JP4898489B2 - 自動倉庫の運転方法 - Google Patents

自動倉庫の運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4898489B2
JP4898489B2 JP2007042741A JP2007042741A JP4898489B2 JP 4898489 B2 JP4898489 B2 JP 4898489B2 JP 2007042741 A JP2007042741 A JP 2007042741A JP 2007042741 A JP2007042741 A JP 2007042741A JP 4898489 B2 JP4898489 B2 JP 4898489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stacker crane
steel material
storage
delivery
delivered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007042741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008201571A (ja
Inventor
明 渡邉
弘文 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd, Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP2007042741A priority Critical patent/JP4898489B2/ja
Publication of JP2008201571A publication Critical patent/JP2008201571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4898489B2 publication Critical patent/JP4898489B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

この発明は、出庫ステーションと受取位置との間を往復移動する出庫台車を備え、スタッカクレーンで保管部から受取った荷物を、受取位置に待機している出庫台車にスタッカクレーンから受渡して出庫させるようにした自動倉庫の運転方法に関するものである。
前記自動倉庫は、複数列で配置された多段の保管棚と、保管棚の列間に設けられ、該保管棚の保管部との間で荷物の受け渡しを行なうスタッカクレーンとを備え、入庫ステーションに搬入された荷物を、スタッカクレーンにより保管棚の保管部に入庫させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また自動倉庫は、スタッカクレーンに対応して設定された出庫ステーションおよび受取位置の間を往復移動する出庫台車を備えている。そして、スタッカクレーンは、制御装置からの出庫要求信号の入力により、要求された荷物が保管されている保管部まで移動し、該保管部に保管されている荷物を受取り、該荷物を受取位置に待機している出庫台車に受渡すよう構成されている。また、荷物を受取った出庫台車は、受取位置から出庫ステーションまで移動し、当該出庫ステーションにおいて、出庫台車に載置されている荷物が、天井走行クレーン等によってトラック等に移載されるようになっている。
特開2001−225906号公報
前記スタッカクレーンは、出庫要求信号が入力されたときには、出庫台車が受取位置に待機していることを条件として、荷物の受取り作業を開始するよう設定されている。このため、出庫ステーションで荷下ろし作業を完了した出庫台車が受取位置に戻るまでは、スタッカクレーンが荷物の受取り作業を開始しないため、出庫作業が遅延する原因となっていた。
前記保管棚には複数の荷物が、スタッカクレーンに対する手前から奥側に並列に載置されているため、奥側に位置する荷物を出庫する場合は、先に手前側の荷物を他の保管部に移し替える配替え作業が必要となる。しかるに、この配替え作業の開始も、出庫台車が受取位置に待機していることが条件となっている。すなわち、要求された荷物の出庫に際して配替え作業が必要な場合は、出庫台車が受取位置に待機していることを条件として、スタッカクレーンが配替え作業を開始し、その後に対象となる荷物の受取り作業を行なっており、更に出庫遅延を招くこととなっていた。
前記スタッカクレーンでは、荷物の受け渡しを行なう移載フォークが一度に複数、例えば2つの荷物を受け渡し得るよう構成されている関係で、保管棚における奥側の1つの荷物を出庫する場合に、その手前側に位置する出庫対象となっていない荷物も同時に受取って前記出庫台車に受渡し、出庫ステーションにおいて出庫台車から出庫対象の荷物のみを下ろした後、残った対象外の荷物を再びスタッカクレーンで保管部に戻す、いわゆる再入庫作業が行なわれている。この場合において、出庫台車から移載フォークに受取った1つの荷物は、該移載フォークに対して左右何れか(奥または手前の何れか)に偏って載置されている。しかるに、従来の自動倉庫では、移載フォークに対して荷物が偏って載置されている位置に関係なく、戻すことが可能な保管部に荷物を戻している。このため、移載フォークに対する荷物の載置位置と保管部との位置関係によっては、該保管部において荷物が載置可能な部位に隙間が生じてしまい、保管棚に対する荷物の充填率が低下する問題を招いていた。
ここで、前記自動倉庫では、全ての保管棚に対する荷物の充填率を高めるため、荷物の入庫に際しては1つの入庫ステーションに対して全ての荷物を纏めて供給するようにし、該入庫ステーションから各保管棚に荷物を振り分けて入庫させることが実施されている。このため、出荷先が同じとなる同一種の出庫要求に係る対象荷物が、特定のスタッカクレーンが担当する保管棚に多く保管されてしまい、出庫に際して該特定のスタッカクレーンに対する出庫率が高く(出庫する荷物の数が多く)なることがある。この場合において、スタッカクレーンは、入庫作業および出庫作業の両作業を行なうが、入庫作業を出庫作業に優先して行なうよう制御されるため、他のスタッカクレーンによる出庫対象荷物の出庫が完了し、特定のスタッカクレーンが担当する出庫対象荷物のみが残っている状態であっても、当該特定のスタッカクレーンに対し入庫要求信号が入力されると入庫作業を優先して行なうため、同一種の出庫要求に係る全ての出庫対象荷物が出庫されるのに時間が掛かる難点が指摘される。
すなわち本発明は、従来の技術に係る自動倉庫の運転方法に内在する前記課題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、出庫能率を向上し得る自動倉庫の運転方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の自動倉庫の運転方法は、
長手方向および上下方向に複数の保管部を備えた保管棚が並列に配置され、保管棚の列間に設けられて該保管棚に沿って移動するスタッカクレーンと、各スタッカクレーンに対応して設定された出庫ステーションおよび受取位置の間を往復移動する出庫台車とを備え、保管部に保管されている荷物をスタッカクレーンで受取り、該荷物を受取位置に待機している出庫台車にスタッカクレーンから受渡して出庫させるようにした自動倉庫において、
前記スタッカクレーンに対して制御装置からの出庫要求信号の入力があったときには、前記出庫台車の現在位置に関係なく、該スタッカクレーンによる出庫対象荷物の受取り作業を開始させるようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、出庫台車の現在位置に関係なく、スタッカクレーンに対して出庫要求信号が入力されたときには、直ちに出庫対象となる荷物を保管部から受取るための受取り作業を開始するようにしたから、出庫台車が受取位置に戻るまで作業開始を待つことはなく、出庫能率を向上することができる。
請求項2に係る発明では、前記保管部のスタッカクレーンに対する奥側に次の出庫対象の荷物が保管され、該保管部の手前側に保管されている出庫対象外の荷物の配替え作業が必要な場合は、前記スタッカクレーンから出庫台車へ先の荷物を受渡した後に、該スタッカクレーンによる配替え作業を開始するようにしたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、出庫台車に荷物を受渡したスタッカクレーンは、次の荷物の出庫時に配替え作業が必要な場合は、直ちに配替え作業を開始するようにしたから、出庫台車が受取位置に戻るまで配替え作業の開始を待つ必要はなく、出庫能率を向上し得る。
請求項3に係る発明は、前記スタッカクレーンは、左右両側の保管棚における保管部に対し、左右方向に並列に複数の荷物を受け渡し可能な移載部材を備え、該移載部材から前記出庫台車に受渡した複数の荷物の内、所定位置の荷物のみを出庫した後、出庫台車に残っている荷物を移載部材で受取って保管部に戻す再入庫作業に際し、移載部材に対して左右何れかに偏って載置されている荷物を、該荷物の偏り側に位置する保管棚の保管部に戻すようにしたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、再入庫作業に際し、移載部材に対して偏って載置されている荷物の偏り側に位置する保管棚の保管部に該荷物を戻すようにしたから、保管部に荷物が載置されていない隙間が発生するのを抑制することができ、荷物の充填率を向上し得る。
請求項4に係る発明では、同一種の出庫要求に係る対象荷物の出庫作業が残っているスタッカクレーンが1基となったときには、当該スタッカクレーンでは対象荷物の出庫作業を優先して行なわせ、他のスタッカクレーンにより荷物の入庫作業を受け持たせるようにしたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、同一種の出庫要求に係る対象荷物の出庫作業が残っているスタッカクレーンについては出庫作業を専念させて、出庫作業が完了した他のスタッカクレーンに荷物の入庫作業を受け持たせるようにしたから、出庫能率を向上することができる。
本発明に係る自動倉庫の運転方法によれば、スタッカクレーンの待ち時間を低減して出庫能率を向上することができる。また、再入庫に際して荷物を適当な保管部に戻すことで、保管棚での荷物の充填率を向上し得る。
次に、本発明に係る自動倉庫の運転方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例では、荷物としての鋼材束が保管される保管棚の長手方向と直交する方向を幅方向と指称すると共に、保管棚の長手方向の一方に設定される出庫ステーション側を前側、これと反対側を後側と指称するものとする。
図1に示す如く、実施例に係る自動倉庫10は、複数(実施例では5基)の保管棚12が、幅方向に並列に配置されている。各保管棚12は、図2に示す如く、基本的には幅方向の両側において、鋼材束14を幅方向に4列で載置可能な保管部16(図3参照)が、長手方向および上下方向に複数列および複数段で設けられている。但し、幅方向の両側に位置する保管棚12については、内側にのみ保管部16が設けられている。幅方向に隣り合う保管棚12,12の間(保管棚の列間)には、長手方向に延在するレール18に沿ってトロリー線からの給電を受けて自走可能なスタッカクレーン20が配置されている。スタッカクレーン20は、左右両側に位置する保管棚12,12に対する入庫作業および出庫作業を行なうものであって、図2または図3に示す如く、上下方向に移動自在な昇降体22に対して、幅方向に伸縮自在な移載フォーク(移載部材)24を備え、昇降体22の上下動および移載フォーク24の伸縮動によって鋼材束14の移載を行なうよう構成されている。各保管棚12および各スタッカクレーン20は、同一構成である。
前記スタッカクレーン20の移載フォーク24は、1度に複数(実施例では2束)の鋼材束14を幅方向の並列状態で移載可能に構成される。また移載フォーク24の幅方向の伸縮については、図3(a)〜(d)に示す如く、鋼材束14の入庫に際して、スタッカクレーン20を挟んで左右に位置する保管棚12,12における保管部16,16に対して、4つのポジションで停止するよう設定される。すなわち、前記昇降体22の左右に位置する保管部16,16での鋼材束14の載置位置を、左側からA〜Hとした場合、AB、CD、EFおよびGHの位置に、2束の鋼材束14を同時に移載し得る位置に、移載フォーク24が伸縮して停止するよう設定されている。また、実施例の移載フォーク24は、出庫および再入庫に際しては、図4(a)〜(h)に示す如く、前記A〜Hの各位置に対し、1束の鋼材束14のみの受け渡しを行ない得るように、8つのポジションで停止し得るように構成されている。
保管棚群における長手方向の所定位置には、幅方向の一方側に設定された入庫ステーション26に供給された鋼材束14を、制御装置28により作動制御されて各保管棚12に振り分ける入庫装置30が、該保管棚群を幅方向に横断するように配置されている。すなわち、入庫ステーション26に供給される鋼材束14を、入庫装置30で各保管棚12に順次振り分けることで、全ての保管棚12に略均等に鋼材束14を保管するようにして、鋼材束14の充填率を向上させるようにしてある。
前記保管棚群の前側(図1の左側)には、各スタッカクレーン20と対応して出庫ステーション32が夫々設定され、該出庫ステーション32と、保管庫群内における出庫ステーション32に近接する受取位置33との間を出庫台車34が往復移動するよう構成される。スタッカクレーン20は、制御装置28からの出庫要求信号の入力により、要求された鋼材束14が保管されている保管部16まで移動し、該保管部16に保管されている鋼材束14を、移載フォーク24の伸縮動と昇降体22の上下動とにより該移載フォーク24に受取り、該鋼材束14を受取位置33に待機している出庫台車34に受渡すよう構成される。この出庫台車34は、受取位置33から出庫ステーション32まで移動し、当該出庫ステーション32において、出庫台車34に載置されている鋼材束14は天井走行クレーン等によって、トラック等に移載されるようになっている。
前記スタッカクレーン20は、制御装置28からの出庫要求信号の入力があったときには、前記出庫台車34の現在位置に関係なく、直ちに鋼材束14の受取り作業を開始するよう制御装置28により制御される。なお、実施例では、前記出庫ステーション32で出庫台車34の荷下ろし作業が完了し、作業者が出庫台車34を受取位置33に戻すための戻しボタン(図示せず)を押すことで、制御装置28からの出庫要求信号がスタッカクレーン20に入力されるよう設定してある。こうすることで、出庫ステーション32での出庫台車34上の鋼材束14の天井走行クレーン等による荷取り待ちによるデッドロックを防止し、入庫搬送待ちロスを低減させる効果を奏する。また、保管部16のスタッカクレーン20に対する奥側(例えば図3のA,B,G,H)に次の出庫対象の鋼材束14が保管され、該保管部16の手前側(例えば図3のC,D,E,F)に出庫対象外の鋼材束14が保管されている場合は、出庫対象外の鋼材束14を別の保管部16に移し替える配替え作業が必要となる。そして、このような配替え作業が必要な場合、スタッカクレーン20は、当該スタッカクレーン20から出庫台車34へ先の鋼材束14を受渡した直後に、配替え作業を開始するよう制御装置28により制御されるようになっている。
前記出庫台車34は、スタッカクレーン20の移載フォーク24に載置された2束の鋼材束14が左右に並んで載置可能に構成されると共に、各側に鋼材束14が載置されていることを検出する検出手段(図示せず)が対応して配設され、該検出手段の検出信号は前記制御装置28に入力されるようにしてある。
前記各出庫ステーション32には、前記制御装置28に接続する報知装置36が配置されている。この報知装置36は、出庫台車34における幅方向左側の載置位置に対応する左側ランプ38と、右側の載置位置に対応する右側ランプ40とを備えている。各ランプ38,40は、スタッカクレーン20から出庫対象となる鋼材束14と対象外の鋼材束14とが同時に出庫台車34に移載された場合に、出庫対象となる鋼材束14が載置されている側が点灯するよう設定される。また各ランプ38,40は、出庫ステーション32において天井走行クレーンの運転者から視認可能な位置に設置されており、運転者は点灯したランプ38,40によってトラックに移載する鋼材束14を判断し得るようにしてある。また報知装置36には、対応する出庫台車34による同一出荷先(同じトラックに移載するもの)の鋼材束14を搬送する回数を表示する表示部(図示せず)が設けられている。なお、出庫対象外の鋼材束14が出庫台車34から下ろされることで対応する検出手段が鋼材束14を検出しなくなったときには、制御装置28による制御下に、前記ランプ38,40の発光色を変えたりブザー等の警報手段を鳴らすことでNG報知を行なうよう設定されている。
図1に示す如く、前記スタッカクレーン20の最前進位置より前側に、制御装置28に接続される固定側の光電送装置44が配置されると共に、スタッカクレーン20における固定側の光電送装置44に対向する前部に可動側の光電送装置46が配設され、両光電送装置44,46間で、前記出庫要求信号等の各種の情報通信を行なうよう構成される。すなわち、スタッカクレーン20は、両光電送装置44,46間での情報通信に基づいて、鋼材束14の入庫作業、出庫作業、配替え作業および再入庫作業等を行なうよう構成されている。実施例では、両光電送装置44,46により情報通信手段が構成される。
前記スタッカクレーン20の最後退位置より後側に、制御装置28に接続される光電センサ48の発光部48aが配置されると共に、スタッカクレーン20における発光部48aと対向する後部に光電センサ48の受光部48bが配設されている。光電センサ48は、前記情報通信手段と回路的には直列に接続され、光電送装置44,46間の光電送路が遮られる状態と、発光部48aと受光部48bとの光経路が遮られる状態の一方の状態が発生した場合は、スタッカクレーン20の自動運転を不能とするよう設定されている。但し、スタッカクレーン20は、常にトロリー線を介して電源が供給可能な状態となっており、自動運転が不能となっている状態であっても、手動操作により動作確認が可能に構成されている。
前記スタッカクレーン20と入庫装置30とが交差する所定の領域には、該スタッカクレーン20を検知可能な光電センサ等の検知手段50が複数配置され、該領域においてスタッカクレーン20がエラー停止していることを、図示しないランプ等を点灯して作業者に覚知させ得るよう構成される。なお、検知手段50は、作業者の進入を検知可能な位置に設置されており、所定の安全処置(例えば庫内立入りスイッチのON)が実施されていない状態で、検知手段50が作業者を検知した場合は、制御装置28は入庫装置30を非常停止するよう設定されている。
前記制御装置28には、各保管棚12の各保管部16における鋼材束14の有無および保管されている場合の位置情報(載置位置の情報)、保管されている鋼材束14に関する各種情報(品名、品番、数量、出荷先等)が在庫管理データとして格納されている。また制御装置28は、鋼材束14の再入庫に際しては、スタッカクレーン20の移載フォーク24に対して残っている鋼材束14を、該鋼材束14の偏り側に位置する保管棚12の保管部16に戻すようにスタッカクレーン20を制御するよう設定される。更に、制御装置28は、各スタッカクレーン20を、基本的には入庫作業を出庫作業に優先して行なわせるよう制御する。但し、同一出荷先(同一種)の出庫要求の対象となる鋼材束14の出庫作業が残っているスタッカクレーン20が1基となったときには、当該スタッカクレーン20については出庫対象の鋼材束14の出庫作業が完了するまでは出庫作業を優先して行なうように専念させ、その間の鋼材束14の入庫作業を、他のスタッカクレーン20で受け持たせるように、各スタッカクレーン20を制御するよう設定してある。また、このときに前記入庫装置30は、同一出荷先の鋼材束14の出庫作業が完了した残りのスタッカクレーン20に対してのみ、入庫ステーション26に供給される鋼材束14を振り分けるように制御装置28で制御される。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る自動倉庫の運転方法につき説明する。
