JP4910199B2 - 角度定規を具備した製図用直尺定規 - Google Patents

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Description

本発明は、三角定規や分度器の機能を持ち角度線が容易に引ける角度定規を具備した直尺定規を提供する。
製図機を使用せずに角度線を引く場合には、三角定規や分度器や二等辺三角形を使った勾配定規などを必要とし、持ち運びに不便である。また、180度折りたたみ可能で全開時に直尺定規になる角度定規もあるが、不安定なため角度線が引きにくい欠点がある。また、平行定規に着脱可能な回転ヘッドを具備した角度定規もあるが、定規単体としては使用できない欠点がある。
180度の広い範囲の任意の角度線が容易に引け、かつ分度器や三角定規の機能を持ち、また、直尺定規としても使え、平行定規やT定規と協働すれば簡易製図機として機能し、直尺定規並みの携帯性があり、透明な樹脂による一体成形加工品として製作が可能で、底面に段差がなく製図用として使える事。
直尺定規本体中央部に、角度目盛りを付した角度定規を180度回転可能で任意の角度線を容易に引ける回転ヘッドを具備し、また直尺定規本体には片方縁に目盛りを付して直尺定規としての機能を持たせ、その下部左右には角度定規収納スペースを設けて、角度定規を直尺定規本体に収納出来る形状にした。
請求項1記載の発明によれば、180度の広い範囲の任意の角度線が容易の引ける角度定規(5)を軸支した直尺定規本体(1)により、三角定規や分度器の機能を持ち、平行定規やT定規と協働すれば簡易製図機として機能し、また、直尺定規単体としても使える。
請求項2記載の発明によれば、直尺定規本体(1)に軸支された角度定規(5)の形状により、直尺定規本体(1)の左右下部に設けた凹部(11a)と(11b)に角度定規(5)の定規部(13)を右に全傾して収納すれば直尺定規並みの携帯性を持っている。 請求項3記載の発明によれば、直尺定規本体(1)に取り付けた補強プレート(14)により、直尺定規本体(1)の剛性が向上し、また、角度定規(5)を直尺定規本体(1)と補強プレート(14)で両側から挟む形状と成すことにより、回転方向に対して直角方向の振れをなくすと共に剛性を向上させることにより薄肉化が図れ、本発明の実施を容易にしている。
図1は、本発明の全容を表わす斜視図である。 図2は、直尺定規本体の正面図である。 図3は、直尺定規本体の平面図である。 図4は、直尺定規本体の右側面図である。左側面図は左右対称図形により省略。 図5は、角度定規の正面図である。 図6は、角度定規の平面図である。 図7は、角度定規の右側面図である。 図8は、角度定規の左側面図である。 図9は、補強プレートの正面図である。 図10は、補強プレートの左側面図である。右側面図は省略する。 図11は図14に示す直尺定規本体組立図の断面AーAを表わした断面詳細図である。 図12は、摘み付ボルトの正面図である。 図13は、摘み付ボルトの平面図である。 図14は、直尺定規本体に取付た角度定規を上面から見て、右回転させて全傾し直尺定規本体に収納した状態を表わす組立図である。 図15は、図14の状態から角度定規を30度左に回転して、角度目盛を30度に合わせて摘み付ボルトにより固定した状態を表わす組立図である。 図16は、直尺定規本体に取付た角度定規を上面から見て、左回転させて全傾し直尺定規本体に収納した状態を表わす組立図である。
図(1)の斜視図により本発明を実施するための形態を示す。直尺定規本体(1)の目盛を附した面(2a)の反対側の面(2b)の中央上部に半円弧状の凹部(3)を設け、その半円弧状の凹部(3)の下部に長手方向と直角に円弧状にせり出した座面(4a)を有した凸部(4b)を設け、その凸部(4b)の中央部に島状の軸(8)を設けている。この島状の軸(8)には中央下部に座繰り加工を施した孔(9)を設けている。この孔(9)には鍔付きナット(10)をしまりばめの状態で嵌挿してあり、鍔付きナット(10)は直尺定規本体(1)に固定されている。 直尺定規本体(1)の凸部(4b)の左右下部には凹部(11a)と(11b)を設けてあり、角度定規(5)を収納出来るようにしてある。 角度定規(5)は定規部(13)と分度器部(6)から成り、直尺定規本体(1)の島状の軸(8)に角度定規(5)の分度器部(6)の孔(7)を嵌挿すれば、直尺定規本体(1)の座面(4a)と角度定規(5)の分度器部(6)の底面(12)が面対偶を成し、島状の軸(8)に軸支される。この状態において、分度器部(6)は直尺定規本体(1)の半円弧状の凹部(3)の座面(4a)上部に収納され、角度定規(5)の定規部(13)は直尺定規本体(1)の凹部の上面(11a)と(11b)と直尺定規本体(1)の底面(図示せず)の間の隙間に収納可能となり、180度の範囲で水平方向に回転が可能な回転ヘッドを形成する。補強プレート(14)は、前記の直尺定規本体(1)に角度定規(5)が軸支された状態において、直尺定規本体(1)の座付孔(15a)と(15b)にしまりばめで嵌挿されたナット(16a)と(16b)に皿ビス(17a)と(17b)を螺合させて取り付けている。この角度定規(5)は直尺定規本体(1)と補強プレート(14)との間にわずかの隙間を与えて、挟んだ状態で軸支される。 直尺定規本体(1)と角度定規(5)は、連結手段の摘み付ボルト(19)のねじ部(18)を直尺定規本体(1)に嵌挿された鍔付きナット(10)に螺合させて、連結手段の摘み付ボルト(19)の摘み部(27)を指で時計方向に回すことにより環状突起面(20)と角度定規(5)の分度器部(6)の上面を介してねじ部(18)の締め付けに起因して押し圧力が付与され、直尺定規本体(1)に角度定規(5)が固定される。また、半時計回りに摘み付締め付具(19)の摘み部(27)を回すと、緩みに起因して押し圧力が解除され角度定規(5)は自由に回転が可能になる。上記の如く、角度定規(5)を連結手段の摘み付ボルト(19)により任意の角度に直尺定規本体(1)に固定したり緩めたりする事が周知の機構で容易に出来る。なお、角度定規(5)の定規部(13)の底面と直尺定規本体(1)の底面(24)は組み立てた状態で段差を無くし、紙面上の高さを両者の底面共に零になるようにしてある。本発明は角度定規(5)と直尺定規本体(1)が透明の樹脂製の一体成型品として造られ、補強プレートは軽金属製として、前記の機構で実施するのが最良の形態である。
以後、本発明の実施例の直尺定規本体(1)について詳述する。図2と図3と図4に示す直尺定規本体(1)は、長手方向には、側面縁に直尺目盛(2a)を付した面を有し、その側面縁と平行な側面縁(2b)を形成する。側面縁(2b)の中央部に半円弧状の凹部(3)を設け、その半円弧状の凹部(3)の下部に直尺定規本体(1)の長手方向の直尺目盛を付した面(2a)より直角方向に円弧状にせり出した座面(4a)を有した凸部(4b)を設け、その中央部に島状の軸(8)設けている。この島状の軸(8)には中央下部に座繰り加工を施した孔(9)を設けている。この孔(9)には図1の斜視図と図14に示す破断線ーAーを表す図11の断面詳細図に示す鍔付ナット(10)をしまりばめの状態で嵌挿して直尺定規本体(1)に固定してある。また、直尺定規本体(1)の側面縁(2b)には図2に示す円弧状の凹部(22a)と(22b)を設けており、角度定規(5)の回転方向の移動操作を円滑にするための利便性を図っている。また、図2に示す基線(21a)と(21b)と(21c)と(21d)を設けてあり、この基線は島状の軸(8)の中心を通りかつ直尺目盛(2a)を付した側面縁と平行な位置に付してある。 また、図1と図2と図3に示す中央部の軸(8)の左右対称の位置に、下部に座繰り加工を施した貫通行(15a)と(15b)を設けている。この貫通孔(15a)と(15b)には、外形面にナーリング加工を施した円形状のナット(16a)と(16b)を圧挿して直尺定規本体(1)に固定してある。
直尺定規本体(1)の凸部(4b)の左右下部には、凹部(11a)と(11b)を設けて、角度定規(5)の定規部(13)が収納できる。図1と図2と図3に示すこの凹部(11a)と(11b)は、図3に示すように直尺定規本体(1)の底面(24)と底面(24)から凹部(11a)と(11b)の上面の稜線との間に形成される。図2にこの凹部(11a)と(11b)の幅と位置の稜線(23e)と(23a)と(23c)と(23d)と(23b)と(23f)を破線で表わす。この稜線(23a)と(23c)の間と(23d)と(23b)とのの間に僅かな段差(図示せず)を設けているが、これは角度定規(5)の定規部(13)を左右に回転させて全傾した時に(23a)と(23b)の稜線の側面のみを、図5の定規部(13)の側面縁(13b)と(13a)との接触面とする事で、上記の段差(図示せず)の形状に起因して(23c)と(23d)の稜線の側面と定規部(13)の側縁面(13b)と(13a)との間に隙間が形成される事により消しゴムかすなどを挟んで生じる誤差を少なくしてある。また、この凹部(11a)と(11b)の、軸(8)の中心から円周方向の稜線(23e)と(23f)の側面までの長さを、角度定規(5)を直尺定規本体(1)に軸支して180度回転させても定規部(13)の先端(図示せず)が接触しないように長くしてある。この事により組み立図14と組み立て図16から分かるように適度の隙間が形成される。
直尺定規本体(1)の底面(24)には、図2の(21a)と(21b)に示すように基線を設けてある。また、中央部の半円弧状の凹部(3)の円弧縁を始点とした基線(21c)と(21d)を設けている。これらの基線(21a)と(21b)と(21c)と(21d)を結ぶ線は島状の軸(8)の中心を通りかつ直尺の目盛(2a)を付した側面縁と平行に付してある。
次に角度定規(5)を中心に詳述する。図5と図6に示す角度定規(5)は分度器部(6)と定規部(13)から構成される。分度器部(6)はその中心部の孔(7)を有し、角度定規(5)の長手方向と直角方向に半円弧状の円弧部(6a)を有する。また、定規部(13)の直尺目盛を付した側縁面(13b)と1直線と成す形状の側縁面(6b)を有する。この円弧部(6a)には、180度の範囲の角度目盛が付してあり、この角度目盛の零度を表わす基線(6e)と(6d)を有する。この基線(6e)と(6d)を結ぶ線は孔(7)の中心を通り、かつ定規部(13)の中心を通り直尺目盛を付した面(13a)と(13b)の側面縁と平行に付してある。上記より角度目盛は基線(6e)と(6b)の中間の目盛を90度としている。定規部(13)は両サイドに直尺目盛(13a)と(13b)が付してある。定規部(13)の中央部の底面には長手方向に基線(13d)が付してある。また、その基線(13d)の中心を通る線上の円周方向に孔(13e)を設けて角度定規(5)の操作性の向上を図っている。
定規部(13)と分度器部(6)には図5と図6に示すように分度器部(6)の底面(12)と定規部(13)の底面(13c)との間に段差(25)を形成している。その段差(25)の側面は底面(12)と(13c)と垂直であり、方向は定規部(13)の長手方向と直角にしてある。この段差(25)の高さは図3に示す直尺定規本体(1)の底面(24)から図2に示す円弧状にせり出した凸部(4b)の座面(4a)までの高さと等しくしてあり、直尺定規本体(1)に角度定規(5)を軸支した状態において角度定規(5)の底面(13c)と直尺定規本体(1)の底面(24)との段差が無い形状にしてある。また、この段差(25)の位置は、分度器部(6)の中心からの距離が直尺定規本体(1)の凸部(4b)の半径の長さより若干長くしてある。これは角度定規(5)が直尺定規本体(1)の軸(8)に軸支された状態において180度回転しても接触しないようにしてある。
定規部(13)と分度器部(6)には図5と図6に示すように定規部(13)の上面(13d)と分度器部(6)の上面(6c)との間に円弧状の段差(26)を半円弧状の円弧部(6a)の稜線上に形成している。この段差(26)の円弧部(6a)の半径の大きさは直尺定規本体(1)の凹部(3)の半径の大きさより僅かに小さくしてある。また、直尺定規本体(1)に角度定規(5)が軸支された状態において、直尺定規本体(1)の上面(図示せず)の底面(24)からの高さは、角度定規(5)の定規部(6)の上面(6c)の高さより僅かに高くしてある。これは図9と図11の断面詳細図と組立図14から分かるように、直尺定規本体(1)に補強プレート(14)を後述のように取り付けた状態において、分度器部(6)の上面(6c)と補強プレート(14)の底面(図示せず)との間に僅かの隙間を設けるためであり、この隙間に起因して角度定規(5)が円滑に回転出来るようにしてある。
次に補強プレート(14)について詳述する。図1と図9と、図2の2点鎖線で直尺定規本体(1)に取り付け状態の外周の稜線を想像線で示すように、両端に座繰り孔(18a)と(18b)を有し、皿ビス(17a)と(17b)を直尺定規本体(1)に設けた座繰り加工を施した孔(15a)と(15b)を貫通し、その孔(15a)と(15b)の座繰り部(図示せず)に圧挿して固定されたナット(16a)と(16b)の螺子部に螺合させて取り付けてある。この補強プレート(14)の長手方向の側面には円弧部(14a)と(14b)を形成する。その円弧部(14a)と(14b)の中心は、取り付けられた状態において直尺定規本体(1)の軸(8)の中心と同じにしてある。円弧部(14a)の円弧の大きさは図1と図12と図13に示す連結手段の摘み付ボルト(19)の座面(20)を有する外形の円弧よりその半径を僅かに大きくしてある。また、円弧部(14b)の円弧の半径の大きさも直尺定規本体(1)の凹部(3)の円弧の半径より若干大きくしてある。これは、直尺定規本体(1)の凹部(3)の円弧と角度定規(5)の円弧部(6a)により形成される僅かな隙間を覆う形状と成し、蓋の役目を果している。
この補強プレート(14)は、前記の位置に取り付ける事により固定ばりとしての役目を果す。前記より直尺定規本体(1)の中央部の半円弧状の凹部(3)や軸(8)に、取扱時の操作に起因して発生する外力による応力集中の緩和が図れ、かつ直尺定規本体(1)自身の剛性の向上を図る事が出来る。また、角度定規(5)の分度器部(6)を、補強プレート(14)の底面(図示せず)と直尺定規本体(1)の座面(14a)で挟んだ形状と成す事により、角度定規(5)の回転方向に対して直角方向の振れを無くすと共に角度定規(5)の剛性の向上を図る事が出来る。
次に、図1と図12と図13と図11の断面詳細図に示す連結手段の摘み付ボルト(19)について詳述する。摘み付ボルト(19)は、摘み部(27)と螺子部(28)をから成り、螺子部(28)は金属で造られておりその端部に頭部(図示せず)を有しており、摘み部(27)は樹脂製の成型品として造られている。その摘み部(27)に螺子部(28)の頭部(図示せず)を埋め込んだ状態において成形加工された一体成型品として造られている。摘み部(27)の下部外周部に環状突起面(20)を形成している。
この連結手段の摘み付ボルト(19)は、角度定規(5)が直尺定規本体(1)に軸支され、かつ、補強プレート(14)を前記の方法で直尺定規本体(1)に取付けた状態において、前記のように直尺定規本体(1)に固定された鍔付ナット(10)の螺子部(図示せず)とこの摘み付ボルト(19)の螺子部(28)とを螺合させて組立られている。この連結手段の摘み付ボルト(19)の摘み部(27)の回転方向により前記の発明を実施するための形態で述べたように角度定規(5)を直尺定規本体(1)に、任意の角度に固定したり緩めたりする事ができる。
次に、本発明を組立た状態において詳述する。図14と図16は、それぞれ角度定規(5)を左右に全傾して、連結手段の摘み付ボルト(19)により直尺定規本体(1)に固定された状態を示す。この状態において、図5の定規部(13)の目盛を付した面(13a)と(13b)が直尺定規本体(1)の側面縁(2b)より外側にはみ出している。これは、(13a)と(13b)の目盛を直尺定規本体(1)の直尺目盛として機能させて利便性を図る為である。
図15は、角度定規を右上りの30度に固定した状態を示す。この状態では図2の直尺定規本体(1)の基線(21d)と角度定規(5)の円弧部(6a)に付してある角度目盛の30度の位置とを一致させて、連結手段の摘み付ボルト(19)で固定している。直角定規として機能させる時は、上記のように操作して角度目盛を90度に合わせる。以上のように、本発明により、任意の角度に角度定規(5)を容易に固定出来るとともに、固定された角度が直視出来るので誤操作の心配がない。
本発明により、安価な平行定規やT定規と協働して角度線が引けることにより簡易製図機とし使用できる。また、方眼紙や水平の段落線を有した紙面を使用すれば平行定規やT定規を使用しなくても、紙面の水平線と直尺本体の目盛を付した面または両側に付した基線を水平に一致した状態で、所望の角度に角度定規を固定して角度線を容易に引くことができる。また、多数の等間隔の線を引く場合は、基準点を段落線上に設定して、線の間隔の寸法分だけ直尺定規本体に付した目盛を利用して移動させれば容易に引くことができる。また、角度定規は収納した状態で使えば、角度定規の目盛を付した線縁面や目盛も直尺定規として機能する。端点や交点などを結ぶ斜線を引くときは、直尺定規本体はほぼ水平の状態のままで、角度定規だけを回転させて引くと容易かつ迅速に引くことができる。
上記記載の内容から、安価な平行定規やT定規と協働して使用することにより簡易設計・製図器として使用できる。また工業系の学生にも利用される事により、場所を製図室に限らず設計・製図や作図ができる。また、ペンケースに収納可能な小型のサイズを造れば、学童でも使用出来る。
1 直尺定規本体
2a 直尺目盛
2b 側面縁
3 半円弧状の凹部
4a 座面
4b 凸部
5 角度定規
6 分度器部
7、9 孔
8 島状の軸
10 鍔付きナット
11a、11b 凹部
12 分度器部の底面
13 定規部
14 補強プレート
15a、15b 座付孔
16a、16b ナット
17a、17b 皿ビス
18a、18b 座繰り孔
19 摘み付ボルト
20 環状突起面
21a、21b 基線
21c、21d 基線
22a、22b 円弧状の凹部
23 稜線
24 底面
25、26 段差
27 摘み部
28 螺子部

Claims (4)

  1. 角度定規(5)が直尺定規本体(1)に、水平方向に180度回転できるようにその分度器(6)で軸支されてなる角度定規を具備した製図用直尺定規であって、直尺定規本体(1)の中央部には、半円弧状の凹部(3)が設けられ、その下部には円弧状にせり出した座面(4a)を有した凸(4b)と、その中央部に角度定規(5)の分度器部(6)に設けられた孔(7)と嵌合する島状の軸(8)と座繰り加工した孔(9)が設けられ、その左右側の直尺定規本体(1)の下部に、凹部(11a、11b)が設けられたことを特徴とする角度定規を具備した製図用直尺定規。
  2. 角度定規(5)が、定規部(13)と、その端部に一体的に設けられた目盛りを付した分度器(6)から構成され、分度器部(6)には直尺定規本体(1)の軸(8)に嵌挿させて軸支される孔(7)と、定規部(13)の目盛りを付した側縁面(13b)と一直線と成す形状の側縁面(6b)が設けられ、また、分度器部(6)の座面(12)と定規部(13)の底面(13c)との間に円弧状の段差(26)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の角度定規を具備した製図用直尺定規。
  3. 直尺定規本体(1)の島状の軸(8)に嵌挿された角度定規(5)の分度器部(6)を摘み付きボルト(19)と鍔付きナット(10)を座繰り加工した孔(9)を通して螺合させることにより、角度定規(5)が直尺定規本体(1)に軸支されていることを特徴とする請求項1または2に記載の角度定規を具備した製図用直尺定規。
  4. 両端部に座繰り孔(18a、18b)を有し、また、長手方向の両側側面に円弧状凹部(14a)と円弧状凸部(14b)を有する補強プレート(14)が、直尺定規本体(1)の半円弧状の凹部(3)の下方部を被うようにして、座繰り孔(18a、18b)と直尺定規本体(1)に設けられた孔(15a、15b)を皿ビス(17a、17b)で連結することにより、直尺定規本体(1)に固定されていること特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の角度定規を具備した製図用直尺定規。
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