JP2002128433A - エレベータのかご上作業安全装置 - Google Patents

エレベータのかご上作業安全装置

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JP2002128433A
JP2002128433A JP2000319739A JP2000319739A JP2002128433A JP 2002128433 A JP2002128433 A JP 2002128433A JP 2000319739 A JP2000319739 A JP 2000319739A JP 2000319739 A JP2000319739 A JP 2000319739A JP 2002128433 A JP2002128433 A JP 2002128433A
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JP
Japan
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car
hoistway
work
safety device
eaves
Prior art date
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Application number
JP2000319739A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Ishiguro
敬英 石黒
Takao Nishida
隆雄 西田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、組立・撤収作業を省略し、かつ昇
降路内の上部の機器や昇降路天井への衝突をより確実に
防止することを目的とするものである。 【解決手段】 かご12上での作業時に作業員を支持可
能な庇体17を、昇降路機器との干渉を避けつつかご1
2の上部外周から外方へ突出するように、かご12の上
部に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、かご上で保守点
検作業を行うことが可能なエレベータのかごに設けら
れ、かご上での作業時に作業員が昇降路内に落下するの
を防止するエレベータのかご上作業安全装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば実公平2−42704号公
報に示された従来のエレベータのかご上作業安全装置を
示す斜視図である。この例では、かご1の上部に、折り
畳み式の安全柵2が設置されている。安全柵2は、かご
1上で作業を行う際に組み立てられ、作業後には折り畳
まれる。
【0003】このように、通常は安全柵2を折り畳んで
おくことにより、かご1が最上位置まで移動した際に
も、昇降路内の上部に設置されている巻上機、シーブ等
の機器や昇降路天井と安全柵2との干渉が防止される。
これにより、昇降路内の上部に安全柵2と機器との干渉
を避けるための余分なスペースを確保する必要がなくな
り、昇降路の高さ寸法を抑えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のかご上作業安全装置では、保守点検作業時に安全
柵2の組立・折り畳みのための時間が加算されるため、
保守点検作業時間が長くなり、エレベータの稼働効率が
低下し、エレベータ利用者に対するサービスが低下して
しまう。また、安全柵2を組み立てたままにすると、安
全柵2が機器や昇降路天井に衝突する恐れがある。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、組立・撤収作
業を必要とせず、かつ昇降路内の上部の機器や昇降路天
井への衝突をより確実に防止することができるエレベー
タのかご上作業安全装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータのかご上作業安全装置は、昇降路機器との干渉
を避けつつかごの上部外周から外方へ突出するように、
かごの上部に固定され、かご上での作業時に作業員を支
持可能な庇体を備えたものである。
【0007】請求項2の発明に係るエレベータのかご上
作業安全装置は、かごの上部外周から外方へ水平に延び
るように庇体を配置したものである。
【0008】請求項3の発明に係るエレベータのかご上
作業安全装置は、金網状の庇体を用いたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。図1はこの発明の実施の形態の一例
によるエレベータのかご上作業安全装置を示す平面図、
図2は図1の装置を示す側面図である。図において、昇
降路11内には、かご12及び釣合重り13が吊り下げ
られている。かご12は、一対のかごガイドレール14
に案内されて昇降路11内を昇降される。釣合重り13
は、一対の釣合重りガイドレール15に案内されて昇降
路11内を昇降される。
【0010】かご12の上部には、かご12上での作業
時に作業員16を支持可能な複数の金網状の庇体17が
固定されている。庇体17は、かご12の上部外周から
外方へ水平に突出している。また、庇体17は、釣合重
り13及びガイドレール14,15を含む昇降路機器と
の干渉を避けつつ、かご12と昇降路壁11aとの間の
間隔を縮めるように配置されている。さらに、かご12
の前面は、乗場18に対向するため、庇体17は、かご
12の左右両側面及び後面に配置されている。
【0011】このようなかご上作業安全装置では、庇体
17により昇降路壁11aとの間の隙間が縮められてい
る(例えば300mm以下まで)ため、かご12上から
昇降路内の機器、例えばかご位置検出スイッチ、安全装
置(調速機)、乗場戸閉装置等への保守点検作業を安全
に行うことができる。また、機械室レスエレベータであ
れば、巻上機や制御盤等への保守点検作業も行うことが
できる。
【0012】また、庇体17はかご12上から上方へ突
出していないため、昇降路11内の上部の機器や昇降路
天井への衝突をより確実に防止することができる。さら
に、庇体17は、昇降路機器との干渉を避けるように配
置されており、通常の運転時にも固定されたままである
ため、組立・撤収作業を必要とせず、保守点検作業の時
間が長くなることはない。従って、エレベータの稼働効
率の低下及び利用者へのサービスの低下を防止すること
ができる。
【0013】さらにまた、かご12上の作業面積が広が
るため、作業性を向上させることができる。また、組立
式や折り畳み式の安全柵に比べて部品点数が少なく、コ
ストを低減できる。
【0014】さらに、庇体17を水平に配置したため、
庇体17上でも保守点検作業を容易に行うことができ
る。さらにまた、庇体17を金網状としたため、かご1
2の重量の増大を抑えることができるとともに、走行抵
抗の増加を抑えることができる。
【0015】なお、上記の例では、ロープ式のエレベー
タを示したが、ロープレスエレベータや油圧式エレベー
タなど、あらゆるタイプのエレベータにこの発明は適用
できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータのかご上作業安全装置は、かご上での作業時
に作業員を支持可能な庇体を、昇降路機器との干渉を避
けつつかごの上部外周から外方へ突出するように、かご
の上部に固定したので、昇降路内の上部の機器や昇降路
天井への衝突をより確実に防止することができ、また組
立・撤収作業を必要とせず、保守点検作業の時間が長く
なるのを防止することができ、エレベータの稼働効率の
低下及び利用者へのサービスの低下を防止することがで
きる。さらに、かご上の作業面積が広がるため、作業性
を向上させることができる。さらにまた、組立式や折り
畳み式の安全柵に比べて部品点数が少なく、コストを低
減できる。
【0017】請求項2の発明のエレベータのかご上作業
安全装置は、かごの上部外周から外方へ水平に延びるよ
うに庇体を配置したので、庇体上でも保守点検作業を容
易に行うことができる。
【0018】請求項3の発明のエレベータのかご上作業
安全装置は、金網状の庇体を用いたので、かごの重量の
増大を抑えることができるとともに、走行抵抗の増加を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一例によるエレベー
タのかご上作業安全装置を示す平面図である。
【図2】 図1の装置を示す側面図である。
【図3】 従来のエレベータのかご上作業安全装置の一
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 昇降路、11a 昇降路壁、12 かご、17
庇体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路機器との干渉を避けつつかごの上
    部外周から外方へ突出するように、上記かごの上部に固
    定され、上記かご上での作業時に作業員を支持可能な庇
    体を備えていることを特徴とするエレベータのかご上作
    業安全装置。
  2. 【請求項2】 庇体は、かごの上部外周から外方へ水平
    に延びていることを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タのかご上作業安全装置。
  3. 【請求項3】 庇体は、金網状であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご上作業
    安全装置。
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