JP4907701B2 - 警報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、警報装置に関し、詳しくは(しかし排他的ではなく)、幹線から電力を供給される改良型の煙警報装置に関する。
最近まで、煙警報装置、および、放射線、熱、大気汚染物質などを感知するための他の種類の警報装置は、バッテリによってしか電力が供給されない比較的かさばる装置であった。バッテリを再充電するいかなる設備も含まれておらず、したがって、警報装置を正しく動作させるためには、バッテリを定期的に交換して、警報装置への電力供給を確実に維持することが必要であった。家屋およびオフィスにおけるこのような警報装置の必要性がますます意識されてきたために、幹線から電力を供給し、かつ、幹線の電力が中断した時に、警報装置に電力を供給する充電式のバッテリを内蔵した警報装置を供給するのが普通になった。
一般の幹線から電力を供給される煙警報装置に対する改良は、電灯回路に接続できる警報装置である。国際特許出願公開第WO00/21407号は、照明器具取付け先と電球などの光源との間に相互接続されるようにされている、放射線、および(または)、煙、一酸化炭素などの大気汚染物質などを感知するための警報装置を開示している。この警報装置は、照明器具取付け先が、通電された時、照明器具取付け先により電力を供給され、照明器具取付け先が、遮断された時、バッテリにより電力を供給される。
国際特許出願公開第WO00/58924号は、照明器具取付け先の天井ローズ型に取って換わるよう意図されたハウジングを含む、放射線、および(または)、煙、一酸化炭素、メタン、ラドンなどの大気汚染物質を感知するための警報装置を開示している。
上述の装置は、既存の電灯回路に比較的容易に取り付けられるが、そのような取り付けには、バッテンまたはペンダント天井フィッティングなどの照明器具取付け先が必要である、という欠点がある。照明器具取付け先がない建物内の場所でこのような装置を取り付けるのは、困難あるいは不可能である。建築物の法規では、一般に、幹線から電力を供給される警報装置は、照明器具取付け先の位置に一致しない場合がある建物内の特定の場所に設置することが要求されることが多い。
国際特許出願公開第WO00/21407号 国際特許出願公開第WO00/58924号
本発明の目的は、電灯回路または他の幹線回路に接続可能な、幹線から電力を供給される改良された警報装置を提供することである。本発明の別の目的は、より容易に取り付けられ、かつ、照明器具取付け先に結合して取り付ける必要がない警報装置を提供することである。
本発明は、放射線、および(または)、煙、一酸化炭素などの大気汚染物質を感知するための警報装置であって、ハウジング手段と、前記放射線、および(または)、大気汚染物質を感知するための感知手段を含む警報回路と、前記警報回路に電力を供給するための外部電源に接続可能な第一の電気的接続手段と、予め選択された期間に亘る予め選択された数のパルスの受信に応答して、前記警報回路にプリセットされた制御信号を加える制御手段とを有し、前記警報回路は、前記プリセットされた制御信号に応答して、前記プリセットされた制御信号に依存して、前記警報装置をリセットまたはテストすることを特徴とする警報装置を提供する。
本発明の好適な形態では、前記制御手段は、該外部電源の、予め選択された期間に亘る予め選択された回数の通電および遮断に応答して、前記警報回路に、前記プリセットされた制御信号を加える。前記警報装置は、ユーザによって操作可能な第一の切り換え手段を有して、各操作に対して各パルスを発生し、それにより、ユーザにより選択された数のパルスを前記制御手段に加え、かつ、前記制御手段は、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数の前記パルスの受信に応答して、前記警報回路にプリセットされた制御信号を加える。
好ましくは、前記第一の切り換え手段は、前記警報装置のハウジングに取り付けられている。
好ましくは、前記第一の切り換え手段は、前記警報装置のハウジングから離れて取り付けられている。
好ましくは、前記第一の切り換え手段は、電灯回路用のスイッチの切り換え帯電側に接続されるようにされている。
好ましくは、前記警報装置は、電灯回路用のスイッチの切り換え帯電側に接続される第二の切り換え手段を有しており、かつ、前記第二の切り換え手段は、前記スイッチのそのオン状態とオフ状態との間のユーザ操作により生じたパルスを受信し、かつ、前記パルスを前記制御手段に加えるよう動作可能であり、それにより、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの発生に応答して、前記警報回路に加えられるべきプリセットされた制御信号を生ずる。
好ましくは、外部光源用の切り換え手段が設けられており、それらは、予め選択された制御信号の発生に応答して、前記光源に通電するよう動作可能である。
好ましくは、該警報装置は、リレーと光源とを備え、前記リレーは、予め選択された制御信号の発生に応答して、前記光源に通電するよう動作可能である。
好ましくは、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が、1である場合に、前記制御手段は、前記警報回路にプリセットされた制御信号を加え、それにより、前記警報装置をリセットするよう動作可能である。
好ましくは、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が、1である場合に、前記制御手段は、前記警報回路にプリセットされた制御信号を加え、それにより、前記警報装置をテストするよう動作可能である。
好ましくは、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が、2である場合に、前記制御手段は、前記警報回路にプリセットされた制御信号を加え、それにより、前記警報装置をテストするよう動作可能である。
好ましくは、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が、2である場合に、前記制御手段は、前記警報回路にプリセットされた制御信号を加え、それにより、前記警報装置をリセットするよう動作可能である。
好ましくは、前記警報回路は、前記感知手段の感度を減らすための手段を備えている。
好ましくは、前記感知手段の感度を減らす前記手段は、前記制御手段によるリセット制御信号の発生に応答して、予め選択された期間の間、前記感知手段の感度を減らし、それにより、前記警報装置をリセットするよう動作可能である。
好ましくは、前記警報回路は、前記感知手段の感度を増大するための手段を備えている。
好ましくは、前記感知手段の感度を増大する前記手段は、前記制御手段によるテスト制御信号の発生に応答して、予め選択された期間の間、前記感知手段の感度を増大し、それにより、前記警報装置をテストするよう動作可能である。
好ましくは、該警報装置は、幹線の電力がない場合に、前記警報装置に電力を供給するバッテリ、および、前記警報装置の電力線に電力を供給し、かつ、前記バッテリを充電するための前記第一の電気的な接続手段を含む充電回路を備えている。
好ましくは、該警報装置は、前記警報装置が無効状態になった時に、前記バッテリを前記警報装置から選択的に電気的に切り離し、それにより、前記バッテリからの漏れを最小限度に抑えるための分離手段を備えている。
好ましくは、前記分離手段は、前記バッテリを前記警報装置に接続する第一の状態、導通状態と前記バッテリを前記警報装置から切り離す第二の状態、非導通状態との間で切り換え可能な第二の切り換え手段を前記電力線内に備えている。
好ましくは、前記充電回路は、第一の状態、導通状態と第二の状態、非導通状態との間で、前記電力線の電圧に依存して切り換え可能な第三の切り換え手段を備え、かつ、前記第三の切り換え手段が、前記第一の状態、導通状態にある場合、前記第三の切り換え手段は、前記分離する第二の切り換え手段をその導通状態に保持し、かつ、前記第三の切り換え手段が、前記第二の状態、非導通状態にある場合、前記第三の切り換え手段の状態は、前記第二の切り換え手段が、前記電力線の前記電圧が低バッテリ充電を示す予め選択された値以下であることに応答して、非導通となり、これによって、前記バッテリの充電中、前記警報装置を無効状態にするように、前記電力線の電圧に依存する。
好ましくは、該警報装置は、前記切り換え手段をその非導通状態に切り換え、これによって、前記切り換え手段を無効状態にし、前記警報装置の動作を妨げる切り離し手段を備えている。
好ましくは、前記切り離し手段は、前記切り換えが、非導通になる第一の位置、オフ位置と前記切り換え手段が、有効状態になる第二の位置、オン位置との間を移動できるボタン手段を備えている。
好ましくは、前記切り換え手段は、制御電極を有する多電極半導体デバイスであって、該制御電極は、該デバイスの別の電極間の導通を制御し、かつ、前記ボタン手段は、その第一の位置、オフ位置に移動して、前記制御ゲート手段の電位を変え、これによって、前記切り換え手段を非導通状態にする。
好ましくは、前記ハウジングは、表面に取り付けるための第一のバッキングプレートと、前記第一のバッキングプレートに取り外し可能に取り付け可能な第二のバッキングプレートと、前記バッキングプレートをカバーするためのカバー手段とを備え、かつ、前記切り離し手段の装置は、前記第二のバッキングプレートを前記第一のバッキングプレートに係合すると、前記切り離し手段は、その第二の位置、オン位置に移動し、これによって、前記切り換え手段を有効状態にし、かつ、前記第二のバッキングプレートを前記第一のバッキングプレートから外すと、前記切り離し手段は、その第一の位置、オフ位置に移動し、これによって、前記切り換え手段を無効状態にする。
