JP2006111229A - シミュレーション方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、タイヤの性能をより正確に予測することができる。
【解決手段】本発明は、複数の補強材を備えるタイヤの性能を予測するシミュレーション方法であって、少なくとも1つの補強材のタイヤ周方向に対する角度のタイヤ軸方向分布を3つ以上の平均値で表し、該3つ以上の平均値を有する要素を含む集合体でタイヤのモデルを設定するステップと、設定されたモデルに基づいて有限要素法解析により、タイヤの性能を予測するステップとを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の補強材を備えるタイヤの性能を予測するシミュレーション方法に関する。
従来では、実際にタイヤが設計・製造され、製造されたタイヤが車両に装着された後に、製造されたタイヤの性能が試験される。そして、試験結果が予め定められた規定の範囲内でなければ、再度、設計・製造がやり直されていた。ところが、近年では、有限要素法などによる解析手法が発達し、コンピュータは、タイヤを構成する各種材料の特性、境界条件などを用いてシミュレーションを行うことにより、タイヤの性能を予測している。これにより、シミュレーションがタイヤの製造前に行われているため、製造のやり直しが低減される。
例えば、タイヤに備えられている補強材の初期張力の値が入力されることにより、タイヤの性能を解析する従来技術が開示されている(特許文献1参照)。この補強材の初期張力の値はベルト層等の端部に生じる歪などに関係する値であるため、コンピュータはタイヤの性能をより正確に予測することができるように見える。
特開2004−102424号公報
しかしながら、タイヤ周方向に対する補強材の角度が用いられていないため、コンピュータはタイヤの性能を正確に予測することができなかった。ここで、(1)生タイヤが製造されてから最終的なタイヤが製造されるまでに、補強材の拡張率に変化が生じること、(2)成型ドラム上ではトレッド部がステッチャーに押されながら回転すること、(3)加硫時ではタイヤが拡張すると同時に、トレッド部の溝がモールドに押されることにより、トレッド部の下方に配置された補強材の角度がそれぞれ異なってくる。このように補強材が配置されている場所に応じて、補強材の角度がそれぞれ異なっているにも関わらず、その補強材の角度がシミュレーションに用いられていなかったため、コンピュータはタイヤの性能をより正確に予測することができなかった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、タイヤの性能をより正確に予測することができるシミュレーション方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、複数の補強材を備えるタイヤの性能を予測するシミュレーション方法であって、少なくとも1以上の補強材のタイヤ周方向に対する角度のタイヤ軸方向分布を3つ以上の平均値で表し、3つ以上の平均値を有する要素を含む集合体でタイヤのモデルを設定するステップと、設定されたモデルに基づいて有限要素法解析により、タイヤの性能を予測するステップとを備えることを特徴とする。
このような本発明によれば、補強材のタイヤ周方向に対する角度の値が1の測定値ではなく3つ以上の測定値の平均値を用いたモデルが設定されるため、タイヤの性能をより正確に予測することができる。
上記発明においては、設定されたモデルに基づいて有限要素法解析により、補強材の端部に発生する歪を予測するステップを備えてもよい。この場合には、補強材のより適切な角度の値を用いたモデルが設定されるため、タイヤの寿命に寄与する補強材の端部に発生する歪をより正確に予測することができる。
上記発明においては、設定されたモデルに基づいて有限要素法解析により、タイヤの接地形状を予測するステップを備えてもよい。この場合には、補強材のより適切な角度の値を用いたモデルが設定されるため、車両の連成解析、ハイドロプレーニング解析、雪上・泥上での解析、音・振動の解析、磨耗の解析に寄与するタイヤの接地形状をより正確に予測することができる。
本発明によれば、タイヤの性能をより正確に予測することができる。
(空気入りタイヤの構成)
本実施形態における空気入りタイヤ1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における空気入りタイヤ1の断面を示す図である。図1に示すように、空気入りタイヤ1は、溝で区画された陸部を有するトレッド部2と、トレッド部2の両端からタイヤ半径方向内方に延びるサイドウォール部3と、サイドウォール部3の半径方向内端に位置しているビードコア4と、ビードコア4の上部に埋設され、細切り上の硬質のゴムで形成されているビードフィラー5と、トレッド部2からサイドウォール部3を通りビードコア4に至るカーカス6と、トレッド部2の内側とカーカス6の半径方向外側との間にトレッド部2の周方向に沿って延びる少なくとも2層のベルト層7と、トレッド部2の内側とベルト層7の半径方向外側との間にベルト層7を覆うキャップ層8と、カーカス6の折り返し部分を補強するワイヤーチェーファー9と、タイヤ径方向内側に位置するビードコア4の各部を覆うフリッパー10とを備えている。
