JPH04166579A - 車両用ドア制御装置 - Google Patents

車両用ドア制御装置

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JPH04166579A
JPH04166579A JP2290901A JP29090190A JPH04166579A JP H04166579 A JPH04166579 A JP H04166579A JP 2290901 A JP2290901 A JP 2290901A JP 29090190 A JP29090190 A JP 29090190A JP H04166579 A JPH04166579 A JP H04166579A
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JP
Japan
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door
ultrasonic sensor
obstacle
ultrasonic
opening
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JP2290901A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hirako
平子 敦史
Hiroyuki Usui
博之 臼井
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は車両用ドア制御装置に係り、特に、ドア開操
作の際にドアと障害物との接触事故を防止するための制
御手段を有して構成された車両用ドア制御装置に関する
E従来の技術及び発明が解決しようとする課題]駐車場
等において隣接車両との距離を考えずにドアが開けられ
てしまうと、自車両はもとより隣接車両や駐車場の壁を
傷付けてしまうことがある。
これらは運転者よりもむしろ乗車経験の少ない同乗者に
よって引き起こされることが多く、たとえ運転車がこれ
を察知しても同乗者が事故感覚を察知しない限り往々に
引き起こされてしまうという問題があった。
なお従来、任意のドア開位1でドア機械的に規制するよ
うに構成した「ドア開度固定装!」 (実開昭59−1
63063号公報)の提案がなされているが、この提案
でもドア接触事故の判断は乗員によってなされるもので
あるため上記問題が有効に解決されていなかった。
本発明は上記事情に鑑み、ドアと壁との距離を自動的に
測定する装置と、その距離がドア損傷事故を起こしてし
まう距離の時、運転者及び同乗者に危険を促すための装
置とを有した新規な車両用ドア制御装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するなめに本発明は、19#接車両。
壁等の障害物との間の間隔を検出すべくドア外板にリト
ラクタブル的に設けられた超音波センサと、この超音波
センサを作動する駆動装置と、ドアスイッチによりドア
の開操作を検出した時に上記駆動装置及び超音波センサ
を作動して超音波の反射時間を計測し、その計測時間が
所定時間未満のときにドア開放禁止手段を作動するコン
トローユニットとを有するものである。
[作用コ コントロールユニットは、ドアのスイッチによりドアの
rM操作を常時検出し、ドアの開操作時にリトラクタブ
ル装置と超音波装置とを作動して超音波センサをドア外
板内部から外部へ突出させ、隣接車両、駐車場などの壁
へ向けて超音波を発射する。そして超音波の反射波を受
信するまでの超音波の反射時間から、障害物までの距離
を求める。
この反射時間が所定時間未満であるとき、すなわちドア
外板と障害物との間隔が、衝突事故を発生させてしまう
ような危険な間隔のときコントローユニットはドア開放
禁止手段を作動してドア衝突事故を未然に防止する。
[実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図は本発明の車両用ドア制御装置の概略構成を示し
ている。
図示の如く車両のドア外板1には、例えばドアヒンジモ
ール2上の前部側位置に超音波センサ4が取付けられい
る。この超音波センサ4は、通常時は、ドアヒンジモー
ル2のモール面3に対して滑らかに連続するモール面を
形成し、リトラクタブル時に、垂直軸回りに回動されて
ドア後方にセンサ窓4aを開放させるように形成された
りトラクタプルケース5と、このリトラクタプルケース
5内に、上下に収容して設けられた超音波送信素子6及
び超音波受信素子7とから主に構成されている。
すなわち走行時などの通常時においてはりトラクタプル
ケース5をドアヒンジモール3の一部として利用し、降
車時のドア開操作時は、リトラクタブルケース5をリト
ラクタブル的に回動させて超音波センサ4のセンサ窓4
aを車両後方側へ向けて超音波送信素子7による障害物
への超音波発射と、超音波受信素子7による反射波の受
信とが可能となるように構成している。ここで超音波の
周波数は基本的に人間の可聴範囲外の40K Hzを用
いている。
超音波送信素子6の送信部9、及び超音波受信素子7の
受信部9は、それぞれ信号線10a。
10bを介してコントロールユニット11に!#枕され
ている。
コントロールユニット11は、送信部8に超音波駆動信
号を出力し、送信部8は、この超音波駆動信号を受けて
その信号の“H”レベル期間中に、40K Hzのパル
スを発生させると同時にそのパルスを最適レベルまで増
幅、波形成形を行って超音波送信素子6を駆動するよう
に構成されている。
したがって発生パルスの増幅及び波形成形によって超音
波送信素子6が駆動され超音波送信素子6から障害物に
向けて超音波が発射されるようになる。
一方、超音波受信素子7は、隣接車両1g1などに衝突
して反射する超音波を受信して受信部9へ送出するよう
に構成され、受信部9はここで受信波を最適レベルまで
増幅してフィルタなどで平滑し、ある基準レベルにより
反射波を判別してその結果を受信信号としてコントロー
ルユニット11へ戻すように構成されている。
これに対してコントロールユニット11は超音波の反射
時間を演算又は換算処理して障害物との距離を求める。
つまり内部のタイマを起動して第2図に示すように超音
波駆動信号を出力した直後から受信信号が入力されるま
での反射時間t (sec)を計測し、音速(3401
1/S= 20℃)により11WTh、tでの距wID
を、D= 340x102xt/2(c−)として求め
る。またコントロールユニット11は、一定時間内に受
信信号が得られなかった場合は、′H音波センサ4から
一定距離以内に障瞥物が存在していなかったとして処理
するように構成されている。
第3図は超音波センサ4及びこれを駆動するためのりト
ラクタプルモータ12の取付は例を示しものである0図
示の如く、ドア外板1の内側には、支持ブラケット13
がボルト固定されている。そして支持ブラケット13に
は、これに回動自在に垂直軸14が取付けられており、
この垂直軸14に上記リトラクタブルケース5が一体的
に取付けられている。垂直軸14の下部にはギヤ15が
設けられ、そしてドア外板1の内側下部にはそのギヤ1
5に噛合させてリトラクタブル用モータ12が取付けら
れている。このリトラクタブル用モータ12は、リトラ
クタブルケース5を正逆方向に駆動自在に構成されたモ
ータが用いられる。
このリトラクタブル装置を作動するためのスイッチング
系は、第1図に示すようにドアインサイドハンドル16
に取付けられたドアインサイドハンドル用スイッチ17
と、ドアアウトサイドハンドル18に取付けられたドア
アウトサイドハンドル用スイッチ19と、ドア開放及び
半ドアなどを検出するためのドアスイッチ20とからな
り、これらスイッチ17,19.20は、コントロール
ユニット11に信号線を介して接続されている。
コントロールユニット11はこれらのスイッチ17.1
9.20が単独で、またはこれらスイッチ17,19.
20の全てがONの時に、ドア21が開操作されたとし
て、上記リトラクタブルモータ12を駆動するために設
けられたりトラクタプルリレー22に制御信号を出力し
て開閉スイッチ23を駆動し、リトラクタブルモータ1
2へ電源を供給して超音波センサ4をドア開操作に応じ
てドア外板1より外部側へ回動させるように構成されて
いる。また、コントロールユニット11は、上記スイッ
チ17.19.20の全てがOFFの場合は、リトラク
タブルリレー22によりリトラクタブルモータ12を逆
方向に駆動して超音波センサ4をドア外板1に格納する
ように構成されている。
第4図はこの超音波センサ4の指向性能を示すもので第
4図(A)には、垂直方向の指向特性を、第4図(B)
には水平方向の指向特性がそれぞれ示されている。垂直
方向はドア外板1に沿って鋭角な指向特性を持たしてお
り、第4図(A)に示す如く開閉操作中のドア外板1の
周囲全体を検知領域としている。
一例として超音波送信素子6から垂直方向4゜の角度で
超音波を発射した場合、この超音波送信素子6からドア
開閉端までの距離D(■)を100(■)とした場合に
おいては、ドア開閉端部分での垂直検知幅は約7 (c
m)となる。
水平方向は、ドア外板1を広く包含する広角な指向特性
を有するよう、第4図(B)に示すように、ドア開閉端
部でドア外板1の窓位置からロッカ部までを包含する指
向性を持たせている。 これらによりドア開閉操作中の
障害物との接触危険部位のほぼ全てを包含できる超音波
センサ素子の検知範囲を設定することができる。
コントロールユニット11は第5図に示すように、超音
波センサ4とドア開閉端までの距11(D)が1010
0(a以内の時は、この距111iD以内の、つまり 
100(■)以内における障害物の有無を判定する1判
定が有りの場合、たとえば垂直方向4゛の角度で超音波
を発射した時にはドア開閉端部分における障害物との距
離は、おおよそ7(01)十α(ドア外板1と超音波放
射端との隙間)以内となり、ドアヒンジ部ではこれより
接近した位置に障害物が存在することになる。なお超音
波センサ4とドア開閉端のとの距1lIl!(D)、す
なわち障害物検出範囲は、超音波センサ4の装着車毎に
適宜設定し、ドア21の回動範囲外にある障害物の影響
を排除することができる。また垂直方向、水平方向の指
向角度についても同様である。
以上のように本発明ではドア21の開操作に伴ってドア
外板1より超音波センサ4を自動的に突出させてドア2
1の開操作に追従して超音波センサ4による障害物の連
続的な検出を行い、ドア21の損傷危険範囲に障害物が
存在しているが否かを検出する。
さて、不用意なドア21の開閉による隣接車両及び壁な
どの障害物とドア21との損傷事故を未然に防止するた
めに、第1図に示すように上記コントロールユニット1
1には、障害物検出時において警告可能な警報ブザ−2
4が接続され、また、ドア21と車体側との間に、ドア
21の開操作を規制してドア21の開方向への作動を禁
止するために構成されたドアチエツクアーム装置25が
、制御可能に接続されている。
ドアチエツクアーム装置25は、第1図に示す如く車体
側に取付けられたドアチエツクアーム26と、これを規
制するためにドア2111に取付けられた規制装置27
とから主に構成されている。
ドアチエツクアーム26は、その基部が車体側ヒンジ部
28のヒンジピン29に対して垂直軸回りに回動自在に
取付けられており、そのドアチエツクアーム26の一面
には細ピッチでラチェット的に鋸歯30が形成され、そ
の他面にはドア21の開閉節度を保持するなめに波状に
凹凸部31が形成されている。
規制装置27はドア21内に取付けられ、ドアチエツク
アーム26の他端をガイドして支持するために、またこ
のドアチエツクアーム26に対して移動されるドア21
の開閉節度を保持するために、ドア21内面に上記ドア
チエツクアーム26の両面を挾む位置にそれぞれ取付け
られた基部部材と31.32と、これら基部部材31 
、−32の内面に取付けられたドアチエツクアーム用ソ
レノイド33及び係止具34とから主に構成されている
。第1図に示すように基部部材31.32には、ドアチ
エツクアーム26[へそれぞれ延出させてローラプラケ
ット35が取付けられ、各ローラプラケット35には、
その先端にそれぞれ回転自在にローラ36が取付けられ
ている。各ローラ36は、上記ドアチエツクアーム26
の一面及び上記凹凸面と当接する位1に取付けられる。
鋸歯30側の基部部材31には、その一端側に固定的に
ドアチエツクアーム用ソレノイド33が取付けられ、他
端側には、係止具34が取付けられている。係止具34
は、その先端部に上記鋸歯30と係合自在に成形された
ラチェット形状の係合部37を有して形成され、その後
端部にドアチエツクアーム26の軸心側に向かう係合孔
38が形成されている。基部部材31の他端側には、こ
の係合孔38に係合してガイドロッド39が嵌合して設
けられ、ガイドロッド39には、係止具34に対して常
時係合方向へ弾発力をさせておくためにこれを嵌装して
リターンスプリング40が設けられている。
なお、ガイドロッド39の先端には、半径方向外側へ突
出させて断面矩形のストヅバ部41aが一体的に設けら
れている。
従ってドア21の近傍に障害物があり、かつ、その障害
物によってドア接触事故が引き起こされてしまうとコン
トロールユニット11が判断した時、コントロールユニ
ット11は、上記リトラクタブルモータ12と同様ドア
チエツクアーム用リレー41を作動してドアチエツクア
ーム用ソレノイド33へ電源を供給し、鋸歯30に係合
部37を係合させてドア21の開操作を即座に禁止する
コントロールユニット11は、ドア接触事故の可能性が
皆無の時、゛ドアチエツクアーム用ソレノイド33への
電源を断つ、この結果、リターンスプリング40の弾発
力により係合部37と鋸歯30との係合は解除される。
警報ブザ−24の作動はコントロールユニット11から
供給されるブザー駆動パルスにより行われる。
以上の構成により不用意なドアの車内からの開閉による
隣接車両及び壁などの障害物及び自車両の損傷は防止で
きるようになる。
ところで、車外から他人がドア21を開けてくれるよう
な場合においては、原則的にリトラクタブルモータ12
の作動は不要である。このためコントロールユニット1
1を、アウトサイドハンドル用スイッチ19のON、す
なわちドア21の開操作時に警報ブザ−24及びドア2
1の開方向作動を中止するように構成している。さらに
、前述の警報ブザ−24及びドア21の開方向動作のロ
ックを中止するために第1図に示す如く降車時に操作し
やすい位置、例えばドアアームレスト43にキャンセル
スイッチ44が設けられ、このキャンセルスイッチ44
の出力はコントロールユニット11に信号線を介して接
続されている。
従ってコントロールユニット11が、アウトサイドハン
ドル用スイッチ19によって車外からドア21を閉めて
くれた時、若しくは乗員がキャンセルスイッチ44を押
したことをコントロールユニット11が検出した場合は
、警報ブザ−24及びドアチエツクアーム装置25によ
るドア規制が中止され、ドア21の開放が可能になる。
次に本発明の実施例の作用を第6図に示すコントロール
ユニット11のフロチャート図も参照して説明する。
初めにステップ61においてインサイドハンドル16が
引かれたかどうかを判定する。すなわち車内からドア2
1の開操作が行われたかどうか判定する。インサイドハ
ンドルが引かれたことがインサイドハンドル用スイッチ
17で検出されたらステップ62へ進み、ドアスイッチ
20によりドア21が開いたかどうかを判定する。これ
は車内からドア21の操作が行われ、これに呼応してド
ア21が開いたかどうかを検出する部分であり、ステッ
プ61においてインサイドハンドル16が引かれたこと
を検出したらステップ62においてドア21が開かれた
ことを検出するまでステップ61、ステップ62を繰り
返す、但しステップ62は後述する車内からのドア21
の開操作が行われて制御が開始された後、ドア21が閉
められて制御を終了するかどうかの判定ステップ66で
代用することができ省略可能である。
さてドア21が開かれ制御開始が検出されてステップ6
3に進6と、ここでリトラクタブルモータ12を作動し
て超音波センサ4をドア外板1から突出させる処理を行
う、そしてステップ64でアウトサイドハンドル18が
引かれたかどうか、すなわち車外からドア21を開ける
操作がとられているかどうかをアウトサイドハンドル用
スイッチ19の0N−OFFにより判定する。アウトサ
イドハンドル用スイッチがON(ドア開)のときは障害
物の有無にかかわらず原則としてブザー24警報及びド
ア21の開方向動作のロックは不要であるため、本制御
ではステップ76へ進み、超音波センサ4を格納する処
理を行い制御を終了する。
アウトサイドハンドル18が引かれていない場合、すな
わちアウトサイドハンドル用スイッチ19がOFF (
ドア閉)のときはステップ65へ進み、次にキャンセル
スイッチ44が作動されているかどうかを判定する。キ
ャンセルスイッチ44がONのときはやはり警報ブザ−
24及びドアチエツクアーム装置25によるドア21の
ロック制御は不要であり、ステップ76へ進み、アウト
サイドハンドル18のONの時と同様に制御を終了する
ステップ64,65.66は、それぞれ車内からドア2
1が開操作されていることを検出した後、アウトサイド
ハンドルが引かれていない、キャンセルスイッチが押さ
れていない、かつドア21が閉まっていないという、制
御の前提条件の判定を行うステップであり、これらのス
テップ64゜65.66で前提条件の成立を判定した後
、次ステツプ67に進む、ステップ67ではステップ6
3で突出させた超音波センサ4により開操作中のドア2
1と隣接車両などの障害物との距離を測定する。つまり
前述の第4図、第5図で説明しな通り、超音波センサ4
とドア開閉端までの距[D(■)以内の障害物の有無を
判定することによりドア外板1と障害物との接触の危険
性を判定する。
ステップ67においてD(am)以内に障害物が無いと
きはその時点で接触の危険がきわめて少ないためブザー
警報、ドアチエツクアーム装置25のロック制御は不要
であり、そのままステップ63に戻す、そしてステップ
64,65.66で前述の前提条件が成立しているかど
うかを繰返し判定して成立期間中は、超音波センサ4と
ドア開閉端までの距離D(Ql’)以内の障害物の判定
を繰返し行う、これはステップ67の時点において障害
物が無しと判定されるとステップ64に戻し、本制−の
必要性を再度判定するためである。つまり車内からドア
21が開けられたことを検出して車外からドア開操作を
アシストしてくれているか(ステップ64)、車外から
ドア21を開ける際、乗員が本制御が不要と判断してい
るかくステップ65)、−炭車内から開けられたドア2
1が再び閉められたか(ステップ66)を判定する処理
を繰返す、これらステップ64〜66がそれぞれYES
の場合は、ステップ76へ進み処理を終了、再スタート
へ戻り、NOの場合はステップ76へ進む、このように
ドア21の開作動時は常に障害物に対する距離を判定す
る。
さてステップ67に進みD(3)以内に障害物を発見し
た時は、第4図、第5図で説明した通り、開操作中のド
ア21と障害物との距離が数1以下に近接した場合では
、ドア21接触事故の危険度合が大きいとコントロール
ユニット11が判定して、ステップ68に進み、警報ブ
ザ−24を作動して接触の危険性を乗員に報知すると同
時に、ドアチエツクアーム用リレー41を駆動してドア
チエツクアーム用ソレノイド33をONとし、ドアチエ
ツクアーム26の鋸歯30に係止具34を噛合わせてド
ア21の開方向の動作のロックを行う。
同時にステップ69に進み、コントロールユニット11
(マイコン)のタイマをスタートさせ、続くステップ7
0で所定時間(N 5eC)の経過を判定する。これは
、ドア接触防止の観点に立ち警報ブザ−24による警報
及びドア21の開方向動作のロックを所定時間継続させ
るものである。そして所定時間の経過を判定した後ステ
ップ71へ進み、警報ブザ−24を解除し、またドアチ
エツクアーム用ソレノイド33への駆動信号を解除する
ことによりドア21のロックを一旦解除してステップ6
7に戻る。ここで再び超音波センサ4とドア開閉端との
距離D(am)以内の障害物の有無を判定することによ
り、ドア外板1と障害物との接触の危険性を再度判定し
、接触の危険があれば警報ブザ−24とドアチエツクア
ーム装置25のロックを継続させる処理を繰返して維持
する。また、接触の危険がなければステップ64へ戻り
、前述の前提条件が成立しているかどうかを判定し、成
立期間中においては障害物の有無の判定を繰返し行う0
以上により車内からのドア21の開操作による隣接車両
又は壁などの障害物との接触危険が報知され、また、ド
アロックにより障害物との接触事故が防止される。
なお実施例では1つのドア21をして説明したが、各ド
ア21にリトラクタブル的に超音波センサ4、インサイ
ドハンドルスイッチ16などのスイッチ、ドアチエツク
アーム装置25を設けることにより、1つのコントロー
ルユニット11で複数ドア21の制御を行うように構成
することも当然可能である。超音波センサ4は送信・受
信専用のものを取上げて説明したが送信・受信一体型の
ものでも可能であり、周波数も40K Hzに限定され
るものではない、さらにリトラクタブル装置やドアチエ
ツクアーム装置25を制御する電気的な回路構成も上述
のドア制御が可能であればよ〈実施例に限定されるもの
ではない。
また警報ブザー24.ドアチエツクアーム装置25が実
施例におけるドア開放禁止手段を構成しているが単独で
ドア開放禁止手段を構成することも可能である。
本実施例によれば次の如き効果がある。
■ 車内からのドア21の開操作を検出してこのドア2
1と隣接車両又は壁などの障害物との距離を測定してこ
の結果に基づいて開操作中のドア21と障害物の接触の
危険性を警報ブザ−24などの警報により乗員に報知し
、またドアチエツクアーム装置25などにより、ドア2
1の開方向動作のロックを行うことにより不用意な車内
からのドア開操作による隣接車両及び自車両の損傷を防
止できる。
■ また、超音波センサ4をドア外板1から突出させる
ことができるようにしたのでドア21の任意の開閉位置
においてドア周囲全体を検知範囲とすることができ、ド
ア開操作における接触事故を確実に防止できる。
■超音波センサ4を通常ドア外板2内に埋設するりトラ
クタプル構造としたので、突起部が少なく、走行時の空
気抵抗が小さくでき、デザイン的にもボディに調和させ
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなように本発明によれば次
の如き優れた効果を発揮する。
(1)ドア開操作時、常時ドアの回動範囲内にドアの接
触事故を誘発する障害物が存在しているかを確認できる
と共に、ドア接触事故を未然に防止できる。
(2)超音波センサを通常ボディ外板内に埋設するりト
ラクタプル構造としなので、突起部が少なく、走行時の
空気抵抗を小さくできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る車両用ドア制御装置の好適一実施
例を示す概略図、第2図は超音波駆動信号を出力した直
後から受信信号が入力されるまでの反射時間を示す図、
第3図は超音波センサ及びこれを駆動するためのりトラ
クタプルモータの取付は例を示す図、第4図(A)。 (B)は超音波センサの検出範囲を示す図、第5図はセ
ンサと障害物との距離と、ドアと障害物との距離との関
係を示す図、第6図はコントロールユニットの制御例を
示すフローチャート図である。 図中、1はドア外板、4は超音波センサ、11はコント
ローユニット、12は駆動装!としての駆動モータ、2
0はドアのスイッチである。 特許出願人  いすゾ自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、隣接車両、壁等の障害物との間の間隔を検出すべく
    ドア外板にリトラクタブル的に設けられた超音波センサ
    と、該超音波センサを作動する駆動装置と、ドアのスイ
    ッチによりドアの開操作を検出した時に上記駆動装置及
    び超音波センサを作動して超音波の反射時間を計測し、
    その計測時間が所定時間未満のときにドア開放禁止手段
    を作動するコントローユニットとを備えたことを特徴と
    する車両用ドア制御装置。
JP2290901A 1990-10-30 1990-10-30 車両用ドア制御装置 Pending JPH04166579A (ja)

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Cited By (5)

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JP2006319789A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Matsushita Electric Works Ltd 車両用障害物検知センサ
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