JP2008211375A - 電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】リセット回路を解除する信号がリセット回路に入力した際に生じるサージを抑制すること。
【解決手段】本発明は、入力信号Vinに基づいて保持された出力信号Voutを出力する保持回路20と、リセット信号Vrsetに基づき、保持回路20の出力信号Voutを所定の値にリセットするリセット回路25と、を具備し、リセット回路25は、出力信号Voutのリセットを解除する際、出力信号Voutをリセットする際より大きい時定数のリセット信号Vrsetを用い出力信号Voutのリセットを解除する電子回路である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子回路に関し、特に、入力信号に基づき保持された信号を出力する保持回路を有する電子回路に関する。
電気信号(例えば、電圧信号)の極大値または極小値を保持するピークホールド回路(保持回路、例えば特許文献1を参照)はさまざまな電子回路において使用されている。ピークホールド回路にはリセット回路が接続されており、リセット回路を動作させるリセット信号がリセット回路に入力されると、リセット回路はピークホールド回路をリセットする。すなわち、保持している信号を一定の値に戻す。
実開平4−126424号公報
しかしながら、ピークホールド回路をリセットした後、リセット回路のリセットを解除する信号がリセット回路に入力した際、リセット回路にサージが入力することがある。この場合、ピークホールド回路は、サージ信号の値を保持することも起こりうる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、リセット回路を解除する信号がリセット回路に入力した際に生じるサージを抑制することを目的とする。
本発明は、入力信号に基づいて保持された出力信号を出力する保持回路と、リセット信号に基づき、前記保持回路の出力信号を所定の値にリセットするリセット回路と、を具備し、前記リセット回路は、前記出力信号のリセットを解除する際、前記出力信号をリセットする際より大きい時定数の前記リセット信号を用い前記出力信号のリセットを解除することを特徴とする電子回路である。本発明によれば、出力信号をリセットする際のリセット信号の時定数に対し、出力信号のリセットを解除する際のリセット信号の時定数が長いリセット信号がリセット回路に入力する。これにより、リセット信号がリセット回路に入力した際に生じるサージを抑制することができる。
上記構成において、前記保持回路は、前記入力信号が入力される第1増幅回路と、前記第1増幅回路から出力された信号が入力され前記出力信号を出力する第2増幅回路と、を有し、前記出力信号が前記第1増幅回路及び前記第2増幅回路の少なくとも一方に帰還されている構成とすることができる。この構成によれば、リセット信号によりサージが発生し易いピークホールド回路において、サージの発生を抑制することができる。
上記構成において、前記リセット回路は、前記第1増幅回路と前記第2増幅回路との間に設けられている構成とすることができる。この構成によれば、リセット信号によりサージが発生し易いピークホールド回路において、サージの発生を抑制することができる。
上記構成において、前記リセット回路は、前記第2増幅回路の入力と前記所定の電位との間をスイッチングする構成とすることができる。
上記構成において、前記保持回路は、RF信号を基準電位と比較することでパルス信号に変換するパルス発生回路の基準電位発生回路の出力に設けられる構成とすることができる。
上記構成において、前記RF信号は、光電変換手段の出力に設けられたトランスインピーダンスアンプの出力信号である構成とすることができる。
本発明によれば、出力信号をリセットする際のリセット信号の時定数に対し、出力信号のリセットを解除する際のリセット信号の時定数が長いリセット信号がリセット回路に入力する。これにより、リセット信号がリセット回路に入力した際に生じるサージを抑制することができる。
以下、図面を参照に本発明の実施例について説明する。
図1(a)及び図1(b)は実施例1に係る電子回路80の回路図である。図1(a)及び図1(b)を参照に、電子回路80はピークホールド回路20(保持回路)、リセット回路25及びバッファ回路50を有している。図1(a)を参照に、ピークホールド回路20は差動増幅回路22、24、ダイオードD1及びキャパシタC2を有している。差動増幅回路22は、入力信号Vinと出力信号Voutとを差動増幅する。差動増幅回路22の出力はダイオードD1のアノードに接続する。ダイオードD1のカソードは差動増幅回路24の入力に接続される。差動増幅回路24は、信号Vpと出力信号Voutとを差動増幅し出力信号Voutを出力する。ダイオードD1のカソードとグランドとの間には、キャパシタC2とリセット回路25が接続される。リセット回路25はNPNバイポーラトランジスタ26である。トランジスタ26のコレクタがダイオードD1のカソードに、エミッタがグランドに接続され、ベースにリセット信号Vrsetが入力される。
ピークホールド回路20においては、出力である出力信号Voutが差動増幅回路22及び24に帰還されている。つまり、ピークホールド回路20は、帰還部60及び62を有している。入力信号Vinが出力信号Voutより大きいと、差動増幅回路22は正の信号を出力し、ダイオードD1を介し容量C2を充電し、信号Vpの電位が定まる。差動増幅回路24は信号Vpと出力信号Voutとを差動増幅する。よって、出力信号Voutは信号Vpとなる。入力信号Vinが出力信号Voutより小さいと、差動増幅回路22は負の信号を出力するが、ダイオードD1は逆方向のため、信号Vpは変化しない。以上により、ピークホールド回路20は、入力信号Vinの極大値に出力信号Voutを保持する。このように、ピークホールド回路20は入力信号Vinに基づいて保持された出力信号Voutを出力する。なお、以下の説明では、出力信号Voutを入力信号Vinの極大値として説明しているが、出力信号Voutは入力信号Vinの極大値には限られず、入力信号Vinに基づき保持された信号であればよい。
図1(b)を参照に、リセット回路25のトランジスタ26のベースにはバッファ回路50が接続される。バッファ回路50は、ハイレベルのリセットパルスRsetinが入力すると、リセット回路25にハイレベルのリセット信号Vrsetを出力する。リセット信号Vrsetがハイレベルになると、図1(a)のリセット回路は、信号Vpの線路をローレベルに接続する。これにより、ピークホールド回路20はリセットされる。このように、リセット回路25は、リセット信号Vrsetに基づき、ピークホールド回路20をグランド(所定の電位)にリセットする。
図2はバッファ回路50の回路図である。NPNバイポーラトランジスタ52及び54が電源とグランドとの間にカスケード接続されており、エミッタフォロア回路を形成している。すなわち、トランジスタ52のベースにリセットパルスRsetinが入力し、トランジスタ52のエミッタとトランジスタ54のコレクタとのノードからリセット信号Vrsetが出力する。トランジスタ54のベースは定電位に設定され、トランジスタ54は電流源として機能する。トランジスタ52に比べトランジスタ54のエミッタ面積を小さくする。これにより、トランジスタ54を流れる電流はトランジスタ52を流れる電流より小さくなる。リセットパルスRsetinがローレベルからハイレベルとなると、リセット信号Vrsetとしてトランジスタ52から電流を供給するため、リセット信号Vrsetの立ち上がりは早い。一方、リセットパルスRsetinがハイレベルからローレベルとなると、リセット信号Vrsetとしてトランジスタ54から電流を引き抜くため、リセット信号Vrsetの立下りは遅くなる。なお、バッファ回路50には必要に応じインバータ等を接続することにより、ハイレベルのリセットパルスに対しローレベルのリセット信号を出力する構成とすることもできる。また、FET等を用いバッファ回路を構成することもできる。
図3(a)は、従来のリセット信号がリセット回路25に入力した場合のリセット信号Vrset及び信号Vpの時間に対する図である。リセット信号Vrsetとして、急峻な立ち上がり立ち下りの信号がリセット回路25に入力される。リセット信号Vrsetがハイレベルとなると、キャパシタC2の電荷がグランドに流れるため、信号Vpは徐々に初期値に戻る。信号Vpが初期に戻り、リセット信号Vrsetが急激にローレベルになると、信号Vpに大きなサージが入る。このサージは、リセット信号Vrsetがローレベルとなることにより、信号Vpに入った小さな信号が、帰還部60及び帰還部62により差動増幅回路22及び24にフィードバックされるため、信号Vpのサージは大きな信号となってしまう。
図3(b)を参照に、バッファ回路50からリセット回路25に出力されるリセット信号Vrsetにおいてハイレベルへの立ち上がりは急峻である。一方、ローレベルへの立下りは追従型である。これにより、信号Vpにはほとんどサージが入らず、信号Vpのサージを抑制することができる。
ピークホールド回路20は、入力信号Vinの極大値に出力信号Voutを保持し、リセット回路25は、リセット信号Vrsetに基づき、ピークホールド回路20の出力信号Voutを一定値にする。バッファ回路は、図3(b)のように、リセット信号Vrsetの立ち上がり時間(つまり、リセット回路25を動作させる際(図3(b)のA)のリセット信号Vrsetの変動時間)に対し、リセット信号の立下がり時間(つまり、リセット回路25を非動作にさせる際(図3(b)のB)のリセット信号Vrsetの変動時間)が長いリセット信号Vrsetをリセット回路25に出力する。言い換えれば、リセット回路25は、出力信号Voutのリセットを解除する際(図3(b)のB)、出力信号Voutをリセットする際(図3(b)のA)より大きい時定数のリセット信号Vresetを用い出力信号Voutのリセットを解除する。これにより、リセット回路25のリセットを解除させる際のリセット信号Vrsetがリセット回路25に入力した際に生じるサージを抑制することができる。なお、リセット信号Vrsetは、ローレベルによりリセット回路25を動作させ、ハイレベルによりリセットを解除する信号であってもよい。
図1(a)のように、ピークホールド回路20は、出力信号Voutを帰還する帰還部60、62を有している。帰還部60、62を有すると、リセット信号Vrsetに起因しサージが大きくなりやすい。よって、実施例1のバッファ回路50を用いることが有効である。
また、ピークホールド回路20は、入力信号Vinが入力する第1差動増幅回路22(第1増幅回路)と、第1差動増幅回路22の出力に関係した信号Vpが入力し出力信号Voutを出力する第2差動増幅回路24(第2増幅回路)と、を有し、出力信号Voutが第1差動増幅回路22及び第2差動増幅回路24に帰還されている。このような構成においては、リセット信号Vrsetに起因しサージが大きくなりやすい。よって、実施例1のバッファ回路50を用いることが特に有効である。
図4のように、出力信号Voutは差動増幅回路24に帰還され、差動増幅回路22には帰還されていなくともよい。図4の場合も、帰還部64が設けられているため、リセット信号Vrsetに起因しサージが大きくなりやすい。以上のように、出力信号Voutが第1差動増幅回路22及び第2差動増幅回路24の少なくとも一方に帰還されている場合、リセット信号Vrsetに起因しサージが大きくなりやすい。よって、実施例1のバッファ回路50を用いることが特に有効である。
さらに、リセット回路25は、第1差動増幅回路22と第2差動増幅回路24との間に設けられている。つまり、第1差動増幅回路22の出力と第2差動増幅回路24の入力との間に設けられている。この場合、リセット信号Vrsetに起因しサージが大きくなりやすい。よって、実施例1のバッファ回路50を用いることが特に有効である。なお、リセット回路25は第1差動増幅回路22の入力や第2差動増幅回路24の出力に設けられてもよい。
さらに、リセット回路25は、第2差動増幅回路24の入力である信号Vpをグランド(所定の電位)との間をスイッチングする。つまり、リセット回路25は、リセット信号Vrsetに基づき、第2差動増幅回路24の入力をグランドに接続する。これにより、信号Vpをグランドレベルとし、出力信号Voutをリセットすることができる。また、リセット回路25は、第2差動増幅回路24の入力をグランドから遮断する。これにより、出力信号Voutのリセットを解除することができる。
実施例1は、光通信の受信回路に用いられるリミットアンプの例である。図5は、実施例1に係る電子回路90(リミットアンプ)の回路図である。図5を参照に、電源Vpdに接続されたフォトダイオード(PD)42の出力電流を増幅したトランスインピーダンスアンプ(TIA)40の出力電圧信号がRF(高周波)信号VAとして電子回路90に入力される。電子回路90は差動増幅回路30、32、フィードバック回路10及び実施例1に係る電子回路80を有している。差動増幅回路30はRF信号VAと参照信号Vrefとを差動増幅し、差動出力信号V1+及びV1−を出力する。差動増幅回路32は差動出力信号V1+及びV1−を増幅し、振幅を制限することでパルス信号Vo及びVoBを出力する。このように、電子回路90はRF信号VAを参照信号Vref(基準電位)と比較することでパルス信号Vo及びVoBに変換するパルス発生回路である。
フィードバック回路10は差動増幅回路30の差動出力信号V1+及びV1−が入力し、電子回路90のRF信号VAの平均値信号を出力する。フィードバック回路10は差動増幅回路12、14、平滑回路16を有している。差動増幅回路12は、差動信号V1+及びV1−が入力し、差動増幅し、差動信号V0+及びV0−を出力する。差動信号V0+及びV0−は平滑回路16のそれぞれ抵抗R1及びR2を介し差動増幅回路14に差動信号V2+及びV2−として入力される。差動信号V2+とV2−とは平滑回路16の容量C1により接続される。平滑回路16は抵抗R1、R2及び容量C1により定まる時定数により、差動信号V1+及びV1−を平滑化し、差動信号V2+及びV2−とする。差動増幅回路14は差動信号V2+及びV2−を差動増幅し、信号Vfを出力する。
電子回路80にはフィードバック回路10の出力信号Vfが入力し、参照信号Vrefを出力する。つまり、電子回路80は、実施例1の入力信号Vinとして出力信号Vfを入力し、入力信号の極大値である出力信号Voutを参照信号Vrefとして出力する。つまり、電子回路80のピークホールド回路20は、電子回路90のフィードバック回路10(基準電位発生回路)の出力に設けられている。さらにリセット制御回路29よりリセットパルスがバッファ回路50に入力される。バッファ回路50からリセット信号Vrsetがピークホールド回路20に対応するリセット回路(不図示)に入力される。
実施例2に係る光通信に用いられる受信回路では、光信号の振幅が一定ではないため、RF信号VAの平均値に関係した信号を参照信号Vrefとし、参照信号VrefとRF信号VAとを比較しハイレベル、ローレベルをパルス信号Vo及びVoBとして出力する。
電子回路90に電子回路80を設ける理由について説明する。電子回路90に電子回路80を設けない場合、フィードバック回路10の出力信号Vfが参照信号Vrefとなる。図6(a)及び図6(b)は、出力信号Vfを参照信号Vrefとした場合の時間に対するRF信号VAと参照信号Vrefを示した図である。図6(a)及び図6(b)を参照に、期間Toffにおいて、PD42に光信号は入力しない。よって、RF信号VAは初期値である。期間Tonにおいて、PD42に光信号が入力され、RF信号VAが変動する。ある一定期間(プリアンブル期間Tpre)においては、オン、オフ信号(0、1信号)が交互に入力される。差動増幅回路30及び差動増幅回路32は、参照信号Vrefに対しRF信号VAに対し大きいか小さいかでハイレベルまたはローレベルをパルス信号Vo及びVoBとして出力する。光通信のシステムによって、ダミーの信号が伝送されるプリアンブル期間Tpreが定まっている。よって、プリアンブル期間Tpre内に参照信号VrefがRF信号VAの平均値Vmに安定することが好ましい。しかしながら、図6(a)のように、平滑回路16の時定数が長いと、参照信号Vrefはプリアンブル期間Tpre内に平均値Vmとはならない。一方、図6(b)のように、平滑回路16の時定数が短いと、参照信号Vrefはプリアンブル期間Tpre内に平均値Vmとなるが、その後、RF信号VAの変動に同期し参照信号Vrefも変動してしまう。
このように、電子回路80を設けない場合、参照信号Vrefを早期に平均値Vmに関係した信号とすることが難しい。よって、光信号のプリアンブル期間Tpreを短くすることができず、高速化の障害となる。
図7はRF信号VAと参照信号Vrefとを示した図である。図7を参照に、平滑回路16の時定数を図6(b)のように短くする。これにより、参照信号VrefはRF信号VAに追従し早期に立ち上がる。RF信号VAがローレベルの場合も、ピークホールド回路20が参照信号Vrefのピークを保持するため、図6(b)のような参照信号Vrefの時間に対する変動は小さく、プリアンブル期間Tpre内に参照信号VrefはRF信号VAの平均値Vmに達し安定する。
このように、実施例2の電子回路90は、RF信号VAと参照信号Vrefとが入力する差動増幅回路30と、RF信号VAの平均値を出力するフィードバック回路10と、を有している。フィードバック回路10の出力信号Vfは入力信号Vinとして、ピークホールド回路20に入力し、出力信号Voutは参照信号Vrefとして差動増幅回路30に出力される。これにより、早期に安定可能な参照信号Vrefを得ることができる電子回路90において、リセット信号Vrsetに起因し、参照信号Vrefやパルス信号Vo及びVoBに大きなサージが発生することを抑制することができる。ピークホールド回路20の出力信号Voutは、入力信号Vinの極大値に限られない。例えば、図7において説明した効果は、ピークホールド回路20の出力信号Voutが入力信号Vinの極大値に近い場合であっても得られることができる。さらに、ピークホールド回路20の出力信号Voutは、入力信号Vinの極小値または極小値に近い値であってもよい。
実施例2が、PON(Passive Optical Network)の局側に用いられる通信装置の受信回路に使用されるリミットアンプの場合、家庭から送信される光信号にはリセット信号は含まれていない。すなわち、RF信号VAにはリセット信号は含まれていない。このため、リセット信号Vrsetを制御するリセット制御回路29は局側の信号によって制御される。
実施例2においては、RF信号VAがPD42(光電変換手段)の出力に設けられたTIA40の出力信号である電子回路90を例に説明したが、この回路に限られず、他の構成の回路に実施例1に係る電子回路を用いることもできる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1(a)及び図2(b)は実施例1に係る電子回路の回路図である。 図2はバッファ回路の回路図である。 図3(a)及び図3(b)はリセット信号及び信号Vpのタイミングチャートである。 図4は実施例1に係る電子回路の別の例の回路図である。 図5は実施例2に係る電子回路の回路図である。 図6(a)及び図6(b)は出力信号Vfを直接参照信号Vrefとした場合に、電子回路の時定数が大きい場合、小さい場合の時間に対する参照信号を示す模式図である。 図7は、実施例2の参照信号を示す模式図である。
符号の説明
10 フィードバック回路
12、14 差動増幅回路
16 平滑回路
20 ピークホールド回路
22、24 差動増幅回路
25 リセット回路
26 トランジスタ
29 リセット制御回路
30、32 差動増幅回路
40 TIA
42 フォトダイオード
50 バッファ回路
52、54 トランジスタ
60、62、64 帰還部

Claims (6)

  1. 入力信号に基づいて保持された出力信号を出力する保持回路と、
    リセット信号に基づき、前記出力信号を所定の値にリセットするリセット回路と、を具備し、
    前記リセット回路は、前記出力信号のリセットを解除する際、前記出力信号をリセットする際より大きい時定数の前記リセット信号を用い前記出力信号のリセットを解除することを特徴とする電子回路。
  2. 前記保持回路は、前記入力信号が入力される第1増幅回路と、前記第1増幅回路から出力された信号が入力され前記出力信号を出力する第2増幅回路と、を有し、
    前記出力信号が前記第1増幅回路及び前記第2増幅回路の少なくとも一方に帰還されていることを特徴とする請求項1記載の電子回路。
  3. 前記リセット回路は、前記第1増幅回路と前記第2増幅回路との間に設けられていることを特徴とする請求項2記載の電子回路。
  4. 前記リセット回路は、前記第2増幅回路の入力と前記所定の電位との間をスイッチングすることを特徴とする請求項3記載の電子回路。
  5. 前記保持回路は、RF信号を基準電位と比較することでパルス信号に変換するパルス発生回路の基準電位発生回路の出力に設けられることを特徴とする請求項1記載の電子回路。
  6. 前記RF信号は、光電変換手段の出力に設けられたトランスインピーダンスアンプの出力信号であることを特徴とする請求項5記載の電子回路。
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