターンを有限個の要素でモデル化することを特徴とする請求項4に記載のタイヤ性能解析方法。
- タイヤのトレッドパターンの少なくとも一部を路面に接触させた状態の前記トレッドパターンの性能を数値解析するトレッドパターン性能解析方法において、
前記トレッドパターンを有限個の要素でトレッドパターンモデル化するステップAと、
路面を粘弾性体として路面モデル化するステップBと、
前記トレッドパターンモデルを前記路面モデルに接触させるステップCと、
接触させた前記トレッドパターンモデルと前記路面モデルに基づき、有限要素法解析を用いてトレッドパターン性能を数値解析するステップD
とを含んでおり、
前記ステップBは、前記路面モデルとして、複数層によって構成される路面モデルを生成するステップを含むことを特徴とするトレッドパターン性能解析方法。 - トレッド部を有する空気入りタイヤの性能を数値解析するタイヤ性能解析プログラムにおいて、
コンピュータに、
前記空気入りタイヤを有限個の要素でタイヤモデル化する命令Aと、
路面を粘弾性体として路面モデル化する命令Bと、
前記タイヤモデルを前記路面モデルに接触させる命令Cと、
接触させた前記タイヤモデルと前記路面モデルに基づき、有限要素法解析を用いてタイヤ性能を数値解析する命令D
とを実行させており、
前記命令Bは、前記路面モデルとして、複数層によって構成される路面モデルを生成する命令を含むことを特徴とするタイヤ性能解析プログラム。 - 前記タイヤモデル化する命令は、前記トレッド部のパターンを有限個の要素でモデル化することを特徴とする請求項7に記載のタイヤ性能解析プログラム。
- タイヤのトレッドパターンの少なくとも一部を路面に接触させた状態の前記トレッドパターンの性能を数値解析するトレッドパターン性能解析プログラムにおいて、
コンピュータに、
前記トレッドパターンを有限個の要素でトレッドパターンモデル化する命令Aと、
路面を粘弾性体として路面モデル化する命令Bと、
前記トレッドパターンモデルを前記路面モデルに接触させる命令Cと、
接触させた前記トレッドパターンモデルと前記路面モデルに基づき、有限要素法解析を用いてトレッドパターン性能を数値解析する命令D
とを実行させており、
前記命令Bは、前記路面モデルとして、複数層によって構成される路面モデルを生成する命令を含むことを特徴とするトレッドパターン性能解析プログラム。
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