JP4899353B2 - 配線基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、各種電子機器に使用される配線基板に関し、詳しくは、キャパシタが内蔵された配線基板であって、キャパシタ電極と誘電体層との層間密着力不足を解消させると同時にキャパシタの容量バラツキを少なくし、且つ、同一層内に抵抗体や信号線の形成を可能とする配線基板及びその製造方法に関するものである。
最近の部品内蔵の配線基板及びその製造方法について以下に説明する。
近年、キャパシタ内蔵の配線基板としては、図2に示すように、キャパシタ下部電極11aの上面と絶縁層44の上面が同一面となっており、キャパシタ下部電極11aと絶縁層44と配線層11b上に誘電率の高い平滑な誘電体層22を設けてあり、キャパシタ下部電極11a上の誘電体層22上の所定位置にキャパシタ上部電極12aを形成してキャパシタ20を形成している。さらに、絶縁層45を介してビア20aを、絶縁層45及び誘電体層22を介してビア20bを、絶縁層45上に配線層19a、配線層19bを形成して、キャパシタ内蔵の配線基板200としている。
このように、キャパシタ20を構成している誘電体層22は全面に形成されているので、この誘電体層22と同一層内に抵抗体や信号線を形成することはできない。
上記配線基板の製造方法について説明する。
図9(a)〜(g)及びず10(h)〜(l)に配線基板の製造方法の一例を示す。
まず、金属箔等からなる金属層11上に誘電体樹脂溶液を塗布するか、誘電体シートをラミネートする等の方法で誘電体層22を形成する。
続いて、誘電体層22上に金属箔を加圧・加熱ラミネートする等の方法で金属層12を形成し、積層材を作製する(図9(a)参照)。
ここで、誘電体層22は、エポキシ系樹脂にチタン酸バリウム等を混入させた誘電体、又は、LCP(液晶ポリマー)に酸化チタン等を混入させた誘電体等が使用される。
金属層11及び12の接着面は、キャパシタ容量の精度を良くするため、荒れが少ないことが要求され、その反面、密着力の低下が問題となる。
特に、LCP(液晶ポリマー)等の樹脂を用いた場合、密着力が極端に小さくなるため、接着剤(図示せず)を介して金属層12を接着させた積層材を形成する場合もある。
この積層材は、近年、更なるノイズ低減等の電気特性を向上させるため、キャパシタの高容量化及び誘電体層22の薄膜化が進み、現在、誘電体層22の膜厚は8〜16μm程度となっている。
高誘電率化により、誘電体層22内に混入されるチタン酸バリウム等の割合も大きくなっており、誘電体層22の強度が弱く、従来の様に、積層材の金属層11と金属層12の両面を同時にエッチング加工することが工程上不可能となっている。
次に、積層材の金属層11上に感光層71(特に、図示せず)を、金属層12上に感光層72(特に、図示せず)をそれぞれ形成し、感光層71はフォトリソ法によりパターン露光、現像等のパターニング処理を行って、レジストパターン71a及び31bを、感光層72は全面露光、現像処理を行って、レジスト層72aをそれぞれ形成する(図9(b)参照)。
次に、レジストパターン71a及び71bをマスクにして金属層11をエッチングし、さらに、レジストパターン71a、71b及びレジスト層72aを専用の剥離液で剥離し
、キャパシタ下部電極11a及び配線層11bを形成する(図9(c)参照)。
次に、キャパシタ下部電極11a及び配線層11b上にプリプレグを介して金属箔を積層し、絶縁層44及び金属層17を形成する(図9(d)参照)。
ここで、工程中、強度を持たせるために、片面に支持体層を設ける方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、誘電体層22が高誘電率であることから、配線層と配線層もしくはビア等の相互干渉により、電気信号等の特性悪化を防ぐ為、この誘電体層22には極力、配線や抵抗体の形成は避けざるを得ない。
次に、基板の両面に感光層73(特に、図示せず)及び感光層74(特に、図示せず)を形成し、感光層73はフォトリソ法によりパターン露光、現像等のパターニング処理を行って、レジストパターン73aを、感光層74は全面露光、現像処理を行って、レジスト層74aをそれぞれ形成する(図9(e)参照)。
次に、レジストパターン73aをマスクにして金属層12をエッチングする(図9(f)参照)。
さらに、レジストパターン73a及びレジスト層74aを専用の剥離液で剥離し、所望のキャパシタ上部電極12aを形成し、誘電体層22がキャパシタ下部電極11aとキャパシタ上部電極12aとで狭持されたキャパシタ20を作製する(図9(g)参照)。
次に、誘電体層22及びキャパシタ上部電極12a上にプリプレグを積層する等の方法で絶縁層45を形成する(図10(h)参照)。
次に、レーザー加工にて、絶縁層45の所定位置にビア用孔45a、45bを形成し、ビア用孔45a、45bをデスミア処理し、無電解銅めっき等によりめっき下地導電層(特に、図示せず)を形成する。(図10(i)参照)。
次に、めっき下地導電層及び導体層17上に感光性のドライフィルムをラミネートする等の方法で感光層75(特に、図示せず)及び感光層76(特に、図示せず)を形成し、感光層75はパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行ってレジストパターン75a、75b及び75cを、感光層76は全面露光、現像処理を行って、レジスト層76aをそれぞれ形成する形成する(図10(j)参照)。
次に、めっき下地導電層をめっき電極にして電気銅めっきを行い、導体層18、フィルドビア19a、19bを形成する(図10(k)参照)。
次に、レジストパターン75a、75b、75c及びレジスト層76aを専用の剥離液で除去し、レジストパターン75a、75b、75cの下部にあっためっき下地導電層をクイックエッチングで除去して、配線層18a及び18bを形成し、キャパシタ20内蔵の配線基板200を得る(図10(l)参照)。
上記したような配線基板及びその製造方法では、金属層/誘電体層/金属層からなる積層材を作製する時、例えば銅箔等からなる金属層12を熱圧着させる側のチタン酸バリウムや酸化チタン等のフィラーが高充填された誘電体層22との密着力が弱いため、エッチング、レジスト剥離工程等においてキャパシタ電極11a及び12aが剥離したり、たとえ、剥離が発生しなくともエッチング時のサイドエッチ(電極横方向への腐食)が大きくなり、電極面積のバラツキが増加し、その結果、容量バラツキが大きくなる。
また、誘電体層22と絶縁層44との密着力も弱いために、熱ストレス等により、その層間での剥離が発生するといった問題がある。
また、積層材を作製する時、銅箔を熱圧着させる側の密着力が弱いため、特性劣化を覚悟で接着剤を用いて貼り合わせる場合があったが、誘電率低下等の特性劣化を少なくするため接着剤を薄くする必要があり、そのため接着剤の膜厚バラツキが大きくなり、その結果、容量バラツキが大きくなるといた問題がある。
更には、誘電体層22が全面に形成されており、誘電体22が高誘電率であることから、配線層と配線層もしくはビア等の相互干渉により、電気信号等の特性悪化を防ぐ為、この誘電体層22には極力、配線及び抵抗体の形成は、避けざるを得なくなり、層数及び層厚が増加するといった問題がある。
また更には、キャパシタ20上への上層回路積層時に、層間接続として、深さの異なるビア加工が必要となること、また、ビアが樹脂種類の異なる絶縁層と誘電体層に形成されることから、めっきの歩留まりやその密着信頼性が低下するといった問題がある。
特開2002−009416号公報
本発明は、上記問題点に鑑み考案されたものであり、配線基板に内蔵されたキャパシタのキャパシタ電極と誘電体層との密着力不足を解消させると同時に、容量バラツキを減少させ、且つ、誘電体層と同一層内に抵抗体や信号線の形成を可能とし、ビアの信頼性を向上させる配線基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
また、請求項1においては、少なくとも以下の工程を具備することを特徴とする配線基板の製造方法。(a)銅箔からなる12μmの金属層の一方の面に誘電体層と保護支持体が形成された積層材を作製する工程。(b)金属層上の所定位置にレジストパターンを形成する工程。(c)レジストパターンをマスクにして金属層をエッチングし、レジストパターンを剥離、除去することで、前記誘電体層上にキャパシタ下部電極及び配線層を形成する工程。(d)キャパシタ下部電極及び配線層面にプリプレグを介して銅箔を積層し、絶縁層及び導体層を形成する工程。(e)前記保護支持体を剥離し、誘電体層を露出する工程。(f)前記誘電体層上に主要構成樹脂がウレタン系樹脂である感光層を形成し、パターン露光、現像等のパターンニング処理を行って、前記誘電体層上の所定位置にレジストパターンを形成する工程。(g)前記レジストパターンをマスクにしてウエットブラスト法にて、露出した誘電体層を除去し、レジストパターンを剥離、除去することで、所望のパターン化された誘電体層を形成する工程。(h)銅ペーストをスクリーン印刷し、乾燥硬化することにより、キャパシタ上部電極及び引き出し電極を形成する工程。(i)前記(h)の配線基板の両面にプリプレグを積層して絶縁層を形成し、当該絶縁層にレーザー加工によりビア用孔を形成する工程。(j)前記ビア用孔にデスミア処理を行い、下地導電層を形成する工程。(k)前記(j)の配線基板の最外層の両面にレジストパターンを形成し、当該レジストパターンをめっきマスクにし、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、銅電層及びビアをそれぞれ形成する工程。(l)前記(k)のレジストパターンを及びめっき下地導電層を除去する工程。
