JP4906030B2 - テスト回路およびテスト方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パラレルデータをシリアルデータに変換して出力する機能を有する集積回路テスト回路およびテスト方法に関するものである。
パラレルデータをシリアルデータに変換して出力する集積回路は、図5のタイミングチャートに示すように、例えば、ロジックテスタ等から入力される4ビットのパラレルデータDin[3:0]=A[3:0],B[3:0],C[3:0],…をクロックCLKinの立上りのタイミングで順次保持し、保持したパラレルデータDin[3:0]をクロックCLKoutの変化タイミング(立上りおよび立下り)に同期してシリアルデータDout=A[0],A[1],A[2],A[3],B[0],B[1],B[2],B[3],C[0],C[1],C[2],C[3],…に順次変換して、変換後のシリアルデータDoutと、このシリアルデータDoutに同期したクロックCLKoutとを順次出力する。
このようなパラレル・シリアル変換を行う集積回路から出力されるシリアルデータの全ビットのファンクションテストを行うためには、1つのパラレルデータについて、パラレルデータを構成するビット数分のテストサイクルが必要となる。上記集積回路の例の場合、そのファンクションテストには、図5のタイミングチャートに示すように、1つのパラレルデータDin[3:0]について4テストサイクルが必要である。
仮に、信号の周波数が100MHzまでのテストを行うことができるロジックテスタを用いて上記集積回路のファンクションテストを行う場合、ロジックテスタから上記集積回路に入力されるパラレルデータDin[3:0]は25MHzが最大の周波数ということになる。逆に、25MHzまでのテストを行うことができるロジックテスタでは100MHzの出力シリアルデータのファンクションテストを行うことができない。
このように、パラレル・シリアル変換を行う集積回路から出力される高速シリアルデータの全ビットをテストするためには、非常に高速なロジックテスタが必要になるという問題がある。
また、パラレル・シリアル変換を行う集積回路のように、信号の送受信を行う回路にとって非常に重要なポイントは、図5のタイミングチャートに示すように、集積回路から出力されるクロックCLKoutの変化タイミングに対するシリアルデータDoutのセットアップタイムおよびホールドタイムを十分に確保することである。
ところが、テスト対象の集積回路から出力されるシリアルデータが高速になればなるほど、シリアルデータのデータ幅は短くなる。また、集積回路から出力されるクロックCLKoutの変化タイミングはジッタ等によるバラツキがある。このため、シリアルデータに対するクロックのセットアップタイムおよびホールドタイムの測定そのものが困難であるという問題もある。
なお、本発明に関わる先行技術文献としては、例えば特許文献1に開示の半導体集積回路のテスト回路およびテスト方法がある。特許文献1には、並列データ信号からなる試験信号パターンを直列データ信号からなる直列試験パターン信号に変換して被検証回路に供給し、被検証回路が直列試験パターン信号の供給に応答して出力した信号を並列データ信号に変換して被検証回路の動作を試験することが開示されている。
引用文献1によれば、上記従来の問題点のうち、集積回路から出力される高速シリアルデータのテストを行うことができる。しかし、引用文献1では、集積回路から出力されるクロックの変化タイミングに対するシリアルデータのセットアップタイムおよびホールドタイムの検証を行うことができない。
特開平9−197009号公報
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、パラレル・シリアル変換を行う集積回路から出力される高速シリアルデータのファンクションテストを行うことができ、しかも集積回路から出力される同期クロックの変化タイミングに対するシリアルデータのセットアップタイムおよびホールドタイムのテストも行うことができる集積回路テスト回路およびテスト方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、パラレルデータをクロックに同期してシリアルデータに変換し、該シリアルデータおよび該シリアルデータに同期したクロックを出力する機能を有する集積回路のテスト回路であって、
遅延制御信号に応じて、前記集積回路から出力されるシリアルデータとクロックとを相対的かつ可変的に遅延して出力する遅延可変回路と、
前記遅延可変回路から出力されるクロックを用いて、前記遅延可変回路から出力されるシリアルデータをパラレルデータに変換するシリアル・パラレル変換回路とを備え、当該変換されたパラレルデータを判定することにより前記シリアルデータとクロックとの間のセットアップタイムおよびホールドタイムのテストを行うことを特徴とするテスト回路を提供する。
ここで、遅延制御信号は、例えばロジックテスタ等から入力されるのが好ましい。
また、本発明は、パラレルデータをクロックに同期してシリアルデータに変換し、該シリアルデータおよび該シリアルデータに同期したクロックを出力する機能を有する集積回路のテスト方法であって、
前記出力されるシリアルデータとクロックとを相対的かつ可変的に遅延し、該遅延されたクロックを用いて該遅延されたシリアルデータをパラレルデータに変換し、当該変換されたパラレルデータを判定することにより前記シリアルデータとクロックとの間のセットアップタイムおよびホールドタイムのテストを行うことを特徴とする集積回路のテスト方法を提供する。
ここで、前記出力されるシリアルデータとクロックとを相対的かつ可変的に遅延する機能と、遅延されたシリアルデータをパラレルデータに変換する機能とを、前記半導体集積回路とは別のテスト回路として構成したことが好ましい。
本発明では、変換後のパラレルデータを判定することによってファンクションテストを行うことができる。従って、例えば集積回路に入力されるパラレルデータの周波数と、シリアル・パラレル変換回路から出力されるパラレルデータの周波数とを同じにすることができる。
また、本発明では、シリアルデータとクロックとの間を相対的に遅延させる(早めたり、遅らせたりする)ことによって、シリアルデータとクロックとの間の遅延差を適宜設定できる。このため、集積回路に対して通常のファンクションテストを行うことによって、シリアルデータとクロックとの間の簡易的なセットアップタイムおよびホールドタイムのテストを行うことが可能である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の集積回路テスト回路およびテスト方法を詳細に説明する。
図1は、本発明のテスト回路の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示すテスト回路10は、パラレルデータをシリアルデータに変換して出力する機能を有する半導体集積回路(以下、テスト対象ICという)12のテストを行うもので、固定遅延回路14と、可変遅延回路16と、シリアル・パラレル変換回路18とを備えている。なお、同図には、テスト対象IC12のテストを行う時に使用するロジックテスタ20も併せて示してある。
ここで、テスト対象IC12は、上記の通り、パラレルデータをクロックに同期してシリアルデータに変換し、これらのシリアルデータと、このシリアルデータに同期したクロックとを出力する。図1において、テスト対象IC12には、ロジックテスタ20から入力パラレルデータが入力され、テスト対象IC12からは、出力シリアルデータおよび出力クロックが出力される。しかしながら、テスト対象IC12は内部のパラレルデータをシリアルデータに変換して出力する機能を有するものであればよく、ロジックテスタ20から入力パラレルデータを供給することは必須ではない。
続いて、固定遅延回路14および可変遅延回路16は、併せて本発明の遅延可変回路の一例となるもので、出力シリアルデータと出力クロックとの間を相対的かつ可変的に遅延して出力する。固定遅延回路14は、テスト対象IC12から出力される出力シリアルデータを固定の所定時間だけ遅延して出力する。また、可変遅延回路16は、ロジックテスタ20からの遅延制御信号に応じて、テスト対象IC12から出力される出力クロックを可変的に所定時間だけ遅延して出力する。
続いて、シリアル・パラレル変換回路18は、可変遅延回路16から出力される可変的に所定時間だけ遅延された出力クロックを用いて、固定遅延回路14から出力される固定の所定時間だけ遅延された出力シリアルデータをパラレルデータに変換する。シリアル・パラレル変換回路18から出力される出力パラレルデータは、ロジックテスタ20に入力される。
次に、本発明のテスト方法に従ってテスト対象IC12のファンクションテストを行う場合のテスト回路10の動作を説明する。
テスト対象IC12のファンクションテストを行う場合、ロジックテスタ20からテスト対象IC12に対して、所定ビット長の入力パラレルデータが入力される。テスト対象IC12では、ロジックテスタ20から入力される入力パラレルデータがクロックに同期してシリアルデータに変換され、パラレル・シリアル変換された出力シリアルデータと、この出力シリアルデータに同期した出力クロックが出力される。
テスト対象IC12から出力された出力シリアルデータは、固定遅延回路14により所定の固定時間だけ遅延されてシリアル・パラレル変換回路18に入力される。また、テスト対象IC12から出力された出力クロックは、可変遅延回路16により、ロジックテスタ20から可変遅延回路16に入力される遅延制御信号に応じて可変的に決定される所定時間だけ遅延されてシリアル・パラレル変換回路18に入力される。
シリアル・パラレル変換回路18では、可変遅延回路16から入力される可変的に所定時間だけ遅延されたクロックに基づいて、固定遅延回路14から入力される所定の固定時間だけ遅延されたシリアルデータが、例えばロジックテスタ20からテスト対象IC12に入力されたパラレルデータと同じビット数のパラレルデータに変換され出力される。
シリアル・パラレル変換回路18から出力された出力パラレルデータは、ロジックテスタ20に入力される。ロジックテスタ20では、例えば、テスト対象IC12に対して入力した入力パラレルデータと、シリアル・パラレル変換回路18からロジックテスタ20に対して入力された出力パラレルデータとの比較を行うことによって両者の一致、不一致が検出され、出力パラレルデータの良否の判定、すなわちテスト対象IC12から出力される出力シリアルデータの良否の判定が行われる。
テスト回路10を用いることによって、テスト対象IC12から出力される出力シリアルデータが出力パラレルデータに変換され、出力パラレルデータを判定することによってテストを行うことができる。従って、例えばテスト対象IC12に入力される入力パラレルデータの周波数と、シリアル・パラレル変換回路18から出力される出力パラレルデータの周波数とを同じにすることができる。
また、テスト回路10では、固定遅延回路14および可変遅延回路16によって、テスト対象IC12から出力される出力シリアルデータと出力クロックとの間を相対的かつ可変的に遅延させることができる。このため、出力シリアルデータと出力クロックとの間の遅延差を適宜変更し、テスト対象IC12に対して通常のファンクションテストを行うことによって、出力シリアルデータと出力クロックとの間の簡易的なセットアップタイムおよびホールドタイムのテストを行うことが可能である。
例えば、図2(a)に示すように、出力クロックの遅延を小さくした場合、出力クロックの変化タイミング(立上りおよび立下り)に対する出力シリアルデータのセットアップタイムが十分に確保できていなければテストの時にフェイルとなる。また、同図(b)に示すように、出力クロックの遅延を大きくした場合、出力クロックの変化タイミングに対する出力シリアルデータのホールドタイムが十分に確保できていなければテスト時にフェイルとなる。
以下、本発明のテスト回路について具体例を挙げて説明する。
図3は、本発明のテスト回路の構成を表す一実施形態の回路図である。同図に示すテスト回路30は、4ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換して出力する機能を有するテスト対象ICのテストを行うもので、それぞれ図1に示す固定遅延回路14、可変遅延回路16およびシリアル・パラレル変換回路18に相当する固定遅延回路34、可変遅延回路36およびシリアル・パラレル変換回路38を備えている。
ここで、固定遅延回路34は、直列に接続された2段のバッファ回路40によって構成されている。バッファ回路40には、テスト対象ICから出力される出力シリアルデータSDinが入力され、バッファ回路40からは、このバッファ回路40の遅延時間に相当する固定の所定時間だけ遅延された出力シリアルデータNdinが出力される。
また、可変遅延回路36は、1段のバッファ回路42aと、それぞれ直列に接続された2段、3段および4段のバッファ回路42b、42cおよび42dと、マルチプレクサ44とによって構成されている。バッファ回路42a、42b、42c、42dには、テスト対象ICから出力される出力クロックClockが入力され、バッファ回路42a、42b、42c、42dからは、それぞれバッファ回路42a、42b、42c、42dの遅延時間に相当する固定の所定時間だけ遅延された出力クロックが出力される。
また、マルチプレクサ44のデータ入力0,1,2,3には、それぞれバッファ回路42a、42b、42c、42dの出力信号が入力され、その選択信号入力には、ロジックテスタから入力される2ビットの遅延制御信号Dcontが入力される。また、マルチプレクサ44からは、遅延制御信号Dcontの値に応じて、バッファ回路42a、42b、42c、42dの出力信号のうちの1つが出力クロックNck1として選択的に出力される。
すなわち、可変遅延回路36からは、遅延制御信号Dcont=0,0の時、そのデータ入力0に入力されるバッファ回路42aの出力信号が出力される。以下同様に、Dcont=0,1の時、そのデータ入力1に入力されるバッファ回路42bの出力信号が出力され、Dcont=1,0の時、そのデータ入力2に入力されるバッファ回路42cの出力信号が出力され、Dcont=1,1の時、そのデータ入力3に入力されるバッファ回路42dの出力信号が出力される。
図3に示す例の場合、例えば遅延制御信号Dcont=0,0とすれば、出力クロックNck1の変化タイミングを出力シリアルデータNdinに対して早くすることができ、セットアップタイムの厳しい状況でテストを行うことができる。一方、Dcont=1,0または1,1とすれば、出力クロックNck1の変化タイミングを出力シリアルデータNdinに対して遅くすることができ、ホールドタイムの厳しい状況でテストを行うことができる。また、Dcont=0,1とすれば、出力クロックNck1の変化タイミングを出力シリアルデータNdinに対してほぼ変化させないようにすることができ、テスト対象ICから出力される出力クロックおよび出力シリアルデータの状況でテストを行うことができる。
シリアル・パラレル変換回路38は、出力クロックNck1を2分周する分周器となるフリップフロップ46と、出力シリアルデータNdinをラッチする初段の2つのフリップフロップ48a、48bと、2段目の4つのフリップフロップ50a、50b、50c、50dと、出力段の4つのフリップフロップ52a、52b、52c、52dと、バッファ回路54a、54b、54c、54dおよび56a、56b、56c、56dとによって構成されている。
分周器のフリップフロップ46のクロック入力には、可変遅延回路36から出力される出力クロックNck1が入力され、そのデータ入力Dには、その反転データ出力QNが入力され、そのリセット入力には、ロジックテスタから出力されるリセット信号Resetが入力される。また、フリップフロップ46のデータ出力Qからは、出力クロックNck1を2分周した分周クロックNck2が出力される。
また、初段のフリップフロップ48aのクロック入力およびフリップフロップ48bの反転クロック入力には、可変遅延回路36から出力される出力クロックNck1が入力される。また、フリップフロップ48a、48bのデータ入力Dには、固定遅延回路34から出力される出力シリアルデータNdinが入力される。
2段目のフリップフロップ50a、50cの反転クロック入力およびフリップフロップ50b、50dのクロック入力には、フリップフロップ46から出力される分周クロックNck2が入力される。また、フリップフロップ50a、50bのデータ入力Dには、それぞれバッファ回路54a、54bを介して初段のフリップフロップ48aのデータ出力Qの出力信号Nd1[0],[2]が入力される。同様に、フリップフロップ50c、50dのデータ入力Dには、それぞれバッファ回路54c、54dを介して初段のフリップフロップ48bのデータ出力Qの出力信号Nd1[1],[3]が入力される。
最終段のフリップフロップ52a、52b、52c、52dの反転クロック入力には、フリップフロップ46から出力される分周クロックNck2が入力される。また、フリップフロップ52a、52b、52c、52dのデータ入力Dには、それぞれバッファ回路56a、56b、56c、56dを介して2段目のフリップフロップ50a、50b、50c、50dのデータ出力Qの出力信号Nd2[0],[2],[1],[3]が入力される。そして、最終段のフリップフロップ52a、52b、52c、52dのデータ出力Qからは、それぞれ出力パラレルデータPDout[0],[2],[1],[3]が出力される。
以下、遅延制御信号Dcont=0,0の場合、すなわちセットアップタイムを厳しくした状況を例に挙げて、図4に示すタイミングチャートを参照しながらテスト回路30の動作を説明する。
リセット信号Reset=1の時、ロジックテスタからテスト対象ICに対して入力パラレルデータが入力され、テスト対象ICから出力シリアルデータSDinが出力されても、テスト回路30のシリアル・パラレル変換回路38内の分周器のフリップフロップ46から出力される分周クロックNck2がローレベル固定となるので、シリアル・パラレル変換回路38から出力される出力パラレルデータPDout[0:3]も変化しない。
リセット信号Resetが1から0に変化すると、テスト回路30のシリアル・パラレル変換回路38内のフリップフロップ46が動作を開始し、その後のシリアルデータSDinをパラレルデータの0bit目PDout[0]として変換を開始する。
図4に示すタイミングチャートでは、リセット信号Resetが1から0に変化した後のシリアルデータSDinがA[0]となっていて、それ以後A[1]、A[2]、A[3]、B[0]、B[1]、B[2]、B[3]、…がテスト対象ICから出力されている。さらにテスト対象ICからは、出力シリアルデータSDinに同期した出力クロックClockが出力されている。
テスト対象ICから出力される出力シリアルデータSDin=A[0],A[1],A[2],A[3],B[0],B[1],B[2],B[3],…は、テスト回路30の固定遅延回路34によって2段のバッファ回路40の遅延時間に相当する時間だけ遅延され、この遅延された出力クロックNdinが、シリアル・パラレル変換回路38に入力される。
一方、テスト対象ICから出力される出力クロックClockは、可変遅延回路36によって1段のバッファ回路42aおよびマルチプレクサ44の遅延時間に相当する時間だけ遅延され、この遅延された出力クロックNck1が、シリアル・パラレル変換回路38に入力される。
すなわち、例えばマルチプレクサ44による遅延時間が無視できると仮定すれば、可変遅延回路36から出力される遅延された出力クロックNck1は、固定遅延回路34から出力される遅延された出力シリアルデータNdinに対して、その変化タイミングが早められ、シリアル・パラレル変換回路38の初段のフリップフロップ48a、48bにおいてセットアップタイムが厳しい状況となる。
シリアル・パラレル変換回路38では、固定遅延回路34から出力される遅延された出力シリアルデータNdin=A[0],A[1],A[2],A[3],B[0],B[1],B[2],B[3],…のうち、A[0],A[2],B[0],B[2],…が、可変遅延回路36から出力される遅延された出力クロックNck1の立上りで初段のフリップフロップ48aに順次保持され、それぞれバッファ回路54a、54bを介して信号Nd1[0],Nd1[2]として出力される。
一方、固定遅延回路34から出力される遅延された出力シリアルデータNdin=A[0],A[1],A[2],A[3],B[0],B[1],B[2],B[3],…のうち、A[1],A[3],B[1],B[3],…が、可変遅延回路36から出力される遅延された出力クロックNck1の立下りで初段のフリップフロップ48bに順次保持され、それぞれバッファ回路54c、54dを介して信号Nd1[1],Nd1[3]として出力される。
続いて、信号Nd1[0],Nd1[1]は、フリップフロップ46から出力される分周クロックNck2の立下りで2段目のフリップフロップ50a、50cに保持され、それぞれバッファ回路56a、56cを介して信号Nd2[0],Nd2[1]として出力される。また、信号Nd1[2],Nd1[3]は、分周クロックNck2の立上りで2段目のフリップフロップ50b、50dに保持され、それぞれバッファ回路56b、56dを介して信号Nd2[2],Nd2[3]として出力される。
そして最後に、バッファ回路56a、56b、56c、56dから出力される信号Nd2[0],Nd2[2],Nd2[1],Nd2[3]は、分周クロックNck2の立下りで最終段のフリップフロップ52a、52b、52c、52dに保持され、それぞれ出力パラレルデータPDout[0],PDout[2],PDout[1],PDout[3]として出力タイミングを合わせて出力される。
上記のようにして、テスト回路30では、ロジックテスタからテスト対象ICに入力される4ビットの入力パラレルデータA[0:3],B[0:3],…に対応する、4ビットの出力パラレルデータPDout[0:3]を順次出力することができる。従って、入力パラレルデータA[0:3],B[0:3],…と出力パラレルデータPDout[0:3]とを順次比較して出力パラレルデータの良否を判定することで、テスト対象ICのファンクションテストを行うことができる。
また、可変遅延回路36により、出力クロックを出力シリアルデータに対して早くすることによって、出力クロックの出力シリアルデータに対するセットアップタイムが厳しい状況に設定することができる。これにより、ファンクションテストがフェイルする場合には、出力クロックの出力シリアルデータに対するセットアップタイムが十分に確保されていないことが分かる。
また、上記例の逆の例として、可変遅延回路36により、出力クロックを出力シリアルデータに対して遅くすることによって、出力クロックの出力シリアルデータに対するホールドタイムが厳しい状況に設定することができる。これにより、ファンクションテストがフェイルする場合には、出力クロックの出力シリアルデータに対するホールドタイムが十分に確保されていないことが分かる。
以上のようにして、テスト回路30では、パラレル・シリアル変換を行うテスト対象ICから出力される高速シリアルデータのファンクションテストを行うことができ、しかもテスト対象ICから出力されるクロックの変化タイミングに対するシリアルデータのセットアップタイムおよびホールドタイムのテストも簡単に行うことができる。
なお、テスト対象ICは、上記例のように、4ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換するものに限らず、何ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換するものであってもよい。また、上記実施形態では、ロジックテスタを用いているが、これも限定されず、入力パラレルデータ、遅延制御信号、リセット信号等の信号は、各種の供給装置から供給することができる。また、出力パラレルデータの良否の判定も各種の判定装置で行うことができる。
また、本発明で用いられる遅延可変回路は、図1および図3に示すものに限定されず、遅延制御信号に応じて、テスト対象ICから出力される出力シリアルデータと出力クロックとの間を相対的かつ可変的に遅延して出力することができる各種構成の回路で構成することが可能である。
例えば、遅延可変回路として、出力シリアルデータ側および出力クロック側のうちの一方だけに可変遅延回路を設けて、他方はスルーさせる構成としてもよい。この場合、一方を他方に対して遅延させることができる。また、遅延可変回路として、図1の場合とは逆に、出力シリアルデータ側に可変遅延回路、出力クロック側に固定遅延回路を設ける構成としてもよい。また、固定遅延回路および可変遅延回路とは全く異なる回路で遅延可変回路を構成してもよい。
また、シリアル・パラレル変換回路も図示例のものに限定されず、シリアルデータをパラレルデータに変換する各種回路構成のものが利用可能である。また、シリアル・パラレル変換回路から出力される出力パラレルデータは、テスト対象ICに入力される入力パラレルデータと同一のビット数であることに限定されず、入力パラレルデータよりも少ないビット数としてもよいし、入力パラレルデータよりも多いビット数としてもよい。
また、上記例では、テスト対象ICと、本発明のテスト回路とが別々に構成されているが、本発明のテスト回路をテスト対象ICのチップ上に搭載して本発明の集積回路とし、集積回路から変換後の出力パラレルデータが直接出力されるようにしてもよい。この場合には、通常動作モードとテストモードを切り替える信号により、テストモード時のみに出力シリアルデータと出力クロックを本発明のテスト回路に供給するスイッチ回路を備えるのが好ましい。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明の集積回路テスト回路およびテスト方法について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明のテスト回路の構成を表す一実施形態のブロック図である。 (a)および(b)は、ともに図1に示すテスト回路の動作を表す一実施形態のタイミングチャートである。 本発明のテスト回路の構成を表す一実施形態の回路図である。 図3に示すテスト回路の動作を表す一実施形態のタイミングチャートである。 シリアルデータを出力するテスト対象ICの動作を表す一例のタイミングチャートである。
符号の説明
10 テスト回路
12 テスト対象IC
14、34 固定遅延回路
16、36 可変遅延回路
18、38 シリアル・パラレル変換回路
20 ロジックテスタ
40、42a、42b、42c、42d、54a、54b、54c、54d、56a、56b、56c、56d バッファ回路
44 マルチプレクサ
46、48a、48b、50a、50b、50c、50d、52a、52b、52c、52d フリップフロップ

Claims (3)

  1. パラレルデータをクロックに同期してシリアルデータに変換し、該シリアルデータおよび該シリアルデータに同期したクロックを出力する機能を有する集積回路のテスト回路であって、
    遅延制御信号に応じて、前記集積回路から出力されるシリアルデータとクロックとを相対的かつ可変的に遅延して出力する遅延可変回路と、
    前記遅延可変回路から出力されるクロックを用いて、前記遅延可変回路から出力されるシリアルデータをパラレルデータに変換するシリアル・パラレル変換回路とを備え、当該変換されたパラレルデータを判定することにより前記シリアルデータとクロックとの間のセットアップタイムおよびホールドタイムのテストを行うことを特徴とするテスト回路。
  2. パラレルデータをクロックに同期してシリアルデータに変換し、該シリアルデータおよび該シリアルデータに同期したクロックを出力する機能を有する集積回路のテスト方法であって、
    前記出力されるシリアルデータとクロックとを相対的かつ可変的に遅延し、該遅延されたクロックを用いて該遅延されたシリアルデータをパラレルデータに変換し、当該変換されたパラレルデータを判定することにより前記シリアルデータとクロックとの間のセットアップタイムおよびホールドタイムのテストを行うことを特徴とする集積回路のテスト方法。
  3. 前記出力されるシリアルデータとクロックとを相対的かつ可変的に遅延する機能と、遅延されたシリアルデータをパラレルデータに変換する機能とを、前記半導体集積回路とは別のテスト回路として構成したことを特徴とする請求項記載の集積回路のテスト方法。
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