JP4907954B2 - 遊技システムおよびその記録媒体収納枚数調整方法および記録媒体処理装置 - Google Patents

遊技システムおよびその記録媒体収納枚数調整方法および記録媒体処理装置 Download PDF

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本発明は、遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の回収、補充操作を行う記録媒体回収/補充(収納枚数調整)モードを有する複数台の記録媒体処理装置と、該複数台の記録媒体処理装置に接続された管理装置とを配する遊技システムおよびその記録媒体収納枚数調整方法および記録媒体処理装置に係わり、詳しくは、管理装置側から記録媒体処理装置に対して記録媒体回収/補充モードの起動を指示できるようにした遊技システムおよびその記録媒体収納枚数調整方法および記録媒体処理装置に関する。
従来、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体を遊技台に投入して遊技を行うパチンコ台やスロットマシンなどの遊技台が知られている。遊技客がパチンコ台を用いてパチンコ遊技を行う際には、予めパチンコ台の台間に配設された玉貸処理ユニットからパチンコ玉を借り受ける必要がある。
パチンコ玉を貸し出す貸出技術の一つに、プリペイドカード、デビッドカードあるいは会員カード等の各種カード(記録媒体)による貸し出し方法がある。このカードによる方式では、例えば、プリペイドカードの場合、遊技店内に設置されたカード発行機でカードを発行し、このカードを台間に配設された玉貸処理ユニットに挿入して所定の操作を行うと、玉が貸し出されることになる。
このプリペイドカードには一意の識別符号(カードID)が記録されており、カードが使用されると、管理装置に記録されたこの識別符号毎の残度数が書き換えられる仕組みになっている。
また、プリペイドカードの発行は、前述のカード発行機の他、玉貸処理ユニット自身で行う場合もある。具体的には、予め内部にカードを収納するスタックタイプの玉貸処理ユニットがあり、この種の玉貸処理ユニットにおいては、貨幣が投入されると、収納されたカードに当該貨幣の金額に相当する価値付けを行いカードを発行する。そして、このカードに価値付けた有価価値に基づいてパチンコ玉の貸し出しを行う。このとき、残高ありの状態で遊技の終了が指示されると、そのカードは釣り銭として遊技客に返却されることになる。
ところで、このようなスタックタイプの玉貸処理ユニットでは、遊技により残度数が0になったカードを遊技客に返却せずに回収する。そのため、スタックタイプの玉貸処理ユニットにおいては、カード発行あるいはカードの回収により、ユニット内部に収納されるカード枚数が増減することとなる。
従来これに関連して、特許文献1に記載されるような構成により、玉貸処理ユニット全体のコンパクト化を図りつつ、カードの収納枚数を増大化させるといった技術も種々提案されている。
特開平09−81801号
さて、遊技店では、営業終了に伴って閉店作業(締め上げ処理等)が始まると、その一環として玉貸処理ユニット内部に収納されるカードの枚数を適正枚数にすべく、カード枚数の調整作業が行われる。これは、上述したようなカード発行や、カードの回収により玉貸処理ユニット内部に収納されるカード枚数が増減し、その結果、カード枚数が多い状態のまま翌日の営業を開始すると、すぐにカードが満杯になってカードの回収ができなくなり、一方、カード枚数が少ない状態のまま翌日の営業を開始すると、すぐにカードがエンプティになってカードの発行ができなくなるので、これらの事態を回避するために行われる。
従来、この作業は、店員が玉貸処理ユニット1台毎に、リモコン操作(カード回収ボタン+設定ボタン押下)を行うことで、玉貸処理ユニットをカード回収/補充モードへ移行させ、かかるモード中にカードの枚数を適正枚数に調整し、作業終了後に元のモードに復帰させるといった作業が行われていた。
そのため、玉貸処理ユニット1台毎にリモコン操作を行ってモード起動を指示する必要があり、数百台の遊技台が配設される遊技店において、全遊技台に対してこの作業を繰り返し行うには、かなりの労力がかかり大きな負担となっていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、記録媒体の回収、補充操作に要する労力を軽減させるようにした遊技システムおよびその記録媒体収納枚数調整方法および記録媒体処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の収納枚数を調整する枚数調整モードを有する複数台の記録媒体処理装置と、該複数台の記録媒体処理装置に接続された管理装置とを有する遊技システムにおいて、前記管理装置は、前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動を指示するモード起動指示手段を具備し、前記記録媒体処理装置は、前記モード起動指示手段からの起動指示に対応して前記枚数調整モードを起動するモード起動手段を有し、前記枚数調整モードでは、当該記録媒体処理装置に収納される記録媒体の収納枚数と予め記憶される適正枚数を比較し、前記収納枚数が多い場合は、前記記録媒体を排出する処理へ移行し、前記収納枚数が少ない場合は、前記記録媒体を受け入れる処理へ移行するように切替えて制御することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記モード起動指示手段は、前記複数台の記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を一括して行うことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記管理装置は、前記記録媒体処理装置が配設される島単位で島制御装置を経由して該記録媒体処理装置と接続され、前記モード起動指示手段は、前記島単位で前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行うことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記管理装置は、前記複数台の記録媒体処理装置各々を任意のグループ単位に分けて登録するグループ情報設定手段を具備し、前記モード起動指示手段は、前記グループ情報設定手段で登録されたグループ単位で前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行うことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明において、前記モード起動指示手段は、締め上げ処理に際して、前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動を指示することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至4の発明において、前記記録媒体処理装置は、前記枚数調整モードの起動を要求する起動指示要求を前記管理装置に送信する起動指示要求手段を具備し、前記モード起動指示手段は、前記起動指示要求手段からの前記起動指示要求に基づき前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行うことを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記起動指示要求手段は、係員の携帯する無線指示器からの制御信号に基づき起動指示要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項6の発明において、前記起動指示要求手段は、係員による操作器からの所定操作に基づき起動指示要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項6乃至8の発明において、前記管理装置は、前記複数台の記録媒体処理装置各々を任意のグループ単位に分けて登録するグループ情報設定手段を具備し、前記モード指示手段は、前記起動指示要求送信元の記録媒体処理装置の属する前記グループの記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行うことを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項6乃至8の発明において、前記モード起動指示手段は、前記起動指示要求送信元の記録媒体処理装置に応じて予め設定された記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行うことを特徴とする。
また、請求項11の発明は、遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の収納枚数を調整する枚数調整モードを有する複数台の記録媒体処理装置と、前記複数台の記録媒体処理装置に接続された管理装置とを有する遊技システムにおける記録媒体収納枚数調整方法において、前記管理装置は、前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動をモード起動指示手段により指示し、前記記録媒体処理装置は、前記モード起動指示手段からの起動指示に対応して前記枚数調整モードをモード起動手段により起動し、前記枚数調整モードでは、当該記録媒体処理装置に収納される記録媒体の収納枚数と予め記憶される適正枚数を比較し、前記収納枚数が多い場合は、前記記録媒体を排出する処理へ移行し、前記収納枚数が少ない場合は、前記記録媒体を受け入れる処理へ移行するように切替えて制御することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、管理装置に接続され、遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の収納枚数を調整する枚数調整モードを有する記録媒体処理装置において、枚数調整モード起動指示に対応して前記枚数調整モードを起動するモード起動手段と、前記モード起動手段により前記枚数調整モードが起動されると、当該記録媒体処理装置に収納される記録媒体の収納枚数と予め記憶される適正枚数を比較し、前記収納枚数が多い場合は、前記記録媒体を排出する処理へ移行し、前記収納枚数が少ない場合は、前記記録媒体を受け入れる処理へ移行するように切替えて制御する枚数調整制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の回収、補充操作を行う記録媒体回収/補充モードを有する複数台の記録媒体処理装置と、該複数台の記録媒体処理装置に接続された管理装置とを有する遊技システムにおいて、管理装置側から記録媒体処理装置に対し記録媒体回収/補充モードの起動を指示するように構成したため、管理装置側から一括して記録媒体処理装置の記録媒体回収/補充モードを起動できることになり、現状の記録媒体処理装置1台毎に、リモコン操作を行って記録媒体回収/補充モードを起動させるといった煩雑な作業を省略することができるので、記録媒体の回収、補充操作に要する労力を軽減させることができる。
以下、この発明に係わる遊技システムおよびその記録媒体回収/補充方法の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施例においては、本発明をパチンコ遊技に適用した場合を示す。
図1は、本発明に係わる遊技システムの全体構成の一例を示す図である。
この遊技システムは、「島(30)」と呼ばれるグループごとに複数の遊技台50を配設している。また、各遊技台50には、遊技媒体であるパチンコ玉を貸し出す玉貸処理ユニット(記録媒体処理装置)30が配設されている。
玉貸処理ユニット40は、遊技台50と遊技台50との間(台間)にそれぞれ配設されており、遊技台50が備える玉投出機構と連携してパチンコ玉の貸し出しを行う。玉貸処理ユニット40では、プリペイドカード、デビッドカードあるいは会員カード等の各種カード(記録媒体)の挿入あるいは紙幣、硬貨等の貨幣の投入を受け付けて、かかる記録媒体に価値付けられた有価価値に基づいてパチンコ玉の貸し出し処理を行う。
例えば、この玉貸処理ユニットにおいて、プリペイドカードによって遊技を行う場合には、遊技店内に配設されたカード発行機71でプリペイドカードを購入する必要がある。遊技客がプリペイドカードを購入するために、カード発行機71に貨幣を投入すると、投入金額以下の選択ボタンが有効化される。選択ボタンが押下されると、所定事項が印字・記録されたプリペイドカードが発行される。このとき、カード発行機71からターミナルコントローラ10にプリペイドカードのカードID、発行金額などが送出され、ターミナルコントローラ10のカード管理データベース22に有価価値(発行金額)等がカードIDに対応付けられて書き込まれ、カ一ドが玉貸処理ユニット40などで使用可能になる。
カードを購入した遊技客は、遊技を開始するために、玉貸処理ユニット40にプリペイドカードを挿入し、遊技台50に配設される貸出ボタンを操作する。この操作により遊技台50の玉投出機構が作動し、遊技台50の上皿へと貸出単位分のパチンコ玉が投出される。この投出代金は、カードの識別データに対応してあらかじめ登録されている度数から減算される。
また、玉貸処理ユニット40に、プリペイドカードあるいは会員カードが装填された状態で、貨幣が投入された場合には、貨幣を受け入れて、プリペイドカードあるいは会員カードに価値を追加することも可能である。遊技客は、このようにして貸し出されたパチンコ玉を用いて、遊技台50において遊技を行う。
一方、貨幣によって遊技を行う場合には、遊技客が、玉貸処理ユニット40に千円札や五千円札、若しくは1万円札などの紙幣を投入すると、玉貸処理ユニット40は予め内部に収納されたカードに、当該紙幣の金額に相当する価値付けを行いカードを発行する。
ここで、遊技客が残高ありの状態で遊技の終了を指示したならば、遊技の終了後には釣り銭に相当する有価価値が価値付けられたカードが返却されることとなる。この釣り銭として発行されたカードは、カード発行機71にて発行されたカードと同様に遊技媒体の貸出し用として利用することができ、また、精算時にはそのままカード精算機72で精算して換金することができる。
玉貸処理ユニット40の前面パネルには、状態表示ランプ、赤外線受光部、紙幣挿入口、カード挿入口、表示部、操作部などが設けられており、遊技台50には、度数表示部、貸出ボタンなどが設けられる。
この玉貸処理ユニット40に設けられた赤外線受光部では、店員(係員)が携帯するリモートコントローラ(無線指示器:以下、リモコンと称す)60から発信される制御信号を受信する。これにより、リモコン60による玉貸処理ユニット40の遠隔操作が可能となる。
この他、遊技店100内には、パチンコ玉の計数処理を行うための計数機、計数結果に基づき景品交換を行う景品管理装置などが適宜設けられており、これら各装置間はLAN(Lacal Area Network)70などで構成されたネットワークによりそれぞれ通信可能に接続される。
管理装置としてのターミナルコントローラ10は、各島30に配設される島コントローラ(島制御装置)31に接続されており、この遊技システムの統括制御を行う。
ターミナルコントローラ10は、所定の会員登録を行った遊技客(会員)の属性情報を会員管理データベース21で管理し、各カードの度数情報(有価価値)をカード管理データベース22で管理している。このカード管理データベース22で管理しているカード毎の入金情報や使用情報を集計し、出力(画面出力、印刷出力)を行うこともできる。
また、ターミナルコントローラ10には、遊技店100に配設される玉貸処理ユニット40各々を任意のグループ単位(例えば、島単位)で管理するグループ管理データベース23が設けられており、閉店処理(締め上げ処理)などに際して、ここに設定管理されたグループ単位でカード回収/補充モードの起動を玉貸処理ユニット40に指示することができる。
ターミナルコントローラ10は、公衆回線網101を介して遊技店外に設けられた中央管理装置102とも接続されており、各玉貸処理ユニット40からの売上げ情報等を、この中央管理装置102に送信する。中央管理装置102は第三者機関によって運営されており、複数の遊技店100の売上げを統括的に管理し、複数店舗における総売上げ等を管理する役割を果たす。
ここで、図1に示すような基本構成を有する遊技システムにおける実施例について説明する。
図2は、図1に示した玉貸処理ユニット40および遊技台50の機能的な構成の一例を示すブロック図である。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明し、上記図1と同一のものには同一の符号を付してある。
玉貸処理ユニット40は、プリペイドカードあるいは紙幣の挿入を受け付け、これを処理するためのユニットである。先に述べた通り、この遊技システムにおける遊技媒体(パチンコ玉)の貸し出しは、主にこの玉貸処理ユニット40と、遊技台50が備える玉投出機構とが連携することで実現される。
ここで、玉貸処理ユニット40は、各種処理機能部として、通信部(上位用)41と、表示操作部42と、リモコン受光部43と、記憶部44と、通信部(遊技台用)45と、制御部49と、カード処理部46と、紙幣処理部47と、電源部48とを具備して構成される。
通信部(上位用)41は、ネットワークカード等により構成され、玉貸処理ユニット40とLAN70とを接続する通信インターフェース装置である。この通信部(上位用)41を介して投入された貨幣に基づく売上情報をターミナルコントローラ10へ送信したり、ターミナルコントローラ10より各種設定情報の受信を行う。
表示操作部42は、操作ボタンやテンキーなどの入力用デバイスと、LED(Light Emitting Diode)、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示用デバイスとを備えたユーザインターフェースである。この表示操作部42から記憶部44の各種設定情報の設定操作を行うこともできる。
リモコン受光部43は、店員等が携帯するリモコンから発信される赤外線による制御信号を受信する。リモコン受光部43は、この制御信号を制御部49に出力し、制御部49により制御信号に従った制御が行われることになる。
記憶部44は、電気的に消去(書き換え)可能であり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性メモリ等で構成される記憶装置である。記憶部44では、ターミナルコントローラ10より受信した設定情報を記憶しておくことが可能であり、玉貸処理ユニット40における動作に際して必要な各種データが記憶される。
通信部(遊技台用)45は、玉貸処理ユニット40と遊技台50とを直接接続するための通信インターフェース装置であり、この接続によって玉貸処理ユニット40は、遊技台50を動作制御するための制御信号を授受することができる。
カード処理部46は、プリペイドカードや会員カード等の各種カードを挿入するためのカード挿入口を有し、挿入されたカードから当該カードに付与された識別符号等の情報の読み書きを行うリードライト部46aと、カードを搬送するための機構であるカード搬送部46bと、残度数が0であるカードを収納(本実施例においては、10枚まで収納できるものとする。)するカード収納部46cとを具備して構成される。このカード処理部46では、遊技によって残度数が0となったカードを遊技客に返却せずにカード収納部46cに回収することになる。但し、会員カードの場合には、この限りではなく返却する。
紙幣処理部47は、紙幣を挿入するための紙幣挿入口を有し、挿入された紙幣の金種、真偽を判別し紙幣の読み取りを行う紙幣識別部47aと、紙幣識別部47aで読み取られた紙幣を島30内の紙幣回収装置(不図示)へと搬送する紙幣搬送部47bとを具備して構成される。
電源部48は、コンセントなど外部からの電力供給を受けて玉貸処理ユニット40全体に電力の供給を行う。
制御部49は、CPU(Central Processing Unit)、プログラム用メモリ、作業用メモリ等から構成され、CPUが、このプログラム用メモリに収納されたプログラムに従って玉貸処理ユニット全体の制御を行う。制御部49は、玉貸処理ユニット40自身の制御の他、通信部(遊技台用)45を介して接続される遊技台50とも各種制御信号およびデータの授受を行い、遊技台50の動作制御を行う。また、この制御部49は内部に、グループ情報取得部49aと、モード起動部49bと、起動指示要求部49cとを具備して構成される。
グループ情報取得部49aは、玉貸処理ユニット40電源オン時や、遊技店の開店処理時等に、自装置が属するグループ情報をターミナルコントローラ10より取得する。また、この取得したグループ情報を、記憶部44に設定情報として書き込む。
モード起動部49bは、ターミナルコントローラ10からの制御信号(モード起動指示)に対応して、カード回収/補充モードを起動し、玉貸処理ユニット40の動作状態をカード回収/補充モードへ移行させる。
玉貸処理ユニット40では、通常動作状態時(カード回収/補充モード未起動時)には、紙幣あるいはカード等を受け付けて遊技客にパチンコ玉を貸し出すことになるが、カード回収/補充モード起動時には、ユニット40内に収納されたカードの回収と補充を行うために、カードの排出あるいは、挿入を繰り返し行うことになる。
この後者にあたるカード回収/補充モードには、さらに適正枚数モードと、回収モードと、補充モードの3段階の動作モードが用意される。まず、適正枚数モードについて説明すると、適正枚数モードでは、予めユニット40内に収納されるカードの適正枚数(例えば、5枚)を設定しておき、この適正枚数になるまでカードの補充または回収操作を繰り返し行うことができる。
続いて回収モードでは、ユニット40内に収納される全てのカードがなくなるまでカードの排出操作を繰り返し行うことができ、補充モードでは、ユニット40内に収納可能な最大枚数(10枚)までカード挿入操作を繰り返し行うことができる。
起動指示要求部49cは、ターミナルコントローラ10に、カード回収/補充モードの起動を要求するモード起動指示要求を送信する。具体的には、リモコン60あるいは表示操作部42からモード起動が指示された場合に、玉貸処理ユニット40では、カード回収/補充モードを起動するために、この起動指示要求部49からターミナルコントローラ10へモード起動指示要求を送信する。一方で、このモード起動指示要求を受信したターミナルコントローラ10は、このモード起動指示要求送信元の玉貸処理ユニット40が属するグループの玉貸処理ユニット40に対しカード回収/補充モードの起動を指示することになる。以上が玉貸処理ユニット40の機能的な構成の一例を示すブロック図の説明である。
次に、遊技台50について説明する。遊技台50は、玉貸処理ユニット40により動作制御されるものであり、玉貸処理ユニット40が接続されていないと動作できない仕組みとなっている。
遊技台50は、各種処理機能部として、玉貸処理ユニット40と通信を行う遊技台通信部51と、玉貸処理ユニット40と連携して動作する玉投出機構52と、遊技台50を統括制御する遊技台制御部53と、玉貸ボタンおよびカード返却ボタン等が配設される遊技台操作部54と、紙幣若しくはカードの残度数などを表示する度数表示部55とを具備して構成される。以上が遊技台50の機能的な構成の一例を示すブロック図の説明である。
次に、図3を参照しながら、玉貸処理ユニット40および遊技台50の外観について説明する。なお、上記図2と同一のものには同一の符号を付してある。
同図には、上記図2で説明した玉貸処理ユニット40および遊技台50の前面部の一例を示す概略図が示される。
玉貸処理ユニット40の前面部には、状態に応じて点灯方法を変更する状態表示ランプ81と、ユニット40内のカード収納状態に応じて点灯方法を変更するカードスタック状態表示LED82と、リモコン60から発信される赤外線を受光するリモコン受光部43と、遊技客が紙幣を挿入するための紙幣挿入口47cと、遊技客がカードを挿入するためのカード挿入口46dと、7SEGのLED(6桁)により各種情報の表示を行う情報表示LED42aと、動作モードに応じて点灯するモード表示ランプ42bと、遊技客が各種操作を行うための操作ボタン、テンキー42cとが設けられる。
一方、遊技台50の前面部には、貸出単位に設定された度数分のパチンコ玉の貸し出しを指示する貸出ボタン54aと、挿入中のカードの排出を指示する返却ボタン54bと、カード残度数などを表示する度数表示部55とが設けられる。例えば、玉貸処理ユニット40にカードが挿入された状態で、遊技台50に配設される貸出ボタン54aが押下されると、貸出単位に設定された度数分のパチンコ玉の貸し出しが行われ、返却ボタン54bが押下されると、挿入中のカードが排出されることとなる。
ここで、図4を参照しながら、玉貸処理ユニット40のカード処理部46の概略構成について説明する。同図には、カード処理部46の垂直断面図および水平断面図が示される。
カード処理部46には、カード挿入口46dの(遊技客から見て)直ぐ奥側にリードライト部46aが設けられ、カード挿入口46dから挿入されたカードは、このリードライト部46aで読み書きが行われる。また、カード挿入口46dの近傍には、カードの有無(挿入/抜取)を検知するためのカード挿入/抜取検知センサ46eが配置される。
ここで、挿入されたカードがプリペイドカードであって残度数が0と判断された場合には、当該カードは回収されることになる。回収されるカードは、カード搬送部46bに搬送されて、カード収納部46cに収納されることになる。先に述べたとおり、挿入されたカードが会員カードである場合には残度数が0であっても遊技客に返却される。
カード収納部46は、カードを最大10枚まで収納可能であり、回収したカードを収納する。カード発行時には、リードライト部46aにおいて、ここに収納されたカードに有価価値の価値付けが行われ、カードが遊技客に発行されることになる。
このカード収納部46cに収納されるカードの枚数は、カードが未収納の状態(カード収納枚数=0)から、挿入(+1)、排出(−1)することによって把握されることになる。玉貸処理ユニット40では、このカード収納枚数を記憶部44に記憶するとともに、ターミナルコントローラ10へ送信する。ターミナルコントローラ10側では、このカード収納枚数を、台番号と関連付けて記憶することにより、玉貸処理ユニット40毎のカード収納枚数を管理する。
次に、図5および図6を参照しながら、リモコン60について説明する。図5にはリモコン60の機能的な構成の一例を示し、図6にはリモコン60の外観構成の一例を示す。
図5に示すようにリモコン60は、各種処理機能部として、各種操作ボタンが配設されるリモコン操作部61と、赤外線による制御信号を発信するリモコン発光部62と、リモコン60を統括制御するリモコン制御部63と、リモコン60全体に電力供給を行うリモコン電源部64と、動作設定情報が記憶されるリモコン記憶部65とを具備して構成される。
また、その外観構成としては、図6に示すように、リモコン操作部61として回収ボタンや、設定ボタン等の各種操作ボタンが設けられる。店員は、このリモコン60(リモコン発光部62)を玉貸処理ユニット40のリモコン受光部43に向けた状態で、所望の操作ボタンを押下することにより、玉貸処理ユニット40の各種制御を行うことができる。例えば、このリモコン60を玉貸処理ユニット40に向けた状態で、カード回収ボタンを押下し、送りボタンあるいは戻りボタンを押下して動作モード(適正枚数モード、回収モード、補充モード)を選択し、設定ボタンを押下すると、玉貸処理ユニット40では選択された動作モードが起動することになる。
図7は、図1に示したターミナルコントローラ10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。なお、ここでは、本発明に係わる構成要素のみを挙げて説明し、上記図1と同一のものには同一の符号を付してある。
ターミナルコントローラ10は、遊技店全体を統括制御する機能を有し、具体的には、開店処理、締め上げ(閉店)処理、取引データ参照処理、各端末の状態確認処理、カード回収/補充処理等の制御を行う。
ターミナルコントローラ10は、各種処理機能部として、T/C通信部11と、T/C記憶部12と、T/C表示部13と、T/C操作部14と、T/C制御部15と、会員管理データベース21と、カード管理データベース22と、グループ管理データベース23と、印字部24とを具備して構成される。
T/C通信部11は、ネットワークカード等により構成され、ターミナルコントローラ10とLAN70とを接続する通信インターフェース装置である。ターミナルコントローラ10では、このT/C通信部11を介して玉貸処理ユニット40にモード起動指示等の各種制御信号を送信する。さらには、遊技店100の外部に設けられる中央管理装置102との通信を行う。
T/C記憶部12は、HD(Hard Disk)等で構成され、OS(Operating System)、アプリケーション等を含む各種データを記憶する。
T/C表示部13は、ディスプレイ等で構成され、各種データの表示を行う表示用デバイスであり、T/C操作部14は、キーボード、マウス等で構成され、各種データ入力等を行う入力用デバイスである。
T/C制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、作業用メモリ等から構成され、ターミナルコントローラ10を統括制御する機能を有し、モード起動指示部15aと、グループ情報設定部15bとを具備して構成される。
モード起動指示部15aは、玉貸処理ユニット40にカード回収/補充モードの起動を指示する。具体的には、グループ指定情報と、動作モード指定情報(適正枚数モード、回収モード、補充モードのいずれかを指定)とを含むモード起動指示を玉貸処理ユニット40に送信し、このグループ指定情報に指定されたグループに属する玉貸処理ユニット40をカード回収/補充モードへ移行させる。なお、本実施例においては、ターミナルコントローラ10からの動作モード指定情報には、常に適正枚数モードが設定される場合を説明する。
グループ情報設定部15bは、T/C操作部14からの操作指示に従って玉貸処理ユニット40各々に任意のグループ情報を設定し、グループ管理データベース23にグループ情報を登録する。
また、T/C制御部15は、所定の会員登録を行った遊技客(会員)の属性情報を管理する会員管理データベース21と、カードの度数等を管理するカード管理データベース22と、本発明の特徴あるグループ管理データベース23とを管理する。
グループ管理データベース23は、上述したグループ情報設定部15aにより設定されたグループ情報を管理する。具体的には、図8に示すように、玉貸処理ユニット40に対応して接続された遊技台50の台番号と、当該玉貸処理ユニットが属するグループ番号とから構成され、遊技店100に配設される玉貸処理ユニット40各々を任意のグループ単位で管理する。
印字部24は、プリンタ等で構成され、売上げ集計結果等の印刷出力を行う。以上がターミナルコントローラ10の機能的な構成の一例を示すブロック図の説明である。
図9は、ターミナルコントローラ10のT/C表示部13に表示されるカード回収/補充メニュー画面の画面レイアウトの一例を示す図である。
このカード回収/補充メニュー画面では、遊技店に配設される玉貸処理ユニット40各々に対し任意のグループを設定することができる。また、ここで設定したグループを単位として玉貸処理ユニット40にカード回収/補充モードの起動を指示できる。
このカード回収/補充メニュー画面からグループ設定を行う場合には、まず、台番号に対し任意のグループ番号を入力する。そして、玉貸処理ユニット40各々に対するグループ入力が完了したところで、画面内下側に配設されたグループ更新ボタンを押下すると、当該設定内容がグループ管理データベース23に更新設定される。
また、玉貸処理ユニット40をカード回収/補充モードへ移行させる場合には、画面内下側に配設された入力領域に、モードの起動を所望するグループ番号を入力指定後、実行ボタンを押下することで、当該グループに属する玉貸処理ユニット40に対しモード起動の指示を行うことができる。同図で言うと、「group−01(グループ)」を入力して実行ボタンを押下することで、「group−01(グループ)」に属する玉貸処理ユニット40をカード回収/補充モードへ移行させることができる。
ここで、図10を用いて、玉貸処理ユニット40の初期処理(グループ情報取得処理)について説明する。なお、ここでは、ターミナルコントローラ10の電源は予め投入されているものとして説明する。
店員等により玉貸処理ユニット40の電源が投入されると(ステップS101)、玉貸処理ユニット40では、従来より周知の初期処理が開始されるとともに(ステップS102)、グループ情報取得部49aからターミナルコントローラ10へ台番号を含むグループ情報問合せ要求が送信される(ステップS103)。なお、この台番号は、当該玉貸処理ユニット40に対応して接続された遊技台50の台番号である。
一方、この問合せ要求を受信したターミナルコントローラ10は、T/C制御部16において、受信した台番号に対応するグループ情報(グループ番号)を、グループ管理データベース23から取得する(ステップS105)。
このようにしてグループ情報を取得すると、ターミナルコントローラ10から玉貸処理ユニット40へこのグループ情報が応答され(ステップS106)、玉貸処理ユニット40は、これを受信する(ステップS107)。
そして、玉貸処理ユニット40のグループ情報取得部49aは、この自装置が属するグループ情報を記憶部44に設定情報として書き込み(ステップS108)、この処理を終了する。
なお、上記図10においては、電源投入に伴う初期処理に際して、グループ情報を取得する場合の動作について説明したが、遊技店100の開店処理に伴ったターミナルコントローラ10等からの制御信号をトリガーとしてこの処理を開始するようにしてもよい。
次に、図11および図12を用いて、カード回収/補充モードを起動する際のターミナルコントローラ10および玉貸処理ユニット40の動作について説明する。
まず、図11を用いて、ターミナルコントローラ10のT/C操作部14からの操作指示によりカード回収/補充モードを起動する場合の動作について説明する。
ターミナルコントローラ10において、上記図9で説明したカード回収/補充メニュー画面が起動され、当該メニュー上でモードの起動を所望するグループ番号が入力指定され、実行ボタンが押下されると、この処理は開始される(ステップS201)。
この処理が開始すると、ターミナルコントローラ10は、T/C通信部11を介して動作モード指定情報(本実施例においては、適正枚数モードを指定)と、グループ指定情報とを含むモード起動指示を玉貸処理ユニット40に送信する(ステップS202)。
一方で、玉貸処理ユニット40は、このモード起動指示を受信すると(ステップS203)、モード起動部49bにおいて、当該指示が自装置の属するグループ宛であるか否かを判断する(ステップS204)。この判断は、玉貸処理ユニット40電源オン時や、遊技店の開店処理時等に、グループ情報取得部49aでターミナルコントローラ10より取得したグループ情報に基づき行われる。
ここで、受信したモード起動指示が自装置の属するグループ宛でない場合には(ステップS204でNO)、この処理を終了するが一方、受信したモード起動指示が自装置の属するグループ宛である場合には(ステップS204でYES)、モード起動部49bは、当該指示に対応するモード(適正枚数モード)を起動し、玉貸処理ユニット40をカード回収/補充モードへと移行させる(ステップS205)。
玉貸処理ユニット40において、モードの起動が正常(あるいは異常)に行われると、その旨がターミナルコントローラ10へ送信され(ステップS206)、これをターミナルコントローラ10側で受信すると(ステップS207)、この処理は終了する。
続いて、図12を用いて、店員が携帯するリモコン60からの操作指示によりカード回収/補充モードを起動する場合の動作について説明する。
リモコン発光部62を、玉貸処理ユニット40のリモコン受光部43に向けた状態で、リモコン60上から所定のモード起動指示操作を行うと、リモコン60から制御信号が発信され、これを玉貸処理ユニット40で受信すると(ステップS301)、この処理は開始される。
この制御信号を受けた玉貸処理ユニット40の起動指示要求部49cは、カード回収/補充モードを起動させるために、自装置が属するグループ情報と、リモコン60操作により指定されたモード情報とを含むモード起動指示要求をターミナルコントローラ10へと送信する(ステップS302)。
ターミナルコントローラ10では、このモード起動指示要求を受信すると(ステップS303)、当該要求内のグループ情報ならびにモード情報を、グループ指定情報および動作モード指定情報(適正枚数モード、回収モード、補充モードのいずれかを指定)に設定し、かかる情報を含むモード起動指示を玉貸処理ユニット40に送信する(ステップS304)。
一方で、玉貸処理ユニット40は、このモード起動指示を受信すると(ステップS305)、モード起動部49bにおいて、当該指示が自装置の属するグループ宛であるか否かを判断する(ステップS306)。この判断は、玉貸処理ユニット40電源オン時や、遊技店の開店処理時等に、グループ情報取得部49aでターミナルコントローラ10より取得したグループ情報に基づき行われる。
ここで、受信したモード起動指示が自装置の属するグループ宛でない場合には(ステップS306でNO)、この処理を終了するが一方、受信したモード起動指示が自装置の属するグループ宛である場合には(ステップS306でYES)、モード起動部49bは、当該指示に対応するモードを起動し、玉貸処理ユニット40をカード回収/補充モードへと移行させる(ステップS307)。
玉貸処理ユニット40において、モードの起動が正常(あるいは異常)に行われると、その旨がターミナルコントローラ10へ送信され(ステップS308)、これをターミナルコントローラ10側で受信すると(ステップS309)、この処理は終了する。
なお、玉貸処理ユニット40の表示操作部42(操作ボタン、テンキー42c)からの操作指示により、カード回収/補充モードを起動させる場合には、この図12で説明したステップS301の処理を「操作ボタン、テンキー42cからのモード起動指示操作」に置き換えると、後続の処理は上記図12で説明した動作と略同様の処理となるため、その説明は省略する。
図13は、カード回収/補充モード起動後における玉貸処理ユニット40の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、適正枚数モード設定時の動作を例に挙げて説明することとし、予め適正枚数として5枚が設定されているものとする。
店員によるターミナルコントローラ10からの制御等により、玉貸処理ユニット40が適正枚数モードに移行すると、玉貸処理ユニット40の情報表示LED42aには、当該ユニットに対応して接続される遊技台50の台番号が表示される(ステップS401)。
この台番号の表示とともに制御部49では、カード収納部46cに収納されているカードの枚数が適正枚数(5枚)であるか否かの判断を行う(ステップS402)。この判断の結果、収納枚数が適正枚数である場合には(ステップS402でYES)、このままこの処理を終了することになるが一方、収納枚数が適正枚数でない場合には(ステップS402でNO)、さらに収納枚数が適正枚数より多いか少ないかを判断することになる(ステップS403)。
ここで、収納枚数が適正枚数よりも多い場合には(ステップS403で多い)、玉貸処理ユニット40の情報表示LED42aに、処理中である旨を示す「HHHHHH」が表示されるとともに(ステップS404)、カード収納部46cに収納されたカードがカード搬送部46bを経てカード挿入口46dから排出され、半分程度が突出した状態で保持される(ステップS405)。
該カードが、店員により抜き取られたことが、カード挿入/抜取検知センサ46eによって検知されると(ステップS406)、玉貸処理ユニット40の情報表示LED42aには、カード収納部46cに収納されたカードの枚数が表示される(ステップS407)。そして、再び、ステップS402に戻り、ユニット内に収納されるカード枚数が適正枚数になるまでこの処理が1枚ずつ繰り返し行われることになる。
一方、収納枚数が適正枚数よりも少ない場合には(ステップS403で少ない)、玉貸処理ユニット40の情報表示LED42aに、カードの挿入待ちである旨を示す「CrdIn」が表示される(ステップS408)。
そして、これを見た店員がカード挿入口46cからカードを挿入すると、該カードがカード挿入/抜取検知センサ46eによって検知されるとともに(ステップS409)、この検知によりカード搬送部46bが駆動し、該カードがカード収納部46cへ収納される(ステップS410)。このとき、玉貸処理ユニット40の情報表示LED42aには、カード収納部46cに収納されたカードの枚数が表示される(ステップS411)。そして、再び、ステップS402に戻り、ユニット内に収納されるカード枚数が適正枚数になるまでこの処理が1枚ずつ繰り返し行われることになる。
以上説明したように本発明においては、複数台の玉貸処理ユニット40各々を任意のグループ単位に分けてグループ管理データベース23に登録し、この登録されたグループ単位で玉貸処理ユニット40に対しカード回収/補充モードの起動を指示するように構成したため、ターミナルコントローラ10側からグループ単位で一括して玉貸処理ユニット40のカード回収/補充モードを起動できることになり、現状の玉貸処理ユニット1台毎に、リモコン操作を行ってカード回収/補充モードを起動させるといった煩雑な作業を省略することができるので、カードの回収、補充操作に要する労力を軽減させることができる。
なお、本発明は、上記および図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものであり、上述した実施例で説明した遊技システムにおけるその他変形実施例を下記にいくつか列挙する。
1)上記実施例では、ターミナルコントローラ10にグループ管理データベース23を設け、このグループ管理データベース23に設定管理されたグループ単位で玉貸処理ユニット40にカード回収/補充モードの起動を指示する場合を説明したが、このグループ管理データベース23を用いずに、全遊技台50に一括してカード回収/補充モードの起動を指示するように構成してもよい。
2)玉貸処理ユニット40各々に対し設定する任意のグループは、例えば、島コントローラ31(=島)単位、玉貸処理ユニット40各々に対応して接続される遊技台40の機種単位等が挙げられるが、これに限られず、遊技店の責任者による任意のグループ設定が可能である。
3)表示操作部42あるいはリモコン60からモード起動指示操作が行われた場合には、当該モード起動指示操作が行われた玉貸処理ユニット40に応じて、カード回収/補充モードの起動を指示する玉貸処理ユニット40郡を変更させるようにしてもよい。例えば、モード起動指示操作が行われた玉貸処理ユニット40に対応する遊技台50の台番号よりも、若い台番号の遊技台(50)10台に対応する玉貸処理ユニット40のカード回収/補充モードを同時に起動させる旨の設定を予めターミナルコントローラ10に登録しておき、玉貸処理ユニット40からモード起動指示要求があった場合に、ターミナルコントローラ10側からは、このモード起動指示要求送信元の玉貸処理ユニット40を含めた11台の玉貸処理ユニット40にモード起動指示を送信するようにする。このような設定により、玉貸処理ユニット40各々に応じたエリア毎等に、モードを起動させる玉貸処理ユニット40を変更させることができる。
4)上記実施例で説明したプリペイドカード、デビッドカードあるいは会員カード等の各種カードは、磁気ストライプを有する磁気カードで構成されていてもよいし、ICチップが埋め込まれたICカードで構成されていてもよい。
5)上記実施例では、玉貸処理ユニット40で受け付ける記録媒体がカードである場合を説明したが、この記録媒体がIC(Integrated Circuit)コインであってもよい。この場合もカード同様に、ICコインの回収、補充操作に要する労力を軽減させることができる。
6)上記実施例では、遊技台50の玉投出機構52からパチンコ玉を貸し出す場合を説明したが、これに限られず、玉貸処理ユニット40に玉投出機構と、ノズルを設け、かかる玉投出機構からノズルを介して遊技客にパチンコ玉を貸し出すようにしてもよい。
7)上記実施例では、貸出ボタン54a、返却ボタン54b、度数表示部55を遊技台50に配設する場合を説明したが、これらを玉貸処理ユニット40に配設するようにしてもよい。
8)玉貸処理ユニット40ではなく、メダル貸処理ユニットに本発明を適用してもかまわない。
本発明の遊技システムおよびその記録媒体回収/補充方法は、記録媒体の回収、補充操作に要する労力を軽減させることができ、特に、パチンコ台などを配設し遊技サービスを提供するパチンコホールで有効利用することができる。
本発明に係わる遊技システムの全体構成の一例を示す図である。 図1に示した玉貸処理ユニット40および遊技台50の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 図1に示した玉貸処理ユニット40および遊技台50の外観構成の一例を示す図である。 図1に示した玉貸処理ユニット40のカード処理部46の概略構成の一例を示す図である。 図1に示したリモコン60の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したリモコン60の外観構成の一例を示す図である。 図1に示したターミナルコントローラ10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したグループ管理データベース23の構成内容の一例を示す図である。 カード回収/補充メニュー画面の画面レイアウトの一例を示す図である。 玉貸処理ユニット40の初期処理(グループ情報取得処理)の動作を示すフローチャートである。 カード回収/補充モードを起動する際のターミナルコントローラ10および玉貸処理ユニット40の動作を示すフローチャートである。(ターミナルコントローラ10からモード起動)。 カード回収/補充モードを起動する際のターミナルコントローラ10および玉貸処理ユニット40の動作を示すフローチャートである。(リモコン60からモード起動)。 カード回収/補充モード起動後における玉貸処理ユニット40の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ターミナルコントローラ
11 T/C通信部
12 T/C記憶部
13 T/C表示部
14 T/C操作部
15 T/C制御部
15a モード起動指示部
15b グループ情報設定部
21 会員管理データベース
22 カード管理データベース
23 グループ管理データベース
24 印字部
30 島
31 島コントローラ
40 玉貸処理ユニット
41 通信部(上位用)
42 表示操作部
42a 情報表示LED(Light Emitting Diode)
42b モード表示ランプ
42c 操作ボタン、テンキー
43 リモコン受光部
44 記憶部
45 通信部(遊技台用)
46 カード処理部
46a リードライト部
46b カード搬送部
46c カード収納部
46d カード挿入口
46e カード挿入/抜取検知センサ
47 紙幣処理部
47a 紙幣識別部
47b 紙幣搬送部
47c 紙幣挿入口
48 電源部
49 制御部
49a グループ情報取得部
49b モード起動部
49c 起動指示要求部
50 遊技台
51 遊技台通信部
52 玉投出機構
53 遊技台制御部
54 遊技台操作部
54a 貸出ボタン
54b 返却ボタン
55 度数表示部
60 リモートコントローラ
61 リモコン操作部
62 リモコン発光部
63 リモコン制御部
64 リモコン電源部
65 リモコン記憶部
70 LAN(Local Area Network)
71 カード発行機
72 カード精算機
81 状態表示ランプ
82 カードスタック状態表示LED(Light Emitting Diode)
100 遊技店
101 公衆回線網
102 中央管理装置

Claims (12)

  1. 遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の収納枚数を調整する枚数調整モードを有す複数台の記録媒体処理装置と、該複数台の記録媒体処理装置に接続された管理装置とを有する遊技システムにおいて、
    前記管理装置は、
    前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動を指示するモード起動指示手段
    を具備し、
    前記記録媒体処理装置は、
    前記モード起動指示手段からの起動指示に対応して前記枚数調整モードを起動するモード起動手段
    を有し、
    前記枚数調整モードでは、
    当該記録媒体処理装置に収納される記録媒体の収納枚数と予め記憶される適正枚数を比較し、
    前記収納枚数が多い場合は、前記記録媒体を排出する処理へ移行し、
    前記収納枚数が少ない場合は、前記記録媒体を受け入れる処理へ移行するように切替えて制御する
    ことを特徴とする遊技システム。
  2. 前記モード起動指示手段は、
    前記複数台の記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を一括して行う
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技システム。
  3. 前記管理装置は、
    前記記録媒体処理装置が配設される島単位で島制御装置を経由して該記録媒体処理装置と接続され、
    前記モード起動指示手段は、
    前記島単位で前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技システム。
  4. 前記管理装置は、
    前記複数台の記録媒体処理装置各々を任意のグループ単位に分けて登録するグループ情報設定手段
    を具備し、
    前記モード起動指示手段は、
    前記グループ情報設定手段で登録されたグループ単位で前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技システム。
  5. 前記モード起動指示手段は、
    締め上げ処理に際して、前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動を指示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の遊技システム。
  6. 前記記録媒体処理装置は、
    前記枚数調整モードの起動を要求する起動指示要求を前記管理装置に送信する起動指示要求手段
    を具備し、
    前記モード起動指示手段は、
    前記起動指示要求手段からの前記起動指示要求に基づき前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の遊技システム。
  7. 前記起動指示要求手段は、
    係員の携帯する無線指示器からの制御信号に基づき起動指示要求を前記管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項6記載の遊技システム。
  8. 前記起動指示要求手段は、
    係員による操作器からの所定操作に基づき起動指示要求を前記管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項6記載の遊技システム。
  9. 前記管理装置は、
    前記複数台の記録媒体処理装置各々を任意のグループ単位に分けて登録するグループ情報設定手段
    を具備し、
    前記モード指示手段は、
    前記起動指示要求送信元の記録媒体処理装置の属する前記グループの記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行う
    ことを特徴とする請求項6乃至8いずれかに記載の遊技システム。
  10. 前記モード起動指示手段は、
    前記起動指示要求送信元の記録媒体処理装置に応じて予め設定された記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動指示を行う
    ことを特徴とする請求項6乃至8いずれかに記載の遊技システム。
  11. 遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の収納枚数を調整する枚数調整モードを有する複数台の記録媒体処理装置と、前記複数台の記録媒体処理装置に接続された管理装置とを有する遊技システムにおける記録媒体収納枚数調整方法において、
    前記管理装置は、前記記録媒体処理装置に対して前記枚数調整モードの起動をモード起動指示手段により指示し、
    前記記録媒体処理装置は、前記モード起動指示手段からの起動指示に対応して前記枚数調整モードをモード起動手段により起動し、
    前記枚数調整モードでは、
    当該記録媒体処理装置に収納される記録媒体の収納枚数と予め記憶される適正枚数を比較し、
    前記収納枚数が多い場合は、前記記録媒体を排出する処理へ移行し、
    前記収納枚数が少ない場合は、前記記録媒体を受け入れる処理へ移行するように切替えて制御する
    ことを特徴とする遊技システムにおける記録媒体収納枚数調整方法。
  12. 管理装置に接続され、遊技に用いる有価価値が関連付け可能な複数の記録媒体を収納し、該記録媒体の収納枚数を調整する枚数調整モードを有する記録媒体処理装置において、
    枚数調整モード起動指示に対応して前記枚数調整モードを起動するモード起動手段と、
    前記モード起動手段により前記枚数調整モードが起動されると、当該記録媒体処理装置に収納される記録媒体の収納枚数と予め記憶される適正枚数を比較し、
    前記収納枚数が多い場合は、前記記録媒体を排出する処理へ移行し、
    前記収納枚数が少ない場合は、前記記録媒体を受け入れる処理へ移行するように切替えて制御する枚数調整制御手段と
    を具備することを特徴とする記録媒体処理装置。
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