好ましくは、該警報装置は、前記分離手段の下流の前記電圧線の電力に応答して、前記警報装置が有効状態であることを示すよう動作可能である表示器手段を備えている。
本発明はまた、放射線、および(または)、煙、一酸化炭素などの大気汚染物質を感知するための警報装置であって、ハウジング手段と、前記放射線、および(または)、大気汚染物質を感知するための感知手段を含む警報回路と、前記警報回路に電力を供給するための外部電源に接続可能な第一の電気的接続手段と、光源用の切り換え手段であって、前記切り換え手段は、前記警報装置の起動に応答して、前記光源に通電するよう動作可能である切り換え手段とを有することを特徴とする警報装置を提供する。
好ましくは、前記切り換え手段は、リレーを含み、前記光源は、前記警報装置に対して外部である。
好ましくは、前記光源は、前記警報装置内に取り付けられている。
本発明はさらに、放射線、および(または)、煙、一酸化炭素などの大気汚染物質を感知するための警報装置であって、ハウジング手段と、前記放射線、および(または)、大気汚染物質を感知するための感知手段を含む警報回路と、前記警報回路に電力を供給するための外部電源に接続可能な第一の電気的接続手段と、幹線の電力がない場合に、前記警報装置に電力を供給するためのバッテリと、前記警報装置の電力線に電力を供給し、かつ、前記バッテリを充電するための前記第一の電気的な接続手段を含む充電回路と、前記警報装置が無効状態になった時に、前記バッテリを前記警報装置から選択的に電気的に切り離し、それにより、前記バッテリからの漏れを最小限度に抑えるための分離手段とを有することを特徴とする警報装置を提供する。
好ましくは、前記分離手段は、前記バッテリを前記警報装置に接続する第一の状態、導通状態と前記バッテリを前記警報装置から切り離す第二の状態、非導通状態との間で、切り換え可能な前記電力線内の第二の切り換え手段を備えている。
好ましくは、前記充電回路は、第一の状態、導通状態と第二の状態、非導通状態との間で、前記電力線の電圧に依存して、切り換え可能な第三の切り換え手段を備え、かつ、前記第三の切り換え手段が、前記第一の状態、導通状態にある場合、前記第三の切り換え手段は、前記分離する第二の切り換え手段をその導通状態に保持し、かつ、前記第三の切り換え手段が、前記第二の状態、非導通状態にある場合、前記第三の切り換え手段の状態は、前記第二の切り換え手段が、前記電力線の前記電圧が低バッテリ充電を示す予め選択された値以下であることに応答して、非導通となり、これによって、前記バッテリの充電中、前記警報装置を無効状態にするように、前記電力線の電圧に依存する。
好ましくは、該警報装置は、前記切り換え手段をその非導通状態に切り換え、これによって、前記切り換え手段を無効状態にし、前記警報装置の動作を妨げる切り離し手段を備えている。
好ましくは、前記切り離し手段は、前記切り換え手段が、非導通になる第一の位置、オフ位置と前記切り換え手段が、有効状態になる第二の位置、オン位置との間を移動できるボタン手段を備えている。
好ましくは、前記切り換え手段は、制御電極を有する多電極半導体デバイスであって、該制御電極は、該デバイスの別の電極間の導通を制御し、かつ、前記ボタン手段は、その第一の位置、オフ位置に移動して、前記制御ゲート手段の電位を変え、これによって、前記切り換え手段を非導通状態にする。
好ましくは、前記ハウジングは、表面に取り付けるための第一のバッキングプレートと、前記第一のバッキングプレートに取り外し可能に取り付け可能な第二のバッキングプレートと、前記バッキングプレートをカバーするためのカバー手段とを備え、かつ、前記切り離し手段の装置は、前記第二のバッキングプレートを前記第一のバッキングプレートに係合すると、前記切り離し手段は、その第二の位置、オン位置に移動し、これによって、前記切り換え手段を有効状態にし、かつ、前記第二のバッキングプレートを前記第一のバッキングプレートから外すと、前記切り離し手段は、その第一の位置、オフ位置に移動し、これによって、前記切り換え手段を無効状態にする。
好ましくは、該警報装置は、前記分離手段の下流の前記電圧線の電力に応答して、前記警報装置が有効状態であることを示すよう動作可能である表示器手段をさらに備えている。
以下、本発明を、添付の図面を参照して、例としてのみ説明する。
下記の説明は、煙警報装置を引用して行うが、本発明は、放射線、メタン、ラドンまたは一酸化炭素などの大気汚染物質、および(または)、熱など感知する警報装置など、他の種類の警報装置にも適用可能であることが、理解されよう。加えて、電圧または電位の文脈における「アース」という語は、下記の説明では、便宜的に、基準電位または信号アース電位を指すのに使用され、これは、真のアース電位と等しい場合もあり、あるいは、等しくない場合もあり、ゼロ電位または真のアース電位に限定する意図はない。
また、記号Vccは、警報回路の電源供給路への接続を示すのに用いるが、逆三角形の記号は、回路のアース線(rail)への接続を表わすのに用いる。
まず、図1を参照すると、図1は、本発明による好適な形態の警報装置のブロック回路図を示す。警報回路は、充電回路100、分離または切り離し回路200、制御回路300、警報装置の感知回路400および電源入注意回路800を有している。
充電回路は、制御および感知回路300、400用の、整流され、かつ、平滑化された電圧を供給し、一方、切り離し回路200は、制御および感知回路300、400への供給電圧の印加を制御する。
回路100〜800は、当業者には、十分に理解されるはずであり、したがって、便宜上、本発明の理解にとって(必ずしも動作にとってでないが)重要な回路の特徴のみを詳細に説明する。
充電回路100は、図2に詳細に示してあり、AC電源の帯電ケーブル(帯電ケーブル)(live cable)および中性ケーブル(neutral cable)に接続用の第一および第二の入力PL1、PL2を含んでいる。図示の実施形態では、AC電源は、家庭またはオフィスビルで見出される場合がある既存の幹線電灯または環状回路の帯電ケーブルおよび中性ケーブルによって形成されている。第一の入力PL1は、電灯を点けた時、電力が充電回路100にのみ供給されるように、電灯回路用の切り換え帯電ケーブルに接続されている。ここで使用する「切り換え帯電」の語句は、スイッチを閉じた時、電力が、ケーブルを通じて、ランプに印加されるように、電灯回路の電灯スイッチを回路のランプに接続するケーブルを指している。
充電回路の第一入力PL1および第二の入力PL2は、AC電圧に全波整流を加えるのに役立ち、それによりDC電圧を作り出すダイオード整流器または整流器ブリッジBR1の各入力に接続されている。
整流器ブリッジBR1の出力は、充電回路100用の正の線110およびアース線112を形成している。整流されたDC電圧は、正の線110に印加され、正の線110およびアース線112の間に、平滑コンデンサC2が接続されていて、整流器ブリッジBR1からのDC電流を平滑化する。正の線110およびアース線112の間で、ツェナーダイオード108が、逆バイアスされていて、整流器ブリッジBR1の電圧出力をクリップし、したがって、充電回路内のさらに先の回路を、電源上の電圧スパイクから分離する。
整流器ブリッジBR1からのDC電圧は、電圧を調整するのに役立つ電圧調整器IC1の入力に印加される。電圧調整器の出力は、充電線111を形成し、電圧調整器の基準入力は、充電線111とアース線112との間に直列に接続された二つの基準抵抗器R7、R8の間の接続点に接続されている。
充電回路は、さらに、トランジスタTR5の形態のスイッチを含んでおり、そのコレクタは、抵抗器R31を通じて、充電線111に接続されている。トランジスタTR5のエミッタは、アース線112に接続されており、ベースは、充電線111およびアース線112の間に直列に接続されたR38、R39によって形成された分圧器に接続されている。トランジスタTR5の目的は、下記のとおりである。
図3は、切り離し回路200を図示するものである。切り離し回路200は、点Cで、充電線111を通じて充電回路100に、また、点Bで、トランジスタTR5のコレクタに接続されている。切り離し回路200は、充電式の電池またはバッテリB1を含んでおり、その正の端子は、抵抗器R30とショットキダイオードD9の並列コンビネーションを通じて充電線111に接続されている。電池B1の負の端子は、アース線112に接続されている。充電線111は、P型電界効果トランジスタ(FET)TR3のソースに接続されており、そのドレインは、以下に説明する警報装置の残りの回路のための給電線210に接続され、かつ、該給電線を形成している。
FET TR3のゲートは、点Bで、制限抵抗器R40を通じて、トランジスタTR5に接続されている。加えて、FET TR3のソースおよびゲートは、接続装置550により互いに他に接続または切り離されるようにされている。接続装置550は、FET TR3のソースおよびゲートの容易で選択的な接続および切り離しができるいかなる適当な種類のものでもよい。それは、例えば、ヒューズ形のコネクタ、ジャンパで達成してよく、あるいは、手動スイッチで達成してもよい。この特徴の重要な要素は、FET TR3のソースおよびゲートが、本煙警報装置のユーザにより迅速、かつ、容易に接続または切り離されることである。以下、図11〜13を参照して、好適な形態の接続装置を詳細に説明する。
ここで、充電回路100および切り離し回路200の動作を説明する。幹線電源からのAC電圧は、入力PL1、PL2に印加され、交流は、ダイオードブリッジBR1により全波整流されてDC信号となる。正の線110およびアース線112の両端のDC電圧は、平滑コンデンサC2により平滑化され、電圧調整器IC1により調整される。充電回路が動作可能である期間中は(すなわち、AC電圧が入力PL1、PL2に印加されている間は)、DC電圧がトランジスタTR5のベースに印加され、そのため、オン状態に切り換わっている。
トランジスタTR5が、オン状態に切り換わると、トランジスタTR5のコレクタの電位が、ほぼアース線112の電位に「プルダウン」され、したがって、TR5のコレクタに接続されているFET TR3のゲートをプルダウンする。FET TR3は、P型のデバイスであるので、そのゲートに印加された比較的低い電位により、FET TR3はオン状態になる。充電回路100からの電力は、このようにして電圧調整器IC1およびFET TR3を通じて、給電線に供給され、本警報装置のさらに先の回路に分配される。加えて、充電線111の電流は、抵抗器R30を通じて流れ、充電式のバッテリB1を充電する。
入力PL1を、例えば、電球(図示せず)用の電灯回路の切り換え帯電ケーブルに接続して、電灯回路をオン状態に切り換えた時、電力が、電灯回路から充電回路に加えられるようにできる、と想定される。電灯回路が、遮断されている(すなわち、ランプが消灯されている)期間中、給電線210への電力は、充電式のバッテリB1により与えられる。このような期間中は、いかなる電力も入力PL1、PL2に供給されないので、充電線111の電位は、実質的にアース線112のそれと同じである。
トランジスタTR5のコレクタ、したがって、FET TR3のゲートに加えられる電位は低いため、後者は、トランジスタTR5がオフに切り換えられてもオン状態に留まる。本警報装置のさらに先の回路には、このようにして、バッテリB1からFET TR3を通じて電流が供給される。
充電回路が、相当なある時間使用されないある種の状況が有り得ることが理解されよう。このような状況の一つは、本警報装置の運搬中(すなわち、設置前)あるいはメーカから小売業者への輸送中の状況である。これらの状況では、明らかに、いかなる充電電流も利用できず、本警報装置がたとえ動作を必要とされなくても、バッテリは本警報装置に電力を与え続ける。したがって、バッテリB1は、ある期間に亘って、その電荷を失うことになる。これは、ある種の状況では受け入れることができるが、バッテリからの電流流出を最小のレベルにまで減らすことは有利であろう。
この問題に対する本発明により与えられた解決策は、バッテリB1を本警報装置の残りの回路から選択的に切り離して、バッテリの電流流出を無くすかあるいは最小限度に抑えることができるようにすることである。これは、接続手段550を通じて達成される。接続手段550は、充電線111とFET TR3のゲートとの間に接続されており、FET TR3のソースをそのゲートに選択的に接続するようにされている。この状態では、FET TR3は、有効に短絡され、ゲートに印加される電圧は、アース電位から、バッテリB1によって充電線111に与えられたものに近いレベルにまで上昇する。
この上昇したゲートの電圧は、FET TR3をオフ状態に切り換え、それにより、電流がバッテリB1から回路の残りに流れるのを防ぐ。図2および3からわかることは、バッテリB1からの電流経路は、抵抗器R40、R31を通じて、次いで、R7、R8およびR38、R39を通じて、依然として存在することである。しかしながら、制限抵抗器R40は、好ましくは、メガオーム台の抵抗を有し、これは、バッテリB1からの電流を相当に減らすのに十分な高さである。
好適には、接続装置550は、FET TR3のソースおよびゲートが、後述するように、例えば、本警報装置が設置される時点まで、デフォルトにより短絡されるようにしてよい。
上記の機構は、バッテリB1が、再充電しなければならなくなる前に、相当な期間の間、有用な電荷を保持することを可能にすることが理解されよう。したがって、バッテリを設置して出荷される本警報装置は、小売業者による販売後も、動作できるのに十分な電荷を依然として保持している。これは、バックアップ電源として充電式のバッテリを使用している幹線給電警報装置が、バッテリの電荷が後述のあるレベル以下に低下してもバッテリを充電できない、という共通の問題を解決するものである。
充電回路が、ある相当な期間使用できない場合があるもう一つの状況は、本警報装置の設置後、電灯回路が長い時間期間の間、通電されない場合である。これらの状況では、いかなる再充電電力も利用できず、本煙警報回路は、バッテリB1によってのみ電力を供給される。
従来の煙警報装置に関する問題は、バッテリの電荷が、予め決められたレベル以下に低下した時、警報装置の動作が不安定で予測できなくなる場合があり、警報装置は、一定の警報状態に戻ることが多いことである。この場合には、電灯回路を切り換えて、バッテリを充電することがうまくいかない場合がある。なぜなら、起動する警報装置に電力を供給するのに必要な余分の電流は、バッテリを充電するのに利用できる、あるいは、必要なそれを上回る場合があるからである。したがって、バッテリを充電するのに利用できる電流はほとんどなくなるかあるいは全くなくなり、回路は、警報を出し続けるかあるいは「ボグダウン(bog down)」し続け、したがって、バッテリは充電されないことになる。
従来の煙警報装置は、これを防ぐいかなる手段も有せず、充電式の電池を取り外して、それを個別に再充電することが必要になることが多い。しかしながら、取り外しできない充電式のバッテリを有する装置の場合は、バッテリを再充電することはできず、警報装置全体を廃棄しなければならない場合もある。
本発明の警報装置は、接続装置550により、この問題に対応するものである。FET TR3のソースとゲートを互いに他に接続することによって、FET TR3は、オフ状態に切り換えられ、バッテリB1は、上述のように、本煙警報装置の残りの回路から有効に切り離される。したがって、バッテリから警報回路へのいかなる流出も無く、充電回路から利用できる電流の実質的に全てがバッテリの再充電に使用することができる。
この解決策は、ユーザ側の積極的なアクション、すなわち、バッテリを再充電できるようにするための接続装置550の手動操作を必要とすることが理解できよう。加えて、接続装置550は、閉位置と開位置との間で、選択的に、かつ反復的に、切り換えることができるようにすることが必要である。
この問題に対する第二の解決策は、トランジスタTR5により与えられており、該トランジスタは、バッテリB1の電荷が、予め決められたレベル以下になると、本警報装置の残りの回路からバッテリを有効に自動的に切り離すことを可能にする。
電灯回路が通電されていず、したがって、充電回路が動作不能である期間の間、バッテリの電荷は次第に減少することになる。トランジスタTR5は、オフ状態に切り換えられたままであるが、これは、そのベースに印加された電位が低い(ブロッキングダイオードD3により、バッテリB1からの電流が妨げられているため、トランジスタTR5がオンに切り換わるのに十分なレベルまで電位が上昇しない)ためである。加えて、FET TR3はバッテリの電荷とは無関係にオン状態のままであるが、これは、FET TR3のゲートに印加される電位(充電線111の電位で決まる)が低いためである。
充電回路がオン状態に切り換えられる(すなわち、回路が通電される)と、充電線111の電圧が増大する。しかしながら、バッテリを充電するのに必要とされる、したがってバッテリによって取り出される電流が大きいため、充電線111の電圧は、充電トランジスタTR5をオンに切り換えるのに十分なレベルに達しない。それにもかかわらず、充電線111の電圧は、十分に上昇して、FET TR3のゲートに印加される電位を上昇させ、FET TR3がオフ状態に切り換わるのに十分なレベルまで上昇させ、それにより、バッテリB1を本警報装置のさらに先の回路から切り離す。したがって、充電回路からの電流のほとんど全てが、バッテリを充電するのに使えるようになる。
バッテリの電荷が上昇すると、バッテリによって取り出される電流が減少し、充電線111の電圧が増大する。充電線111の電圧が予め決められたレベルを超えると、トランジスタTR5はオン状態に切り換わり、FET TR3のゲートに印加されている電位はアース線112の電位にまでプルダウンされ、それにより、FET TR3は、オン状態に切り換わり、バッテリB1は、本警報装置のさらに先の回路に再接続される。
トランジスタTR5の存在は、バッテリがユーザの介入なしに完全に使い尽くされた時、すなわちその電荷が実質的にゼロになった時、本警報装置が再充電されるのを可能にするものであるが、ユーザが、本警報装置の感知回路から電源を切り離して、例えば、本警報装置を新しい場所に移動できるようにするために警報装置を無効にしたいと望む場合もあることが、想定される。
この問題に対応するためには、接続装置550は、ユーザが容易に接近できるように、そして、繰り返し接続および切り離しを行って、それにより、FET TR3を短絡し、したがって、上述のように感知回路を電源から切り離せるようにすることが望ましい。
切り離し回路が動作可能であって、かつ、ユーザが気が付かずに警報装置が分離されているような状況が生じるのを避けるために、図20に示すように、感知回路200に、パワーオン回路800を設ける。FET TR10のゲートは、抵抗器R92により、トランジスタTR3(図3)の警報装置側の電力線210に接続されており、ソースは、発光ダイオードまたは他の光源LED1を通じてアースに接続されている。ドレインは、抵抗器R91により、切り離し回路の充電回路側の電力線111に接続されている。給電線111および警報線210には、LED1が点灯して本警報装置が動作可能であることを知らせる前に、電力が存在しなければならない。
既存の警報装置に関する別の問題は、例えば、料理の煙、石炭またはガスの火などの制御できない火、または煙草などによって生ずる虚偽の警報が頻繁に発生することである。誤って頻繁に起動する警報装置は、ユーザにより、何らかのやり方で取り外すか、あるいは無効にされることが多い。明確に言えば、例えば、バッテリを取り外したり、あるいは、スイッチを操作したりして、煙警報装置を無効状態にすることができる場合は、警報装置が無期限にであろうと予め決められた期間の間であろうとを問わず、警報装置がオフ状態に切り換えられている期間中に本当の火災が万一発生した場合に、潜在的に非常に危険である可能性がある。
この問題に対応するために、本発明は、ユニークなリセット機能を設けており、これは、誤警報の後で、本警報装置をオフ状態に切り換えずに本警報装置をリセットできるようにするものである。さらに、このリセット機能は、本警報装置それ自体のスイッチ、あるいは、本警報装置が接続されている電灯回路のランプスイッチを、プリセットされた期間に亘ってプリセットされた回数だけオンオフすることだけで、簡単かつ容易に実行される。
図4は、Aで正の線110に接続されている入力線301のパルスに応答する制御回路300を示す。パルスは、このように、警報装置が接続されている電灯回路の通電および遮断によって、すなわち、ランプスイッチを、プリセットされた時間期間に亘って、プリセットされた回数だけオンオフすることによって発生させることができる。
制御回路300は、2つの部分からなる精密単安定集積回路である第一の集積回路IC2(図4では、便宜上二つの個別のブロック、IC2−A、IC2−Bとして示してある)を含んでいる。IC2は、ランプスイッチのオン/オフ操作ごとに、それぞれの出力パルスを発生する。IC2の出力は、カウンタ集積回路である第二の集積回路IC3に接続されている。IC3は、第一の出力線306に接続された第一の出力を有し、電灯回路の単一の通電および遮断(すなわち、ランプスイッチの一回のオン/オフ操作)を表わすIC2からの単一の出力パルスに応答して、第一の出力線306に電圧を印加するようにされている。IC3はまた、第ニの出力線308に接続された第二の出力を有し、電灯回路の二重の通電および遮断(すなわち、ランプスイッチのニ回のオン/オフ操作)を表わすIC2からの二つの連続した出力パルスに応答して、第二の出力線308に電圧を印加するようにされている。第一および第二の出力線306、308は、それぞれ、図5に示した感知回路400に、点EおよびFで接続されている。
図5を参照すると、本警報装置の感知回路400には、モトローラ社のMC145018低電力コンプリメンタリMOS電離煙感知器集積回路などの感知器集積回路IC4を含んでいる。感知器集積回路IC4は、制限抵抗器R20を通じて、給電線(Vccとして示す)とアース線との間に接続され、感知器集積回路IC4の感知器入力402に印加される通常の使用電圧Vnoを発生する電離チャンバーDET1を含んでいる。
電離チャンバーDET1は、煙が感知された時、電離チャンバーによって発生し、かつ、感知器集積回路IC4の感知器入力に印加される電圧Vnoが低下するように配置されている。感知器集積回路IC4は、感知器集積回路IC4の感度入力404に印加される基準電圧Vrefによって設定される予め決められた、しかし調整可能な感度レベルを有している。電離チャンバーDET1によって感知器集積回路IC4の感知器入力に印加される電圧Vnoが、Vref以下に低下すると、本警報装置が起動する。
コンデンサC13の一つの電極は、制限抵抗器R20と電離チャンバーDET1との間の点に、また、第一の感知器トランジスタTR2のコレクタにも接続されている。コンデンサC13の他の電極は、アース線112に接続されている。第一の感知器トランジスタTR2のエミッタは、アース線112に接続されており、また、そのベースは、点Eで第一の出力線306に接続されている。
電灯回路が、IC2に関連したR−Cタイマ回路の時定数によって決まる予め決められた時間期間以内に一回通電され遮断されると、入力線301のパルスがIC2により感知され、IC2は制御信号をカウンタ集積回路IC3に送る。カウンタ集積回路IC3は、制御信号を受け取ると、第一の出力線306に電圧を印加し、この電圧は、次いで、第一の感知器トランジスタTR2のベースに印加される。そのため、第一の感知器トランジスタTR2はオン状態に切り換えられる。
次いで、給電線210から、第一の感知器トランジスタTR2を通じて、電流が流れ、電離チャンバーに印加されていた電圧は、比較的低い電位にプルダウンされる。加えて、コンデンサC13は、第一の感知器トランジスタTR2を通じて放電する。結果として、電離チャンバーDET1によって発生し、かつ、感知器集積回路IC4の感知器入力に印加される電圧Vnoが、感度入力で設定された基準電圧Vrefのレベル以下に低下する。そして、これが起こると、本警報装置が起動する。
カウンタ集積回路IC3によって第一の出力線306に印加された電圧が終わると、第一の出力線306の電圧は、比較的低い電位にまで低下し、したがって、第一の感知器トランジスタTR2はオフ状態に切り換わる。タイマコンデンサC13が放電すると、給電線210からコンデンサに電流が流れ、コンデンサは充電し始める。コンデンサC13が充電しつつある間、電離チャンバーDET1に印加された電圧は、充電電流がコンデンサによって取り出されているので、低い状態に留まる。しかしながら、コンデンサの電荷が増大するにつれて、電離チャンバーに印加された電圧は上昇する。ある期間の後で、電離チャンバーによって発生し、かつ、感知器集積回路IC4の感知器入力に印加されている電圧Vnoが、感度入力で設定された基準レベルVref以上のある値まで上昇する。したがって、本警報装置は起動を停止する。
上述の回路は、本警報装置が接続された電灯回路の通電および遮断による、すなわち、ランプスイッチの操作による本警報装置のテストを可能にする。なお、ここで注目すべきことは、説明では「通電および遮断」の処置に言及しているが、この操作の順序は重要ではなく、回路は電灯回路の「遮断および再通電」に対して追加的にあるいは交互に応答するようにしてもよい。
テスト操作は、電離チャンバーに供給される電圧を減らし、したがって、それにより発生する電圧を感度閾値以下に減らすことによって、煙が電離チャンバーにより感知される状況を効果的にシミュレートすることが理解されよう。したがって、多くの従来の警報装置におけるように単に警報音響器だけではなく、電離チャンバーおよび感知器集積回路IC4の両方がテストされる。
また、コンデンサC13は、コンデンサおよび関連する抵抗器の時定数によって決まる時間長の間、本警報装置をテスト状態に維持するタイマとして作用することができる。本警報装置は、第一の感知器トランジスタTR2がオン状態であるかどうか、すなわち、第一の出力線306に依然として電圧が印加されているかどうかとは無関係に、コンデンサの電荷が予め決められたレベルに達するまで、テスト状態すなわち有効状態に留まる。したがって、カウンタ集積回路IC3によって第一の出力線に印加される電圧は、持続時間が比較的短いパルスの形となる場合がある。このパルスは、コンデンサC13が放電できるのに十分な長さの持続時間の間だけ、印加されねばならない。
上述のように、感知器集積回路IC4の感度入力に印加される電圧Vrefは、本警報装置が起動する感度閾値を決定する。感知器集積回路IC4は、本警報装置の感度を調整して、異なる使用条件を補償することを可能にする。したがって、例えば、本警報装置を煙のレベルが低いのが普通であるキッチンの近くに設置する場合は、本警報装置の感度を減らして(Vrefを減らして)、異常に大量の煙だけでしか本警報装置が起動しないようにし、したがって、誤警報の数が減るようにすることができる。
感度閾値電圧は、感度入力404が接続され分圧器を形成している複数の抵抗器R22、R23、R25およびR35によって設定される。感度入力はまた、抵抗器R19および阻止ダイオードD7を通じて、第二の感知器抵抗器TR1のコレクタにも接続されている。第二の感知器抵抗器TR1のエミッタは、アース線112に接続されており、また、ベースは、制限抵抗器R15を通じて第二の出力線308に接続されている。
電灯回路が、IC2に関連したR−Cタイマ回路の時定数によって決まる予め決められた時間期間以内に2回通電されて遮断される場合は、入力線301のパルスがIC2により感知され、IC2はリセット制御信号をカウンタ集積回路IC3に送る。カウンタ集積回路IC3はリセット制御信号を受け取ると、第二の出力線308に電圧を印加し、この電圧は次いで第二の感知器トランジスタTR1のベースに印加される。そのため、第二の感知器トランジスタTR1はオン状態に切り換えられる。
次いで、給電線210から抵抗器R19を通じて電流が流れ、感知器集積回路IC4の感度入力404に印加されている電圧Vrefは比較的低い電位にプルダウンされる。感知器集積回路IC4の感度入力に印加されている電圧Vrefが低減されることは、感知器集積回路IC4の感度が減るという効果を有する。感度入力に印加されている電圧Vrefが、感知器集積回路IC4の感知器入力に印加されている電圧Vno以下に低下すると、誤って起動している警報装置は効果的にリセットされる。
本煙警報装置の誤起動は、一般に、電離チャンバーが少量の煙または他の空輸の粒子を感知することによって引き起こされ、これは、電離チャンバーによって発生し感知器集積回路IC4の感知器入力に印加されている電圧Vnoが、感度閾値として印加されている基準電圧Vref以下になる結果をもたらす。電圧Vrefが低下すると、本警報装置の感度閾値は低下する。感度閾値電圧Vrefが、電離チャンバーDET1によって感知器入力に印加されている電圧Vno以下に低減すると、本警報装置は起動を停止する。本警報装置は、このようにして効果的にリセットされる。
感知器集積回路IC4はまた低バッテリ電荷入力も有しており、感度入力に印加される電圧が低減するにつれて、低バッテリ電荷入力に印加される電圧も低減する。これは、低バッテリ状態をシミュレートする感知器集積回路IC内の「低バッテリ」センサーの基準電圧を効果的に増大させる。このことは、本警報装置からの、毎分1回の「チャープ(chirp)」によって指示され、したがって、本警報装置は、低バッテリ電荷(連続的に生じる場合)を指示する役割と、低感度状態(短時間しか生じない場合)を警告する役割との二重の役割を有していることになる。
上記のことに加えて、感知回路は、感度閾値Vrefが、その低下されたリセット位置からその通常の位置まで段階的な変化によって、あるいは、より好ましくは、元のレベルまでのゆるやかな変化または傾斜によって戻ることを可能にする。これは、制限抵抗器R15とアース線112との間に接続されたコンデンサC8によって成し遂げられる。
カウンタ集積回路IC3によって第二の出力線308に電圧が印加され、トランジスタTR1がターンオンすると、コンデンサC8は充電を行う。第二の出力線308に印加された電圧が終ると、コンデンサC8の電荷がトランジスタTR1をオン状態に維持する。しかしながら、コンデンサC8は制限抵抗器R16を通じて放電し、第二の感知器トランジスタTR1のベースに印加されている電圧が減少する。この電圧が減少すると、第二の感知器トランジスタTR1は導通状態から実質的に非導通状態に切り換わる。しかしながら、この状態変化は、ベースに印加されている電圧が減るにつれて徐々に行われる。したがって、感度入力に印加されている電圧は上昇し、それにより、感知器集積回路IC4の感度が増大する。
したがって、誤警報の原因が、料理または他の活動からの煙である場合は、減少した感度閾値レベルを超えることは、恐らくはなく、本警報装置の感度が増大するにつれて徐々にする消えることになる。好適には、通常の感度閾値レベルに達する時間までに、煙は恐らくは消えてしまっている。
上記の回路は、既存のシステムによって達成されるよりはるかに高いユーザ安全レベルを有することが分かろう。単に、ランプスイッチを操作するだけで本警報装置をリセットし、その閾値感度を減らすことのできる能力は、バッテリを取り外したりあるいは何か別のやり方でいじったりする既存の警報装置における必要性をなくすものである。加えて、本警報装置のリセット後に本当の火災が起こった場合でも、本警報装置は依然として動作可能であり、感度が低減したモードでも、恐らくは正しく起動して、それにより、ユーザに本当の非常時を知らせることになる。
図6は、本警報装置の別の形態の充電回路600を示す。該回路は、広い意味で図2のそれに似ており、同様の機能を果たす。しかしながら、重要な相違点は、図6の回路にはブリッジ整流器BR1がない点である。代わりに、アース線112が中性入力PL2によって形成されており、したがって、正の線110の電圧は半波だけ整流される。コンデンサC2の値は、半波整流された電流に加えられる平滑化を増大させるため増大させてあり、また、追加の入力コンデンサC15を複数の直列接続された抵抗器R1、R2、R3、と並列に接続して回路を通る電流の限度を増大させている。抵抗器R1、R2およびR3は、幹線電源がオフ状態に切り換えられた時、コンデンサC15に放電経路を与えるのに役立つものである。
正の線110とアース線112との間に発光ダイオードLED1を接続して、入力PL1、PL2に電圧が印加されつつある場合に知らせる、すなわち、充電回路がオン状態に切り換えられている場合に知らせるようになっている。また、図2の電圧調整器IC1を充電回路から外して、代わりに、抵抗器R47とツェナーダイオードD4の組み合わせを入れてある。
図7は、論理回路702および信号調整回路704を有する、本警報装置の別の形態の制御回路700を示す。この場合も、図7の回路の動作原理は、図4のそれと同様である。しかしながら、この実施形態では、本警報装置それ自体で個別のテスト/リセットボタンSW2の使用を可能にするための追加の回路が含まれている。これは、上記のランプスイッチ、あるいは、押しボタンSW2のいずれかによって、本警報装置のテストおよび(または)リセットを可能にするものである。図7の回路を制御回路として使用する場合は、充電回路200の端子PL1は電灯回路の帯電ケーブルに接続され、スイッチの切り換え帯電側(swicth live side)には接続されない。図7の回路からスイッチの切り換え帯電側まで、以下に説明する調整回路704を通した個別の接続が行われている。
押しボタンSW2は、コンデンサC17と抵抗器R55との並列の組合せを通じて、給電線210のDC電源に接続されている。押しボタンSW2を押してスイッチを閉じると、IC2のトリガ入力に印加された電圧がハイ(high)になる。次いで、トリガ電圧は、コンデンサC17が充電されるにつれて減少する。したがって、IC2の入力にパルスが加わる。IC2が、予め選択された期間内に予め選択された数のパルスを受け取ると、IC2は制御信号をIC3に送り、IC3は次いで出力線306に電圧を印加する。
押しボタンSW2を、プリセットされた時間期間に亘り、プリセットされた回数だけ押すと、本警報装置は、図4および5を参照して上述したように、そのテストモードで起動する。
図7の制御回路は、切り換え帯電入力(swicthed live input)SLを有しており、これは、ランプスイッチのランプ側に接続されていて、ランプがオン状態に切り換えられると帯電状態になる。
図2〜5の実施形態では、ランプスイッチがオンの時、IC2のトリガ入力に実際に加えられる信号は、ブリッジ整流器BR1からの整流されてはいるが平滑化されていない信号、すなわち、一連の正の方向のパルスである。IC2のトリガ入力は、それに加えられた電圧パルスに応答するので、トリガ入力へのこの信号の印加により、IC2は出力パルスを発生し、これは、絶えずリフレッシュされるので、IC2の出力はハイに固定される。このことは、図2〜5の実施形態では、ランプスイッチをオンおよびオフ状態に切り換えて、トリガ入力に加えられる「パルス」をシミュレートできるので申し分ない。すなわち、ランプスイッチをオン/オフ操作するごとに、IC2によりパルスが1個発生する。しかしながら、これが図7の場合であったとしたら、IC2は、押しボタンSW2で生ずるパルスと、切り換え帯電入力SLからの切り換え帯電AC信号によって加えられるパルスの列との識別ができないことになる。そして、その結果、押しボタンSW2が無効となり、一方、切り換え帯電入力が通電され、すなわち、ランプがオン状態に切り換えられることになろう。
したがって、切り換え帯電入力SLが通電されている間でも、IC2の連続的な再起動を防ぐ方が有利である。図7では、切り換え帯電入力SLは、多数の抵抗器R13〜R16、R56および逆バイアスされたダイオードD7を通じてIC2のトリガ入力に接続されている。ダイオードD7の陽極はトランジスタTR13のコレクタに追加的に接続されており、TR13のエミッタはアース線112に接続されている。ベースは制限抵抗器R54を通じて抵抗器R53とコンデンサC16との間の接合点に接続されており、抵抗器R53とコンデンサC16は、切り換え帯電入力Sとアース線との間に直列に接続されている。
切り換え帯電入力SLが無効な状態(すなわち、ランプスイッチがオフ状態)では、IC2のトリガ入力に印加される電圧は、一方では抵抗器R17によって、他方では抵抗器R56およびR48によって形成された分圧器により決定される。R17は、R56およびR48よりはるかに大きなものが選択されているので、IC2のトリガ入力に印加される電圧は低い。トランジスタTR13はオフ状態に切り換えられ、したがって、バッテリからの電流は、R17、R48およびR56を通じてアース線に流れる。
切り換え帯電入力SLが通電される、すなわち、ランプスイッチがオン状態に切り換えられると、ツェナーダイオードD6が、AC電圧を約12Vにクリップして負電圧をアース電位の近くに固定(クランプ)することにより、AC電圧を効果的に整流する。ダイオードD7の陰極に印加される電圧は、バッテリからダイオードD7の陽極に印加されるそれよりも大きい。したがって、バッテリからの電流はダイオードD7を通じて流れることはできず、したがって、IC2のトリガ入力に印加される電圧はほぼ電源電圧まで上昇し、IC2は単一の出力パルスを発生することになる。これは、上述のように、本警報装置を設定するのに使用される。
しかしながら、切り換え帯電入力SLが通電されている場合は、コンデンサC16が、コンデンサC16および抵抗器R53の時定数で決まる速度で充電し始める。コンデンサC16の電荷が予め決められたレベルに達すると、トランジスタTR13がオン状態に切り換えられる。したがって、給電線からの電流がトランジスタTR13を通じてアース線に流れ、それにより、IC2のトリガ入力に印加されている電圧をロー(low)にプルダウンする。この電圧は、次いで、トランジスタTR13によりローに固定され、この状態は、切り換え帯電入力SLが遮断されて、コンデンサC16が放電してしまうまで継続する。この期間中、押しボタンSW2は、上述のように、本警報装置をテストまたはリセットするのに使用できる。
IC2により発生する出力パルスの持続時間は、IC2のトリガ入力に印加されている電圧が、ローにプルダウンされてからパルスが終るまでである。
したがって、本警報装置が接続されている電灯回路が通電されている間は、本警報装置は押しボタンSW2によってテスト可能である。また、電灯回路がオフ状態の間は、本警報装置は、押しボタンSW2およびランプスイッチのいずれかによってテスト可能である。電灯回路が通電されている時に、ランプスイッチによって本警報装置をテストしたい場合は、電灯回路をまずオフ状態に切り換えねばならないが、それには、ランプスイッチの追加のオフ操作だけでよいことを理解されたい。
本発明の警報装置は、一つまたはそれ以上の警報装置に接続して、ビルなどの中で使用するための警報装置のネットワークを形成することができる。感知器集積回路IC4には、同様の感知器集積回路の同様のピンに入出力(I/O)線を通じて接続するための、共通の入出力(I/O)ピンが設けられている。いくつかの国の法規では、I/O線と、例えば、中性ケーブルまたはアースケーブルとの間に短絡が生じても、警報装置がデフォルトで非常状態になるよう、I/O線の比較的低電圧を用いて、非常状態を知らせるべきことを規程している。
しかしながら、感知器集積回路IC4は、I/Oピンに比較的高い電圧が印加された場合に警報を出すようになされており、逆に、分離チャンバーDET1が煙を局部的に感知した場合にはI/Oピンに比較的高い電圧を印加する。したがって、警報装置がこのような国々で使用される場合は、感知器集積回路IC4によって発生する信号を反転して、I/O線に伝送するための、かつ、同じことだが、接続された警報装置からI/O線に受信される信号を反転するためのインバータ回路を設ける必要がある。本警報装置をこのような法規がない国々で使用する場合は、いかなる反転回路も必要ないであろう。
システムは、誤警報が出てそれにより全ての警報装置が起動される場合には、最初に誤って起動された警報装置が、上記の方法を用いてリセットできるよう構成できることを理解されたい。これは、システム内の残りの警報装置もリセットすることになる。しかしながら、重要なことは、誤って起動された警報装置の感度閾値は低減されるが、システムの残りの警報装置は影響されず、それらの通常の感度閾値レベルを保持することである。これは、ビル内のどこかで火災が始まっても、ユーザにさらにより大きな安全を与えるものであり、不便さを最小限度に抑えるものであることを理解されたい。
図8〜15を参照すると、本発明の警報装置は、好適には、独特な設計のハウジングまたはケーシング500を具備している。従来の天井取付け型の警報装置は、感知回路が取り付けられたバッキングプレートを使用している。バッキングプレートは、幹線回路の電源ケーブルを通すことができ、かつ、感知回路に設けられた適当なコネクタに取り付けられるようにするための開口を有している。また、バッキングプレートを天井取付け具にねじで留められるようにするためのねじ穴用の案内として、追加の開口が設けられている。バッキングプレートは、カバー内のバッキングプレートの直ぐ下に取り付けられた感知器回路とともに天井面に当てられるので、警報装置はある程度の奥行きを有しており、これをもし減らすことができれば、警報装置の外観美が向上するであろう。
本発明の警報装置は、便利なように円形のハウジングを与えて、警報装置の奥行きを減らしている。具体的には、ハウジング500は、大きな内側開口504を有する、一般に、環状リングの形態の第一のバッキングプレート502を含んでいる。第一のバッキングプレート502は、天井または他の取付け具に固定されるようにされている。内側開口504は、便利なことに、開口によって規定され、かつ、電源ケーブルが通過することになる天井の部分をユーザが切り明けるための案内として、使用される。第一のバッキングプレートはまた、少なくとも二つのクリップ514も有しており、これらは、好ましくは、プレートの周囲に等角度に一定の間隔で配置され、かつ、プレートの内面から半径方向に内側へ突出している。また、クリップは、プレートのリムに対してハウジングの内側へ持ち上がっている。
第一のバッキングプレート502には、クリップ520(図14および15)が設けられており、プレートは弱められた領域によってそれに取り付けられているため、後述するように、クリップは第一のバッキングプレートから容易に取り外すことができる。
第二のバッキングプレート506は、盛り上がった中央部分508を有しており、この中に煙感知器回路510が着座し、かつ、盛り上がった中央部分508が、第一のバッキングプレート502とほぼツライチになるように、第一のバッキングプレート502のクリップ512、あるいは、任意の他の適当な手段により、第一のバッキングプレートに取り付けられる。第二のバッキングプレートもクリップ514に対応するクリップ516を有しており、これらは、プレートの周囲に一定の間隔で配置され、かつ、その内面から半径方向に内側へバッキングプレート502に向かって突出している。
第一および第二のバッキングプレート502、506のいずれか、あるいは両方に、回路510を包み、かつ、本警報装置の外観美を向上させるためのカバー部分514が取り付けられている。本警報装置は、既存の警報装置よりも相当によりスリム(slim−line)である。
本警報装置を設置するためには、ユーザは、第一のバッキングプレート502を天井または他の取付け具に、ねじなどを用いて取り付ける。ユーザは、次いで、開口504を通じて天井に開口を明け、本警報装置を取り付けるべき電灯または環状回路から出ているケーブルにアクセスする。電灯または環状回路からのケーブルは、本警報装置の対応するソケットと係合するプラグまたはコネクタ516により本警報装置に接続可能である。ユーザは、設置を容易にするために、プラグ516をクリップ520に取り付け、該クリップはプラグを所定の位置に保持し、一方、ユーザは、幹線回路からのケーブルをそれに接続する。クリップ520は、端部フック524付きのツメ522を有しており、該端部フックは、プラグ516を挟んでプラグを保持する。これは、ユーザが、プラグまたはケーブルを天井の開口を通じて引っ張る恐れなしに、ケーブルを電灯回路に接続することを可能にするものである。ケーブルが正しく接続された場合は、ユーザは、クリップ520からプラグを取り外し、次いで、クリップ520を第一のバッキングプレート502から取り外す。これで、プラグ516は本警報装置のソケットと係合可能となる。
好適には、本警報装置は、プラグ516およびソケットが係合した時、それらが第一のバッキングプレート502とほぼ面を揃えた状態(flush with)となり、これによって、本警報装置の奥行きが減るようにされている。「プラグ」および「ソケット」の用語は、任意に使われており、かつ、プラグは、本警報装置に設置してよく、また、ソケットは、幹線回路のケーブルに接続するのに使用してよいことを理解されたい。
第二のバッキングプレート506を第一のバッキングプレート502に接続するため、前者は、クリップ516に隣接するクリップ514付きで第一のバッキングプレートと共に提供されている。第二のバッキングプレート506は、次いで、回転して、クリップ516をクリップ514の後にスライドさせ、二つのプレートを互いに他に固定する。クリップを完全に係合させた時、第二のバッキングプレート506が第一のそれに対してさらに回転しないよう、一つまたは両方のバッキングプレートにストップを設けてもよい。クリップおよびそれらの配列体の寸法は、二つのバッキングプレート同士の間に安全で確実な接続が行われるようなものにする。
図11〜13は、好適な形態の接続装置550を示す。この装置は、警報装置のハウジングの外からアクセスされるスピゴットまたはレバーの形態のアクチュエータ554により動作させる押し切り形スイッチ552を有している。レバーは一般にL字形で、プレートの面内で伸長するL字形の一方のアームと第一のバッキングプレートからハウジングの本体に伸長し、スイッチのアーム556と接する他方のアーム562とを有する第二のバッキングプレート506の本体から押される。スイッチアーム556は回路ボードに取り付けられ、かつ、TR3のゲートに接続されたディペンディングフランジ558を一端に有し、他端すなわちスイッチアームの自由端は、TR3のソースに電気的に接続されたパッドまたは接点560上に置かれている。スイッチアームは、パッドに対して自己バイアスされた弾力性のあるアームであるか、あるいは、コイルスプリングなどのバイアシング手段が与えられている。
レバーの第二のアームは、レバー554の通常の静止姿勢では、スイッチアームの自由端がパッドに接触し、かつ、TR3のソースおよびゲートを互いに他に短絡して本警報装置を無効状態にするように、スイッチアームの自由端に接触している。レバー554はまた、L字形の二つのアームの接合点に形成されたスピゴットまたは盛り上がった部分を有しており、該スピゴットは、プレート506の周辺面の上に盛り上がっている。第二のバッキングプレート506が、第一のバッキングプレートと共に提供され、回転して係合される場合は、対応する部分(盛り上がった部分あるいは傾斜路様の部分など)は、スピゴット556と係合して後者を押し、スイッチアームの自由端をパッド560から外して、本警報装置を有効状態にする。
一実施形態では、小さな明瞭なラベル付きの穴564が、本警報装置のケーシングに設けられている。穴はメタライズ(金属化)された内面を有しており、パッド560に電気的に接続されている。したがって、第二のバッキングプレート506をプレート502から外す際に、何らかの理由でスイッチアームがパッド560に接触できなくても、例えば、紙クリップを曲げて穴に差し入れ、スイッチアームとパッドとを短絡してバッテリを切り離し、本警報装置を消音することができる。
別の方法として、鉛筆、ピンまたは爪楊枝などの細い物体によって直接にあるいは穴を通じてアクセスできる押しボタンスイッチを用いて、ユーザが、手動で、電源を感知回路から切り離すようにしてもよい。
一実施形態では、スイッチは、電源がデフォルトにより感知回路から切り離された場合、スイッチの操作により電源が感知回路に接続されるようにされている。スイッチは、一旦設置された警報装置に嵌合するようになされたカバーまたはハウジングに配置されたピンにより操作されてよい。カバーを本警報装置に嵌合させると、ピンはスイッチと係合し、それにより、電源は感知回路に再び接続される。
ここで、図16〜18を参照すると、本警報装置を電灯回路に接続する方法が、三つ示されている。
図16では、帯電端子(live terminal)および中性端子(neutral terminal)PL1、PL2は、消費者ボード800または他の配電盤に接続されている。これは、切り換え帯電SL端子が使用されていない場合の標準の構成である。この構成の場合は、図7の制御回路を有する警報装置が使用され、セットとリセットは警報装置のハウジングにあるスイッチSW2の使用により行われることが理解されよう。警報装置は、環状幹線または同様のものの恒常的な帯電ケーブルおよび中性ケーブルに配線される。幹線回路は、例えば、電源が遮断され、それにより、警報装置がバックアップ電源として働くバッテリにより電力を供給される場合以外は、常時、警報装置に電力を供給する。
図17では、帯電端子および中性端子PL1、PL2は、消費者ボード800または他の配電盤または電灯用の天井ローズ形に接続されている。切り換え帯電端子SLは、ランプスイッチのランプ側に接続されている。この構成では、図7の制御回路を有する警報装置が使用され、セットとリセットは、ランプスイッチの使用によるか、あるいは、警報装置のハウジング上のスイッチSW2の使用により行われる。この場合、警報装置は恒常的な帯電ケーブルおよび中性ケーブルに配線され、また、切り換え帯電ケーブルにも配線される。警報装置は、常時、幹線回路により電力を供給されるが、押しボタンスイッチSW2および(または)ランプスイッチによって、テストおよび(または)リセットすることができる。
図18では、帯電端子PL1および切り換え帯電端子SLは、互いに他に接続されており、また、電灯回路の切り換え帯電ケーブルに接続されている。この場合、ランプスイッチは、押しボタンスイッチSW2(存在する場合)に加えて警報装置をテスト/リセットするのに使用でき、また、電灯回路が遮断される(すなわち、ランプが使用されない)場合、バッテリにより警報装置に電力が供給される。
添付の図に示した回路は、上述の機能に変形を施すため変更してよい。例えば、ある与えられた機能に対する押しボタンスイッチの操作数は、ランプスイッチの操作数に合わせてよい。押しボタンスイッチSW2および(または)ランプスイッチの操作数を増やすことにより、各種の追加の機能を追加し、かつ、起動することができる。ランプスイッチの操作は、「オン−オフ−オン」シーケンスに加えて、あるいは、その別法として、「オフ−オン−オフ」シーケンスを感知するようセットしてよい。有利には、ただ一つの押しボタンスイッチSW2(これは任意の形態のスイッチでよかろう)および(または)ただ一つのランプスイッチだけで、本警報装置の機能の全てが操作可能である。
二つまたはそれ以上の警報装置間の連絡用の相互接続を含んでよいが、これは、あくまでも任意である。
別の実施形態では、本警報装置は、本警報装置が起動した時、電源の恒常的な帯電ケーブル(存在する場合)を電灯回路の切り換え帯電ケーブルに接続するリレーまたは他のそのような切り換え装置を含んでいる。これは、本警報装置が起動した時、切り換え帯電ケーブルに接続されているランプが、自動的に点灯するという有利な効果をもたらす。図19は、これを成し遂げるための、本警報回路に対する変更形態を示す。図19では、充電回路100は、電灯回路電源のライブおよびニュートラルに接続されている。信号調整回路704は、入力として、ランプスイッチSの切り換え帯電出力を有しており、かつ、図7を参照して既に説明したように論理回路792に接続されている。加えて、電源のライブは、電力調整回路710および簡便にはソレノイド操作の240Vリレーであるリレー712によって、回路704の切り換え帯電SL入力に接続されている。リレー712は、本警報装置を起動してランプLBを(オフの場合)オンに切り換える時、感知器回路400からの信号によって動作する。電力調整回路710は、その最も簡単なものはダイオード714である。
リレー712は、警報状態が存在すると動作して、ダイオード714により帯電線をランプLBに接続する。
テストまたはリセット信号が、スイッチSの1回またはそれ以上のオンおよびオフ操作により信号調整回路に加えられると、リレー702を通じて回路704に加えられたAC幹線信号で本警報装置が起動することはなくなる。ダイオード714は、AC幹線の半波整流を行って、リレー714が閉じた時、負の方向のパルスのみが、リレーを通って信号調整回路704に行けるようにする。しかしながら、回路704は正の方向のパルスのみを検知し、したがって、リレー712を通じてランプに電力を供給する幹線パルスでは、警報装置は起動しない。
加えて、相互接続された警報装置およびランプは全てオンに切り換えることができ、したがって、例えば3階のタウンハウスなどの高層ビルで火災が起こった場合には、それにより、逃げ道が示されることになろう。
本発明は、既存の警報装置に比べて、重要な改良点を有していることを理解されたい。上述の本発明の各種の特徴は、相互に包含的ではなく、必要なら、他の特徴から独立して使用することができることを理解されたい。例えば、本警報装置に関して述べたケーシング/ハウジングは、電灯回路に接続可能な警報装置以外のそれらに適用可能である。
切り離し回路は、煙警報装置以外の装置で使用してよい、あるいは、警報装置の設置または幹線回路への接続で、電源が自動的に感知回路に再接続されるように変更して煙警報装置に使用してよい。これは、特に、同時係属出願である国際特許出願公開第WO 00/58924号(その内容は、引用により本文書に組み込まれている)に記述されている警報装置などの警報装置に当てはまる、としてよい。
本発明による好適な形態の警報装置のブロック回路図である。 図1の警報装置の充電回路の回路図である。 図1の警報装置の切り離し回路の回路図である。 図1の警報装置の制御回路の回路図である。 図1の警報装置の感知回路の回路図である。 図1の警報装置の別の形態の充電回路の回路図である。 図1の警報装置の別の形態の制御回路の回路図である。 図1の警報装置のハウジングの第一の斜視図である。 図8のハウジングの第二の斜視図である。 図8の警報装置の部分断面図である。 図3の切り離し回路用の機械的切り離し機構の上からの斜視図である。 図11の機械的切り離し機構の上からの別の斜視図である。 図11の機械的切り離し機構の一部の下からの斜視図である。 本警報装置の電力ソケットと離間した関係にあるソケットホルダとを示す警報装置ハウジングの一部の下からの斜視図である。 ソケットホルダに係合した電力ソケットを示す図14と同様の斜視図である。 本警報装置の、消費者配線システムに対する第一の接続法を示す概略図である。 本警報装置の、消費者配線システムに対する第二の接続法を示す概略図である。 本警報装置の、消費者配線システムに対する第三の接続法を示す概略図である。 別の形態の警報装置の回路のブロック図である。 図3の切り離し回路用の電源オン回路の概略図である。
500 ハウジング
DET1 感知器
400 警報回路
PL1、PL2 第一の電気的接続
SL 第二の電気的接続
400 警報回路
300 制御回路

Claims (30)

  1. 放射線、および(または)、煙、一酸化炭素などの大気汚染物質を感知するための警報装置であって、
    ハウジング(500)と、
    前記放射線、および(または)、大気汚染物質を感知することの可能な感知器(DET1)を含む警報回路(400)と、
    第一の電気的接続(PL1、PL2)であって、電力が当該第一の電気的接続(PL1、PL2)を介して前記警報回路に供給されるように電灯回路用のスイッチの光側と主回路に接続された電流が通じている外部電源との1つに接続可能な当該第一の電気的接続(PL1、PL2)と、
    二の電気的接続(SL)であって、電力が当該第二の電気的接続(SL)を介して前記警報回路に供給されるように前記電灯回路用のスイッチの光側に接続可能であり、前記第一の電気的接続は外部電力を該第二の電気的接続への接続から独立した前記警報回路に供給する、該第二の電気的接続と、
    前記警報回路に外部電力を供給するために前記警報回路に前記第一の電気的接続を接続する回路と、
    前記ハウジングに取り付けられかつユーザによって操作可能な各操作に対して各パルスを発生することの可能な第一のスイッチと、
    予め選択された期間に亘る、前記第二の電気的接続と前記第一のスイッチとの何れかからの予め選択された数のパルスの受信に応答して、前記警報回路(400)にプリセットされた制御信号を加える制御回路(300)とを有し、
    前記警報回路(400)は、前記プリセットされた制御信号に応答して、前記プリセットされた制御信号に依存して、前記警報装置をリセットまたはテストすることを特徴とする警報装置。
  2. 前記制御回路(300)は、前記外部電源の、予め選択された期間に亘る予め選択された回数の通電および遮断に応答して、前記警報回路に前記プリセットされた制御信号を加えることを特徴とする、請求項1に記載の警報装置。
  3. 前記警報装置は、ユーザによって操作可能な第一のスイッチ(SW2)を有して、各操作に対して各パルスを発生し、これにより、ユーザにより選択された数のパルスを前記制御回路(300)に加え、かつ、前記制御回路は、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数の前記パルスの受信に応答して、前記警報回路(400)にプリセットされた制御信号を加える
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の警報装置。
  4. 前記第一のスイッチ(SW2)は、前記警報装置のハウジングに取り付けられていることを特徴とする、請求項3に記載の警報装置。
  5. 前記第一のスイッチ(SW2)は、前記警報装置のハウジングから離れて取り付けられていることを特徴とする、請求項3に記載の警報装置。
  6. 前記第一のスイッチ(SW2)は、電灯回路用のスイッチの光側に接続されるようにされていることを特徴とする、請求項4または5に記載の警報装置。
  7. 前記第二の電気的接続は、前記第一のスイッチのそのオン状態とオフ状態との間のユーザ操作により生じたパルスを受信し、かつ、前記パルスを前記制御回路(300)に加えるよう動作可能であり、これにより、前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの発生に応答して、前記警報回路(400)に加えられるべきプリセットされた制御信号を発生されることを特徴とする、請求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の警報装置。
  8. 外部光源(LB)用であり、かつ、予め選択された制御信号の発生に応答して、前記光源に通電するよう動作可能なスイッチ(RL1)をさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜7のうちのいずれか一つに記載の警報装置。
  9. リレー(RL1)と光源(LB)とをさらに備え、前記リレーは、予め選択された制御信号の発生に応答して、前記光源に通電するよう動作可能であることを特徴とする、請求項1〜7のうちのいずれか一つに記載の警報装置。
  10. 前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が1である場合に、前記制御回路(300)は前記警報回路(400)にプリセットされた制御信号を加え、これにより、前記警報装置をリセットするよう動作可能であることを特徴とする、請求項1〜9のうちのいずれか一つに記載の警報装置。
  11. 前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が1である場合に、前記制御回路(300)は、前記警報回路(400)にプリセットされた制御信号を加え、これにより、前記警報装置をテストするよう動作可能であることを特徴とする、請求項1〜9のうちのいずれか一つに記載の警報装置。
  12. 前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が2である場合に、前記制御回路(300)は、前記警報回路(400)にプリセットされた制御信号を加え、これにより、前記警報装置をテストするよう動作可能であることを特徴とする、請求項1〜10のうちのいずれか一つに記載の警報装置。
  13. 前記予め選択された期間に亘る前記予め選択された数のパルスの数が2である場合に、前記制御回路(300)は、前記警報回路(400)にプリセットされた制御信号を加え、これにより、前記警報装置をリセットするよう動作可能であることを特徴とする、請求項11に記載の警報装置。
  14. 前記警報回路(400)は、前記感知器(DET1)の感度を減らすための手段(TR1)を備えたことを特徴とする、請求項1〜13のうちのいずれか一つに記載の警報回路。
  15. 前記感知器(DET1)の感度を減らす前記手段(TR1)は、前記制御回路(300)によるリセット制御信号の発生に応答して、予め選択された期間の間、前記感知器(DET1)の感度を減らし、これにより、前記警報装置をリセットするよう動作可能であることを特徴とする、請求項14に記載の警報回路。
  16. 前記警報回路(400)は、前記感知器(DET1)の感度を増大するための手段(TR2)を備えたことを特徴とする、請求項1〜15のうちのいずれか一つに記載の警報回路。
  17. 前記感知器(DET1)の感度を増大する前記手段(TR2)は、前記制御回路(300)によるテスト制御信号の発生に応答して、予め選択された期間の間、前記感知器(DET1)の感度を増大し、これにより、前記警報装置をテストするよう動作可能であることを特徴とする、請求項15に記載の警報装置。
  18. 前記警報装置に電力を供給するバッテリ(B1)をさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜17のうちのいずれか一つに記載の警報装置。
  19. 前記警報装置の電力線(111、210)に電力を供給し、かつ、前記バッテリを充電するための前記第一の電気接続(PL1、PL2)を含む充電回路(100)をさらに備えたことを特徴とする、請求項18に記載の警報装置。
  20. 前記警報装置が無効状態になった時に、前記バッテリを前記警報装置から選択的に電気的に切り離し、これにより、バッテリからの漏れを最小限度に抑えるための分離手段(200)をさらに備えたことを特徴とする、請求項18または19に記載の警報装置。
  21. 前記分離器(200)は、前記バッテリ(B1)を前記警報装置に接続する第一の導通状態と前記バッテリを前記警報装置から切り離す第二の非導通状態との間で切り換え可能な第二のスイッチ(TR3)を前記電力線(111、210)内に備えたことを特徴とする、請求項19に記載の警報装置。
  22. 前記充電回路(100)は、第一の導通状態と第二の非導通状態との間で、前記電力線(111)の電圧に依存して、切り換え可能な第三のスイッチ(TR5)を備え、
    前記第三のスイッチ(TR5)が前記第一の導通状態にある場合、前記第三のスイッチ(TR5)は、前記分離する第二のスイッチ(TR3)をその導通状態に保持し、かつ、
    前記第三のスイッチ(TR5)が前記第二の非導通状態にある場合、前記第三のスイッチ(TR5)の状態は、前記第二のスイッチ(TR3)が、前記電力線の前記電圧が低バッテリ充電を示す予め選択された値以下であることに応答して非導通となり、これによって、前記バッテリ(B1)の充電中、前記警報装置を無効状態にするように、前記電力線(111)の電圧に依存することを特徴とする、請求項21に記載の警報装置。
  23. 前記スイッチ(TR3)をその非導通状態に切り換え、これによって、前記スイッチを無効状態にし、前記警報装置の動作を妨げる切り離し手段(550)をさらに備えたことを特徴とする、請求項22に記載の警報装置。
  24. 前記切り離し手段(550)は、前記スイッチ(TR3)が非導通になる第一のオフ位置と前記スイッチ(TR3)が有効状態になる第二のオン位置との間を移動できるボタン(562)を備えたことを特徴とする、請求項23に記載の警報装置。
  25. 前記第三のスイッチ(TR3)は、制御電極を有する多電極半導体デバイスであって、前記制御電極は前記デバイスの別の電極間の導通を制御し、
    かつ、前記ボタン(562)は、その第一のオフ位置に移動して、前記制御電極の電位を変え、これによって、前記第三のスイッチ(TR3)を非導通状態にすることを特徴とする、請求項23または24に記載の警報装置。
  26. 前記ハウジングは、
    表面に取り付けるための第一のバッキングプレート(502)と、
    前記第一のバッキングプレートに取り外し可能に取り付け可能な第二のバッキングプレート(506)と、
    前記バッキングプレートをカバーするためのカバー(514)と
    を備え、
    かつ、前記切り離し手段の装置は、前記第二のバッキングプレート(506)を前記第一のバッキングプレート(502)に係合すると、前記切り離し手段は、その第二のオン位置に移動し、これによって、前記第三のスイッチ(TR3)を有効状態にし、かつ、前記第二のバッキングプレート(506)を前記第一のバッキングプレート(502)から外すと、前記切り離し手段は、その第一のオフ位置に移動し、これによって、前記第三のスイッチ(TR3)を無効状態にすることを特徴とする、請求項24または25に記載の警報装置。
  27. 前記分離器の下流の前記電圧線(210)の電力に応答して、前記警報装置が有効状態であることを示すよう動作可能である表示器(LED1)をさらに備えたことを特徴とする、請求項20〜26に記載の警報装置。
  28. 光源(LB)用の光スイッチ(RL1)であって、前記光スイッチは、前記警報装置の起動に応答して、前記光源に通電するよう動作可能である光スイッチを更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の警報装置。
  29. 前記光スイッチはリレー(RL1)を含み、前記光源(LB)は前記警報装置の外部にあることを特徴とする、請求項28に記載の警報装置。
  30. 前記光源は、前記警報装置内に取り付けられていることを特徴とする、請求項28に記載の警報装置。
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