JP4897398B2 - エレベータの救出装置 - Google Patents

エレベータの救出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4897398B2
JP4897398B2 JP2006230708A JP2006230708A JP4897398B2 JP 4897398 B2 JP4897398 B2 JP 4897398B2 JP 2006230708 A JP2006230708 A JP 2006230708A JP 2006230708 A JP2006230708 A JP 2006230708A JP 4897398 B2 JP4897398 B2 JP 4897398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
transfer plate
rescue
elevator
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006230708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008050152A (ja
Inventor
島 智 樹 飯
川 昌 宏 早
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2006230708A priority Critical patent/JP4897398B2/ja
Publication of JP2008050152A publication Critical patent/JP2008050152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4897398B2 publication Critical patent/JP4897398B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、エレベータ乗りかごの側部救出装置に関し、より詳しくは、隣接して配置された一対のエレベータの一方が故障してその乗りかごが昇降路の途中で停止したときに、他方のエレベータの乗りかごへと乗客を移動させるべくこれらの乗りかごの間に掛け渡される渡し板、およびこの渡し板を各乗りかごに固定する技術の改良に関する。
従来、隣接して配置された一対のエレベータの一方が故障してその乗りかごが昇降路の途中に停止したときには、他方のエレベータの乗りかごを運転して一方の乗りかごに横付けし、一方の乗りかごから他方の乗りかごへと乗客を移動させる救出作業が行われる(例えば、下記特許文献1を参照)。
このような救出作業は、以下の手順で行われる。
(1)救出要員が救出側エレベータの乗りかごを運転して、故障側エレベータの乗りかごに横付けする。
(2)救出側乗りかごの側壁に設けられている救出口の扉を救出要員が開き、救出側乗りかごと故障側乗りかごとの間に渡し板を連結する。
(3)救出側乗りかごに設けられている手摺を故障側乗りかごに向けて延ばし、その先端を故障側の乗りかごに連結する。
(4)救出要員が渡し板を渡って故障側乗りかごへと移動し、故障側乗りかごに設けられている救出口の扉を外側から開き、故障側乗りかごに入る。
(5)故障側乗りかごの乗客が渡り板の上を歩いて救出側乗りかごに移動する。
次に図14を参照し、下記特許文献1に記載されているエレベータにおいて渡し板を掛け渡す部分の構造について概説すると、故障側乗りかご1Lおよび救出側乗りかご1Rの救出口2L,2Rに臨む部分には、床板3に立設された巾木4が切り欠かれているとともに、渡し板5の両端を固定するための支持枠6L,6Rがそれぞれ設けられている。
これにより、故障側乗りかご1Lと救出側乗りかご1Rとの間に渡し板5を掛け渡し、その両端5a,5bをそれぞれ支持枠6L,6R上に載置してボルト7で固定すると、渡し板5の上壁と乗りかご1L,1Rの床面8L,8Rとの高さが等しくなり、乗客の移動をスムーズに行うことができる。
特開2005−67881号公報
ところで、上述したように各乗りかご1L,1Rの間に渡し板5を掛け渡す際には、まず最初に、渡し板5の両端5a,5bを各乗りかご1L,1Rの支持枠6L,6R上にそれぞれ載置する。
そして、渡し板5の基端5bを救出側乗りかご1Rの支持枠6Rにボルト7で固定した後、救出要員が渡し板5を渡って故障側乗りかご1Lの側に移動し、渡し板5の先端5aを故障側乗りかご1Lの支持枠6Lにボルト7で固定する。
このとき、渡し板5の両端5a,5bがそれぞれ支持枠6L,6Rの上に載置されているだけの状態が発生するとともに、渡し板5の基端5bのみが支持枠6Rにボルト7で固定される状態が発生し、各乗りかご1L,1Rの間に渡し板5を掛け渡す作業が不安定である。
また、多数のエレベータが設けられている建物において、各乗りかご1L,1Rの間の距離がそれぞれ異なっている場合には、全長が異なるいくつかの渡し板5を予め準備しておく必要がある。
さらに、各乗りかご1L,1Rの間に建物側の梁部材が設けられている場合には、この梁部材と渡し板5とが干渉しないように配慮しておく必要がある。
加えて、各乗りかご1L,1Rの間に渡し板5を掛け渡したときに、救出側乗りかご1Rが昇降しないように配慮しておく必要がある。
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、渡し板を掛け渡したときに渡し板が不安定な状態となることを確実に防止できるばかりでなく、故障側乗りかごと救出側乗りかごとの間の距離が異なる場合や故障側乗りかごと救出側乗りかごとの間の空間に建物側の梁部材が存在する場合にも対応することができ、さらには渡し板を掛け渡したときに救出側乗りかごの昇降を確実に停止させることができるエレベータの救出装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための請求項1に記載したエレベータの救出装置は、
隣接する一対のエレベータの一方の乗りかごから他方の乗りかごへと掛け渡される渡し板と、
前記渡し板の先端および基端の下面にそれぞれ当接してこれを支持する、前記乗りかごの外壁面にそれぞれ設けられた支持部材と、を備え、
前記渡し板は、両方の乗りかごに掛け渡された状態で前記一方の乗りかごの側に引き寄せられると前記他方の乗りかごの支持部材に係合する係合部材をその先端に有しているとともに、前記係合部材が前記他方の乗りかごの支持部材に係合したときにその基端が前記一方の乗りかごの床面上に位置するようにその全長が定められ、かつ前記支持部材に螺合して前記渡し板を固定するためのボルトを挿通可能な挿通孔を有しており、
前記支持部材は、前記渡し板の下面に当接するその上壁が前記乗りかごの床面よりも上方に位置するとともに、前記渡し板の係合部材に係合すると前記渡し板の先端が前記一方の乗りかごに向かう方向および上方に変位不能に係止できるようにその形状が定められていることを特徴とする。
すなわち、請求項1に記載したエレベータの救出装置においては、一対の乗りかご間に掛け渡された渡し板を一方の乗りかごの側に引き寄せると、渡し板の先端に設けられている係合部材が他方の乗りかごの支持部材に係合して、渡し板の先端が一方の乗りかごに向かう方向および上方に変位不能に係止されるから、ボルトを用いて渡し板の基端側を一方の乗りかごの支持部材に固定することにより、渡し板を安定した状態に固定することができる。
また、支持部材の上壁が乗りかごの床面よりも上方にあるから、渡し板の先端の係合部材が他方の乗りかごの支持部材に係合したときに、渡し板の基端を一方の乗りかごの床面上に位置させることができる。
これにより、一対の乗りかご間の間隔寸法に誤差があっても対応可能であり、かつ間隔寸法が異なる一対の乗りかごにもこの渡し板を共用することができる。
さらに、一対の乗りかごの間隔寸法よりも渡し板の方が長いので、一方の乗りかごから他方の乗りかごへと渡し板を掛け渡す作業を容易にかつ安全に行うことができる。
また、請求項2に記載したエレベータの救出装置は、前記渡し板が、その先端の下面から下方に突出して前記他方の乗りかごの支持部材に載置可能な突出部材と、この突出部材の下端が前記他方の乗りかごの支持部材に載置されている状態で前記一方の乗りかごの側に引き寄せられると前記他方の乗りかごの支持部材に係合する、前記突出部材の下端に設けられた第2の係合部材とを有していることを特徴とする。
すなわち、一方の乗りかごを他方の乗りかごに横付けしたときに、両方の乗りかごの間に建物側の梁部材が存在すると、平坦な渡し板を掛け渡すことができなくなる。
このとき、請求項2に記載したエレベータの救出装置においては、一方の乗りかごの床面がこの梁部材よりもわずかに上方に位置するように位置決めした後、渡し板の先端から下方に突出している突出部材の下端が他方の乗りかごの支持部材上に載置されるように、渡し板を掛け渡すことにより、建物側の梁部材との干渉を避けることができる。
また、この突出部材の下端が他方の乗りかごの支持部材上に載置された状態で渡し板を一方の乗りかごの側に引き寄せると、突出部材の下端に設けられている第2の係合部材が他方の乗りかごの支持部材に係合し、渡し板の先端が一方の乗りかごに向かう方向および上方に変位不能に係止されるから、渡し板が不安定な状態となることがない。
また、請求項3に記載したエレベータの救出装置は、前記突出部材が、前記渡し板から下方に突出する状態と前記渡し板に沿って平行に延びる状態との間で回動自在に前記渡し板に支持されており、かつ前記渡し板が、前記突出部材を下方に延びる状態に固定するための固定具を有していることを特徴とする。
すなわち、請求項3に記載したエレベータの救出装置においては、渡し板から下方に突出する状態と渡し板に沿って延びる折りたたみ状態との間で突出部材を回動させることができるので、渡し板の収納および搬送を容易に行うことができる。
また、固定具を用いることにより、渡し板から下方に突出する状態に突出部材を固定できるので、請求項2に記載した渡し板と全く同様な作用効果を奏することができる。
また、請求項4に記載したエレベータの救出装置は、前記渡し板が、前記一方の乗りかごから他方の乗りかごへと階段状に延びるように形成され、かつ前記渡し板の先端には、前記他方の乗りかごの支持部材と係合する係合部材が、その上下方向の向きを反転できるように着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