前記入庫ステーション26に供給される鋼材束14は、前記入庫装置30により各保管棚12に略均等に保管されるように、各スタッカクレーン20に対する受渡し位置に振り分けられる。スタッカクレーン20は、受取った鋼材束14を、制御装置28で指定された保管棚12の保管部16に移載する。このとき、スタッカクレーン20では、基本的には2つの鋼材束14を、保管部16に対して図3に示すように、AB,CD,EFまたはGHの位置に移載する。
前記制御装置28からの出庫要求信号がスタッカクレーン20に入力されると、該スタッカクレーン20は、指定された保管部16に保管されている出庫対象の鋼材束14を受取り得る位置まで移載フォーク24を移動し、該フォーク24の伸縮動および前記昇降体22の上下動により、出庫対象となる鋼材束14を受取る。スタッカクレーン20は、移載フォーク24に鋼材束14を載置した状態で、前記受取位置33まで移動し、該受取位置33に待機している出庫台車34に鋼材束14を受渡す。
前記出庫台車34は、鋼材束14が載置されたことを前記検出手段が検出することを条件として、受取位置33から出庫ステーション32に向けて移動を開始する。出庫台車34が出庫ステーション32に到来して停止すると、天井走行クレーンの運転者は、該出庫台車34の上方まで天井走行クレーンを移動し、地上の玉掛け作業者による鋼材束14の玉掛け作業後、鋼材束14を吊り上げてトラックに移載する。なお、出庫台車34に2つの鋼材束14が載置され、両鋼材束14が何れも出庫対象であれば、前記報知装置36における左右のランプ38,40が何れも点灯し、天井走行クレーンの運転者は2つの鋼材束14が何れも出庫対象であることを認識し得る。
前記出庫台車34からの鋼材束14の荷下ろし作業が完了し、作業者が戻しボタンを押すことで、前記制御装置28から次の出庫対象となる鋼材束14の出庫要求信号がスタッカクレーン20に入力される。この場合、スタッカクレーン20は、出庫台車34の現在位置に関係なく、直ちに鋼材束14を受取る受取り作業を開始する。すなわち、出庫台車34が出庫ステーション32から受取位置33に戻るまで受取り作業の開始を待つ必要はなく、出庫台車34が受取位置33に向けて移動中に受取り作業を進めることができ、出庫能率を向上し得る。なお、前記出庫台車34と対応する報知装置36には、当該出庫台車34が同一出荷先の出庫対象の鋼材束14を受取位置33から出庫ステーション32に搬送する回数が表示されるから、作業者は表示された搬送回数に応じて荷下ろし作業を行なう出庫台車34の順序を予め決めておくことができ、出庫能率の向上が図られる。
ここで、前記保管棚12からの同一出荷先の鋼材束14の出庫順序については、トラックに安定した状態で積載し得るように、長いものから短いものへ順に出庫するように制御装置28からは出庫要求信号が各スタッカクレーン20に出力される。これにより、出庫ステーション32には長い鋼材束14から順に出庫されてくるから、その順番通りに鋼材束14をトラックへ移載すれば、安定した積載状態となる。従って、短い鋼材束14が先に出庫されたために、その鋼材束14の移載作業を待機して出庫台車34の稼働率が低下したり、あるいはトラックに移載後に不安定となるために鋼材束14を積替える作業をなくすことができ、出庫能率を向上し得る。
前記制御装置28は、スタッカクレーン20が先の鋼材束14を出庫台車34に受渡した後、次の出庫対象の鋼材束14の出庫に際して配替え作業が必要か否かを判定し、配替え作業が必要な場合は、直ちにスタッカクレーン20に対して配替え作業を行なう指令を出力する。従って、スタッカクレーン20は、当該スタッカクレーン20から出庫台車34へ先の鋼材束14を受渡した直後に、配替え作業を開始する。すなわち、出庫台車34が出庫ステーション32に移動し、該出庫台車34から鋼材束14の荷下ろし作業を行なっている間に、配替え作業を行なうことができる。従って、出庫台車34を受取位置33に戻す戻しボタンを押したときには、配替え作業を行なうことなく直ちに出庫対象の鋼材束14の受取り作業を行なうことができ、出庫能率を向上し得る。
次に、再入庫が必要な場合の出庫作業について説明する。
前記スタッカクレーン20の移載フォーク24に、出庫対象の鋼材束14と対象外の鋼材束14とを保管部16から受取り、両鋼材束14,14を受取位置33に待機している出庫台車34に受渡した場合は、前記報知装置36における出庫対象の鋼材束14が載置されている側のランプ38,40のみが点灯する。従って、天井走行クレーンの運転者は、出庫台車34におけるランプ38,40が点灯している側の鋼材束14のみが出庫対象であることを認識し得るから、当該鋼材束14に対する玉掛け作業を行ない易い位置に天井走行クレーンを移動させることができる。よって、地上の作業者は、鋼材束14の玉掛け作業を効率的に行なうことができ、出庫能率の向上を図り得る。
なお、作業者が誤って出庫対象外の鋼材束14を出庫台車34から下ろしたときには、前記対応する検出手段が鋼材束14を検出しなくなるため、前記制御装置28は、前記ランプ38,40の発光色を変えたりブザー等の警報手段を鳴らすことでNG報知を行なう。従って、出庫対象外の鋼材束14が出庫されるのを確実に防止することができる。
前記出庫台車34から出庫対象の鋼材束14が下ろされると、該出庫台車34は受取位置33に戻り、出庫対象外の鋼材束14はスタッカクレーン20の移載フォーク24で受取られ、空いている保管部16に戻される(再入庫される)。この場合において、移載フォーク24には左右何れかの側にのみ鋼材束14が載置されており、該鋼材束14を保管部16での保管状態に関係なく、空いている保管部16に戻すと、該保管部16に鋼材束14が載置されない隙間を生じ、鋼材束14の充填率が低下してしまう。例えば、図5(a),(b)に示す如く、移載フォーク24の左側に鋼材束14が載置されている状態で、スタッカクレーン20の右側に位置する保管棚12の保管部16に鋼材束14を戻す場合は、該鋼材束14はGまたはEの位置に載置される。すなわち、保管部16におけるHまたはFの位置に隙間を生じてしまう。また同様に、図5(c),(d)に示す如く、移載フォーク24の右側に鋼材束14が載置されている状態で、スタッカクレーン20の左側に位置する保管棚12の保管部16に鋼材束14を戻す場合は、該鋼材束14はBまたはDの位置に載置される。すなわち、保管部16におけるAまたはCの位置に隙間を生じてしまう。
そこで、実施例の自動倉庫10では、出庫台車34からの再入庫に際しては、移載フォーク24に対する鋼材束14の偏り側に位置する保管棚12の保管部16に、鋼材束14を戻すよう設定されている。すなわち、図6(a),(b)に示す如く、移載フォーク24の左側に鋼材束14が載置されている場合は、スタッカクレーン20の左側に位置する保管棚12の保管部16に鋼材束14を戻す。このときには、該鋼材束14はAまたはCの位置に載置され、保管部16には奥側から隙間なく詰めた状態で鋼材束14が載置される。また同様に、図6(c),(d)に示す如く、移載フォーク24の右側に鋼材束14が載置されている場合は、スタッカクレーン20の右側に位置する保管棚12の保管部16に鋼材束14を戻す。このときには、該鋼材束14はHまたはFの位置に載置され、保管部16には奥側から隙間なく詰めた状態で鋼材束14が載置される。このように保管部16に鋼材束14を隙間なく再入庫させることができ、保管棚12における鋼材束14の充填率を向上することができる。なお、前述した鋼材束14の入庫方法は、入庫時のタイムオーバーでの1束単位の入庫の際にも応用している。
なお、前記配替え作業に際し、1つの鋼材束14を移し替える場合は、対象となる保管棚12が左か右かによって、移載フォーク24に対して左または右側に鋼材束14が偏って載置される。従って、この配替え作業に際しても、再入庫と同様に、移載フォーク24に対する鋼材束14の偏り側に位置する保管棚12の保管部16に鋼材束14を移し替えるようスタッカクレーン20を制御することで、該保管部16に隙間なく鋼材束14を載置(保管)することができ、充填率の向上を図り得る。また、再入庫および配替え作業に際し、鋼材束14を保管させる保管部16については、既に保管されている鋼材束14と同一出荷先となる保管部16を選択することで、出庫作業に際しては2つの鋼材束14を同時に出庫することが可能となり、出庫能率を向上し得る。
前記出庫に際し、制御装置28からは、同一出荷先の出庫対象の鋼材束14を出庫するように、複数のスタッカクレーン20に出荷要求信号が出力される。また、自動倉庫10に対する入庫は、前述したように全ての保管棚12の充填率が略均等となるように、入庫ステーション26に供給された鋼材束14が各保管棚12に振り分けられる。このため、同一出荷先の鋼材束14が多い保管棚12と少ない保管棚12とが発生し、出庫作業に際しては、同一出荷先の鋼材束14が多い保管棚12の出庫作業を担当するスタッカクレーン20と、少ない保管棚12の出庫作業を担当するスタッカクレーン20とでは、出庫作業が完了する時間に差を生ずる。
実施例の自動倉庫10では、同一出荷先の鋼材束14の出庫作業が残っているスタッカクレーン20が1基となったときには、当該スタッカクレーン20については、入庫作業に優先して出庫作業を行なうように制御する。また前記入庫装置30は、同一出荷先の鋼材束14の出庫作業が完了した残りのスタッカクレーン20に対して、入庫ステーション26に供給される鋼材束14を振り分けるように制御装置28により制御される。これにより、出庫作業が残っているのにも関わらず、入庫作業を優先することで更に出庫作業が遅れるのを防止し、出庫能率を向上することができる。
なお、実施例の自動倉庫10において、何らかの理由でスタッカクレーン20がエラー停止してしまった場合は、作業者が倉庫内に立入ってメンテナンスを行なう必要がある。このときには、前記光電送装置44,46による情報通信を遮断すると共に、光電センサ48をOFFする。これにより、作業者がメンテナンスを行なう際の安全性が高められる。すなわち、従来の自動倉庫では、光電センサ48が設けられておらず、スタッカクレーン20がエラー停止した場合は、光電送装置44,46による情報通信を停止したもとで、作業者が倉庫内に立入ってメンテナンスを行なっていたため、スタッカクレーン20の故障等が復旧した際に誤って光電送装置44,46による情報通信が再開されるおそれがあった。しかるに、実施例では光電センサ48がOFFの条件では、光電送装置44,46による情報通信は不能であるから、作業中の高い安全性が確保される。