また、請求項2においては、少なくとも以下の工程を具備することを特徴とする配線基板の製造方法。(a)銅箔からなる12μm金属層の一方の面に誘電体層と保護支持体が形成された積層材を作製する工程。(b)前記金属層上の所定位置にレジストパターンを形成する工程。(c)レジストパターンをマスクにして金属層をエッチングし、レジストパターンを剥離、除去することで、前記誘電体層上にキャパシタ下部電極及び配線層を形成する工程。(d)キャパシタ下部電極及び配線層面にプリプレグを介して金属箔を積層し、絶縁層及び導体層を形成する工程。(e)前記保護支持体を剥離し、誘電体層を露出する工程。(f)レジストペーストを印刷して、前記誘電体層上の所定位置に主要構成樹脂がウレタン系樹脂であるレジストパターンを形成する工程。(g)前記レジストパターンをマスクにしてブラスト法にて、露出した誘電体層を除去し、レジストパターンを剥離、除去することで、所望のパターン化された誘電体層を形成する工程。(h)導電ペーストを印刷し、乾燥硬化することにより、キャパシタ上部電極及び引き出し電極を形成する工程。(i)前記(h)の配線基板の両面にプリプレグを積層して絶縁層を形成し、当該絶縁層にレーザー加工によりビア用孔を形成する工程。(j)前記ビア用孔にデスミア処理を行い、下地導電層を形成する工程。(k)前記(j)の配線基板の最外層の両面にレジストパターンを形成し、当該レジストパターンをめっきマスクにし、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、銅電層及びビアをそれぞれ形成する工程。(l)前記(k)のレジストパターンを及びめっき下地導電層を除去する工程。
本発明の配線基板では、内蔵されたキャパシタのキャパシタ上部電極が導電ペーストからなる導体層で形成されているので、パターン化された誘電体層との密着性にすぐれ、容量バラツキを最小限に抑えることができる。
また、本発明の配線基板の製造方法によると、ブラスト法によりパターン化された誘電体層が形成されるため、ビルドアッププロセスで配線層を形成する際、パターン化された誘電体層以外は通常の絶縁層領域となり、配線層及び印刷抵抗体等の受動素子を自由にレイアウトできる。
また、余分な誘電体層が除去され、下層の絶縁層が露出するため、上層に形成する絶縁層との密着性が強固なものとなり、熱ストレス等で剥離することがない。
また、従来とは異なり、キャパシタ上への上層回路積層時に、層間接続として用いるビアのビア長を全て等しく、また、ビアは絶縁層のみに形成されることから、めっきの歩留まりやその密着信頼性を向上することができる。
以下本発明の実施の形態につき説明する。
図1は、本発明の配線基板の一実施例を示す配線基板100の部分模式構成断面図である。
配線基板100は、絶縁層41の一方の面にキャパシタ10が、他方の面に配線層13a、13b、13cが形成されており、キャパシタ10はパターン化された誘電体層21aがキャパシタ下部電極11aと導電ペーストからなるキャパシタ上部電極51aとで狭持された構造になっている。
キャパシタ下部電極11aの上面と絶縁層41の上面が同一面であり、キャパシタ上部電極51aと、キャパシタ下部電極11aと配線層11bとを電気的に接続するための引き出し電極51bとが導電性ペーストからなる導体層51で形成されている。
さらに、絶縁層42及び絶縁層43を介して配線層13a及び配線層13b、配線層1
5a、配線層15bが形成されており、キャパシタ下部電極11aと配線層14bとはビア15にて、キャパシタ上部電極51aと配線層14aとはビア15にて電気的に接続されている。
本発明の配線基板100では、内蔵されたキャパシタのキャパシタ上部電極51aが導電ペーストからなる導体層50で形成されているので、パターン化された誘電体層21aとの密着性にすぐれ、容量バラツキを最小限に抑えることができる。
また、キャパシタ上への上層回路積層時に、層間接続として用いるビアのビア長を全て等しく、また、ビアは絶縁層のみに形成されることから、めっきの歩留まりやその密着信頼性を向上することができる。
以下本発明の配線基板の製造法について説明する。
図3(a)〜(h)、図4(i)〜(n)及び図5(o)〜(r)は請求項に係る配線
基板の製造方法の一実施例を示す模式構成部分断面図である。まず、銅箔等からなる金属層11上に誘電体樹脂溶液を塗布するか、誘電体シートをラミネートする等の方法で誘電体層21を形成する(図3(a)参照)。
ここで、金属層11としては12μm厚程度の銅箔が使用される。また、誘電体層21は、例えば、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、LCP(液晶ポリマー)樹脂に、チタン酸バリウムや酸化チタンなどを混入した誘電体溶液塗布するか、またはエポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、LCP(液晶ポリマー)樹脂に、チタン酸バリウムや酸化チタンなどを混入した誘電体シートをラミネートすることにより得ることができる。
次に、フィルムシートを誘電体層21表面に貼り付けて保護支持体61を形成し、金属層11上に誘電体層21及び保護支持体61が形成された積層材を作製する(図3(b)参照)。
ここで、誘電体層21の厚み精度と金属層11のエッチング精度がキャパシタの加工精度に関係するため、この積層材の完成度が最も重要となる。
ここで、誘電体層21が一連の後工程に対して充分耐え得る強度がある場合は保護支持体61を省略することも可能である。
次に、金属層11上にフォトレジストを塗布するか、感光性のドライフィルムをラミネートする等の方法で感光層を形成し、パターン露光、現像等のパターニング処理を行ってレジストパターン31a、31b及び31cを形成する(図3(c)参照)。さらに、レジストパターン31a、31b及び31cをマスクにして金属層11をエッチングし、レジストパターン31a、31b及び31cを専用の剥離液で除去して、キャパシタ下部電極11a、配線層11b及び配線層11cを形成する(図3(d)参照)。
次に、キャパシタ下電極11、配線層11b及び配線層11c形成面側に、プリプレグと銅箔を熱プレス加工して積層し、絶縁層41及び金属層12を形成する(図3(e)参照)。
次に、金属層12をフォトエッチング加工して、金属層12の所定位置に開口部12aを形成する(図3(f)参照)。
さらに、開口部12aより炭酸ガスレーザー等のレーザービームを照射し、絶縁層41を孔開け加工し、ビア用孔41aを形成する。さらに、ビア用孔41aのデスミア処理を行って、無電解銅めっき等によりビア用孔41a内及び金属層12上にめっき下地導電層(特に、図示せず)を形成する(図3(g)参照)。
次に、めっき下地導電層及び金属層12をめっき電極にして電解銅めっきを行い、導体
層13及びビア14を形成する(図3(h)参照)。
次に、保護支持体61を剥離し、誘電体層21上にはウレタン系の感光性ドライフィルムを、導体層13上にはアクリル系の感光性ドライフィルムをそれぞれラミネートして、感光層32(特に、図示せず)及び感光層33(特に、図示せず)を形成し、パターン露光、現像等のパターニング処理を行って、誘電体層21上の所定位置にレジストパターン32aを、導体層13上の所定位置にレジストパターン33a、33b及び33cを形成する(図4(i)参照)。
次に、レジストパターン33a、33b及び33cをマスクにして導体層13を塩化第2鉄等のエッチング液でエッチングする(図4(j)参照)。
さらに、レジストパターン32aをマスクにしてブラスト法、例えば、アルミナ等の砥粒を混合した水をノズルより噴射するウエットブラストにより、レジストパターン32a以外の誘電体層21を除去する(図4(k)参照)。
ここで、誘電体層21除去後のキャパシタ下部電極11aの上面と絶縁層21の上面とはほぼ段差の無い状態となる。
次に、レジストパターン32a及びレジストパターン33a、33b及び33cを専用の剥離液で除去し、絶縁層41の一方の面にパターン化された誘電体層21aを、他方の面に配線層13a、13b、13cをそれぞれ形成する(図4(l)参照)。
次に、スクリーン印刷にて、導電ペースト、例えば銅ペーストをパターン化された誘電体層21a、絶縁層41及び配線層11b上に印刷し、乾燥硬化することで、パターン化された誘電体層21a上にキャパシタ上部電極51bと、キャパシタ上部電極51bと配線層11b間に引き出し電極51bとを形成し、キャパシタ10を形成する(図4(m)参照)。
さらに必要であれば、キャパシタ10を除く絶縁層41上領域に抵抗素子等の受動素子を形成可能である。
次に、キャパシタ10が形成された配線基板の両面にプリプレグを積層して絶縁層42、絶縁層43を形成し(図4(n)参照)、絶縁層42、絶縁層43の所定位置にレーザー加工等によりビア用孔42a及びビア用孔43aを形成する。さらに、ビア用孔42a及びビア用孔43aのデスミア処理を行い、無電解銅めっき等により絶縁層42及び絶縁層43上、ビア用孔42a及びビア用孔43a内にめっき下地導電層(特に、図示せず)を形成する(図5(o)参照)。
次に、感光性のドライフィルムをラミネートする等の方法で、感光層を形成し、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、絶縁層42の所定位置にレジストパターン34a、34b、34cを、絶縁層43所定位置にレジストパターン35a、35b、35cをそれぞれ形成する(図5(p)参照)。
次に、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35cをそれぞれめっきマスクにして、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、一方の面に導体層15及びビア16を、他方の面に導体層17及びビア18をそれぞれ形成する(図5(q)参照)。
次に、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35cを専用の剥離液で除去し、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35c下部にあっためっき下地導電層をクイックエッチングで除去し、一方の面に配線層15a及び配線層15bを、他方の面に配線層17a及び配
線層17bを形成し、キャパシタ電極10が内蔵された本発明の配線基板100を得る(図5(r)参照)。
ここでは、配線層形成にセミアディティブ法を用いたが、これはあくまでも一例であって、これに限定されるものではない。
図6(a)〜(h)、図7(i)〜(n)及び図8(n)〜(q)は請求項に係る配線基板の製造方法の一実施例を示す模式構成部分断面図である。これは、誘電体層21をブラスト法にてパターニングする際のレジストパターン38をウレタン系樹脂からなるペーストをスクリーン印刷等の印刷で形成するようにしたもので(図7(i)参照)、前後の工程については、上記請求項の配線基板の製造法で述べた内容と同じなのでここでは省略する。
上記本発明の配線基板の製造方法によると、ブラスト法によりパターン化された誘電体層が形成されるため、ビルドアッププロセスで配線層を形成する際、パターン化された誘電体層以外は通常の絶縁層領域となり、配線層及び印刷抵抗体等の受動素子を自由にレイアウトできる。
また、余分な誘電体層が除去され、下層の絶縁層が露出するため、上層に形成する絶縁層との密着性が強固なものとなり、熱ストレス等で剥離することがない。
まず、12μm厚の銅箔からなる金属層11上にLCP(液晶ポリマー)樹脂に酸化チタンを40〜50wt%混入させた誘電体樹脂溶液を塗布し、100℃、1時間乾燥硬化させて、誘電体層21を形成した(図3(a)参照)。
さらに、保護支持体フィルム(ソマタックPS−503WA:ソマール株式会社製)を誘電体層21表面に貼り付けて保護支持体61を形成し、金属層11上に誘電体層21及び保護支持体61が形成された積層材を作製した(図3(b)参照)。
次に、金属層11上に感光性のドライフィルムをラミネートして感光層を形成し、パターン露光、現像等のパターニング処理を行ってレジストパターン31a、31b及び31cを形成した(図3(c)参照)。さらに、レジストパターン31a、31b及び31cをマスクにして金属層11をエッチングし、レジストパターン31a、31b及び31cを専用の剥離液で除去して、キャパシタ下部電極11a、配線層11b及び配線層11cを形成した(図3(d)参照)。
次に、キャパシタ下電極11a、配線層11b及び配線層11c形成面側に、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させたプリプレグと12μm厚の銅箔とを175℃、2時間加熱プレスして積層し、絶縁層41及び金属層12を形成した(図3(e)参照)。
次に、金属層12をフォトエッチング加工して、金属層12の所定位置に開口部12aを形成した(図3(f)参照)。
さらに、開口部12aより炭酸ガスレーザー等のレーザービームを照射し、絶縁層41を孔開け加工し、ビア用孔41aを形成した。さらに、ビア用孔41aのデスミア処理を行って、無電解銅めっきにより金属層12上及びビア用孔41a内にめっき下地導電層(特に、図示せず)を形成した(図3(g)参照)。
次に、金属層12をめっき電極にして電解銅めっきを行い、導体層13及びビア14を形成した(図3(h)参照)。
次に、保護支持体61を剥離し、誘電体層21上にはウレタン系の感光性ドライフィルムを、導体層13上にはアクリル系の感光性ドライフィルムをそれぞれラミネートして感
光層を形成し、パターン露光、現像等のパターニング処理を行って、誘電体層21上の所定位置にレジストパターン32aを、導体層13上の所定位置にレジストパターン33a、33b及び33cを形成した(図4(i)参照)。
次に、レジストパターン33a、33b及び33cをマスクにして導体層13を塩化第2鉄等のエッチング液でエッチングした(図4(j)参照)。
さらに、レジストパターン32aをマスクにして、約5μm径のアルミナ等の微細砥粒をエアー圧0.2MPa等でノズルから噴出させるウエットブラスト法にて、レジストパターン32a以外の誘電体層21を除去した(図4(k)参照)。
次に、レジストパターン32a及びレジストパターン33a、33b及び33cを専用の剥離液で除去し、絶縁層41の一方の面にパターン化された誘電体層21aを、他方の面に配線層13a、13b、13cをそれぞれ形成した(図4(l)参照)。
次に、スクリーン印刷にて、銅ペーストからなる導電ペーストをパターン化された誘電体層21a、絶縁層41及び配線層11b上に印刷し、乾燥硬化することで、パターン化された誘電体層21a上にキャパシタ上部電極51aと、キャパシタ上部電極51aと配線層11b間に引き出し電極51bとを形成し、キャパシタ10を形成した(図4(m)参照)。
次に、キャパシタ10が形成された配線基板の両面にガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させたプリプレグを積層して絶縁層42、絶縁層43をそれぞれ形成した(図4(n)参照)。
次に、絶縁層42及び絶縁層43の所定位置をレーザー加工等により孔開け加工を行って、絶縁層42の所定位置にビア用孔42aを、絶縁層43の所定位置にビア用孔43aを形成した。
さらに、ビア用孔42a及び43aのデスミア処理を行い、無電解銅めっきにより絶縁層42及び絶縁層43上、ビア用孔42a及び43a内にめっき下地導電層(特に、図示せず)を形成した(図5(o)参照)。
次に、絶縁層42及び絶縁層43上に感光性のドライフィルムをラミネートして感光層を形成し、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、絶縁層42の所定位置にレジストパターン34a、34b、34cを、絶縁層43の所定位置にレジストパターン35a、35b、35cをそれぞれ形成した(図5(p)参照)。
次に、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35cをめっきマスクにして、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、一方の面に導体層15及びビア16を、他方の面に導体層17及びビア18をそれぞれ形成した(図5(q)参照)。
次に、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35cを専用の剥離液で除去し、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35c下部にあっためっき下地導電層をクイックエッチングで除去し、一方の面に配線層15a及び配線層15bを、他方の面に配線層17a及び配線層17bを形成し、キャパシタ下部電極11aがビア16にて配線層15bに、キャパシタ上部電極51aがビア16にて配線層15aにそれぞれ電気的に接続されたキャパシタ10内蔵の本発明の配線基板100を得た(図5(r)参照)。
まず、12μm厚の銅箔からなる金属層11上にLCP(液晶ポリマー)樹脂に酸化チタンを40〜50wt%混入させた誘電体樹脂溶液を塗布し、100℃、1時間乾燥硬化させて、誘電体層21を形成した(図6(a)参照)。
さらに、保護支持体フィルム(ソマタックPS−503WA:ソマール株式会社製)を誘電体層21表面に貼り付けて保護支持体61を形成し、金属層11上に誘電体層21及び保護支持体61が形成された積層材を作製した(図6(b)参照)。
次に、金属層11上に感光性のドライフィルムをラミネートして感光層を形成し、パターン露光、現像等のパターニング処理を行ってレジストパターン31a、31b及び31cを形成した(図3(c)参照)。
さらに、レジストパターン31a、31b及び31cをマスクにして金属層11をエッチングし、レジストパターン31a、31b及び31cを専用の剥離液で除去して、キャパシタ下部電極11a、配線層11b及び配線層11cを形成した(図6(d)参照)。
次に、キャパシタ下電極11a、配線層11b及び配線層11c形成面側に、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させたプリプレグを175℃、2時間加熱プレスして積層し、絶縁層41を形成した(図6(e)参照)。
次に、絶縁層41をレーザー加工にて孔開けし、絶縁層41の所定位置にビア用孔41aを形成した。さらに、ビア用孔41aのデスミア処理をおこなって、無電解銅めっきにより絶縁層41上及びビア用孔41a内にめっき下地導電層(特に、図示せず)を形成した(図6(f)参照)。
次に、絶縁層41上に感光性のドライフィルムをラミネートして感光層を形成し、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、絶縁層41の所定位置にレジストパターン37a及び37bを形成した(図6(g)参照)。
次に、レジストパターン37a及び37bをめっきマスクにして、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、導体層13及びビア14を形成した(図7(h)参照)。
次に、保護支持体61を剥離し、ウレタン系樹脂からなるレジストをスクリーン印刷し、乾燥硬化して、誘電体層21の所定位置にレジストパターン38を形成した(図7(i)参照)。
次に、レジストパターン38をマスクにして、約5μm径のアルミナ等の微細砥粒をエアー圧0.2MPa等でノズルから噴出させるウエットブラスト法にて、レジストパターン38以外の誘電体層21を除去した(図7(j)参照)。
次に、レジストパターン37a及び37bとレジストパターン38を専用の剥離液で除去し、絶縁層41の一方の面にパターン化された誘電体層21aを、他方の面に配線層13a、13b、13cをそれぞれ形成した(図7(k)参照)。
次に、スクリーン印刷にて、銅ペーストからなる導電ペーストをパターン化された誘電体層21a、絶縁層41及び配線層11b上に印刷し、乾燥硬化することで、パターン化された誘電体層21a上にキャパシタ上部電極51aと、キャパシタ上部電極51aと配線層11b間に引き出し電極51bとを形成し、キャパシタ10を形成した(図7(l)参照)。
次に、キャパシタ10が形成された配線基板の両面にガラスクロスにエポキシ系樹脂を
含浸させたプリプレグを積層して絶縁層42、絶縁層43をそれぞれ形成した(図7(m)参照)
次に、絶縁層42及び絶縁層43の所定位置をレーザー加工等により孔開け加工を行って、絶縁層42の所定位置にビア用孔42aを、絶縁層43の所定位置にビア用孔43aを形成した。
さらに、ビア用孔42a及び43aのデスミア処理を行い、無電解銅めっきにより絶縁層42及び絶縁層43上、ビア用孔42a及び43a内にめっき下地導電層(特に、図示せず)を形成した(図8(n)参照)。
次に、絶縁層42及び絶縁層43上に感光性のドライフィルムをラミネートして感光層を形成し、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、絶縁層42の所定位置にレジストパターン34a、34b、34cを、絶縁層43の所定位置にレジストパターン35a、35b、35cをそれぞれ形成した(図8(o)参照)。
次に、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35cをめっきマスクにして、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、一方の面に導体層15及びビア16を、他方の面に導体層17及びビア18をそれぞれ形成した(図8(p)参照)。
次に、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35cを専用の剥離液で除去し、レジストパターン34a、34b、34c及びレジストパターン35a、35b、35c下部にあっためっき下地導電層をクイックエッチングで除去し、一方の面に配線層15a及び配線層15bを、他方の面に配線層17a及び配線層17bを形成し、キャパシタ下部電極11aがビア16にて配線層15bに、キャパシタ上部電極51aがビア16にて配線層15aにそれぞれ電気的に接続されたキャパシタ10内蔵の本発明の配線基板100を得た(図8(q)参照)。
本発明の配線基板の一実施例を示す模式構成断面図である。 従来の配線基板の一例を示す模式構成断面図である。 (a)〜(h)は、請求項2に係る本発明の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。 (i)〜(n)は、請求項2に係る本発明の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。 (o)〜(r)は、請求項2に係る本発明の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。 (a)〜(g)は、請求項3に係る本発明の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。 (h)〜(m)は、請求項3に係る本発明の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。 (n)〜(q)は、請求項3に係る本発明の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。 (a)〜(g)は、従来の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。 (h)〜(l)は、従来の配線基板の製造方法における工程の一部を示す模式構成断面図である。
符号の説明
10、20……キャパシタ
11、12、13、17……金属層
11a……キャパシタ下部電極
11b、11c、13a、13b、13c、15a、15b、17a、17b、19a、19b……配線層
12a……開口部
15、17、19……導体層
14、16、18、20a、20b……ビア
21、22……誘電体層
21a……パターン化された誘電体層
31a、31b、31c、33a、33b、33c、34a、34b、34c、35a、35b、35c、37a、37b、71a、71b、71c、73a、75a、75b、75c……レジストパターン
32a、38……レジストパターン
41、42、43、44、45……絶縁層
41a、42a、43a、45a、45b……ビア用孔
51……導体層
51a、12a……キャパシタ上部電極
51b……引き出し電極
61……保護支持体
72a、74a、76a……レジスト層

Claims (2)

  1. 少なくとも以下の工程を具備することを特徴とする配線基板の製造方法。
    (a)銅箔からなる12μmの金属層の一方の面に誘電体層と保護支持体が形成された積層材を作製する工程。
    (b)金属層上の所定位置にレジストパターンを形成する工程。
    (c)レジストパターンをマスクにして金属層をエッチングし、レジストパターンを剥離、除去することで、前記誘電体層上にキャパシタ下部電極及び配線層を形成する工程。
    (d)キャパシタ下部電極及び配線層面にプリプレグを介して銅箔を積層し、絶縁層及び導体層を形成する工程。
    (e)前記保護支持体を剥離し、誘電体層を露出する工程。
    (f)前記誘電体層上に主要構成樹脂がウレタン系樹脂である感光層を形成し、パターン露光、現像等のパターンニング処理を行って、前記誘電体層上の所定位置にレジストパターンを形成する工程。
    (g)前記レジストパターンをマスクにしてウエットブラスト法にて、露出した誘電体層を除去し、レジストパターンを剥離、除去することで、所望のパターン化された誘電体層を形成する工程。
    (h)銅ペーストをスクリーン印刷し、乾燥硬化することにより、キャパシタ上部電極及び引き出し電極を形成する工程。
    (i)前記(h)の配線基板の両面にプリプレグを積層して絶縁層を形成し、当該絶縁層にレーザー加工によりビア用孔を形成する工程。
    (j)前記ビア用孔にデスミア処理を行い、下地導電層を形成する工程。
    (k)前記(j)の配線基板の最外層の両面にレジストパターンを形成し、当該レジストパターンをめっきマスクにし、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、銅電層及びビアをそれぞれ形成する工程。
    (l)前記(k)のレジストパターンを及びめっき下地導電層を除去する工程。
  2. 少なくとも以下の工程を具備することを特徴とする配線基板の製造方法。
    (a)銅箔からなる12μm金属層の一方の面に誘電体層と保護支持体が形成された積層材を作製する工程。
    (b)前記金属層上の所定位置にレジストパターンを形成する工程。
    (c)レジストパターンをマスクにして金属層をエッチングし、レジストパターンを剥離、除去することで、前記誘電体層上にキャパシタ下部電極及び配線層を形成する工程。
    (d)キャパシタ下部電極及び配線層面にプリプレグを介して金属箔を積層し、絶縁層及び導体層を形成する工程。
    (e)前記保護支持体を剥離し、誘電体層を露出する工程。
    (f)レジストペーストを印刷して、前記誘電体層上の所定位置に主要構成樹脂がウレタン系樹脂であるレジストパターンを形成する工程。
    (g)前記レジストパターンをマスクにしてブラスト法にて、露出した誘電体層を除去し、レジストパターンを剥離、除去することで、所望のパターン化された誘電体層を形成する工程。
    (h)導電ペーストを印刷し、乾燥硬化することにより、キャパシタ上部電極及び引き出し電極を形成する工程。
    (i)前記(h)の配線基板の両面にプリプレグを積層して絶縁層を形成し、当該絶縁層にレーザー加工によりビア用孔を形成する工程。
    (j)前記ビア用孔にデスミア処理を行い、下地導電層を形成する工程。
    (k)前記(j)の配線基板の最外層の両面にレジストパターンを形成し、当該レジストパターンをめっきマスクにし、めっき下地導電層をめっき電極にして電解銅めっきを行い、銅電層及びビアをそれぞれ形成する工程。
    (l)前記(k)のレジストパターンを及びめっき下地導電層を除去する工程。
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