すなわち、請求項4に記載したエレベータの救出装置においては、渡し板が階段状に形成されているので、両方の乗りかごの間に存在している建物側の梁部材との位置関係に合わせて渡し板を上下に反転させることにより、この梁部材との干渉を回避しつつ両方の乗りかごの間に渡し板を掛け渡すことができる。
このとき、この渡し板の先端に着脱自在に設けられている係合部材は、その上下方向の向きを反転させることができるように渡し板の先端に着脱自在に取り付けられているから、渡し板の上下方向の向きに合わせてこの係合部材の向きを反転させることにより、他方の乗りかごに設けられている支持部材にこの係合部材を係合させることができる。
また、請求項5に記載したエレベータの救出装置は、前記支持部材に対して下方に位置をずらして前記外壁面に設けられた第2の支持部材をさらに備えることを特徴とする。
なお、第2の支持部材の数は1つに限定されることはなく、必要に応じてその数を増すこともできる。
すなわち、請求項5に記載したエレベータの救出装置によれば、両方の乗りかごの間に建物側の梁部材が存在していて、両方の乗りかごの支持部材間に渡し板を掛け渡すと梁部材と渡し板とが干渉する場合に、渡し板の先端を第2の支持部材に係合させることにより、梁部材と干渉することなしに渡し板を掛け渡すことができる。
また、請求項6に記載したエレベータの救出装置は、前記渡し板が掛け渡されたことを検出して乗りかごの運転を停止させる制御信号を送出する検出手段をさらに備えることを特徴とする。
なお、この検出手段は、支持部材の上に渡し板が載置されたときに押動されるスイッチや、乗りかごの支持部材と渡し板の係合部材が係合したときに押動されるスイッチ、あるいは渡し板を支持部材に固定するボルトの先端によって押動されるスイッチとすることができる。
すなわち、請求項6に記載したエレベータの救出装置によれば、両方の乗りかごの間に渡し板を掛け渡すと検出手段が作動してエレベータの運転を停止させる制御信号が送出されるから、救出作業を行っているときに救出側乗りかごが昇降することを確実に防止することができる。
また、請求項7に記載したエレベータの救出装置は、前記渡し板を前記他方の乗りかごに掛け渡すときに前記渡し板の先端を支持するための線状体が、前記渡し板の先端と前記一方の側の乗りかごとを接続していることを特徴とする。
すなわち、請求項7に記載したエレベータの救出装置においては、一方の乗りかごに接続された線状体によって渡し板の先端が支持されているから、一方の乗りかごから他方の乗りかごへと渡し板を掛け渡す作業を容易にかつ安全に行うことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、渡し板を掛け渡したときに渡し板が不安定な状態となることを確実に防止できるばかりでなく、故障側乗りかごと救出側乗りかごとの間の距離が異なる場合や故障側乗りかごと救出側乗りかごとの間の空間に建物側の梁部材が存在する場合にも対応することができ、さらには渡し板を掛け渡したときに救出側乗りかごの昇降を確実に停止させることができるエレベータの救出装置を提供することができる。
以下、図1乃至図13を参照し、本発明に係るエレベータの救出装置の各実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、前述した従来技術を含めて同一の部分には同一の符号を用いて重複した説明を省略する。
第1実施形態
まず最初に図1〜図4を参照し、第1実施形態のエレベータの救出装置について詳細に説明する。
図1および図2に示した第1実施形態のエレベータの救出装置100は、故障側乗りかご1Lから救出側乗りかご1Rへと乗客Pを移動させるために用いるもので、故障側乗りかご1Lおよび救出側乗りかご1Rの底部の外壁面11にそれぞれ設けられた支持部材10L、12Rと、これらの支持部材10L,10Rの間に掛け渡される渡し板20とを備えている。
支持部材10L,10Rは、各乗りかご1L,1Rの側壁に設けられている救出口2L,2Rに臨むように各乗りかご1L,1Rの底部の外壁面11に設けられて、図示する紙面に対して垂直な方向に所定の幅で水平に延びている。
これらの支持部材10L,10Rは、図3および図4に拡大して示したように、断面形状逆L字形の2つの鋼材10a,10bを組み合わせた形状となっており、その上壁10cは、各乗りかご1L,1Rの床面12,12よりもわずかに高い位置で、かつ外壁面11に対して隙間を開けて対向するように位置決めされている。
また、上壁10cには、渡し板20を固定するためのボルト25が螺合するねじ孔10dがそれぞれ貫設されている。
渡し板20は、フレーム21の上に板材22を固定したもので、その先端は図3に示したように側面視で逆コ字形に折り曲げられて、渡し板20の下方に突出するL字形の係合部材23を形成している。
また、この渡し板20は、その先端が故障側乗りかご1Lの床面12上に位置するときに、その基端24が救出側乗りかご1Rの床面12上に位置するように、その全長が定められている。
さらに、この渡し板20には、図4に示したように、その先端を故障側乗りかご1Lの支持部材10Lにボルト25を用いて固定するためのボルト挿通用長孔26、およびその基端24を救出側乗りかご1Rの支持部材10Lに固定するためのボルト挿通用長孔27がそれぞれ貫設されている。
なお、渡し板20の基端24側のボルト挿通用長孔27は、先端側のボルト挿通用長孔26よりもかなり長くなつており、各乗りかご1L,1Rの間の間隔寸法が異なっても、渡し板20の基端24側を救出側乗りかご1Rの支持部材10Rに固定できるようになっている。
次に、本第1実施形態のエレベータの救出装置100を用いて、故障側乗りかご1Lから救出側乗りかご1Rへと乗客Pを移動させる手順について説明する。
エレベータの乗りかご1Lが故障して昇降路の途中で停止すると、隣接するエレベータの乗りかご1Rを救出要員が運転して故障側乗りかご1Lに横付けする。
そして、救出側乗りかご1Rの側壁に設けられている救出口2Rの扉13Rを救出要員が開き、救出側乗りかご1Lと故障側乗りかご1Rとの間に渡し板20を掛け渡す作業を開始する。
このとき、渡し板20の全長は、各乗りかご1L,1Rの間の間隔寸法よりも長いから、救出要員は救出側乗りかご1Rの救出口2Rから故障側乗りかご1Lの側に大きく身を乗り出す必要がなく、渡し板20を掛け渡す作業を容易にかつ安全に行うことができる。
故障側乗りかご1Lの救出口2Lに向かって延ばした渡し板20は、故障側乗りかご1Lの支持部材10Lの上壁10cに、その先端を載置することができる。
そして、この状態で渡し板20を救出側乗りかご1Rの側に引き寄せると、渡し板20の先端に設けられている係合部材23と支持部材10Lの上壁10cとが互いに係合するので、渡し板20の先端は救出側乗りかご1Rに向かう方向および上下方向に変位不能に係止される。
このとき、渡し板20の基端側は救出側乗りかご1Rの支持部材10Rの上壁10c上に載置されているが、その基端24が救出口2Rから救出側乗りかご1Rの床面12上に入り込んでいるので、渡し板20を乗りかご1L,1Rの間の隙間から落下させるおそれがない。
そして、渡し板20の基端側にそれぞれ貫設されている左右の長孔27にボルト25を挿通し、支持部材10Rの上壁10cに螺合させて締め付けることにより、渡し板20の基端24側を支持部材10Rの上壁10cに確実に固定することができる。
渡し板20の基端側の固定が完了すると、救出要員は渡し板20の上を移動して故障側乗りかご1Lの側に移動し、その側壁に設けられている救出口2Lの扉13Lを開いて乗りかご1Lの内部に入る。
そして、渡し板20の先端側に貫設されている左右の長孔26にボルト25を挿通し、支持部材10Rの上壁10cに螺合させて締め付けることにより、渡し板20の先端を支持部材10Lの上壁10cにさらに確実に固定することができる。
それから、救出要員が両方の乗りかご1L,1Rの間に図示されない手摺りを装着すると、故障側乗りかご1Lの乗客は、渡し板20の上を歩いて救出側乗りかご1Rへと移動することができる。
すなわち、本第1実施形態のエレベータの救出装置100は、渡し板20の先端係合部材23と救出側乗りかご1Lの支持部材10Lとを係合させる構造であるから、渡し板20を掛け渡すときに、渡し板20が支持部材10L,10Rの上に載っているだけという不安定な状況が発生することがない。
また、支持部材10L,10Rの上壁10cが乗りかご1L,1Rの床面12よりも上方にあるから、渡し板20の先端係合部材23が支持部材10Lと係合したときに、渡し板20の基端24を乗りかご1Rの床面12上に位置させることができる。
これにより、乗りかご1L,1Rの間の間隔寸法に誤差があっても対応可能であり、かつ間隔寸法が異なる一対の乗りかご間にもこの渡し板20を共通に用いることができる。 さらに、乗りかご1L,1Rの間隔寸法よりも渡し板20の全長が長いので、一方の乗りかご1Rから他方の乗りかご1Lへと渡し板20を掛け渡す作業を容易にかつ安全に行うことができる。
第2実施形態
次に図5および図6を参照し、第2実施形態のエレベータの救出装置について説明する。
本第2実施形態のエレベータの救出装置200における渡し板30は、上述した第1実施形態の渡し板20に突出部材31および第2の係合部材32を追加したものとなっている。
具体的に説明すると、渡し板30の先端下面には、渡し板30の先端に沿って平行に延びつつ下方に突出する厚板状の突出部材31が突設されている。
そして、この突出部材31の下端には、断面形状L字形の第2の係合部材32が一体に延びるように固定されている。
このとき、図5に示したように、エレベータの昇降路に設けられている建物側の梁部材Sに対し、その床面12がわずかに上方となる位置に故障側乗りかご1Lが停止したときには、渡し板30を水平に掛け渡す作業に支障が生じることはない。
これにより、第1実施形態における渡し板20と全くと同様に、乗りかご1L,1Rの間に渡し板30を掛け渡して固定することができる。
これに対して、図6に示したように、梁部材Sに対してその床面12がわずかに下方となる位置に故障側乗りかご1Lが停止したときには、故障側乗りかご1Lの支持部材10Lの上壁10c上に突出部材31の下端を載置した後、渡し板30を救出側乗りかご1Rの側に引き寄せる。
すると、突出部材31の下端に固定されている第2の係合部材32が支持部材10Lに係合するから、渡し板30の先端は救出側乗りかご1Rに向かう方向および上下方向に変位不能に係止される。
すなわち、本第2実施形態のエレベータの救出装置200は、渡し板30の先端に設けられている係合部材23と、突出部材31の下端に設けられている第2の係合部材32とを選択的に用いて、渡し板30の先端を故障側乗りかご1Lの支持部材10Lに係止することができる構造である。
これにより、故障側乗りかご1Lと救出側乗りかご1Rとの間に昇降路の梁部材Sが存在する場合であっても、乗りかご1L,1Rの間に渡し板30を水平に掛け渡すことができる。
なお、突出部材31を着脱自在に取り付けておくとともに、長さの異なる複数の突出部材31を予め用意しておけば、故障側乗りかご1Lの床面12と梁部材Sとの高さの相違に合わせて適切な寸法の突出部材31を選択することにより、乗りかご1L,1Rの間に渡し板30を水平に掛け渡すことができる。
第3実施形態
次に図7および図8を参照し、第3実施形態のエレベータの救出装置について説明する。
本第3実施形態のエレベータの救出装置300は、上述した第2実施形態における渡し板30の突出部材31を折りたたみ自在に変更したものである。
具体的に説明すると、図7に示したように、渡し板40の先端下面に設けられている突出部材41および第2の係合部材42は、フレーム21側の支軸43によって軸支されている揺動腕44に支持されて、実線で示したように渡し板40の下方に突出する状態と、想像線で示したように渡し板40に沿って平行に延びる折りたたみ状態との間で揺動自在となっている。
また、揺動腕44に設けられている支軸45にはリンク部材46が揺動自在に軸支されており、その先端をフレーム21側の第1ピン47に係合させると、突出部材41および第2の係合部材42は渡し板40の下方に突出した状態に固定される。
これに対して、リンク部材46の先端をフレーム21側の第2ピン48に係合させると、突出部材41および第2の係合部材42を折りたたみ状態に保持することができる。
これにより、この渡し板40を使用しない場合には、突出部材41および第2の係合部材42を折りたたんだ状態として、保管や運搬に必要なスペースを減少させることができる。
渡し板40を使用する際には、必要に応じて、リンク部材46の先端を第1ピンに係合させることにより、突出部材41および第2の係合部材42を渡し板40の下方に突出する状態に固定することができる。
これにより、図8に示したように、この渡し板40は、上述した第2実施形態における渡し板30と全く同様な作用効果を奏することができる。
第4実施形態
次に図9および図10を参照し、第4実施形態のエレベータの救出装置について説明する。
本第4実施形態のエレベータの救出装置400における渡し板50は、前述した各実施形態の渡し板とは異なり、階段状に形成されている。
具体的に説明すると、渡し板50は、水平に延びる2つの部分51,52を上下に延びる部分53によって接続して階段状に形成したものであり、その先端には係合部材54がボルト55によって上下の向きを反転自在に取り付けられている。
これにより、図9に示したように、梁部材Sに対してその床面12がわずかに下方となる位置に故障側乗りかご1Lが停止したときには、救出側乗りかご1Rの床面12が梁部材Sに対してわずかに上方の位置に救出側乗りかご1Rを停止させる。
そして、水平に延びる部分52が下側となるように渡し板50の上下の向きを定め、乗りかご1L,1Rの間に掛け渡す。
そして、故障側乗りかご1Lの支持部材10Lの上壁10c上に渡し板50の先端を載置した後、この渡し板50を救出側乗りかご1Rの側に引き寄せると、係合部材54が支持部材10Lと係合する。
これにより、この渡し板50は、上述した各実施形態における渡し板と全く同様な作用効果を奏することができる。
これに対して、図10に示したように、梁部材Sに対してその床面12が下方に大きく離れた位置に故障側乗りかご1Lが停止したときには、救出側乗りかご1Rの床面12が故障側乗りかご1Lの床面よりも低くなるように救出側乗りかご1Rを停止させる。
そして、水平に延びる部分52が上側となるように渡し板50の上下の向きを定めるとともに、その上下方向の向きが反転するように係合部材54を取り付け直す。
次いで、故障側乗りかご1Lの支持部材10Lの上壁10c上に渡し板50の先端を載置した後、この渡し板50を救出側乗りかご1Rの側に引き寄せると、係合部材54が支持部材10Lと係合する。
これにより、この渡し板50は、上述した各実施形態における渡し板と全く同様な作用効果を奏することができる。
すなわち、本第4実施形態のエレベータの救出装置400においては、渡し板50が階段状に形成されているので、両方の乗りかご1L,1Rの間に存在している建物側の梁部材Sとの位置関係に合わせて渡し板50の上下方向の向きを反転させることにより、この梁部材Sとの干渉を回避しつつ両方の乗りかご1L,1Rの間にこの渡し板50を掛け渡すことができる。
また、この渡し板50の先端に設けられている係合部材54は、その上下方向の向きを反転させることができるように取り付けられているから、渡し板50の上下方向の向きに合わせてその上下方向の向きを合わせることができる。
第5実施形態
次に図11を参照し、第5実施形態のエレベータの救出装置について説明する。
本第5実施形態のエレベータの救出装置500は、前述したように各乗りかご1L,1Rに設けられている支持部材10L,10Rの下側に、第2の支持部材60L,60Rを追加した構造となっている。
具体的に説明すると、乗りかご1L,1Rの外壁面11には、支持部材10L,10Rと同一形状の第2の支持部材60L,60Rが、支持部材10L,10Rの下側に所定の間隔を開けて固定されている。
これにより、図11に示したように、梁部材Sに対してその床面12がわずかに下方となる位置に故障側乗りかご1Lが停止したときには、救出側乗りかご1Rの床面12が故障側乗りかご1Lの床面12よりもわずかに下方となる位置に救出側乗りかご1Rを停止させる。
そして、救出側乗りかご1Lの第2の支持部材60Lと救出側乗りかご1Rの支持部材10Rとの間に渡し板20を掛け渡すことにより、梁部材Sとの干渉を回避しつつ、渡し板20を水平に掛け渡すことができる。
すなわち、本第5実施形態のエレベータの救出装置500においては、各乗りかご1L,1Rに上下方向に位置をずらせた2つずつの支持部材10L,60L,10R,60Rがそれぞれ設けられているから、渡し板20を掛け渡す支持部材を選択することにより、梁部材Sとの干渉を回避しつつ渡し板20が水平に延びるように掛け渡すことができる。 また、第2の支持部材60L,60Rは、支持部材10L,10Rと同一の部材であるから、渡し板20の先端に設けられている係合部材23と係合する機能も同一である。
なお、本第6実施形態においては、各乗りかご1L,1Rに2つずつの支持部材を設けているが、より多い数の支持部材を取り付けることもできる。
第6実施形態
次に図12を参照し、第6実施形態のエレベータの救出装置について説明する。
本第6実施形態のエレベータの救出装置600は、前述した第1実施形態のエレベータの救出装置100に対し、乗りかご1L,1Rの間に渡し板20が掛け渡されたことを検出して、乗りかご1L,1Rの運転を停止させる制御信号を送出する検出手段70を追加したものとなっている。
具体的に説明すると、乗りかご1L,1Rの支持部材10L,10Rには、渡し板20の先端に設けられている係合部材23が支持部材10L,10Rの上壁10cと係合したときに、係合部材23によって押動されて作動するスイッチ70が設けられている。
そして、このスイッチ70は、各乗りかご1L,1Rに設けられている図示されない制御配線を介して、両方の乗りかご1L,1Rの運転を制御している運転制御装置に接続されている。
これにより、乗りかご1L,1Rの間に渡し板20を掛け渡して係合部材23を支持部材10Lに係合させると、スイッチ70が作動して運転制御装置に制御信号を送出するので、救出側乗りかご1Rの昇降が禁止され、救出作業を行っているときに救出側乗りかご1Rが昇降することを確実に防止することができる。
なお、係合部材23によって押動されると作動するスイッチ70に代えて、渡し板20によって押動されて作動するスイッチや、渡し板20を固定するボルト25によって押動されて作動するスイッチを用いることもできる。
第7実施形態
次に図13を参照し、第7実施形態のエレベータの救出装置について説明する。
本第7実施形態のエレベータの救出装置600は、前述した第1実施形態のエレベータの救出装置100に対し、渡し板20の先端を救出側乗りかご1Rに接続するための線状体を追加したものとなっている。
具体的に説明すると、渡し板20の先端部分において左右のフレーム21にそれぞれ設けられたピン81と、救出側乗りかご1Rの救出口2Rの左右の側壁に設けられたピン82とは、線状体としてのチェーン83によって接続されている。
これにより、救出側乗りかご1Rから故障側乗りかご1Lへと渡し板20を掛け渡すときには、渡し板20の先端がチェーン83によって支持されるから、渡し板20の先端に設けられている係合部材23を支持部材10Lに係合させる作業を容易にかつ安全に行うことができる。
また、渡し板20を掛け渡して固定した状態においては、左右のチェーン83が手摺りの代わりを務めることもできる。
なお、チェーン83に代えてロープやワイヤ等を用いることもできる。
以上、本発明に係るエレベータの救出装置の各実施形態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、図9および図10に示した階段状の渡し板50と、図11に示した複数の支持部材10L,10R,60L,60Rとを組み合わせて用いることもできる。
第1実施形態のエレベータの救出装置を示す側面図。 図1に示したエレベータの救出装置を示す平面図。 図1の要部を拡大して示す側面図。 図1に示したエレベータの救出装置の分解斜視図。 第2実施形態のエレベータの救出装置を示す側面図。 図5中の突出部材を使用する状態を示す側面図。 第3実施形態のエレベータの救出装置の要部拡大側面図。 図7に示した突出部材を使用する状態を示す側面図。 第4実施形態のエレベータの救出装置を示す側面図。 図9に示した渡し板を上下方向に反転させて使用する状態を示す側面図。 第5実施形態のエレベータの救出装置を示す側面図。 第6実施形態のエレベータの救出装置を示す側面図。 第7実施形態のエレベータの救出装置を示す側面図。 特開2005−67881号公報に開示されている救出装置を模式的に示す側面図。
符号の説明
S 昇降路の梁部材
1L 故障側乗りかご(他方の乗りかご)
1R 救出側乗りかご(一方の乗りかご)
2L,2R 救出口
5 渡し板
6 支持枠
10L,10R 支持部材
11 外壁面
12 床面
13L,13R 救出口の扉
20 渡し板
23 係合部材
30 渡し板
31 突出部材
32 第2の係合部材
40 渡し板
41 突出部材
42 第2の係合部材
44 揺動腕
46 リンク部材(固定具)
50 渡し板
54 係合部材
60L,60R 第2の支持部材
70 スイッチ(検出手段)
83 チェーン(線状体)
100 第1実施形態のエレベータの救出装置
200 第2実施形態のエレベータの救出装置
300 第3実施形態のエレベータの救出装置
400 第4実施形態のエレベータの救出装置
500 第5実施形態のエレベータの救出装置
600 第6実施形態のエレベータの救出装置

Claims (7)

  1. 隣接する一対のエレベータの一方の乗りかごから他方の乗りかごへと掛け渡される渡し板と、
    前記渡し板の先端および基端の下面にそれぞれ当接してこれを支持する、前記乗りかごの外壁面にそれぞれ設けられた支持部材と、を備え、
    前記渡し板は、両方の乗りかごに掛け渡された状態で前記一方の乗りかごの側に引き寄せられると前記他方の乗りかごの支持部材に係合する係合部材をその先端に有しているとともに、前記係合部材が前記他方の乗りかごの支持部材に係合したときにその基端が前記一方の乗りかごの床面上に位置するようにその全長が定められ、かつ前記支持部材に螺合して前記渡し板を固定するためのボルトを挿通可能な挿通孔を有しており、
    前記支持部材は、前記渡し板の下面に当接するその上壁が前記乗りかごの床面よりも上方に位置するとともに、前記渡し板の係合部材に係合すると前記渡し板の先端が前記一方の乗りかごに向かう方向および上方に変位不能に係止できるようにその形状が定められていることを特徴とするエレベータの救出装置。
  2. 前記渡し板は、
    その先端の下面から下方に突出して前記他方の乗りかごの支持部材に載置可能な突出部材と、
    この突出部材の下端が前記他方の乗りかごの支持部材に載置されている状態で前記一方の乗りかごの側に引き寄せられると前記他方の乗りかごの支持部材に係合する、前記突出部材の下端に設けられた第2の係合部材と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの救出装置。
  3. 前記突出部材は、前記渡し板から下方に突出する状態と前記渡し板に沿って平行に延びる状態との間で回動自在に前記渡し板に支持されており、
    前記渡し板は、前記突出部材を下方に延びる状態に固定するための固定具を有している、ことを特徴とする請求項2に記載したエレベータの救出装置。
  4. 前記渡し板は、前記一方の乗りかごから他方の乗りかごへと階段状に延びるように形成され、
    かつ前記渡し板の先端には、前記他方の乗りかごの支持部材と係合する係合部材が、その上下方向の向きを反転できるように着脱自在に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載したエレベータの救出装置。
  5. 前記支持部材に対して下方に位置をずらして前記外壁面に設けられた第2の支持部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの救出装置。
  6. 前記渡し板が掛け渡されたことを検出して乗りかごの運転を停止させる制御信号を送出する検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの救出装置。
  7. 前記渡し板を前記他方の乗りかごに掛け渡すときに前記渡し板の先端を支持するための線状体が、前記渡し板の先端と前記一方の側の乗りかごとを接続していることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの救出装置。
JP2006230708A 2006-08-28 2006-08-28 エレベータの救出装置 Expired - Fee Related JP4897398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230708A JP4897398B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 エレベータの救出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006230708A JP4897398B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 エレベータの救出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008050152A JP2008050152A (ja) 2008-03-06
JP4897398B2 true JP4897398B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39234545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006230708A Expired - Fee Related JP4897398B2 (ja) 2006-08-28 2006-08-28 エレベータの救出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4897398B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9980772B2 (en) 2010-03-10 2018-05-29 Biosense Webster (Israel) Ltd. Monitoring tissue temperature while using an irrigated catheter
KR102373913B1 (ko) * 2016-04-07 2022-03-11 인벤티오 아게 리프트 카로부터 사람을 대피시키기 위한 장치

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4112649A (en) * 1977-08-26 1978-09-12 Harnischfeger Corporation Boom section for telescopic crane boom
JPS56127573A (en) * 1980-03-07 1981-10-06 Hitachi Ltd Device for installing elevator cage
JPS5918767A (ja) * 1982-07-23 1984-01-31 Hitachi Ltd けい光体水性塗料組成物
JPH06255920A (ja) * 1993-03-04 1994-09-13 Toshiba Corp エレベータの非常救出装置
JP2656434B2 (ja) * 1993-03-29 1997-09-24 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エスカレータ歩行用足場
JPH1087204A (ja) * 1996-09-19 1998-04-07 Hitachi Ltd エレベータの非常救出装置
JP2000128471A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Hitachi Building Systems Co Ltd エスカレータ用照明の保守装置
JP2002309880A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Koki Okuda 植木用脚立保持具
JP2004123315A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの非常救出装置
JP4339652B2 (ja) * 2003-08-27 2009-10-07 三菱電機株式会社 エレベータのかごの側部救出装置
JP2005154025A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターの乗客救出装置及び乗客救出方法
JP2006103927A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Pica Corp エレベータ昇降路用足場装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008050152A (ja) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4191331B2 (ja) エレベーター装置
JP2008230724A (ja) かご上安全手摺装置
US10233054B2 (en) Elevator car upper handrail apparatus
CN110914183A (zh) 电梯系统
JP2007001711A (ja) エレベータのロープ制振装置及びロープ制振装置の取付構造
JP4897398B2 (ja) エレベータの救出装置
JPWO2003020629A1 (ja) 乗りかご及びエレベータ装置
EP2108610B1 (en) Machine-room-less elevator
JP2002284469A (ja) エレベーターのかご装置
KR101894830B1 (ko) 승강로 하부피트에 설치되어지는 안전장치
WO2002053484A1 (fr) Dispositif rampe superieure de cabine d'ascenseur
JP4091326B2 (ja) エレベーター装置
KR101820954B1 (ko) 현수 비계용 접이식 작업대 장치
JP2004075270A (ja) エレベータ装置
JP4251921B2 (ja) エレベーター装置
JP2004250186A (ja) エレベータ及びその故障時運転方法
JP2004244188A (ja) エレベータかご
JP2006016184A (ja) Cwtレスエレベータ装置
JP2014114081A (ja) エレベータの救出装置
JP4693565B2 (ja) エレベータ
WO2003104130A1 (ja) エレベータ装置
EP1329411A1 (en) Elevator device
JP2002128433A (ja) エレベータのかご上作業安全装置
JP2001294380A (ja) エレベータ配線ケーブル異常検出装置
WO2004041703A1 (ja) エレベータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees