JP4899437B2 - 開閉体の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、障害物の位置を検知し、障害物の位置に応じて開閉体の動作制御を行う開閉体の制御装置に関する。
運転者の近傍に存在するスイッチで、バックドアの開閉を行う車両が知られている。特許文献1には、車両のバックドアのバンパにセンサを内蔵し、車両後方の障害物を検出し、バックドアを障害物に衝突させない技術が開示されている。
特開2004−230993号公報
特許文献1に開示されている技術では、後方に障害物があることをセンサが検知すると、バックドアが開かないようにすることで、バックドアを障害物に衝突させないようにしている。また、バックドアが開いた状態で後方に障害物があることをセンサが検知した場合、開いたバックドアを閉じさせることで、バックドアを障害物に衝突させないようにしている。したがって、バックドアを開けるユーザがあらかじめバックドアが開く範囲にいる場合、センサがユーザを障害物と誤認識し、バックドアが開かない。また、バックドアの開き動作に合わせてユーザが後退するとき、センサがユーザを障害物と誤認識し、開いたバックドアが閉じてしまう。そのため、バックドアの使い勝手が悪いという問題がある。
また、従来のバックドアの開閉機構では、バックドアの開動作および閉動作中に、ブザー音が放音されるが、このブザー音の種類は1種類だけである。バックドアの開動作中に、バックドアの後方に障害物があることをセンサが検知した場合、バックドアが閉動作するが、この間に放音されるブザー音に変化はない。そのため、ユーザは、バックドアを目視する以外にバックドアの動作状態を知る方法がなく、バックドアの使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、開閉体の使い勝手がよい開閉体の制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の観点に係る開閉体の制御装置は、
車両から突出するように設置された開閉体を開閉駆動する駆動手段と、
前記開閉体から該開閉体の開方向における障害物の位置を判別する判別手段と、
前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が第1の範囲内に存在するときに、前記開閉体の開き速度を第1の速度に低下させて前記開閉体の開駆動を継続するように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
から構成され
前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第1の範囲に含まれる第2の範囲内に存在するときに、前記制御手段は、前記開閉体の開駆動を停止させるように前記駆動手段を制御し、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が第3の範囲内に存在することを判別したときに、前記制御手段は、前記駆動手段を閉駆動に反転させるように制御する、
ことを特徴とする。
前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第1の範囲内に存在するときに、ユーザに第1の警告を報知する報知手段と、
をさらに備え
前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第1の範囲に含まれる第2の範囲内に存在するときに、前記報知手段は、ユーザに第2の警告を報知し、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が第3の範囲内に存在することを判別したときに、前記報知手段は、ユーザに第3の警告を報知する、
ことを特徴としてもよい。
前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が前記第3の範囲内に存在しなくなったことを判別したときに、前記制御手段は、前記駆動手段を第2の速度で開駆動を行うよう制御する、
ことを特徴としてもよい。
前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が前記第3の範囲内に存在しなくなったことを判別したときに、前記報知手段は、ユーザに第4の警告を報知する、
ことを特徴としてもよい。
本発明によれば、開閉体を開いている間に、開閉体後方の所定の距離内に障害物が存在すると判別した場合、開閉体の開き速度が遅くなる。そのため、ユーザを障害物と認識すると、開閉体が開かなかったり、開いていた開閉体がいきなり閉じたりするという不都合がない。
以下、本発明の実施形態に係る開閉体の制御装置を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、開閉体の制御装置1は、たとえば、障害物センサ100と、アクチュエータ200と、ECU(Electronic Controller Unit)300と、起動スイッチ400と、ドア警告音発生部500と、車両駆動部600と、ボディECU650とから構成される。
障害物センサ100は、たとえば、超音波発信器102と、超音波受信器104と、A/D変換器106と、通信部108と、バス110とから構成される。超音波発信器102は、超音波を発生する。超音波受信器104は、超音波発信器102が発生した超音波を障害物が反射した場合、これを受信し、その障害物までの位置および距離に応じた信号を出力する。A/D変換器106は、超音波受信器104が出力した信号をデジタル信号に変換する。通信部108は、ECU300に接続され、ECU300との信号の送受信を行う。
アクチュエータ200は、たとえば、駆動モータ202と、モータドライバ204と、駆動モータ202とバックドアとを連結するアーム206と、角度出力器208と、通信部210と、バス212とから構成される。
モータドライバ204は、ECU300からの指令に従い、駆動モータ202の回転方向や回転速度を制御し、アーム206によりバックドアの開き角度が所定の角度になるように制御する。アーム206は、車体内であってバックドアの近傍に設置され、駆動モータ202の動作に従い、バックドアを開閉する。角度出力器208は、現在のバックドアの位置と、初期状態のバックドア(閉じた状態のバックドア)の位置とのなす角を出力する。通信部210は、ECU300に回線を通じて接続され、アクチュエータ200とECU300とのデータの送受信を受け持つ。
ECU300は、たとえば、通信部302と、CPU304(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)306と、ROM(Read Only Memory)308と、計時部310とから構成される。通信部302は、他の機器と接続される部分であって、他の機器と信号の送受信を行う。CPU304は、ROM308に格納された計算プログラムおよび制御プログラムを実行し、所定の演算および処理を行う。また、CPU304は、起動スイッチ400から「開」信号を受信すると、アクチュエータ200のモータドライバ204に、バックドアを開くよう駆動モータ202を駆動させ、「閉」信号を受信すると、モータドライバ204に、バックドアを閉じるよう駆動モータ202を駆動させる。RAM306は、CPU304の演算のワークエリアを提供する。ROM308は、CPU304の計算プログラムおよび制御プログラムを記憶し、また、後述する障害物第1判定エリアおよび障害物第2判定エリアの範囲を記憶する。計時部310は、現在時刻を計時する。
起動スイッチ400は、ECU300に接続され、バックドアの開閉の指示の信号をECU300に出力する。
ドア警告音発生部500は、たとえば、通信部502と、CPU504と、RAM506と、ROM508と、D/A変換器510と、スピーカ512と、バス514とから構成される。通信部502は、ECU300からの信号を受けつけ、CPU504に警告音を発生する旨の信号を伝える。CPU504は、通信部502からの信号に基づき、どのような警告音を発生するかをROM508に格納されたプログラムを実行することで判別し、ROM508に格納された警告音のデータを加工し、D/A変換器510に渡す。RAM506は、CPU504のワークエリアを提供する。D/A変換器510は、CPU504から渡された警告音のデータをアナログ信号に変換し、スピーカ512を通じて放音する。
車両駆動部600は、たとえば、駆動モータ602と、電磁クラッチ604と、モータドライバ606とから構成される。駆動モータ602は、車両の駆動を行う。電磁クラッチ604は、車両に対し、駆動モータ602の駆動力を伝達したり伝達を停止したりする。モータドライバ606は、駆動モータ602および電磁クラッチ604を制御し、車両の駆動を制御する。
ボディECU650は、たとえば、ギアポジション判別器652と、車両速度測定器654と、通信部656と、バス658とから構成される。ギアポジション判別器652は、車両のギアの位置を判別し、その出力結果を通信部656に出力する。車両速度測定器654は、車両の速度を測定し、その出力結果を通信部656に出力する。通信部656は、ECU300にギアポジションおよび車両の速度の情報を送信する。
続いて、開閉体の制御装置1の障害物センサ100をバックドア700の後部に設置した場合の障害物検出エリアおよび障害物判定エリアについて、図2および図3を用いて説明する。
図2は、障害物センサ100をバックドア700の後部に設置し、車両の後部から見た場合における、障害物検出エリアおよび障害物判定エリアを示す図であり、図3は、車両の横部から見た場合における、障害物検出エリアおよび障害物判定エリアを示す図である。
ここで、障害物検出エリア702とは、障害物センサ100が障害物を検出することができるエリアをいう。障害物第1判定エリア704とは、このエリアに障害物が存在することが検出されると、バックドア700の動きが停止するエリアである。障害物第2判定エリア706とは、このエリアに障害物が存在することが検出されると、バックドア700の開き速度が、標準の開き速度よりも遅くなるエリアである。
障害物を検出しなければ、障害物の位置および距離を判別できないので、障害物第1判定エリア704および障害物第2判定エリア706は、障害物検出エリア702に含まれる。また、障害物第1判定エリア704よりも、障害物第2判定エリア706の方が広い。
また、図2および図3においては、障害物第1判定エリア704および障害物第2判定エリア706は、バックドア700のドアパネルの正面から所定の距離以内にある領域(図3の場合、障害物第1判定エリア704はバックドア700のドアパネルの正面から10cm)と設定する。また、障害物センサ100は、路面の鉛直方向に対し40°〜50°の角、好ましくは45°の角をなしてバックドア700の後部に取り付けられているものとする。
続いて、車両のバックドア700を開く制御を、図4および図5のフローチャートに基づいて説明する。
ユーザは、起動スイッチ400を操作し、バックドア700を開く旨の信号をECU300に送信する。ECU300のCPU304は、この信号を受信し、アクチュエータ200のモータドライバ204にバックドアの開信号を送信する(ステップS1)。モータドライバ204は、この信号を受信し、駆動モータ202およびアーム206を制御し、バックドア700を標準の開き速度で開く。また、CPU304は、ドア警告音発生部500のCPU504に対して、バックドアの開動作を行っている旨を示す警告音を発生する旨の開扉警告音発生信号を送信する。CPU504は、この信号を受信し、ROM508から開扉警告音のデータを読み出し、D/A変換器510を介してスピーカ512に警告音を放音させる。
続いて、障害物センサ100は、車両後方の障害物の位置および距離を測定して出力し、角度出力器208は、ドアが開いた角度を測定して出力する。CPU304は、角度出力器208の検出信号および障害物センサ100の検出信号から、障害物の位置および距離を、バックドア700のドアパネルの正面からの障害物の位置および距離に変換する計算を行う(ステップS2)。
続いて、CPU304が、ステップS2の計算結果およびROM308に記憶された障害物第2判定エリア706の範囲に基づいて、障害物が障害物第2判定エリア706内にあるか否かを判別する(ステップS3)。すなわち、図2および図3の場合、障害物がバックドア700のドアパネルから所定の第1の距離以内に存在するか否かを判別する。障害物が障害物第2判定エリア706内にあると判別した場合(ステップS3;Yes)、CPU304は、モータドライバ204にバックドア700の開き速度を通常の速度より遅い所定の速度に落としてバックドアの開きを継続する旨の速度切り換え信号を送信する(ステップS4)。モータドライバ204は、この信号を受信し、駆動モータ202およびアーム206を制御して、バックドア700の開き速度を、通常の速度より遅い所定の速度に落としてバックドア700の開きを継続する。なお、速度切り換え信号は、開速度を指示する信号でもよく、速度の低下を指示する信号でもよい。
また、CPU304は、ドア警告音発生部500のCPU504に対して、バックドアから障害物が近い位置にある旨を示す警告音を発生する旨の第1警告音発生信号を送信する(ステップS5)。CPU504は、この信号を受信し、ROM508から第1の警告音のデータを読み出し、D/A変換器510を介してスピーカ512に警告音を放音させる。
一方、CPU304が、障害物が障害物第2判定エリア706内にあると判別しない場合(ステップS3;No)、処理はステップS6へ進む。すなわち、CPU304は、そのままモータドライバ204に対してバックドア700をそのままの速度で開け続けるよう指示する。
続いて、CPU304は、ステップS2の計算結果およびROM308に記憶された障害物第1判定エリア704の範囲に基づいて、障害物が障害物第1判定エリア704内にあるか否かを判別する(ステップS6)。すなわち、図2および図3の場合、障害物がバックドア700のドアパネルの正面から第1の距離より短い所定の第2の距離以内に存在するか否かを判別する。障害物が障害物第1判定エリア704にあると判別した場合(ステップS6;Yes)、CPU304は、モータドライバ204にバックドア700の開きを止める旨の停止指示信号を送信する(ステップS7)。モータドライバ204は、この信号を受信し、駆動モータ202およびアーム206を制御して、バックドア700の開きを停止する。また、CPU304は、ドア警告音発生部500のCPU504に対して、バックドアから障害物が非常に近い位置にある旨を示す警告音を発生する旨の第2警告音発生信号を送信する(ステップS8)。CPU504は、この信号を受信し、ROM508から第2の警告音のデータを読み出し、D/A変換器510を介してスピーカ512に警告音を放音させる。
その後、CPU304は、ステップS7の信号、すなわちバックドアの停止信号を送った時刻を、計時部310から取得し、RAM306に記憶させ、また、車両停止指示信号をモータドライバ606に送信したかどうかをRAM306に記憶させる(ステップS9)。
CPU304は、障害物センサ100および角度出力器208からの信号に基づき、その時刻から所定の時間経過時に、障害物が障害物第2判定エリア内706にあるか否かを判別する(ステップS10)。ステップS6でRAM306に記憶した時刻から所定の時間経過時に、障害物が障害物第2判定エリア内にあると判別した場合は(ステップS10;Yes)、CPU304は、バックドア700の閉信号をモータドライバ204に対して送信する(ステップS11)。モータドライバ204は、この信号を受信し、駆動モータ202およびアーム206を制御して、バックドア700を閉じる。また、CPU304は、ドア警告音発生部500のCPU504に対して、バックドアを閉じる旨を示す警告音を発生する旨の第3警告音発生信号を送信する(ステップS12)。CPU504は、この信号を受信し、ROM508から第3の警告音のデータを読み出し、D/A変換器510を介してスピーカ512に警告音を放音させ、バックドア700の制御を終了する。
一方、ステップS9でRAM306に記憶した時刻から所定の時間経過後に、障害物が障害物第2判定エリア内706からいなくなったと判別した場合は(ステップS10;No)、CPU304は、モータドライバ204に、バックドア700を標準の速度より遅い所定の速度で開く旨の信号を送信する(ステップS13)。モータドライバ204は、この信号を受信し、駆動モータ202およびアーム206を制御して、バックドア700を、標準の速度より遅い所定の速度で開く。また、CPU304は、ドア警告音発生部500のCPU504に対して、バックドアから障害物が近い位置にはない旨を示す警告音を発生する旨の第4警告音発生信号を送信する(ステップS14)。CPU504は、ROM508から第4の警告音のデータを読み出し、D/A変換器510を介してスピーカ512に警告音を放音させる。
なお、ECU300のCPU304が、障害物が障害物第1判定エリア704内にあると判別しない場合(ステップS6;No)、処理はステップS2に戻る。
以上説明したように、本発明に係る開閉体の制御装置1は、障害物センサ100および角度出力器208の出力に基づいて、バックドア700のドアパネルの正面からの障害物の位置を計算し、この位置に応じてバックドア700の開き速度を変更したり、バックドア700を停止させたり、閉じさせたりする。これによって、バックドア700のドアパネルの正面の近傍に障害物が存在したとしても、バックドア700に障害物が衝突するおそれを低減することができる。特に、バックドア700に近い場所にユーザがいる場合、ユーザにバックドア700が近づいてからバックドア700の開き速度が落ちるため、ユーザはバックドア700に衝突しないという安心感を得ることができる。
また、バックドア700近傍の所定の範囲内に障害物が存在しても、バックドア700は、所定の時間だけ停止し、いきなり反転して閉まることがない。また、障害物がその所定の時間を経過するまでにバックドア700近傍の所定の範囲から離れると、またバックドア700が開くようになる。これによって、ユーザがバックドアを開ける際の利便性が向上する。
さらに、開閉体の制御装置1は、バックドア700のドアパネルの正面からの障害物の位置を計算し、この位置に応じてドア警告音発生部500が発生する警告音が変化する。また、バックドア700の開動作・速度を落としての開動作・停止動作・閉動作・停止動作後の開動作の再開といったバックドア700の動作の状態に応じてドア警告音発生部500が発生する警告音が変化する。これによって、ユーザはバックドア700を視認しなくとも、警告音によってバックドア700の近傍に障害物が存在するか否かを知ることができ、また、バックドア700の動作の状態を知ることができる。
この発明は、上述の実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、バックドア700が開いている状態で障害物を検出したときに、バックドアの開き速度を遅くしたり(ステップS4)、停止させたりした(ステップS7)。この発明は、これに限定されず、バックドア700が閉じている状態では、障害物を検出したときに、車両速度を制御するように開閉体の制御装置1を構成することも可能である。
以下、この場合の動作例を、図6を参照して説明する。
まず、ギアがバックギアに投入されていることをECU300のCPU304がギアポジション判別器652からの信号より判別すると、図6の速度制御処理を開始する。まず、CPU304は、角度出力器208の出力信号から、バックドア700が閉じているか、開いているかを判別する(ステップS101)。バックドア700が開いている又は開閉動作中の場合(ステップS101;No)には、図4の処理に移る。
一方、バックドア700が閉じている場合には(ステップS101;Yes)、CPU304は、障害物第1判定エリア704内に障害物が存在するか否かを、障害物センサ700の測定結果より判別する(ステップS102)。
障害物第1判定エリア704内に障害物が存在する(ステップS102;Yes)と判別した場合には、CPU304は、モータドライバ606に車両停止信号を送信する(ステップS103)。モータドライバ606は、駆動モータ602および電磁クラッチ604を制御して、車両を停止させる。
続いて、CPU304は、ステップS103の車両停止信号を送信した信号送信時刻を計時部310から取得してRAM306に記憶する。当該信号送信時刻より所定時間後に、障害物が障害物第2判定エリア706内に存在するか否かを障害物センサ100の出力結果より判別する(ステップS104)。存在すると判別したときには(ステップS104;Yes)、停止状態を維持して処理はステップS108に進む。
一方、車両を停止させてから所定時間経過後に、障害物が障害物第2判定エリア706内に存在しなくなったと判別したときには(ステップS104;No)、CPU304は、モータドライバ606に車両の後退を再開させるための速度切り換え信号を送信する(ステップS105)。モータドライバ606は、駆動モータ602および電磁クラッチ604を制御して、車両の後退を再開させる。
ステップS105の終了後、又は、障害物第1判定エリア704内に障害物が存在しない(ステップS102;No)と判別された場合には、CPU304は、障害物第2判定エリア内706に障害物が存在するか否かを、障害物センサ100や角度出力器208の検出信号より判別する(ステップS106)。
障害物第2判定エリア706内に障害物が存在する(ステップS106;Yes)と判別した場合には、CPU304は、モータドライバ606に車両の速度を低下させる旨の速度切り換え信号を送信する(ステップS107)。モータドライバ606は、駆動モータ602および電磁クラッチ604を制御して、車両の速度を低下させる。続いて、処理はステップS108に進む。
なお、障害物第2判定エリア706内に障害物が存在しない(ステップS106;No)と判別した場合には、処理はステップS108に進む。
ステップS108では、CPU304は、ギアポジション判別器652の検出信号より、ギアがバックギアであるか否かを判別し、バックギアでなければ、今回の処理を終了し、バックギアであれば、ステップS101に戻って、上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、本発明に係る開閉体の制御装置1は、バックドア700のドアパネルの正面からの障害物の位置を計算し、障害物がバックドア700のドアパネルの近傍に存在するとき、障害物の位置に応じて車両の速度を落としたり、車両を停止させたりする。これによって、バックドア700のドアパネルの正面の近傍に障害物が存在したとしても、バックドア700に障害物が衝突するおそれを下げることができる。
また、車両の停止から所定の時間を経過するまでに、障害物がバックドア700近傍の所定の範囲から離れると、車両が再び動く。これによって、バックドア700に障害物が衝突するおそれなく車両をさらに後退させることができ、ユーザの利便性が向上する。
上記実施の形態においては、バックドア700に1つの障害物センサ100を配置したが、障害物センサの数や設置箇所は適宜に選択可能である。例えば、バックドア700に障害物センサ100を配置し、また、バックドア700とは異なるバンパなどの固定された位置に他の障害物センサを配置する。そして、バックドア700に配置した障害物センサ100の出力結果から、バックドア700の開閉を制御し、バンパなどに配置した障害物センサの出力結果から、車両速度を制御するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、開閉体の制御装置1にドア警告音発生部500を設けたが、ドア警告音発生部500を設けないようにすることもできる。ECU300のCPU304からドア警告音発生部500に信号を送らず、上述のバックドア700の制御において、ステップS5、S8、S12、S14の処理を行わないことで実現できる。
ドア警告音発生部500で発生させる警告音は自由に設定してよく、また、ドア警告音発生部500のCPU504が警告音を発生させるよう処理するか否かも自由である。さらに、上述のバックドア700の制御において、ECU300のCPU304が、ドア警告音発生部500に、所定の警告音を発生するよう信号を送信するか否かも自由である。
上述の実施形態では、開閉体の制御装置1に車両駆動部600を設けたが、車両駆動部600を設けないようにすることもできる。ECU300のCPU304から車両駆動部600に信号を送らず、上述の図6の処理を行わないことで実現できる。
上述の実施形態では、車両駆動部600に、駆動モータ602と、電磁クラッチ604と、駆動モータ602および電磁クラッチ604を制御するモータドライバ606とを設けたが、車両駆動部600の構成はこれに限定されない。たとえば、車両の駆動を行う部分として駆動モータ602の代わりに内燃エンジン、駆動力の伝達を制御する部分として電磁クラッチ604の代わりにAT(Automatic Transmission)、内燃エンジンとATとを制御する部分としてモータドライバ606の代わりにエンジンECU、を設けて車両駆動部600を構成してもよい。
上述の図6の処理において、ECU300のCPU304が、車両駆動部600に、車両の速度を制御する信号を送信するか否かは自由である。さらに、車両駆動部600がECU300のCPU304から指示を受けたときに設定する車両の速度は自由に設定してよい。
上述の実施形態では、ECU300のCPU304が、モータドライバ204にバックドア700の速度切り換え信号や停止指示信号を送信し、モータドライバ204が信号に応じて、ギア比やモータ回転速度などを計算して、駆動モータ202やアーム206を制御した。しかし、実際の実施形態はこれに限らず、CPU304がギア比やモータ回転速度をモータドライバ204の代わりに計算し、その計算結果を信号とともにモータドライバ204に送信してもよい(たとえば、所定のギアポジションに変更する、など)。
上述の実施形態では、ECU300のCPU304が、モータドライバ606に車両速度切り換え信号や車両停止指示信号を送信し、モータドライバ606が信号に応じて、ギア比やモータ回転速度などを計算して、駆動モータ602や電磁クラッチ604を制御した。しかし、実際の実施形態はこれに限らず、CPU304がギア比やモータ回転速度などをモータドライバ606の代わりに計算し、その計算結果を信号とともにモータドライバ606に送信してもよい(たとえば、所定のギアポジションに変更する、など)。
上述の実施形態では、バックドア700の動作の状態をドア警告音発生部500から発生させる警告音でユーザに報知したが、バックドア700の動作の状態を報知する方法は警告音に限られない。たとえば、ハザードランプの明滅をバックドア700の動作の状態に応じて変化させることにより、バックドア700の動作の状態をユーザに報知してもよい。また、ブレーキペダルを振動させたり、シートを振動させたりして、バックドア700の動作の状態をユーザに報知してもよい。さらに、これらの方法を組み合わせて、バックドア700の動作の状態をユーザに報知してもよい。
上述のステップS10において、所定の時間経過後に、障害物が障害物第2判定エリア内706からいなくなったと判別した場合は、とあるが、所定の時間経過後に障害物が存在すると判別するエリアは障害物第2判定エリア706に限られず、自由に設定してよい。
上述のステップS104において、信号送信時刻より所定時間後に、障害物が障害物第2判定エリア706内に存在するか否かを判別する、とあるが、所定時間後に障害物が存在すると判別するエリアは障害物第2判定エリア706に限られず、自由に設定してよい。
上述のステップS102において、障害物第1判定エリア704内に障害物が存在するか否かを判別し、ステップS106において、障害物第2判定エリア内706に障害物が存在するか否かを判別する、とあるが、ステップS102およびS106で判別される範囲は、障害物センサ100が障害物を検出する障害物検出エリア702の範囲内であって、ステップS106で判別する範囲が、ステップS102で判別する範囲を含むならば、ステップS106で判別する範囲およびステップS102で判別する範囲は自由に設定してよい。
バックドア700の前方、すなわち障害物センサ100とは逆の方向に、別途、障害物センサを設け、バックドア700を閉じる際に、その障害物センサが所定の距離内に障害物を検知した場合、CPU304は、モータドライバ204にバックドア700を閉じる速度を落とす、またはバックドア700を停止させるようにしてもよい。このようにすることで、たとえば、車体とバックドア700との間でユーザや障害物を挟みこむおそれを減らすことができる。
障害物第1判定エリア704および障害物第2判定エリア706は、障害物センサ100が障害物を検出する障害物検出エリア702の範囲内であって、障害物第1判定エリア704が障害物第2判定エリア706を包含していれば、自由に設定し、ROM308に記憶させてもよい。たとえば、通常の障害物第1判定エリア704がバックドア700のドアパネルの正面から30cm以内と設定し、バックドア700のエッジ(端部)の正面からだけは20cm以内と設定する、としてもよい。
このように、障害物判定エリアをカスタマイズできるようにすることで、バックドア700が障害物に衝突しないというユーザの安心感を保ちつつ、バックドア700の使い勝手をよくすることができる。
バックドア700は、車両の停止中や減速中には、閉方向や開方向に勝手に動くことがあるため、障害物第1判定エリア704および障害物第2判定エリア706の複数の組み合わせをあらかじめ用意し、車両の状況に応じて、適宜、最適な組み合わせを選択するようにしてもよい。
開閉体の制御装置のブロック図である。 障害物センサをバックドアの後部に設置し、車両の後部から見た場合における、障害物検出エリアおよび障害物判定エリアの一例である。 障害物センサをバックドアの後部に設置し、車両の横部から見た場合における、障害物検出エリアおよび障害物判定エリアの一例である。 バックドアの制御のフローチャートの一部である。 バックドアの制御のフローチャートの一部である。 車両がバックギアに入っている状態での速度制御処理のフローチャートである。
符号の説明
100 障害物センサ(判別手段)
102 超音波発信器
104 超音波受信器
106 A/D変換器
108 通信部
110 バス
200 アクチュエータ(駆動手段)
202 駆動モータ
204 モータドライバ
206 アーム
208 角度出力器(閉扉判別手段)
210 通信部
212 バス
300 ECU(制御手段、車両速度制御手段)
302 通信部
304 CPU
306 RAM
308 ROM
310 計時部
312 バス
400 起動スイッチ
500 ドア警告音発生部(報知手段)
502 通信部
504 CPU
506 RAM
508 ROM
510 D/A変換器
512 スピーカ
600 車両駆動部(車両駆動手段)
602 駆動モータ
604 電磁クラッチ
606 モータドライバ
650 ボディECU
652 ギアポジション判別器
654 車両速度測定器
656 通信部
658 バス
700 バックドア

Claims (4)

  1. 車両から突出するように設置された開閉体を開閉駆動する駆動手段と、
    前記開閉体から該開閉体の開方向における障害物の位置を判別する判別手段と、
    前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が第1の範囲内に存在するときに、前記開閉体の開き速度を第1の速度に低下させて前記開閉体の開駆動を継続するように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    から構成され
    前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第1の範囲に含まれる第2の範囲内に存在するときに、前記制御手段は、前記開閉体の開駆動を停止させるように前記駆動手段を制御し、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が第3の範囲内に存在することを判別したときに、前記制御手段は、前記駆動手段を閉駆動に反転させるように制御する、
    ことを特徴とする開閉体の制御装置。
  2. 前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第1の範囲内に存在するときに、ユーザに第1の警告を報知する報知手段と、
    をさらに備え
    前記駆動手段による前記開閉体の開駆動中に、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第1の範囲に含まれる第2の範囲内に存在するときに、前記報知手段は、ユーザに第2の警告を報知し、前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が第3の範囲内に存在することを判別したときに、前記報知手段は、ユーザに第3の警告を報知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉体の制御装置。
  3. 前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が前記第3の範囲内に存在しなくなったことを判別したときに、前記制御手段は、前記駆動手段を第2の速度で開駆動を行うよう制御する、
    ことを特徴とする請求項に記載の開閉体の制御装置。
  4. 前記判別手段による判別に基づいて、障害物が前記第2の範囲内に存在することを判別してから第1の所定時間を経過後、障害物が前記第3の範囲内に存在しなくなったことを判別したときに、前記報知手段は、ユーザに第4の警告を報知する、
    ことを特徴とする請求項に記載の開閉体の制御装置。
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