JP6176631B2 - 角度定規 - Google Patents

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Description

本発明は、任意の角度で交わる2本の直線を一筆書きで描くことができる直線定規の大きさの角度定規に関するものである。
特に、0°に近い角度から90°までの広範囲の角度で、2本の直線定規の線引き辺のほぼ全体を利用して交わる2本の直線を一筆書きで描くことができることを特徴とする定規に関するものである。
持ち運びやすい直線定規の大きさで、0°に近い角度から90°までの広範囲で任意の角度を設定できて、1点で交わる2本の直線を2本の直線定規の線引き辺のほぼ全体を使って一筆書きで描くことのできる定規は従来なかった。
2本の直線定規を回転可能な状態で組み合わせて、2本の直線定規の成す角度を表示できる定規はあったが、角度が小さくなると交わる直線を描くための線引き辺が重なって短くなり、直線がほとんど描けなくなったり、段差や回転部が邪魔になって、1点で交わる2本の直線を一筆書きで描くことができない定規であった。
特許公開2010−247496 公開特許公報(要約+請求の範囲、代表図面) 特許公開2002−59401 公開特許公報(要約+請求の範囲、代表図面) 特許公開平9−248993 公開特許公報(要約+請求の範囲、代表図面) 登録実用新案第3134209号 登録実用新案公報(要約+請求の範囲、図1) 実用新案公開平6−30347 公開実用新案公報(要約+請求の範囲、代表図面)
株式会社デザインフィルのホームページ内、MIDORIブランド内の「CLマルチ定規」と「アルミマルチ定規」
持ち運びやすい直線定規の大きさで、0°に近い角度から90°までの広範囲で任意の角度を設定できて、1点で交わる2本の直線を2本の直線定規の線引き辺のほぼ全体を使って一筆書きで描くことのできる定規が従来なかった。
従来は、分度器と直線定規を使って、基準となる直線を交わる2本の直線の交点とする位置から正確に描き、分度器を使って必要とする角度を正確にマーキングし、さらに直線定規の線引き辺を2本の直線の交点と角度のマーキングに合致させて交わる直線を描くという煩雑な描き方しかなく、正確に描くのも難しかった。
また、製図用のドラフターを使えば、比較的簡単且つ正確に交わる2本の直線を描くことができるが、基準線を引いてから必要とする角度まで直線定規を回転させて交わる直線を描くという手順が必要となるため、一筆書きで描く方法に比べて煩雑になることに加えて、高額でありドラフター自体が大きくて容易に持ち運んで利用することができないという課題があった。
また、2本の直線定規を回転可能な状態で組み合わせて、2本の直線定規の成す角度を表示できる角度定規はあったが、鋭角で0°に近くなると2本の直線定規が重なってしまい、線を描ける線引き辺が短くなってしまう構造であったり、段差や回転部が邪魔になって、1点で交わる2本の直線を一筆書きで描くことができない定規であった。
そのため、従来の角度定規では、交わる2本の直線の交点とする位置から基準となる直線を正確に描き、角度定規の分度器機能を使って特定の角度を設定し、基準線に一方の直線定規の線引き辺を正確に一致させて、さらに交点の位置に特定の角度に設定した他方の直線定規の線引き辺を一致させて、交わる他方の直線を引くという煩雑な手順が必要であった。
線定規1の線引き辺12から突出させて他方の直線定規2を回転可能な状態で取り付ける取付け部13を端部11側に設ける。この取付け部13に、交差する2本の直線定規の線引き辺に取付け部13が邪魔にならないように、線引き辺12を延長した溝部14を設ける。
さらに、直線定規2に設ける取付け部23を、取付け部13に回転可能な状態で取り付ける。このとき、線引き辺12と線引き辺22を並行になるように直線定規2を回転させたときに、線引き辺12と線引き辺22が密着もしくは1mm程度の間隙が空く構成とする。これにより、0°に近い角度で交わる2本の線を線引き辺のほぼ全体を利用して一筆書きで描くことができる構造を実現している。
さらに、直線定規2を回転させて、線引き辺22と線引き辺12が90°になるとき、直線定規1の段差17に線引き辺22が接触して90°を超えた回転ができない構造とする。これにより、90°で交わる2本の直線を簡単な操作で正確に、しかも直角三角定規よりも描きやすく描くことができる構造を実現している。
また、直線定規2を回転させて、0°から90°までの角度範囲の中の任意の角度で直線定規2を固定させるための固定機構を利用し直線定規2を固定することにより、2本の直線定規の回転を固定したまま線引き辺のほぼ全体を使って、任意の角度で交わる2本の直線を一筆書きで正確且つ簡単に描くことができる。
さらに、直線定規1の中央付近に取付け部13を設けた本発明の角度定規では、線引き辺12と線引き辺22の成す角度が0°のときに直線定規2の線引き辺26と直線定規1の線引き辺16が一直線状になる構造とすることにより、直線定規2を0°から90°まで回転させたときに、直線定規1の線引き辺16と直線定規2の線引き辺26の成す角度は180°から90°となり、線引き辺16と線引き辺26のほぼ全体を利用して180°から90°の角度範囲で、交わる2本の線を一筆書きで描くことができることになる。
本発明の角度定規は、必要とする角度まで直線定規2を回転させて、角度指示部25を角度表示部15の必要とする角度目盛に合わせてから固定機構を使って固定させて、交わる2本の直線を描く位置に移動させることで、必要とする角度で交わる2本の直線を一筆書きで、線引き辺のほぼ全体を使って描くことができるので、簡単かつ正確に作図が可能となる。
さらに、直線定規2を回転させて、線引き辺22と線引き辺12が90°になるとき、直線定規1の段差17に線引き辺22が接触して90°を超えた回転ができない構造としているため、90°を簡単かつ正確に設定できるので、90°の角度線を簡単かつ正確に描くことができる。
このとき、従来の直角三角定規の場合は、90°を外側の線引き辺で直線を描くため、90°で交わる交点のところで筆記具が止まらずはみ出しやすいため、正確に描きにくかったが、本発明の角度定規では、90°を内側の線引き辺で直線を描くことができるため、90°で交わる交点のところで筆記具が他方の線引き辺にぶつかり、正確に止められるため、2本の直線を描きやすく正確に描くことができる。
また、簡単な構造で実現できるので安価に製造できるのに加えて、幅の狭い直線定規の大きさで構成できるので、簡単に持ち歩くことができる。
本発明の角度定規は、線を描くだけでなく、両方の線引き辺を立体物の隣り合う二つの面に密着させることで、隣り合う二つの面の角度を計測できるし、平面の図形などでも交差する二本の直線に両方の線引き辺を合致させることで、交差する二本の直線の角度を計測するときにも活用できる。
実施例1の平面図 実施例1の側面図 実施例2の平面図 実施例2の側面図 実施例2の平面図 実施例3の平面図 実施例3の側面図
直線定規1の線引き辺12から突出させて、他方の直線定規2を回転可能に取り付けるための取付け部13を直線定規1の端部11側に設ける。
この取付け部13に、線引き辺12を延長した溝部14を設けることにより、直線定規2の角度を0°に近い鋭角に設定したときに直線定規1の線引き辺12と直線定規2の線引き辺22の交差する部分に取付け部13が突出しない構造としているため、0°に近い鋭角に設定したときでも、線引き辺12と線引き辺22の交差する部分から線引き辺のほぼ全体を利用して2本の交わる直線を描くことを可能にしている。
次に、直線定規2に設ける取付け部23を、直線定規1の取付け部13に回転可能な状態で取り付ける。このとき、線引き辺12と線引き辺22を並行になるように直線定規2を回転させたときに、線引き辺12と線引き辺22が密着もしくは筆記具の先端を入れることができる1mm程度の間隙が空く構成とする。
線引き辺12と線引き辺22を並行にしたとき、1mm程度の間隙を空けた構造としたときは、この間隙に筆記具の先端を入れることができるようになる。また、両方の線引き辺を密着させた構造としたときにも、直線定規2を数度動かせば筆記具の先端を入れて両方の線引き辺のほぼ全体を利用して交わる2本の直線を描くことができる。
また、直線定規2の端部21に、回転の中心の延長上で線引き辺22と並行となる角度指示部25を設け、直線定規1の端部11に直線定規2の回転の中心を中心とした円弧状に0°から90°までの角度目盛を設けた角度表示部15を設けて、直線定規2を回転させたとき、線引き辺22と線引き辺12の成す角度を角度指示部25が0°から90°までの角度目盛を設けた角度表示部15の当該角度を指し示す構造とすることにより、必要とする角度を設定して交差する2本の直線を正確かつ簡単に描くことができる。
これにより、直線定規2を回転させて、必要とする角度の角度表示部15の角度目盛に角度指示部25を一致させることで、線引き辺12と線引き辺22の成す角度を必要とする角度に設定できることになる。
さらに、必要とする角度の状態を維持するために、直線定規2の回転を固定するための固定機構を設ける。
これにより、必要とする角度に設定した直線定規1と直線定規2の角度の状態を、固定機構の操作によって固定することができる構造としているため、作図の前に必要とする角度に直線定規2を回転させて、角度表示部15の当該角度の角度目盛に角度指示部25を合わせて、固定機構を操作して直線定規2の回転を固定することで、作図する位置まで必要とする角度を維持したまま移動できるので、簡単かつ正確に作図することが可能となる。
この固定機構の実現方法としては、直線定規1の取付け部13の直線定規2の回転の中心部にねじ部31を設けて、直線定規2の取付け部23に、取付け部13のねじ部31に挿入できる穴部32を設けてねじ部31に挿入し、ねじ部31の上部から穴部32を挿入し、指で回してねじ締めできる固定部3をねじ部31に嵌合させて、指で回して締め付けることで直線定規1と直線定規2を密着させて回転できないように固定できる構造とする。そして、直線定規2を回転させるときは、固定部3を指で反対方向に回して少し緩めることで、再び回転可能な状態にできる。
また、5°もしくは10°といった一定間隔の角度設定が必要となる場合には、角度指示部25の先端に前後に動く突起部28を設けて、直線定規1の角度表示部15に、突起部28が嵌合する切込み部18を0°から90°までの角度範囲で5°もしくは10°間隔で設けることにより、突起部28が切込み部18に嵌合したときに一時的に直線定規2の回転が止まり、少し力を加えることで、突起部28が後方に引っ込み回転できる状態になり、さらに5°もしくは10°回転したときに、突起部28が切込み部18に嵌合して一時的に回転が止まる構造とすることで、一定間隔の角度で直線定規2の回転を止めることができる。
次に、直線定規2を回転させて、線引き辺22と線引き辺12が直角になるとき、直線定規1の段差17に線引き辺22が接触して、直角を超えた回転ができない構造とすることにより、直角で交わる2本の直線を正確かつ簡単に描くことができるようになる。
直線定規1の中央付近に取付け部13を設けて、線引き辺12と線引き辺22の成す角度が0°のときに直線定規2の線引き辺26と直線定規1の線引き辺16が一直線状になる構成とすることにより、線引き辺12と線引き辺22の成す角度を0°から90°まで回転させたときに、線引き辺16と線引き辺26の成す角度は180°から90°まで変化するため、両側の線引き辺を使用することで、0°から180°までの角度で交わる2本の直線を描くことができることとなり、これにより、0°から360°までの角度に対応することを可能にしている。
このとき、角度表示部15に0°から90°までの角度表示に加えて180°から90°までの角度表示を併記することにより、線引き辺12と線引き辺22の成す角度を0°から90°の角度表示から読み取り、線引き辺16と線引き辺26の成す角度を180°から90°の角度表示から読み取ることができる。
さらに、角度表示部15に360°から270°の角度表示と180°から270°の角度表示を加えると、0°から360°の角度を簡単に読み取ることができる。
また、線引き辺12と線引き辺22の成す角度の角度表示の色と線引き辺16と線引き辺26の成す角度の角度表示の色を変えることにより、角度を読み取りやすくできる。
実施例1
直線定規1の端部11を金属板で構成して、取付け部13と溝部14と角度表示部15を形成し、透明な樹脂の直線定規部40の接合部41に容易に取れないように接合する。このとき接合部41に金属板の厚さと同じ深さの段差を設けたて接合することで、直線定規1の底面が金属板と透明な樹脂の直線定規部40とが同一面となるように構成する。
さらに、直線定規1の取付け部13にねじ部31を設けて直線定規2の取付け部23に設けた穴部32を差し込み、ねじ部31に嵌合する指先で回せる固定部3を回して締め付けることで固定できる構造としている。固定部3を指先で反対方向に回して緩めることで直線定規2が回転できる状態となる。これにより、直線定規2を回転させて必要な角度で固定部3を締め付けることで、直線定規2を固定した状態で作図することができる。
また、直線定規2を0°から90°まで回転させたときに直線定規1の取付け部13にぶつからないように金属板の厚さと同じ深さの段差を直線定規2の取付け部23に設けて、金属板と直線定規2の底面が同一面となるように構成する。
本実施例1では、直線定規1の端部11を金属板で構成することにより、金属板のプレス加工で取付け部13と溝部14と角度表示部15を簡単に形成加工できるのに加えて、金属板なので薄い厚さでも強度を持たせることができる。そのため、直線定規2の取付け部23の切込みの深さを浅くできるため、直線定規2の線引き辺22の取付け部23の段差が直線を引くときに気にならない程度に浅くできる。
本実施例1の角度定規を利用するときは、固定部3を指で回して緩めてから直線定規2を回転させて、必要な角度になるよう角度指示部25を角度表示部15の当該角度に合わせて固定部3を指で回して締め付けて直線定規2を固定する。
次に、線引きが必要な位置に角度定規を移動させて直線定規1と直線定規2の交点を描こうとする交わる2本の線の位置に合わせて、必要な長さの交わる2本の直線を両方の直線定規の線引き辺を利用して一筆書きで描くことで簡単かつ正確に作図することができる。
また、90°の角度が必要なときには直線定規1の樹脂の直線定規部40の端部の段差17にぶつかるまで直線定規2を回転させることで簡単に90°を設定できる構造にしている。
実施例2
直線定規1の中央付近に取付け部13を設けて、直線定規2の取付け部23を回転可能な状態で取り付けて、線引き辺12と線引き辺22の成す角度が0°のときに直線定規2の線引き辺26と直線定規1の線引き辺16が一直線状になり、線引き辺12と線引き辺22が密着する構成とし、角度表示部15に0°から90°までの角度表示に加えて180°から90°までの角度表示を併記している。また、直線定規1と直線定規2の各線引き辺に、長さを表示する目盛を設けている。
直線定規1の取付け部13にねじ部31を設けて直線定規2の取付け部23に設けた穴部32を差し込み、ねじ部31に嵌合する指で回せる固定部3を回して締め付けることで固定できる構成としている。固定部3を指で反対方向に回して緩めることで直線定規2が回転できる状態となるため、直線定規2を回転させて特定の角度で固定部3を指で回して締め付けることで、直線定規2を固定した状態で作図することができる。
また、直線定規2を0°から90°まで回転させたときに直線定規1の取付け部13にぶつからないように取付け部13の厚さと同じ深さの段差を直線定規2の取付け部23に設けて、直線定規1と直線定規2の底面が同一面となるように構成する。
本実施例2では、直線定規2を直線定規1の中央付近に取り付けているため、右側では線引き辺12と線引き辺22で0°から90°までの角度設定が可能となり、左側では線引き辺16と線引き辺26で180°から90°までの角度設定が可能となる。
本実施例2の角度定規を利用するときは、固定部3を指で回して緩めてから直線定規2を回転させて、必要な角度になるよう角度指示部25を角度表示部15の当該角度に合わせて固定部3を指で回して締め付けて直線定規2を固定する。
次に、線引きが必要な位置に角度定規を移動させて直線定規1と直線定規2の交点を描こうとする交わる2本の直線の位置に合わせて、必要な長さの交わる2本の直線を両方の直線定規の線引き辺を利用して一筆書きで描くことで、簡単かつ正確に作図することができる。
このとき、右側の線引き辺12と線引き辺22で0°から90°までの角度を設定できるし、左側の線引き辺16と線引き辺26で180°から90°までの角度の設定が可能となる。また、90°の角度が必要なときには直線定規1の段差17にぶつかるまで直線定規2を回転させることで、簡単に90°を設定できる構造にしている。
実施例3
直線定規1の中央付近に取付け部13を設けて、直線定規2の取付け部23を回転可能な状態で取り付けて、線引き辺12と線引き辺22の成す角度が0°のときに直線定規2の線引き辺26と直線定規1の線引き辺16が一直線状になり、線引き辺12と線引き辺22が密着する構造とし、角度表示部15に0°から90°までの角度表示に加えて180°から90°までの角度表示を併記している。
さらに、直線定規1の取付け部13と直線定規2の取付け部23に磁石を設けて、この2つの磁石を吸着させることで回転可能な状態で直線定規2を直線定規1に連結している。また、10°ごとに切込み部18を角度表示部15に設けて、直線定規2の角度指示部25に突起部28を設け、切込み部18に突起部28が嵌合し回転が一時的に止まる構造にしており、10°ごとに回転が一時的に止まり、力を加えて直線定規2を回転させると突起部28が後方に押し付けられて直線定規2が回転できる構造にしている。
また、直線定規2を0°から90°まで回転させたときに直線定規1の取付け部13にぶつからないように取付け部13の厚さと同じ深さの段差を直線定規2の取付け部23に設けて、直線定規1と直線定規2の底面が同一面となるように構成する。
本実施例3では、直線定規2を直線定規1の中央付近に取り付けているため、右側では線引き辺12と線引き辺22で0°から90°までの角度設定が可能となり、左側では線引き辺16と線引き辺26で180°から90°までの角度設定が可能となる。
本実施例3の角度定規を利用するときは、10°ごとに切込み部18を角度表示部15に設け、直線定規2の角度指示部25に突起部28を設けているため、10°単位の角度設定のときに必要な角度の切込み部18に突起部28を嵌合させて回転を一時的に止めて、交わる2本の直線を描く。
必要とする角度が10°単位以外の角度の時には、直線定規2を必要とする角度まで回転させて、直線定規1と直線定規2を指先で押さえて交わる2本の直線を描く。
このとき、右側の線引き辺12と線引き辺22で0°から90°までの角度を設定できるし、左側の線引き辺16と線引き辺26で180°から90°までの角度の設定が可能となる。また、90°の角度が必要なときには直線定規1の段差17にぶつかるまで直線定規2を回転させることで簡単に90°を設定できる構造にしている。
1 直線定規
11 端部
12 線引き辺
13 取付け部
14 溝部
15 角度表示部
16 線引き辺
17 段差
18 切込み部
2 直線定規
21 端部
22 線引き辺
23 取付け部
25 角度指示部
26 線引き辺
28 突起部
3 固定部
31 ねじ部
32 穴部
40 直線定規部
41 接合部

Claims (3)

  1. 直線定規1の線引き辺12から突出させて他方の直線定規2を回転可能な状態で取り付ける取付け部13を端部11側に設ける。この取付け部13に、線引き辺12を延長する溝部14を設ける。直線定規2に設ける取付け部23を取付け部13に回転可能な状態で取り付ける。このとき、線引き辺12と線引き辺22を並行になるように直線定規2を回転させたときに、線引き辺12と線引き辺22が密着もしくは1mm程度の間隙が空く構成とする。さらに直線定規2を回転させて、線引き辺22と線引き辺12が直角になるとき、直線定規1の段差17に線引き辺22が接触して直角を超えた回転ができない構造とする。また、直線定規2の端部21に、回転の中心の延長上で線引き辺22と並行となる角度指示部25を設け、直線定規1の端部11に直線定規2の回転の中心を中心とした円弧状に0°から90°までの角度目盛を設けた角度表示部15を設けて、直線定規2を回転させたとき、線引き辺22と線引き辺12の成す角度を角度指示部25が0°から90°までの角度目盛を設けた角度表示部15の当該角度を指し示す構造とし、当該角度の状態を維持するために、直線定規2の回転を固定するための固定機構を設ける。以上の構成より成る角度定規。
  2. 直線定規1の中央付近に取付け部13を設けて、線引き辺12と線引き辺22の成す角度が0°のときに直線定規2の線引き辺26と直線定規1の線引き辺16が一直線状になる構造とした、請求項1記載の角度定規
  3. 直線定規1の取付け部13と直線定規2の取付け部23を回転可能な状態で連結するときに、直線定規2を回転させて5°もしくは10°の等間隔で一時的に回転が止められて、力を加えて回転させると次の5°もしくは10°まで回転させたときに再度一時的に回転が止められるように、0°から90°までの角度範囲で5°もしくは10°の等間隔で回転を一時的に止めることができる構造とした、請求項1および請求項2記載の角度定規。
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