また、実施例の自動倉庫10は、スタッカクレーン20の移動ラインを横切るように入庫装置30が配置されているため、両者の交差領域でスタッカクレーン20がエラー停止した場合は、前記検知手段50による検知によりランプが点灯し、作業者に対して適切な処置を行なうことを促すことができる。
(変更例)
なお、自動倉庫の構成としては、実施例のものに限られるものではなく、以下の如く種々の変更が可能である。
(1)実施例では、出庫ステーションから出庫台車を受取位置に戻す戻しボタンを押した条件で、スタッカクレーンが鋼材束の受取り作業を開始するようにしたが、スタッカクレーンが先の鋼材束を出庫台車に移載した直後に、次の鋼材束を受取るための受取り作業を開始するようにしてもよい。
(2)保管棚に保管する荷物としては、実施例の鋼材束に限定されるものではない。
(3)保管棚、スタッカクレーン、出庫台車等の数は、実施例に限定されるものではなく、自動倉庫の仕様に応じて任意に設定し得る。
(4)再入庫による段落〔0036〕に記載した機能は、実施例では一旦出庫台車の載せた出庫対象外の鋼材束を戻すものとしたが、これとは逆に、出庫対象外の鋼材束を先に配替えし、その後に出庫対象となる鋼材束のみを出庫する場合にも実施し得る。
実施例に係る自動倉庫の概略構成を示す平面図である。 実施例に係る自動倉庫の概略構成を部分的に示す正面図である。 実施例に係る保管部に対する入庫に際してのスタッカクレーンによる鋼材束の移載可能位置を示す説明図である。 実施例に係る保管部に対する出庫および再入庫に際してのスタッカクレーンによる鋼材束の受け渡し可能位置を示す説明図である。 実施例に係るスタッカクレーンによる再入庫に際し、移載フォークに対して鋼材束が偏って載置されていることを考慮することなく鋼材束を再入庫することで保管部に隙間を生ずる状態を示す説明図である。 実施例に係るスタッカクレーンによる再入庫に際し、移載フォークに対して鋼材束が偏って載置されている側の保管部に鋼材束を再入庫することで保管部に隙間を生じない状態を示す説明図である。
符号の説明
12 保管棚
14 鋼材束(荷物)
16 保管部
20 スタッカクレーン
24 移載フォーク(移載部材)
28 制御装置
32 出庫ステーション
33 受取位置
34 出庫台車

Claims (4)

  1. 長手方向および上下方向に複数の保管部(16)を備えた保管棚(12)が並列に配置され、保管棚(12)の列間に設けられて該保管棚(12)に沿って移動するスタッカクレーン(20)と、各スタッカクレーン(20)に対応して設定された出庫ステーション(32)および受取位置(33)の間を往復移動する出庫台車(34)とを備え、保管部(16)に保管されている荷物(14)をスタッカクレーン(20)で受取り、該荷物(14)を受取位置(33)に待機している出庫台車(34)にスタッカクレーン(20)から受渡して出庫させるようにした自動倉庫において、
    前記スタッカクレーン(20)に対して制御装置(28)からの出庫要求信号の入力があったときには、前記出庫台車(34)の現在位置に関係なく、該スタッカクレーン(20)による出庫対象荷物(14)の受取り作業を開始させるようにした
    ことを特徴とする自動倉庫の運転方法。
  2. 前記保管部(16)のスタッカクレーン(20)に対する奥側に次の出庫対象の荷物(14)が保管され、該保管部(16)の手前側に保管されている出庫対象外の荷物(14)の配替え作業が必要な場合は、前記スタッカクレーン(20)から出庫台車(34)へ先の荷物(14)を受渡した後に、該スタッカクレーン(20)による配替え作業を開始するようにした請求項1記載の自動倉庫の運転方法。
  3. 前記スタッカクレーン(20)は、左右両側の保管棚(12,12)における保管部(16,16)に対し、左右方向に並列に複数の荷物(14)を受け渡し可能な移載部材(24)を備え、該移載部材(24)から前記出庫台車(34)に受渡した複数の荷物(14)の内、所定位置の荷物(14)のみを出庫した後、出庫台車(34)に残っている荷物(14)を移載部材(24)で受取って保管部(16)に戻す再入庫作業に際し、移載部材(24)に対して左右何れかに偏って載置されている荷物(14)を、該荷物(14)の偏り側に位置する保管棚(12)の保管部(16)に戻すようにした請求項1または2記載の自動倉庫の運転方法。
  4. 同一種の出庫要求に係る対象荷物(14)の出庫作業が残っているスタッカクレーン(20)が1基となったときには、当該スタッカクレーン(20)では対象荷物(14)の出庫作業を優先して行なわせ、他のスタッカクレーン(20)により荷物(14)の入庫作業を受け持たせるようにした請求項1〜3の何れか一項に記載の自動倉庫の運転方法。
JP2007042741A 2007-02-22 2007-02-22 自動倉庫の運転方法 Expired - Fee Related JP4898489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042741A JP4898489B2 (ja) 2007-02-22 2007-02-22 自動倉庫の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007042741A JP4898489B2 (ja) 2007-02-22 2007-02-22 自動倉庫の運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008201571A JP2008201571A (ja) 2008-09-04
JP4898489B2 true JP4898489B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39779471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007042741A Expired - Fee Related JP4898489B2 (ja) 2007-02-22 2007-02-22 自動倉庫の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4898489B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5476288B2 (ja) * 2010-12-22 2014-04-23 株式会社日立製作所 部品搭載機の外段取りシステム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373703A (ja) * 1989-08-14 1991-03-28 Hitachi Ltd 頻度別自動配置がえ方法
JPH06219509A (ja) * 1993-01-28 1994-08-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd バケット自動倉庫
JPH08324712A (ja) * 1995-05-30 1996-12-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd 立体自動倉庫
JP2001225906A (ja) * 2000-02-10 2001-08-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd 自動倉庫
JP2002302211A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Nippon Steel Corp 保管搬送設備
JP2006096522A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Daido Steel Co Ltd 立体倉庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008201571A (ja) 2008-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102390558B1 (ko) 자동 물류 창고 시스템
CN114945525B (zh) 自动仓库、自动仓库的控制方法、计算机可读介质以及自动仓库系统
KR20210019279A (ko) 물품 이송 셔틀 및 이를 이용한 물품 입출고 시스템
JP6740634B2 (ja) 自動倉庫
JP4898489B2 (ja) 自動倉庫の運転方法
JP6428007B2 (ja) 物品搬送設備
WO2020235186A1 (ja) 自動倉庫システム
JP2009220986A (ja) 自動倉庫の荷保管方法
JP4898490B2 (ja) 自動倉庫および入庫方法
KR100666249B1 (ko) 자동차용 부품 물류 장치 및 방법
JP2010222082A (ja) 荷の入出庫方法
JP4817227B2 (ja) 入出庫システム
JP6579492B2 (ja) 自動倉庫システム
JP5105180B2 (ja) 物品収納設備
JP3929957B2 (ja) 自動倉庫及びその運転方法
JP2014126930A (ja) 搬送システム
JP5017609B2 (ja) 物品保管設備
JP2005272053A (ja) 物品収納設備
JP4329025B2 (ja) 物品収納設備
JP7318629B2 (ja) 自動倉庫
JP7424105B2 (ja) 搬送システム
JP4521663B2 (ja) 物品収納設備
JPH0920404A (ja) 自動倉庫における荷入庫制御装置
JP5034753B2 (ja) 自動倉庫及びその入庫方法
JP2018034968A (ja) ツインシャトルラックシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4898489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees