JP4907914B2 - 光検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、光検出回路に関する。
特許文献1に記載の光検出回路によれば、ホトダイオードで発生した電流を積分回路を介して読み出す装置において、ホトダイオードをゼロバイアス駆動することが開示されている。ホトダイオードをゼロバイアス駆動すると暗電流を低減することができる。
特開2003−315149号公報
しかしながら、上記従来の光検出回路では、ホトダイオードに高い変調周波数の光が入射した場合には出力が発振してしまう。また、太陽の直射日光のような強い光が入射した場合には、その光に比例して過大な電流が発生してしまい、回路動作に異常をきたすことがある。本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、出力の発振を抑制し、暗電流が気になるような小さな光電流の時にはゼロバイアス回路として動作し、回路動作に異常をきたすような大きな光電流の時には電流リミッタ回路として動作することが可能な光検出回路を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る光検出回路は、ホトダイオードの一端に接続された積分回路と、ホトダイオードと積分回路との間に介在するトランジスタと、トランジスタとホトダイオードとの間に介在する抵抗素子と、トランジスタの制御端子に接続された出力端子、抵抗素子とトランジスタとの間の節点に接続された第1入力端子、及び、ホトダイオードの他端に短絡する第2入力端子を有するオペアンプとを備えることを特徴とする。
ホトダイオードには寄生容量が存在するが、積分回路における出力電圧は、本来、この寄生容量に影響を受ける。本発明の光検出回路では、ホトダイオードと積分回路との間にトランジスタを介在させているので、積分回路の出力電圧は寄生容量の影響を殆ど受けなくなる。このトランジスタの制御端子(ゲート、ベース)には、オペアンプの出力端子が接続されており、トランジスタの抵抗素子側の電位を帰還制御する。この電位は、ホトダイオードのバイアス電圧がゼロバイアス電圧となるように制御される。
ホトダイオードの他端の電位と、オペアンプの第2入力端子とは、例えば接地電位に短絡しており、オペアンプの第1入力端子の電位は、この電位に等しくなるようにトランジスタの制御端子電位を制御するので、ホトダイオードにはゼロバイアスが与えられる。
ここで、ホトダイオードに入射する光の変調周波数が高くなった場合、積分回路に入力される電流は、抵抗素子が無い場合には発振する。本発明では、抵抗素子を設けているため、光の変調周波数、換言すればホトダイオードを流れる光電流の周波数が高くなった場合においても発振が抑制される。また、抵抗素子が挿入されていることで、これは光電流に対するリミッタとしても機能し、強い光が入射した場合にはホトダイオードに印加されるバイアス電圧が順バイアス電圧となって、過大な光電流が流れなくなる。厳密には、ホトダイオードがゼロバイアス駆動されるのは、暗状態のみである。その理由は、後述するが、ホトダイオード自体のバイアスは光電流と挿入した抵抗素子による電圧ドロップによって、僅かに順バイアスとなるからである。しかし、この電圧ドロップは暗電流が気になるような光電流においては極めて小さく、この順バイアスによる電流は無視できる。また、挿入する抵抗素子はそのような値を選ぶことになる。
このように、上述の光検出回路によれば、ホトダイオードの寄生容量の影響を低減しつつ、出力の発振の抑制を可能とし、過大電流に対するリミット回路として機能する。
また、本発明の光検出回路は、積分回路の出力が入力される比較器と、比較器の出力に応じて積分回路をリセットするリセット信号発生手段とを備え、ホトダイオードで発生した光電流の周波数変換を行うことを特徴とする。すなわち、積分回路に蓄積された電荷量に応じて発生する電圧が比較器の閾値を超えた場合には、比較器の出力は切り替わる。すなわち、光電流強度が高いほど、比較器出力は短期間に切り替わり、比較器の出力が切り替わるとリセット信号発生手段が積分回路をリセットして再度、電荷の蓄積を開始する。このようにして、ホトダイオードで発生した光電流が周波数に変換される。
また、本発明の光検出回路は、トランジスタと積分回路との間に、ホトダイオードを流れる電流を制限するリミッタ回路を設けたことを特徴とする。この場合、積分回路へ入力される電流が制限されるため、出力周波数の上限を設定することができる。ここでいうリミッタ回路は、本発明の光検出回路で抵抗素子を入れたことによる過大電流並びにそれに伴う回路の異常動作を抑制するものとは異なる。電流を制限する形の本リミッタ回路による電流抑制は、抵抗素子を入れたことによる効果がはたらくよりも小さい光電流においてはたらくものである。本リミッタ回路による電流抑制能力には制限があり、これを超えた分に対して、抵抗素子を入れたことによるリミッタ効果が効果を発することになる。
本発明の光検出回路によれば、出力電流の発振の抑制と小さな光電流の時にはゼロバイアス回路、過大な光電流に対してはリミッタとして働くことができる。過大電流に対するリミッタ効果はひいては、それに伴う回路の異常動作を抑制することができる。
以下、実施の形態に係る光検出回路について説明する。なお、同一要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は光検出回路の回路図である。
この光検出回路1は、ホトダイオードPDのカソードに接続された積分回路IG1を備えている。
積分回路IG1は、オペアンプOP1の出力端子と反転入力端子との間に介在するキャパシタCf1と、キャパシタCf1の両端間を短絡可能なスイッチSW10と、オペアンプOP1への入力信号の接続/切断を行うゲートスイッチSW11とを備えている。オペアンプOP1の非反転入力端子には基準電位Vr1が与えられる。
積分回路IG1のゲートスイッチSW11には信号Qが与えられ、QがHレベルの場合にはゲートスイッチSW11はOnする。短絡スイッSW10には、信号Qに対して相補的な信号QB(Qバー)が与えられ、QBがHレベルの場合には、スイッチSW10はOnする。
積分回路IG1をリセットする場合には、信号QBをHレベルとして短絡スイッチSW10をOnし、また、電荷蓄積を開始する場合には、信号QをHレベルとしてゲートスイッチSW11をOnすると共に、短絡スイッチSW10を開放する(QB=Lレベル)。
この光検出回路1は、ホトダイオードPDのカソードに接続された積分回路IG2を更に備えている。積分回路IG2は、積分回路IG1とは相補的に動作する。すなわち、積分回路IG1が電荷蓄積を行っている期間においては、積分回路IG2はリセット状態であり、積分回路IG1にリセットをかけた場合には、積分回路IG2は電荷蓄積を行っている。すなわち、一方の積分回路のリセット期間においても他方の積分回路は電荷を蓄積することが可能であるため、高い変調周波数まで良いリニアリティで光電流の周波数への変換を行うことができる。
積分回路IG2は、オペアンプOP2の出力端子と反転入力端子との間に介在するキャパシタCf2と、キャパシタCf2の両端間を短絡可能なスイッチSW20と、オペアンプOP2への入力信号の接続/切断を行うゲートスイッチSW21とを備えている。オペアンプOP2の非反転入力端子には基準電位Vr1が与えられる。
一方の積分回路IG1のゲートスイッチSW11には信号Qが与えられている場合、他方の積分回路IG2のゲートスイッチSW21には信号QBが与えられる。QBがHレベルの場合にはゲートスイッチSW21はOnする。短絡スイッSW20には、信号QBに対して相補的な信号Qが与えられ、QがHレベルの場合には、スイッチSW20はOnする。
積分回路IG2をリセットする場合には、信号QをHレベルとして短絡スイッチSW20をOnし、また、電荷蓄積を開始する場合には、信号QBをHレベルとしてゲートスイッチSW21をOnすると共に、短絡スイッチSW20を開放する(Q=Lレベル)。
また、光検出回路1は、積分回路IG1の出力が入力される比較器COMP1と、比較器COMP1の出力に応じて積分回路IG1をリセットするRSフリップフロップ30(リセット信号発生手段:入力はS端子)とを備えており、ホトダイオードPDで発生した光電流の周波数への変換を行っている。
積分回路IG1に蓄積された電荷量に応じて発生する電圧OUT1が比較器COMP1の閾値Vr2を超えた場合には、比較器COMP1の出力は、HレベルからLレベルに切り替わる。
また、光検出回路1は、もう一方の積分回路IG2の出力が入力される比較器COMP2と、比較器COMP2の出力に応じて積分回路IG2をリセットするRSフリップフロップ30(リセット信号発生手段:入力はR端子))とを備えており、ホトダイオードPDで発生した光電流の周波数への変換を行っている。
積分回路IG2に蓄積された電荷量に応じて発生する電圧OUT2が比較器COMP2の閾値Vr2を超えた場合には、比較器COMP2の出力は、HレベルからLレベルに切り替わる。
すなわち、光電流強度が高いほど、比較器出力は短期間に切り替わり、比較器の出力が切り替わるとRSフリップフロップ30からの出力(Q,QB)が積分回路IG1又はIG2を交互にリセットして再度、電荷の蓄積を開始する。このようにして、ホトダイオードPDで発生した光電流の周波数への変換が行われる。
RSフリップフロップは、2つのNAND回路(NAND4、NAND5)を接続してなるものであり、負論理入力の場合(入力が0の時)、入力端子S=1、入力端子R=0の場合、出力Q’=0、出力QB’=1である。また、入力端子S=0、入力端子R=1の場合、出力Q’=1、出力QB’=0である。入力端子S=1、入力端子R=1の場合、出力Q’、QB’は不変である。Hレベルは1とし、Lレベルは0とする。
RSフリップフロップ30の後段には、積分回路と計測タイミングのオールリセット用のNAND回路(NAND2、NAND3)が接続されており、これらの回路の出力を信号Q、QBとして積分回路IG1、IG2の各スイッチに入力する。
オールリセット信号ALL RESET(以下、RESET信号とする)がリセット端子100から入力されると、これがインバータI1を介することで、反転RESET信号(RESETバー)が生成される。反転リセット信号は出力制御スイッチSW1に入力される。RESET信号がHレベルの場合、反転リセット信号はLレベルである。この時、出力制御スイッチSW1はOffとなり、NAND回路(NAND1)の出力はHレベルとなる。NAND1の出力はインバータI2を介するので、このラインXの電位はLレベルとなる。ラインXがLレベルの場合、オールリセット用のNAND回路(NAND2、NAND3)には、Hレベルの信号が入力され、信号Q=QB=Hレベルとなり、双方の積分回路IG1,IG2がリセットされる。なお、通常制御の状態では、もちろんQとQBの値は異なるものである。
HレベルのRESET信号が入力されると、インバータI1,I3を介することで、スイッチSW2には、HレベルのRESET信号が入力され、SRフリップフロップ30のS端子がグランドに接続され、Lレベルとなり、SRフリップフロップ30もリセットされる。入力されるRESET信号がLレベルとなった場合、光検出回路出力OUTPUTは、常に同じ出力値(Lレベル)からスタートする。
なお、回路1は、Q=QB=Lレベルとなることによる回路の不安定化を防止するために設けられており、すなわち、Q=QB=Lレベルとなった場合には、NAND6がLとなり、XラインをLレベルとして、Q=QB=Hレベルとなるように動作する。
なお、RSフリップフロップ30の出力は、インバータI4、NAND回路(NAND7)、インバータI5、出力制御スイッチSW1を介して外部に出力される。NAND7の一方には、通常はHレベルの信号が入力されているので、RESET信号がHレベルとなるまでは実質的には機能しない。
ホトダイオードPDと積分回路IG1(IG2)との間にはトランジスタTR1が介在している。トランジスタTR1とホトダイオードPDとの間には抵抗素子TR2が介在している。トランジスタTR1にはオペアンプOP10が接続されている。
オペアンプOP10は、NチャンネルのトランジスタTR1の制御端子(ゲート)に接続された出力端子、抵抗素子TR2とトランジスタTR1との間の節点Jに接続された反転入力端子(第1入力端子)、及び、ホトダイオードPDのアノードに短絡する非反転入力端子(第2入力端子)を有している。
ホトダイオードPDには寄生容量Cdが存在するが、積分回路IG1(IG2)における出力電圧OUT1(OUT2)は、本来、この寄生容量Cdに影響を受ける。本実施形態の光検出回路1では、ホトダイオードPDと積分回路IG1(IG2)との間にトランジスタTR1を介在させているので、積分回路IG1(IG2)の出力電圧OUT1(OUT2)は寄生容量Cdの影響を殆ど受けなくなる。
トランジスタTR1の制御端子(ゲート、ベース)には、オペアンプOP10の出力端子が接続されており、トランジスタTR1の抵抗素子側の節点Jの電位を帰還制御する。この電位は、ホトダイオードPDのバイアス電圧がゼロバイアス電圧となるように制御される。
ホトダイオードPDのアノードの電位と、オペアンプOP10の非反転入力端子とは、接地電位に短絡しており、オペアンプOP10の反転入力端子の電位は、非反転入力端子の電位に等しくなるようにトランジスタTR1の制御端子電位を制御するので、ホトダイオードPDにはゼロバイアスが与えられる。厳密には、ホトダイオードがゼロバイアス駆動されるのは、暗状態のみである。その理由は、トランジスタとオペアンプによって、ゼロバイアスに制御されているのは、図1中のJ点であり、ホトダイオード自体のバイアスは光電流と挿入した抵抗素子(TR2)による電圧ドロップによって、僅かに順バイアスとなるからである。しかし、この電圧ドロップは暗電流が気になるような光電流においては極めて小さく、この順バイアスによる電流は無視できる。また、挿入する抵抗素子はそのような値を選ぶ。
抵抗素子TR2は、Nチャネルのトランジスタによって構成されている。トランジスタTR1と抵抗素子TR2は、直列に接続されている。抵抗素子TR2を構成するトランジスタの制御端子は、一定電位に固定されている。この一定電位は、抵抗素子TR2の制御端子に、その制御端子が接続されたトランジスタTR3と、トランジスタTR3に接続された電流源ISから構成される。この電流源ISは、オペアンプOP10内部で構成することもできる。
トランジスタTR1と積分回路IG1(IG2)との間には、ホトダイオードPDを流れる電流Iを制限するリミッタ回路LMが設けられている。この場合、積分回路IG1(IG2)へ入力される電流が制限されるため、出力周波数の上限を設定することができる。リミッタ回路LMは、トランジスタTR1と積分回路IG1との間に介在する抵抗R10と、抵抗R10の両端間に接続された反転/非反転入力端子を有するオペアンプOP11と、オペアンプOP11の出力で制御される電流源IS2とを備え、電流源IS2はトランジスタTR1に接続されている。
抵抗R10を流れる電流が増加して、抵抗R10間で発生する電位差が大きくなると、電流源IS2からは抵抗R10を流れる電流が少なくなるように電流が供給される。
図2は上記回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
オールリセット信号がLレベルの場合、ホトダイオードPDに光が入射すると、光電流IがホトダイオードPDに流れ、信号QがHレベルの場合、一方の積分回路IG1のキャパシタCf1に電荷の蓄積が開始され、出力電圧OUT1が直線的に上昇する(a)。
出力電圧OUT1が、比較器COMP1の基準電圧Vr2を超えた場合、それまでHレベルであった比較器COMP1の出力が反転してLレベルに切り替わる。すなわち、負論理入力のSRフリップフロップ30のS端子には、Lレベルが入力される(b)。
そうすると、SRフリップフロップ30の出力が切り替わり、QはLレベル、QBはHレベルとなる。すなわち、積分回路IG1のキャパシタCf1は短絡され、リセットが行われ、出力電圧OUT1はLレベルとなる。したがって、S端子への入力電圧はLレベルからHレベルに戻る。
このとき、他方の積分回路IG2では、Q=Lレベル、QB=Hレベルなので、電荷の蓄積が開始され、出力電圧OUT2は直線的に上昇する(c)。出力電圧OUT2が比較器COMP2の基準電圧Vr2を超えた場合、比較器COMP2の出力はHレベルからLレベルに反転し、R端子にはLレベルの信号が入力され、RSフリップフロップ30の出力が切り替わる(d)。その後、積分回路IG1側の経路の動作と同じように動作する。
オールリセット信号がHレベルの場合、SRフリップフロップ30と積分回路IG1,IG2は同時にリセットされ、新たに、測光動作が開始する。
ここで、抵抗素子TR2の効果について説明しておく。
図3は光電流の周波数と出力電流利得との関係を示すグラフ(抵抗素子TR2有りの場合)、図4は光電流の周波数と出力電流利得との関係を示すグラフ(抵抗素子TR2無しの場合)である。
これらのグラフには、光電流Iに対する接点βを流れる電流の電流利得(dB)が、光電流Iの周波数(Hz)を横軸として示されている。光電流Iは、1(pA)、1(nA)〜1(μA)として変化させた。ホトダイオードPDに入射する光の変調周波数が高くなった場合、すなわち光電流Iの周波数が高くなった場合、積分回路IG1に入力される電流、すなわち、接点βにおける電流は、抵抗素子TR2が無い場合には発振する。図4では、周波数1k〜1M(Hz)において、発振ピークが観察されている。
一方、本実施形態の光検出回路では、抵抗素子TR2を設けているため、光の変調周波数、換言すればホトダイオードPDを流れる光電流Iの周波数が高くなった場合においても発振が抑制されている(図3参照)。また、抵抗素子TR2が挿入されていることで、これは光電流に対するリミッタとしても機能し、ホトダイオードPDに過大な光が入射した際には印加されるバイアス電圧が順バイアス電圧となって、過大な電流が発生しない。
このように、上述の光検出回路1によれば、ホトダイオードPDの寄生容量の影響を低減しつつ、出力の発振、暗電流が気になるような小さな光電流の時にはゼロバイアス回路として動作し、大きな光電流の時にはリミッタ回路として機能し回路の異常動作を抑制することができる。
本発明は、光検出回路に利用することができる。
光検出回路の回路図である。 回路動作を説明するためのタイミングチャートである。 光電流の周波数と出力電流利得との関係を示すグラフである。 光電流の周波数と出力電流利得との関係を示すグラフである。
符号の説明
IG1,IG2・・・積分回路、PD・・・ホトダイオード、TR1・・・トランジスタ、TR2・・・抵抗素子。

Claims (3)

  1. 光検出回路において、
    ホトダイオードの一端に接続された積分回路と、
    前記ホトダイオードと前記積分回路との間に介在するトランジスタと、
    前記トランジスタと前記ホトダイオードとの間に介在する抵抗素子と、
    前記トランジスタの制御端子に接続された出力端子、前記抵抗素子と前記トランジスタとの間の節点に接続された第1入力端子、及び、前記ホトダイオードの他端に短絡する第2入力端子を有するオペアンプと、
    を備えることを特徴とする光検出回路。
  2. 前記積分回路の出力が入力される比較器と、
    前記比較器の出力に応じて前記積分回路をリセットするリセット信号発生手段と、
    を備え、
    前記ホトダイオードで発生した光電流の周波数への変換を行うことを特徴とする請求項1に記載の光検出回路。
  3. 前記トランジスタと前記積分回路との間に、前記ホトダイオードを流れる電流を制限するリミッタ回路を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光検出回路。
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