本実施形態におけるベルト層7は、ゴム71とゴム71で被覆されたコード72とを備えている。同様にしてキャップ層8も、ゴム81とゴム81で被覆されたコード82とを備えている。このゴム71(又はゴム81)で被覆されたコード72(又はコード82)がタイヤ赤道CLに対して角度θ(後述する図6参照)で配置されている。コード72(又はコード82)は端で切り離されている。なお、カーカス6、ワイヤーチェーファー9又はフリッパー10も、ゴムとゴムで被覆されたコードとを備えている。また、カーカス6、ベルト層7、キャップ層8、ワイヤーチェーファー9又はフリッパー10におけるコードは、補強材に該当する。また、図1ではベルト層7が2層用いられているが、これに限定されずに、3層以上用いられてもよい。
(コンピュータの構成)
本実施形態におけるコンピュータ200について図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態におけるコンピュータ200の構成を示す図である。図2に示すように、コンピュータ200は、タイヤの性能をシミュレーションするのに必要な値の入力を促す入力部211と、処理部213により処理を実行するためのプログラムなどを記憶する記憶部212と、入力部211により入力された値及び記憶部212に記憶された値に基づいて有限要素法等の解析手法により、タイヤの性能を予測する処理部213と、処理部213により予測された性能の結果を表示する表示部214とを備えている。
(シミュレーション方法)
本実施形態におけるコンピュータ200の動作について図面を参照しながら説明する。図3は、本実施形態にけるコンピュータ200の動作を示すフロー図である。図3に示すように、ステップ1において、処理部213は、数値解析が可能な要素の集合体である空気入りタイヤ1のモデルを設定する。
本実施形態では、処理部213は、路面に接触している空気入りタイヤ1の面の形状(以下では単に接地形状と称する)を解析するために、後述する空気入りタイヤ1のモデル100を設定する。また、処理部213は、補強材(ここではカーカス6、ベルト層7、キャップ層8、ワイヤーチェーファー9、フリッパー10におけるコード)の端部T(図1参照)において発生する歪を解析するために、後述するベルト層7のモデル及びキャップ層8のモデル、カーカス6、ワイヤーチェーファー9、フリッパー10などのモデル(図示せず)を設定する。
ここで、処理部213は、微小な空気入りタイヤ1の回転角毎に、空気入りタイヤ1の幅方向の断面に対応する各要素を設定し、これらの要素を集合することにより後述するモデル100などを設定する。
図4は、本実施形態における処理部213により設定された空気入りタイヤ1のモデル100を示す図である。図4に示すように、モデル100は、要素100a,100b,100c…の集合体であり、各要素100a,100b,100c…は、処理部213により数値解析が可能なデータである。例えば、各要素100a,100b,100c…には、2次元の3角形・4角形からなる膜要素、又は3次元の四面体からなるソリッド要素などが挙げられる。また、要素100a,100b,100c…には、座標のデータが定義されている。
また、コードを含む補強材(カーカス6、ベルト層7、キャップ層8、ワイヤーチェーファー9又はフリッパー10のコード)は、異方材平面(コード方向の剛性とコードに直角方向の剛性とが異なる平面)の要素でモデル化されている。本実施形態では、タイヤモデル周方向に対するコードの角度の平均値に関するデータ、その他座標データ等が補強材のモデルに設定されている。なお、後述するステップ2において、少なくとも一つの補強材(カーカス6、ベルト層7、キャップ層8、ワイヤーチェーファー9又はフリッパー10のコード)のタイヤ周方向に対する角度のタイヤ軸方向分布を表す3以上の平均値が入力されることにより、カーカス6、ベルト層7、キャップ層8、ワイヤーチェーファー9又はフリッパー10のコードを含む補強材のモデルを構成する各要素に当該角度の平均値も定義される。
ステップ2において、処理部213は、少なくとも一つの補強材(カーカス6、ベルト層7、キャップ層8、ワイヤーチェーファー9又はフリッパー10のコード)のタイヤ周方向に対する角度のタイヤ軸方向分布を表す3以上の平均値の入力を促す。以下では、補強材であるコード72(又はコード82など)の角度の測定方法について説明する。図5及び図6は、キャップ層8のコード72を採取する部位を示す図である。なお、コードの角度の測定方法はコードの種類に関わらず同様であるため、以下ではコード72の角度の測定方法についてのみ説明する。
この測定方法では、周上がカットされていない未使用の空気入りタイヤが用いられる。これにより、空気入りタイヤの周上がカットされていないため、コードの角度に変化が生じておらず、より正確な角度の測定が可能となる。先ず、測定者は、この空気入りタイヤのトレッド部2のゴムを補強材の全幅で、且つキャップ層8に達するまで剥がし取る(図5に示す斜線部分、図6参照)。そして、測定者は、コード72の上部に存在するキャップ層8のゴムを取除く。その後、測定者は、タイヤ周方向に対するコード72の角度(図6参照)を、剥ぎ取った領域(以下では単に特定領域と称する)の全幅に対して実測して、当該特定領域の3分割(図5及び図6に示すW1〜W3参照)以上でそれぞれの領域における角度を平均化する。
ステップ3において、処理部213は、上記角度の平均値以外の材料特性値の入力を促す。この材料特性値には、ゴム71,81又はコード72,82の密度、弾性係数などが挙げられる。ステップ4において、処理部213は、境界条件の入力を促す。この境界条件には、空気入りタイヤ1の空気圧、荷重、スリップ角、速度、又はリム幅などの空気入りタイヤ1の使用条件が挙げられる。なお、ステップ2乃至ステップ4までの入力順序は、この順序に限定されるものではなく、いずれの順序であってもよい。
ステップ5において、処理部213は、ステップ2乃至ステップ3により入力された値に基づいて有限要素法解析(いわゆるFEM)などにより、タイヤの性能を解析する。ステップ6において、表示部214は、解析された結果を表示する。ここで、上述したように、処理部213が有限要素法解析によりタイヤの性能を解析する前は、空気入りタイヤ1のモデル100は、図4に示す有限個の要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などに分割されており、各要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などは座標データとして記憶部212に記憶されている。そして、ステップ4において処理部213は、記憶されている各要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などの座標データと、ステップ2乃至ステップ3により入力された値に基づいて有限要素法解析により、各要素100a,100b,100c…、補強材のモデルを構成する異方材平面の要素などの歪、応力等を算出し、補強材の端部Tにおける歪、空気入りタイヤ1の接地形状などの空気入りタイヤ1の性能を予測する。なお、有限要素法解析などによる数値解析は一般的であるため、詳細な説明は省略する。
(シミュレーション方法の作用及び効果)
このような本願に係る発明によれば、補強材のタイヤ周方向に対する補強材のタイヤ軸方向分布の角度の値が1の測定値ではなく3以上の測定値の平均値を用いたモデルが設定されるため、コンピュータ200は、空気入りタイヤ1の寿命に寄与する補強材の端部に発生する歪をより正確に予測することができる。また、コンピュータ200は、車両の連成解析、ハイドロプレーニング解析、雪上・泥上での解析、音・振動の解析、磨耗の解析に寄与するタイヤの接地形状をより正確に予測することができる。
(実施例)
本実施形態におけるシミュレーションの実施例について以下詳細に説明する。図7は、空気入りタイヤ1に備えられた1−2層間における補強材の端部に発生する歪(剪断歪)、空気入りタイヤ1の接地形状(ここでは矩形率)のシミュレーション結果を示す図である。なお、乗用車用ラジアルタイヤの周方向に沿って上記特定領域が所定数(ここでは分割数である3乃至5)に分割され、それぞれの領域における角度の平均値が用いられており、図7はその角度の平均値がシュミレーションに用いられた場合の矩形率及び歪を分割数毎に示している。このコードの角度は、タイヤの内圧が入れられていない状態で測定されている。また、補強材の端部に発生する歪はメッシュ法を用いたシミュレーション結果である。
図7では、サイズが195/65R14であり、正規の内圧・荷重が掛けられた場合の乗用車用ラジアルタイヤのシュミレーション結果が示されている。なお、図7、図10乃至図11に示す指数は100に近い程良好な値を示す。従来における補強材は、タイヤ赤道CLに対して一律の小角度θで配置されているものとする。
ここで、図8は、乗用車用ラジアルタイヤのモデルの接地形状を示す図である。図8に示すWmaxは、モデル100の最大の接地幅であり、L1は接地されたモデル100のタイヤ赤道での周方向の長さであり、L2は接地幅Wmaxの80%位置(0.8Wmax)での周方向の長さである。これらを用いて矩形率を表現すると、矩形率は(L2/L1)×100%となる。
図7に示すように、矩形率の指数は、分割数が3である場合には80の値を示し、良好な値となっていることが分かる。また、矩形率の指数は、分割数が3から5に増大するに従って、100に近い値に近づき、より良好な結果となっていることが分かる。同様にして、歪の指数も、分割数が3である場合には125の値を示し、良好な値となっていることが分かる。また、歪の指数は、分割数が3から5に増大するに従って、100に近い値に近づき、より良好な結果となっていることが分かる。
図9及び図10は、サイズが12R20であり、正規の内圧・荷重が掛けられた場合のトラック・バス用ラジアルタイヤのシュミレーション結果を示す図である。図10では、カーカス6の端部6aがワイヤーチェーファー9aよりも高い場合に、2−3層の各ベルト層7の端部に発生する歪、カーカス6の端部6a・ワイヤチェーファー9(ここではナイロンチェーファー)の端部9aに発生するタイヤ周方向−タイヤ径方向面内の歪及びタイヤの矩形率が示されている。なお、分割数は4としている。図9に示すように、本発明における矩形率及び歪の指数は、従来における指数よりも100に近い値を示し、より良好な結果となっていることが分かる。
図10では、カーカス6の端部6aがワイヤーチェーファー9aよりも低い場合に、カーカス6の端部6a・ワイヤチェーファー9の端部9aに発生するタイヤ周方向−タイヤ径方向面内の歪が示されている。なお、分割数は4としている。図10に示すように、本発明における歪の指数は、従来における指数よりも100に近い値を示し、より良好な結果となっていることが分かる。
図11は、サイズが4000R57であり、正規の内圧・荷重が掛けられた場合の建設車両用ラジアルタイヤのシュミレーション結果を示す図である。図11では、5層のベルト層7の端部に発生する歪、及びカーカス6の端部6aに発生する歪が示されている。なお、分割数は5としている。図11に示すように、本発明における矩形率及び歪の指数は、従来における指数よりも100に近い値を示し、より良好な結果となっていることが分かる。
図12は、本実施形態における補強材のタイヤ軸方向の角度の分布を示す図である。図12に示すように、タイヤ赤道CLに位置する補強材の角度が最も大きく、タイヤ赤道CLからショルダー部に向かうに従って補強材の角度が小さくなっている。したがって、空気入りタイヤ1の幅方向に沿って3つ以上に分割された領域のぞれぞれにおける角度の平均値が用いられることにより、コードの角度の値がより適切な値となる。これにより、コードのより適切な角度の値が用いられ、且つコードの角度がタイヤの性能に大きく影響するため、上述した図7、図9乃至図11の実施例で示すように、コンピュータ200は、3以上のコードの角度の平均値を用いることにより空気入りタイヤ1の性能(補強材の端部に発生する歪、空気入りタイヤ1の矩形率など)をより正確に予測することができる。
本実施形態における空気入りタイヤの断面を示す図である(その1)。 本実施形態におけるコンピュータの構造を示す図である。 本実施形態におけるコンピュータの動作を示すフロー図である。 本実施形態における空気入りタイヤのモデルを示す図である。 本実施形態における空気入りタイヤの断面を示す図である(その2)。 本実施形態における空気入りタイヤの断面を示す図である(その3)。 本実施形態における比較例を示す図である(その1)。 本実施形態における空気入りタイヤの接地形状を示す図である。 本実施形態における比較例を示す図である(その2)。 本実施形態における比較例を示す図である(その3)。 本実施形態における比較例を示す図である(その4)。 本実施形態におけるベルト幅位置とコードの初期張力との関係を示す図である。
符号の説明
1…空気入りタイヤ、2…トレッド部、3…サイドウォール部、4…ビードコア、5…ビードフィラー、6…カーカス、7…ベルト層、8…キャップ層、9…ワイヤーチェーファー、10…フリッパー、71,81…ゴム、72,82…コード、100,110,120…モデル、200…コンピュータ、211…入力部、212…記憶部、213…処理部、214…表示部

Claims (3)

  1. 複数の補強材を備えるタイヤの性能を予測するシミュレーション方法であって、
    少なくとも1以上の補強材のタイヤ周方向に対する角度のタイヤ軸方向分布を3つ以上の平均値で表し、該3つ以上の平均値を有する要素を含む集合体で前記タイヤのモデルを設定するステップと、
    設定されたモデルに基づいて有限要素法解析により、前記タイヤの性能を予測するステップと
    を備えることを特徴とするシミュレーション方法。
  2. 設定されたモデルに基づいて有限要素法解析により、前記補強材の端部に発生する歪を予測するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション方法。
  3. 設定されたモデルに基づいて有限要素法解析により、前記タイヤの接地形状を予測するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション方法。


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